JPS61210734A - デイジタル化された復調fmステレオ信号を復号するデイジタル回路 - Google Patents

デイジタル化された復調fmステレオ信号を復号するデイジタル回路

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JPS61210734A
JPS61210734A JP61035426A JP3542686A JPS61210734A JP S61210734 A JPS61210734 A JP S61210734A JP 61035426 A JP61035426 A JP 61035426A JP 3542686 A JP3542686 A JP 3542686A JP S61210734 A JPS61210734 A JP S61210734A
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    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ディジタル回路、特に復調したFMステレオ
信号を左右のチャンネル成分に復号するディジタル・フ
ィルタに関する。更に本発明のディジタル回路は、特に
、単独に集積回路チップ」二に形成するか又は他のFM
および/またはAM信号処理回路と共に同じチップ上に
形成することのできる、ステレオ・チャンネル復号用の
簡単化された回路を対象とする。
FMステレオ放送においては、3つの基本信号か送信さ
れている。信号スペクトルの一部は左右のチャンネル成
分の和(L十R)を表わす信号の送信に割当られている
。スペクトルの他の一部は左右のチャンネル成分間の差
(L−R)を表わす信号を送信するのに割当られている
。標準FMステレオ放送信号の第3の部分は1.9 k
llzのパイロット・1・−ンを含んでいる。このトー
ンは信号を左右のチャンネル成分に復調するのに使用さ
れる。
本発明は特に既にディジタル化されている復調信号を受
信する回路部分を対象とする。本明細書で使用されてい
る[ディジタル化(digitize) Jという用語
は周期的にサンプリングしたアナログ信号を等価な二進
数の表現に変換することを意味する。典型的には、各ア
ナログ・サンプル値は一連の二進ディピッl−(ビット
)による表現に変換される。しかしなから、アナログ・
サンプル値は典型的には各位置(桁)が2のベキ数であ
る特定の重み付は係数に相当する二進表現に変換される
が、本発明では他の数表現システムを用いてもよいこと
に注意されたい。
こ\で本発明は、左右両チャンネルの情報を含む、既に
復調されディジタル化された信号を受信する回路に関す
るものであることに注意されたい。
従って、本発明の回路の機能は抽出された左チャンネル
および右チャンネルの情報を表わすディジタル化された
出力信号を発生することである。
従来、FM受信器における19kHzのパイロット・1
・−ンの再生は全てアナログ回路による設計原理を使用
して達成されている。この原理では、典型的には周波数
を2分の1にする分周器に出力を供給する3 8 kt
lzの発振器を19kllzの1・−ンにロックする位
相ロックループ(P L L)を使用している。パイロ
ット・1・−ンの再生は左右のチャンネル情報信号を分
離するために不可欠である。
しかしながら、実質的に他の全ての周波数を阻止しなが
ら、19kllzの1・−ンを減衰さぜることなく通過
させるような周波数応答特性を有するディジタル・フィ
ルタを設けることは簡単なことではない。最終的なチャ
ンネル分離用の所望の38kllzのトーンを発生する
ためには、信号出力に適当な位相関係が存在することが
必要である。更に、加算および減算のような演算を行う
ディジタル回路を構成することは比較的簡単であること
が知られているか、掛算のような演算を行うディジタル
回路を設けることは比較的により困難であることもまた
知られている。従って、適当なディジタル・フィルタの
望ましい特徴の1つは、実行される掛算動作の数が最小
になるように実施することである。ディジタル回路を集
積回路チップ−にに作ることが好ましい場合には、チッ
プの大きさおよび価格の点でスペースおよび電力の両方
を節約するようにできる限りディジタル掛算回路を少な
くすることか望ましい。
発明の概要 本発明によれは、必要とする掛算の数を減らした独特の
構成を有するディジタル・フィルタか提供され、このフ
ィルタは例えばディジタル化された19kllzのパイ
ロット・1・−ンの出力と90゜移相した]9kllz
の1・−ンを表わす別のサンプル出力を発生ずるため用
いられる。これにより、到来信号を左右のチャンネル成
分に分離するために使用される所望の38 kllzの
ステレオ搬送波信号を発生ずることができる。本発明の
好適実施例においては、ディジタル・フィルタはパイロ
ット・1・−ンの19kllzの周波数の12倍である
228kllzの→ノ゛ンプリング速度で動作する。こ
のサンプリング速度における動作は、特に回路の簡単化
という点では、必要な掛算回路の数を最小にできるので
非常に有益である。第1のディジタル掛算回路か成る時
刻におけるディジタル・フィルタの出力とそれより早い
時刻におけるフィルタの出力との積を形成して、ディン
タル化された3 8 kllzのステレオ搬送波信号を
発生する。この信号は次いで第2のディジタル掛算回路
で使用され、この第2のディジタル掛算回路は出力にデ
ィジタル化されたrL、−RJ倍信号発生する。その後
、簡単な加算回路および減算回路を使用して左右のチャ
ンネル成分か別々の信号路に取り出される。
従って、本発明の目的は、復調されディジタル化された
FMステレオ信号を左右のチャンネル成分に復号するデ
ィジタル回路を提供することにある。
また、本発明の目的は最小の数の掛算回路を使用したF
Mステレオ信号復号用のディジタル回路を提供すること
にある。
本発明の更に他の目的は、単独でまたは他の復号および
復調回路の一部として集積回路チップ」二に容易に形成
できるディジタル・チャンネル分離回路を提供すること
にある。
本発明の更に他の目的はFM信号のディジタル処理を行
うことである。
本発明の目的は、必要なスペースおよび電力を小さく、
かつ単一の集積回路チップ上に容易に形成できるような
FMステレオ信号復号用のディジタル回路を提供するこ
とにある。
本発明の主題は特許請求の範囲に記載したが、本発明の
構成および実施方法、ならびに他の目的および利点につ
いては添付の図面を参照した以下の説明からよりよく理
解されよう。
発明の詳しい記載 本発明の動作を理解するには、本発明の回路に印加され
る信号のスペクトル分布を知るのが便利である。復調さ
れたFM信号は本質的に前述した3つの異なる成分を有
する。具体的に云うと復調されたFM信号は0乃至15
kllzの周波数範囲に左右のステレオ・チャンネル成
分の和(L+R)を表わす信号を含んでいる。また、現
在のFCC規格によって要求されているように19kl
lz±2Ilzの周波数内にある1 9 kllzのパ
イロット・トーンが設けられている。パイロット・トー
ンの周波数の2倍の38 kllzの周波数を中心とし
て、左右のチャンネル成分の差(L−R)の情報が両側
波帯抑圧搬送波(DSSC)信号中に符号化されている
。差L−Rの情報は典型的には図示のように23 kl
lz乃至53 kllzの周波数帯域内にある。第1図
に示す信号のスペクトルは、本質的に本発明の回路に入
力としてデジタル形式で供給される信号のスペクトルで
ある。
本発明のディジタル・フィルタ回路は基本的にはディジ
タル化された1 9 kllzのパイロット・トーンを
取り出すためのディジタル・フィルタとして設計される
。しかしながら、本発明の目的を達成するために、19
kllzの周波数を中心とした極端に狭い帯域を有する
ディジタル・フィルタを形成するために従来の設計手順
を適用することはさほど簡単なことではない。特に、本
発明では非常に簡単に実施することができるようにディ
ジタル・フィルタ用のサンプリング速度を選択した。更
に、本発明のフィルタはディジタル化された19kHz
正弦波信号を発生しなければならないだけでなく、同じ
信号の余弦波信号を容易に発生できるように動作しなけ
ればならない。回路を簡単にするだめに、特殊な形式の
ディジタル・フィルタを記述するZ変換伝達関数で追加
の極位置を選択することも必要である。更に、回路の簡
単化のために追加の変換棒を選択すると、実効的に19
 kllzの周波数を中心とする単一の狭帯域のみを有
する伝達関数を発生ずるように隣接の伝達関数の零点を
選択することも必要になる。
第2図は選択された極の数Mか6である場合の本発明の
ディジタル・フィルタの好適実施例を示すものである。
特に、第2図に示す線図は本発明のディジタル・フィル
タの好適実施例の2変換H(2)の極および零点をプロ
ットシたものである。
この特定の場合において、H(z)の極の数Mは6であ
り、サンプリング速度は2Mx19kllzに等しい2
28 kllzである。従来のように第2図においては
、伝達関数の零点は○で示されており、伝達関数の極は
×で指定されている。ディジタル信号処理の分野で知ら
れているように、図示の単位円に沿った種々の点は角周
波数ωの異なる値に対応している。特に、0°の角度は
011zの周波数に対応している。単位円に沿って正の
実軸から測定して反時計方向に移動するに連れて、ωの
値は11′L調に増大し、本設計においては180°の
角度が114 kllzの周波数に相当し、360°の
角度は228 kllzの周波数に相当【7ている。本
発明の1」的は19kllzの周波数において大きな応
答特性を有するようにすることであるので、19kll
zと228 kllzの比が30°と360°の比に対
応することから正の実軸に対して30″の角度の所に極
を有することが必要であることか理解されよう。
しかしなから、またディジタル信号処理の分野で知られ
ているように、単位円上に直接置かれた極を有すること
はこのような極の位置においては不安定になりやすいの
で好ましくない。従って、30°の角度の所に示されて
いる極は単位円の中に若干入った所に設けられる。後で
詳しく説明するか、30°の角度に示されている極は(
またその他の極も)原点から1、.2−Nの距離の所に
設けることか好ましい。Nは2より大きい実数であるが
、8のような整数が好ましい。極または零点は実現可能
な回路を形成するために複素共役対で生しることか必要
であるので、第2の整合用の極は330°の角度の所に
あることか必要とされる。
19 kllzの周波数の所で急峻な応答ピークを作る
ことか本発明の設計目的である場合には、単にこれらの
2つの位置、すなわち30°および330°の所におけ
る極で十分であろう。しかしながら、回路の簡単化のた
めに本発明のフィルタは単位円の中に作に入った所で、
円の周囲に均等に分配されている多くの極を用いる。こ
の場合において、サンプリング速度は228 kllz
であるので、全体でM=6の極か選択され、この各極は
360°/Mの角度たけ円に沿って隣りの極から分離さ
れている。この極の分布は分母かzMMgO形である伝
達関数を形成する。」−述したように、βは典型的には
1.2−Nとなるように選択される。
しかしなから、90’、150°、210’および27
0°の角度の所に余分な極があることによりフィルタの
出力に好ましくない成分が通常発生する。すなわち、こ
れらの極が単独で存在する場合には、フィルタは所望の
周波数以外の周波数を通過するように作用する。従って
、本発明の設計においてはこれらの極の影響を軽減する
ために、これらの極に隣接してそれぞれの角度の所に零
点を設ける。従って、伝達関数の零点は第2図に示すよ
うに90°、150°、210°および270°の角度
の所に設けられている。しかしながら、これらの零点は
単位円それ自身の−にに位置している。また、このよう
な位置は、これらの零点を含む因子の代数的展開を行っ
たときディジタル掛算回路を必要とするような係数が生
じないという理由で回路の簡単化を促進するのに役立っ
ている。
一般に、零点はまた複素共役対で生じ、十分な対称性を
有するので、余分な掛算を行うことな〈実施可能である
。しかしながら、150°および210°の角度の所に
設けられている零点については右十分の面内に対応した
対照的な零点か設けられていない。このような零点を設
けることは当然フィルタの19kllzの選択性を損う
ものである。
更に、零点は、直流成分を除去し、更に回路の簡単化を
促進するために、z=+1およびz−−1の所に設けら
れている。
従って、本発明の好適なディジタル・フィルタの実施例
は次式にはゾ等しい2変換伝達関数を有している。
(z2+1)  (z2−1)  (z  十〜r治z
+1)こ\において、Nは2より大きい実数であり、■
は換算係数である。上式は展開することができ、分子お
よび分母を共に26の因数で割ると、その結果次のよう
になる。
x+、、/T (z ’−7−5) +z ”−z−4
−z ’H(z)の上記の第2の式はディジタル・フィ
ルタに対する人出力関係を表わす一層直接的な形式を与
える。具体的に示すと、次式が得られる。
」一式においてはN=8とし、換算係数Hは0.002
82とした。」一式においては、サンプリング周期Tは
、しばしば使用される本発明に従って簡単化のために抑
圧されている。(n)に関する上式はディジタル回路に
おいて容易に実施し得る形式に書かれている。
一1二記のディジタル・フィルタを実施する特定の回路
が第3図に示されている。例えは、第3図の回路はディ
ジタル式に表わされている値x (n)乃至x(n−6
)を記憶するクロック作動式のシフトレジスタを有して
いる。更に、出力y (n)はまた−組のクロック作動
式シフトレジスタに供給され、同様な符号が付されてい
る。第3図のディジタル回路はまた図示のように加算器
、減算器および掛算器を有している。また、掛算器の代
りにシフト回路装置(shifter )が示されてい
る。
第3図に示す回路の内、ディジタル・フィルタ部分は本
質的にX値に対するシフトレジスタとy値に対するシフ
トレジスタとの間の回路部分である。
出力Y (n)は図示の回路によって発生されることが
容易にわかる。特にx(n−1)およびX(n−5)に
関連する項は4桁でJlの10進数を表わす1.732
の掛算の前に差の演算において一緒にグループ化されて
いる。従って、このグループ化は必要とするディジタル
掛算器の数を減らしていることがわかる。また、第3図
に実施例が示されている本発明のディジタル・フィルタ
部分はこの単一の掛算器のみを含んでいることがわかる
。これは本発明の重要な利点である。更に、H(z)に
関する上式においてNとして2より大きい整数を選択す
ることによって、掛算器の代わりにシフト装置を使用す
ることが可能である。また、周知のように、2のベキ数
の掛算は二進数の位置を単にシフトさせることによって
容易に達成される。値Nは第2図において互いに隣接し
ている極および零点間の距離を制御する。Nの値が大き
くなればなるはと、極および零点は一層近接する。しか
しながら、実用的な実施のため及び安定性の問題を避け
るために、Nは本発明においては8の近くの整数に選択
することか好ましい。
従って、上述したディジタル・フィルタ回路は出力y 
(n)としてディジタル化表現の19kllzパイロツ
ト・トーンを発生することかわかる。フィルタは22 
’8 kHzのサンプリング速度で動作するので、y 
(n)乃至y(n−6)の各サンプルは30°の位相角
度で分離されている。これは12に等しい2Mによって
3600が30°ずつの区分に分割されるためである。
従って、y(n−3)におけるサンプルはy (n)に
対して90゜移相した関係にあるので、余弦波信号を表
わしている。次の三角恒等式を次に使用する。
Sin XCo5 Y=+ [Sin  (X十Y)+
Sin  (X−Y) ] 上記の特定の例では、X=Yてあり、Sin XCo5
Y=+5in2Xになることがわかる。従って、本発明
は掛算器を使用してy (n)およびy (n −3)
の積を形成して、その結果信号c (n)を発生する。
この信号は38 kllzのステレオ搬送波信号を表わ
している。一般に、上記三角恒等式から、掛算は2つの
信号の和、すなイっち2つの周波数の和に基づいた信号
と、2つの周波数の差に基づいた信号との和を発生する
ように動作する。」−述したフィルタにおいては、ディ
ジタル・フィルタに対して極の数M=6を選択して出力
信号y(n−3)を形成する。この出力信号はy (n
)に対して適当な位相を有していて、ディジタル掛算器
の出力として38 kllzのステレオ搬送波信号c 
(n)を発生させることができる。
信号c (n)を発生することにより、第3図において
L−Rで示した、左右のステレオ・チャンネル間の代数
差を表わす信号を発生することができる。」二連した三
角恒等式に示されている原理に基づいて、38 kll
zのステレオ搬送波信号の掛算により到来信号のL−R
部分が0および15kllz間の周波数範囲にシフトし
、またこの部分の信号は76kllzを中心とする周波
数帯域にシフトする。
この76kllzを中心とする周波数範囲は可聴範囲外
であるので、この帯域の信号部分は無視することかでき
る。同様に、ディジタル化され復調された入力FM信号
中の38 kllzを中心とするスペクトル情報はまた
同様に人間の耳に聞くことができないので無視すること
ができるし、または後でろ波して除去することができる
。このため、入力信号の関連する部分はそのL+R部分
のみである。
従って、簡単なディジタル加算器を設けて、この加算器
により」二連したように発生したL−R信号をL+R部
分を含む入力信号と加算して、左チャンネルのディジタ
ル化された部分を実質的に表わす信号を発生する。同様
に、また減算器を第3図に示すように使用して、右チヤ
ンネル成分を表わす信号を発生する。記号的には、これ
は(L十R)−(L−R)=2Rとして記載される。こ
のように、本発明のディジタル回路はディジタル化され
復調されたFM信号を左右のステレオ・チャンネル成分
にそれぞれ複合するように動作する。
従って、本発明のディジタル回路は、3つのディジタル
掛算器のみを有するディジタル回路を使用してFMステ
レオ放送信号をディジタル的にかつ適確に復号する手段
を提供することが理解されよう。実際、本発明の回路の
ディジタル・フィルタ部分は単一のディジタル掛算器の
みを有している。従って、このような簡単に実施できる
フィルタはFMステレオ信号の復号のために集積回路に
容易に取り入れられることが理解されよう。また、この
ような回路はチップ面積が小さく、かつ電力が少ないこ
とがわかる。第3図に示す回路は本発明の好ましい実施
例であるが、y(n−6)を含むレジスタから入力を受
信するシフト装置および減算器はNが整数値でない場合
には別の掛算回路と置き換えることができることも注意
されたい。
更に、上述した説明においては第3図に示す種々のレジ
スタ、シフト装置、加算器、減算器および掛算器に使用
されるビット数については全く言及していないが、本発
明の範囲または精神から逸脱することなく種々の値を使
用することができる。
しかしながら、FMステレオ信号を分離するためには、
8乃至15ビツトを使用することができ、上述の特定の
用途に対しては10または12ビツトが好ましい。また
1、こ\で用いる好ましいサンプリング速度は正確°な
信号再生のために必要とされるナイキスト速度(Nyq
ujst rate)よりも十分大きくすることに注意
されたい。本発明における左右のチャンネルからの出力
信号は典型的には、量子化および変換処理により生じる
ことのある望ましくない高周波成分を取り除くために、
ディジタル−アナログ変換装置およびローパスフィルタ
に供給されることも注意されたい。
本発明を好適な実施例に従って説明したが、本技術分野
に専門知識を有する者にとっては多くの変更および変形
を行うことができよう。従って、特許請求の範囲は本発
明の真の精神および範囲内に入るこのような全ての変更
および変形を含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、周波数fの関数として表わした典型的な復調
されたFMステレオ信号のスペクトル図である。 第2図は本発明のフィルタの好適実施例における2変換
関数を表わず複素N]乙面内の極及び零点を示す線区で
ある。 第3図は本発明を実施した好ましい構成図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、復調されディジタル化されたFMステレオ信号をデ
    ィジタル化された左右のチャンネル成分に復号するディ
    ジタル回路において、 一連の入力x(nT)を受信して、一連の出力y(nT
    )を発生するディジタル・フィルタであって、次式にほ
    ゞ等しいz変換伝達関数を有し、H(z)=H{[(z
    ^2+1)(z^2−1)(z^2+√3z+1)]/
    [Z^6+(1−2^2^−^N)]}こゝで、Nは2
    より大きい実数であり、Hは換算係数であり、更に当該
    フィルタは228kHzにほゞ等しいサンプリング速度
    に対応する周期Tを有するサンプリング速度で動作する
    当該ディジタル・フィルタと、 ディジタル化されたステレオ搬送波信号c(nT)を形
    成するために、時刻nTにおける前記フィルタの出力y
    (nT)と時刻(n−3)Tにおける前記フィルタの出
    力y(nT−3T)との積を形成する第1のディジタル
    掛算回路と、 ディジタル化されたL−R信号を形成するために、時刻
    nTにおける前記フィルタの入力x(nT)と時刻nT
    における前記第1のディジタル掛算回路の出力c(nT
    )との積を形成する第2のディジタル掛算回路と、 を有することを特徴とするディジタル回路。 2、特許請求の範囲第1項記載のディジタル回路におい
    て、該ディジタル回路が、 前記第2のディジタル掛算回路からの前記L−R信号と
    前記入力信号x(nT)との和を形成して、前記左チャ
    ンネル・ステレオ情報を表わす信号を発生するディジタ
    ル加算回路と、 前記L−R信号と前記入力信号x(nT)との差を形成
    して、前記右チャンネル・ステレオ情報を表わす信号を
    発生するディジタル減算回路を含んでいるディジタル回
    路。 3、特許請求の範囲第1項記載のディジタル回路におい
    て、Nが整数であるディジタル回路。 4、特許請求の範囲第1項記載のディジタル回路におい
    て、N=8であるディジタル回路。 5、一連の入力x(nT)を受信し、一連の出力y(n
    T)を発生するディジタル・フィルタ回路であって、次
    式にほゞ等しいz変換伝達関数を有し、 H(z)=H{[(z^2+1)(z^2−1)(z^
    2+√3z+1)]/[Z^6+(1−2^2^−^N
    )]}こゝで、Nは2より大きい実数であり、Hは換算
    係数であり、更に228kHzにほゞ等しいサンプリン
    グ速度に対応する周期Tを有するサンプリング速度で動
    作するディジタル・フィルタ回路。
JP61035426A 1985-02-22 1986-02-21 デイジタル化された復調fmステレオ信号を復号するデイジタル回路 Expired - Lifetime JPH061919B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/704,123 US4630299A (en) 1985-02-22 1985-02-22 Digital circuit for decoding digitized, demodulated FM stereo signals
US704123 1985-02-22

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