JPS61209285A - 水棲生物の生息環境改善用成形物および組成物 - Google Patents

水棲生物の生息環境改善用成形物および組成物

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JPS61209285A
JPS61209285A JP60049613A JP4961385A JPS61209285A JP S61209285 A JPS61209285 A JP S61209285A JP 60049613 A JP60049613 A JP 60049613A JP 4961385 A JP4961385 A JP 4961385A JP S61209285 A JPS61209285 A JP S61209285A
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Japan
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sodium percarbonate
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improving
habitat
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JP60049613A
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Masao Sato
雅男 佐藤
Mikio Kageyama
影山 幹男
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SENZAKI GYOGYO KYODO KUMIAI
Sumitomo Cement Co Ltd
Original Assignee
SENZAKI GYOGYO KYODO KUMIAI
Sumitomo Cement Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、過炭酸ナトリウムの遅溶性化を図った水棲生
物の生息環境改善用成形物およびこの成形物をベースに
した取扱い容易で、経済的かつ水棲生物の生息環境改善
効果の優れた水棲生物の生息環境改善用組成物に関する
「従来の技術」 従来、過炭酸ナトリウム(ペルオキソ炭酸ナトリウム)
は、赤潮や貝毒の原因となる有害プランクトン類の防除
に有効であることが知られている(特願昭54−140
945号、特願昭54−173255号、特願昭55−
33707号2%願昭56−183365号)。また、
この過炭酸ナトリ・ラムは、水底質への酸素補給による
水棲生物の生息環境改善にも有用であることが知られて
いる(特願昭50−71440号)。しかし、この過炭
酸ナトリウムは、水に易溶で、酸素の放出が早過ぎるた
め、比較的辰層に分布する有害プランクトンの防除には
有効だが、貝毒プランクトンのような海面下lO数メー
トルに分布するプランクトンの防除や底質の改良には不
向きである。そのため、過炭酸ナトリウムにバインダー
を添加して成製、造粒する方法(%−11I11昭48
−87084号、特m@55−160140号、%願昭
56−183365号)や、造粒後に表面コーティング
する方@(特願昭50−71440号)が提案された。
すなわち、%顧昭48−87084号では、バインダー
としてアルギン酸ナトリウム、各8i植物ガム賀、紘維
素誘導体などの天然物や、ポリビニルアセテート、ポリ
エチレンオキサイドなどの合成粘結剤などが有効である
とされている。また、特願昭55−160140号では
バインダーとしてα−オレフォン添加を提案している。
さらに、特S昭50−71440号では表面コーティン
グ剤としてポリビニルアルコールを引用している。以上
は有機物をバインダー、またはコーティング剤として用
いる方法でるる。一方、無機物を使用する方法として特
!昭56−183365号に過炭酸ナトリウムにアルカ
リ土類金属の珪酸塩、コロイドn酸、珪酸アルミニウム
から選ばれる少なくとも1種のバインダーを配合して成
形し、次いで炭酸ガス中で固化することによシ成形物を
得る方法が提案されている。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、上記いずれの方法も過炭酸ナトリウムの泗溶性
効果の是非はともかくとして、工程上、繁雑であり、コ
スト高を免れないという欠点がめった。また、有機物を
用いることは、COD、BODの低減を目的とすること
からして本質的に好ましくない。
「問題点を解決するための手段」 上記問題点に対し、本発明者らは、比較的安価な無機物
を用い、簡単なグロセッシングにより成形体を得る方法
について鋭意研究したところ、水酸化カルシウム(消石
灰)を過炭酸ナトリウムに30〜2000重量部の範囲
で配合し、乾式成形したものが、水中投入後、水底に沈
降し、何ら崩壊することなく、むしろ硬化性を増して酸
素管長時間に亘って発生しつづけることを知見するに至
りた。本発明は、この知見に基づいてなされたものであ
る。すなわち、本発明は、1つには、粉粒状の過炭酸ナ
トリウム100.ti一部に30〜2000重量部の水
酸化カルシウムを配合し、この配合物を乾式成形してな
る水棲生物の生息環境改善用成形物でるり、もう1つに
は上記成形物1003i量部に対して平均粒径5m以下
の細骨材t−100〜10000重量部配合してなる水
棲置部の生息環境改善用組成物である。
「作 用」 本発明によれば、消石灰という安価な原料を配合し、乾
式成形するだけで過炭酸ナトリウムの遅溶性成形物が得
られるので、工程はシンプルであり、量産効果が高<、
ma的に有利である。
なお、本発明において、過炭酸ナトリウム100m11
部に対する消石炭の配合量を30〜2000重量部と限
定し九のは、303i量部より少ないと過炭酸ナトリウ
ムの運漕効果が少なく、かつ成形物の酸素発生後の多孔
体が@量となシ過ざて浮上してしまうからでるる。一方
、2000重量部より多くなると、酸素の放出速Kが抑
制され過ぎ、生息環境改善の効果が少なくなるためでお
る。
また、消石灰についてOa”+の溶出による高pH値が
懸念されるが、成形物は水中にてなんら崩壊することな
く原形を保持するので、粉状物に比べて溶出量ははるか
に少なく、生体に対する影響の心配はない。むしろ、本
成形物からの適墓な溶出Oa″′は、養殖漁場の魚が冒
され易いとされる類結節症や連幀球菌症などをもたらす
病源画に対して殺菌作用をおよぼし、底質の生息環境改
善上好ましいものである。
本発明の過炭酸ナトリウムの遅溶性成形物は、それのみ
でも水棲生物の生息環境改善用として優れたものである
が、なお一層の効果を上げるためには、成形物の大きさ
を5m径以上とし、この100重量部に対して5m径以
下の細骨材を100〜10000重量部配合して投入置
部ことが公費でるる。
本願において、成形物の大きさを5m径以上とする理由
の一つは、工業的に乾式連続成形する場合、ブリケラテ
ィングマシンをこれから得られるペレットの大きさが通
常5惰以上であるためである。そして、さらに重要な理
由は、 5+w以下の細骨材と配合したものt−115
J時に投入した時に、水中にて沈降速度の大小により分
離沈積して下層に成形物が、上層に細骨材が堆積するこ
とを狙うためである。また、上記のように%酸素発生源
となる過炭酸ナトリウム遅溶性成形物を細骨材の層が被
覆し、封鎖することによって発生する酸素か有効(持続
的)に底質改善に消費される。
本願においては、上記のような粒径規定を設けることに
より成形物と細骨材を同時に水中投入しても分離効果が
得られるので、成形物と細骨材を別々に時rM6を置い
て投入するのに比べてはるかに能率を上げることができ
る。
また、本願において細骨材の配合蓋を成形物100重量
部に対して100〜10000重量部としたのは100
重量部よp少ないと、被覆効果が不充分なためであり、
逆に10000ffi量部を越えても被覆効果が高まる
ことがないためでるる。
なお、細骨材として石灰石砕砂音用いれば、その色間の
白さによって保護色効果、例えば高級魚の寮MJEJに
おいて魚の色調が白味を帯び、より付加価値が増すこと
になるので有益である。
「実施例1」 過炭酸ナトリウムに消石灰、水酸化マグネシウム、戻酸
カルシウム、珪酸アルミニウム、石膏をを所定量配合し
、−軸加圧成形器にて40wφ、厚さ3簡の円板を成形
した。この成形体を水中に投入し、水中保形性を調べ、
さらに一部については水中の溶存酸素量をWinkle
r法(マンガン・ヨウ素滴定法)で測写した。その結果
を表1および図に示した。
表IK示すように、消石灰以外の無機質配合剤では全て
崩壊した。また、第1図において試料ム2の過炭酸ナト
リウム100重量部に対して消石灰を5001を部配合
した場合は、長期間に亘りて溶存酸素量が保持されるが
、A−1の消石灰25xis配合では初めの溶存酸素蓋
は^いが、日数の経過に伴なって、その低減が著しかっ
た。また、A−3の消石灰2500重量部配合ではブラ
ンク(過炭酸ナトリウム無添加)とほとんど変らず、過
炭酸ナトリウム添加の効果が発揮されていない。
〔表 1〕 「実施例2」 過炭酸ナトリウム(原単位): 200に4/lペレツ
トおよび消石灰(原単位): 5ooKf/l+ツトを
新東工業株式会社製のミックスマラーにて混合後、同社
製ブリケラティングマシンにより中心径5mm。
長さ10■のアーモンド状ペレットを連続製造した。そ
して、同ペレット1麺を10cInφ、長さ1mの透明
塩化ビニール管類の水槽に投入して水中保形性と酸素発
生持続時間を調べたところ、水中保形性は完全であり、
酸素の発生は漸減してくるものの約1ケ月に亘って発生
が認められた。
「実施例3」 上記実施例2で作製したアーモンド状の過炭酸ナトリウ
ム遅溶性成形物100重蓋部に対して、細骨材として表
2の粒度構成の石灰石砕砂(住友セメント株式会社製)
を900重量部配合した。
そして、上記成形物単味、石灰砕砂配合のもの、および
ブランクについて底質改善比較実験を行なった。実験方
法および結果は以下の通りである。
〔表 2〕 (実験方法) 内径10副、高さ1mの透明塩化ビニール管の底にゴム
栓をしたものを3つ用意し、各々にハマチ養殖漁場(山
口県仙崎港内)の底泥を10cmの高さまで入れた後、
一つには前記過炭酸ナトリウム遅溶性成形物のみを添加
し、もう一つには過炭酸ナトリウム遅溶性成形物と石灰
石砕砂とを添加し、残りの一つはブランクとした。これ
らに1さらに海水を満たした後、空気部分が残らないよ
うにして上部開口部にゴム栓をした。これらを転倒攪拌
後、25℃恒温室内KIIaした。そして、5日経過後
に各塩化ビニル管の底から50国の鳩さの位置で海水を
採取し、溶存酸素量をWinkler法で測定した。
(実験結果) 上記結果を表3に示す。この表から分かるように石灰石
砕砂添加により生息環境の改善効果が高まっていること
が確認された。
表  3 「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、過炭酸ナトリウ
ムに消石灰という安価な原料を配合し、乾式成形するだ
けで水棲生物の生息環境改善効果の高い過炭酸ナトリウ
ムの遅溶性成形物を得ることができ、製造工程をシンプ
ルにすることができ、蓄産効果を高め、製造コストの低
減化を図ることかできる。
【図面の簡単な説明】
図は本願発明の水棲生物の生息環境改嵜用成形物(図中
42)と比較品を水中投入した場合の各溶存除素童の経
日変化を示すグラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉粒状の過炭酸ナトリウム100重量部に30〜
    2000重量部の水酸化カルシウムを配合し、この配合
    物を乾式成形してなる水棲生物の生息環境改善用成形物
  2. (2)成形平均粒径を5mm以上としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の水棲生物の生息環境改
    善用成形物。
  3. (3)粉粒状の過炭酸ナトリウム100重量部に30〜
    2000重量部の水酸化カルシウムを配合し、この配合
    物を平均粒径5mm以上となるように成形し、さらにこ
    の成形物100重量部に対して平均粒径5mm以下の細
    骨材を100〜10000重量部配合してなる水棲生物
    の生息環境改善用組成物。
  4. (4)細骨材として石灰石砕砂を用いることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の水棲生物の生息環境改
    善用組成物。
JP60049613A 1985-03-13 1985-03-13 水棲生物の生息環境改善用成形物および組成物 Granted JPS61209285A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001050863A1 (fr) * 2000-01-12 2001-07-19 Tateho Chemical Industries Co., Ltd. Inhibiteurs de la proliferation du phytoplancton et procede de purification de l'eau au moyen de ceux-ci

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001050863A1 (fr) * 2000-01-12 2001-07-19 Tateho Chemical Industries Co., Ltd. Inhibiteurs de la proliferation du phytoplancton et procede de purification de l'eau au moyen de ceux-ci

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