JPS61133140A - 水浄化用組成物 - Google Patents
水浄化用組成物Info
- Publication number
- JPS61133140A JPS61133140A JP25299084A JP25299084A JPS61133140A JP S61133140 A JPS61133140 A JP S61133140A JP 25299084 A JP25299084 A JP 25299084A JP 25299084 A JP25299084 A JP 25299084A JP S61133140 A JPS61133140 A JP S61133140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zeolite
- water
- composition
- aluminum sulfate
- purifying water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、水質汚染物質を吸収、吸着或は凝集させて水
を浄化する組成物に関するものであり。
を浄化する組成物に関するものであり。
赤潮の防止、上下水及びし尿処理に用いる組成物に関す
るものである。
るものである。
従来技術
従来、水浄化剤としては、活性炭、イオン交換樹脂１舎
成又は天然のゼオライト、酸性白土、カリオン、ベント
ナイトが用いられている。
成又は天然のゼオライト、酸性白土、カリオン、ベント
ナイトが用いられている。
一方、ポリ塩化アルミニウム又は硫酸アルミニウムは、
電解質凝集剤として、水浄化に用いられている。
電解質凝集剤として、水浄化に用いられている。
発明が解決しようとする問題点
近年沿岸水域、特に閉鎖的水域においては水の汚染問題
が頻発している。養殖或は水中栽培事業にとって水質の
維持及び管理は重大であり、水中懸濁物、底層汚染から
生ずるリン、窒素等を含む有機化合物や有害ガス或は赤
潮の被害から作物を僅かな費用と労力で防禦する方法の
出現が望まれている。
が頻発している。養殖或は水中栽培事業にとって水質の
維持及び管理は重大であり、水中懸濁物、底層汚染から
生ずるリン、窒素等を含む有機化合物や有害ガス或は赤
潮の被害から作物を僅かな費用と労力で防禦する方法の
出現が望まれている。
従来、ゼオライトは水浄化剤として知られており１例え
ば、燐、アンモニア性窒素等の吸着能が高いことは「ベ
トロ底質改良技術開発試験事業報告」昭和５３年水産庁
編３８頁及び１２５頁に。
ば、燐、アンモニア性窒素等の吸着能が高いことは「ベ
トロ底質改良技術開発試験事業報告」昭和５３年水産庁
編３８頁及び１２５頁に。
又ＤＯ及びＣＯＤ維持に効果があることは同８６真に記
載されており、又更に、赤潮等のテランクトンに対して
直接的効果が認められたことが「昭和５４年赤潮対策技
術開発試験報告」 （昭和５３年３月鹿児島県水産試験
所発行）３１頁に示されている。
載されており、又更に、赤潮等のテランクトンに対して
直接的効果が認められたことが「昭和５４年赤潮対策技
術開発試験報告」 （昭和５３年３月鹿児島県水産試験
所発行）３１頁に示されている。
一方、ポリ塩化アルミニウムや硫酸アルミニウムは、凝
集剤として知られており赤潮等のプランクトンに強い影
響を及ぼすものであるが水面或は攪拌の可能な比較的浅
い水面でのみ効果があることが前記報告（鹿児島県水産
試験所発行）２９頁及び５２頁に記載されている。
集剤として知られており赤潮等のプランクトンに強い影
響を及ぼすものであるが水面或は攪拌の可能な比較的浅
い水面でのみ効果があることが前記報告（鹿児島県水産
試験所発行）２９頁及び５２頁に記載されている。
然しなから、攪拌が困難な水深２〜４ｍより比較的深い
水に対する効果的な方法は開発されていない。
水に対する効果的な方法は開発されていない。
問題点を解決するための手段
本発明は、ゼオライトと、ゼオライトに対し０．００１
〜１％ポリ塩化アルミニウム又は硫酸アルミニウムとを
含をすることを特徴とする水浄化用組成物である。
〜１％ポリ塩化アルミニウム又は硫酸アルミニウムとを
含をすることを特徴とする水浄化用組成物である。
本発明のゼオライトとは１モルデナイト（モルデン沸石
）を主体としこれにクライノブチライト（斜プチロル沸
石）を少量含むものが代表的であり、その他種々のもの
が使用できる。
）を主体としこれにクライノブチライト（斜プチロル沸
石）を少量含むものが代表的であり、その他種々のもの
が使用できる。
水浄化用組成物を製造するに当っては、ポリ塩化アルミ
ニウム又は硫酸アルミニウムを直接又は、溶液例えば水
溶液の形でゼオライトと混合し。
ニウム又は硫酸アルミニウムを直接又は、溶液例えば水
溶液の形でゼオライトと混合し。
粉末化ないし粒状とするのが一般的である。粉末ないし
粒状の粒子の径は、水面にしばらく例えば４〜１０分程
度浮遊し、その後沈む程度であれば良＜、５ｍｍ以下が
望ましい。
粒状の粒子の径は、水面にしばらく例えば４〜１０分程
度浮遊し、その後沈む程度であれば良＜、５ｍｍ以下が
望ましい。
ゼオライトに対し、ポリ塩化アルミニウム又は硫酸アル
ミニウムの量は、０．００１％以下では効果が少なく又
１％以上となると、ゼオライトとの併用の効果が顕著で
なくなり、好ましくは、０．３〜０．５％程度である。
ミニウムの量は、０．００１％以下では効果が少なく又
１％以上となると、ゼオライトとの併用の効果が顕著で
なくなり、好ましくは、０．３〜０．５％程度である。
本発明の組成物は、水面に散布して使用され。
水質により種々の量が添加されるが、赤潮が発生した養
殖生簀では、水面１ｄ辺り０．２〜２ｋｇを目やすとし
、水面に散布された組成物は、沈降しつつ水中懸濁物を
凝集して成長する。
殖生簀では、水面１ｄ辺り０．２〜２ｋｇを目やすとし
、水面に散布された組成物は、沈降しつつ水中懸濁物を
凝集して成長する。
底層水の改善には粒径０．５ｍｍ〜５ｍｍ程度の比較的
粒径の大きいものが適しており、中層及び上層の水に対
しては、それ以下の組粒が望ましい。
粒径の大きいものが適しており、中層及び上層の水に対
しては、それ以下の組粒が望ましい。
作用
本発明に於いては、ゼオライト１粒子に多数個のポリ塩
化アルミニウム及び又は硫酸アルミニウムが吸着あるい
は吸蔵されており、水中において添加の初期から多重荷
電したゼオライトの粒子を速やかに形成し、水中懸濁物
の凝集が強力且つ速やかであり、沈降が適当であって２
〜４ｍより深い水深部の水中懸濁物をも凝集できる。組
成物中のゼオライト粒子表面は、水中でゲル化し水との
親和力を増しており、ゲル化部分にアルミニウムイオン
を多数突起している。
化アルミニウム及び又は硫酸アルミニウムが吸着あるい
は吸蔵されており、水中において添加の初期から多重荷
電したゼオライトの粒子を速やかに形成し、水中懸濁物
の凝集が強力且つ速やかであり、沈降が適当であって２
〜４ｍより深い水深部の水中懸濁物をも凝集できる。組
成物中のゼオライト粒子表面は、水中でゲル化し水との
親和力を増しており、ゲル化部分にアルミニウムイオン
を多数突起している。
ゼオライトに代えて活性炭、イオン交換樹脂。
ヒル石、酸性白土、カオリン、ベントナイト、粘土等を
使用しても表１のゲルが形成されず、アルミニウムイオ
ンが吸着されるが或いは水中に放出されてしまうので適
当な粒子が形成されない。
使用しても表１のゲルが形成されず、アルミニウムイオ
ンが吸着されるが或いは水中に放出されてしまうので適
当な粒子が形成されない。
実施例１
ポリ塩化アルミニウム水溶液を、ゼオライトにふりかけ
、混合乾燥して、ゼオライトに対し０゜４％のポリ塩化
アルミニウムを含む水浄化用組成物を得た。粒度分布は
、４８〜ｌｏｏメツシュ２％、 １００〜２００メツ
’／ユ２３％２００） ッ’／ユ以上７５％であった。
、混合乾燥して、ゼオライトに対し０゜４％のポリ塩化
アルミニウムを含む水浄化用組成物を得た。粒度分布は
、４８〜ｌｏｏメツシュ２％、 １００〜２００メツ
’／ユ２３％２００） ッ’／ユ以上７５％であった。
およそ１．５ｋｇのハマチ２，０００尾を養殖中のたて
、横、深さが７ｍＸ７ｍＸ５ｍの生簀において赤潮の為
、約３ｏｏ４のへい死を認めたのでこれらを引上げた後
、前記組成物を４０ｋｇ手まきで風上から生簀外側に散
布した。
、横、深さが７ｍＸ７ｍＸ５ｍの生簀において赤潮の為
、約３ｏｏ４のへい死を認めたのでこれらを引上げた後
、前記組成物を４０ｋｇ手まきで風上から生簀外側に散
布した。
散布前ハマチは靜沈する状態でほとんどのハマチの背び
れ周辺が黒っぽくなっていた。しかし散布と共に船上よ
りの目視によれば生簀の海水はわずか白濁したが漸次沈
降と共に約１０背後海水は澄んだ状態になった。ハマチ
は白濁と共に回漉をはじめ清澄後は群をなして元気よく
回瀞を続けた。
れ周辺が黒っぽくなっていた。しかし散布と共に船上よ
りの目視によれば生簀の海水はわずか白濁したが漸次沈
降と共に約１０背後海水は澄んだ状態になった。ハマチ
は白濁と共に回漉をはじめ清澄後は群をなして元気よく
回瀞を続けた。
この時ハマチにみられた黒斑は認められず、散布後のへ
い死もなく効果はあったものと認められた。又底棲動物
等においてもハマチ同様の効果が認められた。
い死もなく効果はあったものと認められた。又底棲動物
等においてもハマチ同様の効果が認められた。
実施例２
ポリ塩化アルミニウムと硫酸アルミニウムを同重量含む
水溶液をゼオライトにふりかけて混合乾燥してゼオライ
トに対してポリ塩化アルミニウムと硫酸アルミニウムを
０．５％含む水浄化用組成物を得た。粒度分布は、８〜
１６メツシユ９２％。
水溶液をゼオライトにふりかけて混合乾燥してゼオライ
トに対してポリ塩化アルミニウムと硫酸アルミニウムを
０．５％含む水浄化用組成物を得た。粒度分布は、８〜
１６メツシユ９２％。
１６〜３２メツシュ８％であった。
赤潮（Ｐｒｏｒｏｃｅｎｔｒｕｍ ： ７００セル／
ｍ ｌ ）発生の為海水面は黄褐色となり養殖生簀方向
に動くのが観察され、生簀はたて、横及び深さ７ｍ×７
ｍＸ５ｍの大きさのものでハマチ５，０００尾（１ｋｇ
／尾）が入れられていたがその翌日、赤潮の為７００尾
がへい死した。
ｍ ｌ ）発生の為海水面は黄褐色となり養殖生簀方向
に動くのが観察され、生簀はたて、横及び深さ７ｍ×７
ｍＸ５ｍの大きさのものでハマチ５，０００尾（１ｋｇ
／尾）が入れられていたがその翌日、赤潮の為７００尾
がへい死した。
これに対し１前記水浄化用組成物４０ｋｇ生簀の風上に
散布した所黄褐色の赤潮は水浄化用組成物の白濁と共に
沈降して約５背後海水は清澄となり生簀のハマチは活発
に回漉を始めた。又底棲動物等には影響はなかった。
散布した所黄褐色の赤潮は水浄化用組成物の白濁と共に
沈降して約５背後海水は清澄となり生簀のハマチは活発
に回漉を始めた。又底棲動物等には影響はなかった。
出願人 （４３０）日本曹達株式会社
日曹商事株式会社
西和開発株式会社
Claims (1)
- ゼオライトと、ゼオライトに対し０．００１〜１％のポ
リ塩化アルミニウム又は硫酸アルミニウムとを含有する
ことを特徴とする水浄化用組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25299084A JPS61133140A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 水浄化用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25299084A JPS61133140A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 水浄化用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61133140A true JPS61133140A (ja) | 1986-06-20 |
Family
ID=17244963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25299084A Pending JPS61133140A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 水浄化用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61133140A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0620190A1 (de) * | 1993-04-15 | 1994-10-19 | Degussa Aktiengesellschaft | Fäll- und Flockungsmittel |
| EP0671210A2 (de) * | 1994-03-11 | 1995-09-13 | Zeochem Kft | Verfahren zur Herstellung und Verwendung eines festen Verbundproduktes zur Wasserbehandlung |
| WO1996034684A1 (en) * | 1995-05-02 | 1996-11-07 | Mosaic Tile And Pottery Co. Pty. Ltd. | Elimination of waste materials in paper production |
| US5662826A (en) * | 1991-12-12 | 1997-09-02 | Kemira Kemi Aktiebolag | Process for the preparation of a coagulating chemical comprising dissolving a solid zeolite in a solution of trivalent metal salt |
| WO2003041837A1 (fr) * | 2001-11-16 | 2003-05-22 | Japan System Products Co., Ltd. | Composites de zeolite hydro-flottants |
| US7278633B2 (en) | 2004-12-24 | 2007-10-09 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Hydraulic antivibration device arrangement, hydraulic antivibration device, and car body side bracket |
| CN103373755A (zh) * | 2012-04-18 | 2013-10-30 | 中国科学院城市环境研究所 | 一种可同时脱氮除磷除藻无机型混凝剂配方和配制方法 |
| JP5501544B1 (ja) * | 2014-01-30 | 2014-05-21 | 株式会社テクノス北海道 | 排水処理用凝集剤 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP25299084A patent/JPS61133140A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5662826A (en) * | 1991-12-12 | 1997-09-02 | Kemira Kemi Aktiebolag | Process for the preparation of a coagulating chemical comprising dissolving a solid zeolite in a solution of trivalent metal salt |
| EP0620190A1 (de) * | 1993-04-15 | 1994-10-19 | Degussa Aktiengesellschaft | Fäll- und Flockungsmittel |
| EP0671210A2 (de) * | 1994-03-11 | 1995-09-13 | Zeochem Kft | Verfahren zur Herstellung und Verwendung eines festen Verbundproduktes zur Wasserbehandlung |
| WO1995024266A1 (en) * | 1994-03-11 | 1995-09-14 | Mosaic Tile And Pottery Co. Pty. Ltd. | Waste treatment agent |
| EP0671210A3 (de) * | 1994-03-11 | 1995-11-22 | Zeochem Kft | Verfahren zur Herstellung und Verwendung eines festen Verbundproduktes zur Wasserbehandlung. |
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| US7278633B2 (en) | 2004-12-24 | 2007-10-09 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Hydraulic antivibration device arrangement, hydraulic antivibration device, and car body side bracket |
| CN103373755A (zh) * | 2012-04-18 | 2013-10-30 | 中国科学院城市环境研究所 | 一种可同时脱氮除磷除藻无机型混凝剂配方和配制方法 |
| JP5501544B1 (ja) * | 2014-01-30 | 2014-05-21 | 株式会社テクノス北海道 | 排水処理用凝集剤 |
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