JPS6120802Y2 - - Google Patents

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JPS6120802Y2
JPS6120802Y2 JP5293976U JP5293976U JPS6120802Y2 JP S6120802 Y2 JPS6120802 Y2 JP S6120802Y2 JP 5293976 U JP5293976 U JP 5293976U JP 5293976 U JP5293976 U JP 5293976U JP S6120802 Y2 JPS6120802 Y2 JP S6120802Y2
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JP
Japan
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switchgear
busbars
base
phase
sealed
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JP5293976U
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JPS52144324U (ja
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は完全組立状態で搬送できる密閉形開閉
装置に関する。周知のごとく密閉形開閉装置は小
形化を計るために、それを構成する単相または三
相構造の母線・しや断器・断路器・接地装置およ
びケーブルヘツド等の構成機器を接地される金属
ケースに収容しその中に絶縁ガスを充填して構成
したものである。密閉ケースは収容され機器ごと
に分割したものを接地して一つに組立てられ、か
つ接地部に介在する絶縁スペーサによりガス密に
仕切られ、また絶縁スペーサを貫通する接触子を
介し機器の相互間が電気的に接続される。
ところで従来この密閉形開閉装置は製造工場で
組立完成後現地への出荷に際し構成機器を機器単
位に、あるいは数個の機器ケーブルヘツドを一つ
の単位として切離しこれを適宜な手段により輸送
するようにしている。そのためこれら分割された
機器を現地において据付基面上に再組立する必要
がある。しかも分割された各機器が外気に曝され
てしまうことになる。その場合特に絶縁スペーサ
に僅かな塵埃等が付着すると装置の絶縁特性を著
しく低下させるので再組立に際し防塵用簡易ビニ
ールハウス等を設けその中で組立作業を行なう等
工事に多く日数がかゝり、また莫大な工費が必要
であつた。
また再組立に際してはガス気密を厳重に行なわ
なければならないが、工場での組立てと異なり、
その作業設備等の問題かなな非常な手間と時間を
要する欠点があつた。
一方密閉形開閉装置は現地に於て負荷に応じ複
数の回線分が据付けられるが、これ等各回線が
別々のベース上に載置されるときには、各ベース
間の不等沈下により、各回線間を連結する母線部
分でのガス漏洩が発生するため、この母線部分に
高価な大変位ベローズを使用して両回線の装置の
母線間を接続することが行なわれている。しかし
この構成によれば、現地での作業を伴なうととも
に経済的にも不利である。
本考案は上記の事情に鑑み成されたもので、現
地における再組立を殆んど必要としない密閉形開
閉装置を提供するものである。
本考案は少くとも三相2回線分の密閉形開閉装
置を構成する母線・しや断器・断路器・接地装置
およびケーブルヘツド等の構成機器を、共通のベ
ース上に組立てゝ、このベースと一体に搬送する
ようにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。第1図および第2図は2重母線方式の三相2
回線用密閉形開閉装置を示し、11はベース、1
3A,13Bはベース11上に同方向に並べて固
定された三相構造の母線、14A,14Bは夫々
母線13A,13Bに接続する2組の密閉形開閉
装置で、夫々三相構造の自立形しや断器15、母
線側断路器16A,16B、接地装置18を具え
た線路側断路器17、架台19aを具えた自立形
のケーブルヘツド19等を具えている。しや断器
15とケーブルヘツド19は母線13A,13B
を間にはさんでその両側にベース11に固定され
る。しや断器15の側面下部に設けた母線への接
続部は直角接続形の断路器16Aおよび16Bを
介て対応する母線13Aおよび13Bの上部接続
部に接続され、またしや断器15の側面上部に設
けたケーブルへの接続部は水平方向に密閉された
接続導体20および断路器17を介してケーブル
ヘツド19に接続される。また夫々の回線の密閉
形開閉装置における各母線13A,13Bは互に
図示したように連結され、両回線の装置は機械的
にも連結されることになる。ベース11には制御
盤21が設置されこの制御盤に開閉装置の制御用
配線およびガス圧監視用制御系統の制御用品等が
配置され、機器および制御部がベース上に一体に
組立られる。
上記のように構成された密閉形開閉装置全体は
第3図に示すごとくベース11に設けた吊耳12
にロープをかけてクレーン車等により吊上げて搬
送、搬入することができる。従つてベース11
は、ベース11上に組立て載置した装置の重量を
受けることになるので、一体化した状態で搬送可
能な強度を有している。またロープのかけ方を第
4図に示すごとくしや断器15と母線上の断路器
16A,16Bにかけて吊上げるようにしてもよ
い。
60/70KV級の三相2回線分の密閉形開閉装置
の場合、その全体の外形荷姿寸法は巾3100mm×奥
行5400mm×高さ4000mm程度になるが、低床式トレ
ーラ輸送することができる。(第5図参照) 現地基礎面への据付は上記装置を搬入後ベース
を基礎面に固定すればよい。また図示しないがベ
ースに移動車輪を設け、搬入据付に際し車輪を利
用して移動させて位置決めを調整をするようにし
てもよい。この場合位置決め後車輪を取外すこと
はいうまでもない。
以上述べたように本考案によれば、共通のベー
ス上に少なくとも三相2回線分の密閉形開閉装置
を各装置の母線を連結して、組立てゝ完全組立体
として搬送できるようにしたので、三相一括形構
成であるがゆえに単相形機器を用いて三相構成を
形成する場合に外形寸法並びに重量が大型化して
輸送が可能となり、現地での再組立作業が無くな
り、据付工期が短縮し、工費も大巾に節減でき
る。また完全組立状態のまゝ据付けられるので品
質が低下するおそれがなく信頼度の高い製品が提
供できる等の効果を有する。
即ち厳重なガス密閉管理のもとに組立てられた
ままの状態で現地据付が可能となるのでガス漏洩
事故を最小限におさえることができる。
また各回線の密閉形開閉装置間の不等沈下によ
るガス漏洩のおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案による密閉形開閉
装置の正面図および側面図、第3図および第4図
は同装置の吊上げ状態を示す説明図、第5図は同
装置の輸送時の説明図である。 11……ベース、13A,13B……母線、1
4A,14B……密閉形開閉装置、15………し
や断器、16A,16B……母線側断路器、17
……線路側断路器、18……接地装置、19……
ケーブルヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁ガスが封入される三相一括形構成機器を互
    いに連結して構成する少くとも2回線分の並置さ
    れた二重母線方式の密閉形開閉装置を、予め現地
    に設けられる基礎面に据付固着される共通ベース
    状に組立てて載置固定するとともに、前記二重母
    線方式の密閉形開閉装置の夫々の母線間は夫々互
    いに三相構造の母線で接続され、この共通ベース
    は前記密閉形開閉装置載置状態で搬送可能な強度
    を有することを特徴とする密閉形開閉装置。
JP5293976U 1976-04-27 1976-04-27 Expired JPS6120802Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5293976U JPS6120802Y2 (ja) 1976-04-27 1976-04-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5293976U JPS6120802Y2 (ja) 1976-04-27 1976-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52144324U JPS52144324U (ja) 1977-11-01
JPS6120802Y2 true JPS6120802Y2 (ja) 1986-06-23

Family

ID=28512007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5293976U Expired JPS6120802Y2 (ja) 1976-04-27 1976-04-27

Country Status (1)

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JP (1) JPS6120802Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996026562A1 (fr) * 1995-02-24 1996-08-29 Hitachi, Ltd. Sous-station interieure a isolation a gaz

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996026562A1 (fr) * 1995-02-24 1996-08-29 Hitachi, Ltd. Sous-station interieure a isolation a gaz

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52144324U (ja) 1977-11-01

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