JPH0628889Y2 - 常用予備2回線ガス絶縁受電設備 - Google Patents

常用予備2回線ガス絶縁受電設備

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JPH0628889Y2
JPH0628889Y2 JP1988113868U JP11386888U JPH0628889Y2 JP H0628889 Y2 JPH0628889 Y2 JP H0628889Y2 JP 1988113868 U JP1988113868 U JP 1988113868U JP 11386888 U JP11386888 U JP 11386888U JP H0628889 Y2 JPH0628889 Y2 JP H0628889Y2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B13/00Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
    • H02B13/02Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle with metal casing
    • H02B13/035Gas-insulated switchgear
    • H02B13/0352Gas-insulated switchgear for three phase switchgear

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、需要家用変電所に設置される常用予備2回
線、2MOF構成の受電設備に関するものである。
[従来の技術] 常用回線と予備回線との2回線から受電する、2MOF
(電力需給用計器用変成器)構成の受電設備は例えば第
5図に示すような回路構成を有する。同図においてL1
及びL2はそれぞれ常用回線及び予備回線、CH11及び
CH12は受電用のケーブルヘッド、DS11及びDS12は
線路側断路器、ES11及びES12はそれぞれ断路器DS
11及びDS12に付属した接地開閉器、CB1及びCB2
はガス遮断器、ES01及びES02は遮断器点検用接地開
閉器、CT1及びCT2は変流器、MOF1及びMOF
2はそれぞれ第1及び第2の電力需給用計器用変成器、
DS21及びDS22は母線側断路器、DS31及びDS32は
変圧器1次側断路器、ES31及びES32はそれぞれ断路
器DS31及びDS32に付属した接地開閉器、CH21及び
CH22はそれぞれ第1及び第2の変圧器バンクT1及び
T2につながるケーブルを接続するための変圧器接続用
ケーブルヘッド、B1及びB2は母線接続用のブッシン
グである。
この受電設備においては、ケーブルヘッドCH11、断路
器DS11及び接地開閉器ES11、接地開閉器ES01、遮
断器CB1及び変流器CT1からなる受電用の開閉回路
がガス絶縁されて第1の受電側エレメントE11が構成さ
れている。また断路器DS21、断路器DS31、接地開閉
器ES31、ケーブルヘッドCH21及びCH31からなる変
圧器1次側開閉回路がガス絶縁されて第1の変圧器側エ
レメントE21が構成されている。
エレメントE11及びE21は電力需給用計器用変成器MO
F1を間にして並べて配置され、これらエレメントE1
1,E21及び電力需給用計器用変成器MOF1により第
1の受電ユニットU1が構成されている。
同様に、予備回線L2に対して第2の受電側エレメント
E12と第2の変圧器側エレメントE22とが構成され、こ
れらのエレメントと第2の電力需給用計器用変成器MO
F2とにより第2の受電ユニットU2が構成されてい
る。
本出願人は先に、第5図の構成をガス絶縁により実現し
た常用予備2回線、2MOF構成の受電設備として第6
図及び第7図に示すものを提案した。この受電設備にお
いては、第1の受電ユニットU1が、第1の受電側エレ
メント容器1と第1の変圧器側エレメント容器2とを備
え、これらの容器1及び2はそれぞれ架台3及び4の上
に支持されている。容器1B及び2の上部は容器5を介
して接続され、容器1,2及び5により、横から見て全
体が門形を呈する(第7図参照)外殻容器が構成されて
いる。
第1の受電側エレメント容器1は、箱形に形成された容
器1A及び1Bを上から見てL字形を成すように並べて
溶接等により連結した構造を有し、これらの容器1A及
び1B内に第5図のケーブルヘッドCH11から断路器D
S21に至る部分を構成する機器の内遮断器CB1を除く
機器が収納されている。遮断器CB1はガス遮断器から
なっていて容器1Aの側方に配置されてその両端の端子
が容器1A内に導入されて該容器1A内の回路に接続さ
れ、容器1及びその内部に収納された機器と遮断器CB
1とにより第1の受電側エレメントE11が構成されてい
る。
第1の受電ユニットの変圧器側エレメント容器2は1個
の箱形の容器からなり、この容器2内に第5図の断路器
DS12からケーブルヘッドCH21に至る部分を構成する
機器が収納されて第1の変圧器側エレメントE21が構成
されている。
容器5内には、MOF点検用断路器DS4と該断路器D
S4に付属した接地開閉器ES4(DS4及びES4は
第5図に図示せず。)と、所定の接続導体とが収納さ
れ、この容器5の下部にMOF接続用のブッシング端子
6が取付けられている。
そして容器5の下方のスペースに第1の電力需給用計器
用変成器MOF1が配置され、このMOF1は容器5の
エレメントE21の下部に設けられたブッシング端子6に
電線7を介して接続されている。
第2の受電ユニットU2も同様に構成されており、第6
図においては、第2の受電ユニットU2の各容器を示す
符号として、第1の受電ユニットU1の対応する容器を
示す番号にダッシュを付したものを用いている。
第1の受電ユニットU1と第2の受電ユニットU2とは
対称に構成されて互いに平行に配置され、両ユニット間
は変圧器側エレメント容器2,2′に接続された母線容
器8内に配置された母線導体を介して連絡されている。
容器1A,1B,2,5,1A′,1B′,2′,5′
及び8は全て気密構造を有していて、これらの容器内に
SFガスが所定の圧力で封入されて各機器がガス絶縁
されている。
[考案が解決しようとする課題] 先に提案された常用予備2回線、2MOF構成の受電設
備では、MOF1及びMOF2の上部にそれぞれSF
ガスを封入した容器5を設けてガス室を構成していたた
め、MOF1及びMOF2を配置するスペースを確保す
るために受電側エレメント及び変圧器側エレメントの容
器を架台の上に設置してこれらのエレメントの高さを高
くする必要があり、受電設備全体の高さが高くなるとい
う問題があった。そのため、現地への輸送の際には設備
を多数の構成要素に分解する必要があり、現地で面倒な
組立て作業を行うことが必要になってコストが高くなる
のを避けられなかった。
MOFは電力会社からの支給品であるが、支給されるM
OFの大きさは一定ではなく、製造元(現在7社あ
る。)によって大きさが相違する。先に提案した受電設
備においていかなる大きさのMOFにも対応し得るよう
にするためには、MOFの最大寸法を予想して各部の寸
法を設定する必要があり、このようにした場合にはガス
絶縁を採用して設備の縮小化を狙ったことのメリットが
少なくなることがあった。
また先に提案した設備では、受電側エレメントの容器と
変圧器側エレメントの容器とこれらの容器間を接続する
容器5とを芯合わせした後ガスシールして接続する必要
があるため、組立てが面倒になるのを避けられなかっ
た。
本考案の目的は上記の問題を解決した常用予備2回線ガ
ス絶縁受電設備を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、1つの回線に接続される受電用開閉回路の構
成機器をガス絶縁してなる受電側エレメントと、変圧器
の1次側に接続される変圧器1次側開閉回路の構成機器
をガス絶縁してなる変圧器側エレメントと、受電側エレ
メントと変圧器側エレメントとの間に配置される両エレ
メントに接続された電力需給用計器用変成器とを備えた
受電ユニットを2回線分平行に並べて配置し、両受電ユ
ニットの変圧器側エレメント間を母線で連絡してなる常
用予備2回線ガス絶縁受電設備に係わるものである。
本考案においては、各受電ユニットの受電側エレメント
及び変圧器側エレメントのそれぞれの容器の対向する側
壁からそれぞれ電力需給用計器用変成器接続用の3個の
ブッシング端子を気中に突出させ、各受電ユニットの電
力需給用計器用変成器の端子を気中導体を介して対応す
る受電側エレメント及び変圧器側エレメントのブッシン
グ端子に接続する。また並設された受電ユニット間を連
絡する母線をケーブルにより構成する。
尚電力需給用計器用変成器としては、油絶縁のもの、ガ
ス絶縁のもの及びモールドタイプのものがあるが、本考
案においては、これらいずれの電力需給用計器用変成器
を用いてもよい。
[作用] 上記のように、受電側エレメントと変圧器側エレメント
のそれぞれの容器の対向する側壁部からMOF接続用の
ブッシング端子を気中に導出して、該ブッシング端子を
気中導体を介してMOFに接続するようにすると、電力
需給用計器用変成器の上方にガス室を設ける必要がない
ため、受電側エレメント及び変圧器側エレメントを架台
の上に載せてそれぞれの高さを高くする必要がなくな
る。
従って各エレメントの高さを低くすることができ、工場
で組立てた各受電側エレメント及び変圧器側エレメント
をそのまま現地に輸送して設置することができる。また
現地では、受電側エレメントと変圧器側エレメントと
を、電力需給用計器用変成器を間にして並べて配置し
て、両エレメントの対向する側壁に設けたブッシング端
子と電力需給用計器用変成器との間を気中導体を介して
接続するだけで各受電ユニットを組立てることができる
ため、現地での据付作業を簡単にすることができる。
更に受電側エレメントと変圧器側エレメントとの間にガ
ス室を設けないため、エレメント間の間隔を調整した
り、両エレメントのベースの高さを調整したりすること
により、電力需給用計器用変成器の寸法の相違に容易に
対応することができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第4図は第5図の単線結線図で表される構
成を有する受電設備に本考案を適用した実施例を示した
もので、第1図ないし第4図において10は第1の受電
側エレメントE11の外殻容器、11は第1の変圧器側エ
レメントE21の外殻容器である。これらの外殻容器は間
隔をあけて配置され、両外殻容器の間に第1の電力需給
用計器用変成器MOF1が、両エレメントの並設方向に
対して45度傾けた状態で配置されている。このように
MOFを傾けて配置すると、エレメントE11,E21の並
設方向と直角な方向にあるスペース側からMOFの正面
の点検を行うことが可能になる。そのためエレメントE
11とMOF1との間またはエレメントE21とMOF1と
の間にMOF1の点検用スペースを確保する必要がな
く、エレメントE11,E21間の距離を必要最小限に設定
して、ユニットU1の小形化を図ることができる。
MOFは油絶縁のもの、ガス絶縁のもの及びモールドタ
イプのもののいずれでもよいが、本実施例では油絶縁の
MOFを用いている。
外殻容器10は箱形に形成された容器10A及び10B
からなり、これらの容器は溶接により接続されて一体化
されて、操作器箱12の上に支持されている。また外殻
容器11は単一の箱形容器からなっていて、操作器箱1
3の上に支持されている。
容器10Aの天井部には3相の受電用ケーブルヘッドC
H11が取付けられ、該容器10A内には断路器DS11と
接地開閉器ES11及びES01とが収納されている。容器
10B内には変流器CT1と該変流器の1次導体14と
が収納されている。また容器10Aの側方に3相の遮断
器CB1が配置され、各相の遮断器の両端の端子15及
び16が容器10Aの側壁を気密に貫通して該容器10
A内に導入されている。遮断器CB1の上側の端子15
は断路器DS11の固定電極に接続され、下側の端子16
は容器10A内に設けられた接続導体17と、容器10
A,10B間を連絡する窓部を貫通させた導体18とを
通して変流器CT1の1次導体14に接続されている。
容器10A及び10Bの側方には遮断器や断路器の操作
器20等が配置され、これらの操作器はそれぞれ容器1
0A,10B内の所定の機器にレバーやリンクを介して
連結されている。
容器10BのMOF1側の側壁には、MOF1を接続す
るための3個のブッシング端子21uないし21wがそ
れぞれの軸線を水平方向に向けた状態で取付けられてい
る。これらのブッシング端子21uないし21wはそれ
ぞれU相ないしW相の導体14に接続されている。
変圧器側エレメント容器11のMOF1と反対側に位置
する側壁11aの上部に3相の変圧器接続用ケーブルヘ
ッドCH12が取付けられ、該容器11内には母線側断路
器DS21と、変圧器1次側断路器DS31及び接地開閉器
ES31とが収納されている。
本考案においては、第5図のブッシングB1及びB2に
代えて母線接続用ケーブルヘッドCH31及びCH32が用
いられる。ケーブルヘッドCH31は容器11の側壁11
aに、ケーブルヘッドCH21の下方に位置させて取付け
られ、このケーブルヘッドCH31の端子は容器11内で
母線側断路器DS21と変圧器1次側断路器DS31との間
を接続する導体に接続されている。
操作器箱13内には断路器DS21の操作器22、断路器
DS31及び接地開閉器ES31の操作器23等とが収納さ
れ、これらの操作器は図示しないリンクやレバーを介し
てそれぞれ対応する機器に連結されている。
容器11のMOF1側の側壁には、MOF1を接続する
ための3個のブッシング端子24uないし24wがそれ
ぞれの軸線を水平方向に向けた状態で取付けられ、これ
らのブッシング端子24uないし24wは容器11内で
断路器DS21に接続されている。
周知のように、MOFはU相及びW相に電流検出用のK
端子及びL端子を有し、V相に1個の電圧検出用の端子
を有している。第1の電力需給用計器用変成器MOF1
のU相及びW相のK端子は気中導体25u及び25wを
介して受電側エレメントE11のU相及びW相のブッシン
グ端子21u及び21wにそれぞれ接続され、MOF1
のU相及びW相のL端子は変圧器側エレメントE21のU
相及びW相のブッシング端子24u及び24wにそれぞ
れ気中導体26u及び26wを介して接続されている。
またブッシング端子21vと24vとの間が気中導体2
7により接続され、この導体27が気中導体28を介し
てMOF1のV相の電圧検出端子に接続されている。
尚上記気中導体25u,25w,26u,26w,27
及び28は電線でもよく、銅バー等の板状の導体でもよ
い。
第2の受電ユニットU2は第1の受電ユニットU1と対
称に構成されている点を除き第1の受電ユニットU1と
同様に構成され、第1及び第2の受電ユニットU1及び
U2は互いに平行に配置されている。尚第2の受電ユニ
ットU2の各部には、第1の受電ユニットU1の対応す
る部分を示す番号にダッシュを付した符号を付してあ
る。
感電事故を防止するため、MOF1及びMOF2が配置
されたエレメント間のスペースは、側板30ないし33
と天井板34とからなるカバーにより完全に覆われてい
る。MOF1とMOF2との間には、両MOF間を仕切
る仕切り壁35が設けられ、この仕切り壁35によりカ
バーにより覆われた空間が2室に仕切られている。この
ようにMOF1とMOF2との間を仕切り壁により仕切
っておくと、一方のMOF1を充電状態にしたままで他
方のMOF2の点検を安全に行うことができる。また遮
断器CB1及びCB2が配置されたスペースも化粧板3
6及び36′により覆われている。
容器10A,10B,11,10A′,10B′及び1
1′は気密構造を有し、これらの容器内にはSFガス
が所定の圧力で封入されている。
上記実施例において、ケーブルヘッドCH11及びCH12
にはそれぞれ常用回線L1につながるケーブル及び予備
回線L2につながるケーブルが接続され、ケーブルヘッ
ドCH21及びCH22にはそれぞれ変圧器バンクT1及び
T2につながるケーブルが接続される。
また母線接続用ケーブルヘッドCH31及びCH32には母
線BUSを構成するケーブルCbsが接続され、このケー
ブルCbsにより第1及び第2の受電ユニットU1及びU
2間が連絡されている。
上記実施例のように、受電側エレメントE11と変圧器側
エレメントE21のそれぞれの容器10B及び11の対向
する側壁部及び受電側エレメントE12と変圧器側エレメ
ントE22のそれぞれの容器の対向する側壁部からMOF
接続用のブッシング端子を気中に導出して、該ブッシン
グ端子を気中導体を介してMOF1及びMOF2に接続
するようにすると、電力需給用計器用変成器MOF1及
びMOF2の上方にガス室を設ける必要がないため、受
電側エレメントE11,E12及び変圧器側エレメントE2
1,E22を架台の上に載せてそれぞれの高さを高くする
必要がなくなる。
従って各エレメントの高さを低くすることができ、工場
で組立てた各受電側エレメント及び変圧器側エレメント
をそのまま現地に輸送して設置することができる。
また現地では、受電側エレメントE11,E12と変圧器側
エレメントE21,E22とを、電力需給用計器用変成器M
OF1,MOF2を間にして並べて配置して、両エレメ
ントの対向する側壁に設けたブッシング端子と電力需給
用計器用変成器との間を気中導体を介して接続するだけ
で受電ユニットU1,U2を組立てることができるた
め、現地での据付作業を簡単にすることができる。
上記の実施例では、第5図の構成を有する受電設備に本
考案を適用したが、本考案を適用する受電設備の電気的
構成は第5図に示した例に限定されるものではなく、例
えば遮断器CB1の変流器側の端子を接地する遮断器点
検用接地開閉器を追加したり、ケーブルヘッドCH11,
CH12と断路器DS11,DS12との間をそれぞれ接続す
る導体に避雷器を接続したり、ガス絶縁計器用変圧器を
追加したりすることができる。
[考案の効果] 以上のように、本考案においては、受電側エレメントと
変圧器側エレメントのそれぞれの容器の対向する側壁部
からMOF接続用のブッシング端子を気中に導出して、
該ブッシング端子を気中導体を介してMOFに接続する
ようにしたので、電力需給用計器用変成器の上方にガス
室を設ける必要がなく、受電側エレメント及び変圧器側
エレメントを架台の上に載せてそれぞれの高さを高くす
る必要がない。従って各エレメントの高さを低くするこ
とができ、工場で組立てた各受電側エレメント及び変圧
器側エレメントをそのまま現地に輸送して設置すること
ができる利点がある。また現地では、受電側エレメント
と変圧器側エレメントとを、電力需給用計器用変成器を
間にして並べて配置して、両エレメントの対向する側壁
に設けたブッシング端子と電力需給用計器用変成器との
間を気中導体を介して接続するだけで各受電ユニットを
組立てることができ、また第1及び第2の受電ユニット
間はケーブルにより接続するだけで連絡できるため、現
地でのガス処理を省略して据付作業を簡単にすることが
できる利点がある。
更に本考案では受電側エレメントと変圧器側エレメント
との間にガス室を設けないため、エレメント間の間隔を
調整したり、両エレメントのベースの高さを調整したり
することにより、電力需給用計器用変成器の寸法の相違
に容易に対応することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示したもので、
第1図及び第2図はそれぞれ一部を断面して示した上面
図及び正面図、第3図は変圧器側エレメントの側面図、
第4図は受電側エレメントを一部断面して示した側面
図、第5図は本発明が対象とするガス絶縁開閉装置の電
気的構成の一例を示す単線結線図、第6図及び第7図は
それぞれ第5図の構成を有する既提案の受電設備の構成
を一部断面して示した上面図及び正面図である。 E11,E12……受電側エレメント、E21,E22……変圧
器側エレメント、U1……第1の受電ユニット、U2…
…第2の受電ユニット、CH11,CH12……受電用ケー
ブルヘッド、CH21〜CH23……変圧器接続用ケーブル
ヘッド、MOF1,MOF2……電力需給用計器用変成
器、L1……常用回線、L2……予備回線、DS11,D
S12……線路側断路器、CB1,CB2……遮断器、C
T1,CT2……変流器、DS21,DS22……母線側断
路器、DS31,DS32……変圧器1次側断路器、T1及
びT2……第1及び第2の変圧器バンク、10,1
0′,11,11′……外殻容器、25u,25w,2
6u,26w,27,28……気中導体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの回線に接続される受電用開閉回路の
    構成機器をガス絶縁してなる受電側エレメントと、変圧
    器の1次側に接続される変圧器1次側開閉回路の構成機
    器をガス絶縁してなる変圧器側エレメントと、前記受電
    側エレメントと変圧器側エレメントとの間に配置されて
    両エレメントに接続された電力需給用計器用変成器とを
    備えた受電ユニットを2回線分平行に並べて配置し、両
    受電ユニットの変圧器側エレメント間を母線で連絡して
    なる常用予備2回線ガス絶縁受電設備において、 前記各受電ユニットの受電側エレメント及び変圧器側エ
    レメントのそれぞれの容器の対向する側壁からそれぞれ
    電力需給用計器用変成器接続用の3個のブッシング端子
    を気中に突出させ、 各受電ユニットの電力需給用計器用変成器の端子を気中
    導体を介して対応する受電側エレメント及び変圧器側エ
    レメントのブッシング端子に接続し、 前記母線をケーブルにより構成したことを特徴とする常
    用予備2回線ガス絶縁受電設備。
JP1988113868U 1988-08-30 1988-08-30 常用予備2回線ガス絶縁受電設備 Expired - Lifetime JPH0628889Y2 (ja)

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