JPH0419922Y2 - - Google Patents

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JPH0419922Y2
JPH0419922Y2 JP1983176551U JP17655183U JPH0419922Y2 JP H0419922 Y2 JPH0419922 Y2 JP H0419922Y2 JP 1983176551 U JP1983176551 U JP 1983176551U JP 17655183 U JP17655183 U JP 17655183U JP H0419922 Y2 JPH0419922 Y2 JP H0419922Y2
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switch
chamber
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switch chamber
sheath
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、受変電設備が故障した際の応急対策
として使用されるトラツク等の車両に積載された
移動自在な移動用開閉装置に関したものである。
B 従来の技術 受変電設備が事故等で故障した場合、復旧まで
の応急対策として移動可能な受変電設備が必要と
されている。
この種移動受変電設備は、例えば特開昭57−
211912号、特開昭58−89010号等に示されている
ように、単一の車両上に構成される場合の他、高
電圧対応のものは機器が大形化し、輸送制限規定
の点から機能を分割して、例えば移動用変圧器、
移動用開閉装置、のように機能分割して構成し、
現地で組合せ接続して使用することが一般的に行
われている。
第1図に示すものは従来の移動受変電設備にお
ける開閉装置部を示すものである。図中におい
て、1は四角な箱状に形成された収納容器であ
り、この収納容器1は取付板2によつて、上下に
区画されて上部側に開閉器室3を形成し、下部側
には操作室4を形成している。
開閉器室3は、垂直方向に配置した隔壁22に
よつて区画されてしや断器5を収納するしや断器
室3aと、電源側の系統に配置された断路器6及
び接地開閉器7を収納する機器室3bを形成して
いる。これらしや断器室3a、及び機器室3bの
如き開閉器室3には所定圧力の絶縁媒体が封入さ
れている。
断路器6は、垂直な隔壁22の壁面に設けられ
て、具備する可動ロツド6aが垂直方向に可動す
る様に配置されている。この断路器6としや断器
5とは、隔壁22の上部位置を気密に貫通する接
続導体8で接続されている。
23は内部に導体が貫通配置されている接続管
路であり、一端側は開閉器室3の垂直な壁面(図
中の左壁面)に貫通して設けられ、他端側(図中
左側)は隣接する他の電気機器(例えば変圧器等
の負荷側機器)に接続して設けられるものであ
る。この接続管路23の導体としや断器5とは、
導体20にて接続されている。
操作室4内には、図示省略したが、しや断器
5、断路器6、接地開閉器7各々の操作装置が収
納配置されるものである。また図中において、1
5は避雷器、21は電源側のケーブルが接続され
るケーブルヘツド、19はトラツクの荷台、を
各々示している。
なお、上述の従来例は、電源側にケーブルヘツ
ド21を、負荷側に接続管路23を備えた機器で
説明したが、これに限らず接続する他の電気機器
(電源側、負荷側)との関係によつては、前記ケ
ーブルヘツド21、接続管路23に代えて、開閉
器室の壁面を傾斜面にし、この傾斜面に碍子から
なるブツシングを貫通配置して構成することが、
例えば特開昭58−89010号に示されているように
一般的に行われている。
また、接続している電気機器の系統の断路及び
接地を行う断路器6及び接地開閉器7は、上述の
従来例のように電源側に設ける場合に限らず、接
続電気機器によつては負荷側にも設置することが
必要とされている。
C 考案が解決しようとする課題 上述した従来の開閉装置にあつては、開閉器室
3を垂直方向に配置した隔壁22によつて区画し
てしや断器5を収納するしや断器室3aと、断路
器6及び接地開閉器7を収納する機器室3bとに
分けて構成しており、しかも隔壁22に具備する
可動ロツドが垂直方向に可動する様にして断路器
6を設ける構成としている。
このような機器の配置を効率良く収納するため
に開閉器室3は四角な箱体に形成されている。
このために内部の電気機器(しや断器5、接地
開閉器7等)と外部の電気機器との電気的接続を
行う接続導体は収納容器1の垂直な壁面に貫通し
て設けることになる。
しかして、上述した接続管路23の場合は比較
的軽量であり、しかも管路の他端側が直接に他の
電気機器に接続されているので密閉容器1の強度
に悪影響はほとんど無いものの、傾斜配置する碍
子からなるブツシングの場合にあつては、 他端側が遊端となつていること、 碍子で形成されていて重量物であること、 といつたことから収納容器1の強度に悪影響を及
ぼすことになる。
このような問題点を解決する一手段としては、
特開昭58−89010に示されているように収納容器
の側壁を傾斜面とし、この傾斜面部分にブツシン
グを貫通配置することで解決できるものである。
また、上述の従来例では、断路器6及び接地開
閉器7を電源側に備えているのみであるが、同様
な構成配置で負荷側(接続管路23側)にも断路
器6及び接地開閉器7を設置するとなると一層収
納容器1が大きくなり、小形縮小化が図れないも
のである。
本考案は収納電気機器の配置を最適なものにし
て収納容器の堅牢化を図り、且つ装置の小形縮小
化と輸送時の安定性を図つた移動用開閉装置を得
ることを目的としたものである。
D 課題を解決するための手段 本考案は、収納容器を取付板で上下に区画して
上部側に絶縁媒体を封入した開閉器室と、下部側
に操作装置を収納した操作室とを備え、開閉器室
内にしや断器、断路器及び接地開閉器を含む複数
の電気機器を収納配置し、これら電気機器を各々
操作する操作装置を操作室内に収納配置し、開閉
器室の側壁にブツシングを設けて構成した移動用
開閉装置であつて、前記開閉器室を形成する前後
部両側壁の上部側の壁面を内方に傾斜させて略断
面台形状に前記開閉器室を形成し、この開閉器室
内における前記取付板上で且つ開閉器室の前後方
向中央部垂直にしや断器を配置し、このしや断器
の前後方向両側に各々水平方向可動の断路器、及
び接地開閉器を配置し、開閉器室の前後両傾斜壁
面にブツシングを各々貫通して設け、操作室内に
しや断器、断路器、及び接地開閉器の操作装置を
設けると共に複数の計器用変成器を収納配置して
構成したものである。
E 作 用 本考案の移動用開閉装置は、収納容器を上下に
区画(開閉器室と操作室)する取付板上にしや断
器を中心にして前後方向両側に水平方向可動の断
路器、接地開閉器を設けており、更に下部の操作
室内には上部の開閉器室内の各種電気機器の操作
装置を配置する他に重量物である計器用変成器を
収納し、更に開閉器室の前後部両側壁を傾斜面に
して断面略台形状の開閉器室を形成している。そ
してこの傾斜面にブツシングを直接貫通して設け
て構成しているので、開閉器室3更には収納容器
1の縮小化が図れ且つ軽量化と堅牢化が図れ、且
つ装置の小形縮小化と輸送時の安定性等を図るこ
とができる。
F 実施例 本考案を第2図〜第5図に示す一実施例に基づ
いて詳細に説明する。なお、前述の第1図と同一
符号を付するものはこれらと同等品を示すのでこ
れらの詳細な説明は省略する。
第2図は、ガス絶縁形の移動用開閉装置を示
す。1は収納容器であり、この収納容器1は、上
下方向略中間部に設けた取付板2によつて上下に
区画しており、上部側に開閉器室3を下部側に操
作室4を各々形成している。特に開閉器室3には
SFガスが封入されている。
開閉器室3を形成する前後部両側壁(図中の左
右方向でトラツク搭載時の移動方向)の上部側
(図中上側)の壁面は内方に傾斜して略断面台形
状の開閉器室3を形成している。
5はしや断器であり、開閉器室3の前後方向
(図中左右方向)の中央部に位置して取付板2上
に起立して設けてある。このしや断器5の前後方
向両側(図中の左右)に位置して、電源側の断路
器6及び接地開閉器7、負荷側の断路器6′及び
接地開閉器7′が各々取付板2上に設けてある。
特に断路器6,6′は具備する可動ロツドが水
平方向に操作可動されるように設けてあり、断路
器6,6′及び接地開閉器7,7′の機器の高さ方
向(図中上方向)の寸法が小さく成るようにして
いる。そして、これら電源側及び負荷側の断路器
6,6′及び接地開閉器7,7′は各々開閉器室3
の傾斜壁面に対応した位置に設けてある。8,
8′は接続導体であり、しや断器5と断路器6,
6′とを電気的に接続している。
14及び14′は電源側及び負荷側のブツシン
グであり、各々開閉器室3の傾斜壁面に直角に貫
通して設けられて傾斜配置となつており、これら
ブツシング14,14′の先端部は収納容器1の
頂部より高くならないように配置されている。こ
れらブツシング14,14′は接続導体20,2
0′を介して対応する断路器6,6′に電気的に接
続されている。
15は避雷器であり、開閉器室3の上部位置で
且つ電源側の断路器6に対応した位置に設けられ
て、電源側のブツシング14に接続されている。
16は負荷側のブツシング14′の根部に装着し
た計器用変流器である。
操作室4内における取付板2(図中下部側)に
は、断路器6,6′及び接地開閉器7,7′の操作
装置11,11′が設けてある。また操作室4内
下部の底板10上には、比較的重量物であるしや
断器5の操作装置9及び電源側及び負荷側の計器
用変成器12,13が設けてある。
第3図は、第2図の機器構成における主回路単
線結線図を示しており、図中において17は制御
装置で、計器用変成器12,13と計器用変流器
とが接続されている。
次に第4図及び第5図は、上述の移動用開閉装
置をトラツク18の荷台19上に積載した状態を
示しており、制御装置17は開閉装置とは別形成
されて荷台19の後部に分離独立して積載されて
いる。
G 考案の効果 本考案の移動用開閉装置にあつては、収納容器
1を上下に区画して上部に開閉器室3を形成し、
下部に操作室4を形成する取付板2上で且つ開閉
器室3内において、しや断器5を中心として両側
(前後方向の両側)に各々水平方向可動の断路器
6,6′及び接地開閉器7,7′を配置して構成し
ている。
従つて、これらの断路器及び接地開閉器の部分
の高さは縮小化できて、これらの機器の上部側に
おける空間領域は相当削減できる。よつて開閉器
室3の縮小化が、断路器及び接地開閉器に対応す
る開閉器室3の壁面を傾斜面にすることによつて
行え、この結果、開閉器室3を断面形状が略台形
状とすることができて、開閉器室3更には収納容
器1の縮小化が図れ且つ軽量化と堅牢化が図れ
る。
しかも共通な取付板2上に、しや断器5、断路
器6,6′及び接地開閉器7,7′の機器を配置構
成しているので、各電気機器の電気的接続が簡便
となり、工数削減が図れる効果がある。
また開閉器室3の断路器及び接地開閉器に対応
する部分の壁面は傾斜面であることからブツシン
グ14,14′を直接に開閉器室3の傾斜壁面に
貫通して設けることができるので、断路器及び接
地開閉器との接続距離を短いものにすることがで
き、軽量化に寄与するものである。
更にまた、上下方向の中間位置に位する取付板
2上に、断路器6,6′及び接地開閉器7,7′を
配置しており、しかもしや断器5の操作装置9の
他、計器用変成器12,13をも最下部に位置す
る操作室4内に収納配置しているので、従来に比
較して一層下部側が重い配置構成とすることがで
き、この結果輸送時の安定性を一層向上できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の移動用開閉装置の要部断面図、
第2図は本考案の一実施例に係る移動用開閉装置
の破断正面図、第3図は同前の主回路単線結線
図、第4図及び第5図はトラツクに積載した状態
の平面図及び正面図。 1……収納容器、2……取付板、3……開閉器
室、4……操作室、5……しや断器、6,6′…
…断路器、7,7′……接地開閉器、14,1
4′……ブツシング、12,13……計器用変成
器である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 収納容器を取付板で上下に区画して上部側に絶
    縁媒体を封入した開閉器室を形成し、下部側に操
    作装置を収納した操作室を形成し、前記開閉器室
    内にしや断器、断路器及び接地開閉器を含む複数
    の電気機器を収納配置し、これら電気機器を各々
    操作する操作装置を前記操作室内に収納配置し、
    前記開閉器室の側壁にブツシングを設けて構成し
    た移動用開閉装置において、 前記開閉器室を形成する前後部両側壁の上部側
    の壁面を内方に傾斜させて断面略台形状に前記開
    閉器室3を形成して設け、開閉器室3内における
    前記取付板2上で且つ開閉器室3の前後方向中央
    部に垂直にしや断器5を配置すると共に該しや断
    器の前後方向両側に水平方向可動の断路器6,
    6′、及び接地開閉器7,7′を各々低く配置して
    設け、前記開閉器室の前後両傾斜壁面にブツシン
    グ14,14′を各々貫通して設け、前記操作室
    内で且つ前記しや断器5、断路器6,6′、及び
    接地開閉器7,7′に対応した位置に各々の操作
    装置を設けると共に複数の計器用変成器12,1
    3を収納配置して構成したことを特徴とする移動
    用開閉装置。
JP17655183U 1983-11-15 1983-11-15 移動用開閉装置 Granted JPS6086017U (ja)

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JPS6086017U JPS6086017U (ja) 1985-06-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8053159B2 (en) 2003-11-18 2011-11-08 Honeywell International Inc. Antireflective coatings for via fill and photolithography applications and methods of preparation thereof
US8864898B2 (en) 2011-05-31 2014-10-21 Honeywell International Inc. Coating formulations for optical elements

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57211912A (en) * 1981-06-22 1982-12-25 Nissin Electric Co Ltd Mobile substation facility

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