JPH0667070B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0667070B2
JPH0667070B2 JP60246372A JP24637285A JPH0667070B2 JP H0667070 B2 JPH0667070 B2 JP H0667070B2 JP 60246372 A JP60246372 A JP 60246372A JP 24637285 A JP24637285 A JP 24637285A JP H0667070 B2 JPH0667070 B2 JP H0667070B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉装
置に関するものである。
[従来の技術] ガス絶縁開閉装置は、遮断器や断路器等の開閉回路の構
成に必要な機器をSF6ガスが密封された容器内に収納
することにより構成される。例えば配電用変電所に設置
される2回線受電3変圧器バンク構成のガス絶縁開閉装
置においては、第9図の単線結線図に示す構成がとられ
ている。
第9図においてCHa1は線路を引き込むケーブルヘッ
ド、CBaは遮断器、DSa1〜DSa4は断路器、ESa1
〜ESa3は設置開閉器、LAは避雷器であり、これらの
機器がSF6ガスを密封した共通の箱形容器1内に収納
されて、変圧器Tr1につながる1つのガス絶縁開閉装置
ユニットA1′が構成されている。また断路器DSb1〜
DSb3とケーブルヘッドCHb1及びCHb2とがSF6ガ
スを密封した共通の容器2内に収納されて変圧器Tr2に
つながる他のガス絶縁開閉装置ユニットB′が構成され
ている。更にガス絶縁開閉装置ユニットA1′と同様の
機器により変圧器TR3につながるガス絶縁開閉装置ユ
ニットA2′が設けられ、ユニットA1′,B′及びA
2′が横方向に並べて設置されて、ユニットA1′のケ
ーブルヘッドCHa2とユニットB′のケーブルヘッドC
Hb1とがケーブルにより相互に接続され、ユニットB′
のケーブルヘッドCHb2とユニットA2′のケーブルヘ
ッドCHa2とがケーブルにより相互に接続されている。
そしてユニットA1′のケーブルヘッドCHa1に線路ケ
ーブルL2が引込まれている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のこの種のガス絶縁開閉装置においては、断路器の
遮断部及び断路器がそれぞれ別個の絶縁支持体により支
持されていたため、絶縁物の種類が多くなり、部品点数
が多くなって構造が複雑になるという問題があった。
また従来のガス絶縁開閉装置では、各機器が容器内にば
らばらに配置されていて、機器を収納する容器内の狭い
スペースで機器の組立てを行う必要があったため、組立
てに非常に手間が掛かり、製造の工数が多くなってコス
トが高くなるのを避けられなかった。
更に従来のガス絶縁開閉装置では断路器と、断路器が開
かれた際に閉じられる接地開閉器とを別個に設けていた
ため、機器の種類が多くなる上に断路器の操作器と接地
開閉器の操作器との双方を設ける必要であり、容器内の
スペースを多く必要とするという問題があった。
また従来のガス絶縁開閉装置では相間がガスで絶縁され
ているだけであったため、容器内でアーク事故が生じる
と3相短絡事故に進展するおそれがあった。そのため従
来の装置では3相短絡事故時の圧力上昇を想定して容器
の強度を高く設計する必要があり、容器の重量が大きく
なる上にコストが高くなるという問題があった。
本発明の1つの目的は、断路器の遮断部及び断路器を共
通の絶縁支持体により支持することにより部品点数の削
減を図り構造の簡素化を図ったガス絶縁開閉装置を提供
することにある。
本発明の他の目的は、容器外で機器の組立てを行ってか
ら機器を容器内に収納し得るようにして容器内の狭いス
ペースでの組立て作業を行うこと無く組立てを行い得る
ようにしたガス絶縁開閉装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、断路器の可動コンタクトと接地開
閉器の可動電極とを一体化して接地開閉器の可動側エレ
メントと操作器とを省略できるようにしたガス絶縁開閉
装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、容器内でアーク事故が生じた
際に3相短絡事故に進展するのを防止したガス絶縁開閉
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、可動接触子と固定接触子とを遮断部容器内に
収納した遮断部を有する3相の遮断器と、固定コンタク
トを有する固定側エレメント及び固定コンタクトの接離
する可動コンタクトを有する可動側エレメントからなっ
ていて遮断部の両端にそれぞれ電気的に接続される3相
の対の断路器と、3相の遮断部及び対の断路器を収納す
る共通の外殻容器とを備えたガス絶縁開閉装置を改良す
るものである。
本願第1の発明では、外殻容器内に前記遮断部と対の断
路器とに対して共通の絶縁支持体が設けられる。絶縁支
持体は隔壁で仕切られた3つの断路器収納室を有してい
て該3つの遮断器収納室内にそれぞれ3相の遮断部が収
納され、3相の対の断路器は絶縁支持体の外側に支持さ
れる。絶縁支持体には、対の3相の断路器の各相間に介
在する遮蔽壁が一体に設けられている。
本願第2の発明は、上記第1の発明の構成に加えて更に
絶縁支持体の取付け構造を特定したもので、この第2の
発明においては、遮断部及び断路器を支持する絶縁支持
体が外殻容器の一部を構成する着脱可能な板の内面に支
持される。
本願第3の発明は、上記第1の発明の構成に加えて、更
に断路器の一部を利用して接地開閉器を構成する構造を
特定したもので、この第3の発明においては、各断路器
の可動側エレメントの側方に接地用固定電極を設け、各
断路器の可動側エレメントに、可動コンタクトが最終断
路位置まで変位した時に前記接地用固定電極に接触する
接地用可動電極部を設ける。
本願第4の発明は、相間の絶縁を強化する構造を特定し
たもので、この発明においては、絶縁支持体が各相毎に
独立した遮断器収納室と対の断路器収納室とを有し、各
相の遮断器収納室内に各相の断路部が収納され、各相の
対の断路器収納室内にそれぞれ各相の対の断路器が収納
される。
本願第5の発明は、上記第4の発明において、断路器の
一部を利用して接地開閉器を構成する構造を特定したも
ので、この発明では、各断路器収納室内の断路器の可動
側エレメントの側方に接地用固定電極を設けられ、各断
路器の可動側エレメントに、その可動コンタクトが最終
断路位置まで変位した時に接地用固定電極に接触する接
地用可動電極部が設けられる。
[作用] 上記第1ないし第5の発明のように、遮断器と断路器と
を共に絶縁支持体に支持する構造にすると、遮断器及び
断路器のそれぞれに対して別個に絶縁支持体を設ける必
要がないため構造を簡単にして組立てを容易にすること
ができる。
上記第1ないし第3の発明のように、隔壁により仕切ら
れた3つの遮断器収納室内にそれぞれ3相の遮断部を収
納するようにすると、各相で生じた地絡事故が相間短絡
事故に進展するのを阻止することができるため、装置の
信頼性を向上させることができる。
特に、第4の発明及び第5の発明のように、各相の遮断
部と断路器との双方をそれぞれ独立のガス空間に配置す
ると、各相で生じた地絡事故等が3相短絡事故に進展す
るのを更に確実に防止することができる。
このように、本発明によれば、3相短絡事故時の外殻容
器内の圧力上昇を殆ど考慮する必要がないため、外殻容
器の強度を従来より低く設計することが可能になり、装
置の軽量化とコストの低減とを図ることができる。
また第2の発明のように、外殻容器の一部を成す着脱可
能な板に絶縁支持体を支持する構造にすると、遮断部及
び対の断路器を予め板に組付けてから該板を外殻容器に
取付けることによりガス絶縁開閉装置を組み立てること
ができるため、容器内の狭いスペースで全ての機器の組
立てを行っていた従来の装置に比べて組立て作業を簡単
にすることができる。
更に第3の発明または第5の発明のように、断路器の可
動側エレメントの側方に接地用固定電極を設けるととも
に可動コンタクトに接地用可動電極を設けると、断路器
の構成部品を利用して接地用開閉器を構成することがで
きる。また接地開閉器の操作器を別個に必要としないた
め、装置の構造を簡単にすることができ、装置の小形化
を図ることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
(イ)実施例の電気的構成 第6図は2回線3変圧器バンク構成のガス絶縁開閉装置
に本発明を適用した実施例の各相の構成を示したもの
で、本発明においてはガス絶縁開閉装置が、第1及び第
2の回線のケーブルL1及びL2をそれぞれ引き込む第
1及び第2の回線側ユニットA1及びA2と、第1ない
し第3の変圧器Tr1ないしTr3の1次側につながる第1
ないし第3の変圧器1次側ユニットB1ないしB3とに
より構成されている。
第1及び第2の回線側ユニットA1及びA2はケーブル
を引き込むケーブルヘッドCHa1と、ケーブルヘッドC
Ha1につながる充電部導体に接続された避雷器LAと、
一端が断路器DSa1を介してケーブルヘッドCHa1に接
続された遮断器CBaと、一端が遮断器CBaの他端に
接続された断路器DSa2と、遮断器CBaの両端を接地
する接地開閉器ESa1及びESa2と、避雷器LAの非接
地側端子と接地間に設けられた接地開閉器ESa3とによ
り構成されている。
また第1ないし第3の変圧器1次側ユニットB1ないし
B3は、一端が共通接続された断路器DSb1ないしDS
b3と、断路器DSb2及びDSb3の他端にぞれぞれ接続さ
れたケーブルヘッドCHb1及びCHb2とからなり、第1
ないし第3の変圧器1次側ユニットB1ないしB3の断
路器DSb1の他端がそれぞれ第1ないし第3の変圧器T
r1ないしTr3の1次側に接続されている。
第1及び第2の回線側ユニットA1及びA2はそれぞれ
第1及び第3の変圧器1次側ユニットB1及びB3の側
方に並べて配置され、第1及び第2の回線側ユニットの
断路器DSa2の他端がそれぞれ第1及び第3の変圧器1
次側ユニットB1及びB3の断路器DSb1ないしDSb3
の共通接続点に接続されている。
また第1の変圧器1次側ユニットB1のケーブルヘッド
CHb2と第2の変圧器1次側ユニットB2のケーブルヘ
ッドCHb1とがケーブルC12により接続され、第2の変
圧器1次側ユニットB2のケーブルヘッドCHb2と第3
の変圧器1次側ユニットB3のケーブルヘッドCHb1と
がケーブルC23により接続されている。そして第3の変
圧器1次側ユニットB3のケーブルヘッドCHb2と第1
の変圧器1次側ユニットB1のケーブルヘッドCHb1と
がケーブルC13により接続され、これにより3台の変圧
器1次側ユニットがループ状に接続されている。
このように構成すると、3台の変圧器の1次側に接続す
るユニットB1ないしB3を同一構造とすることがで
き、また第1及び第2の回線側ユニットA1及びA2も
同一構造であるため、ユニットの標準化を行うことがで
き、ユニットのコストの低減を図ることができる。また
第6図に示したように3ユニットB1ないしB3をルー
プ状に接続すると、いずれかの回線で事故が生じた時に
直ちに1回線2変圧器バンク構成での復旧が可能であ
り、また完全復旧までの時間を短縮することができる。
第9図に示した構成のユニットA1′及びA2′は第7
図または第8図に示すような母線系の(単母線構成また
は二重母線構成の)ガス絶縁開閉装置を構成するために
用いることができなかったが、第6図に示したように回
線側ユニットを、遮断器CBaと、この遮断器の両端に
つながる対の断路器DSa1及びDSa2と、接地装置ES
a1及びESa2と、ケーブルヘッドCHa1(避雷器LAは
省略される場合もある。)とにより構成すると、この回
線側ユニットを用いて第7図に示したような単母線構成
のガス絶縁開閉装置や、第8図に示したような二重母線
構成のガス絶縁開閉装置をも構成することができ、変圧
器につながるガス絶縁開閉装置と母線系のガス絶縁開閉
装置とに共通の回線側ユニットを用いることができる。
なお第7図においてA1ないしA4は第6図に示した回
線側ユニットと同一構成の回線側ユニット、BUSは母
線、DS1,DSc1及びDSc2は断路器、CBcは遮断
器、Tr1及びTr2は変圧器である。また第8図において
A1及びA2は回線側ユニット、DS1及びDS2は断
路器、BUS1及びBUS2は第1及び第2の母線であ
る。
(ロ)第1の具体的実施例 次に第1図及び第2図を参照すると、本発明の実施例の
機械的構成が示されている。第1図は第6図の単線結線
図に示した第1の回線側ユニットA1と第1の変圧器1
次側ユニットB1と第1の変圧器Tr1とを示したもの
で、回線側ユニットA1及び変圧器1次側ユニットB1
はそれぞれ設置ベース1の上に並べて配置された架台2
及び3の上に支持されている。変圧器ユニットTr1は変
圧器本体をタンク4内に収納したもので、変圧器1次側
ユニットB1の背面側に設置されている。以下各ユニッ
トの構成について説明する。
(a)回線側ユニットの構成 回線側ユニットA1は架台2の上に支持された箱形の外
殻容器5内に所定の機器を収納したもので、外殻容器5
の背面側(第1図の右側)の側板6は着脱可能になって
おり、外殻容器5の背面側(第1図の左側)の上端角部
には鉛直方向に対して45度の角度で傾斜した傾斜壁部
5aが形成されている。
側板6には絶縁支持体7が固定されている。この絶縁支
持体7はエポキシ樹脂等のSFガスに侵されることが
ない絶縁性樹脂の成形品からなっていて、断面コの字形
の外枠部701と、この外枠部701の下端及び上端部
外面にそれぞれ突設されたフィン状の遮蔽壁702及び
703とを一体に有しており、外枠部701の内側及び
外側にそれぞれ機器収納室8及び機器収納室9が構成さ
れている。遮蔽壁702及び703(703については
第2図参照)はそれぞれ第1図の紙面と直角な方向に所
定の間隔をあけて2個設けられ、これらの遮蔽壁が機器
収納室9の相間に介在して相間の絶縁を強化するように
なっている。機器収納室8は前面側に開口しており、側
板6は機器収納室8の開口部及び外殻容器5を気密に閉
じるように取付けられる。
機器収納室8内は鉛直方向に伸びる隔壁により横方向
(第1図の紙面と直角な方向)に並ぶ3つの遮断器収納
室8Aに区画されている。これら3つの遮断器収納室は
互いに気密に区画されており、各遮断器収納室が独立の
ガス空間を構成している。
上記3つの遮断器収納室8A内にはそれぞれ3相の遮断
器CBaの遮断部10が収納されて、外枠部701の底
面部に支持されている。各遮断部10はSFガスを充
填した縦長円筒状の遮断部容器11内に固定接触子と可
動接触子と消弧機構とを収納したもので、消弧機構とし
ては、可動接触子が固定接触子から開離する際にパッフ
ァシリンダを圧縮してアークにガスを吹付けるパッファ
形のもの、アーク電流によりアーク駆動コイルを励磁し
て該コイルから生じる磁束をアークに鎖交させることに
よりアークを高速回転させて消弧するアーク回転形のも
の等を用いることができる。遮断部10の上端及び下端
には遮断部容器11の軸線方向に伸びていて容器11内
の固定接触子及び可動接触子にそれぞれつながる端子導
体12及び13が設けられ、これらの端子導体12及び
13がそれぞれ外枠部701の上下の壁部を気密に貫通
して機器収納室9の上部及び下部に導出されている。
遮断部容器11の下部には可動接触子を操作する操作軸
が導出されていてこの操作軸に操作レバー15が取付け
られている。側板6の外面には遮断器の駆動機構部17
と操作器18とが上下に並べて取付けられている。駆動
機構部17は操作レバー15に駆動力を伝える機構をケ
ース内に収納したもので、この駆動機構部17の出力軸
は側板6を気密且つ摺動自在に貫通させて設けられた絶
縁リンク19を介して操作レバー15に連結されてい
る。また操作器18は電磁力、バネ力または流体圧等を
駆動力として駆動機構部17を介して遮断部10に操作
力を与えるもので、この操作器18の出力軸は図示しな
いリンクを介して駆動機構部17の入力軸に連結されて
いる。
機器収納室9の下部及び上部にはそれぞれ遮断器の両端
に接続される対の遮断器DSa1及び断路器DSa2が収納
されている。断路器DSa1は遮断部10の下端の端子導
体13に機械的及び電気的に接続されて絶縁支持体7に
対して支持された可動側エレメント20a1と、中心軸線
が可動側エレメント20a1の中心軸線と一致するように
配置されて外枠部701の下端に支持された固定側エレ
メント21a1とからなり、断路器DSa2は遮断部10の
上端の端子導体12に電気的及び機械的に支持されて絶
縁支持体7に対して支持された可動側エレメント20a2
と、中心軸線が可動側エレメント20a2の中心軸線と一
致するように配置されて外枠部701の上端に支持され
た固定側エレメント21a2とからなっている。
上記のように、断路器DSa1及びDSa2の可動側エレメ
ントを遮断部の両端の端子導体12及び13に機械的に
接続して支持する構造にすると、断路器と遮断部との間
を接続する導体を別個に設ける必要がないため、構造を
簡単にすることができる。
断路器DSa1及びDSa2の可動側エレメント20a1及び
20a2のそれぞれの側方には接地用固定電極22a1及び
22a2が配置され、これらの接地用固定電極はそれぞれ
の中心軸線を断路器DSa1及びDSa2の中心軸線と一致
させて側板6に取付けられている。
第3図に示すように、可動側エレメント20a1及び20
a2はシールド23とこのシールド内に設けられた集電用
電極24と、この集電用電極に摺動自在に接触する棒状
の可動コンタクト25とからなっている。また固定側エ
レメント21a1及び21a2はシールド26とこのシール
ド26内に配置されて可動コンタクト25が接離する固定
コンタクト27とからなり、可動コンタクト25が固定
コンタクト27に接離するようになっている。接地用固
定電極22a1及び22a2はシールド28内にコンタクト
29を配置したもので、断路器の可動側エレメント20
a1,20a2の可動コンタクト25の端部がこの接地用固
定電極に接離する接地用可動電極となっている。
可動側エレメント20a1,20a2の可動コンタクト25
の接地用固定電極側の端部には接地用固定電極の内側を
通して摺動する絶縁操作棒30が取付けられ、この絶縁
操作棒は側板6に設けられた気密保持構造の軸受部に摺
動自在に支持されて外部に導出されている。
下側に配置された接地用固定電極22a1の内側を通して
外部に導出された絶縁操作棒30は側板6の外面に支持
された断路器用操作器31に連結され、また上方の接地
用固定電極22a2の内側を通して外部に導出された絶縁
操作棒30は図示しないリンクを介して操作器31に連
結されている。断路器用操作棒31は例えば空気圧によ
り操作力を得るもので、この操作器により断路器DSa1
及びDSa1及びDSa2が同時に開閉操作されるようにな
っている。断路器DSa2の可動コンタクト25と接地用
固定電極22a1及び20a2とにより接地開閉器ESa1及
びESa2が構成され、第3図Bに示したように可動コン
タクト25を固定コンタクト27から開離させて断路器
DSa1及びDSa2を開いた際に可動コンタクト25の接
地用固定電極22a1,22a2側の端部(接地用可動電
極)が該接地用固定電極の固定コンタクト29に接触し
て接地開閉器ESa1及びESa2が閉じるようになってい
る。
各相の断路器DSa1の下方にはケースヘッドCGa1が配
置されている。ケーブルヘッドCHa1は容器5の底面に
固定され、このケーブルヘッドの端子導体35は断路器
DSa1の固定側エレメント21a1に接続されている。ケ
ーブルヘッドCHa1には地下のケーブルピットから架台
2の内側に立ち上げられたケーブルL1の端末部36が
接続されている。
各相のケーブルヘッドCHa1の側方には避雷器LAが配
置され、各相の避雷器LAの非接地側の端子に接地開閉
器ESa3の可動側エレメント37が電気的及び機械的に
接続されている。可動側エレメント37の側方には該接
地開閉器の固定側エレメント38が配置され、この固定
側エレメントは側板6に取付けられている。接地開閉器
ESa3の可動側エレメント及び固定側エレメントは前記
断路器DSa1及びDSa2の可動側エレメント及び固定側
エレメントと同様の構造を有し、可動側エレメント37
の可動コンタクトを操作する絶縁操作棒39は側板6に
設けられた気密保持構造の軸受を貫通して、側板6の外
面に取付けられた接地開閉器用操作器40に連結されて
いる。
なお上記の各機器の内避雷器LAは外殻容器5の下方か
ら該外殻容器の底壁部に設けられた取付け孔を通して外
殻容器内に挿入されて取付けられるようになっており、
避雷器を外殻容器内に挿入した際に該避雷器の非接地側
の端子が接地装置ESa3の可動側エレメントに設けられ
た導体接続部(図示せず。)に自動的に接続されるよう
になっている。
機器収納室9内の下部空間には相間に介在する遮蔽壁7
02が設けられているため、この遮蔽壁により断路器D
Sa1、ケーブルヘッドCHa1、避雷器LA及び接地開閉
器ESa3の相間の絶縁が強化され、外殻容器内で生じた
各相の地絡事故が相間短絡事故に進展するのが阻止され
る。
同様に機器収納室9の上部空間では、第2図に見られる
ように遮蔽壁703が相間に介在し、これにより断路器
DSa1及び接地開閉器ESa1の相間の絶縁が強化されて
いる。
外殻容器5の背面側上部角部の傾斜壁部5aには各相の
単位収納室9Bに開口する絶縁スペーサ取付け孔が設け
られていて、各取付け孔を気密に閉じるように各相の絶
縁スペーサ45が取付けられている。各相の絶縁スペー
サ45の貫通導体は断路器DSa2の固定側エレメント2
1a2に接続されている。
側板6の外面にはまたガス恒圧装置46が取付けられ、
この装置により外殻容器5内のガス圧力が所定の範囲に
保たれるようになっている。
側板6には該側板に取付けられた各操作器や駆動機構等
を覆う箱形のカバー48が取付けられ、このカバー48
の前面には点検用の扉が設けられている。
また架台2の前面側に箱体49が配置され、この箱体内
に各種制御装置や保護装置50が収納されている。
上記回線側ユニットA1を構成する機器の内避雷器LA
を除いた機器は外殻容器5の外部で絶縁支持体7に取付
けられ、各遮断器を収納する単位収納室8Aを気密に閉
じるように該絶縁支持体7に側板6が取付けられた後、
該機器を支持した絶縁支持体が外殻容器5内に挿入され
る。そして側板6が外殻容器5の側面を気密に閉じるよ
うに固定され、外殻容器5の下側からボルトによりケー
ブルヘッドCHa1が外殻容器5の底壁に対して固定され
る。この後外殻容器5の下側から避雷器LAが外殻容器
5内に挿入されて取付けられ、外殻容器上端角部の傾斜
壁部5aの取付け孔に外側から絶縁スペーサ45が取付
けられる。外殻容器5内の各ガス空間にSF6ガスが所
定の圧力で充填される。
(b)変圧器1次側ユニットの構成 変圧器1次側ユニットB1は上端の前面側及び背面側の
上端角部にそれぞれ傾斜壁部50a及び50bが設けら
れた箱形の外殻容器50を備え、外殻容器50内には断
面コの字形の外枠部51と相間に介在するようにこの外
枠部51の外面から突出した2個のフィン状の遮蔽壁5
2とからなる絶縁支持体53が収納されている。
外殻容器50はその底板54が取外し得るようになって
いて、底板54を外した状態で外殻容器50内に絶縁支
持体53が挿入され、該絶縁支持体53はその外殻部5
1の開口部を外殻容器50の前面側の側板50cに向け
て該側板に固定されている。絶縁支持体53の外枠部5
1の内側には、側板50cにより気密に閉じられた断路
器収納室55が形成され、この断路器収納室内は鉛直方
向に伸びる隔壁により第1図の紙面と直角な方向に並ぶ
3つの独立の単位収納室55Aに区画されている。外枠
部51の外側にはケーブルヘッド収納室56が形成さ
れ、この収納室56は相間に介在する遮蔽壁52により
第1図の紙面と直角に並ぶ3つの領域に区画されてい
る。
断路器収納室55の各単位収納室55A内には断路器D
Sb1ないしDSb3が収納されている。断路器DSb1ない
しDSb3のそれぞれは可動側エレメント57と固定側エ
レメント58とからなっている。可動側エレメント57
及び固定側エレメント58は基本的にはシールド内に可
動コンタクト59及び固定コンタクト(図示せず。)を
設けた公知の構造を有するが、本実施例では断路器DS
b1ないしDSb3の可動側エレメント57のシールドが上
下方向に伸びる連結導体60に一体に設けられ、この連
結導体60が隔壁部52の上下の壁部に支持されてい
る。また断路器DSb1ないしDSb3の固定側エレメント
58は、可動側エレメントと水平方向に対向するように
配置されて、隔壁部52の上部壁、側壁及び下部壁をそ
れぞれ気密に貫通させて設けられた導体61ないし63
に接続されている。
ケーブルヘッド収納室の下部にはケーブルヘッドCHb1
及びCHb2が収納されている。ケーブルヘッドCHb1及
びCHb2は外殻容器50の底板51に支持され、これら
のケーブルヘッドにはそれぞれケーブルC13及びC1
2の端末部64及び65が接続されている。ケーブルヘ
ッドCHb1及びCHb2は第1図の紙面と直角な方向に並
べて3相分設けられ、これらのケーブルヘッドの相間に
遮蔽壁52が介在して相間の絶縁の強化を図っている。
外殻容器50の上部の傾斜壁部50a及び50bには各
単位収納室56A内に開口する取付け孔が設けられてい
て、各取付け孔を気密に閉じるように絶縁スペーサ66
及び67が取付けられている。そして絶縁スペーサ67
の貫通導体が接続導体68を介して断路器DSb1の固定
側エレメントにつながる導体61に接続され、絶縁スペ
ーサ66の貫通導体が接続導体69を介して断路器DS
b1ないしDSb2の可動側エレメントにつながる連結導体
60に接続されている。またケーブルヘッドCHb1の端
子導体が接続導体70を介して断路器DSb2の固定側エ
レメントにつながる導体62に接続され、ケーブルヘッ
ドCHb2の端子導体が接続導体71を介して断路器DS
b3の固定側エレメントにつながる導体63に接続されて
いる。外殻容器50内にはSF6ガスが所定の圧力で充
填されている。
(c)ユニット間の接続 第2図に示したように、外殻容器50の外側面には箱体
72が取付けられ、この箱体内に断路器DSb1ないしD
Sb3の操作器と、外殻容器50内のガス圧力を管理する
恒圧装置とが収納されている。
そして上記回線側ユニットA1の絶縁スペーサ45と変
圧器1次側ユニットB1の絶縁スペーサ66との間が、
可撓性を有する金属管内に可撓性を有する接続導体を配
置して該金属管と接続導体との間を固体絶縁物で絶縁し
た構造の可撓性接続母線75により相互に接続され、変
圧器1次側ユニットB1の絶縁スペーサ67と変圧器T
r1の1次側との間が同じく可撓性接続母線76により交
互に接続されている。
なお第1図及び第2図には第1の回線側ユニットA1と
第1の変圧器1次側ユニットB1とを示したが、第2の
回線側ユニットA2は上記第1の回線側ユニットA1と
全く同様に構成され、第2及び第3の変圧器1次側ユニ
ットB2及びB3は上記第1の変圧器1次側ユニットB
1と全く同様に構成されている。
第1図及び第2図に示した実施例においては、機器収納
室8を隔壁により独立のガス空間を構成する3つの遮断
器収納室に区画するようにしたが、3つの遮断器収納室
を連通させるように隔壁を設けて、該隔壁により3相の
遮断器の相間を遮蔽する構造にすることもできる。
(ハ)第2の具体的実施例 第4図及び第5図は本発明の第2の具体的実施例の回線
側ユニットA1を示したもので、この実施例では断面コ
の字形の外枠部81とこの外枠部の上端及び下端の外面
にそれぞれ突設された相間絶縁強化用のフィン状遮蔽壁
82及び83とを一体に有する絶縁支持体80が各相毎
に設けられてこれら3相の絶縁支持体80が外殻容器5
内に横方向に並べて配置され、各相の絶縁支持体80は
着脱可能に設けられた外殻容器5の側板6に固定されて
いる。各相の絶縁支持体80の外枠部81内は隔壁84
及び85により、下から上に順に並ぶ断路器収納室8
6、遮断器収納室87及び断路器収納室88にガス区分
されている。
断路器収納室86内には第1図の実施例で用いられたも
のと同様の構造を有する可動側エレメントと固定側エレ
メントとからなる断路器DSa1と、第1図に示した実施
例と同様に断路器の可動コンタクトが可動電極を兼ねる
ように構成された接地開閉器ESa1とが収納され、断路
器DSa1が断路状態になった時に接地開閉器ESa1が自
動的に閉路するようになっている。
各相の遮断器収納室87内には遮断器DBaの遮断部が
収納され、断路器収納室88内には、断路器DSa2と接
地開閉器ESa2とが収納されている。断路器DSa2及び
接地開閉器ESa2はそれぞれ断路器DSa1及びESa1と
同様に構成され、断路器DSa2が断路状態になった時に
接地開閉器ESa2が自動的に閉路するようになってい
る。
外殻容器5の底部にはケーブルヘッドCHa1と避雷器L
Aとが取付けられ、避雷器LAの非接地側端子に接地開
閉器ESa3の固定側エレメントが、また側板6に接地開
閉器ESa3の可動側エレメントがそれぞれ取付けられて
いる。なおこの実施例ではケーブルヘッドCHa1及び避
雷器LAが外殻容器5の下側から外殻容器5の底部に設
けられた取付け孔を通して取付けられている。
断路器DSa1の固定側エレメントは絶縁支持体80の外
枠部の下端を気密に貫通させて設けられた導体90を介
してケーブルヘッドCHa1の端子導体に接続され、断路
器DSa1の可動側エレメントは隔壁84を気密に貫通させ
た導体91を介して遮断器CBaの可動接触子側の端子
に接続されている。遮断器CBの固定接触子側の端子は
隔壁85に埋め込まれた導体92を介して断路器DSa2
の可動側エレメントに接続され、断路器DSa2の固定側
エレメントは外枠部81の上端を気密に貫通させて設け
られた導体93を介して、外殻容器5の上端の傾斜壁部
に取付けられた絶縁スペーサ45の貫通導体に接続され
ている。
側板6の外面には遮断器の駆動機構部17と、駆動機構
部17を介して遮断器CBaの遮断部に操作力を与える
操作器18と、断路器DSa1,DSa2の操作器31a1,
31a2と、接地開閉器ESa3の操作器40とが取付けら
れている。
その他の点は第1図の実施例と同様であり、外殻容器5
内にはSE6ガスが所定の圧力で充填されている。
第4図及び第5図の実施例においては、絶縁支持体80
を各相毎に設けたが、3相の絶縁支持体を一体化して設
けることができるのは勿論である。
第4図及び第5図に示した実施例においては絶縁支持体
内の断路器収納室86、遮断器収納室87及び断路器収
納室88の内部が独立のガス空間を構成するようにした
が、3相の収納室を相互に連通させるように隔壁を設け
て、該隔壁により相間を遮蔽する構造とすることもでき
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、遮断器と断路器とを共
通の絶縁支持体に支持する構造にしたので、遮断器及び
断路器のそれぞれに対して別個に絶縁支持体を設ける必
要がないため構造を簡単にして組立てを容易にすること
ができる。
第1ないし第3の発明によれば、隔壁により仕切られた
3つの遮断器収納室内にそれぞれ3相の遮断部を収納す
るようにして、各相で生じた地絡事故が相間短絡事故に
進展するのを阻止するようにしたので、装置の信頼性を
向上させることができる。
特に、第4の発明及び第5の発明によれば、各相の遮断
部と断路器との双方をそれぞれ独立のガス空間に配置し
たので、各相で乗じた地絡事故等が3相短絡事故に進展
するのを更に確実に防止することができる。
上記のように、本発明によれば、3相短絡事故時の外殻
容器内の圧力上昇を殆ど考慮する必要がないため、外殻
容器の強度を従来より低く設計することが可能になり、
装置の軽量化とコストの低減とを図ることができる。
また第2の発明によれば、外殻容器の一部を成す着脱可
能な板に絶縁支持体を支持する構造にして、遮断部及び
対の断路器を予め板に組付けてから該板を外殻容器に取
付けることによりガス絶縁開閉装置を組み立てることが
できるようにしたため、容器内の狭いスペースで全ての
機器の組立てを行っていた従来の装置に比べて組立て作
業を簡単にすることができる。
更に第3の発明または第5の発明によれば、断路器の可
動側エレメントの側方に接地用固定電極を設けるととも
に可動コンタクトに接地用可動電極を設けたので、断路
器の構成部品を利用して接地開閉器を構成することがで
きる。またこれらの発明によれば、接地開閉器の操作器
の別個に必要としないため、装置の構造を簡単にするこ
とができ、装置の小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の機械的構成を示す縦断面図、
第2図は第1図の実施例の各ユニットの外殻容器の上端
部を断面してその内部を上方から見た上面図、第3図A
及びBはそれぞれ本発明で用いる断路器及び接地開閉器
の開閉動作を示す説明図、第4図は本発明の第2の実施
例の回線側ユニットの外殻容器の上部を断面してその内
部を見た上面図、第5図は同実施例の回線側ユニットの
内部構造を示す縦断面図、第6図は本発明の実施例の各
相の電気的構成を示す単線結線図、第7図は本発明の実
施例の回線側ユニットを用いて単母線構成の母線系ガス
絶縁開閉装置を構成した場合の各相の電気的構成を示し
た単線結線図、第8図は本発明の実施例の回線側ユニッ
トを用いて二重母線構成の母線系ガス絶縁開閉装置を構
成した場合の各相の電気的構成を示した単線結線図、第
9図は従来のガス絶縁開閉装置の各相の電気的構成を示
した単線結線図である。 A1,A2…回線側ユニット、B1〜B3…変圧器1次
側ユニット、CBa…遮断器、DSa1,DSa2…対の断
路器、ESa1,ESa2…接地開閉器、CHa1,CHb1,
CHb2…ケーブルヘッド、LA…避雷器、Tr1〜Tr3…
変圧器、5…外殻容器、6…容器の側板を構成する着脱
可能な板、7…絶縁支持体、701…絶縁支持体の外枠
部、702,703…遮蔽壁、10…遮断部、11…遮
断器CBaの遮断部容器、12,13…遮断部の端子導
体、17…遮断器の駆動機構部、18…遮断器の操作
器、20a1,20a2…断路器の可動側エレメント、21
a1,21a2…断路器の固定側エレメント、22a1,22
a2…接地用固定電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋▲崎▼ 俊夫 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭54−114729(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動接触子と固定接触子とを遮断部容器内
    に収納した遮断部を有する3相の遮断器と、固定コンタ
    クトを有する固定側エレメント及び前記固定コンタクト
    に接離する可動コンタクトを有する可動側エレメントか
    らなっていて前記遮断部の両端にそれぞれ電気的に接続
    される3相の対の断路器と、前記3相の遮断部及び対の
    断路器を収納する共通の外殻容器とを備えたガス絶縁開
    閉装置において、 前記外殻容器内に前記遮断部と対の断路器とに対して共
    通の絶縁支持体が設けられ、 前記絶縁支持体は隔壁で仕切られた3つの遮断器収納室
    を有していて該3つの遮断器収納室内にそれぞれ前記3
    相の遮断部が収納され、 3相の対の断路器は前記絶縁支持体の外側に支持され、 前記絶縁支持体は、前記対の3相の断路器の各相間に介
    在する遮蔽壁を一体に有していることを特徴とするガス
    絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】可動接触子と固定接触子とを遮断部容器内
    に収納した遮断部を有する3相の遮断器と、固定コンタ
    クトを有する固定側エレメント及び前記固定コンタクト
    に接離する可動コンタクトを有する可動側エレメントか
    らなっていて前記遮断部の両端にそれぞれ電気的に接続
    される3相の対の断路器と、前記3相の遮断部及び対の
    断路器を収納する共通の外殻容器とを備えたガス絶縁開
    閉装置において、 前記外殻容器内に前記遮断部と対の断路器とに対して共
    通の絶縁支持体が設けられて、該絶縁支持体が前記外殻
    容器の一部を構成する着脱可能な板の内面に支持され、 前記絶縁支持体は隔壁で仕切られた3つの遮断器収納室
    を有していて該3つの遮断器収納室内にそれぞれ前記3
    相の遮断部が収納され、 3相の対の断路器は前記絶縁支持体の外側に支持され、 前記絶縁支持体は、前記対の3相の断路器の各相間に介
    在する遮蔽壁を一体に有していることを特徴とするガス
    絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】可動接触子と固定接触子とを遮断部容器内
    に収納した遮断部を有する3相の遮断器と、固定コンタ
    クトを有する固定側エレメント及び前記固定コンタクト
    に接離する可動コンタクトを有する可動側エレメントか
    らなっていて前記遮断部の両端にそれぞれ電気的に接続
    される3相の対の断路器と、前記3相の遮断部及び対の
    断路器を収納する共通の外殻容器とを備えたガス絶縁開
    閉装置において、 前記外殻容器内に前記遮断部と対の断路器とに対して共
    通の絶縁支持体が設けられ、 前記絶縁支持体は隔壁で仕切られた3つの遮断器収納室
    を有していて該3つの遮断器収納室内にそれぞれ前記3
    相の遮断部が収納され、 3相の対の断路器は前記絶縁支持体の外側に支持され、 前記絶縁支持体は、前記対の3相の断路器の各相間に介
    在する遮蔽壁を一体に有し、 前記各断路器の可動側エレメントの側方に接地用固定電
    極が設けられ、 前記各断路器の可動側エレメントはその可動コンタクト
    が最終断路位置まで変位した時に前記接地用固定電極に
    接触する接地用可動電極部を備えていることを特徴とす
    るガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】可動接触子と固定接触子とを遮断部容器内
    に収納した遮断部を有する3相の遮断器と、固定コンタ
    クトを有する固定側エレメント及び前記固定コンタクト
    に接離する可動コンタクトを有する可動側エレメントか
    らなっていて前記遮断部の両端にそれぞれ電気的に接続
    される3相の対の断路器と、前記3相の遮断部及び対の
    断路器を収納する共通の外殻容器とを備えたガス絶縁開
    閉装置において、 前記外殻容器内に前記遮断部と対の断路器とに対して共
    通の絶縁支持体が設けられ、 前記絶縁支持体は各相毎に独立した遮断器収納室と対の
    断路器収納室とを有し、 各相の遮断器収納室内に各相の遮断部が収納され、 各相の対の断路器収納室内にそれぞれ各相の対の断路器
    が収納されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】可動接触子と固定接触子とを遮断部容器内
    に収納した遮断部を有する3相の遮断器と、固定コンタ
    クトを有する固定側エレメント及び前記固定コンタクト
    を接離する可動コンタクトを有する可動側エレメントか
    らなっていて前記遮断部の両端にそれぞれ電気的に接続
    される3相の対の断路器と、前記3相の遮断部及び対の
    断路器を収納する共通の外殻容器とを備えたガス絶縁開
    閉装置において、 前記外殻容器内に前記遮断部と対の断路器とに対して共
    通の絶縁支持体が設けられ、 前記絶縁支持体は各相毎に独立した遮断器収納室と対の
    断路器収納室とを有し、 各相の遮断器収納室内に各相の遮断部が収納され、 各相の対の断路器収納室内にそれぞれ各相の対の断路器
    が収納され、 各断路器収納室内の断路器の可動側エレメントの側方に
    接地用固定電極が設けられ、 各断路器の可動側エレメントはその可動コンタクトが最
    終断路位置まで変位した時に前記接地用固定電極に接触
    する接地用可動電極部を備えていることを特徴とするガ
    ス絶縁開閉装置。
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