JP4073623B2 - スイッチギヤ - Google Patents
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Description
本発明は、母線側導体と負荷側導体とを接離する主回路開閉部と、負荷側導体と接地用導体とを接離する接地開閉部とを備えるスイッチギヤに関する。
背景技術
母線からの受電を、各種の負荷機器、他の電気室に配電すべく用いられるスイッチギヤは、母線との接続のための母線側導体、負荷への送電ケーブルとの接続のための負荷側導体等の接続導体と共に、母線側導体と負荷側導体とを接離する主回路開閉器、負荷側導体を接地するための接地開閉器、監視制御に必要な制御機器等の内部機器を、接地金属製の外箱内に適宜に配設して構成されている。
この種のスイッチギヤとして、特公平7−28488号公報に開示されているように、主たる内部機器としての主回路開閉器及び接地開閉器を接続導体の一部と共に一体化して構成された機能ユニットを備え、この機能ユニットを外箱内に配置して、母線及び送電ケーブルとの接続のみを行えばよい構成としたスイッチギャがある。
図33は、前記特公平7−28488号公報に開示されたスイッチギヤの要部構成を示す側面図であり、図34は、図33に示したスイッチギヤの電気的接続図である。これらに示すスイッチギヤは、絶縁性ガスが封入され、その周壁の一部を内外に貫通する態様に送電ケーブル接続用のブッシング2aと、母線接続用のブッシング2b(図34参照)とを備える容器1の内部に、第1、第2、第3の開閉器3、4、5及び真空消弧室9を配した構成となっている。
図34に示す如く、ブッシング2bを介して外部の母線(図示せず)に接続された三相の夫々に対応する母線側分岐導体6は、図33に示す如く、絶縁支持碍子11により支持されて金属性の容器1内に配設されており、これらは、真空消弧室9の内部に構成された図示しない開閉装置、及び第1の開閉器3を介して、絶縁支持碍子60aに固定支持された中間導体60に接続され、該中間導体60により2方向に分岐され、夫々の分岐は、第2、第3の開閉器4、5を介してブッシング2a、2aに支持された負荷側導体2、2に接続され、該負荷側導体2、2を経て外部の送電ケーブル(図示せず)にそれぞれ接続されている。
開閉器3、4、5は、3対の金属リンク8、8、8及び絶縁リンク7、7、7を介して伝達される図示しない各別の駆動源の動作に応じて夫々の枢軸回りに揺動する揺動電極をそれぞれ備えている。第1の開閉器3は、その揺動電極の揺動位置によって、真空消弧室9内部の開閉装置の出力電極と前記中間導体60の対応位置に突設された固定電極とを接続する閉路位置と、前記揺動電極と接地用導体10aとを接続する接地位置と、両位置の中間であり、前記固定電極及び接地用導体10aから離れた断路位置とに変更し得るようになっている。
また第2、3の開閉器4、5は、夫々の揺動電極の揺動により、負荷側導体2、2と中間導体60の対応位置に夫々突設された固定電極及び接地用導体10b、10cとの間にて、第1の開閉器3と同様の3つの位置に変更し得るようになっている。
以上の構成によれば、母線側分岐導体6と負荷側導体2とを接離する主回路開閉部と、負荷側導体2を接地するための接地開閉部とが、接続用の導体と共に容器1の内部に配設されており、母線側分岐導体6をブッシング2bを介して容器1外の母線に接続し、負荷側導体2、2をブッシング2a、2aを介して容器1外の送電ケーブルに接続すればよく、小型化されたスイッチギヤを提供することができる。
ところが以上の如き従来のスイッチギヤにおいて、真空消弧室9内部の開閉装置は、当該回路を開閉する作用のみを行い、第1の開閉器3が、他の回路との切離しのための断路器と、前記開閉装置の出力電極を新路下にて接地する接地開閉器とを兼ね、更に第2、第3の開閉器4、5が、夫々に対応する負荷側導体2を接地する接地開閉器としての機能を果たす構成であり、母線側分岐導体6と負荷側導体2との間に2つの開閉器(第1の開閉器3及び第2の開閉器4、又は第1の開閉器3及び第3の開閉器5)が直列に配置されることから、これらの配置スペースを確保しなければならず、容器1を小型化するには限度があるという問題があった。
また、容器1の内部には絶縁ガスが封入されており、前記開閉器3、4、5においては、三相の相間、対地間、断路位置での各極間に前記封入ガスの種類に応じた絶縁距離を確保する必要があり、前記開閉器3、4、5の夫々が大型化する上、各開閉器3、4、5間に十分な離隔距離を保つために、容器1内の配設効率が悪く、該容器1の小型化が制限されるという問題があった。
また、真空消弧室9は、図34に示す三相回路において各相毎に設けられることから、これらの配設位置を確保しなければならないため、容器1を小型化することができず、また製品コストの上昇を招くという問題があった。
更に、容器1の内部においてアーク短絡が発生した場合、容器1内に封入された絶縁性ガスが、アークエネルギーにより短時間の内に高温、高圧となる一種の爆発現象が引き起こされることから、前記容器1には、放圧のための圧力解放弁を設ける必要がある上、放圧が完了するまでの間、高圧状態に耐える強度が要求されることとなり、容器1の構造が複雑化し、製品コストの上昇を招くという問題があった。
発明の開示
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化が可能であり、製品コストの低下が図れると共に、内部におけるアーク短絡事故の発生時にも爆発を引き起こすことがない安全性の高いスイッチギヤを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のスイッチギヤは、母線側導体と、負荷側導体と、接地用導体と、対をなす第1固定電極と第1可動電極によって母線側導体と負荷側導体を接離する主回路開閉部と、対をなす第2固定電極と第2可動電極によって負荷側導体と接地用導体を接離する接地開閉部と、主回路開閉部の第1可動電極を駆動する第1駆動装置と、接地開閉部の第2可動電極を駆動する第2駆動装置と、真空容器とを備え、更に、母線側導体、負荷側導体及び接地用導体の各々の一端と、主回路開閉部と、接地開閉部とを真空容器の内部に設ける一方、第1駆動装置と第2駆動装置を真空容器の外部に設けている。
本発明によれば、高電圧となる主回路の構成部品を、接続用の導体と共に高真空に保たれた真空容器の内部に収納し、絶縁特性に優れた真空中に主回路を構成して、三相の相間、対地間、接点間に必要な絶縁距離を縮小し、更に、主回路開閉部及び接地開閉部を各一対の固定電極及び可動電極により構成して小型化を図る。また、容器内部でのアーク短絡の発生時にも、真空に保たれた容器内には膨張する気体がなく、爆発を引き起こす虞れがない。
発明を実施するための最良の形態
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図、図2は、同じく正面断面図、図3は、その電気的接続図である。
これらの図に示すスイッチギヤは、内部を高真空に維持された真空容器12の内部に、主回路開閉部14及び接地開閉部15を備え、更に、母線側導体16、負荷側導体18、及び接地用導体24を備えている。図2に示す如く、前記真空容器12の外部には、主回路開閉部14の第1駆動装置23、接地開閉部15の第2駆動装置26、及び外部の送電ケーブルCとの接続のためのセラミックス製のケーブルブッシング13が取り付けてある。
負荷側導体18は、第1ベローズ22により気密に封止されて真空容器12内に突出する第1駆動装置23の出力端21に、セラミックス製の絶縁部20を介して連結されており、第1駆動装置23の動作に応じて、図2における上下方向に、図3に示す如く、三相の夫々に対応する3つを一単位として移動するようになしてある。負荷側導体18の中途部は、真空容器12の内部に突出するケーブルブッシング13の端子部に可撓性導体19を介して接続され、該ケーブルブッシング13を介して真空容器12の外部の送電ケーブルCに接続されており、この接続状態は、可撓性導体190弾性変形により、負荷側導体18の前述した移動の如何に拘わらず維持されるようになしてある。
図3に示す如く送電ケーブルCの中途には、計器用変流器17が設けられ、送電ケーブルCを介して図示しない負荷に送電される電流を検出する構成となしてある。
以上の如き負荷側導体18の下端には、主回路開閉部14の第1可動電極14bが固着してある。三相の夫々に対応して設けられた母線側導体16は、真空容器12の底部に各別の碍子28、28、28により支持して配してあり、夫々に対応する負荷側導体18の下側にて立ち上げた各母線導体16の分岐導体27の上端には、前記第1可動電極14bに対向するように主回路開閉部14の第1固定電極14aが固着してある。
以上の如き第1可動電極14b及び第1固定電極14aを備える主回路開閉部14は、第1駆動装置23の動作に応じた負荷側導体18の上下動により第1可動電極14bと第1固定電極14aとを接離させ、母線側導体16と負荷側導体18との間にて電流を通電及び遮断せしめる開閉器としての機能を果たすこととなる。
なお、第1駆動装置23の動作により第1可動電極14bの開離位置を、第1固定電極14aとの離隔距離が短い位置と長い位置との2段階に変更する構成とすることができる。この場合、離隔距離が長い状態において断路器としての機能を兼用することができる。また、負荷側導体18の上下動は、前記第1ベローズ220作用により、真空容器12内部の真空を維持したまま行わせることができる。
一方、前記負荷側導体18の中途部には、ケーブルブッシング13との接続側と逆側に突出する分岐部が設けてあり、この分岐部の先端には、接地開閉部15の第2固定電極15aが固着されている。接地用導体24は、第2ベローズ25により気密に封止されて真空容器12内に突出する前記第2駆動装置26の出力端に一体的に連結され、第2駆動装置26の動作に応じて前記分岐部に接離する方向に、二相の夫々に対応する3つを一単位として移動するようになしてある。
夫々の接地用導体24の先端部には、主回路開閉部14が開路状態にあるとき、各別の負荷側導体18の前記分岐部の先端を臨む態様に、接地開閉部15の第2可動電極15bが固着されており、また接地用導体24は、図3に示す如く、真空容器12の外部に延設され適宜に接地されている。
以上の如き第2可動電極15b及び第2固定電極15aを備える接地開閉部15は、第2駆動装置26の動作に応じた接地用導体24の移動により第2可動電極15bと第2固定電極15aとを接離させ、開路状態にある主回路開閉部14の負荷側を接地又は接地解除する接地開閉器としての機能を果たすことになる。なお、第2駆動装置26の動作に応じた接地用導体24の進退動作は、前記第2ベローズ25の作用により、主回路開閉部14における負荷側導体18の上下動と同様、真空容器12内部の真空を維持したまま行わせることができる。
以上の如く構成されたスイッチギヤは、主回路開閉部14及び接地開閉部15が、接続用の導体としての母線側導体16、負荷側導体18及び接地用導体24と共に、真空に保たれた真空容器12の内部に収納され、高電圧となる主回路が絶縁特性に優れた真空中に構成されているから、夫々の間に必要な絶縁距離を削減することができるため、主回路の構成部品を接続用の導体と共にコンパクトに配置できるから、スイッチギヤが従来に比して大幅に小型化されたものとなる。更に、真空容器12の内部にアーク短絡が発生した場合においても、真空容器12の内部に気体が存在しないことから、前記アーク短絡が爆発につながる虞れがなく、高い安全性が得られる。又、負荷側導体18の一部に主回路開閉部14の第1可動電極14bと接地開閉部15の第2固定電極15aを一体に設けたから、主回路開閉部14と接地開閉部15を効率的に配置できるので、スイッチギヤを更に小型化できる。更に、絶縁部20を主回路開閉部14の可動部材の移動の方向と略直交する面内で可動部材に介装したから、この移動により第1可動電極14bが第1固定電極14bに押付けられるとき、絶縁部20に作用する曲げ荷重を軽減できるので、絶縁部20の破損を未然に防止できるため、絶縁部20の耐久性が向上する。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態にかかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図、図5は、同じく正面断面図、図6は、その電気的接続図である。
この実施形態は、母線側導体16が真空容器12の外部に配置され、この母線側導体16から三相の夫々に対応して分岐された母線側分岐導体27が、真空容器120周壁の対応位置を貫通して設けられた各別の母線用ブッシング29を介して真空容器12の内部に延長されており、各母線側分岐導体27の延長端に固着された第1固定電極14aと、各第1固定電極14aとの上部に臨ませて負荷側導体18の下端に固着された第1可動電極14bとにより主回路開閉部14を構成し、該主回路開閉部14の開閉及び断路動作を第1駆動装置23の動作に応じて行わせるようにしたものであり、接地開閉部15の構成、負荷側導体18とケーブルブッシング13との接続態様等、他の部分の構成については前記第1実施形態と同様である。
以上の如く構成されたスイッチギヤにおいては、第1実施形態と同様、絶縁特性に優れた真空中に主回路が構成されているから、従来に比して大幅な小型化が達成され、また真空容器12の内部に発生するアーク短絡が爆発につながる虞れがなく、安全性が高いという効果が得られる。更に、真空容器12の外部に配置された母線側導体16から分岐された母線側分岐導体27が真空容器12内に配設されることから、図5及び図6に示す如く、真空容器12の内部に主回路開閉部14及び接地開閉部15を一体的に備える機能ユニットを複数用意し、これらを母線側導体16の中途に適宜に設置することにより、機能ユニットの数量を容易に増減することができ、自由度の高い設計が可能となるという付加的な効果が得られる。
(第3実施形態)
図7は、本発明の第3実施形態にかかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図、図8は、同じく正面断面図、図9は、その電気的接続図である。
この実施形態は、真空容器12の内部の主回路開閉部14の構成を第1実施形態におけるそれと異ならせたものである。即ち、主回路開閉部14は、母線側分岐導体27の先端に固着された固定電極32aのほかに、ケーブルブッシング13に接続された負荷側導体35の先端部に、前記固定電極32aの一側に並べて固着された固定電極31aを備える一方、真空容器12の上部外側に取り付けた第1駆動装置23の出力端21に絶縁部20を介して連結された中間導体33の下部を二股に分岐させ、これらの下端に前記固定電極31a、32aの夫々に対向するように可動電極31b、32bを夫々固設して、母線側導体16と負荷側導体35との間に、固定電極31aと可動電極31bとを備える第1の開閉部と、固定電極32aと可動電極32bとを備える第2の開閉部とを、図9に示す如く直列に設けた2点切り構造を有して構成されている。
また接地開閉部15が、前記負荷側導体35の中途の分岐部の先端に固着された第2固定電極15aと、接地用導体24の先端に固着された第2可動電極15bとを備えて構成されていると共に、第2可動電極15bの第2固定電極15aに対する接離を可能とする第2駆動装置26が、真空容器12の外部下側に取り付けてある点を除けば、第1実施形態と同様である。なお、母線側導体16を真空容器12の外側に配した第2実施形態においても第3実施形態と同様の構成が可能であるととは言うまでもない。
以上の如く構成されたスイッチギヤにおいては、第1及び第2実施形態と同様の効果が得られると共に、主回路開閉部14が2点切り構造を有していることから、主回路開閉部14の遮断及び断路時における各接点間の離隔距離を小さくすることができ、これによる小型化が実現される。更に、負荷側導体35とケーブルブッシング13とを、可撓性導体19を用いない剛構造にて接続でき、より安定した動作性能が得られるようになる。
(第4実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態にかかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図、図11は、同じく正面断面図、図12は、その電気的接続図である。
この実施形態は、真空容器12の内部の主回路開閉部14と共に、接地開閉部15をも2点切り構造とし、更にこれらの可動部材と第1及び第2駆動装置を共有させたものである。即ち、主回路開閉部14は、真空容器12の上部に配した母線側分岐導体27の先端に固着された固定電極37bの外に、ケーブルブッシング13に接続された負荷側導体46に前記固定電極37bの一側に並べて固着された固定電極37dを備えている。図10に示す如く、負荷側導体46は、ケーブルブッシング13にその中途部を固着されたコの字形断面を有する部材であり、前記固定電極37dは、負荷側導体46の上辺の先端を下向きに屈曲せしめた端部に固着されている。
また接地開閉部15は、負荷側導体46の下辺の先端を上向きに屈曲せしめた端部に固着された固定電極37gと、真空容器12の底部に立設された接地用導体44の上端に前記固定電極37gの一側に並べて固着された固定電極37hを備えている。真空容器12の外部に突出する前記接地用導体44の下端は、可撓性導体45を介して接地金属45aに接続されている。
主回路開閉部14及び接地開閉部15が共有する可動部材42は、負荷側導体46の横辺間に配してあり、この可動部材42の駆動装置40は、真空容器12の外側に、ケーブルブッシング13の取り付け側と逆側に位置して取り付けてある。該駆動装置40は、真空容器12の周壁を貫通して延設され、その中途の略水平な軸回りに揺動する揺動リンク38を備えており、前記可動部材42は、この揺動リンク38の真空容器12内への延設端に、セラミックス製の絶縁部20を介して連結され、駆動装置40の動作に応じた揺動リンク38の揺動に伴って上下動するようになしてある。なお、真空容器12の周壁の揺動リンク38の貫通部は、第1ベローズ22により気密に封止し、駆動装置40の動作による揺動リンク38の揺動が、真空容器12内部の真空を維持したまま生じるようになしてある。
前記可動部材42の上部には、二股に分岐された形状をなす中間導体39が、分岐端を上向きとして、また可動部材42の下部には、中間導体39と同様の形状をなす接続導体41が、分岐部を下向きとして、略水平に打設された各別のピンにより連結されており、中間導体39の端部には、主回路開閉部14の可動電極37a、37cが、前記固定電極37b、37dの下部に夫々対向する態様に固着され、また接続導体41の端部には、接地開閉部15の可動電極37e、37fが、前記固定電極37h、37gの上部に夫々対向する態様に固着されている。
以上の構成により主回路開閉部14は、図12に示す如く、母線側導体16と負荷側導体46との間に、固定電極37b及び可動電極37aを備える第1の開閉部と、固定電極37d及び可動電極37cを備える第2の開閉部とを、直列に並べた2点切り構造を有して構成されたことになり、駆動装置40の動作に応じて生じる揺動リンク38の揺動により、可動部材42が上動したとき閉路し、同じく下動したときに開路する。
また接地開閉部15は、同じく図12に示す如く、接地用導体44と負荷側導体46との間に、固定電極37h及び可動電極37eを備える第1の開閉部と、固定電極37g及び可動電極37fを備える第2の開閉部とを直列に並べた2点切り構造を有して構成されたことになり、主回路開閉部14とは逆に、駆動装置40の動作に応じて生じる揺動リンク38の揺動により、可動部材42が下動したとき閉路し、同じく上動したときに開路する。
主回路開閉部14の閉路時には、可動部材42に取り付けた中間導体39が連結用のピンを軸として揺動し、また、前述した形状をなす負荷側導体46が自身の弾性により湾曲して、第1、第2の開閉部における電極同士の接触を、同時にしかも確実に行わせる作用をなす。同様に接地開閉部15の閉路時には、可動部材42に取り付けた接続導体41が連結用のピンを軸として揺動し、また、接地用導体44が下部を支える前記可撓性導体450弾性により下動して、第1、第2の開閉部における電極同士の接触を、同時にしかも確実に行わせる作用をなす。なお、母線側導体16を真空容器12の外側に配した第2実施形態においても第4実施形態と同様の構成が可能であることは言うまでもない。
以上の如く構成されたスイッチギヤにおいては、第1及び第2実施形態と同様の効果が得られ、また、主回路開閉部14及び接地開閉部15を2点切り構造としたことにより、第3実施形態と同様、各接点間の離隔距離の縮小による小型化が実現される。更に、主回路開閉部14と接地開閉部15が可動部材42及び駆動装置40を共有するので、部品点数の削減と構成の簡素化によりスイッチギヤが更に小型化される。
以上の実施形態において、真空容器12の内部には、主回路開閉部14の周囲には、夫々の電極間に接離に伴って発生する金属蒸気アークが飛散し、これが周辺を汚損する問題がある。この問題を解決するため、真空容器12の内部の適宜位置には、金属蒸気アークを捕捉するシールド金属が、図13乃至図16に示す如く配設されている。
図13乃至図15に示すシールド金属47は、真空容器12の内側に露出する絶縁材を覆う態様に配設されたものである。図13に示すシールド金属47は、真空容器12の内面に母線側導体16を支持する絶縁材製の碍子28を覆うものであり、また図14に示すシールド金属47は、真空容器12の内側へのケーブルブッシング13の突出部を覆うものであり、更に、図15に示すシールド金属47は、第1駆動装置23の出力端21と負荷側導体18(図1及び図4参照)との間に介装された絶縁部20を覆うものである。
これらのシールド金属47は、皿形をなして成形された金属板であり、被覆対象となる前記碍子28、ケーブルブッシング13及び絶縁部20の側に夫々の底面を向けて取り付けてあり、支持容器12内部の主回路と略同電位に保たれている。このように配設されたシールド金属47は、主回路開閉部14の接離に伴って発生し、当該位置に拡散進展する金属蒸気アークを冷却しつつ捕捉する作用を有して、前記碍子28、ケーブルブッシング13及び絶縁部20の絶縁性能が、前記金属蒸気アークの付着によって低下することを防ぐので、これら絶縁材の耐久性及び安全性を高めることができる。
これに対し図16に示すシールド金属48は、金属蒸気アークの発生源となる主回路開閉部140周辺を覆い、真空容器12の内部への拡散そのものを防ぐべく設けてある。図16には、図10に示す第4実施形態における主回路開閉部14への適用例が示してある。
シールド金属48は、金属製の円筒であり、母線側分岐導体27の中途部に固設された円板形の絶縁支持板49に、下方に垂下された状態に支持され、母線側分岐導体27の下端に固着された固定電極37bと、中間導体39の上端に固着された可動電極37aの外側を適宜の間隔を隔てて覆うように取り付けらている。このシールド金属48は、図13乃至図15に示すシールド金属47とは異なり、浮動電位に維持されており、異なる電位を有する固定電極37bと可動電極37aの夫々に対する絶縁距離を小さく保つことを可能とし、小型化を図った構成となしてある。
このように取り付けられたシールド金属48は、固定電極37bと可動電極37aとの接離に発生する金属蒸気アークを、その内面にて冷却しつつ捕捉する作用を有し、該金属蒸気アークの拡散を低減することにより、真空容器12の内側各部に配した絶縁部分の絶縁性能の低下を防ぐことが可能である。なお、このようなシールド金属48の配置は、主回路開閉部14の他の電極周辺においても同様に実施可能であり、更に、第1乃至第3実施形態における主回路開閉部14の電極周辺においても実施可能であることは言うまでもない。
なお、図10に示す第4実施形態において、揺動リンク38と可動部材42との間に介装された絶縁部20には、揺動リンク38の揺動により主回路開閉部14又は接地開閉部15が開閉動作をなすとき、電極の押し付けに伴って曲げ力が作用することになり好ましくない。図17は、この問題を解決するための絶縁部20の介装態様を示すものであり、この図において絶縁部20は、揺動リンク38の先端に一体的に連設された可動部材42の中途に、中間導体39の取り付け位置の下位置に、駆動装置40からの作用力による前記可動部材42の移動の方向と略直交する面内に介装されている。
このように介装された絶縁部20には、図示の如く、中間導体39に設けた可動電極37a、37cが夫々に対応する固定電極37b、37dに押し付けられた状態となった場合においても、この押し付け反力が圧縮力として作用するのみであり、曲げに伴う絶縁部20の破損を未然に防止することができる。なお第1乃至第3実施形態に示す絶縁部20は、前述した態様での介装が実現されており、破損の虞れは小さい。
また第1、第3及び第4実施形態において真空容器12の内部に配され、また第2実施形態において真空容器12の外部に配された母線側導体16は、高電圧の印加により発熱し、この熱の作用により伸長することから、この伸長を吸収する構成が必要である。図18は、この問題を解決するための構成を示すものであり、母線側導体16の中途を適宜に分断し、この分断部間を、軸方向への作用力により撓み変形する可撓性導体51により、周方向の複数か所にて連結した構成となっている。
この構成によれば、前記発熱に伴う熱膨張により母線側導体16が伸びようとするとき、可撓性導体51が撓み変形して前記分断部間の距離を近付けることにより前記伸長が吸収されることとなり、母線側導体16の機械的な破損を未然に防止すると共に、母線側導体16の耐久性を向上することができる。
(第5実施形態)
図19は、本発明の第5実施形態にかかるるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、図中、12は内部が高真空に保持された矩形状の真空容器である。真空容器12の天井部分には、外部の母線と接続する母線側端子72が真空容器12の壁面を貫通する様態で固定してあり、真空容器12の母線側端子72を貫通させた部分は真空を維持すべくシールしてある。
真空容器12内に延設した母線側端子72の下端には、側面視が倒立T字状の第1固定電極14aが設けてあり、該第1固定電極14aに対向して、側面視がT字状の第1可動電極14bが配してある。この第1可動電極14bは後述する第1駆動装置23によって2段階で直線状に進退駆動されるようになっており、それによって第1可動電極14b及び第1固定電極14aが接離して、主回路開閉部14が開閉/断路する。
第1可動電極14bは鉛直方向に配置した第1操作ロッド91に支持されており、第1操作ロッド91と第1可動電極14bとの間には絶縁ロッド84が介装してある。第1操作ロッド91は真空容器12の底部から外へ貫通させてあり、第1操作ロッド91と真空容器12の内壁とを第1ベローズ22で連結して真空容器12を気密状態になしてある。第1操作ロッド91の下端は真空容器12の外部に配してある第1駆動装置23に連結してあり、該第1駆動装置23によって第1操作ロッド91が2段階で進退駆動され、それによって第1可動電極14bは断路位置C、開路位置B及び閉路位置Aの間を直線状に進退する。
真空容器12の底部には、外部の送電ケーブルに接続する負荷側端子73が、前記第1操作ロッド91と平行をなして真空容器12の底部を貫通する様態で固定してあり、負荷側端子73の上端には、側面視がT字状の第2固定電極15aが立設してある。第2固定電極15aと第1可動電極14bとの間には可撓性導体19が架設してあり、主回路開閉部14が閉路したとき、母線側端子72に与えられた電力は、可撓性導体19及び第2固定電極15aを介して、負荷側端子73に供給される。
第2固定電極15aの真上には、接地開閉部15を構成する倒立T字状の第2可動電極15bが配置してあり、第2可動電極15bは、鉛直方向に配した導電性の第2操作ロッド92の下端に連結してある。第2操作ロッド92には接地用導体24が接続してあり、該接地用導体24は接地してある。第2操作ロッド92の上端は、真空容器120天井を貫通させてあり、第2操作ロッド92と真空容器12の内壁とを第2ベローズ25で連結して真空容器12を気密状態になしてある。第2操作ロッド92は、真空容器12の外部に配してあり、該第2操作ロッド92を進退駆動する第2駆動装置26に連結してある。
そして、主回路開閉部14を断路した状態で、第2駆動装置26によって第2操作ロッド92を前進させて、第2可動電極15bを開路位置Dから閉路位置Eへ移動させ、第2可動電極15b及び第2固定電極15aに接続させることによって、負荷側端子73を接地する。
以上の如く構成されたスイッチギヤは、一対の固定端子及び可動端子を備える主回路開閉部14及び接地開閉部15が、真空に保たれた真空容器12の内部に収納され、絶縁特性に優れた真空中に主回路が構成されているから、夫々の間に必要な絶縁距離を削減することができ、従来に比べて小型化されたものとなり、更に、真空容器12の内部にアーク短絡が発生した場合においても、真空容器12の内部に気体が存在しないことから、前記アーク短絡が爆発につながる虞れがなく、高い安全性が得られる。
(第6実施形態)
図20は、本発明の第6実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、主回路開閉部77及び接地開閉部78を回動動作によって開閉させるようになしてある。なお、図中、図19に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図20に示した如く、第1操作ロッド91は真空容器12の底部と平行に配してあり、真空容器12の外部に配置した第1回動装置111によって回動されるようになっている。真空容器12内へ延設させた第1操作ロッド91の先端には絶縁ロッド84が連結してあり、該絶縁ロッド84には、レ字状部材の先端部分に略円錐台形の頭部を上にして設けた形状の第1可動電極77bが固定してある。そして、第1回動装置111は第1操作ロッド91を正逆方向へ回動することによって、第1可動電極77bをして断路位置C、開路位置B及び閉路位置Aの間を揺動せしめる。
また、真空容器12の第1操作ロッド91に対向する部分には負荷側端子73が、真空容器12の底部と平行に該真空容器12を貫通する様態で固定してある。負荷側端子73の先端には、L字状に屈曲させた第2固定電極78aが連結してあり、第2固定電極78aと第1可動電極77bとの間には側面視がU字状の可撓性導体86が架設してある。
負荷側端子73の上方には第2操作ロッド92が、負荷側端子73と平行に真空容器12を貫通する様態で設けてあり、第2操作ロッド92は真空容器12の外部に配置した第2回動装置112に回動自在に支持されている。第2操作ロッド92の先端には、第1可動電極77bと略同じ形状の第2可動電極78bが頭部を下にして取付けてある。そして、第2回動装置112は、第2操作ロッド92を正逆方向へ回動することによって、第2可動電極78bをして開路位置D及び閉路位置Eの間を揺動せしめる。
このようなスイッチギヤにあっては、第1操作ロッド91及び第2操作ロッド92を回動させることによって、主回路開閉部77及び接地開閉部78を開閉するため、第1操作ロッド91及び第2操作ロッド92を進退させる場合に比べて、第1操作ロッド91及び第2操作ロッド92の駆動機構及び動力伝達機構をコンパクトにすることができる。
(第7実施形態)
図21は、本発明の第7実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、主回路開閉部14及び接地開閉部15を1台の駆動装置103で進退駆動するようになしてある。なお、図中、図19に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図21に示した如く、第1固定電極14aに対向配置した第1可動電極14bの局面には、L字状の第2可動電極15bが頭部を下にして、第1可動電極14bに対して略直角に設けてある。第1可動電極14b及び第2可動電極15bは、駆動装置103によって進退駆動される操作ロッド93に支持されており、操作ロッド93と第1可動電極14b及び第2可動電極15bの間には絶縁ロッド84が介装してある。
真空容器12底部の第2可動電極15bに対向する部分には、接地用導体24が連結してある接地側端子79が、真空容器12の壁面を鉛直方向に貫通する様態で固定してあり、接地側端子79の上端には第2固定電極15aが設けてある。また、真空容器12の天井には負荷側端子73が、真空容器12の壁面を鉛直方向に貫通する様態で固定してあり、負荷側端子73の下端と第2可動電極15bの先端部分との間には、略コ字状の可撓性導体87が架設してある。
駆動装置103によって操作ロッド93を駆動して、第1可動電極14bを断路位置Cから開路位置Bへ、更に閉路位置Aへ前進させることによって主回路開閉部14を閉路すると共に、第2可動電極15bを接地回路開路位置Dから主回路開路位置Gへ、更に主回路閉路位置Hへ後退させる。このとき、第2可動電極15bの後退に追随して可撓性導体87が撓む。また、駆動装置103によって操作ロッド93を駆動して、第1可動電極14bを閉路位置Aから開路位置Bへ後退させることによって主回路開閉部14を開路し、更に断路位置Cへ後退させることによって主回路開閉部14を断路すると共に、第2可動電極15bを主回路閉路位置Hから主回路開路位置Gへ、更に接地回路開路位置Dへ前進させる。
一方、駆動装置103によって操作ロッド93を駆動して、第2可動電極15bを接地回路開路位置Dから接地回路閉路位置Eへ前進させると共に、第1可動電極14bを断路位置Cから接地回路閉路位置Fへ後退させる。このように、1台の駆動装置103が第1可動電極14b及び第2可動電極15bを3段階で進退駆動することによって、主回路開閉部14及び接地開閉部15を開閉するため、スイッチギヤをコンパクトにすることができると共に、装置コストを低減することができる。
(第8実施形態)
図22は、本発明の第8実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、母線側端子、負荷側端子及び接地側端子を真空容器12の異なる面内に設けた場合を示している。なお、図中、図19に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図22に示した如く、第2固定電極15aの上端部分は、第1可動電極14bの反対側へ略直角に屈曲させてあり、第2可動電極15bは第2固定電極15aに対向させて真空容器12の底部と略平行に配設してある。このように、母線側端子72、負荷側端子73及び接地側端子である第2操作ロッド92を真空容器12の異なる面内に設けてあるため、母線側端子72への母線の接続、負荷側端子73への送電ケーブルの接続、及び第2操作ロッド92への接地用導体24の接続を容易に行うことができる。
(第9実施形態)
図23は、本発明の第9実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、第8実施形態と同様、母線側端子、負荷側端子及び接地側端子を真空容器12の異なる面内に設けた他の例を示している。なお、図中、図22に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、第1固定電極14aは、真空容器12の天井を貫通固定させた負荷側端子73の下端に設けてあり、第1固定電極14aの周面には、第2固定電極15aが真空容器12の底部と平行になるように設けてある。また、真空容器12の底部には、母線側端子72が第1操作ロッド91と平行に設けてあり、母線側端子72の先端部分と第1可動電極14bとの間には可撓性導体19が架設してある。これによって、上記の第8実施形態同様、母線側端子72への母線の接続、負荷側端子73への送電ケーブルの接続、及び接地側端子である第2操作ロッド92への接地用導体24の接続を容易に行うことができる。
(第10実施形態)
図24は、本発明の第10実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、第8実施形態と同様、母線側端子、負荷側端子及び接地側端子を真空容器12の異なる面内に設けた更に他の例を示している。なお、図中、図22に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、第1可動電極14bの上端近傍の局面に、第2固定電極15aを真空容器12の底部と略平行に設けてあり、該第2固定電極15aに対向して第2可動電極15bが配置してある。また、負荷側端子73の上端部分と第1可動電極14bの下端近傍の周面との間には可撓性導体19が架設してある。第1操作ロッド91が進退駆動されると、第1可動電極14bが断路位置C、開路位置B及び閉路位置Aの間を進退し、それに伴って第2固定電極15aも主回路断路位置K、主回路開路位置J及び主回路閉路位置Iの間を進退する。また、第2固定電極15aが主回路断路位置Kにあるときに、第2操作ロッド92を進退駆動し、第2可動電極15bを開路位置D又は閉路位置Eに位置させる。
これによって、上記の第8実施形態同様、母線側端子72への母線の接続、負荷側端子73への送電ケーブルの接続、及び接地側端子である第2操作ロッド92への接地用導体24の接続を容易に行うことができる。
(第11実施形態)
図25は、本発明の第11実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、図19に示したスイッチギヤに設けた第2固定電極15aの配置を変更してある。なお、図中、図19に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図25に示した如く、第2固定電極15aは、第1可動電極14bの周面に真空容器12の底部と略平行をなして連結してあり、その連結位置から第2可動電極15bの真下まで延設して更に真上に屈曲し、第2可動電極15bと対向させてある。また、負荷側端子73の上端部分と第1可動電極14bとの間には可撓性導体19が架設してある。
このようなスイッチギヤでは、第1操作ロッド91が進退駆動されると、第1可動電極14bが断路位置C、開路位置B及び閉路位置Aの間を進退し、それに伴って第2固定電極15aも主回路断路位置K、主回路開路位置J及び主回路閉路位置10間を進退する。また、第2固定電極15aが主回路断路位置Kにあるときに、第2操作ロッド92を進退駆動し、第2可動電極15bを開路位置D又は閉路位置Eに位置させる。これによって、第2固定電極15aの取付け高さに誤差が生じていても、第2操作ロッド92の進退ストロークを調整することによって、それを解消することができる。
(第12実施形態)
図26は、本発明の第12実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、図22に示したスイッチギヤに設けた真空容器の形状を変更してある。なお、図中、図22に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、図26に示した如く、第2可動電極15b及び第2操作ロッド92は、真空容器12の底部近傍に配置してあり、負荷側端子73の第2可動電極15bに対向する部分に、第2固定電極15aが設けてある。真空容器12は、母線側端子72と第2操作ロッド92との間を円弧状に成形してあり、側面視が略扇状である。これによって、スイッチギヤを更にコンパクトにすることができる。
(第13実施形態)
図27は、本発明の第13実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、母線側端子72及び負荷側端子73を絶縁部材で支持し、真空容器12を接地してある。なお、図中、図19に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図27に示した如く、真空容器12は、導電性の金属を矩形殻状に成形してなり、真空容器12の天井及び底部にはそれぞれ穴が開設してある。両穴には、セラミックスを先断矢符形状に成形してなる第1絶縁部材105と第2絶縁部材106(例えば、ブッシング)が気密状態を保つように固着してあり、第1絶縁部材105と第2絶縁部材106内を母線側端子72と負荷側端子73が貫通している。これによって、母線側端子72及び負荷側端子73は真空容器12と絶縁した状態で固定されている。また、第1操作ロッド91及び第2操作ロッド92は、第1駆動装置23及び第2駆動装置26によって、真空容器12に開設した穴内に、真空容器12から適宜距離を隔てて支持されている。更に、真空容器12は接地用導体96によって接地してある。
このようなスイッチギヤにあっては、金属製の真空容器12であるため、その厚さを薄くしても高真空に対抗し得、小さいサイズにすることができる。また、第1絶縁部材105と第2絶縁部材106によって母線側端子72及び負荷側端子73を真空容器12から絶縁してあるため、安全性が高い。更に、真空容器12が接地してあるので、安全性が向上すると共に、複数の真空容器12、12、…を配設する場合、相隣る真空容器12,12、…間に絶縁距離を設定する必要がないため、各真空容器12間の距離を短くすることができる結果、スイッチギヤを更にコンパクトにすることができる。
(第14実施形態)
図28は、本発明の第14実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、接地開閉部15と真空容器12とを絶縁してある。なお、図中、図27に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図28に示した如く、真空容器12内の第2操作ロッド92には、環状の第3絶縁部材107が外嵌してあり、該第3絶縁部材107は、真空容器12の内面に固着してある。第3絶縁部材107と第2可動電極15bとの間には第2ベローズ25が設けてあり、該第2ベローズ25によって真空容器12内が高真空に保持されている。前述した如く、負荷側端子73はそれに外嵌した第2絶縁部材106によって真空容器12から絶縁してあり、更に、接地用導体24が真空容器12から第3絶縁部材107によって絶縁されるから、接地開閉部15と真空容器12との間が絶縁される。このように、接地開閉部15と真空容器12とを絶縁することによって、接地開閉部15に要求されるケーブル耐電圧を向上させることができる結果、スイッチギヤを更にコンパクトにすることができる。
(第15実施形態)
図29は、本発明の第15実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図であり、図28に示したスイッチギヤに設けた第2駆動装置26の配置を変更してある。なお、図中、図28に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図29に示した如く、真空容器12の底部に、第1駆動装置23の第2絶縁部材106と反対側において凹所を形成して、第2駆動装置26をその凹所に設けて、第1駆動装置23と第2駆動装置を並置している。又、第2固定電極15aが、第2可動電極15bと対向するように第1固定電極14aに固定されると共に、負荷側端子73の上端部分と第1可動電極14bとの間には可撓性導体19が架設してある。
本実施形態では、第14実施形態と同様に、接地開閉部15と真空容器12とを絶縁することによって、接地開閉部15に要求されるケーブル耐電圧を向上させることができる結果、スイッチギヤを更にコンパクトにすることができる。
(第16実施形態)
図30は、本発明の第16実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的部分側断面図であり、主回路開閉部14にアークシールドを施してある。なお、図中、図27に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図30に示した如く、母線側端子72と真空容器12との間には、両者を絶縁する第1絶縁部材105が設けてあり、該第1絶縁部材105の下面縁部には、筒状のシールド部105aが垂設してある。このシールド部105aは一体成形によって形成してある。母線側端子72は、第1絶縁部材105を貫通して、シールド部105a内まで延設してあり、母線側端子72の下端には第1固定電極14aが設けてある。
また、第1固定電極14aと対向して第1可動電極14bが配してあり、これら第1固定電極14a及び第1可動電極14bはシールド部105aによって取り囲まれている。このように、主回路開閉部14の第1固定電極14a及び第1可動電極14bを絶縁性のシールド部105aで取り囲むことによって、主回路開閉部14の電流遮断時に発生するアーク(金属蒸気)が、シールド部105aの内面に付着するから、真空容器12内へ拡散することが防止される。これによって、真空容器12を更に小型化することができると共に、耐電圧性能が向上する。
(第17実施形態)
図31は、本発明の第17実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的部分側断面図であり、主回路開閉部14に金属性のアークシールドが外嵌してある。なお、図中、図30に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。図31に示した如く、本実施形態では、主回路開閉部14の対向する第1固定電極14a及び第1可動電極14bの周囲に、円筒状の金属シールド110が、両電極14a、14bと略同心円状に配置してあり、該金属シールド110は第1絶縁部材105に設けたシールド部105aに内嵌支持されている。
金属シールド110の開口は、上端側の直径より下端側の直径の方が小さくなしてあり、アークが金属シールド110の下端開口から拡散することを防止している。このように金属シールド110を配設することによって、真空容器12内への金属蒸気の拡散を更に防止することができる。
(第18実施形態)
図32は、本発明の第18実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的部分側断面図であり、主回路開閉部14の第1可動電極14bを支持する絶縁ロッド84にアークシールドが施してある。なお、図中、図19に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図32に示した如く、第1可動電極14bの下端近傍及び第1操作ロッド91の上端近傍には、それぞれ金属を皿状に成形してなる第1シールド121及び第2シールド122が、絶縁ロッド84から適宜距離を隔てて外嵌してある。第1シールド121の直径は第2シールド122のそれより大きく、第2シールド122の直径は絶縁ロッド84のそれより大きい。このように、第1シールド121及び第2シールド122で絶縁ロッド84を取り囲むことによって、金属蒸気が、第1シールド121及び第2シールド122に付着するから、絶縁ロッド84へ凝着することが防止される。その結果、主回路開閉部14の第1固定電極14a及び第1可動電極14bと絶縁ロッド84の距離を短くすることができるから、スイッチギヤを更に小型化することができる。
絶縁ロッド84に金属蒸気が凝着した場合、凝着部分に電界が集中して耐電圧性能が低下するが、本発明にあっては、上述した如く第1シールド121及び第2シールド122が設けてあるため、凝着部分への電界の集中及び耐電圧性能の低下が防止される。また、絶縁ロッド84がセラミックスである場合、該絶縁ロッド84と第1可動電極14b及び第1操作ロッド91との接合部分に薄いメタライズ層をそれぞれ設けてあるが、第1シールド121及び第2シールド122を両メタライズ層と同電位になるように配設することによって、両メタライズ層への電界の集中を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の第1実施形態にかかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図である。
図2は図1に示すスイッチギヤの正面断面図である。
図3は図1に示すスイッチギヤの電気的接続図である。
図4は本発明の第2実施形態にかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図である。
図5は図4に示すスイッチギヤの正面断面図である。
図6は図4に示すスイッチギヤの電気的接続図である。
図7は本発明の第3実施形態にかかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図である。
図8は図7に示すスイッチギヤの正面断面図である。
図9は図7に示すスイッチギヤの電気的接続図である。
図10は本発明の第4実施形態にかかるスイッチギヤの要部の構成を示す側断面図である。
図11は図10に示すスイッチギヤの正面断面図である。
図12は図10に示すスイッチギヤの電気的接続図である。
図13は真空容器内部のシールド金属の配設態様の説明図である。
図14は真空容器内部のシールド金属の配設態様の説明図である。
図15は真空容器内部のシールド金属の配設態様の説明図である。
図16は真空容器内部のシールド金属の配設態様の説明図である。
図17は絶縁部の望ましい介装態様の説明図である。
図18は母線側導体の熱伸縮の吸収構造の説明図である。
図19は本発明の第5実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図20は本発明の第6実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図21は本発明の第7実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図22は本発明の第8実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図23は本発明の第9実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図24は本発明の第10実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図25は本発明の第11実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図26は本発明の第12実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図27は本発明の第13実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図28は本発明の第14実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図29は本発明の第15実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的側断面図である。
図30は本発明の第16実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的部分側断面図である。
図31は本発明の第17実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的部分側断面図である。
図32は本発明の第18実施形態にかかるスイッチギヤの要部構成を示す模式的部分側断面図である。
図33は従来のスイッチギヤの要部の構成を示す図である。
図34は図33に示すスイッチギヤの電気的接続図である。
Claims (5)
- 母線側導体と、負荷側導体と、接地用導体と、対をなす第1固定電極と第1可動電極によって母線側導体と負荷側導体を接離する主回路開閉部と、対をなす第2固定電極と第2可動電極によって負荷側導体と接地用導体を接離する接地開閉部と、主回路開閉部の第1可動電極を駆動する第1駆動装置と、接地開閉部の第2可動電極を駆動する第2駆動装置と、真空容器とを備え、更に、母線側導体、負荷側導体及び接地用導体の各々の一端と、主回路開閉部と、接地開閉部とを真空容器の内部に設ける一方、第1駆動装置と第2駆動装置を真空容器の外部に設け、且つ、可撓性導体が負荷側導体と主回路開閉部の第1可動電極との間に架設されると共に、絶縁部を、第1駆動装置の作用力による主回路開閉部の可動部材の移動の方向と略直交する面内で、可動部材の中途に更に介装し、主回路開閉部の第1可動電極と接地開閉部の第2固定電極とは、負荷側導体に一体的に設けてあり、又、接地開閉部の第2固定電極は、主回路開閉部が断路位置にある時、接地開閉部の第2可動電極に対向するように構成されているスイッチギヤ。
- 母線側導体と、負荷側導体と、接地用導体と、対をなす第1固定電極と第1可動電極によって母線側導体と負荷側導体を接離する主回路開閉部と、対をなす第2固定電極と第2可動電極によって負荷側導体と接地用導体を接離する接地開閉部と、主回路開閉部の第1可動電極を駆動する第1駆動装置と、接地開閉部の第2可動電極を駆動する第2駆動装置と、真空容器とを備え、更に、母線側導体、負荷側導体及び接地用導体の各々の一端と、主回路開閉部と、接地開閉部とを真空容器の内部に設ける一方、第1駆動装置と第2駆動装置を真空容器の外部に設け、且つ、可撓性導体が負荷側導体と主回路開閉部の第1可動電極との間に架設されると共に、絶縁部を、第1駆動装置の作用力による主回路開閉部の可動部材の移動の方向と略直交する面内で、可動部材の中途に更に介装し、母線側導体の長さ方向の伸縮を許容する可撓性導体を、母線側導体の中途に更に介装したスイッチギヤ。
- 母線側導体と、負荷側導体と、接地用導体と、対をなす第1固定電極と第1可動電極によって母線側導体と負荷側導体を接離する主回路開閉部と、対をなす第2固定電極と第2可動電極によって負荷側導体と接地用導体を接離する接地開閉部と、主回路開閉部の第1可動電極を駆動する第1駆動装置と、接地開閉部の第2可動電極を駆動する第2駆動装置と、真空容器とを備え、更に、母線側導体、負荷側導体及び接地用導体の各々の一端と、主回路開閉部と、接地開閉部とを真空容器の内部に設ける一方、第1駆動装置と第2駆動装置を真空容器の外部に設け、且つ、可撓性導体が負荷側導体と主回路開閉部の第1可動電極との間に架設されると共に、絶縁部を、第1駆動装置の作用力による主回路開閉部の可動部材の移動の方向と略直交する面内で、可動部材の中途に更に介装し、接地開閉部の第2固定電極が負荷側導体に設けられたスイッチギヤ。
- 母線側導体と、負荷側導体と、接地用導体と、対をなす第1固定電極と第1可動電極によって母線側導体と負荷側導体を接離する主回路開閉部と、対をなす第2固定電極と第2可動電極によって負荷側導体と接地用導体を接離する接地開閉部と、主回路開閉部の第1可動電極を駆動する第1駆動装置と、接地開閉部の第2可動電極を駆動する第2駆動装置と、真空容器とを備え、更に、母線側導体、負荷側導体及び接地用導体の各々の一端と、主回路開閉部と、接地開閉部とを真空容器の内部に設ける一方、第1駆動装置と第2駆動装置を真空容器の外部に設け、且つ、可撓性導体が負荷側導体と主回路開閉部の第1可動電極との間に架設されると共に、絶縁部を、第1駆動装置の作用力による主回路開閉部の可動部材の移動の方向と略直交する面内で、可動部材の中途に更に介装し、金属蒸気の拡散を防止するシールドを、主回路開閉部の第1固定電極及び第1可動電極の周囲に更に設けたスイッチギヤ。
- 母線側導体と、負荷側導体と、接地用導体と、対をなす第1固定電極と第1可動電極によって母線側導体と負荷側導体を接離する主回路開閉部と、対をなす第2固定電極と第2可動電極によって負荷側導体と接地用導体を接離する接地開閉部と、主回路開閉部の第1可動電極を駆動する第1駆動装置と、接地開閉部の第2可動電極を駆動する第2駆動装置と、真空容器とを備え、更に、母線側導体、負荷側導体及び接地用導体の各々の一端と、主回路開閉部と、接地開閉部とを真空容器の内部に設ける一方、第1駆動装置と第2駆動装置を真空容器の外部に設け、且つ、可撓性導体が負荷側導体と主回路開閉部の第1可動電極との間に架設されると共に、絶縁部を、第1駆動装置の作用力による主回路開閉部の可動部材の移動の方向と略直交する面内で、可動部材の中途に更に介装し、主回路開閉部の第1可動電極が、真空容器内に配した絶縁部材を介して第1駆動装置に連結され、又、絶縁部材への金属蒸気の付着を防止するシールドを、絶縁部材の周囲に更に設けたスイッチギヤ。
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