JP4423598B2 - 真空スイッチギヤの単相モジュールおよび真空スイッチギヤ - Google Patents

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Description

本発明は、全真空絶縁形の真空スイッチギヤに係り、具体的には省スペースおよび組立性を改善する技術に関する。
真空スイッチギヤは、電力系統に用いられ、負荷電流あるいは事故電流を遮断するための真空遮断器を筐体内に収納してなる閉鎖形配電盤である。この閉鎖形配電盤には、負荷の保守点検を行う際に作業者の安全を確保するための断路器および接地開閉器、系統電圧や電流の検出器、保護リレーなどが、必要に応じて収納される。真空スイッチギヤの絶縁方式には多種あるが、全真空絶縁形の真空スイッチギヤでは、接地された真空容器の内部に、遮断器、断路器、負荷開閉器、あるいは接地開閉器などの複数の開閉接点を収納することにより、真空開閉部の著しい小形化を図っている。
特開2000−268686号公報
しかし、複数の開閉接点を1つの真空容器に収納して縮小化しても、開閉接点を駆動するための駆動機構が個々の開閉接点に必要になるから、真空スイッチギヤ全体としてみれば、小形化あるいは省スペースのために改善すべき余地がある。
また、小形化するに従い、組立ての作業性が低下したり、試験点検の作業性が低下することが考えられるが、これらの組立てや試験点検の作業性を向上ないし阻害しない構成の真空スイッチギヤが要望される。
本発明は、組立ておよび試験点検の作業性を損なうことなく、真空スイッチギヤを小形化して設置面積を縮小することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、真空容器に収納された開閉接点および該開閉接点を駆動する操作ロッドを備えてなる真空開閉部の上部に、前記操作ロッドを電磁力およびばね力により上下方向に駆動する駆動ロッドを備えてなる電磁駆動部を搭載して、真空スイッチギヤを単相ごとにモジュール化することを基本とする。
すなわち、真空開閉部と電磁駆動部を2段積みすることにより、設置面積の縮小化および小形化を図る。しかも、単相モジュール化することにより、単相のモジュールごとに組立および試験点検することができるから、3相の真空スイッチギヤを構成する場合であっても、組立および試験等の作業性を損なうことがない。
本発明は、一つの真空容器内に複数の開閉接点、例えば、真空遮断器、負荷開閉器、接地開閉器などを収納する場合にも適用できる。例えば、真空遮断器および負荷開閉器の可動接点側を共通接続し、真空遮断器および負荷開閉器の固定接点をそれぞれ接地する複数の接地開閉器を、一つの真空容器内に収納する。この場合、複数の開閉接点を真空容器内に並べて配置するとともに、各開閉接点の上方に対応する電磁駆動部を並べて複数配置する構成とする。
特に、真空容器を直方形に形成し、その真空容器内の長手方向に複数の開閉接点を1列又は複数列に並べて配置する。そして、複数の開閉接点の配列に合わせて各開閉接点を駆動する複数の駆動機構を並べて配置する。各駆動機構は、各駆動ロッドの上端にそれぞれ連結された複数のプランジャと、各プランジャを上下方向に駆動する電磁石およびばね部材とを備えて構成することができる。この場合、駆動機構のプランジャや電磁石などの駆動部材の外形を矩形に形成することにより、設置面積を有効に利用できると同時に、小さな設置面積で必要な磁力を十分に得ることができる。
他方、例えば、真空遮断器の固定接点を接地する接地開閉器の開閉は、真空遮断器の開閉と相反するようにそれぞれの駆動機構を電気的にインターロックすることが行われている。この電気的なインターロックに加えて、さらに安全上から、機械的なインターロック機構を設けることが要請される。この場合は、電磁駆動部の上に、真空遮断器と接地開閉器の開閉を相反規制するインターロック機構を有する連係機構部を搭載することができる。
この連係機構部のインターロック機構は、真空遮断器と接地開閉器をそれぞれ駆動する駆動ロッドの間の上方に水平に延在された軸と、この軸に回転自在に軸支された2つのレバーと、各レバーの一端を真空遮断器と接地開閉器の各駆動ロッドに連動する部材にそれぞれ連結する2つのピンと、各レバーの他端部に真空遮断器と接地開閉器の投入位置において他方のレバーの投入方向の回動を規制する規制部材とを設けて構成することができる。
本発明の真空スイッチギヤの単相モジュールを3相分並べて配列し、閉鎖型の筐体に収納することにより、3相の真空スイッチギヤを簡単に構成することができる。この場合、各相の真空遮断器、負荷開閉器、断路器等の開閉器の開閉動作を同期させる必要がある。勿論、電磁駆動部の駆動機構を電気的に同期させて操作することになるが、合わせて機械的にも各相の開閉器の開閉を同期させることが好ましい。
そこで、真空スイッチギヤの3相同期動作を確保するための連係機構を備えることが好ましい。この場合であっても、単相モジュール化の基本的な考え方を維持する。そこで、本発明の連係機構部は、単相モジュールの3相分の配列方向に直交させて水平に延在された軸と、この軸に回転自在に軸支され一端が駆動ロッドに連動する駆動部材にピンを介して連結されたレバーとを備えて構成し、3相配列で隣り合う各連係機構部は、前記レバーの他端部にピンを介して連結されたそれぞれの連結ロッドを伸縮調整可能な継ぎ手を介して相互に連結可能に構成する。
これにより、各相の開閉器を駆動する3つの駆動レバーを連結すれば、各開閉器の開閉を同期させることができる。しかし、各相の開閉器の組立誤差、駆動機構の組立誤差、その他の製作誤差を避けることができないことから、3相分の単相モジュールを組み立てる際に、それらの誤差に対応して各開閉器の動作を調整する必要がある。そこで、本発明は、隣り合う単相モジュールの対応する駆動レバーを伸縮調整可能な継ぎ手を介して連結ロッドにより相互に連結するようにしている。つまり、継ぎ手を伸縮させて連結ロッドの長さを実質的に調整し、製作誤差等に起因する同期ずれを吸収して、3相の開閉を同期させるようにしているのである。特に、3相に対応する3つの駆動レバーを1本の連結ロッドで直線状に連結する場合に比べて、本発明によれば、隣り合う単相モジュールの2つの駆動レバー同士を連結ロッドで連結しているから、駆動レバーの位置精度を緩和できる。
本発明によれば、組立ておよび試験点検の作業性を損なうことなく、あるいはそれらの作業性を改善して、真空スイッチギヤを小形化して設置面積を縮小化することができる。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。図1に、本発明に係る3段積みの単相モジュールを3つ並列に並べて閉鎖型筐体内に収納して形成した3相の真空スイッチギヤ1の構成を示す。図1は、真空スイッチギヤ1の内部構造を、部分的に断面図で表している。また、図2に、真空スイッチギヤ1の単線結線図を示す。
図2に示すように、本実施形態の真空スイッチギヤ1の各相は、1個の遮断器CBと、2個の負荷開閉器LBSと、3個の接地開閉器ESを有して構成されている。なお、本発明は図2の例に限られるものではなく、遮断器CBが複数の場合、あるいは断路器を有する場合にも本発明を適用可能である。図2中、遮断器CBと負荷開閉器LBSの図において固定側の接点は、それぞれケーブル4に接続されて外部に引き出されている。遮断器CBと負荷開閉器LBSの図において可動側の接点は、母線71によって共通に接続されている。各ケーブル4には電圧検出部VDが設けられ、遮断器CBのケーブル4には、計器用変流器CTが設けられている。
図1は、本発明の真空スイッチギヤ1を側面から見た部分断面図であり、3相分の真空スイッチギヤを並べて配置された様子が表れている。図に示すように、真空スイッチギヤ1は、閉鎖型筐体の扉部に設けられた保護リレー2と、電磁操作機構の電源として用いるコンデンサ3と、電源側および負荷側と接続するためのケーブル4と、電流測定用の計器用変流器5と、電圧検出部VD12を有して構成されている。また、複数の開閉接点を内部に有する真空開閉部6は、相ごとに分離された3つの真空容器60を有して構成されている。また、真空容器60の上部に複数の開閉接点を駆動する電磁駆動部としての電磁操作機構8が搭載され、さらに電磁操作機構8の上部に3相の開閉接点の動作の同期を確保するための連係機構部としての連結手段9が搭載され、いわゆる3段積み構成となっている。また、真空スイッチギヤ1は、ハンドル10を操作して前面の扉11を開放して、内部の点検作業を実施できるようになっている。真空容器60内には、図2に示した複数の開閉接点が収納されている。なお、真空容器60を相分離構造にしているのは、万一、1つの真空容器60が真空漏れなどの不良を起こした場合でも、一線地絡事故にとどめて、過大な事故電流の発生を回避するためである。
(真空開閉部)
次に、図3および図4を用いて、真空開閉部6の構造について説明する。図3は真空スイッチギヤ1を正面から観たときの構造図であり、図4は図1と同じく側断面図を示す。真空容器60は、図1の固定脚22に取り付けられたベース20に、その底面をボルト・ナット21で固定して取り付けられている。ベース20は、それぞれの真空容器60ごとに分離して設けてあり、個々に固定脚22に取り付けられている。なお、3つの真空容器60はすべて同一構造であり、いずれも固定脚22を介して接地電位に固定されている。そのため、運転中に真空容器60に接触しても安全が確保される。
真空容器60からは3本のセラミック製のケーブル接続部23が突出しており、それぞれにケーブル4が挿入接続されている。ケーブル接続部23にはフィーダ24が貫通し、フィーダ24は通電板25に固定されている。ケーブル接続部23は、部材50を介して真空容器60と固定され、更に部材51を介して通電板25に接続され、真空気密を維持している。通電板25には、遮断器の固定接点27と接続される固定導体26、接地開閉器の固定接点40と接続される固定導体39、および部材36を介してセラミック製の絶縁支持37と固定される。また、絶縁支持37は部材36を介して真空容器60に固定されている。各部の固定方法はいずれも真空炉中におけるロウ付け接合である。なお、ケーブル接続部23あるいは絶縁支持37とロウ付けされる部材51、36、38には、そのロウ付け面に凹凸61を設けてあるが、これは高温中でロウ付けされた後に残留する応力を緩和するためのものである。
遮断器CBの固定接点27に対向して可動接点28を備えており、両接点の開閉によって電流の投入、遮断を実現する。可動接点28には可動導体29がロウ付けされており、その内部には機械強度向上を目的にステンレス製の操作ロッド30が接合されている。操作ロッド30は、残留応力緩和用の部材31、33で狭持された絶縁支持32と連結され、さらに部材33を介して電磁操作機構8との連結部材35に接続される。部材33は、他方端を真空容器60に固定されたベローズ34に接続されており、真空気密を保ちながら可動接点28を上下に駆動できるようになっている。
可動導体29に接続されたフレキシブル導体70は、母線71に接続される。フレキシブル導体70は薄い銅板を積層して構成したものである。可とう性を有するフレキシブル導体70によって、可動接点28が動作したときでも、安定に通電できる。また、図3に示すように、母線71は真空容器60内で他の負荷開閉器LBSの可動導体と連結されており、図2の単線結線図で表される回路構成を実現している。
固定接点27および可動接点28の周囲にはセラミック筒72に固定されたアークシールド73を設けてある。セラミック筒72は、その一端を残留応力緩和用部材75を介して通電板25に固定され、他端を残留応力緩和用部材76およびケース74を介して母線71に固定されている。すなわち、通電板25、残留応力緩和用部材75、76、セラミック筒72、およびケース74にて遮断器用の空間Sを構成し、電流遮断時に接点27、28から放出される金属粒子が外部に飛散して耐電圧性能を低下させるのを回避している。また、アークシールド73は、金属粒子によるセラミック筒72の内面汚損を防止するためのものである。
一方、接地開閉器ESは、固定接点40に対向して可動接点41を設け、同接点を投入することにより、回路の接地操作を行うものである。可動接点41は可動導体42に接続され、可動導体42内部には補強用のステンレス製操作ロッド44を設けてある。操作ロッド44は絶縁支持46および残留応力緩和部材45、47を介して電磁操作機構との連結部材48に固定される。固定接点40および可動接点41の周囲に設けたシールド77は、通常の使用条件の下では不要であるが、万一、通電中に投入してしまった場合に先行アークが外部に飛散して耐電圧性能を低下させるのを防ぐために設けてある。また、可動導体42にはフレキシブル導体43が接続され、同フレキシブル導体43は接地母線78に固定されている。図3に示すように、他の接地開閉器ESの可動導体42も同様にフレキシブル導体43を介して接地母線78と接続されており、この接地母線78はフィーダを介して真空容器60外部で接地される。
また、図4に示すように、フレキシブル導体43の周囲にはケース79で構成される空間S2を設けている。フレキシブル導体43は薄い銅板を積層して構成するため、開閉動作時に銅板同士が擦り合って微小な金属異物が発生する。その金属異物が飛散する領域を空間S2内にとどめて、機器の絶縁信頼性が低下しないようにしている。遮断器用の空間Sも同様な効果を有している。
上記のように、複数の開閉接点を真空容器60内部に集積することによって、機器の縮小化が図れ、更に通電のための導体長が短縮されるために通電ロスが低減される。また、本実施形態に示したように、相ごとに真空容器60を分離することにより、万一、真空漏れが発生した場合でも一線地絡事故にとどめることができ、事故電流を抑制できる利点がある。
(電磁駆動部)
次に、電磁駆動を構成する電磁操作機構8について、図5と図6を用いて説明する。図5は電磁操作機構8の上面図、図6は電磁石94の側断面図を表している。電磁操作機構8は、真空容器60内の各可動接点を駆動するための電磁石94と、真空容器60から突出する連結部材35と連結される連結部95と、接点を開極するための遮断ばね96と、接点に接触力を与えるための接圧ばね97を有して構成される。また、電磁操作機構8の電磁石94等の駆動機構は、真空容器60内の接点および接点と接続された可動導体に対して直線上に配置される。このように、接点と電磁石49を直線的に連結することにより、シャフト、レバーなどの部品を不要にできるとともに、操作エネルギーのロスを低減して電磁石49および電源として用いるコンデンサ3のサイズを縮小化できる。また、本実施形態では、真空容器60、電磁操作機構8、3相同期を確保するための連結手段9の順序で連結しているため、電磁操作機構8の駆動力は効率よく、真空容器60内の開閉接点に伝わることになる。
連結部95は、電磁石94の軸102とピン103で係合する中間金具98と、この中間金具98とピン101で係合し、かつ真空容器から突出する連結部材35に固定される接続部材100で構成される。遮断ばね96は中間金具98と連結するばね抑え金具99とベース90で狭持されており、投入動作すなわち電磁石94のプランジャ110が下方向に動作するのと同時に圧縮される。一方、接圧ばね97は、ばね抑え金具99と接続部材100で狭持される。中間金具98のピン101挿入部は楕円穴となっているため、接続部材100は固定接点と可動接点が衝突するまでプランジャ110と一体となって動作するが、接点衝突後は中間金具98より上の部品のみが動作し、接圧ばね97が蓄勢されて接点に接触力を与えるようになる。
電磁石94の構成および動作原理に関して以下に説明する。図5は、電磁操作機構8を上面から観たときの状態であり、電磁石94の外形が矩形となっていることがわかる。電磁石94の内部構造について図6を用いて説明する。図6は電磁石94の側断面図である。電磁石94の固定鉄心120は、下部鋼板121、中央脚122、矩形鋼管123、永久磁石台124で構成される。中央脚122は鋼板125を伴って下部鋼板121とボルト126で固定される。可動鉄心130は、可動平板131とプランジャ110からなり、それらの中心をステンレスなどの非磁性体の軸102が貫通している。また、可動平板131と対向して永久磁石132を設ける。永久磁石132は接着剤などで永久磁石台124に固定している。可動平板131と永久磁石132間には適当な空隙gを設けているため、永久磁石132が可動平板131側へ移動してしまうことはない。電磁石94内部にはコイル133を設けてあり、電磁操作機構8には電源のコンデンサ3(図1記載)から励磁エネルギーが供給される。
矩形鋼管123にはJIS−G3466の「一般構造用角形鋼管」などにて規定される標準サイズの鋼管を使用して低コスト化が図られている。この鋼管形状に伴い、プランジャ110、コイル133、永久磁石132、可動平板131などはいずれも矩形形状にされている。これは、図5の上面図をみれば明らかなように、従来の円筒鋼管を用いた電磁石と比べて集積率が向上するとともに、真空容器60の幅寸法W、奥行寸法Dに対応して電磁石94を効率的に配置できる利点がある。
電磁石94は、以下の方法で組み立てることができる。まず、ボルト126で固定した下部鋼板121、鋼板125および中央脚122を、スタット134の六角部134aの上に載せる。矩形鋼管123、コイル133および永久磁石132を固定してある永久磁石台124を順々に載せ、軸102とナット111で固定した可動鉄心130を設置する。最後に、矩形鋼管123と同様に磁性体の矩形鋼管で製作する永久磁石カバー135、上部カバー136を載せて、ナット137を締めれば、ナット137とスタットの六角部134a間で各部材が狭持されて、電磁石94が完成する。このように外周部をすべて磁性体で覆われた構造とすることにより、電磁石49外部への漏れ磁束が低減され、隣接する電磁石への影響が無視できるようになる。
また、図3に示すように、完成した電磁石94に中間金具98をピン103で連結し、ばね抑え金具99とベース90および補強板91で遮断ばね96を狭持しながら、スタット134をベース90に固定する。この作業を真空容器60内に存在する接点と1対1に対応する6個の電磁石94に施せば、電磁操作機構モジュール140(図5)が出来上がる。
ここで、電磁石94の動作原理について、図7〜図9を参照して説明する。図7〜図9は、それぞれ、投入動作、投入状態の保持、開極動作の原理を表す概念図である。開極状態において、コイル133を励磁すると、コイル電流による磁束φcによってプランジャ110と中央脚122間に吸引力が発生し、可動鉄心130は図中下方向に移動しはじめる。この可動鉄心130の動作に伴い、連結された真空容器60内の可動接点が投入方向へ移動する。投入動作が完了する直前の状態では、永久磁石132の磁束φpmが作用し始めるため、可動平板131と永久磁石132間にも吸引力が働くようになる。上述したように、真空容器60内の開閉接点が衝突した瞬間から接圧ばね97の力が作用して急激に負荷が大きくなるばね特性に合致した吸引力特性を有している。
投入動作が完了すると、図8に示すようにコイル133の励磁を解除し、永久磁石132の吸引力のみで投入状態を保持する。この段階では、遮断ばね96、接圧ばね97はいずれも蓄勢された状態となっており、開極動作に備える。開極動作では、図9に示すように、投入動作時と逆方向の電流をコイル133に流す。このとき、コイル電流による磁束φcは永久磁石による磁束φpmを打ち消すように作用するため、電磁石94の吸引力が低下する。これにより、接圧ばね97および遮断ばね96の力が上回るようになると、可動鉄心130は図中上方向に移動するようになり、同時に開閉接点が開極される。
次に、真空容器60と電磁操作機構モジュール140の接続方法について説明する。図3および図4に示すように、真空容器60のベース20、電磁操作機構モジュール140のベース90はいずれも他相と分離されており、真空容器60と電磁操作機構モジュール140からなる単相の相モジュール150を構成できる。具体的には、接続部材92を用いて、ベース20とベース90を固定すればよい。すなわち、相モジュール150を3つ並べ、それらの上部に後述する連結手段を取り付ければ、真空スイッチギヤ1が構成される仕組みになっている。
電磁操作機構8と真空容器60から伸びる連結部材35の接続に関して、図3を用いて説明する。先ず、電磁石94は投入位置にしておく。ナット152とともに連結部材100を連結部材35に取り付け、接圧ばね97を挿入した状態で中間金具98を連結部材100に差し込みながら、ベース90を接続部材92にボルト93で固定する。このとき、連結部材100はできるだけ連結部材35にねじ込んでおき、接圧ばね97の荷重がかからないようにしておく。上記の作業が終了した段階で、所定の接圧ばね荷重が与えられるように連結金具100のねじ込み深さを調整する。調整後、ピン101を差込めば、電磁操作機構モジュール140と真空容器60の接続が完了し、相モジュール150が完成する。
相モジュール150の段階にて下記の出荷前調整および試験を実施する。通常、真空遮断器は、馴染み操作実施後に接圧ばね荷重を再調整して出荷する。ここで、馴染み操作とは、無負荷開閉動作を100回程度実施し、接点衝突に伴う衝撃力を利用して、開閉接点間の平行度を強制的に向上させるものである。また、真空容器60は高温真空炉中で生成されるため、各部材の機械強度特性は常温時のそれと異なっており、特に通電部に用いる銅の強度低下が著しい。例えば、可動導体29や固定導体26は衝撃力によって縮む方向に変形してしまう。馴染み操作によって、この変形が飽和するレベルまで開閉操作を繰り返し、再度接圧ばね荷重を調整してから出荷することになる。本実施形態では、相モジュール150の段階で馴染み操作を実施する。相モジュール150を3相分配置した後では、接圧ばね荷重の調整のための作業スペースを確保できない。逆に言えば、本発明のように、相ごとにモジュール化することによって、調整のための作業スペースを確保する必要がなくなり、機器全体を小形化することができる。つまり、本発明のモジュール化の思想は、作業効率の向上だけでなく、機器縮小化にも寄与する。
また、真空開閉部6の耐電圧試験をこの段階で実施してもよい。これは、真空スイッチギヤ1の真空容器60は接地電位に固定されているため、内部の電界分布が他相の影響を受けないからである。相モジュール150にて耐電圧試験を実施できれば、ケーブル4の取り付けなどの作業も容易で、作業効率が向上する。
このように、真空容器60と内部の開閉接点を駆動するための電磁操作機構8を相ごとにモジュール化しているから、モジュールごとに出荷前の調整および各種試験が実施できるようになる。そのため、作業効率が向上するとともに、調整用の作業スペースを確保する必要がなくなり、機器の小形化、低コスト化を実現できる。
(連係機構部)
次に、開閉接点動作の3相同期を確保するための連係機構部を構成する連結手段9について、図10と図11を用いて説明する。図10は、3相分の一部の開閉接点の連結手段9の上面図、図11はその側断面図である。連結手段9は、遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用の連結手段161と接地開閉器ES用の連結手段160が一つのユニットになっており、真空スイッチギヤ1には合計3ユニットの連結手段9が設けられている。
図10と図11に示すように、連結手段9の1つのユニットは、主に3つの主軸162a、162b、162cと、その軸周りに回転するレバー163a、163b、163c、164a、164b、164c、および各レバー間を連結する接続部165ab、165bc、166ac、166bcで構成される。各符号の添え字a、b、cはA相、B相、C相を表す。また、レバー163a、163b、163cは遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用であり、レバー164a、164b、164cは接地開閉器ES用である。
主軸162a、162b、162cは、両サイドのブラケット167にナット168を用いて固定される。ブラケット167はボルトにて電磁石49の上部カバー136に固定される。主軸162aを中心に回転するレバー163aは、ピン169、中間リンク170、ピン172、接続部材171を介して、電磁石49の軸102と連結される。また、ピン173、接続部165abを介して、B相のレバー163bと連結される。B相、C相のレバー163b、163cについても、A相のレバーと同様に電磁石49および相互に接続される。また、接地開閉器ESの連結手段160についても、レバーと電磁石49の接続方法は同じである。
主軸162a、162b、162cは、遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用電磁石の軸102と接地開閉器ES用電磁石の軸102との中心に位置する。定量的に表現すると、図11の寸法Lを等しくすればよい。これにより、レバー163a、163b、163c、164a、164b、164c、および4つの連結部165ab、165bc、166ab、166bcはそれぞれ同一部品となるため、低コスト化が図れる。
また、遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用のレバー163aにはピン180を介して状態表示板181が連結され、状態表示板181には、ばね183を介して動作回数計182が連結されており、連結手段9の動作に同期して、状態表示板181および動作回数計182が動作するようになっている。更に、レバー163cには補助スイッチ184が連結されている。この構成は接地開閉器ESにおいても同様である。各相の開閉接点をそれぞれ独立に駆動する場合、各操作機構に状態表示板181、動作回数計182、補助スイッチ184を設けなければならないが、本実施形態のように、連結手段9を設ける場合には各々1つずつ備えればよい。また、補助スイッチの配線が簡素化される利点がある。
ここで、図11を用いて遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用の連結手段161の動作について説明する。投入動作においては、電磁石49の可動鉄心130が下方向に動作するため、レバー163a、163b、163cは反時計周りに回転する。これに伴い、接続部165ab、165bcは左方向に移動する。停止位置は、電磁石49のプランジャ110と中央脚122の衝突位置で決まるため、連結手段161には投入動作用のストッパは必要ない。一方、開極動作では、電磁石49の可動鉄心130が上方向に動作するため、レバー163a、163b、163cは時計周りに回転する。これに伴い、接続部165ab、165bcは右方向に移動する。開極動作では、接続部165bcをストッパボルト190に衝突させて停止させる。すなわち、このストッパボルト190との位置によって、開閉接点の開極距離が決まる。開極距離については、ストッパボルト190とその座192間に調整板191を挿入して調整し、相間のばらつきについては、接続部165ab、165bcに設けた伸縮調整可能な継手であるターンバックル193ab、193bcで調整する。
一方、接地開閉器ES用連結手段160の動作は、主軸162a、162b、162cを遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用の電磁石49の軸102と接地開閉器用の電磁石49の軸102の中心に配置したため、先に説明した連結手段161と逆方向の動作となる。すなわち、投入動作においては、電磁石49の可動鉄心130が下方向に動作するため、レバー164a、164b、164cは時計周りに回転し、接続部166ab、166bcは右方向に移動する。一方、開極動作では、電磁石49の可動鉄心130が上方向に動作するため、レバー164a、164b、164cは反時計周りに回転し、接続部166ab、166bcは左方向に移動する。なお、開極動作では、接続部166bcをストッパボルト190に衝突させて停止させる。
遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用の連結手段161と接地開閉器ES用の連結手段160の動作方向を逆に設定したのは、上記のように部品数低減、部品共用化を基に低コスト化を図るばかりでなく、下記の機械的インタロックを実現するためでもある。つまり、リンク部材200はレバー163cとピン169cで連結されており、遮断器CBあるいは負荷開閉器LBSが投入された状態では、他端側のインタロックピン201がガイド202の楕円穴203内を下方向に移動する。この状態では、接地開閉器ESを投入しようとしてもレバー163cがインタロックピン201に干渉して動作できなくなる。一方、接地開閉器ESが投入されている状態では、インタロックピン204が下方向に移動しているため、遮断器CBあるいは負荷開閉器LBSを投入しようとしても、レバー162bとインタロックピン204が干渉して、動作不能となる。このように、遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用の連結手段161と接地開閉器ES用の連結手段160の動作方向を逆にすることによって、一方が投入状態になったときに両者のレバー1 63、164の位置が合致するため、投入方向の回動を互いに規制する機械的インタロックを容易に実現できるようになる。
つまり、本実施形態における開閉接点の3相同期を確保するための連結手段9は、遮断器CBあるいは負荷開閉器LBS用の連結手段161と接地開閉器ES用の連結手段160の主軸162を共用化したことにより、部品数低減、部品共用化を基に低コスト化が図れ、更に両者の動作方向が逆方向になるために機械的インタロックを容易に実現でき、安全性、信頼性が向上する。
以上説明したように、本実施形態の真空スイッチギヤ1では、真空開閉部6、真空開閉部6内の各開閉接点を独立に駆動する電磁操作機構8、および開閉接点動作の3相同期を確保するための連結手段9を上下方向に3段積みしているため、盤の設置面積を縮小化でき、コンパクトで低コストな盤を実現できる。同時に、真空開閉部6、電磁操作機構8、連結手段9の各部の縮小化も考慮している。
真空開閉部6では、遮断器、断路器、負荷開閉器、あるいは接地開閉器などの機能を有する複数の開閉接点を収納することでコンパクト化を図っている。電磁操作機構8では、矩形鋼管を固定鉄心に利用して、電磁石49の集積率を向上させている。また、電磁操作機構8と開閉接点および開閉接点に固定される可動導体を直線上に配置しているため、駆動運動の方向を変換するためのシャフト、レバーなどの部品を不要にできる。また、操作エネルギーのロスを低減して電磁石49および電源として用いるコンデンサ3のサイズを縮小化できる利点がある。また、真空開閉部6と電磁操作機構8は相ごとにモジュール化して製作しているから、相モジュールの段階で出荷前の調整、試験を実施できるようになったため、作業効率が向上する。しかも、作業用のスペースを確保する必要がなくなり、機器全体を縮小化できる。連結手段9では、遮断器用、断路器用あるいは負荷開閉器用の連結手段161と、それに付随する接地開閉器用の連結手段160をユニット化することで、部品数削減、部品共用化を実現できる。更に、本実施形態のように主軸162とレバー163、164を配置することにより、機械的インタロックが容易に実現でき、安全性、信頼性を向上できる。
図1は、本発明の一実施の形態の真空スイッチギヤの内部構造を部分的に断面で表した側断面図である。 図2は、図1実施形態の真空スイッチギヤを構成する複数の開閉接点の単線結線図を示す。 図3は、図1実施形態の真空スイッチギヤの内部構造を表す正面図である。 図4は、真空スイッチギヤの内部構造を表した側断面図である。 図5は、電磁操作機構を説明するための上面図である。 図6は、電磁石の構成を示す詳細な断面図である。 図7は、電磁石の動作を説明するための概念図である。 図8は、電磁石の動作を説明するための概念図である。 図9は、電磁石の動作を説明するための概念図である。 図10は、3相分の一部の開閉接点の連結手段の上面図である。 図11は、図10の側断面図である。
符号の説明
1 真空スイッチギヤ
4 ケーブル
6 真空開閉部
8 電磁操作機構
9 連結手段
60 真空容器

Claims (9)

  1. 複数の開閉器および該各開閉器をそれぞれ上下方向に開閉駆動する複数の操作ロッドが真空容器に収納され、前記操作ロッドの端部が前記真空容器の上部壁から気密に突出されてなる真空開閉部と、前記各操作ロッドにそれぞれ連結された複数の駆動ロッドをそれぞれ駆動する複数の駆動機構が設けられてなる電磁駆動部とを備え、該電磁駆動部が前記真空開閉部の上に搭載されてなる真空スイッチギヤの単相モジュールにおいて、
    前記複数の開閉器は、真空遮断器と該真空遮断器の固定接点を接地する接地開閉器とを含み、前記真空遮断器と前記接地開閉器の開閉を相反規制するインターロック機構を有する連係機構部が前記電磁駆動部の上に搭載されてなることを特徴とする真空スイッチギヤの単相モジュール。
  2. 前記電磁駆動部の前記各駆動機構は、前記各駆動ロッドの上端にそれぞれ連結された複数のプランジャと、該各プランジャを上下方向に駆動する電磁石およびばね部材とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の真空スイッチギヤの単相モジュール。
  3. 前記真空容器は、直方形に形成され、
    前記複数の開閉器は、直方形の前記真空容器内に並べて配置され、
    前記複数の駆動機構は、前記開閉器の位置に対応させて前記電磁駆動部に並べて配置され、
    前記電磁駆動部は、前記電磁石が矩形に形成されてなることを特徴とする請求項2に記載の真空スイッチギヤの単相モジュール。
  4. 前記複数の開閉器は、前記真空遮断器の可動接点側に共通接続された負荷開閉器と、負荷開閉器の固定接点を接地する接地開閉器とを含むことを特徴とする請求項1または3に記載の真空スイッチギヤの単相モジュール。
  5. 前記連係機構部は、前記真空遮断器と前記接地開閉器をそれぞれ駆動する前記駆動ロッドの間の上方に水平に延在された軸と、該軸に回転自在に軸支された2つのレバーと、該各レバーの一端を前記真空遮断器と前記接地開閉器の各駆動ロッドに連動する部材にそれぞれ連結する2つのピンと、前記各レバーの他端部に前記真空遮断器と前記接地開閉器の投入位置において他方のレバーの投入方向の回動を規制する規制部材とを設けてなることを特徴とする請求項1に記載の真空スイッチギヤの単相モジュール。
  6. 開閉器および該開閉器の可動接点を上下方向に駆動する操作ロッドが真空容器に収納され、前記操作ロッドの端部が前記真空容器の上部壁から気密に突出されてなる真空開閉部と、前記操作ロッドに連結された駆動ロッドを上下方向に駆動する駆動機構が設けられてなる電磁駆動部と、該電磁駆動部の前記駆動ロッドを連係させて駆動する連係機構部とを備え、前記真空開閉部の上に前記電磁駆動部が搭載され、該電磁駆動部の上に前記連係機構部が搭載されてなる単相モジュールが3相分並べて配列されてなり、
    前記連係機構部は、前記単相モジュールの配列方向に直交させて水平に延在された軸と、該軸に回転自在に軸支され一端が前記駆動ロッドに連動する駆動部材にピンを介して連結されたレバーとを備え、
    3相配列で隣り合う前記連係機構部は、前記レバーの他端部にピンを介して連結されたそれぞれの連結ロッドを伸縮調整可能な継手を介して相互に連結してなる真空スイッチギヤ。
  7. 複数の開閉器および該各開閉器の可動接点を上下方向にそれぞれ駆動する複数の操作ロッドが真空容器に収納され、該各操作ロッドの端部が前記真空容器の上部壁から外部に気密に突出されてなる真空開閉部と、前記各操作ロッドに連結された複数の駆動ロッドを上下方向にそれぞれ駆動する駆動機構が設けられてなる電磁駆動部と、該電磁駆動部の前記駆動ロッドの動きを連係させる連係機構部とを備え、前記真空開閉部の上に前記電磁駆動部が搭載され、該電磁駆動部の上に前記連係機構部が搭載されてなる単相モジュールが3相分並べて配列されてなり、
    前記連係機構部は、前記単相モジュールの配列方向に直交させて水平に延在された軸と、該軸に回転自在に軸支され一端が前記各駆動ロッドに連動する部材にピンを介してそれぞれ連結された複数のレバーとを備え、
    3相配列で隣り合う前記連係機構部は、前記各レバーの他端部にピンを介してそれぞれ連結された複数の連結ロッドを伸縮調整可能な継手を介して相互に連結してなる真空スイッチギヤ。
  8. 前記複数の開閉器は、真空遮断器と該真空遮断器の固定接点を接地する接地開閉器とを含み、
    前記連係機構部は、前記真空遮断器と前記接地開閉器の開閉を相反規制するインターロック機構を有することを特徴とする請求項7に記載の真空スイッチギヤ。
  9. 前記インターロック機構は、前記真空遮断器と前記接地開閉器をそれぞれ駆動する前記駆動ロッドの間の上方に水平に延在された軸と、該軸に回転自在に軸支された2つのレバーと、該各レバーの一端を前記真空遮断器と前記接地開閉器の各駆動ロッドに連動する部材にそれぞれ連結する2つのピンと、前記各レバーの他端部に前記真空遮断器と前記接地開閉器の投入位置において他方のレバーの投入方向の回動を規制する規制部材とを設けてなることを特徴とする請求項8に記載の真空スイッチギヤ。
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