JP3683088B2 - スイッチギヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、母線側導体と負荷側導体とを接触/離脱する主回路用の電極及び負荷側導体と接地側導体とを接触/離脱する接地回路用の電極を備えたスイッチギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
母線からの受電を、各種の負荷機器、他の電気室に配電すべく用いられるスイッチギヤは、母線との接続のための母線側導体、負荷への送電ケーブルとの接続のための負荷側導体等の接続導体と共に、母線側導体と負荷側導体とを接触/離脱する主回路開閉器、負荷側導体を接地するための接地開閉器、監視制御に必要な制御機器等の内部機器を、接地金属製の金属外箱内に適宜に配設して構成されている。
【0003】
この種のスイッチギヤの一種として、特公平7−28488号公報に開示されているように、主たる内部機器としての主回路開閉器及び接地開閉器を接続導体の一部とともに一体化して構成された機能ユニットを備え、この機能ユニットを金属外箱内に配置して、母線及び送電ケーブルとの接続のみを行えばよい構成としたスイッチギヤがある。
【0004】
図7は、前記特公平7−28488号公報に開示されたスイッチギヤの要部の構成を示す図、図8はその電気的接続図である。これら図7、図8に示すスイッチギヤは、絶縁性ガスが封入され、その周壁の一部を内外に貫通する態様に送電ケーブル接続用のブッシング101と、母線接続用のブッシング102とを備える容器100の内部に、第1,第2,第3の開閉器103,104,105及び真空開閉器の真空消弧室106を配した構成となっている。
【0005】
図8に示す如く、母線接続用のブッシング102を介して外部の母線(図示せず)に接続された三相の夫々に対応する母線側分岐導体107は、図7に示す如く、絶縁支持碍子108により支持されて容器100内に配設されており、これらは、真空消弧室106の内部に構成された固定電極及び該固定電極に対し直線移動可能な可動電極と第1の開閉器103とを介して、絶縁支持碍子109に固定支持された中間導体110に接続され、該中間導体110により2方向に分岐され、夫々の分岐は、第2,第3の開閉器104,105を介して送電ケーブル接続用のブッシング101に支持された負荷側導体111に接続され、該負荷側導体111を経て外部の送電ケーブル(図示せず)に接続されている。
【0006】
開閉器103,104,105は、金属リンク112及び絶縁リンク113を介して伝達される図示しない各別の駆動源の動作に応じて夫々の枢支軸回りに揺動する揺動電極114を備えている。
【0007】
第1の開閉器103は、その揺動電極114の揺動位置に応じて、真空消弧室106内部の可動電極と前記中間導体110の対応位置に突設された固定電極とを接続する閉路位置と、前記揺動電極114と接地側導体115とを接続する接地閉路位置と、両位置の中間であり、前記固定電極及び接地側導体115から離れた断路位置とを実現する構成となっている。
【0008】
また第2,第3の開閉器104,105は、夫々の揺動電極114,114の揺動により、負荷側導体111及び中間導体110の対応位置に夫々突設された固定電極及び接地側導体116,117との間にて、第1の開閉器103と同様の3位置を実現する構成となっている。
また、前記真空消弧室106には、該真空消弧室106内部の可動電極に対して、真空消弧室106の真空を保持するためにべローズが設けられている。
【0009】
以上の構成によれば、母線側分岐導体107と負荷側導体111とを接触/離脱する主回路電極部と、負荷側導体111を接地するための接地回路電極部とが、接続導体と共に絶縁性ガスが封入された容器100の内部に配設されており、母線側分岐導体107をブッシング102を介して容器100の外側の母線に接続し、負荷側導体111をブッシング101を介して容器100の外側の送電ケーブルに接続すればよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが以上の如き従来のスイッチギヤにおいて、真空消弧室106内部の固定電極及び可動電極は、主回路を開閉する作用のみを行い、第1の開閉器103が、他の回路との切り離しのための断路器と、前記真空消弧室106内の可動電極を断路下にて接地する接地開閉器とを兼ね、更に第2,第3の開閉器104,105が、夫々に対応する負荷側導体111を接地する接地開閉器としての機能を果たす構成であり、母線側分岐導体107と負荷側導体111との間に2つの開閉器(第1の開閉器103と第2の開閉器104、又は第3の開閉器105)が直列に配置されることから、これらの配置スペースを確保するために容器100の小型化が制限され、また、コスト高になるという問題があった。
【0011】
また、内部に絶縁性ガスが封入され容器100内に前記開閉器103,104,105が配置されているから、これら開閉器103,104,105においては、三相の相間、対地間、断路位置での可動電極及び固定電極間に前記封入ガスの種類に応じた絶縁距離を確保する必要があり、前記開閉器103,104,105の夫々が大型化する上、各開閉器103,104,105間に十分な間隔を保つために、容器100内の配設効率が悪く、該容器100の小型化が制限されるという問題があった。
【0012】
また、真空消弧室106は、図8に示す三相回路において単相毎に設けられているから、これら真空消弧室106の配設位置の確保のために容器100の小型化が制限され、また製品コストの上昇を招くという問題があった。
【0013】
更には、容器100の内部においてアーク短絡が発生した場合、容器100内に封入された絶縁性ガスが、アークエネルギにより短時間の内に高温、高圧となる一種の爆発現象が引き起こされることから、前記容器100には、高圧の放圧のための開放部分を設ける必要がある上、放圧完了までの高圧状態に耐える強度が要求されることとなり、容器100の構造が複雑化し、製品コストの上昇を招くという問題があった。
【0014】
また、前記真空消弧室106には、該真空消弧室106内部の可動電極に対して、真空消弧室106の真空を保持するためにべローズが設けられているが、直線移動する可動電極の移動量が多い場合、べローズに過大な応力が加わることになり、また、この応力が加わるのを防ぐためには、べローズ自体を大型に形成する必要があり、これに伴い真空消弧室106が大型となり、容器100内の配設効率が悪化して、該容器100の小型化が制約されるという問題があった。
【0015】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、従来に比して大幅な小型化、及び製品コストの低下を図ることができ、さらに真空容器内で移動する可動電極の移動量が大きい場合でも真空容器内の真空度を長期間にわたって良好に保つことができ、また、真空容器内部におけるアーク短絡事故の発生時にも爆発を引き起こすことがない安全性の高いスイッチギヤを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係るスイッチギヤは、1つの真空接地容器には、母線側導体を絶縁支持して真空接地容器の外側に突出させるブッシングが設けてあり、前記真空接地容器内に、主回路用の固定電極及び接地回路用の固定電極が所定間隔を隔てて単相又は複相分配置してあり、これら固定電極間の一側に、その一端部が支持軸により回動が自在に支持される支持レバーが設けてあり、前記固定電極間に、可撓導体により負荷側導体に接続され、前記支持レバーの他端部に設けられる移動導体が円弧移動可能な状態で絶縁支持され、該移動導体の移動方向一側部に主回路用の可動電極が、他側部に接地回路用の可動電極が夫々設けてあり、前記支持レバーの回動方向一側で真空接地容器の外側に、回動が自在に支持される動力伝達レバーを有する駆動装置が設けてあり、前記動力伝達レバー及び前記支持レバーの支持軸より移動導体側位置の夫々の回動中心からの長さが等しくなる位置に、前記真空接地容器を内外に貫通して直線移動が可能な操作杆が連結してあり、該操作杆及び真空接地容器間に、操作杆の移動方向に伸縮可能なべローズが設けてあり、前記駆動装置の駆動に応じて前記移動導体を、主回路用の可動電極が固定電極に接触する閉路位置と、前記可動電極が固定電極から離れる開路位置と、前記可動電極がさらに離れる断路位置と、接地回路用の可動電極が固定電極に接触する接地閉路位置との4位置間にて移動可能に構成してあることを特徴とする。
【0017】
第2発明に係るスイッチギヤは、1つの真空接地容器内に、主回路用の固定電極及び接地回路用の固定電極が所定間隔を隔てて単相又は複相分配置してあり、これら固定電極間の一側に、支持軸によりその一端部が回動が自在に支持される支持レバーが設けてあり、前記固定電極間に、可撓導体により負荷側導体に接続され、前記支持レバーの他端部に設けられる移動導体が円弧移動可能な状態で絶縁支持され、該移動導体の移動方向一側部に主回路用の可動電極が、他側部に接地回路用の可動電極が夫々設けてあり、前記真空接地容器には、母線側導体を絶縁支持して真空接地容器の外側に突出させるブッシングと、前記支持レバーの回動方向一側で、且つ前記接地回路用の固定電極に対して前記支持レバーの長手方向両側となる位置で内側に凹入する二つの凹入部とが設けてあり、一方の凹入部に、前記真空接地容器を内外に貫通して直線移動が可能な操作杆を介して前記支持レバーに連結される動力伝達レバーを有する駆動装置が配置してあり、他方の凹入部に、前記負荷側導体を絶縁支持して真空接地容器の外側に突出させるブッシングが配置してあり、前記操作杆及び真空接地容器間に、操作杆の移動方向に伸縮可能なべローズが設けてあり、前記駆動装置の駆動に応じて前記移動導体を、主回路用の可動電極が固定電極に接触する閉路位置と、前記可動電極が固定電極から離れる開路位置と、前記可動電極がさらに離れる断路位置と、接地回路用の可動電極が固定電極に接触する接地閉路位置との4位置間にて移動可能に構成してあることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1〜図5は本発明に係るスイッチギヤの構成を示すもので、図1は主回路用の可動電極が閉路位置へ移動した状態の縦断側面図、図2は同じく縦断正面図、図3は主回路用の可動電極が開路位置へ移動した状態の縦断側面図、図4は主回路用の可動電極が断路位置へ移動した状態の縦断側面図、図5は接地回路用の可動電極が接地閉路位置へ移動した状態の縦断側面図である。
【0028】
これらの図1〜図5に示すスイッチギヤは、内部が高真空に維持される密閉状の1つの真空接地容器1の内部の一側に、母線側導体2に接続される主回路用の3つの固定電極3が、他側に、接地側導体4に接続される接地回路用の3つの固定電極5が夫々対向状に配置され、さらに、これら固定電極3,5間に、負荷側導体6に接続される3つの移動導体7が円弧移動可能な状態で絶縁支持され、これら移動導体7の移動方向一側部に、前記固定電極3と対向する主回路用の可動電極8が、他側部に、前記固定電極5と対向する接地回路用の可動電極9が夫々設けられた三相用のスイッチギヤであるが、各相の構造は同じであるため、以下主として1相の構造について説明する。
【0029】
真空接地容器1は、前記移動導体7を円弧移動させるための後記する支持レバー22の回動方向となる一側部及び他側部の上部と、他側部の下部とに第1、第2及び第3凹入部1a,1b,1cを設けて、一側部の上部の第1凹入部1aには、真空接地容器1を内外に貫通する3本の母線側導体2が、真空接地容器1を内外に貫通する絶縁性を有する母線側の3つのブッシング10を介して絶縁支持され、これら母線側導体2の真空接地容器1内側端部に前記固定電極3を設け、各母線側導体2の真空接地容器1外側への突出端部を、真空接地容器1の外側に配設された母線11に直接または接続導体等を介して夫々接続されている。
尚、第2及び第3凹入部1b,1cは図1に示されているように接地側導体4及び固定電極5に対して後記する支持レバー22の長手方向両側となる位置で内側に凹入している。
【0030】
真空接地容器1の他側部の第2及び第3凹入部1b,1c間には、真空接地容器1を内外に貫通する3本の接地側導体4が、真空接地容器1の外部に設ける絶縁性を有する3つの支持体12を介して絶縁支持され、これら接地側導体4の真空接地容器1内側端部に前記固定電極5を設け、各接地側導体4の真空接地容器1外側への突出端部を適宜に接地させている。
【0031】
支持体12は、段部を介して連続する小径部及び大径部を有する円筒状に形成され、その小径部を、真空接地容器1に設けられた貫通孔に挿入し、ロウ付け等により真空接地容器1に密着させ、大径部側端面に、貫通孔が設けられた受止板13を重ねて取付ねじ14により固定している。
【0032】
そして、支持体12の貫通孔12aから受止板13の貫通孔に前記接地側導体4の端部を移動可能に挿入し、該接地側導体4の端面に座金を介して抜止ねじ15を取付け、さらに、支持体12の貫通孔12aに、接地側導体4の中間に突設した鍔4a及び前記受止板13の間で受止められて接地側導体4を移動導体7に向かって移動可能に付勢するばね16を設け、該ばね16により接地側導体4を支持体12に移動が可能に支持している。
【0033】
このばね16は、接地回路用の可動電極9が固定電極5と接触したとき、これら可動電極9及び固定電極5に接触圧力を加えるようにしている。
【0034】
接地側導体4の真空接地容器1内側部分の周りには、伸縮可能であり、接地側導体4の周りを封止するべローズ17を設けて、可動電極9との接触により移動する固定電極5の位置で真空接地容器1内部の真空度を保つことができるようにしている。実施の形態のべロース17は、一端部を接地側導体4の中間部に固定し、他端部を支持体12の小径部側端部に固定している。
【0035】
真空接地容器1の他側部の下部に設けた第2凹入部1bには、真空接地容器1を内外に貫通する3つの負荷側導体6が、絶縁性を有する3つのブッシング18を介して絶縁支持され、各負荷側導体6の真空接地容器1外側への突出端部が3本の外部ケーブル19に接続されている。
【0036】
また、各負荷側導体6の真空接地容器1内側端部と、前記各移動導体7の中間部とを、移動導体7の移動に伴い弾性変形する可撓導体20により連結して移動導体7の移動を許容するようにしている。
【0037】
この可撓導体20は、図1、図2に示す如く細長の平板状に形成され、その一端部が負荷側導体6に、また、他端部が移動導体7に夫々固定され、中間部が移動導体7の円弧移動に対して自由に変形するようにしている。
【0038】
真空接地容器1の上部に設けた第1及び第3凹入部1a,1c間の内部には、1本の支持軸21が回動可能に支持され、該支持軸21の中間部に、3つの支持レバー22の一端部を支持軸21の軸長方向に所定間隔を隔てて結合し、これら支持レバー22の他端部に、貫通孔23aが設けられた絶縁性を有する四角形状の保持体23を設け、該保持体23の貫通孔23aに棒状の前記移動導体7を挿嵌保持し、支持レバー22の回動に伴い移動導体7を円弧移動させるようにしている。この移動導体7の一端には円板状の前記可動電極8を設け、他端には前記可動電極9を設けている。
【0039】
また、真空接地容器1の他側部の上部に設けた第3凹入部1cには、前記支持レバー22を回動させるための駆動装置24が設けられている。
【0040】
この駆動装置24は駆動軸24aを備え、該駆動軸24aに、その動力を伝達する角棒状の1つの動力伝達レバー25の一端部を結合し、該動力伝達レバー25の他端部と1つの支持レバー22の中間部とを、真空接地容器1に設けられた貫通孔に挿通されて移動が可能な操作杆26により相対回転が自在に連結して、駆動装置24の駆動による動力伝達レバー25の円弧運動を直線移動に変換し、駆動装置24の回動力により各支持レバー22を同調して所定角度回動させるようにしている。
【0041】
操作杆26は、図1に示すように、動力伝達レバー25及び支持レバー22の回動中心O,O1からの長さL,L1が夫々等しくなる位置に連結して、動力伝達レバー25の動作に対してほぼ直線移動を行わせるようにしている。そして、操作杆26の真空接地容器1内側部分の周りには、伸縮可能であり、操作杆26の周りを封止するべローズ27を設けて、真空接地容器1内部の真空度を保つことができるようにしている。実施の形態のべロース27は、一端部を操作杆26の中間部に固定し、他端部を真空接地容器1に固定している。
【0042】
以上の如く構成したスイッチギヤは、母線11からの通電が、真空接地容器1の第1凹入部1aに絶縁支持された母線側導体2から主回路用の固定電極3へ通電される。また、外部ケーブル19は、真空接地容器1の第2凹入部1bに絶縁支持された負荷側導体6及び可撓導体20から移動導体7へ通電される。この場合、移動導体7の移動に伴い可撓導体20が弾性変形することになるから、移動導体7の移動に影響されることなく、該移動導体7の負荷側導体6への導通を確実に維持することができる。
【0043】
図1の状態は移動導体7が閉路位置へ移動して主回路用の可動電極8と固定電極3とが接触した閉路状態であって、母線11からの通電が、母線側導体2、主回路用の固定電極3及び可動電極8、移動導体7、可撓導体20、負荷側導体6から外部ケーブル19へ通電されている。
【0044】
次に図1の閉路状態から駆動装置24により支持軸21及び支持レバー22を図1の時計方向へ所定角度回動して、移動導体7を開路位置へ移動させ、主回路用の可動電極8を固定電極3から離して絶縁距離を増大させることにより、図3に示す如く母線11から主回路用の可動電極8への通電が遮断され、開路状態となる。
【0045】
次に図3の開路状態から駆動装置24により支持軸21及び支持レバー22を図3の時計方向にさらに所定角度回動して、移動導体7を断路位置へ移動させて図3の開路状態よりもう1段階主回路用の可動電極8を固定電極3から離すことにより、前記可動電極8及び固定電極3の絶縁距離が増し、図4に示す如く母線11から主回路用の可動電極8への電路が切られ遮断状態となる。
【0046】
次に図4の遮断状態から駆動装置24により支持レバー22を図4の時計方向にさらに所定角度回動して、移動導体7を接地閉路位置へ移動することにより、図5に示す如く接地回路用の可動電極9が固定電極5に接触され、外部ケーブル19が接地される。
【0047】
また、図5の接地閉路状態から駆動装置24により支持レバー22を図5の反時計方向へ所定角度回動することにより、逐次移動導体7が接地側導体4の側から母線側導体2の側へ円弧移動して、接地閉路状態から図4の遮断状態、図3の開路状態、図1の閉路状態へと切換えることができる。
【0048】
以上の如く実施の形態1にあっては、駆動装置24の動力を、支持レバー22の中間部に連結する操作杆26を介して支持レバー22に伝達するから、移動導体7に設ける可動電極8,9の移動量を、主回路用の閉路位置から開路位置、断路位置及び接地閉路位置にわたって円弧移動させることができる大きな移動量にすることができて、しかも、操作杆26の移動量を、可動電極8,9の移動量に対し大幅に小さな移動量にすることができる。
【0049】
しかも、この移動量を小さくすることができる位置にべロース27を設けているから、真空接地容器1内の真空度を保つべローズ27の可動電極8,9の移動量に対する伸縮量を小さくすることができる。従って、該べロース27の耐久性を向上することができ、小型化を図ることができる。さらに操作杆26の移動量を小さくすることができるから、図1に示す如く真空接地容器1に第3凹入部1cを設けて、駆動装置24と支持軸21との間の距離を短くすることができ、駆動装置24の真空接地容器1に対する出っ張り量を少なくすることができる。
【0050】
操作杆26は、図1に示すように、動力伝達レバー25及び支持レバー22の回動中心O,O1からの長さL,L1が等しくなる位置で連結してあるから、該操作杆26を直線に近い動きで移動させることができる。従って、操作杆26が移動するとき、べローズ27にねじれ方向の応力が作用するのをなくすることができ、べローズ27の伸縮量を少なくすることができることと相俟ってべローズ27の耐久性をより一層向上することができる。
【0051】
さらに、操作杆26は、三相用の各支持レバー22に連結することなく、一相用の支持レバー22に連結して、駆動装置24の回動力を、動力伝達レバー25から一相用の支持レバー22及び1つの支持軸21を介して残り二相用の支持レバー22に伝達するから、移動導体7を円弧移動させるための構造を簡単にでき、製品コストの低下を図ることができる。
【0052】
また、実施の形態1の真空接地容器1は、図1に示す如く支持レバー22に対し該支持レバー22の回動方向両側に第1及び第3凹入部1a,1cを設け、可動電極8,9の移動域に対し前記支持レバー22と反対側位置に第2凹入部1bを設けて、第1凹入部1aには母線側のブッシング10を支持し、第2凹入部1bには負荷側のブッシング18を支持し、第3凹入部1cには駆動装置24を支持しているから、これらブッシング10,18及び駆動装置24の真空接地容器1に対する出っ張り量を少なくすることができ、全体の小型化を図ることができる。
【0053】
実施の形態2
図6は、本発明に係るスイッチギヤの実施の形態2の構成を示す縦断正面図である。
【0054】
この実施の形態2は、実施の形態1における支持軸21を真空接地容器1の内部に回動自在に支持することなく、該支持軸21を真空接地容器1内に固定し、該支持軸21に、3つの前記支持レバー22の一端部を回動可能に支持し、また、前記駆動装置22により動作される前記動力伝達レバー25を支持レバー22に対応して3つ設け、これら動力伝達レバー22の他端部と各支持レバー22の中間部とを、真空接地容器1に設けられた3つの貫通孔に挿通されて移動が可能な3つの前記操作杆26により相対回転が自在に連結して、前記駆動装置24の駆動による各動力伝達レバー25の円弧運動を直線移動に変換し、駆動装置24の回動力により三相用の支持レバー22を独立して回動させることができるようにしている。
【0055】
操作杆26は、実施の形態1と同様、各動力伝達レバー25及び各支持レバー22の回動中心O,O1からの長さL,L1が夫々等しくなる位置に連結して、動力伝達レバー25の動作に対してほぼ直線移動を行わせるようにしている。そして、各操作杆26の真空接地容器1内側部分の周りには、伸縮可能であり、各操作杆26の周りを封止するべく移動導体7の移動に伴い伸縮するべローズ27を設けたものであり、基本的な構成は実施の形態1と同じであるから、共通点の図面及び詳細な説明を省略する。また、動作についても三相用の各支持レバー22が支持軸21に対し回動することを除いて実施の形態1と同じであるため、共通する動作の説明を省略する。
【0056】
実施の形態2においては、駆動装置24の回動力が、各動力伝達レバー25及び各操作杆26から各支持レバー22へ伝達され、これら支持レバー22が支持軸21を中心として独立して回動され、各支持レバー22に保持体23を介して保持している移動導体7を、閉路位置、開路位置、断路位置、接地閉路位置とに逐次移動させることができる。
【0057】
尚、以上の実施の形態では、三相用のスイッチギヤについて説明したが、その他、四相用以上のスイッチギヤまたは一相用のスイッチギヤであってもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述した如く第1発明及び第2発明に係るスイッチギヤによれば、高電圧となる主回路電極部及び接地回路電極部を、絶縁特性の優れた1つの真空接地容器に単相又は複相分内装して、各電極部の可動電極を、真空接地容器の外側に設けた駆動装置により円弧移動させるようにし、さらに、母線を真空接地容器の外側に配置するようにしたから、高電圧となる主回路電極部及び接地回路電極部を真空接地容器内にコンパクトに配置でき、全体の小型化を図ることができ、さらに製品コストの低下を図ることができる。また、真空接地容器内で例えば電流遮断機能及び断路器としての機能を一体化して多機能化を図り得るから、製品コストをより一層低下させることができるのであり、また、容器内部でのアーク短絡の発生が爆発を引き起こす虞れがないため、それに対する容器構造が不要となり、製品コストをさらに低下させることができる。
【0059】
また、主回路用及び接地回路用の固定電極間を直線移動させるのに比べて円弧移動させる主回路及び接地回路用の可動電極の方が移動量が多い。これに伴い前記可動電極を円弧移動させることで、前記固定電極と前記可動電極との絶縁距離が増し、前記2つの固定電極間の間隔を小さくすることができ、全体をさらに小さくすることができる。
【0060】
また、主回路電極部及び接地回路電極部が単相又は複相分内装された1つの真空接地容器を1つの機能ユニットとし、この真空接地容器の外側に突出する母線側導体を、真空接地容器の外側に配線される母線に接続することにより、1つの機能ユニットを装着することができるから、複数の機能ユニットの拡張を容易にすることができる。
【0061】
また、円弧移動する1つの移動導体に主回路用の可動電極及び接地回路用の可動電極を設けているから、移動導体の長さを短くすることができて、しかも、1つの支持構造及び1つの駆動装置により可動電極を円弧移動させることができ、より一層の小型化及び製品コストの低下を図ることができる。
【0062】
また、一端部が支持軸に支持され、他端部に移動導体が設けられた支持レバーの中間に、真空接地容器を内外に貫通する操作杆を連結してあるから、移動導体に設ける可動電極の移動量を、主回路用の閉路位置から開路位置、断路位置及び接地閉路位置にわたって円弧移動させることができる大きな移動量にすることができ、しかも、前記操作杆の移動量を、可動電極の移動量に対し大幅に小さな移動量にすることができるから、操作杆の長さを短くできる。従って、駆動装置と支持軸との間の距離を短くすることができ、駆動装置の真空接地容器に対する出っ張り量を少なくすることができ、全体の小型化を図ることができる。
【0063】
また、支持レバーは、真空接地容器内に支持軸により回動が可能に支持されているから、1つの真空接地容器に二相以上の機能をもたせる場合でも、一相の支持レバーを回動させることにより、残りの全ての相の支持レバーを同調して回動させることが可能であり、移動導体を円弧移動させるための構造を簡単にでき、製品コストの低下を図ることができる。
【0065】
また、第1発明に係るスイッチギヤによれば、動力伝達レバー及び支持レバーの回動中心からの長さが等しくなる位置に、真空接地容器を貫通する操作杆を連結してあるから、該操作杆を直線に近い動きで移動させることができ、操作杆周りの真空度を保つための手立てが行い易いのである。
【0066】
また、第1発明及び第2発明に係るスイッチギヤによれば、可動電極の移動量に対し大幅に小さな移動量にすることができる操作杆及び真空接地容器間にべローズを設けているため、可動電極の移動量に対するべローズの伸縮量を小さくすることができ、従って、可動電極の移動量が大きい場合でも真空接地容器内の真空度を長期間にわたって良好に保つことができ、さらに、真空接地容器内の真空度を保つべローズに過大応力が作用するのを防止することができ、該べロースの耐久性を向上することができ、また、小型化することができる。
【0067】
また、直線に近い動きで移動させることができる操作杆及び真空接地容器間にべローズを設けているため、操作杆が移動するとき、べローズにねじれ方向の応力が作用するのをなくすることができ、べローズの伸縮量を少なくすることができることと相俟ってべローズの耐久性をより一層向上することができる。
【0068】
また、移動導体を、主回路電極部の閉路状態、開路状態及び断路状態と、接地回路電極部の接地閉路状態とに円弧移動させることができるから、更なる小型化及び製品コストの低下を図ることができる。
【0069】
また、真空接地容器内の移動導体の円弧移動に伴い可撓導体を弾性変形させるから、移動導体の円弧移動に影響されることなく、該移動導体の負荷側導体への導通を確実に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態1の主回路用の可動電極が閉路位置へ移動した状態の縦断側面図である。
【図2】 図1に示すスイッチギヤの縦断正面図である。
【図3】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態1の主回路用の可動電極が開路位置へ移動した状態の縦断側面図である。
【図4】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態1の主回路用の可動電極が断路位置へ移動した状態の縦断側面図である。
【図5】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態1の接地回路用の可動電極が接地閉路位置へ移動した状態の縦断側面図である。
【図6】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態2の縦断正面図である。
【図7】 従来のスイッチギヤの要部の構成を示す図である。
【図8】 従来のスイッチギヤの電気的接続図である。
【符号の説明】
1 真空接地容器、2 母線側導体、3 主回路用の固定電極、4 接地側導体、5 接地回路用の固定電極、6 負荷側導体、7 移動導体、8 主回路用の可動電極、9 接地回路用の可動電極、10 ブッシング、16 ばね、
17 べローズ、20 可撓導体、22 支持レバー、24 駆動装置、
25 動力伝達レバー、26 操作杆、27 べローズ。
Claims (2)
- 1つの真空接地容器には、母線側導体を絶縁支持して真空接地容器の外側に突出させるブッシングが設けてあり、前記真空接地容器内に、主回路用の固定電極及び接地回路用の固定電極が所定間隔を隔てて単相又は複相分配置してあり、これら固定電極間の一側に、その一端部が支持軸により回動が自在に支持される支持レバーが設けてあり、前記固定電極間に、可撓導体により負荷側導体に接続され、前記支持レバーの他端部に設けられる移動導体が円弧移動可能な状態で絶縁支持され、該移動導体の移動方向一側部に主回路用の可動電極が、他側部に接地回路用の可動電極が夫々設けてあり、前記支持レバーの回動方向一側で真空接地容器の外側に、回動が自在に支持される動力伝達レバーを有する駆動装置が設けてあり、前記動力伝達レバー及び前記支持レバーの支持軸より移動導体側位置の夫々の回動中心からの長さが等しくなる位置に、前記真空接地容器を内外に貫通して直線移動が可能な操作杆が連結してあり、該操作杆及び真空接地容器間に、操作杆の移動方向に伸縮可能なべローズが設けてあり、前記駆動装置の駆動に応じて前記移動導体を、主回路用の可動電極が固定電極に接触する閉路位置と、前記可動電極が固定電極から離れる開路位置と、前記可動電極がさらに離れる断路位置と、接地回路用の可動電極が固定電極に接触する接地閉路位置との4位置間にて移動可能に構成してあることを特徴とするスイッチギヤ。
- 1つの真空接地容器内に、主回路用の固定電極及び接地回路用の固定電極が所定間隔を隔てて単相又は複相分配置してあり、これら固定電極間の一側に、支持軸によりその一端部が回動が自在に支持される支持レバーが設けてあり、前記固定電極間に、可撓導体により負荷側導体に接続され、前記支持レバーの他端部に設けられる移動導体が円弧移動可能な状態で絶縁支持され、該移動導体の移動方向一側部に主回路用の可動電極が、他側部に接地回路用の可動電極が夫々設けてあり、前記真空接地容器には、母線側導体を絶縁支持して真空接地容器の外側に突出させるブッシングと、前記支持レバーの回動方向一側で、且つ前記接地回路用の固定電極に対して前記支持レバーの長手方向両側となる位置で内側に凹入する二つの凹入部とが設けてあり、一方の凹入部に、前記真空接地容器を内外に貫通して直線移動が可能な操作杆を介して前記支持レバーに連結される動力伝達レバーを有する駆動装置が配置してあり、他方の凹入部に、前記負荷側導体を絶縁支持して真空接地容器の外側に突出させるブッシングが配置してあり、前記操作杆及び真空接地容器間に、操作杆の移動方向に伸縮可能なべローズが設けてあり、前記駆動装置の駆動に応じて前記移動導体を、主回路用の可動電極が固定電極に接触する閉路位置と、前記可動電極が固定電極から離れる開路位置と、前記可動電極がさらに離れる断路位置と、接地回路用の可動電極が固定電極に接触する接地閉路位置との4位置間にて移動可能に構成してあることを特徴とするスイッチギヤ。
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