JPS62193024A - 高電圧メタルクラツド電気設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気的設備、とくに、高絶縁耐力のガスを充填
され、密封絶縁隔壁によって異なった室に再分割された
、金属筐体を有する、高電圧メタルクラッド電気設備に
関するもので、これらの室は、とくに電気回路遮断器が
内蔵される回路遮断器室、少なくとも一つの給電導線を
含む母線室および母線室と回路遮断器室との間に設けら
れ閉鎖位置において回路遮断器を前記導線に電気的に接
続しまた開放位置において回路遮断器を前記導線から電
気的に遮断する遮断スイッチ室である。

〔従来の技術〕

この種のメタルクラッド・サブステーションは、遮断ス
イッチ、母線および回路遮断器のような、標準的要素部
品を組合わせることによって構成され、前記各要素は密
封室に収容される。隔壁は一つの室から他の室への意図
しない危険の拡散を制限し、補修作業を容易にするもの
で、損傷を受けた部品だけか大気に開放して分解される
。

〔発明か解決しようとする問題点〕

各要素を別々の室に収容することは大きい容積を必要と
し、比較的経費がかかる。単一の室にいくつかの機能を
併存せしめることはすでに提案されているが、この単純
化はサブステーションにおける作業の容易な実施に対し
て有害である。遮断スイッチが母線の二つのスイッチ・
ペイの間に切替えられるとき、二つの隣接するスイッチ
・ペイは切離される。

本発明の目的はサブステーションの一部における作業の
実施を可能にするとともに、他の部分を活性のままとす
る小型の簡単化されたメタルクラッド・サブステーショ
ンを提供することである。

〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明によ
る電気的設備は遮断スイッチ機構を母線室内に内蔵し、
かつ、母線室を遮断スイッチ室から分離する隔壁を密封
的に通過する機械的リンクにより、遮断スイッチを遮断
スイッチ室に内蔵された可動接点に接続することを特徴
とするものである。

遮断スイッチ機構を母線室に取付けることにより、遮断
スイッチ室の容積をいちじるしく縮小することが可能と
なり、その長さは実際上分離した位置における開放した
接点間の遮断間隙に等しい。

＝　　４　　＝ 母線は遮断スイッチを開放し遮断スイッチ室内の絶縁ガ
ス圧を維持することによってスイッチ・ペイから遮断す
ることができる。これら二つの条件が成立するとき、ス
イッチ・ペイの残りは分解可能となりとくに大気に開放
され、遮断された母線はサブステーション・スイッチ・
ペイに給電するため活性のままである。この装置は二重
母線サブステーションに対してとくに有利でありそれは
補修作業によって影響されないサブステーションの残り
の部分が完全である母線から給電するのを可能にする。

遮断スイッチは母線室と遮断スイッチ室との間に取付け
られた絶縁隔壁を通る絶縁作動ロッド上に取付けられた
摺動ピン型とするのが有利である。本発明は単相または
三相筐体サブステーションに適用可能であり、三相装置
は小型化の利点を有する。

各サブステーション・スイッチ・ペイは当然、電流およ
び電圧変成器および作業が実施されるとき安全を確保す
る接地スイッチのような、適当な要素を備えている。

他の利点および特性は、単に例示として説明されかつ添
付図面に示された、本発明実施例に関する一ド記の説明
から一層明らかになるであろう。

〔実施例〕

図面において、メタルクラッド高電圧配電サブステーシ
ョンは第１図の平面に対して垂直方向に延びる二つの母
線１０．１２を備えている。各母線１０．１２は三本の
三相動力給電線１８．２０．２２．２４．２６．２８を
囲む円筒形の接地金属筐体］４．１６を備えている。母
線１０．１２に沿ってスイッチ・ペイ３０か設けられ、
第１図にはその一つだけか図示され各スイッチ・ペイ３
０は給電線３２に接続されている。第１図に示すスイッ
チ・ペイは、円筒形筐体３６に内蔵された三極回路遮断
器３４を備え、円筒形筐体３６はそれぞれ接続室４２お
よび電流計測室４４に対する二つの連結フランジを有す
る。母線１０，１２はそれぞれ、下記に詳細に説明する
、遮断スイッチ室４６．４８によって接続室４２に連結
されている。

接続室４２は接地スイッチ５０を内蔵している。

給電線３２のケーブルは接地室５４のケーブル箱５２お
よび遮断スイッチ室５６を介して電流計測室４４に連結
されている。遮断スイッチ室５６はまた接地スイッチ５
８を備え接地室５４は電圧計測室６０が連結されている
。各室は隣接する室に連結するためフランジまたはクラ
ンプによって取付けられた円筒形金属筐体を備えている
。相当する要素、とくに三つの電圧変成器が計測室６０
に、三相接地スイッチ６２が接地室５４にそして三相導
線遮断スイッチ６４が遮断スイッチ室５６に設けられて
いる。各室はシールされ加圧された六弗化硫黄を充填さ
れ、各室間の隔壁は相当する筐体の連結フランジ間に取
付けられた支持絶縁体６６によって形成されている。各
室内に設けられた要素を接続する導電体は支持絶縁体６
６を貫通している。

この種のサブステーションはこの技術において公知であ
りこれ以」二詳細に説明する必要はなく、遮断スイッチ
４６または４８の一方を閉鎖するとスイッチ・ペイが母
線１０または１２によってそれぞれ給電され、回路遮断
器３４が給電線３２を保護することを換起すれば十分で
ある。母線１０．１２の一方が故障するかまたは修理の
ため開かれるとき、スイッチ・ペイは続いてサービス中
の他の母線から給電することができる。この作動態様は
第２図に示すスイッチ・ペイの配線図から明らかである
。

とくに母線室１０および関連した遮断スイッチ室４６を
示す第３図および第４図には、遮断スイッチ室４６と接
続室４２を分離する支持絶縁体６６が遮断スイッチの三
つの固定接点６８を支持していることが示されている。

遮断スイッチの可動接点を構成するピン７０は各固定接
点６８に対向して設けられ、各ピン７０は母線室と遮断
スイッチ４６とを分離する支持絶縁体６６を密封して貫
通する円筒形シーズ７２内に摺動可能に取付けられてい
る。

三つのシーズ７２はそれぞれ母線１０の導線１８．２０
．２２の一つに接続されている。各可動接触ピン７０は
、シーズ７２内に摺動可能に取＝　　８　− （＝ｊけられかつ接触ピン７０からシーズの他端をこえ
て延長する、制御ロッド７４に固定されている。

三つの制御ロッド７４は連結ロッド７８によって作動ハ
ンドル８０に連結された棒７６により一緒に固定され、
作動ハンドル８０の軸は母線室筐体１０を貫通している
。遮断スイッチの開放位置において、接触ピン７０はシ
ーズ７２内に引込められ遮断スイッチの閉鎖は、第４図
におけるハンドル８０を反時計方向に旋回して棒７６、
制御ロッド７４およびピンチ４集合体を遮断スイッチの
固定接点６８の方向に摺動させることによって実施され
る。遮断スイッチの遮断区域は遮断スイッチ室内に局限
され、一方遮断スイッチ作動機構部分、すなわち制御ロ
ッド７４、棒７６およびハンドル８０は、母線室１０内
に設けられている。

作業が、設備の成るスイッチ・ペイ例えば第１図に示す
スイッチ・ペイにおいて実施されるとき、そのスイッチ
・ペイは二つの遮断スイッチの開放により母線１０，１
２から遮断される。スイッチ・ペイが電気的に遮断され
ると、作業が実施されるすべての室、例えば接続室４２
は大気に開放される。この大気に対する開放は、母線１
０、］２の一方または双方が活性でサブステーションの
他のスイッチ・ペイに給電しているときでさえも、可能
であり、遮断は遮断スイッチの開放によって確保され、
遮断スイッチの接点６８．７０は加圧された六弗化硫黄
を充填された遮断スイッチ室４６内に設けられている。

もし、作業が母線の一つにおいて実施されるならば、そ
の母線は勿論相当する遮断スイッチ室が開かれる前にス
イッチを切らなければならず、設備の残りは他の母線か
ら給電される。母線室内に遮断スイッチ機構を設けるこ
とは遮断スイッチ室４６．４８の容積、したがってサブ
ステーションの全体の大きさのかなりの縮小を可能にす
る一方、全体として設備に対する電力供給を遮断するこ
となしに、分解および補修の可能性を維持することがで
きる。

本発明を三相サブステーションに適用されるものとして
説明したが、混合サブステーション、例えば三相母線が
単一の筐体に内蔵される一方、他の要素、とくに回路遮
断器か各相に対して別々に内蔵されるものに対しても適
用可能である。本発明はまた各位相がそれ自体の接地筐
体を有する、位相分離サブステーションに対しても適用
可能である。サブステーションの構造、とくに回路遮断
器の位置、一つまたは二つの母線による給電またスイッ
チの制御態様を異なるものとすることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、遮断スイッチ機構を母線室に取付ける
ことにより、遮断スイッチ室の容積をいちじるしく縮小
することが可能になる。

また、母線は遮断スイッチを開放し遮断スイッチ室内の
絶縁ガス圧を維持することによって、スイッチ・ペイの
残りの部分は分解可能となり、遮断された母線は活性を
維持することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、遮断スイッチ部分が断面で略図的に示された
、本発明によるメタルクラッド・サブスチージョン・ス
イッチ・ペイの略図。第２図は第１図に示すスイッチ・
ペイの配線図。第３図は第１図のスイッチ・ペイの遮断
スイッチの拡大図。 第４図は筐体を除去した、第３図の平面図。 １０．１２・・・母線、１８．２０．２２．２４．２６
．２８・・・導線、３２・・・給電線、３４・・・回路
遮断器、４２・・・遮断スイッチ、６６・・・絶縁隔壁
、６８・・固定接点、７０・・・可動接点、８０・・・
可動ハンドル。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ＝　　１２　− １１開昭６２−１９３１Ｊ２４（５） ＦＩＧ、３ ＦＩＧ、　２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、高絶縁耐力のガスを充填された金属筐体と、前記筐
   体を再分割する密封絶縁隔壁と、前記密封隔壁によって
   前記筐体内に仕切られた多数の室、とくに回路遮断器室
   、母線室および回路遮断器室と母線室との間に設けられ
   た遮断スイッチ室と、回路遮断器室に内蔵された電気回
   路遮断器と、母線室に内蔵された少なくとも一つの導線
   と、作動機構、可動接点および可動接点を作動機構に連
   結する機械的リングとを有する遮断スイッチとから成り
   、前記遮断スイッチが閉鎖位置において回路遮断器と導
   線とを接続させ、開放位置において回路遮断器を導線か
   ら遮断し、前記機構が母線室に内蔵されまた前記可動接
   点が遮断スイッチ室に内蔵され、前記機械的リンクが母
   線室と遮断スイッチ室とを分離する隔壁を密封的に通過
   する、高電圧メタルクラッド電気設備。 ２、二つの母線および二つの遮断スイッチを有し、第１
   の遮断スイッチが回路遮断器を第１の母線に接続しまた
   第２の遮断スイッチが回路遮断器を第２の母線に接続し
   、各遮断スイッチがその固定接点と可動接点とを備え、
   それらが回路遮断器室からおよび関連した母線室から密
   封絶縁隔壁によって分離された遮断スイッチ室に内蔵さ
   れた、特許請求の範囲第１項に記載の高電圧メタルクラ
   ッド電気設備。 ３、遮断スイッチが、遮断スイッチ室に摺動可能に取付
   けられた可動接触ピンおよび絶縁隔壁を摺動可能に貫通
   して母線室内に延長する遮断作動ロッドを備えた、特許
   請求の範囲第１項に記載の高電圧メタルクラッド電気設
   備。 ４、母線の導線に接続された管状分岐導体を有し、前記
   ロッドが、前記管状導体内側に、母線の縦方向に対して
   垂直方向に摺動可能に取付けられた、特許請求の範囲第
   ３項に記載の高電圧メタルクラッド電気設備。 ５、母線および遮断スイッチが三相型のもので、三相が
   同じ室に内蔵された、特許請求の範囲第１項に記載の高
   電圧メタルクラッド電気設備。 ６、円筒形金属筐体を備え、遮断スイッチ室筐体がそれ
   が連結された母線室筐体に対して垂直に延長し、遮断ス
   イッチ機構が遮断スイッチ室筐体の延長部に設けられた
   母線室の一部内に延長する、特許請求の範囲第１項に記
   載の高電圧メタルクラッド電気設備。 ７、各室を分離する隔壁が支持絶縁体によって構成され
   前記各室の筐体が連結フランジを備えその連結フランジ
   の間に前記絶縁体が取付けられた、特許請求の範囲第３
   項に記載の高電圧メタルクラッド電気設備。