JPS60249806A - ガス絶縁開閉装置用母線電圧変成器ユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉
装置に用いる母線電圧変成器ユニットに関するものであ
る。

［従来の技術］ 変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉装置におい
ては、母線に電圧変成器を接続するため、母線導体と３
相の電圧変成器と母線導体を接地する接地装置とをユニ
ット化した母線電圧変成器ユニッ１−が用いられる。例
えば第６図は、二重母線構成のガス絶縁開閉装置ＧＩＳ
の構成を示したもので、同図においてＵｌ及びＵ２はそ
れぞれ主開閉装置ユニット及び母線電圧変成器ユニット
であり、主開閉装置ユニットＵ１は、第１及び第２の母
線Ｂ　ＬＪ　Ｓ　１１及びＢ　Ｕ　Ｓ　１２と、これら
の母線に接続された第１及び第２の母線用断路器ＤＳＩ
Ｉ及びＤＳ１２と両断路器を介して第１及び第２の母線
に一端が接続された遮断器ＣＢと、該遮断器ＣＢの両端
を接地する遮断器点検用接地装［ＥＳＷｌｌ及びＥＳＷ
１２と、遮断器ＣＢの他端に線路側断路器ＤＳ１３を介
して接続されたケーブルヘッドＣｌ−１６と、ケーブル
ヘッドＣＩ−１’　ｄを接地する線路側接地装置ＥＳＷ
１３と、ケーブルヘッドＣＨｄに接続された避雷器ＬＡ
と、遮断器ＣＢ及び断路器Ｄ３１３間を接続する導体に
装着された変流器ＣＴ１１及びＣＴ１２とからなってい
る。母線電圧変成器ユニットＵ２は、第１及び第２の母
線ＢｔＪＳ２１及びＢｔＪＳ２２と、両母線にそれぞれ
接続された３相の電圧変成器ＰＴ２１及びＰＴ２２と、
母線ＢＬＪＳ２１及びＢｔＪｓ２２をそれぞれ接地する
母線用接地装置ＥＳＷ２１及びＥＳＷ２２とからなり、
両ユニットＵｌ　、　ｔＪ２は第１の母線ＢＵＳ１１．
ＢＵＳ２１同志及び第２の母線ＢｔＪＳ１２．　ＢＬＪ
Ｓ２２同志をそれぞれ接続することにより相互に接続さ
れている。本発明は第６図に示した母線電圧変成器ユニ
ットＵ２の改良に関するものである。尚主開閉装置ユニ
ットＵ１の構成は第６図に示したものに限られるもので
は無く、電気所の構成に応じて種々の構成が採用される
。

第７図は従来の母線電圧変成器ユニットの外観の一例を
示したもので、同図において、１ａ及び１ｂはそれぞれ
管状の第１及び第２の変成器収納容器１００ａ及び１０
０ｂ内に３相の電圧変成器ＰＴ２１及びＰＴ２２を収納
してなる第１及び第２の電圧変成器ユニットである。２
ａ及び２ｂはそれぞれ管路２０１ａ及び２０１ｂとこれ
らの管路に直交する管路２０２ａ及び２０２ｂとからな
る十字管状の第１及び第２の母線収納容器２００ａ及び
２００ｂとこれらの容器の一方の管路２０１ａ及び２０
１ｂ内に収納した第１及び第２の３相母線ＢＵＳ２１及
びＢ　Ｕ　ｓ　２２とからなる第１及び第２の母線ユニ
ットであり、第１及び第２の母ＩＡＢ　ｊＪ８２１及び
Ｂ　Ｕ　Ｓ　２２をそれぞれ構成する３相の導体２０３
は、管路２０１ａ及び２０１ｂ内に三角配置されて平行
に収納されている。３ａ及び３ｂは第１及び第２の母線
ユニットの容器２００ａ及び２００ｂの他方の管路２０
２ａ及び２０２ｂの一端に接続された接地装置収納容器
３００ａ及び３００ｂとこれらの容器内にそれぞれ収納
された第１及び第２の接地装置ＥＳＷ２１及びＥＳＷ２
２とからなる第１及び第２の接地装置ユニットで、接地
装置ＥＳＷ２１及びＥＳＷ２２は第１及び第２の母線Ｂ
ｔＪＳ２１及びＢＩＪＳ２２に接続されている。母線ユ
ニット２ａ及び２ｂの容器の他方の管路２０２ａ及び２
０２ｂの他端は変成器収納容器１００ａ及び１００ｂの
端部に設けられた接続管路部１０１ａ及び１０１ｂに絶
縁スベー４ｊ−４ａ及び４ｂを介して接続され、第１及
び第２の母線ＢＵＳ２１及びＢＵＳ２２は絶縁スペーサ
４ａ及び４ｂをそれぞれ気密に貫通させて設けられた接
続導体により、電圧変成器ＰＴ２１及びＰＴ２２に接続
されている。変成器収納容器１００ｂは架台５の上に支
持され、変成器収納容器１００ａは容器１００ｂの上に
スペーサ６を介して支持されている。また母線収納容器
２００ｂは支柱７により設置ベースに支持され、母線収
納容器２００ａは支柱８により容器２ＯＯｂに支持され
ている。

一般に二重母線構成のガス絶縁開閉装置においては、遮
断器を含む主ユニットの構成に応じて母線相互間の間隔
を定め、該母線相互間の間隔に応じて母線電圧変成器ユ
ニットを段調している。この場合、主ユニットの母線相
互間の間隔は様々であるため、母線電圧変成器ユニット
としては、種々の母線間隔に適合し得るように段調の自
由度を高くしておく必要がある。

ところで、この種のユニットにお、いては、どうしても
母線収納容器２００ａ及び２００ｂの直径φ１より変成
器収納容器１００ａ及び１００ｂの直径φ２の方が大き
くなるが、従来の装置では、第７図に示したように母線
収納容器と変成器収納容器とを同軸的に接続していたた
め、母線ユニット２ａ、２ｂ部の高さＨｌが電圧変成器
ユニット１ａ、ｌｂ部の高さＨ２の高さにより定まって
しまい、また母線ユニット相互間の間隔も電圧変成器ユ
ニット相互間の間隔しにより略定まってしまう。従って
設計の自由度が低く、主開閉装置ユ二ットの母線部分の
構成配置に応じてｆｆｌ線ユニット２ａ、　２ｂの高さ
を変えたり、母線ユニツ１〜相万間の間隔を変えたりす
ることが困難であった。また従来の母線電圧変成器ユニ
ットでは、母線用接地装置を独立の容器内に配置してユ
ニット化していたため、部品点数が多くなる上に司法が
大きくなり、ガス絶縁開閉装置の縮小を図る上で母線電
圧変成器ユニットがネックになるという問題があった。

［発明の目的］ 本発明の目的は、母線ユニット部の高さや母線ユニット
相互間の距離等を適宜に変更し得るようにして設計の自
由度を高め、且つ接地装置を電圧変成器収納容器内に収
納して装置の小形化を図ったガス絶縁開閉装置用母線電
圧変成器ユニットを提供することにある。

［発明の構成］ 本発明は、３相用電圧変成器を変成器収納容器内に収納
してなる電圧変成器ユニットと、前記変成器収納容器に
設けられた接続管路部に絶縁スペーサを介して接続され
たｍ線収納容器内に３相の母線導体を収納してなる母線
ユニットとを備えたガス絶縁開閉装置用母線電圧変成器
ユニットであって、本発明においては、前記接続管路部
が前記変成器収納容器の中心軸線に対して偏心した位置
に配置され、前記接続管路部が偏心したことにより前記
変成器収納容器内に生じたスペースに前記母線導体を接
地する接地装置が配置されている。

「発明の作用］ 上記のように母線収納容器を接続する接続管路部を変成
器収納容器の中心軸線に対して偏心した位置に配置する
構成にすると、該接続管路部を下側に偏心させることに
より母線１２７１〜部分の高さを電圧変成器ユニット部
分の高さより低くすることができる。また隣接する変成
器収納容器の接続管路部を互いに離れる方向に偏心させ
ると、隣接する母線ユニット相互間の間隔を広げること
ができ、隣接する変成器収納容器の接続管路部を互いに
近付ける方向に偏心させると隣接する母線ユニット相互
間の間隔を最小にすることができる。

このように、母線ユニット相互間の間隔及び母線ユニッ
ト部分の高さを適宜に変更し得るので、従来より設計の
自由度を高めることができ、種々の母線構成に対応する
ことができる。また接続管路部を偏心させたことにより
変成器収納容器内に生じたスペースに母線用接地装置を
収納したので、接地装置ユニットを別個に配設する必要
がなく、容器の数を減らして構造を簡単にすることがで
きる上に、ユニットの小形化を図ることができる。

［実施例］ 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示したもので、同図におい
て１ａ及び１ｂはそれぞれ上下に並べて配置された第１
及び第２の電圧変成器ユニット、２ａ及び２ｂはそれぞ
れ第１及び第２の電圧変成器ユニットに接続された第１
及び第２の母線ユニットである。この実施例の母線電圧
変成器ユニットの電気的な構成は第６図に示したものと
同様であるが、本発明においては、第１及び第２の電圧
変成器ユニット１ａ及び１ｂの第１及び第２の変成器収
納容器１００ａ及び１００ｂ内に電圧変成器ＰＴ２１及
びＰＴ２２と共に母線用接地装置ＥＳＷ２１及びＥＳＷ
２２が収納されている。

更に詳細に述べると、第１及び第２の変成器収納容器１
００ａ及び１００ｂは中心軸線０１−０１が水平方向に
伸びる管状体からなっていて、第２の変成器収納容器１
００ｂは架台５の上に支持され、第２の変成器収納容器
１００ａは第２の変成器収納容器１００ｂの上にスペー
サ６を介して支持されている。本実施例においては第１
及び第２の電圧変成器ユニット１ａ及び１ｂが同様に構
成されているので、一方のユニット１ｂについて説明す
ると、該ユニットの変成器収納容器１００ｂは両端が開
口し、該容器の前面側開口部及び背面側開口部にそれぞ
れ設けられたフランジ部１１０及び１１１に容器１００
ｂを機密に閉じる蓋板１１２及び１１３がそれぞれ接続
されている。前面側開口部を閉じる蓋板１１２には、そ
の中心軸線Ｑ２−Ｑ２を容器１ｏｏｂの中心軸線０１−
０１に対して上方に偏心させて接続管路部１０１ｂが設
（プられ、該管路部１０１ｂの端部には接続フランジ１
１５が設けられている。接続フランジ１１５には絶縁ス
ペーサ４ｂが接続され、該絶縁スペーサ４ｂを気密に貫
通させて三角配置された３相の導体４０１（図には２相
分のみ示されている。

）が支持されている。各相の導体４０１の容器４ｂ内に
位置する端部には導体接続部４０２が設けられ、該導体
接続部に主回路導体１２０の一端が接続されている。変
成器収納容器１００ｂの背面側開口部を閉じる蓋板１１
３の内面には３相分の電圧変成器ＰＴ２２（図には２相
分のみ示されている。）が三角配置されて支持され（い
る。本実施例では、３相の電圧変成器ＰＴ２２の１次巻
線が星形結線され、各相の電圧変成器の中性点と反対側
の１次端子１２１が対応する相の主回路導体１２０の伯
端に接続されＣいる。接続管路部１０１ｂを偏心させて
設けたことにより容器１００ｂ内の前面寄り下部に生じ
たスペースに母線用接地装置ＥＳＷ２２が配置されてい
る。該接地装置は、主回路導体１２０の中間部に接続さ
れた固定接触子１３０と、主回路導体１２０に絶縁支持
物１３１を介して支持された静電遮蔽体を兼ねるフレー
ム１３２に支持された可動接触子１３３と、可動接触子
１３３を固定接触子１３０に接離させる方向に直線変位
させる操作レバー１３４とからなり、操作レバー１３４
を駆動する軸１３５は容器１００ｂを気密に貫通して外
部に導出されて容器１００ｂの外面に支持された図示し
ない操作器箱内の操作器に連結されている。１４０は容
器１００ｂの背面側開口部を閉じる蓋板１１３の外面に
支持された端子箱で、この端子箱内には電圧変成器ＰＴ
２２の２次端子が導出されている。接地装＠ＥｓＷ２２
が配置されたスペースに臨む容器１ｏｏｂの壁部、づ−
なわち、蓋板１１２の下部に絶縁引出しブッシング１５
０が取付けられ、該ブッシングを気密に貫通さけて設け
られた端子導体１５１に接地装置ＥＳＷ２２の可動接触
子１３３を接地する接地４！１３６が接続されている。

第１の電圧変成器ユニット１ａは上記第２の電圧変成器
ユニットと同様に構成され、第１の変成器収納容器１０
０ａの接続管路部１０１ａは電圧変成器収納容器１００
ａの中心軸線に対して偏心して設けられている。そして
接続管路部１０１ａに絶縁スペーサ４ａが接続され、容
器１００ａ内に３相の電圧変成器ＰＴ２１と母線用接地
装置ＥＳＷ２１とが収納されている。電圧変成器ＰＴ２
１の２次端子は容器１００ａの背面側開口部を閉じる蓋
板に取付けられた端子箱１４０内に導出されている。第
１及び第２の変成器収納容器１００ａ及び１００ｂ内に
はＳＦ６ガスが所定の圧力で充填されている。なお１５
２は容器１００ａ及び１００ｂの側面に設けられたハン
ドホールを閉じる蓋である。

第１及び第２の母線収納容器２００ａ及び２００ｂはそ
れぞれ管路２０１ａ及び２０１ｂとこれらの管路に直交
する管路２０２ａ及び２０２ｂとからなる十字管の形に
形成され、第１及び第２の母線収納容器２００ａ及び２
００ｂの管路２０２ａ及び２０２ｂの一端は前記絶縁ス
ペーサ４ａ及び４ｂを介して第１及び第２の変成器収納
容器の接続管路部１０１ａ及び１０１ｂにそれぞれ接続
されている。すなわち、本実施例においては、第１及び
第２の母線収納容器２００ａ及び２００ｂの中心軸線０
２−０２が第１及び第２の変成器収納容器１００ａ及び
１００ｂの中心軸線０１−０１に対して上方に偏心する
ように各母線収納容器が取付けられている。第１及び第
２の母線収納容器２００ａ及び２００ｂの管路２０１ａ
及び２０１ｂ内には第１及び第２の母線ＢｔＪＳ２１及
びＢＵ３２２を構成する３相の導体２０３が三角配置さ
れて収納され、これらの導体は接続導体２１０を介して
絶縁スペーサ４ａ及び４ｂに支持された、対応する相の
導体４０１に接続されている。第１及び第２の母線ＢＵ
Ｓ２１及びＢＵＳ２２を構成する導体２０３の両端はそ
れぞれ第１及び第２の母線収納容器２００ａ及び２００
ｂの管路２０１ａ及び２０１ｂの両端を気密に閉じるよ
うに設けられた絶縁スペーサに支持され、必要に応じて
それぞれの絶縁スペーサを貫通ずる導体を介して他のユ
二ットの母線に接続し得るようになっている。第１及び
第２の母線収納容器２００ａ及び２００ｂの管路２０２
ａ及び２０２ｂの絶縁スペーサ４ａ及び４ｂと反対側の
端部は蓋板２１１ａ及び２１１ｂにより気密に閉じられ
、同容器２００ａ及び２００ｂ内にはＳＦ６ガスが所定
の圧力で充填されている。母線収納容器２００ｂは支柱
７により設置ベースに対して支持され、母線収納容器２
００ａは支柱８により容器２００ｂに対して支持されて
いる。

上記の母線電圧変成器ユニットＵ２と共にガス絶縁開閉
装置ＧＩＳを構成する主開閉装置ユニットＵ１の構成例
を第３図に示しである。第３図に示した土間ｒ１１装置
ユニットｕ１の電気的な構成は第６図に示したものと同
様である。同図において、１０は中心軸線を鉛直方向に
向けて架台を兼ねる操作器箱１１の上に設置された主容
器であり、この主容器の前面側壁部には上下に間隔をあ
【プて接続管路部１２ａ及び１２ｂが設置プられている
。これらの接続管路部１２ａ及び１２ｂにはそれぞれ絶
縁スペーサ１３ａ及び１３ｂを介して十字管状の母線容
器１４ａ及び１４ｂの一方の管路部１４ａ１及び１４ｂ
１の一端が接続され、該管路部１４ａ１及び１４ｂ１の
他端は蓋板１５ａ及び１５ｂによりそれぞれ閉じられて
いる。第１及び第２の母線容器１４ａ及び１４ｂの他方
の管路部１４ａ２及び１４ｂ２内にはそれぞれ第１及び
第２の母線Ｂ　ｔＪ　Ｓ　１１及びＢＬＪＳ１２と第１
及び第２の母線側断路器Ｄ８１１及び［）　３１２とが
収納され、主容器１０内には遮断器ＣＢと遮断器点検用
接地装置ｆｆＦＳＷ１１及びＥＳＷ１２と変流器ＣＴ　
１１及びＣＴ１２とが収納され、遮断器ＣＢの一端は絶
縁スペーサ１３ａ及び１３ｂを貫通して設けられている
接続導体を介して第１及び第２の母１！ＢｔＪＳ１１及
びＢ　Ｕ　Ｓ　１２に接続されている。

主容器１０の背面側上部には接続管路部１６が設けられ
ていて、該接続管路部に絶縁スペーサ１７を介して補助
容器１８が接続され、該容器１８は架台１９により設置
ベースに対して支持されている。容器１８の背面の下部
にはハンドホール２０が設けられ、このハンドホールは
蓋板２１により気密に閉じられている。容器１８の底部
には３相のケーブルヘッドＣＩ−１６が取付けられ、該
ケーブルヘッドには地下のケーブルビットから立ち上げ
られたケーブルＣが接続されている。容器１８内にはま
た線路側断路器ＤＳ１３と接地装置ＥＳＷ１３と避雷器
ＬＡとが収納され、ケーブルヘッドＣ）−１６は旨路器
ＤＳ１３と絶縁スペーサ１７を気密に貫通させて設けら
れた導体とを介して前記遮断器ＣＢの他端に接続されて
いる。主容器１０、母線容器１４ａ、１４ｂ及び補助容
器１８の内部にはＳＦ６ガスが所定の圧力で充填されて
いる。また操作器箱１２の内部には遮断器ＣＢ及び接地
装置ＥＳＷ１１．ＥＳＷ１２の操作器と各種計器類や制
御用機器類を取付けた制御盤とが収納されている。

なお、第３図には各容器内に収納される機器の構成を単
線結線図で１相分のみ示しであるが、実際には各容器内
に３相分の機器が設けられるのは勿論である。

第３図に示した主開閉装置ユニットにおいて第１及び第
２の母線ＢＵＳ１１及びＢＵＳ１２の間隔は第１図の母
線ＢＵＳ２１及びＢ　ＬＪ　Ｓ　２２の間隔に等しく設
定されている。そしてユニットｕ１及びｕ２は第１図及
び第３図の紙面と直角な方向に並べて設置され、母線容
器１４ａ及び１４ｂの管路部１４ａ１及び１４ｂ１の一
端が母線収納容器２００ａ及び２００ｂの管路部２０１
ａ及び２０１ｂの一端に接続されて、母線ＢＵＳ１１が
ＢＬＪＳ２１に、また母線Ｂ　Ｕ　Ｓ　１２がＢＵＳ２
２にそれぞれ接続される。

第４図は本発明の他の実施例を示したもので、同図にお
いて第１図の各部と同等な部分には同一の符号を付しで
ある。この実施例では、第１及び第２の変成器収納容器
１００ａ及び１００ｂの接続管路部１０１ａ及び１０１
ｂを互いに近（＝ｌりる方向に偏心させてあり、第１及
び第２の電圧変成器ユニット１ａ及び１ｂは上下対称に
構成されている。このように構成すると、母線ユニット
部分の高さＨｌを電圧変成器ユニット部分の高さ１」２
より低くすることができる。換言すれば、電圧変成器が
存在するにも拘らず、母線ユニット部分の高さを主ユニ
ットの母線の高さに一致させることができる。また母線
１ニット２ａ、２ｂ相Ｈ間の間隔を第１図に示した例よ
りも狭くすることができ、電圧変成器ユニットの間隔よ
りも母線の間隔が狭い主開閉装置ユニットとも組合せる
ことがぐきる。更に接地装＠ＥＳＷ２１．ＥＳＷ２２の
引出し端子部１５１が母線ユニットの上下外側に配置さ
れることになるので、保守点検を容易にすることができ
る。

第５図は第４図の母線電圧変成器ユニツ１−Ｕ２と組合
せる主開閉装置ユニットＵ１の一例を示したもので、同
図において５００は円筒状、直方体状等の適宜の形状に
形成された縦長の主容器である。この例では主容器５０
０の背面側に−Ｆ下に並べて接続管路部５０１ａ及び５
０１ｂが設けられ、該接続管路部５０１ａ及び５０１ｂ
にそれぞれ絶縁スペーサ５０２ａ及び５０２ｂを介して
十字管状の母線容器５０３ａ及び５０３ｂの一方の管路
部５０３ａ１及び５０３　ｂｌの一端が接続されている
。

管路部５０３　ａｌ及び５０３　ｂｌ内には断路器ＤＳ
１１及びＤ　Ｓ　１２がそれぞれ配置され、容器５０３
ａ及び５０３ｂの他１ｉ　（７）管路部５０３　ａ２及
び５０３　ｂ２の内部には３相の母線Ｂ　Ｕ　Ｓ　１１
及びＢ　Ｕ　Ｓ　１２ａが収納されている。管路部５０
３ａｌ及び５０３　ｂｌの他端は蓋板５０４により気密
に閉じられ、該蓋板に取付けられた操作器箱５０５内に
断路器ＤＳ１１及びＤ　Ｓ　１２の操作器が収納されて
いる。

主容器５００内には遮断器ＣＢと接地装置ＥＳＷ１１．
ＥＳＷ１２及びＥＳＷ１３と断路器１）　３１３と変流
器ＣＴ１１及びＣＴ１２とケーブルヘッドＣＨｄとが収
納されている。遮断器ＣＢは容器５００の上端開口部を
閉じる蓋板５０６に支持されていて、該遮断器を操作す
る操作棒は蓋板５０６を気密且つ摺動自在に貫通させて
容器５００の上方に導出され、該操作棒は、容器５００
の前面に支持された操作器箱５０７内の遮断器用操作器
に適宜の連結機構を介して連結されている。５０８は遮
断器ＣＢの操作棒の端部ど連結機構とを覆う機構カバー
である。接地装＠ＥＳＷ１１の可動接触子を操作する軸
は蓋板５０６を気密且っ摺動自在に貫通して該蓋板５０
６に取付けられたケース５１０内に導出され、該ケース
の側面に該接地装置ＥＳＷ１１の操作軸を駆動１−る駆
動軸５１１が導出されている。この駆動軸は図示しない
橢構を介して操作器箱５０７内の操作器に接続されてい
る。また接地装置ＥＳＷ１２及び断路器Ｄ　Ｓ　１３の
可動接触子を操作器る操作軸は容器５００の前面側に設
けられた開口部５１２を閉じる蓋板５１３を気密に貫通
して操作器箱５０７内の操作器に連結され、接地装置Ｅ
ＳＷ１３の操作軸は上記開口部５１２の下方に設けられ
た開口部５１４を気密に閉じる蓋板５１５を気密且つ摺
動自在に貫通して操作器箱５０７内の操作器に連結され
ている。ケーブルヘッドＣＨｄは容器５００の底部に支
持され、該ケーブルヘッドには地下から立ち上げられた
ケーブルＣが接続されている。

主容器５００の背面の下部（接続管路部５０１ｂの下方
）には接続管路部５０１Ｇが設けられ、該接続管路部５
０１　ｃには、水平管路部５２０と垂直管路部５２１と
からなる逆り字状の補助容器５２２の水平管路部５２０
の一端が絶縁スペー４ノ５０２Ｃを介して接続されてい
る。補助容器５２２の垂直管路部５２１内には計器用電
圧変成器ＰＴが収納され、水平管路部５２０内には避雷
器ＬＡが収納されている。避雷器ＬＡ及び電圧変成器Ｐ
Ｔは絶縁スペーサ５０２Ｇを貫通した導体を介してケー
ブルヘッドＣ）Ｉｄの端子に接続されている。この第５
図に示した主開閉装置ユニットＵ１の電気的構成は、変
流器ＣＴ１１及びＣＴ１２が断路器Ｄ　Ｓ　１３とケー
ブルヘッドＣＨｄとを接続する導体に装着されている点
及び電圧変成器ＰＴが設けられている点を除き第６図に
示した例と同様である。

第５図の主開閉装置ユニットにおいて、母線容器５０３
ａ及び５０３ｂ間の間隔は第４図の母線収納容器２ａ及
び２ｂ間の間隔に等しく設定されている。そしてこのユ
ニットＵ１はコニットＵ２と並べて設置され、母線容器
５０３ａ及び５０３ｂの管路部５０３ａ２及び５０３　
ｂ２の一端が母線収納容器２ａ及び２ｂの管路部２０１
ａ及び２０１ｂの一端に接続されて母線ＢＵＳ１１がＢ
ＵＳ２１に、また母線Ｂ　Ｕ　Ｓ　１２がＢ　Ｕ　Ｓ　
２２にそれぞれ接続される。

第４図の実施例において、組合せる主開閉装置ユニット
の構成によっては、第２の母線ユニット２ｂを下方に偏
心させることもできる。この場合箱１及び第２の電圧変
成器ユニットの構成は同一となる。

上記の各実施例のように、接地袋＠ＥｓＷ２１及びＥＳ
Ｗ２２から引出す端子をすべて変成器収納容器の軸線方
向に導出すると、複数のユニツ１〜を列盤を構成するよ
うに接近させて並設した場合でも該接地装置の端子を容
易に取扱うことができ、保守点検を容易にすることがで
きる。

また上記の各実施例のように、変成器収納容器の壁部に
絶縁引出しブッシング１５０を取付けて各接地装置の端
子を導出するように覆ると、接地装置からの引出し端子
を設けるために従来必要とした管台を省略することがで
きるので、変成器収納容器の構造を簡単にすることがで
きる。

上記の各実施例では、３台ずつ設（Ｊられた電圧変成器
ＰＴ２１及びＰＴ２２が星形結線されているが、三角結
線しても良いのは勿論Ｃあり、また本発明で言う、「３
相用電圧変成器」には、各３相母線に対して２台の電圧
変成器を設けて両電圧変成器をＶ結線することにより３
相の電圧を測定する場合も包含される。

上記の実施例では、電圧変成器ユニットの容器内に電圧
変成器とともに母線用接地装置を収納したが、必要に応
じて更に他の機器を変成器収納容器内に収納することも
できる。例えば、変成器収納容器内に母線用接地装置と
ともに電圧変成器用断路器を収納することもできる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、変成器収納容器の母線
収納容器接続用の接続管路部を該変成器収納容器の中心
軸線に対して偏心させて設けたので、変成器収納容器の
寸法や配置に制限されずに母線収納容器の位置を適宜に
設定することが可能になり、ユニットの設片１の自由度
を高めて種々の母線構成に対応することができる。また
接続管路部を偏心させたことにより生じた変成器収納容
器内のスペースに母線用接地装置を配置したので、接地
装置ユニットを別個に設ける必要がなく、部品点数を削
減してユニットの小形化を図ることができる利点がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を一部断面して示した側面図
、第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線断面図、第３図は第１
図の母線電圧変成器ユニットに組合される主開閉装置ユ
ニットの例を機器の電気的構成を示す単線結線図ととも
に示した側面図、第４図は本発明の弛の実施例を一部断
面して示した側面図、第５図は第４図の母線電圧変成器
ユニットに組合される主開閉装置ユニットの例を機器の
電気的構成を示す単線結線図とともに示した側面図、第
６図は本発明が適用されるガス絶縁開閉装置の電気的な
構成例を示した単線結線図、第７図は従来提案されてい
る母線電圧変成器ユニットの構成を示した側面図である
。 １ａ、ｌｂ・・・電圧変成器ユニツ１〜．１００ａ。 １００　ｂ−＝変成器収納容器、１０１ａ、１０１ｂ・
・・接続管路部、２ａ、２ｂ・・・母線ユニット、２゜
Ｏａ、２００ｂ・・・母線収納容器、１ノ２・・・母線
電圧変成器ユニット、ＰＴ２１．　ＰＴ２２・・・電圧
変成器、Ｂ　Ｕ　Ｓ２１．　Ｂ　Ｕ　５２２＝・・第１
及び第２の母線、［５Ｗ２１．　ＥＳＷ２２・・・母線
用接地装置。 第３図 手続補正書く自発） 昭和６０年　５月２１日 特許庁長官　志　賀　学　殿 １、事件の表示　特願昭５９−１０３７３５￥′ｉ２、
発明の名称 ガス絶縁開閉装胃用母＃Ｉ電圧変成器ユニツ１〜３、補
正をする者 事件との関係　特許出願人 （３９４）日新電機株式会社 ４、代理人 東京都港区新橋４−３１−６　文山ビル６階５、補正の
対象 明細書の「特許請求の範囲１、「発明の詳細な（２）第
７頁第３行〜第９行の［また・・・あった。」を削除づ
゛る。 （３）第７頁第１３行〜第１５行の「高め、・・・図っ
た１を［高めｌＣＪに訂正する。 （４）第８頁第６行〜第８行の１され、・・・ている。 」を「されている。」に訂正する。 （５）第９真第３行〜第９行の「種々の・・・できる。 」を下記の通り訂１［する。 ｒＲｉ同全体の構成の小形化に寄与しながら、種々の母
線構造に対応することができる。」（６）第２４頁末行
の「高めで」を下記の通り訂正りる。 「高め、しかも装置全体の構成の小形化に寄与しながら
１ ′（７）第２５真第１行〜第６行の［また・・・利点が
ある。］を下記の通り訂正する。 「例えば母線」ニットが前後又は左右のいずれの方向に
配隋される場合でも母線１ニツトと母線電Ｌｆ変成器コ
ニットとの相対位置関係が同じであれば本発明が全く同
様の効果を奏することは明白である。」 以　−ト ２、特許請求の範囲 （１）３相用電圧変成器を変成器収納容器内に収納しで
なる電圧変成器ユニットと、前記変成器収納容器に設【
ノられた接続管路部に絶縁スペーサを介しで接続された
母線収納容器内に３相の母線導体を収納してなる母線ユ
ニットとを備えたガス絶縁開閉装置用Ｂｋ線電圧変成器
ユニットにおいて、前記接続管路部は前記変成器収納容
器の中心軸線にり＝ｌ　Ｌ、　Ｕ偏心しＩこ位置に配置
されていることを特徴とするガス絶縁開閉装置用母線電
圧変成器ユニット。 （３）前記接地装置を接地づる接地線は前記Ｕスペー共
に面した前記変成器収納容器の壁部に取付けられた絶縁
引出しブッシングを通して該変成器収納容器に対して絶
縁された状態で外部に導出されていることを特徴とする
特許請求の範囲第２項に記載のガス絶縁開閉装置用母線
電圧変成器」ニット。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）３相用電圧変成器を変成器収納容器内に収納して
   なる電圧変成器ユニットと、前記変成器収納容器に設け
   られた接続管路部に絶縁スペーサを介して接続された母
   線収納容器内に３相の母線導体を収納してなる母線ユニ
   ットとを備えたガス絶縁開閉装置用母線電圧変成器ユニ
   ットにおいて、前記接続管路部は前記変成器収納容器の
   中心軸線に対して偏心した位置に配置され、前記接続管
   路部が偏心したことにより前記変成器収納容器内に生じ
   たスペースに前記母線導体を接地する接地装置が配置さ
   れていることを特徴とするガス絶縁開閉装置用母線電圧
   変成器ユニット。
2. （２）前記接地装置を接地する接地線は前記スペースに
   面した前記変成器収納容器の壁部に取付けられた絶縁引
   出しブッシングを通して該変成器収納容器に対して絶縁
   された状態で外部に導出されていることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項に記載のガス絶縁開閉装置用Ｉｎ線
   電圧変成器ユニット。