JPH0246175Y2 - - Google Patents

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JPH0246175Y2
JPH0246175Y2 JP9585383U JP9585383U JPH0246175Y2 JP H0246175 Y2 JPH0246175 Y2 JP H0246175Y2 JP 9585383 U JP9585383 U JP 9585383U JP 9585383 U JP9585383 U JP 9585383U JP H0246175 Y2 JPH0246175 Y2 JP H0246175Y2
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line
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、母線と断路器とを一体の容器内に収
納し、その内部に絶縁ガスを封入して成るガス絶
縁開閉器に関するものであつて、特にその断路器
の接触口出し部の構成に改良を施したガス絶縁開
閉器に係る。
〔考案の技術的背景〕
大都市周辺に設置される変電所において使用され
るガス絶縁開閉装置は、各構成機器を立体的に配
置し相互間の間隔を挟め敷地面積の大幅な縮小を
図る様に開発が進められている。また、変電所の
うち系統連係上重要な位置にある変電所では、系
統構成を弾力的に行う為、或は万一の母線事故の
際停電範囲を局限する為、複母線方式が採用され
ており、その最も標準的なものが二重母線方式で
ある。
この様な二重母線方式の基本構成を第1図の単
線結線図に示す。第1図において、3相一括形と
した各主母線BUS1,BUS2にライン回線Aが
接続され、また各主母線BUS1,BUS2同士は
タイ回線Bよつて接続されている。ライン回線A
では主母線BUS1,BUS2に夫々単相形の断路
器DS1、DS2が設けられると共に、これら断路
器DS1、DS2が相互に接続され、その先にしや
断器CB1、断路器DS3が順に接続され、この断
路器D3が変圧器側のケ−ブルヘツドCHに接続
されている。そして、タイ回線Bでは、主母線
BUS1,BUS2に夫々単相形の断路器DS4、
DS5が設られ、これら断路器DS4,DS5間に
設けられたしや断器CB2を介して、各母線BUS
1,BUS2が互いに接続されている。
以上の様な二重母線方式の開閉装置において、
その構成機器として、従来使用されてきた母線と
断路器とが一体となつたガス絶縁開閉器の公知例
を次に示す。第2図A,Bにおいて、主母線
BUSから立上つた分岐導体1に断路器DSの固定
接触子2が設けられ、これと対向する位置に可動
側導体3が設けられている。この可動側導体3に
内蔵された可動接触子4は、断路器DS上部に接
置された操作器5によつて上下に移動し、両接触
子2,4の開閉を行う。可動側導体3は、水平方
行に配置された接触口出し部6に接続され、この
接触口出し部6は、絶縁スペ−サ7で支持されて
いる。なお、第2図Aは、断路器DSの左右両側
に接触口出し部6が設けられた例であり、第2図
Bは片側のみに接触口出し部6が設けられた例で
ある。
〔背景技術の問題点〕
上述した様なガス絶縁開閉器が用いられた第1
図のライン回線Aとタイ回線Bのガス絶縁開閉装
置の構造図を第3図、第4図に示す。
第3図に示すライン回線において、断路器DS
1,DS2には夫々第2図A,Bに示した断路器
が使用されている。ここで、開閉装置の1ユニツ
トの高さHは、しや断器CB1の高さh1としや断
器CB1の操作器8の高さh2の和となつている。
そして、この操作器8の高さh2だけ上昇位置にあ
るしや断器CB1の下方の口出し部9aの位置に
応じて、断路器DS1,DS2と主母線BUS1,
BUS2の高さもまた高くなつており、母線支持
脚10の高さもh3だけ背の高いものとなつてい
る。
このラインユニツトの幅Wは、しや断器CB1
の幅w1、断路器DS1,DS2の幅(w2×2)、ケ
−ブルヘツドCHの幅w3、及びそれらの間に必要
な距離l1,l2,l3の総計分である。
一方、第4図に示すタイ回線にも、断路器DS
4、DS5には共に第2図Bに示した断路器が使
用されている為、1ユニツトの高さHは、前述し
たライン回線と同様のしや断器CB1の高さh1
その操作器高さh2に加えて、断路器DS5の上部
の操作器5の高さh4の総計となる。そして、しや
断器CB1の操作器8の高さh2によるその下方の
口出し部9aの上昇に応じて、母線支持脚10の
高さもh3だけ高くなつている。また、タイユニツ
トの幅Wは、しや断器CB2の幅w1、断路器DS
4、DS5の幅(w2×2)、に加えてそれらの間
に必要な距離l1,l2の総計分である。
しかし乍ら、以上述べた様な従来の構成によれ
ば、断路器DSの操作器5がその上部に配置され
ている為、その分だけユニツト全体の高さが高く
なる。その上、断路器DSの接触口出し部6が側
面に設けられている為、これに合せてしや断器
CBの口出し部9が側面に配置される必要から、
しや断器CBとして縦形のものを使用することと
なり、またしや断器CBの操作器8もそれに合せ
てしや断器CBの下に設けられる為、ユニツトの
高さHはかなりの高さになる。そして、上述した
様に、しや断器CBの操作器8の高さh2によるし
や断器下方の口出し部9aの上昇に応じて、断路
器DS、主母線BUSの位置も高くなる。更に、各
機器を夫々上下方向に垂直に配置するというこの
構成は、第3図、第4図に示した様に、各機器間
を水平方向に接続する母線が、数、長さ共に増大
され、ユニツト幅Wは各機器の幅の総計に諸機器
間の必要スペ−スの総計を加えた相当広いものと
なつてしまう。
その為、従来では、輸送の際ユニツト全体を一
括して輸送することは困難であり、しや断器CB
1,CB2を切り離して輸送せざるを得なかつた
が、このことは製品の分割部分を増やすことにな
り、外気の水分、塵埃等によつて、ガス絶縁機器
の品質、性能を低下させるという問題を生じさせ
ていた。また、立地条件、環境問題等の観点か
ら、ガス絶縁変電所を地下室に設置することが増
えつつあるが、この際にユニツトの大きさを縮小
することは、経済的であるだけでなく、据付けが
容易となり工期の短縮にもつながる。従つて、上
述した様な観点において、ガス絶縁開閉装置のユ
ニツトの縮小化が重大な課題とされていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、そ
の目的は、ガス絶縁開閉装置のユニツトの縮小に
役立つ断路器と母線とが一体となつたガス絶縁開
閉器を提供することである。
〔考案の概要〕
本考案は、断路器の接触口出し部を断路器の可
動導体軸の延長上に設けることにより、横置き形
のしや断器を断路器の上方に配置可能として、ガ
ス絶縁開閉装置全体の小型縮小化を可能にするも
のである。
〔考案の実施例〕
本考案のガス絶縁開閉器の実施例を第5図に示
す。
主母線BUSから立上つた分岐導体1には断路
器DSの固定接触子2が設けられている。これと
対向する位置には可動側導体3が設けられ、これ
は断路器の容器に対し絶縁スペ−サ7で支持され
ている。可動側導体3の内部には可動接触子4が
摺動自在に内蔵され、断路器DSの側面に設置さ
れた操作器5により、絶縁操作棒11を介して、
例えばピニオン・ラツク機構により駆動されて上
下に移動し、両接触子2,4の開閉を行う様にな
つている。可動側導体3の延長上には接触口出し
部6が設けられ、ガス絶縁開閉装置を構成する他
の機器の導体と接続され得る様になつている。
以上の様に構成された本考案のガス絶縁開閉器
を第7図に示す様に、二重母線方式のタイ回線に
使用すると、主母線BUS1,BUS2に夫々断路
器DS4,DS5が一体となつたガス絶縁開閉器が
設置され、その上部の各接触口出し部6,6に、
主母線BUS1,BUS2を跨ぐようにして配置さ
れた横置き形しや断器CB2の各口出し部9,9
が接続される。従つて、第4図に示した従来のタ
イ回線の様にしや断器CB2の口出し部9aの上
昇に伴い母線支持脚10の高さが上昇することが
ない為、この1ユニツトの高さHは、主母線
BUS1と断路器DS4の高さh5としや断器CB2の
幅w1の和となる。また、断路器DS5の操作器5
が側方に設けられるので、ユニツト上部において
第4図に示される様に断路器DS5の操作器5が
その高さh4分だけ突出することもない。そして、
第4図の従来型と第6図の本実施例との高さを比
較すれば、しや断器CB2の幅w1はその操作器の
高さh2よりも小さく且つ、しや断器CB2の高さ
h1は母線BUS1と断路器DS4の高さh5より大き
いので、h1+h2+h4>h5+w1は明らかであり、1
ユニツトの高さは縮小される。また本実施例で1
ユニツトの幅Wは、しや断器CB2の長さh1に相
当し、この幅Wは、第4図に示される従来のもの
に比べてしや断器CB2の幅w1とスペ−スl1が省
略されている分明らかに短縮されている。そし
て、この様に配置された本実施例の断路器による
構成によれば、従来のものの様にしや断器CB2
と断路器DS4,DS5とを結ぶ為の母線も省略で
き、より簡単な配置となつている。
次に、本考案のガス絶縁開閉器の他の実施例と
しては、上述したもの以外に第6図に示す様に上
部の接触口出し部6に加えて、絶縁スペ−サ7に
よつて支持された接触口出し部6を横に分岐して
設けたものも考えられる。この実施例の開閉器を
使用して、第8図に示す様に、二重母線方式のラ
イン回線を構成することができる。第8図におい
て、断路器DS1と主母線BUS1が一体化したガ
ス絶縁開閉器は、第6図の実施例のものに相当
し、第8図に示す様に、断路器DS1の上部にし
や断器CB1が横長にその口出し部9,9を下に
して配されている。従つて、この1ユニツトの高
さHは、断路器DS1と母線BUS1の高さh5とし
や断器CB1の幅w1の和となり、第7図で示した
本考案によるタイ回線の1ユニツトの高さHと等
しい。そして、この1ユニツトの高さh5+w1は、
第3図に示した従来のライン回線の高さh1+h2
りも明らかに低くなつている。また、その幅W
も、しや断器CB1を上に配置した分だけ短縮さ
れる。従つて、ライン回線においてもしや断器
CB1、断路器DS3、ケ−ブルヘツドCH間を結
ぶ母線が省略され、簡単な構成となる。
以上述べた様に、本考案の構成によるガス絶縁
開閉器を使用すれば、ガス絶縁開閉装置の小型縮
小化が可能となり、ガス絶縁変電所を地下室に設
置する際に、経済性、立地条件の観点から大きな
利点となるばかりか、しや断器を含めたユニツト
の一体輸送が可能となる為、据付け工期を大幅に
短縮でき、且つしや断器を現地で接続する際に外
気の水分、塵埃等によつてガス絶縁開閉機器の品
質、性能を低下させるおそれもなく、ガス絶縁開
閉機器の内部を向上での品質管理のもとに製作さ
れたままの状態に保つことができ、ユニツト全体
の品質、信頼性向上にも大いに寄与し得る。な
お、本考案においては、第9図の如く、上述した
ガス絶縁開閉器の同一ガス室内に、可動接触子1
2aとその操作器12bとから成る接地開閉器1
2を設けることも可能である。即ち、変電所シス
テムでは、通常しや断器切離しの際に断路器で断
路した後にしや断器を接地して切離す為、しや断
器と断路器の間に接地開閉器が必要となる。この
様な場合に、第9図に示す様なガス絶縁開閉器を
使用すれば、別途接地開閉器を設ける必要がなく
なるので、ユニツトのより縮小化が可能なる効果
が期待できる。
更に、本考案の固定接触子2と可動側導体3を
前記各実施例と逆の配置として、第10図に示す
様に構成することもできる。この様に構成して、
可動接触子3の移動空間として主母線BUS1か
らの分岐導体1の内部を利用することにより、ユ
ニツトの高さHをさらに縮小できる。
〔考案の効果〕
以上述べた様に、本考案によれば、その断路器
の接触口出し部を断路器の可動側導体の延長上に
設けるという構成により、ガス絶縁開閉装置ユニ
ツトの小型縮小化が可能となる為、変電所設置の
際に、経済性、立地条件の点で大きく貢献する
上、工期短縮にも役立つと共に、システム全体の
品質、信頼性向上にも大いに寄与し得るガス絶縁
開閉器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は二重母線方式の単線結線図、第2図
A,Bは従来のガス絶縁開閉器を示す構造図、第
3図及び第4図は第2図の開閉器使用したライン
回線とタイ回線のガス絶縁開閉装置の構成を示す
正面図、第5図及び第6図は本考案によるガス絶
縁開閉器の各実施例を示す断面図、第7図及び第
8図は前記実施例の開閉器を使用したタイ回線と
ライン回線のガス絶縁開閉装置を示す正面図、第
9図及び第10図は夫々本考案によるガス絶縁開
閉器の他の実施例を示す断面図である。 BUS,BUS1,BUS2……主母線、DS,DS
1〜5……断路器、CB1,CB2……しや断器、
CH……ケ−ブルヘツド、1……分岐導体、2…
…固定接触子、3……可動側導体、4……可動接
触子、5……断路器の操作器、6……断路器の接
触口出し部、7……絶縁スペ−サ、8……しや断
器の操作器、9,9a……しや断器の口出し部、
10……母線支持脚、11……絶縁操作棒、12
……接地開閉器、H……1ユニツトの高さ、W…
…1ユニツトの幅、h1……しや断器の高さ(長
さ)、h2……しや断器の操作器の高さ、h3……母
線支持脚の高さ上昇分、h4……断路器の操作器の
高さ、h5……ガス絶縁開閉器(断路器と母線)の
高さ、w1……しや断器の幅、w2……断路器の幅、
w3……ケ−ブルヘツドの幅。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に絶縁ガスを封入した母線の上部に、ガ
    ス隔壁となる絶縁スペ−サを設けることなく断
    路器を一体に設け、この断路器内には可動側導
    体を垂直方向に配置し、この可動側導体には可
    動接触子を摺動自在に組込み、この可動接触子
    の操作器を断路器側面に設け、且つ断路器を他
    の機器に接続するための接触口出し部を断路器
    上部の可動側導体の延長上に設けたことを特徴
    とするガス絶縁開閉器。 (2) 断路器が、その同一ガス室内に接地開閉器を
    有するものである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のガス絶縁開閉器。
JP9585383U 1983-06-23 1983-06-23 ガス絶縁開閉器 Granted JPS605216U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9585383U JPS605216U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 ガス絶縁開閉器

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JP9585383U JPS605216U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 ガス絶縁開閉器

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Publication Number Publication Date
JPS605216U JPS605216U (ja) 1985-01-16
JPH0246175Y2 true JPH0246175Y2 (ja) 1990-12-06

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JP9585383U Granted JPS605216U (ja) 1983-06-23 1983-06-23 ガス絶縁開閉器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101669260B (zh) * 2007-05-11 2014-04-09 三菱电机株式会社 气体绝缘开关装置

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JPS605216U (ja) 1985-01-16

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