JPS61206827A - 電磁連結装置 - Google Patents
電磁連結装置Info
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- JPS61206827A JPS61206827A JP60044549A JP4454985A JPS61206827A JP S61206827 A JPS61206827 A JP S61206827A JP 60044549 A JP60044549 A JP 60044549A JP 4454985 A JP4454985 A JP 4454985A JP S61206827 A JPS61206827 A JP S61206827A
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- Japan
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- armature
- leaf spring
- end portion
- free end
- base end
- Prior art date
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/108—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
- F16D27/112—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
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- Electromagnetism (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電磁クラッチ、電磁ブレーキ等といった電磁連
結装置に関し、特にこの装置においてアーマチュアハブ
とアーマチュアとを一体的に連結する板ばねの改良に関
する。
結装置に関し、特にこの装置においてアーマチュアハブ
とアーマチュアとを一体的に連結する板ばねの改良に関
する。
この種従来の電磁連結装置として、概略第５図（ａ）、
（ｂ）に示すような構成をもつカーターラ用電磁クラッ
チが知られている。これを簡単に説明すると、図中１は
たとえばカークーラ用コンプレッサ等のハウジング２に
ねじ止めされたベアリングホルダで゛、その軸線方向に
延設された筒状部ｌａ上には、ベアリング３を介して回
転部材であるロータ４が回転自在に支持されている。こ
のロータ４は、前記ベアリング３の外側に嵌装される内
側磁束路部４ａ、外周にＶベルト（図示せず）等が添接
されるＶ溝を有する外側磁束路部４ｂ、およびこれら両
磁束路部を連結しかつ磁束迂回用の円彊状長孔４Ｃを有
する半径方向の７ラング部４ｄとによって断面略コ字状
を呈するように形成され、かつその内側に形成された空
間内には、一対をなす環状磁性板５．６およびこれら磁
性板で両側から挟持された環状の永久磁石７によって一
体的に構成された積層型の磁性体８が嵌合して配設され
ている。そして、前記一方の環状磁性板５の内周面は前
記内側磁束路部４ａの外周面に、他方の磁性板６の外周
面は前記外側磁束路部４ｂの内周面にそれぞれ接し、ま
たそれ以外の磁性体８の内、外周部はそれぞれ間隙Ｓｔ
、Ｓ２を介してロータ４側に対接する構成とされている
。さらに、この磁性体８において、一方の磁性板５とロ
ータ４のフランジ部４ｄ間、および他方の磁性板６とこ
れに対向するフィールドコア９間にも、それぞれ間隙Ｓ
３．Ｓ４が形成されており、これによってこの磁性体８
は、前記ロータ４の空間内で上述した各磁性板５，６の
一部のみが接した状態とされている。
（ｂ）に示すような構成をもつカーターラ用電磁クラッ
チが知られている。これを簡単に説明すると、図中１は
たとえばカークーラ用コンプレッサ等のハウジング２に
ねじ止めされたベアリングホルダで゛、その軸線方向に
延設された筒状部ｌａ上には、ベアリング３を介して回
転部材であるロータ４が回転自在に支持されている。こ
のロータ４は、前記ベアリング３の外側に嵌装される内
側磁束路部４ａ、外周にＶベルト（図示せず）等が添接
されるＶ溝を有する外側磁束路部４ｂ、およびこれら両
磁束路部を連結しかつ磁束迂回用の円彊状長孔４Ｃを有
する半径方向の７ラング部４ｄとによって断面略コ字状
を呈するように形成され、かつその内側に形成された空
間内には、一対をなす環状磁性板５．６およびこれら磁
性板で両側から挟持された環状の永久磁石７によって一
体的に構成された積層型の磁性体８が嵌合して配設され
ている。そして、前記一方の環状磁性板５の内周面は前
記内側磁束路部４ａの外周面に、他方の磁性板６の外周
面は前記外側磁束路部４ｂの内周面にそれぞれ接し、ま
たそれ以外の磁性体８の内、外周部はそれぞれ間隙Ｓｔ
、Ｓ２を介してロータ４側に対接する構成とされている
。さらに、この磁性体８において、一方の磁性板５とロ
ータ４のフランジ部４ｄ間、および他方の磁性板６とこ
れに対向するフィールドコア９間にも、それぞれ間隙Ｓ
３．Ｓ４が形成されており、これによってこの磁性体８
は、前記ロータ４の空間内で上述した各磁性板５，６の
一部のみが接した状態とされている。
また、＠記フィールドコア９には、電圧印加によって永
久磁石７の磁束の流れと逆方向への磁束を生じさせる電
磁コイル１０が内設され、かつこのフィールドコア９は
、その背面側が前記ベアリングホルダｌ側に固着される
とともに、その一部が前記ロータ４の空間内に遊嵌状態
で嵌入され、ロータ４と対向して配置されている。
久磁石７の磁束の流れと逆方向への磁束を生じさせる電
磁コイル１０が内設され、かつこのフィールドコア９は
、その背面側が前記ベアリングホルダｌ側に固着される
とともに、その一部が前記ロータ４の空間内に遊嵌状態
で嵌入され、ロータ４と対向して配置されている。
１１は前記ロータ４のフランジ部４ｄと所定間隙Ｇをお
いて対向するアーマチュアで、このアーマチュア１１に
は磁束迂回用の環状溝１１ａと円弧状長孔１１ｂとが形
成され、かつこのアーマチュア１１は、板ばね１２を介
して前記コンプレッサの回転入力軸１３に軸装されたア
ーマチュアハブ１４に連結支持されている。なお、１５
はアーマチュア用スト−／パ１６が装着されたストッパ
プレート、１７ａ、１７ｂ、１７ｃはそれぞれカラー、
ワッシャおよびナツトである。
いて対向するアーマチュアで、このアーマチュア１１に
は磁束迂回用の環状溝１１ａと円弧状長孔１１ｂとが形
成され、かつこのアーマチュア１１は、板ばね１２を介
して前記コンプレッサの回転入力軸１３に軸装されたア
ーマチュアハブ１４に連結支持されている。なお、１５
はアーマチュア用スト−／パ１６が装着されたストッパ
プレート、１７ａ、１７ｂ、１７ｃはそれぞれカラー、
ワッシャおよびナツトである。
そして、上述した構成を有する電磁クラ−、チにおいて
、クラッチ継とするには、前記電磁コイル１０に電圧を
印加し、その励磁力によりアーマチュア１１をロータ４
側に吸着させ、この状態で前記コイルｌＯへの印加電圧
を切るとよいものである。すなわち、このような状態で
は、前記永久磁石７の自己保持機能により、第５図（ａ
）中実線で示すように、この永久磁石７からの磁束によ
ってアーマチュア１１が、図示されていないクランクプ
ーリとＶベルトによって回転するロータ４側に磁気吸着
された状態を維持し、ロータ４側の回転駆動力はアーマ
チュア１１側すなわち入力軸１３に伝達されることとな
る。また、前記電磁コイル１０に対し上述したとは逆方
向への電圧を印加すると、上述したとは逆方向への磁束
（図中破線で示す）が発生し、前記永久磁石７による磁
束が打消されることとなり、その結果アーマチュア１−
１は板ばね１２の復帰力によってロータ４側から離間し
、上述した駆動力伝達が遮断されたクラッチ断の状態と
なるものであった。
、クラッチ継とするには、前記電磁コイル１０に電圧を
印加し、その励磁力によりアーマチュア１１をロータ４
側に吸着させ、この状態で前記コイルｌＯへの印加電圧
を切るとよいものである。すなわち、このような状態で
は、前記永久磁石７の自己保持機能により、第５図（ａ
）中実線で示すように、この永久磁石７からの磁束によ
ってアーマチュア１１が、図示されていないクランクプ
ーリとＶベルトによって回転するロータ４側に磁気吸着
された状態を維持し、ロータ４側の回転駆動力はアーマ
チュア１１側すなわち入力軸１３に伝達されることとな
る。また、前記電磁コイル１０に対し上述したとは逆方
向への電圧を印加すると、上述したとは逆方向への磁束
（図中破線で示す）が発生し、前記永久磁石７による磁
束が打消されることとなり、その結果アーマチュア１−
１は板ばね１２の復帰力によってロータ４側から離間し
、上述した駆動力伝達が遮断されたクラッチ断の状態と
なるものであった。
ところで、北述した従来構成では、アーマチュアハブ１
４とアーマチュア１１とを連結する板ばね１２として、
第５図（ｂ）から明らかなように、略矩形状を呈するも
の（この例では三個）が用いられていた。そして、この
ような矩形状板ばね１２は、第６図中Ａで示すように、
その弾性変形限度内において、撓み量と荷重とが比例す
るものである。したがって、この種の板ばね１２は、第
５図（ａ）、（ｂ）に示したように、ストッパ１６によ
りアーマチュア１１の後退位置を定めることで、初期撓
み量が２１となり、このＰＩにより初期荷重がｑ １と
なるように組込まれているため、アーマチュア１１がロ
ータ４に磁気吸着されたときには、撓み量がＧ（解放時
のアーマチュア１１とロータ４間のギャップ）だけ増大
しｐ２となり、この撓み量ｐ２によりアーマチュア連結
時のばね荷重はｑ２となるものであった。
４とアーマチュア１１とを連結する板ばね１２として、
第５図（ｂ）から明らかなように、略矩形状を呈するも
の（この例では三個）が用いられていた。そして、この
ような矩形状板ばね１２は、第６図中Ａで示すように、
その弾性変形限度内において、撓み量と荷重とが比例す
るものである。したがって、この種の板ばね１２は、第
５図（ａ）、（ｂ）に示したように、ストッパ１６によ
りアーマチュア１１の後退位置を定めることで、初期撓
み量が２１となり、このＰＩにより初期荷重がｑ １と
なるように組込まれているため、アーマチュア１１がロ
ータ４に磁気吸着されたときには、撓み量がＧ（解放時
のアーマチュア１１とロータ４間のギャップ）だけ増大
しｐ２となり、この撓み量ｐ２によりアーマチュア連結
時のばね荷重はｑ２となるものであった。
しかしながら、上述したような矩形状板ばね１２を用い
てなる構成では、板ばね１２の荷重が大きいと、その分
だけ自己保持用の永久磁石７の磁気力を大きくしなけれ
ばならないもので、さらにこの永久磁石７の磁束を消磁
するための電磁コイル１０の起磁力も大きくする必要が
あり、効率的に不経済であるといった問題をもつもので
あった。
てなる構成では、板ばね１２の荷重が大きいと、その分
だけ自己保持用の永久磁石７の磁気力を大きくしなけれ
ばならないもので、さらにこの永久磁石７の磁束を消磁
するための電磁コイル１０の起磁力も大きくする必要が
あり、効率的に不経済であるといった問題をもつもので
あった。
また、上述したような矩形状板ばね１２において、その
連結時の荷重を低くするためには、ばね定数の小さいも
のを選択すればよいが、初期荷重を得るために撓み量が
大きくなるという問題もあった、さらに、上述したよう
な矩形状板ばね１２のばね定数を小さくするには、■長
片を長くする、■長、短片を短くする、■断面を薄くす
る等といった種々の対策が考えられるが、■では組付は
上の問題があり、また■、■では強度上の問題（板ばね
１２はトルク伝達を行なうものである）があり、実用上
問題が大きいもので、より簡単な構成によりこのような
問題点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれ
ている。
連結時の荷重を低くするためには、ばね定数の小さいも
のを選択すればよいが、初期荷重を得るために撓み量が
大きくなるという問題もあった、さらに、上述したよう
な矩形状板ばね１２のばね定数を小さくするには、■長
片を長くする、■長、短片を短くする、■断面を薄くす
る等といった種々の対策が考えられるが、■では組付は
上の問題があり、また■、■では強度上の問題（板ばね
１２はトルク伝達を行なうものである）があり、実用上
問題が大きいもので、より簡単な構成によりこのような
問題点を一掃し得る何らかの対策を講じることが望まれ
ている。
上述した要請に応えるために、本発明に係る電磁連結装
置は、略リング状を呈するように形成された板ばねを用
い、かつこのリング状板ばねの内側縁を回転軸に軸装さ
れたアーマチュアハブに固定される基端部とし、外側縁
を前記アーマチュアハブに対し同心上に配置されたアー
マチュアに固定される自由端部として構成するとともに
、これら基端部と自由端部との間を断面路くの字状に曲
折させて形成するようにしたものである。
置は、略リング状を呈するように形成された板ばねを用
い、かつこのリング状板ばねの内側縁を回転軸に軸装さ
れたアーマチュアハブに固定される基端部とし、外側縁
を前記アーマチュアハブに対し同心上に配置されたアー
マチュアに固定される自由端部として構成するとともに
、これら基端部と自由端部との間を断面路くの字状に曲
折させて形成するようにしたものである。
本発明によれば、リング状板ばねにおいて基端部側の撓
み部が皿ばねと同等に作用し、これによリアーマチエア
連結時のばね荷重を小さくすることが可能となるもので
ある。
み部が皿ばねと同等に作用し、これによリアーマチエア
連結時のばね荷重を小さくすることが可能となるもので
ある。
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
する。
第１図（ａ）、（ｂ）ないし第３図は本発明に係る電磁
連結装置の一実施例を示すものであり、これらの図にお
いて、前述した第５図（ａ）、（ｂ）と同一または相当
する部分には同一番号を付してその説明は省略する。
連結装置の一実施例を示すものであり、これらの図にお
いて、前述した第５図（ａ）、（ｂ）と同一または相当
する部分には同一番号を付してその説明は省略する。
さて、本発明によれば、回転入力軸１３に軸装されたア
ーマチュアハブ１４に基端部が固定されるとともに、自
由端部がアーマチュアハブ１４に対し同心上に配置され
たアーマチュア１１に固定されてなる板ばね２０を、第
２図（ａ）、（ｂ）から明らかなように、リング状を呈
するように形成するとともに、このリング状板ばね２０
の内側ｔ＆２０ａを、第１図（ａ）に示すように、アー
マチュアハブ１４に固定される基端部とし、外側縁２０
ｂをアーマチュア１１に固定される自由端部として構成
し、かつこれら基端部（２０ａ）と自由端部（２０ｂ）
との間を断面路くの字状に曲折させて形成するようにし
たところに特徴を有している。
ーマチュアハブ１４に基端部が固定されるとともに、自
由端部がアーマチュアハブ１４に対し同心上に配置され
たアーマチュア１１に固定されてなる板ばね２０を、第
２図（ａ）、（ｂ）から明らかなように、リング状を呈
するように形成するとともに、このリング状板ばね２０
の内側ｔ＆２０ａを、第１図（ａ）に示すように、アー
マチュアハブ１４に固定される基端部とし、外側縁２０
ｂをアーマチュア１１に固定される自由端部として構成
し、かつこれら基端部（２０ａ）と自由端部（２０ｂ）
との間を断面路くの字状に曲折させて形成するようにし
たところに特徴を有している。
これを詳述すると、たとえばカーターラ用コンプレッサ
の入力軸１３に軸装されたアーマチュアハブ１４には、
軸線方向に段付きに形成された厚肉部２１ａと薄肉部２
１ｂとを有するフランジ部２１が形成されている。そし
て、このフランジ部の厚肉部２１ａには貫通孔２２が穿
設されており、前記板ばね２０の基端部２０ａがリベッ
ト２３にてかしめ付は固定されている。さらに、このリ
ング状に形成された板ばね２０は、その基端部２０ａと
同様に自由端部２０ｂが前記アーマチュア１１とリベッ
ト２４にてかしめ付は固定されており、またこれら基端
部２０ａおよび自由端部２０ｂ間には断面路くの字状を
呈するくの字状部２５が形成されている。なお、図中２
５ａ、２５ｂ 、２５ｃは曲折部で、また２６はくの字
状部２５の頂点部を示す、ここで、この頂点部２６は、
前記薄肉部２１ｂの側面に圧接され、曲折部２５ａと曲
折部２５ｂとの間の撓み部２７が撓み、所要のばね荷重
（初期荷重）が与えられている。すなわち、アーマチュ
アハブ１４の厚内部２１ａと薄肉部２１ｂとの高低の度
合い（第３図りで示す寸法）によりこの板ばね２０の初
期荷重が設定されるものである。なお、プレス加工にて
成形される板ばね２０は、第２図（ｂ）中仮想線で示し
た形状で、その取付けによって実線で示すように変形さ
れるものである。
の入力軸１３に軸装されたアーマチュアハブ１４には、
軸線方向に段付きに形成された厚肉部２１ａと薄肉部２
１ｂとを有するフランジ部２１が形成されている。そし
て、このフランジ部の厚肉部２１ａには貫通孔２２が穿
設されており、前記板ばね２０の基端部２０ａがリベッ
ト２３にてかしめ付は固定されている。さらに、このリ
ング状に形成された板ばね２０は、その基端部２０ａと
同様に自由端部２０ｂが前記アーマチュア１１とリベッ
ト２４にてかしめ付は固定されており、またこれら基端
部２０ａおよび自由端部２０ｂ間には断面路くの字状を
呈するくの字状部２５が形成されている。なお、図中２
５ａ、２５ｂ 、２５ｃは曲折部で、また２６はくの字
状部２５の頂点部を示す、ここで、この頂点部２６は、
前記薄肉部２１ｂの側面に圧接され、曲折部２５ａと曲
折部２５ｂとの間の撓み部２７が撓み、所要のばね荷重
（初期荷重）が与えられている。すなわち、アーマチュ
アハブ１４の厚内部２１ａと薄肉部２１ｂとの高低の度
合い（第３図りで示す寸法）によりこの板ばね２０の初
期荷重が設定されるものである。なお、プレス加工にて
成形される板ばね２０は、第２図（ｂ）中仮想線で示し
た形状で、その取付けによって実線で示すように変形さ
れるものである。
そして、このように構成された板ばね２０は、第３図に
仮想線で示したように、アーマチュア１１とロータ４と
の空隙（ギャップ）Ｇだけ撓み、第６図に示した特性図
において、図中Ｂで示す放物線を描くことになる。すな
わち、この板ばね２０は、撓み量ｐ １′（＝ｈ）によ
り初期荷重ｑｔとなり、また空隙Ｇの撓みによる撓み量
Ｐ ２′により連結時の荷重（１２’が与えられる。
仮想線で示したように、アーマチュア１１とロータ４と
の空隙（ギャップ）Ｇだけ撓み、第６図に示した特性図
において、図中Ｂで示す放物線を描くことになる。すな
わち、この板ばね２０は、撓み量ｐ １′（＝ｈ）によ
り初期荷重ｑｔとなり、また空隙Ｇの撓みによる撓み量
Ｐ ２′により連結時の荷重（１２’が与えられる。
そして、このような構成による板ばね２０を用いてなる
電磁クラッチにおいては、従来のような矩形状の板ばね
（１２）のように、荷重が撓み量と比例し略直線状の特
性を描く場合とは異なり、第６図中Ｂで示す放物線特性
を描くため、その使用範囲をばね定数が小さくなる頂部
付近に定めることにより、アーマチュア連結時のばね荷
重を従来に比べて小さくすることができ、これにより永
久磁石ｌＯや磁気コイル１０等の磁気力を大きくしなけ
ればならない等といった従来の問題点を一掃し得るもの
である。
電磁クラッチにおいては、従来のような矩形状の板ばね
（１２）のように、荷重が撓み量と比例し略直線状の特
性を描く場合とは異なり、第６図中Ｂで示す放物線特性
を描くため、その使用範囲をばね定数が小さくなる頂部
付近に定めることにより、アーマチュア連結時のばね荷
重を従来に比べて小さくすることができ、これにより永
久磁石ｌＯや磁気コイル１０等の磁気力を大きくしなけ
ればならない等といった従来の問題点を一掃し得るもの
である。
第４図は本発明の別の実施例を示すものであり、この実
施例では、板ばね２０の基端部２０ａがアーマチュアハ
ブ１４のフランジ部２１の反アーマチュア側にかしめ付
は固定されている。そして、この板ばね２０の初期撓み
量は、フランジ部２１に固着されたストッパ１６の端部
の高さで設定されている点で前述した実施例とは相違し
ているが、それ以外の構成および作用効果は実質的に同
等で、その詳細な説明は省略する。
施例では、板ばね２０の基端部２０ａがアーマチュアハ
ブ１４のフランジ部２１の反アーマチュア側にかしめ付
は固定されている。そして、この板ばね２０の初期撓み
量は、フランジ部２１に固着されたストッパ１６の端部
の高さで設定されている点で前述した実施例とは相違し
ているが、それ以外の構成および作用効果は実質的に同
等で、その詳細な説明は省略する。
なお、本発明は上述した実施例構造に限定されず、各部
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由であ
る。たとえば上述した実施例では、本発明を永久磁石７
が内設された無励磁作動型の電磁クラッチに適用した場
合を説明したが、本発明はこれに限定されず、電磁クラ
ッチ、電磁ブレーキ等の電磁連結装置であれば１種々構
造を有するものに適用してその効果を発揮し得るもので
ある。
の形状、構造等を、適宜変形、変更することは自由であ
る。たとえば上述した実施例では、本発明を永久磁石７
が内設された無励磁作動型の電磁クラッチに適用した場
合を説明したが、本発明はこれに限定されず、電磁クラ
ッチ、電磁ブレーキ等の電磁連結装置であれば１種々構
造を有するものに適用してその効果を発揮し得るもので
ある。
以上説明したように、本発明に係る電磁連結装置によれ
ば１回転軸に軸装されたアーマチュアハブに基端部が固
定されるとともに自由端部が前記アーマチュアハブに対
し同心上に配置されたアーマチュアに固定されてなる板
ばねを、リング状を呈するように形成するとともに、こ
のリング状板ばねの内側縁をアーマチュアハブに固定さ
れる基端部とし、外側縁をアーマチュアに固定される自
由端部として構成し、かつこれら基端部と自由端部との
間を断面略くの字状に曲折させて形成したので、簡単か
つ安価な構成にもかかわらず、従来の矩形状の板ばねと
は異なり、基端部側の撓み部の皿ばね作用により、その
荷重と撓み量との関係を放物線特性とし、アーマチュア
連結時のばね荷重を小さくすることが可能で、これによ
り従来の不具合を一掃するとともに、従来のものに比べ
相対的な駆動伝達力を高くし得る等といった種々優れた
効果がある。
ば１回転軸に軸装されたアーマチュアハブに基端部が固
定されるとともに自由端部が前記アーマチュアハブに対
し同心上に配置されたアーマチュアに固定されてなる板
ばねを、リング状を呈するように形成するとともに、こ
のリング状板ばねの内側縁をアーマチュアハブに固定さ
れる基端部とし、外側縁をアーマチュアに固定される自
由端部として構成し、かつこれら基端部と自由端部との
間を断面略くの字状に曲折させて形成したので、簡単か
つ安価な構成にもかかわらず、従来の矩形状の板ばねと
は異なり、基端部側の撓み部の皿ばね作用により、その
荷重と撓み量との関係を放物線特性とし、アーマチュア
連結時のばね荷重を小さくすることが可能で、これによ
り従来の不具合を一掃するとともに、従来のものに比べ
相対的な駆動伝達力を高くし得る等といった種々優れた
効果がある。
第１図（ａ） 、 （ｂ）は本発明に係る電磁連結装置
の一実施例を示す電磁クラッチの縦断側面図およびその
右側面図、第２図（ａ）、（ｂ）は本発明を特徴づける
板ばねを示す側面図およびその側断面図、第３図は要部
拡大断面図、第４図は本発明の別の実施例を示す縦断側
面図、第５図（ａ）、（ｂ）は従来例を示す電磁クラッ
チの縦断側面図およびその右側面図、第６図は板ばねの
撓み量に対する荷重変化を示す特性図である。 ４φΦ・・ロータ、８・・ゆ・磁性体、９・・・・フィ
ールドコア、１０１１・・・電磁コイル、１１φ・・・
アーマチュア、１３−・・・回転入力軸、１４・・・−
アーマチュアハブ、１６−・Ｏ・ストッパ、２０・・・
・リング状板ばね、２０ａ・・拳・内側縁（基端部）、
２０ｂ・・・・外側縁（自由端部）、２１・・・・フラ
ンジ部、２１ａ・・・・厚肉部、２１ｂΦ・・・薄肉部
２２１１ ＠ ａ ｅ貫通孔、２３．２４−−−−リ
ベット、２５・・番・くの字状部、２５ａ 、２５ｂ、
２５ Ｃ１１１１１１１１曲折部、２５ ＊ ｅ ＊
争頂点部、２７・・・・撓み部。 特許出願人 小倉クラッチ株式会社 代 理 人 山 川 政 樹（ほか２名）第１図（
ａ） 第１図（１）） 第５図（ａ） Ｓｌ 第５図（１）） 第６図 、Ｔｔ’７４ （ｍｍ） 手続補正書（自発） １、事件の表示 昭和６０年 特 許 願第４４５４９号２、発明の名称 電磁連結装置 ３、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人名称（氏名）
小倉クラッチ株式会社 （２）明細書の図面の簡単な説明の欄 （３）図 面 ６、補正の内容 （１）明細書３頁１５行「磁束の流れと逆方向への」を
、「磁束の流れに対し正方向および逆方向への」と補正
する。 （２）同４頁１２行「クラッチ継とするには、」を、「
クラッチを連結状態とするには、」と補正する。 （３）同５頁９〜１０行「クラッチ断の状態」を、「ク
ラッチ非連結状態」と補正する。 （４） 同７頁３行「■長、短片を短くする、」を、
「■短片を短くする、」と補正する。 （５）同９頁１８行〜１０頁１行「くの字状部・・・・
・・を示す。」を、「くの字状部が形成されている。 すなわち、図中２５ｍ 、２５ｂ 、２５ｃはこのくの
字状部を形成する曲折部で、また２６はくの字状部の頂
点部を示している。」と補正する。 （６） 同１１頁７〜８行「永久磁石１０や磁気コイ
ル１０」を、「永久磁石７や電磁コイル１０」と補正す
る。 （７）同１４頁７〜８行「２５・・・・・・曲折部、」
を、「２５畠、２５ｂ 、２５ｃ・・・・・・（くの字
状部を形成する）曲折部、」と補正する。 （８） 第１図（ａ）、第３図および第５図（、）を
別紙の通シ補正する。 以 上 第１ 図（０） 第３図
の一実施例を示す電磁クラッチの縦断側面図およびその
右側面図、第２図（ａ）、（ｂ）は本発明を特徴づける
板ばねを示す側面図およびその側断面図、第３図は要部
拡大断面図、第４図は本発明の別の実施例を示す縦断側
面図、第５図（ａ）、（ｂ）は従来例を示す電磁クラッ
チの縦断側面図およびその右側面図、第６図は板ばねの
撓み量に対する荷重変化を示す特性図である。 ４φΦ・・ロータ、８・・ゆ・磁性体、９・・・・フィ
ールドコア、１０１１・・・電磁コイル、１１φ・・・
アーマチュア、１３−・・・回転入力軸、１４・・・−
アーマチュアハブ、１６−・Ｏ・ストッパ、２０・・・
・リング状板ばね、２０ａ・・拳・内側縁（基端部）、
２０ｂ・・・・外側縁（自由端部）、２１・・・・フラ
ンジ部、２１ａ・・・・厚肉部、２１ｂΦ・・・薄肉部
２２１１ ＠ ａ ｅ貫通孔、２３．２４−−−−リ
ベット、２５・・番・くの字状部、２５ａ 、２５ｂ、
２５ Ｃ１１１１１１１１曲折部、２５ ＊ ｅ ＊
争頂点部、２７・・・・撓み部。 特許出願人 小倉クラッチ株式会社 代 理 人 山 川 政 樹（ほか２名）第１図（
ａ） 第１図（１）） 第５図（ａ） Ｓｌ 第５図（１）） 第６図 、Ｔｔ’７４ （ｍｍ） 手続補正書（自発） １、事件の表示 昭和６０年 特 許 願第４４５４９号２、発明の名称 電磁連結装置 ３、補正をする者 事件との関係 特 許 出願人名称（氏名）
小倉クラッチ株式会社 （２）明細書の図面の簡単な説明の欄 （３）図 面 ６、補正の内容 （１）明細書３頁１５行「磁束の流れと逆方向への」を
、「磁束の流れに対し正方向および逆方向への」と補正
する。 （２）同４頁１２行「クラッチ継とするには、」を、「
クラッチを連結状態とするには、」と補正する。 （３）同５頁９〜１０行「クラッチ断の状態」を、「ク
ラッチ非連結状態」と補正する。 （４） 同７頁３行「■長、短片を短くする、」を、
「■短片を短くする、」と補正する。 （５）同９頁１８行〜１０頁１行「くの字状部・・・・
・・を示す。」を、「くの字状部が形成されている。 すなわち、図中２５ｍ 、２５ｂ 、２５ｃはこのくの
字状部を形成する曲折部で、また２６はくの字状部の頂
点部を示している。」と補正する。 （６） 同１１頁７〜８行「永久磁石１０や磁気コイ
ル１０」を、「永久磁石７や電磁コイル１０」と補正す
る。 （７）同１４頁７〜８行「２５・・・・・・曲折部、」
を、「２５畠、２５ｂ 、２５ｃ・・・・・・（くの字
状部を形成する）曲折部、」と補正する。 （８） 第１図（ａ）、第３図および第５図（、）を
別紙の通シ補正する。 以 上 第１ 図（０） 第３図
Claims (1)
- 回転軸に軸装されたアーマチュアハブに基端部が固定さ
れるとともに、自由端部が前記アーマチュアハブに対し
同心上に配置されたアーマチュアに固定されてなる板ば
ねを備えた電磁連結装置において、前記板ばねを、リン
グ状を呈するように形成するとともに、このリング状板
ばねの内側縁を前記アーマチュアハブに固定される基端
部とし、外側縁を前記アーマチュアに固定される自由端
部として構成し、かつこれら基端部と自由端部との間を
断面略くの字状に曲折させて形成したことを特徴とする
電磁連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60044549A JPS61206827A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 電磁連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60044549A JPS61206827A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 電磁連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61206827A true JPS61206827A (ja) | 1986-09-13 |
| JPH022007B2 JPH022007B2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=12694577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60044549A Granted JPS61206827A (ja) | 1985-03-08 | 1985-03-08 | 電磁連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61206827A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1130278A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Ohbayashi Corp | 免振構造 |
| JP2006105260A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Denso Corp | ばね部材、ピエゾ駆動装置およびピエゾ式インジェクタ |
| DE102009031884A1 (de) | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Denso Corporation, Kariya-City | Antriebskraftübertragungsvorrichtung |
| JP2012097875A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Ogura Clutch Co Ltd | 電磁クラッチ |
| WO2012157363A1 (ja) * | 2011-05-13 | 2012-11-22 | 日本発條株式会社 | ばね |
| US8469170B2 (en) | 2009-10-12 | 2013-06-25 | Denso Corporation | Clutch mechanism and clutch system having the same |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03254701A (ja) * | 1990-03-02 | 1991-11-13 | Yoshihisa Tanemoto | 使い捨てスリッパ |
| JPH0725808U (ja) * | 1993-10-27 | 1995-05-16 | 千代子 佐合 | ペーパースリッパシート |
-
1985
- 1985-03-08 JP JP60044549A patent/JPS61206827A/ja active Granted
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1130278A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Ohbayashi Corp | 免振構造 |
| JP2006105260A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Denso Corp | ばね部材、ピエゾ駆動装置およびピエゾ式インジェクタ |
| DE102009031884A1 (de) | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Denso Corporation, Kariya-City | Antriebskraftübertragungsvorrichtung |
| US8240447B2 (en) | 2008-07-24 | 2012-08-14 | Denso Corporation | Drive force transmission apparatus |
| US8469170B2 (en) | 2009-10-12 | 2013-06-25 | Denso Corporation | Clutch mechanism and clutch system having the same |
| JP2012097875A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Ogura Clutch Co Ltd | 電磁クラッチ |
| WO2012157363A1 (ja) * | 2011-05-13 | 2012-11-22 | 日本発條株式会社 | ばね |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH022007B2 (ja) | 1990-01-16 |
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