JP5351377B2 - 力制限アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、トルクリミッタまたはトレランスリングなどの力制限アセンブリに関するものであり、この力リミッタは、アセンブリの部品(part)間に締りばめをもたらす。力リミッタは、アセンブリの部品間に伝達され得る最大量の力を制限する。一般に、アセンブリの第一の部品は、第二の部品の円筒状孔内に配された円筒状部分からなる。本発明は、特に、シャフトまたはベアリングなどの円筒状コンポーネントとこのシャフト用のハウジングとの間に締りばめをもたらす力リミッタを備えたアセンブリに関する。
プレスばめ、スプライン、ピンまたはキー溝が、プーリ、フライホイールまたはドライブシャフトなどに適用されて、力を伝達するのに使用される場合には、交差はきわめて厳密であることが必要である。
力リミッタは、トルクを伝達するのに必要とされる部品間または線形力を伝達するのに必要とされる部品間に締りばめをもたらすのに使用することができる。トレランスリングなどの力リミッタは、正確な寸法に機械加工できない部品間に締りばめをもたらす低コスト手段となる。トレランスリングは、これら部品間の異なる線形の膨張係数を補正し、迅速な装置アセンブリ及び耐久性を可能にするなどの多くの潜在的な利点を有する。
トレランスリングは、一般には、例えば、スプリングスチールなどの金属である弾性材料からなるバンドで構成され、バンドの両端部を繋げるとリングを形成する。突出ストリップが、このリングから径方向外方に、または、このリングの中心に向かって径方向内方に突出する。通常、これら突出部は、しわ状、畝状、波状またはフィンガー状等の通常考え得る形態である。
このリングが、たとえば、シャフトと、シャフトが配されるハウジング内の孔との間の環状スペース内に置かれるとき、リングの突出部は圧縮される。各突出部はスプリングとして作用して、シャフト及び孔の構成面に対して径方向の力を加え、シャフトとハウジングとの間に締りばめをもたらす。ハウジングまたはシャフトの一方が回転し、リングによってトルクが伝達されると、シャフトまたはハウジングの他方も同様に回転する。同じように、ハウジングまたはシャフトの一方の直線運動により、この線形力がリングによって伝達されると、シャフトまたはハウジングの他方にも同様の直線運動が起こる。力(回転のまたは線形の力)がシャフトとハウジングの一方又は両方に加わる場合であって、嵌合するコンポーネント間の生じた力が一定の特定のしきい値よりも高いような場合には、シャフトまたはハウジングは、互いに相手側に対して移動する。すなわち、それらはスリップする。本願においては、このしきい値を、シャフト、ハウジング及びトルクリミッタ装置の“スリップ力”と呼ぶ。
一般に、バンドの突出部は、形態のないリングの環状領域(トレランスリングの“未成形領域”として当該分野で公知である)によって、軸方向において、挟まれている。
トレランスリングは、通常、弾性材料のストリップから成り、曲げられて両端を重ねることによって簡単にリング形態となり得るものであるが、環状バンドとして作製することもできる。
以下で使用する用語“シャフト”は、シャフトまたはベアリングなどのほぼ円筒状部分からなるどのようなアセンブリコンポーネントであってもよい。
たいていの使用において、トレランスリングなどの力リミッタは、嵌合コンポーネント間に比較的高いレベルのトルクまたは線形力を伝達するように設計される(そのために、これらコンポーネント間のスリップ力は比較的高い)。このスリップ力は、トレランスリングによって嵌合コンポーネントに印加される力と、このトレランスリング及び嵌合コンポーネントの摩擦係数とに比例する。トレランスリングによって印加される力は、トレランスリングの突出部の強度と、これら突出部を圧縮する力量とに左右される。嵌合コンポーネント及び突出部の寸法公差のために、レランスリングの突出部が圧縮され得る範囲には制限があり、使用可能な力の範囲は制限される。比較的低いスリップ力を必要とする使用、例えば、嵌合コンポーネントを手で調節することが必要な場合、突出部は比較的弱いものであっても、トレランスリングによって嵌合コンポーネントにかかる力は強すぎて、制御された低いスリップ力を保証することができない。
本発明の目的は、嵌合コンポーネントと共に働いて、嵌合コンポーネント間に制御された比較的低いスリップ力を与える力リミッタを提供することである。
したがって、本発明の第一の態様において、第一、第二の嵌合コンポーネント及び力リミッタを有する長さ調節可能な装置を提供するもので、第一、第二の嵌合コンポーネントは、それぞれが、孔を有しそこにシャフトが配されているハウジングと、そのシャフト、または、シャフトと、孔を有しそこにこのシャフトが配されているハウジングのいずれかであり、力リミッタは弾性材料からなる環状バンドを有するトレランスリングとスリップ要素を備え、このバンドはバンドから径方向に延びる突出ストリップを有しており、このバンドは第一の嵌合コンポーネントに固定され、第二の嵌合コンポーネントに対して径方向の力を加えるものであり、力リミッタがさらにスリップ要素を備え、このスリップ要素は、接着、溶接、ピン止めのいずれかを用いて第一の嵌合コンポーネントに固定されて、第一の嵌合コンポーネントと、トレランスリング及びスリップ要素の両方との間の軸方向の動きを防止し、このスリップ要素は第二の嵌合コンポーネントと摩擦係合し、スリップ要素がトレランスリングと第二の嵌合コンポーネントの間に位置し、バンドから延びる突出ストリップは、径方向の力がスリップ要素を押圧し第二の嵌合コンポーネントに接触させることにより、径方向の力を第二の嵌合コンポーネントに付与し、スリップ要素とバンドの第一の嵌合コンポ−ネントとの固定は、スリップ要素と第二の嵌合コンポ−ネントの間の軸方向の摩擦力よりも大きい軸方向の固定強度を有し、スリップ要素と第二嵌合のコンポーネントの間に軸方向のスリップ境界面をもたらすものである。
従って、スリップ力よりも大きい力が生じて、第一、第二の嵌合コンポーネント間に印加されるとき、装置の構成部分のスリッピングは、スリップ要素と第二の嵌合コンポーネントの境界で生じる。
スリップ要素は、例えば、接着剤による接着、溶接、または、ピン止め等で第一の嵌合コンポーネントに取付けられて、固定されることが好ましい。この場合、固定の強度は、スリップ要素と第一の嵌合コンポーネントとの間の、接着、溶接、ピン止めそれぞれの質と量によって決まる。取付は、スリップ要素と第二の嵌合コンポーネント間の摩擦係合よりも強いことが必要であり、これによって、スリップ要素とバンドの第一の嵌合コンポーネントへの固定が維持される一方、スリップ要素と第二の嵌合コンポーネントとの間の境界でスリッピングは生じる。第一の嵌合コンポーネントに近接するスリップ要素の面を設けるために、このことは、第一の嵌合コンポーネントへの取付には好ましいことであり、スリップ要素は、バンドに跨る態様とすることができる。別の方法として、スリップ要素の第一の嵌合コンポーネントへの固定は、スリップ要素と第一の嵌合コンポーネントとの間の摩擦係合によってもたらすることができる。このようにすると、固定の強度は、スリップ要素と第一の嵌合コンポーネントとの間の摩擦係合の大きさ、すなわち、スリップ要素及び第一の嵌合コンポーネントのそれぞれの摩擦係数の値、それらの間の干渉の程度及びそれらが接触する面積の大きさによって決まる。
いずれにしても、スリップ要素を第一の嵌合コンポーネントに固定することによって、バンドもまた第1の嵌合コンポーネントに固定され得る。
第一、第二の嵌合コンポーネントの少なくとも1つに対するスリップ要素の軸方向の移動は、例えば、第一又は第二の嵌合コンポーネントの軸方向端部の少なくとも一部に接触するように径方向に突出するリップを備えたスリップ要素によって、少なくとも1つの方向においては防止され得る。こうすることにより、スリップ要素が嵌合コンポーネント間に配されるとき、このリップによって、スリップ要素は、第一の嵌合コンポーネントに対する1方向において軸方向に摺動することが阻止される。この構成は、装置をアセンブリする際に有用である。なぜなら、例えば、第一の嵌合コンポーネントがハウジングであり、第二の嵌合コンポーネントがシャフトである場合、バンド及びスリップ要素が、まず、このハウジングの内側の孔へ挿入され、次に、スリップ要素をさらに孔の内部に摺動させることなく、シャフトをスリップ要素の径方向中心の開口から挿入することができるからである。スリップ要素及びバンドを第一の嵌合コンポーネントに固定するための別の方法としては、スリップ要素とバンド間の、そして、バンドと第一の嵌合コンポーネント間の摩擦係合によって固定することである。この摩擦係合は、上述の通り、スリップ要素と第二の嵌合コンポーネント間の摩擦係合よりも強くなければならない。
スリップ要素は、バンドの全長に亘って延在することが好ましい。バンド及び/又はスリップ要素は、シャフトの周辺まわりに部分的に或いは全周に延在させることができる。スリップ要素がシャフトまわりの一部分だけに延在するときは、スリップ要素の端部は必要に応じて自由に接近することも、離反することもできるので、バンドが印加する径方向の力によって、スリップ要素は第二の嵌合コンポーネントに対して容易に押圧される。
バンドは、トレランスリングであってもよい。突出部は、リングから径方向外方に、または、リングの径中心の方へ突出させることができる。突出部は、例えば、しわ状、畝状、波状等の通常の形態を構成することが好ましい。別の方法として、突出部は、ストリップから突出するばね仕掛けフィンガーでもよく、比較的低いスリップ力が必要とされるときに好ましい。ばね仕掛けフィンガーは、リングから、径方向外方に、または径方向内方に、斜めの角度で突出させることができる。
突出ストリップは、弾性材料からなるバンドの特定の形態を成さない環状領域によって、軸方向において、挟まれる。
シャフトは、円形断面、又は、例えば、三角形、正方形、矩形あるいは六角形断面等の、1つ以上の平らな辺をもつ断面を有するものとすることができる。
シャフトの断面が1つ以上の平らな辺を有する場合、バンド及び/又はスリップ要素はそれぞれ、1つ以上の平らな部分有し、これの部分を組合せると、シャフトの周辺まわりに部分的に又は全周に延在することとなる。
バンド又はスリップ要素のいずれかがハウジングに係合するときは、これらは、特に、ハウジングの孔の構成壁に係合することが好ましい。
所望のスリップ力を得るために、スリップ要素の材料としては、適切な摩擦係数を有するものが選択され得る。突出部ストリップによる押圧を減少させるためにバンド及び/又は嵌合コンポーネントの大きさ変えることによってではなく、スリップ要素として低い摩擦係数を持つ材料を選択することによって、より低いスリップ力がより確実に得られる。
スリップ要素は、フランジ部が、軸方向において、片側で隣接するか或いは両側で隣接するメインリング部を備えることが好ましい。このリング部は、完全なリングであってもよいし、スプリットリングであってもよい。フランジ部(1つ又は複数)は、スリップ要素が取付けられる嵌合コンポーネントに向けて(すなわち、第一の嵌合コンポーネントに向けて)突出する。従って、第一の嵌合コンポーネントが、孔を有するハウジングであるか或いはシャフトであるかにより、フランジ部は、径方向内方に又は径方向外方に突出する。
フランジ部(1つ又は複数)は、第一の嵌合コンポーネントに取付けるために、末端部に面を有することが好ましい。フランジ部は、弾性材料からなるバンドの幅にほぼ等しいか、又は、これよりも大きい間隔を空けて設けられており、スリップ要素はバンドを跨ぐ態様となっている。
従って、弾性材料からなるバンドは、スリップ要素及び第一の嵌合コンポーネントによって完全に、または、部分的に取り囲まれることになる。嵌合コンポーネントの両方が締りばめのために嵌め合わされる前に、スリップ要素及び弾性材料からなるバンドの両方は、基本的に第一の嵌合コンポーネントに対して所定の位置に取付けられるので、嵌合コンポーネント及びトレランスリング装置の製造は、簡単である。
装置の力リミッタは、さらに、これに沿って延在する突出ストリップを有する第二のバンドを備えることができる。第二のバンドもまた、トレランスリングでよく、シャフトの周辺まわりに部分的にまたはその全周に延在することができる。
この場合、スリップ要素は、2つのメインリング部を備える。第一のメインリング部は、第一の嵌合コンポーネントに向けて突出する第一及び第二のフランジ部によって、軸方向において、両側を挟まれ、第ニのメインリング部は、第二及び第三のフランジ部によって、軸方向において、両側を挟まれ、この第三のフランジ部も第一の嵌合コンポーネントに向けて突出している。スリップ要素のこれらメインリング部は、上述したように、完全なリングであってもよいし、スプリットリングであってもよい。
さらに、この場合、第一、第二のフランジ部は、弾性材料からなる第一のバンドまたは第二のバンドの一方の幅にほぼ等しい間隔をあけて配されており、第二、第三のフランジ部は、弾性材料からなる第一のバンドまたは第二のバンドの他方の幅にほぼ等しい間隔をあけて配されている。そのため、スリップ要素は、バンド間に位置する第二のフランジ部を介して各バンドを跨ぐ態様となっている。従って、弾性材料からなる各バンドは、スリップ要素及び第一の嵌合コンポーネントによって少なくとも部分的に取り囲まれる。
本発明の第一の態様の力リミッタは、特に、嵌合コンポーネント間の締りばめが比較的低く且つ制御されるような装置、例えば、車両運転者が長さ調節ができるステアリングコラムのような、ステアリングコラム軸調節機構に適する。しかしながら、本発明が適用され得る他の用途があることを、当業者であれば理解するであろう。
本発明の第二の態様によると、
装置の部品間に伝達される力をしきい値まで制限する方法を提供するものであって、
この装置は、第一、第二の嵌合コンポーネント及び力リミッタを有するものであって、
第一、第二の嵌合コンポーネントは、それぞれが、孔を有しそこにシャフトが配されているハウジングと、そのシャフト、または、シャフトと、孔を有しそこにこのシャフトが配されているハウジングのいずれかであり、力リミッタは、弾性材料からなるバンドとスリップ要素を備え、このバンドはこれに沿って延びる突出ストリップを有しており、このバンド及びスリップ要素は、第一の嵌合コンポーネントに固定され、スリップ要素は第二の嵌合コンポーネントと摩擦係合し、バンドはスリップ要素に径方向の力を印加して、スリップ要素を押圧し第二の嵌合コンポーネントと接触させ、このスリップ要素及びバンドの第一の嵌合コンポーネントとの固定は、スリップ要素と第二の嵌合コンポーネントとの間の摩擦力を超える固定強度を有するものであり、第一、第二の嵌合コンポーネントの一方または両方に力を印加する段階を有する方法であり、第一の嵌合コンポーネントと第二の嵌合コンポーネント間に生じた力がスリップ要素と第二の嵌合コンポーネントとの間の摩擦係合の強度を超えるとき、スリップ要素及び第二の嵌合コンポーネントは、相手側に対して互いに運動する。
本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら、以下、詳細に説明する。
公知のトレランスリング1が、図1に示されている。このトレランスリング1は、例えば、スプリングスチールなどの金属である弾性材料からなるバンド11で構成され、それの両端部12,13が繋がるとリングを形成する。突出ストリップ14が、このリングから径方向外方に延出する。これら突出部14は、一般的なしわ状の形態を形成する。突出ストリップ14は、軸方向において、弾性材料のバンド11の特定の形態のない環状領域15,16で挟まれている。
図2は、本発明によるスリップ要素2を示す。このスリップ要素2は可撓性材料からなるメインリング部21を有し、リング21部は、軸方向において、2つの円形フランジ22によって挟まれている。
スリップ要素2は、トレランスリング(例えば、図1のトレランスリング)が二つのフランジ22の間に取付けられて、メインリング部21に適合するような大きさを有する。トレランスリングがフランジ22間にしっかりと取付けられて、メインリング部21に接する大きさが理想的である。
図3は、本発明による力リミッタの第一の実施形態を示し、例えば、長さ調節可能なステアリングホイールコラムアセンブリの嵌合コンポーネントなどの2つの嵌合コンポーネント間に締りばめをもたらす。嵌合コンポーネントの1つは、たとえば、ステアリングコラムの外側ジャケットであり、内部に孔31を有するハウジング3から成ることが必要である。嵌合コンポーネントの他方は、たとえば、ステアリングコラムアセンブリの内側チューブ4である。
力リミッタは、例えば、図2を参照しながら上述したようなスリップ要素2のまわりに取り付けられる、図1を参照しながら上述したようなトレランスリング1を備えている。スリップ要素2及びトレランスリング1の両方は、シャフト4の周辺まわり全体に延在する。
シャフト4は、スリップ要素2の径の中心を通って設けられた開口を貫通する。スリップ要素2のメインリング部21の径方向内側表面は、シャフト4の表面と摩擦係合する。
図3は、実際的な、本発明の2つの力リミッタを示し、これらは、孔31の軸に沿って間隔を置いて離して設けられている。このように2つの力リミッタを使用すると、シャフト4と孔31との間の軸方向アラインメントの安定性が増大する。
フランジ22が、孔31の構成壁32に向かって突出している。フランジ22の各末端部は、孔31の構成壁32に固定される径方向外方に向いた面23を有する。これら面23は、接着剤、ピン、溶接によって、または、例えば、これら面23や構成壁に形成されるプレスである、係合用の造作間の相互作用によって、または、他の適切な固定手段によって、壁32に固定される。しかしながら、これら面23は、面23と構成壁32との間の摩擦係合によって、孔31の構成壁32に固定され得ることが理解される。
トレランスリング1は、メインリング部21、フランジ22及び孔31の構成壁32によって完全に取り囲まれるように、スリップ要素2の径方向外側側面に取り付けられる。したがって、トレランスリング1は、スリップ要素2をハウジング3に固定することによって、ハウジング3に固定される。
製造工程において、スリップ要素が孔31の構成壁32に固定される前には、スリップ要素2のメインリング部21まわりに取り付けられるトレランスリングは、スリップ要素2のフランジ22よりも多く径方向に突出している。従って、スリップ要素が孔31の構成壁32に固定されるとき、トレランスリングは、圧縮され、そこで、スリップ要素2のメインリング部21を押圧することになる。この押圧力が、メインリング部21をシャフト4側へと撓ませ、スリップ要素とシャフト4との間の摩擦力が増加する。
使用に際しては、力(回転の、または、線形の力)が嵌合コンポーネント3,4の一方または両方に印加され、その結果、嵌合コンポーネント間に生じる力がスリップ力の値よりも低いような場合には、力がトレランスリングアセンブリを介して嵌合コンポーネント間に伝達されるので、嵌合コンポーネントは、互いに同じ動きをする。
一方、生じる力がスリップ力の値を超える場合、嵌合コンポーネント3,4は、相手側に対して相互に動く、即ち、スリップする。このスリッピングは、スリップ要素2とシャフト4の表面との間の境界で生じる。
スリップ力の値は、従って、スリップ要素2とシャフト4の表面との間の摩擦力によって決まる。この摩擦力、即ち、スリップ力は、例えば、スリップ要素2に印加される押圧力を変えるために、トレランスリング1の寸法を変えることによって、及び/または、スリップ要素2の摩擦の係数を変えるために、スリップ要素2に使用される材料の種類を変えることによって、調節することが可能である。
低い値のスリップ力が必要とされる場合には、低い摩擦係数を持つスリップ要素2を使用することができる。これは有益な特徴である。なぜなら、トレランスリング1と嵌合コンポーネント3,4の寸法では、圧縮された状態でトレランスリング1が印加可能な力の範囲が、制御された比較的低いスリップ力を保証するのに十分には低くないかもしれないからである。低い摩擦係数を持つスリップ要素2を選択することにより、トレランスリングが印加する力を低くする必要なく、スリップ力を低くすることが可能になる。
図4は、2つの嵌合コンポーネント3,4間に締りばめをもたらすのに使用される、本発明の力リミッタの第二の実施形態を示している。第一の実施形態のアセンブリと同様に作用する(図3、4の同一部材には、同じ参照符号を付している)が、スリップ要素2aは、孔31の構成壁32にではなく、シャフト4側に固定され、孔31の構成壁32と摩擦係合している。
従って、スリップ要素2aのフランジ22aは、可撓性メインリング部21aから径方向内方に延出し、径方向内方に向く面23aは、フランジ22aの末端部で、シャフト4の表面に固定される。
トレランスリング1は、メインリング部21a、フランジ22a及びシャフト4の表面によって完全に取り囲まれるように、スリップ要素2aの径方向内側側面に取り付けられる。
図4に示される形状においては、嵌合コンポーネントのスリッピングは、スリップ要素2aと孔31の構成壁32との間の境界で生じる。
図5は、2つの嵌合コンポーネント3,4間に締りばめをもたらす、本発明による力リミッタの第三の実施形態を示し、ここでも、図3に示される第一の実施形態のアセンブリと同様に作用する。同一部材には、同一の参照番号を付している。
この第三の実施形態において、力リミッタは、軸方向に分離された二つのトレランスリング1を有し、それぞれが、弾性材料からなるバンド11,12を構成し、それぞれが、バンドに沿って延在する突出部ストリップ14を有する。これら2つのバンド11,12を作用されるために、スリップ要素2bは、2つのメインリング部21b,21cを備える。第一のメインリング部21bは、第一の嵌合コンポーネント(ハウジング3)に向かって突出する第一のフランジ22b及び第二のフランジ22cによって、軸方向において、両側から挟まれており、第二のメインリング部21cは、前記第二のフランジ及び第三のフランジ(22c及び22d)によって、軸方向おいて、両側から挟まれている。第三のフランジ部22dもまた、ハウジング3に向かって突出している。第一のフランジ22bと第二のフランジ22cは、弾性材料からなる第一のバンド11の幅に等しい間隔を置いて設けられ、第二のフランジ22cと第三のフランジ22dは、弾性材料からなる第二のバンド12の幅に等しい間隔を置いて設けられ、そうして、弾性材料からなるバンド11,12は、それぞれ、スリップ要素2b及びハウジング3によって取り囲まれている。換言すれば、これらバンド11,12は、フランジ22b,22c,22d間の溝内に設けられている。トレランスリング1(バンド11からなる)及びスリップ要素2bは、図5の線D−Dによる断面図である図6に示されるように、シャフト4の周辺まわりに部分的に延在する。
スリップ要素2b及びバンド11,12のアセンブリは、図2、3を参照しながら上述した通りであるが、スリップ要素2b及びバンド11,12のハウジング3への固定は、スリップ要素2bとバンド11,12の間の、そして、バンド11,12とハウジング3の間の摩擦係合によってもたらされる。
第三の実施形態における構成部分の配置や作用は、第一の実施形態と同様であり、嵌合コンポーネント3,4のスリッピングは、スリップ要素2bとシャフト4の表面との間の境界で生じる。
図4の実施形態も、同様に、二つのバンド、即ち、それぞれがスリップ要素の2つのメインリング部の1つに配され、スリップ要素とシャフト4によって取り囲まれるように二つのフランジ部間の溝内に配される二つのバンドを有するように変更することができる。嵌合コンポーネントのスリッピングは、したがって、スリップ要素と孔31の構成壁32との間の境界で生じるであろう。
図5の第三の実施形態は、さらに、孔31の一端部に配されたスリップ要素2bを示している。孔31の構成壁32に向かって突出するフランジ22b、22c、22dとは別に、スリップ要素2bは、さらに、リップ24を備えている。このリップ24は、径方向外方に突出して、ハウジング3の軸方向の一端部、即ち、スリップ要素2bが固定される第一嵌合コンポーネントの端部に、接触している。図示されているようなハウジング3とシャフト4との間に配されるスリップ要素2bを用いると、リップ24により、スリップ要素がハウジングに対して軸方向の一方向(図5において右方向)に摺動することを防止できる。
このような構成は、装置をアッセンブリする際に有用である。なぜなら、バンド11,12が、スリップ要素2bの径方向外側側面に固定された後、これらを共にハウジング3内の孔31に挿入することができ、その後、スリップ要素2bをさらに孔31の内部に摺動させることなく、シャフト4をスリップ要素2bの径中心にある開口に挿入することができるからである。
図4の実施形態も、同様に、スリップ要素を孔31の一端部に配し(第3実施形態と同様)、シャフト4の表面に向かって突出するフランジとは別に、スリップ要素に、シャフト4の軸方向端部に接触するよう径方向内方に突出するリップを備えるようにして、変更することができる。嵌合コンポーネントのスリッピングは、ここでは、スリップ要素と孔31の構成壁32との間の境界で生じることになろう。
公知のトレランスリングの斜視図を示す。 本発明のスリップ要素の斜視図を示す。 本発明のトレランスリングアセンブリの第一の実施形態に取付けられている嵌合コンポーネントを示す。 本発明のトレランスリングアセンブリの第二の実施形態に取付けられている嵌合コンポーネントを示す。 本発明のトレランスリングアセンブリの第三の実施形態に取付けられている嵌合コンポーネントを示す。 図5のコンポーネントの断面図を示す。

Claims (13)

  1. 第一及び第二の嵌合コンポーネントを備えた長さ調節可能な装置であって、
    第一、第二の嵌合コンポーネントは、それぞれが、孔を有しそこにシャフトが配されているハウジングと、そのシャフト、または、シャフトと、孔を有しそこにこのシャフトが配されているハウジングのいずれかであり、
    さらに、装置は弾性材料からなる環状バンドを有するトレランスリングを備えた力リミッタを有し、このバンドにはバンドから径方向に延びる突出ストリップが設けられており、
    このバンドは第一の嵌合コンポーネントに固定され、第二の嵌合コンポーネントに対して径方向の力を加えるものであり、
    力リミッタがさらにスリップ要素を備え、このスリップ要素は、接着、溶接、ピン止めのいずれかを用いて第一の嵌合コンポーネントに固定されて、第一の嵌合コンポーネントと、トレランスリング及びスリップ要素の両方との間の軸方向の動きを防止し、
    このスリップ要素は第二の嵌合コンポーネントと摩擦係合していて、スリップ要素がトレランスリングと第二の嵌合コンポーネントの間に位置し、バンドから延びる突出ストリップは第一及び第二の嵌合コンポーネントの間で圧縮されて、径方向の力がスリップ要素を押圧して第二の嵌合コンポーネントに接触させることにより、径方向の力を第二の嵌合コンポーネントに付与し、
    スリップ要素とバンドの第一の嵌合コンポ−ネントとの固定は、スリップ要素と第二の嵌合コンポ−ネントの間の軸方向の摩擦力よりも大きい軸方向の固定強度を有し、スリップ要素と第二の嵌合コンポーネントの間に軸方向のスリップ境界面をもたらすことを特徴とする長さ調節可能な装置。
  2. スリップ要素が、第一又は第二の嵌合コンポ−ネントの軸方向端部に少なくとも部分的に接触する径方向に突出するリップを有して、第一又は第二の嵌合コンポ−ネントに対するスリップ要素の軸方向一方への移動を防止していることを特徴とする請求項1記載の長さ調節可能な装置。
  3. スリップ要素が、第一の嵌合コンポ−ネントに向かって突出する複数フランジ部によって、軸方向において、一方側で隣接されているか、或いは、両側で挟まれているメインリング部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の長さ調節可能な装置。
  4. 接着、溶接、ピン止めのいずれかによって、フランジ部を第一の嵌合コンポーネントに固定することによって、バンドとスリップ要素が第一の嵌合コンポーネントに固定されることを特徴とする請求項3記載の長さ調節可能な装置。
  5. 複数フランジ部が弾性材料からなるバンドの幅に略等しい間隔をあけて設けられており、弾性材料からなるバンドが少なくとも部分的にスリップ要素と第一の嵌合コンポーネントによって取り囲まれていることを特徴とする請求項3又は4記載の長さ調節可能な装置。
  6. 力リミッタが、弾性材料からなる第二のバンドを有し、このバンドがバンドにそって延びる突出ストリップを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の長さ調節可能な装置。
  7. スリップ要素が、二つのメインリング部を有し、第一のメインリング部が第一の嵌合コンポ−ネントに向かって突出する第一及び第二のフランジ部によって、軸方向において、両側で挟まれており、第二のメインリング部が第二及び第三のフランジ部によって、軸方向において、両側で挟まれており、この第三のフランジ部も第一の嵌合コンポ−ネントに向かって突出していることを特徴とする請求項6記載の長さ調節可能な装置。
  8. 第一及び第二のフランジ部が、弾性材料からなる第一又は第二のバンドの一方の幅と略等しい間隔をあけて配されており、第二及び第三のフランジ部が、弾性材料からなる第一又は第二のバンドの他方の幅と略等しい間隔をあけて配されており、弾性材料からなるバンドがそれぞれ、少なくとも部分的にスリップ要素と第一の嵌合コンポーネントによって取り囲まれていることを特徴とする請求項7記載の長さ調節可能な装置。
  9. スリップ要素がバンドの全長に沿って延びていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の長さ調節可能な装置。
  10. バンドが、シャフトの周まわりに沿って全周に延びていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の長さ調節可能な装置。
  11. バンドが、シャフトの周まわりに沿って部分的にのみ延びていることを特徴とする請求項1乃至9記載の長さ調節可能な装置。
  12. スリップ要素がシャフト周まわり全周に延びていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の長さ調節可能な装置。
  13. スリップ要素がシャフトの周まわりに沿って部分的にのみ延びていることを特徴とする請求項1乃至12記載の長さ調節可能な装置。
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