JPS6120625A - パイプ曲げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍、冷蔵、空調機器等の熱交換器、配管部
材等に用いられるパイプの曲げ加工装置に関するもので
ある。

従来例の構成とその問題点 従来パイプ曲げ装置は第５図に示す様に、周面に溝を有
する略半円筒状で、Ｉ　−１’軸上を摺動自在な曲げ型
（１）と、この曲げ型（１）が一方に移動した状態にお
いて、曲げ型と所定の間隔をもって公転し、かつ点Ａ′
において前記曲げ型（１）から離れる方向へ移動し周面
に溝を有するローラ（２）から構成されている。

次にパイプの曲げ加工を説明する。

まず、曲げ型（１）を前記ローラ（２）に接近させると
ともに、ローラ（２）を曲げ型（１）に対してＡ点の位
置に移動させる。次に、このローラ（２）と曲げ型（１
）との間隔の周面の溝間に被加工パイプ（３）を挿入（
１点鎖線で示す）シ、前記曲げ型（１）の円弧面（１′
）と反対側に位置する前記被加工パイプ（３）を固定す
る。この固定構造は本発明に直接関係しないので、その
説明を省略する。そして、前記ローラ（２）をＡ点から
Ａ′へ公転させながら前記曲げ型（１）の円弧面（１′
）に沿って被加工パイプ（３）を折り曲げるものである
。とのローラ（２）がＡ′点に移動した後は、ローラ（
２）を曲げ型（１）から離れる方向へ移動するとともに
、曲げ型（１）も第５図下方へ摺動しく１点鎖線で示す
）、かつ被加工パイプ（３）の固定を解除する。

このことによシ、被加工パイプ（３）を曲げ型（１）及
びローラ（２）よシ外すものである。

このため、被加エノくイブの曲げ加工や、蛇行状曲げ加
工を行った後の取シ出しのために曲げ型の摺動距離を大
きくしなければならず、装置全体としても大きなものと
なシ、生産設備としてはふされしくない。

発明の目的 そこで本発明は、前記欠点を解決し、生産設備にふされ
しい、小型のパイプ曲げ装置を提供することを目的とす
る。

発明の構成 この目的を達成するため、本発明は曲げ型を折シ曲げた
加工パイプのピッチ間の中心から扁心した位置を軸とし
て回転させることにより、曲げ型を摺動させることなく
加工パイプを取りはずすことができ、装置全体を小型に
することができる。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第１図から第４図に従い説明す
る。

第１図及び第２図は、本発明によるパイプ曲は装置を示
すもので、外径りのパイプ１３を曲げピッチＰで加工し
た状態を示す。曲げ型（１１）は半径ｒ、　（ｒ、＝　
Ｐ／２　）の半円筒形状をしておシ、周面には、パイプ
（１３）の外形状に一致する溝（１１’）が設けられて
いる。さらに前記曲げ型（１１）は、折り曲げた加工パ
イプのピンチ間の中心Ｏよシ距離Ｘだけ扁心した点Ｂを
中心に回転できるようになっている。一方、ローラ（１
２）は、局面にパイプ（１３）’の外形状に一致する溝
（１２’）が設けられておシ、前記曲げ型（１１）の中
心○を通り紙面に垂直な軸を中心に曲げ型（１１）のま
わりを公転できるようになっており、曲げ加工完了後、
前記曲げ型（１１）から離れる方向忙移動できる様にな
っている。

そして、被加工パイプのセツティングからローラ（１２
）が曲げ型（１１）のまわシを公転しながら曲げ加工し
ていく工程は、従来装置と同じである。

曲げ加工完了後、ローラ（１２）が第１図及び第２図一
点鎖線で示す位置まで移動するとともに、曲げ型（１１
）は点Ｂを通シ軸を中心に９０°回転し、第１図及び第
２図−・点鎖線で示す状態とする。この状態を第３図及
び第４図に示すが、第３図において、前記曲げ型（１１
）と力ｎエパイプ（１３）との間には間隔が形成されて
おり、パイプ（１３）は容易に取りはずすことができる
。

ここで、曲げ型（１１）の回軸の用心距離Ｘ及びピッチ
Ｐについては制約があるので説明する。

すなわち曲げ型（１１）が第１図一点鎖線で示す状態に
なった時、パイプ（１３）が曲げ型（１１）より取りは
ずせるためには、次に示す式（１）及び式（２）が成立
しなければならない。

ｙ＜５７丁７　　−　　　　（１） Ｘ　＞　　ｒ１ｒ２　　　　・・・山川・・・−・・・
・（２）弐（１ン及び式（２）において、Ｙは曲げ型（
１１）の点Ｂから周面までの距離であシ、Ｙ−ｒｌ−Ｘ
である。またｒ２　　はパイプ（１３）の曲げ加工後の
内側半径であり、ｆ２：＝　（Ｐ−Ｄ　）　／　２　　
である。

式（１）を満すＸは次の式（３）によって表わされる。

このときＸが４在するためには式（４）が満足されなけ
ればならない。

”２−ｒｌ　　＞Ｏ・・・・・・・・・・・・・・・川
（４）式（４）に前記ｒ１−（Ｐ−Ｄ）／２なる関係を
代入すると式（５）が得られる。

Ｐ　＞　２ｒ１−Ｄ　　　　　・・・・・・・・・・・
・・・・・・・（５）すなわち、式（５ンか満される曲
げピッチＰの条件のもとて式（２）及び式（３）で表わ
される範囲の距離Ｘを選定することによシ、本発明が実
施できる。

発明の効果 以上の説明からも明らかなように、曲げ型とローラによ
りパイプの曲げ加工を完了した後、折り曲げた加工パイ
プピッチ間の中心から扁心した軸を中心に曲げ型を回転
させることにより、曲げ型を摺動させることなく、加工
パイプを取りはずすことができ、装置を小型化できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のパイプ曲げ装置の一実施例における
曲げ加工完了時の状態を示す平面図、第２図は、Ｍ１図
の正面図、第３図は加工パイプの取りはずし時の状態を
示す平面図、第４図は第３図の正面図、第６図は従来の
パイプ曲は装置による加工工程を示す平面図である。 １１・・・・・・曲げ型、１２・・・・・・ローラ、１
３・・・・・・加工パイプ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ８　　　　　　　　　　　　　区 Ｑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寸塚　　
　　　　　　　　　　　綜 凶 博

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 周面に溝を有する略半円筒状の曲げ型と、この曲げ型の
   まわりを公転し、周面に溝を有するローラからなり、前
   記曲げ型は曲げ加工完了後、折り曲げ加工パイプのピッ
   チ間の中心から扁心した位置を軸として回転させ加工パ
   イプと間隔を形成するパイプ曲げ装置。