JPS61199260A - 記録および/または再生装置 - Google Patents

記録および/または再生装置

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JPS61199260A
JPS61199260A JP61037550A JP3755086A JPS61199260A JP S61199260 A JPS61199260 A JP S61199260A JP 61037550 A JP61037550 A JP 61037550A JP 3755086 A JP3755086 A JP 3755086A JP S61199260 A JPS61199260 A JP S61199260A
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JP
Japan
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drive gear
drive
friction
winding
gear
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JP61037550A
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ペトルス・ヨハネス・ヤコブス・アーツ
アロイス・フーバー
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • G11B15/28Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
    • G11B15/665Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
    • G11B15/6653Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2つの巻取ハブを駆動する2つの回転可能な
巻取スピンドルとこれ等スピンドルを駆動する駆動機構
とを有し、前記の巻取ハブは、前記の巻取スピンドルと
同軸に設けられ、記録担体を選択された送り方向に従っ
て巻取ることができ、前記の駆動機構は、モータにより
両回転方向の一方に回転可能な第1駆動歯車と、この第
1駆動歯車と同軸で該駆動歯車に対して回転可能で且つ
カップリング装置を経て回転可能な第2駆動歯車とを有
し、このカップリング装置は、2つの摩擦継手を有し、
その回転方向に応じて前記の2つの巻取スピンドルの一
方を駆動するようにされた、2つの巻取ハブ間を2つの
送り方向の一方に選択的に駆動可能なテープの形の記録
担体の記録および/または再生装置に関するものである
この種の装置は欧州特許公開公報第0079053号に
記載されている。この既知の装置では、フェルトディス
ク継手として形成された2つの摩擦継手の夫々は第1駆
動歯車の一側面と常時共働し、これ等2つの摩擦継手の
一方は第2駆動歯車の一側面と常時共働し、他方の摩擦
継手は、前記の第2駆動歯車と固定連結された、ばね力
を受けた加圧ディスクの一側面と常時共働する。このた
め、前記の第1駆動歯車の両回転方向において、2つの
摩擦継手は常に同時に並行して動作する。平行動作する
2つの摩擦継手を設けることにより、比較的円滑な結合
特性で比較的大きなトルクを伝達することができる。け
れども、2つの摩擦継手は両回転方向に対し同時に動作
するので、これ・等の摩擦継手は、両回転方向に対し、
第2駆動歯車したがって2つの巻取スピンドルに1つの
特定のトルクを伝達できるに過ぎない。
けれども、案内装置や走査素子により記録担体に及ぼさ
れる摩擦力の相違および記録担体が2つの送り方向の夫
々において2つの巻取ハブに巻取られる時のこれに基く
テープ張力の相違を補償するために、2つの巻取スピン
ドルを異なるトルクで駆動することを要することが非常
に多い。これに対しては、少なくとも1つの摩擦継手を
有する別々のカップリング装置を経て各巻取スピンドル
を駆動し、この2つの別々のカップリング装置によって
異なるトルクを伝達させるようにすることもできる。け
れども、別々のカップリング装置を使用することは、コ
ストおよび必要スペースの面で好ましくない。
本発明の目的は、冒頭に記載したタイプの装置において
、2つの巻取スピンドルを唯1つのカップリング装置を
経て異なるトルクで駆動できる簡単な装置を得ることに
ある。この目的を達成するために本発明は次のようにし
たことを特徴とするものである、すなわち、カップリン
グ装置は、駆動歯車に対して回転可能なようにこれ等2
つの駆動歯車の間に同軸に配設されたアイドラーを有し
、第1駆動歯車は2つの摩擦継手の一方を経て前記のア
イドラーと結合され、このアイドラーは、他方の摩擦継
手を経て第2駆動歯車と結合され、前記のカップリング
装置の2つの摩擦継手は異なるトルクを伝達するように
され、また前記のカップリング装置は、第1駆動歯車の
両回転方向の一方において、小さなトルクを伝達する摩
擦継手を経てアイドラーと結合される駆動歯車を、この
摩擦継手を迂回するよるようにアイドラーと結合可能な
一方継手を有する。このようにすることにより、第1駆
動歯車の一方の回転方向において、小さなトルク用の摩
擦継手はこの時働く一方継手によって迂回され、大きな
トルク用の摩擦継手は摩擦を生じ、このためこの回転方
向では、カップリング装置で伝達されるトルクは、大き
なトルクを伝達、する摩擦継手によって決まりすなわち
大きな値を有し、第1駆動歯車のこれと反対の回転方向
では、この時係合が外される一方継手によって小さなト
ルク用の摩擦継手が摩擦を生じ、このためこの摩擦継手
が回転を伝達し、この反対回転方向では、カップリング
装置で伝達されるトルクは小さなトルクを伝達する摩擦
継手によって規定され、したかって小さな値を有するよ
うにすることができる。
この結果、極めて簡単なやり方で2つの巻取スピンドル
の夫々を異なるトルクで駆動することができ、これによ
り、記録担体に及ぼされる摩擦の相違および両回転方向
の一方に選択的に駆動された記録担体の巻取りに際し前
記の摩擦の相違より生じるテープ張力の相違を補償する
装置が得られる。
この場合第1駆動歯車は大きなトルクを伝達する摩擦継
手を経てアイドラーと結合され、このアイドラーは、小
さなトルクを伝達する摩擦継手を経て第2駆動歯車と結
合されることができる。けれども、この代りに、2つの
摩擦継手を交替し、この時には第1駆動歯車が小さなト
ルクを伝達する摩擦継手を経てすなわち一方継手を経て
アイドラーと結合され、このアイドラーは、大きなトル
クを伝達する摩擦継手を経て第2駆動歯車と結合される
ようにすることもできる。
摩WAm手は、例えばねじりばね継手(torsion
−spring coupling)で形成し、一方継
手はラチェットで形成してもよい。けれども、2つの摩
擦継手の夫々を環状のフェルトディスクより成るフェル
トディスクで形成し、一方継手を、小さなトルクを伝達
するフェルトディスクの周囲を取囲むクランプ体フリー
ホイール継手(clamping−body free
wheel coupling)で形成すると有利であ
ることがわかった。このようにすると特に安価でコンパ
クトな継手ができ、装置内に要するスペースも最小であ
る。
異なるトルクを伝達する2つのフェルトディスク継手は
、摩擦係数の異なる同寸法のフェルト材料で形成するこ
ともできる。けれどもこの場合には、フェルトディスク
を取違えると装置の誤動作を生じるので、装置の組立に
際してフェルトディスクに間違いのないことを確める工
程を入れねばならない。したがって、2つのフェルトデ
ィスク継手の環状のフェルトディスクを同じフェルト材
料よりつくり、少なくともそれ等の外径または内径を違
えると極めて有利であることがわかった。
同じ材料の環状フェルトディスクは伝達すべきトルクに
応じて異なる平均直径を有し、その上寸法が異なるため
、カップリング装置の組立時にフェルトディスクの取違
えが防がれるので、このようにして、異なるトルクを伝
達するフェルトディスクを簡単に得ることができる。
以下に本発明を添付の図面により実施例で更に詳しく説
明する。
第1図は、テレビジョン信号およびオーディオ信号をテ
ープ状の磁化可能な記録担体(以下磁気テープという)
にまたは該担体から記録および/または再生するための
記録および/または再生装置1を示す。磁気テープは第
1図に線図的に示したカセット2に入れられて2つの並
置された巻取ハブ間に延在し、このカセットは、開口部
3を経て矢印4の方向に装置に挿入することができる。
カセット2は可動のカセットホルダ内に挿入され、装置
に完全に挿入されると、カセットの主壁に略々垂直に第
2図に線図で示した作動位置迄下げられる。「記録」、
「標準順送り再生」、「標準逆送り再生」、「早順送り
」、「早逆送り」、「スチル再生j等のような装置の動
作のモードを開始するために、装置1は第1制御セツト
5を有する。
装置をプログラムしまた別のデータを入れるため、例え
ば日付タイマをセットするため、装置は第2制御セツト
6を有する。装置は更に2つの表示ユニット7と8を有
し、これ等のユニットは例えば7つのセグメントを有し
、例えばテープ長のカウントの表示や時刻の表示の役を
する。
既に述べたように、装置1に挿入されたカセット2は動
作位置に下げられている。第2図に線図的に示したよう
に、2つの巻取スピンドル13および14はこの場合2
つの並置された回転可能な巻取ハブ9および10と結合
され、このハブ間に、磁気テープ11が鎖線12で一部
を示した通路に沿ってカセット2の内側に延在し、テー
プ送りの方向に従って矢印9aおよび10aで示したよ
うに反対の巻取方向に前記のハブ上に巻取られることが
でき、このため巻取ハブ9および10は、同心的に取付
けられた巻取スピンドル13および14によって回転さ
れることができる。巻取スピンドルは別の構造のもので
もよく、例えば、夫々が巻取ハブを位置決めするための
中心に配された位置決め6軸と、前記の巻取ハブに対し
て偏心された巻取ハブを駆動する駆動スピンドルとを有
してもよい。2つの巻取スピンドル13と14を駆動す
るために第2図に線図で示した駆動機構15が設けられ
ているが、この駆動機構は、後に詳細に説明するように
巻取スピンドル13と14に固定連結された2つのリー
ルサポート16と17の一方と選択的に結合されること
ができる。
カセットがその動作位置に下げられる時、カセットの前
面2aの図示しないカセットカバーが開かれ、このため
前面の2aのカセット開口部が露出され、この場合鎖線
で示したその休止位置にある4つのテープガイド18.
19.20.21および加圧ローラ22は、カセット2
の2つの開口部に入り、鎖線12で示した磁気テープの
部分の背後に接する。カセットがその動作位置に下げら
れてから、前記のテープガイド18.19.20および
21は第2図の動作位置に動かされ、加圧ローラ22も
キャプスタン23近くの図示しない中間位置に動かされ
ることができる。
この場合磁気テープはカセット2の前面2aの開口部を
経て該カセットより引き出される。加圧ローラ22は中
間位置から第2図に示した動作位置にセットされ、この
動作位置で磁気テープ11をキャプスタン23に押付け
ることができる。カセットカバーを開く装置、テープガ
イドと加圧ローラを移動する装置および加圧ローラをキ
ャプスタンに押圧する装置は何れも本発明の要旨とは無
関係なので、簡単のために図示してない。この種の装置
は現タイプの装置から広く知られている。
テープガイド18.19.20および21と加圧ローラ
22がそれ等の動作位置にセットされると、磁気テープ
11は第2図に実線で示した通路に沿って延在する。こ
の場合磁気テープは、カセット内部に配設された2つの
テープガイド、テープ張力センサ24、可動のテープガ
イド18.21.19.磁気テープに記録されているす
べての信号を消去する固定磁気ヘッド25、磁気テープ
の縦方向に対して傾けられた隣接するビデオトラックに
またはこのトラックからテレビジョン信号を記録または
再生する可回転の磁気ヘッドを有するドラム状の走査ユ
ニット26、固定テープガイド27、磁気テープの縦方
向に延在するオーディオトラック内のオーディオ信号を
消去する固定磁気ヘッド28、オーディオトラックにま
たはこのトラックよりオーディオ信号を記録または再生
しまた磁気テープの縦方向にオーディオトラックと平行
に延在する同期トラック内に同期信号を記録または再生
する別の固定磁気ヘッド29、回圧ローラ22によって
磁気テープ11が押付けられるキャプスタン23、可動
のテープガイド20、固定テープガイド30およびカセ
ット内に配設された2つの別のテープガイドを経て、巻
取ハブ9より巻取ハブ10に延在する。
図示しない普通の方法でフライホイールと連結されたキ
ャプスタン23は、2つの回転方向の一方に定速で駆動
される。したがって加圧ローラ22がキャプスタン23
に当てられると、磁気テープは2つの反対方向の一方に
定速で駆動されることができる。キャプスタン23が所
定の速度で反時計方向に駆動されると磁気テープ11は
は矢印31で示した方向に駆動されるが、これは信号が
標準速度で記録または再生される「標準順送り」に相す
る。キャプスタン23が同じ速度で反対方向に駆動され
ると磁気テープ11は矢印31と反対方向に駆動され、
これは「逆送り」とも云われる「標準逆送り」動作に相
当し、この動作の間テレビジョン信号は映像のすべての
動きを逆転するように再生される。
「標準順送り」モードにおいて、加圧ローラ22と共働
するキャプスタン23が磁気テープを矢印31の方向に
駆動する場合には、第2図および第3図に示すように駆
動機構15はリールサポート17と結合され、磁気テー
プ11を巻取ハブ10に巻取るように巻取スピンドル1
4シたがって巻取ハブを駆動する。
「逆送り」モードにおいて、回圧ローラ22と共働する
キャプスタン23が磁気テープ11を矢印31と反対方
向に駆動する場合には、駆動機構15は第3図に点線で
示すようにリールサポート16と結合され、磁気テープ
11を巻取ハブ9に巻取るために巻取スピンドル13シ
たがって巻取ハブ9を駆動する。この装置では、「標準
順送り」モードにおいてキャプスタン23と巻取ハブ1
0間のテープ部分が受ける摩擦と「逆送り」モードにお
いてキャプスタン23と巻取ハブ9間のテープ部分が受
ける摩擦とは同じでない、これは、前者のテープ部分は
4つのテープガイドだけと共働し、後者のテープ部分は
7つのテープガイド、3つの磁気ヘッドおよびドラム状
走査ユニットと共働することによる。摩擦が異なるにも
拘らず磁気テープが最小の電力で正確に関係の巻取ハブ
に巻取られることを保証するために、「標準順送り」モ
ードでは巻取スピンドル14を所定の第1トルクで駆動
しまた「逆送り」モードでは巻取スピンドルを前記の第
1トルクよりも大きな所定の第2トルクで駆動し、もっ
て異なるテープ荷重を補償するのが有利である。これは
後に詳しく説明する駆動機構15によって簡単に行うこ
とができる。
前に述べたように装置1は「早順送り」、モードと「早
逆送り」モードにセットされることもでき、この場合磁
気テープは巻取ハブ9と10の間を早い速度で巻取られ
る。この巻取りは普通のようにキャプスタン23と再圧
ローラ22とが離されて行われれる。再圧ローラ22は
例えばその中間位置にセットされることができるが、可
動のテープガイド18.19.20および21はその動
作位置に保たれる。けれども、可動のテープガイド18
.19.20および21と再圧ローラ22を適当に位置
決めすることにより磁気テープをカセット内に完全に巻
戻すこともでき、この場合テープは鎖線12で示すよう
に延在する。
巻取り中磁気テープは該磁気テープの送り方向とは関係
なく常に実際上同じ摩擦力を受けるので、何れのモード
においても巻取スピンドル13と14は同じトルクで駆
動されることができる。この2つのモードにおいても巻
取スピンドル13と14はやはり駆動機構15で駆動さ
れることができ、この駆動機構は、「早順送り」モード
ではリールサポート17と結合され、「早逆送り」モー
ドではリールサポート16と結合されるが、これについ
てはやはり後で説明する。
第3図は駆動機構15を示すが、図面を見易くするため
に、装置に固定されたデツキ板へのスピンドルの取付方
法は示してない。この駆動機構15は可逆モータ32を
有し、この可逆モータによって第1プーリ33を駆動す
ることができる。この第1プーリ33はベルト34を経
て第2プーリ35を駆動し、この第2プーリは、スピン
ドル36を経て切換歯車37と固定連結されている。ス
ピンドル36は、スピンドル38を中心として回動可能
なディスク39に支承され、この場合スピンドル36は
スピンドル38に対して偏心して位置する。前記のディ
スク39は扇形の歯車セグメント40を有し、このセグ
メントはやはり前記のスピンドル36で貫通され、スピ
ンドル41を中心として回動可能な歯車42と常時かみ
合う周縁の歯を有する。前記の歯車42はラック43に
よって駆動されることができ、このラック自身は、歯車
機構を経て駆動モータにより2つの反対運動方向の一方
に選択的に駆動されることができる。
前記の駆動モータおよび歯車機構は本発明の要旨とは関
係がないので図示してない。「早順送り」と「早逆送り
」モードでは、ラック43、歯車42、歯車セグメント
40.ディスク39、切換歯車37および第2プーリ3
5は第3図の位置を占める。ラック43を駆動モータと
歯車機構により矢印44の方向に動かすことにより、歯
車セグメント40とディスク39は歯車42を経て矢印
45の方向に回動され、このため第2プーリ35と切換
歯車37も該切換歯車37が駆動機構15の第1駆動歯
車46とかみ合う位置に達する迄回動され、この後駆動
モータは自動的に切られる。切換歯車37は「標準順送
り」および「逆送り」モードではこの位置を占める。し
たがって、「標準順送り」および「逆送り」モードでは
第1駆動歯車46は、可逆モータ32の選択された回転
方向に対応して、切換歯車37とベルト駆動機構(第1
プーリ33、ベルト34、第2プーリ35)を経て2つ
の回転方向の一方に選択的に駆動されることができる。
可逆モータ32を附勢し、その回転方向を逆転するため
に、このモータは、例えば米国特許明細書第32935
22号またはドイツ国公開公報第3027729号より
知られているように4つのトランジスタより成る普通の
ブリッジ回路の対角辺に配してもよい。一回転方向にだ
け回転し、切換歯車37したがって第1駆動歯車46を
歯車機構を経て駆動するモータを用い、この場合回転方
向をこの歯車機構により逆転し、第1駆動歯車46を2
つの回転方向の一方に選択的に駆動するようにすること
も可能なことは云う迄もない。
第4図よりわかるように、第1駆動歯車46は、第2駆
動歯車48に形成された管状のスリーブ47に回転可能
に支持されている。このようにこの2つの駆動歯車は同
軸でしかも互に回転可能であるように取付けられる。第
3図に線図で示したカップリング装置49が2つの駆動
歯車46と48の間に設けられ、「標準順送り」と「逆
送り」モードにおいて第2駆動歯車48を第1駆動歯車
46で駆動させることができる。
前記のカップリング装置49は、2つの駆動歯車46と
48の間に同軸に配設されたアイドラー50を有し、こ
のアイドラーは、これ等の駆動歯車に対して回転可能で
、やはりスリーブ47に回転可能に取付けられている。
第1駆動歯車46は第1摩擦継手51によって前記のア
イドラー50と結合される。前記の摩擦継手51は、ア
イドラーに接着された環状のフェルトディスク52を有
するフェルトディスク継手である。アイドラー50自身
は第2摩擦継手53を経て第2駆動歯車48と結合され
る。この第2摩擦継手53もやはりアイドラーに接着さ
れた環状のフェルトディスク54を有するフェルトディ
スク継手である。前記の2つのフェルトディスク継手5
1と53の環状のフェルトディスク52と54は同じフ
ェルト材料よりつ(られ、異なる内径と外径を有する。
したがって、この2つのフェルトディスク52と54は
異なる平均直径を有する。この平均直径は、公知のよう
に、伝達可能な最大トルクの尺度である。このようにカ
ップリング装置49の2つの摩擦継手51と53とは異
なるトルクを伝達するうよに構成されており、この実施
例の場合には、第1摩擦継手51が大きなトルクを伝達
し、第2摩擦継手53が小さなトルクを伝達するような
直径比にされている。
カップリング装置49は更に一方継手55を有し、この
継手によって、第1駆動歯車46すなわち全カップリン
グ装置49の両回転方向の一方では(この実施例では第
5図の矢印56で示したように反時計方向)、小さいト
ルク用の第2摩擦継手53を経てアイドラー50と結合
される第2駆動歯車48は前記の第2摩擦継手を迂回し
てアイドラー50と結合されることができる。前記の一
方継手55は、小さなトルク用の第2摩擦継手53の周
囲を取囲むクランプ体ホイール継手を有し、この継手の
クランプ体は、第5図よりわかるように2つの回動可能
なりランプジョーで構成されている。前記のフリーホイ
ール継手は、アイドラー50の環状リブ57に設けられ
た例えばゴムのような弾性材の環状体58より成り、こ
の環状体からは、短かい突起59と長い突起60の等間
隔な3つの対が半径方向に突出している。アイドラー5
0のアーム61が第2駆動歯車に向って各突起対59と
60の間に半径方向に突出し、環状体58を回転しない
ようにロックする。長い突起60は、フリーホイール継
手の回動可能なりランプジョーを形成する。自由端は第
2駆動歯車48の周方向内側境界壁迄延び、周方向に回
動可能である。
アイドラー50が矢印56と反対に時計方向に駆動され
ると、長い突起60は第5図に示すようにかたより、そ
の自由端は、アイドラー50と第2駆動歯車48間に継
手を形成することなく境界壁62上を滑る。
けれども、アイドラー50が矢印56で示した時計方向
に駆動されると、長い突起60は真直ぐにされ、アイド
ラー50のアーム61に当たり、この場合、その自由端
は第2駆動歯車48の境界壁62に対してロックされる
ので、アイドラー50と第2駆動歯車48の間に継手が
形成される。前述したフリーホイール継手の代りに、ク
ランプ体が回転可能なローラで形成されたクランプロー
ラフリーホイール継手を用いてもよいことは云う迄もな
い。2つの摩擦継手をフェルトディスク継手として形成
し、一方継手を、小さなトルクを伝達するフェルトディ
スク継手を周方向に取囲むクランプ体フリーホイール継
手として形成することにより、第4図よりわかるように
極めてコンパクトなカップリング装置が得られる。
第2駆動歯車48は、その一体のスリーブ47とこのス
リーブに圧入された別のスリーブ63によって、この別
のスリーブ63に形成された歯車64と強固に連結され
ている。第3図には図示してない2腕板ばね66は歯車
64の環状突起65と接し、この板ばねの両腕は第1駆
動歯車46と接し、これ等の腕のばね力が、2つの摩擦
継手51と53により伝達されるトルクを決める。伝達
さるべきトルクは、板ばね66の腕と第1駆動歯車46
との接触点の軸方向高さを変えることによって調節する
ことができる。第2駆動歯車48とこの歯車に強固に連
結された歯車64とは、ブツシュ68によってデツキ板
69に取付けられたスピンドル67に回転可能に取付け
られている。更に、レバー70が前記のスピンドル67
の自由端に回動可能に取付けられ、スピンドル71を支
持する。このスピンドル71には、歯車64と常時かみ
合う駆動歯車72が回転可能に軸支されている。第1駆
動歯車64の回転方向に応じて、慣性および摩擦力によ
り、この歯車64と常時かみ合っている駆動歯車72は
自動的に反対方向に回動され、この場合駆動歯車72は
、やはり歯車として形成されたリールサポート16およ
び17の何れか一方とかみ合う。
このようにして、第2駆動歯車48は、その回転方向に
応じて、歯車64、駆動歯車72および2つのり−ルサ
ボー) 16.17の一方と結合されることができる。
「早順送り」および「早逆送り」モードにおいて占める
第3図の切換歯車37の位置では、この歯車は、スピン
ドル74により第2中間歯車75と回転連結された第1
中間歯車73とかみ合う。前記の第2中間歯車75は常
時第2駆動歯車48とかみ合っているので、この「早順
送り」および「早逆送り」モードでは、第2駆動歯車4
8は第1駆動歯車46とカップリング装置49を迂回し
、切換歯車37より2つの中間歯車73と75を経て直
接に駆動可能である。
「標準順送り」モードでの駆動機構15の動作を以下に
説明するが、このモードにおいては切換歯車は第1駆動
歯車46とかみ合っている。この場合第1プーリ33は
モータ32によって所定速度で反時計方向に駆動され、
この回転は、ベルト34、第2プーリ35および切換歯
車37を経て第1駆動歯車46に伝達され、この時この
第1駆動歯車は時計方向に回転する。この第1駆動歯車
46は第1摩擦継手51を経てアイドラー50を駆動し
、このアイドラーは第2摩擦継手53を経て第2駆動歯
車48を駆動し、一方継手55は働かない。この場合小
さなトルク用の第2摩擦継手53には摩擦が生じ、大き
なトルク用の他方の第1摩擦継手51は強固な継手とし
て働く。この場合、伝達されるトルクは小さなトルク用
の第1摩擦継手53によって決まり、したがって小さな
値を有する。第2駆動歯車48に伝達されたトルクはス
リーブ47とスリーブ63を経て歯車64に伝えられ、
ここより駆動歯車72に伝えられるが、この場合この駆
動歯車は反時計方向に回転する。
この回転の結果、駆動歯車72は自動的にリールサポー
ト17の方に回動されてこのリールサポート17とかみ
合うので、このリールサポー)17したがって巻取スピ
ンドル14と巻取ハブ10は、摩擦継手53を経て伝え
られる小さなトルクに従って駆動される。
「逆送り」モードでは、可逆モータ32は第1プーリ3
3を「標準順送り」と同じ速度で駆動するが、その回転
方向は時計方向で、この回転はベルト34、第2ブー゛
す35および切換歯車37を経て第1駆動歯車46に伝
達され、この第1駆動歯車はこの場合反時計方向に回転
する。アイドラー50は、第1摩擦継手51を経て第1
駆動歯車46によって駆動される。
一方継手55はこの時動作してアイドラー50と第2駆
動歯車48との間に継手を形成する。大きなトルク用の
第1摩擦継手51にはこの時摩擦が生じ、このため伝達
されるトルクはこの第1摩擦継手によって制御され、し
たがってトルクの値は大きい。
第2駆動歯車48に伝達された大きなトルクは、この駆
動歯車よりスリーブ47とスリーブ63を経て歯車64
に、そしてこの歯車64から駆動歯車73に伝達され、
この場合この駆動歯車は時計方向に回転し、自動的にリ
ールサポート16とかみ合い、このリールサポートを駆
動する。このように、巻取スピンドル13シたがって巻
取ハブ9は、第1摩擦継手51により伝えられる大きな
トルクに従って駆動される。
したがって、2つの巻取スピンドル13と14を「正常
順送り」と1逆送り」モードで駆動する単一のカップリ
ング装置49を有する駆動機構15は、簡単な方法で巻
取スピンドル14を小さなトルクで駆動させまた巻取ス
ピンドル13を大きなトルクで駆動させることができる
。このように、「標準順送り」と「逆送り」モードにお
いて磁気テープの摩擦の相違が配慮され、これにより、
巻取スピンドルは、前記の両動作モードにおいて、磁気
テープを該巻取スピンドルで駆動される巻取ハブに最小
の電力で正確に巻取ることのできるトルクで選択的に駆
動することができる。
「早順送り」モードでは、第1プーリ33は、モータ3
2により「逆送り」モードと同じであるがもっと早い速
度で時計方向に駆動される。この回転はベルト34と第
2プーリ35により切換歯車37に、ここから第1中間
歯車73と第2中間歯車75を経て第2駆動歯車48に
直接に、更にここからスリーブ47とスリーブ63を経
て歯車64に、次いで駆動歯車72に伝えられ、この駆
動歯車はこの場合反時計方向に回転し、したがってリー
ルサポート17とかみ合い、このリールサポートを早い
速度で駆動する。
「早逆送り」モードではモータ32の回転方向は「早順
送り」モードとくらべると反対なので、駆動歯車72は
「早順送り」モードと同じ伝動装置を経て時計方向に駆
動され、このため駆動歯車72はリールサポート16と
かみ合って該リールサポートを早い速度で駆動する。「
早順送り」および「早逆送り」モードでは、2つの巻取
スピンドル13と14は、モータで決まる同じトルクで
駆動される。
本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能で
あることは云う迄もない。例えば、摩擦継手と一方継手
は何れもねじりばね継手として形成してもよい。代りに
、一方継手をラチェット継手としてもよい。更に、駆動
歯車とリールサポートとの選択的な係合は必ずしもこれ
等サポートの回転方向に依存して自動的に行われる必要
はなく、別の駆動モータまたは作動ボタンにより直接行
うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオおよびオーディオ信号の記録および/ま
たは再生装置とこれに挿入されるカセットの斜視図、 第2図は装置のカセットが入る部分の線図的な平面図、 第3図は駆動機構の線図的な斜視図、 第4図は第3図のIV−1’Vにおける断面図、第5図
は第4図の■−■における断面図である。 9.10・・・巻取ハブ    13.14・・・巻取
スピンドル15・・・駆動機構     16.17・
・・リールサポート32・・・可逆モータ    37
・・・切換歯車46・・・第1駆動歯車   47.6
3・・・スリーブ48・・・第2駆動歯車 49・・・カップリング装置 50・・・アイドラー    51・・・第1摩擦継手
52、54・・・フェルトディスク 53・・・第2摩擦継手   55・・・一方継手58
・・・環状体      59・・・短かい突起60・
・・長い突起     61・・・アーム73・・・第
1中間歯車   75・・・第2中間歯車特許出願人 
 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペンファブ
リケン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2つの巻取ハブを駆動する2つの回転可能な巻取ス
    ピンドルとこれ等の巻取スピンドルを駆動する駆動機構
    とを有し、前記の巻取ハブは、前記の巻取スピンドルと
    同軸に設けられ、記録担体を選択された送り方向に従っ
    て巻取ることができ、前記の駆動機構は、モータにより
    両回転方向の一方に回転可能な第1駆動歯車と、この第
    1駆動歯車と同軸で該駆動歯車に対して回転可能で且つ
    カップリング装置を経て回転可能な第2駆動歯車とを有
    し、このカップリング装置は、2つの摩擦継手を有し、
    その回転方向に応じて前記の2つの巻取スピンドルの一
    方を駆動するようにされた、2つの巻取ハブ間を2つの
    送り方向の一方に選択的に駆動可能なテープの形の記録
    担体の記録および/または再生装置において、カップリ
    ング装置は、駆動歯車に対して回転可能なようにこれ等
    2つの駆動歯車の間に同軸に配設されたアイドラーを有
    し、第1駆動歯車は2つの摩擦継手の一方を経て前記の
    アイドラーと結合され、このアイドラーは、他方の摩擦
    継手を経て第2駆動歯車と結合され、前記のカップリン
    グ装置の2つの摩擦継手は異なったトルクを伝達するよ
    うにされ、また前記のカップリング装置は、第1駆動歯
    車の両回転方向の一方において、小さなトルクを伝達す
    る摩擦継手を経てアイドラーと結合される駆動歯車を、
    この摩擦継手を迂回するようにアイドラーと結合可能な
    一方継手を有することを特徴とする記録および/または
    再生装置。 2、2つの摩擦継手は、環状のフエルトディスクを有す
    るフエルトディスク継手で形成され、一方継手は、小さ
    なトルクの伝達用のフエルトディスク継手の周囲を取囲
    むクランプ体フリーホイール継手で形成された特許請求
    の範囲第1項記載の記録および/または再生装置。 3、2つのフエルトディスク継手は同じフエルト材料よ
    りつくられ、少なくとも異なる外径または内径を有する
    特許請求の範囲第2項記載の録音および/または再生装
    置。
JP61037550A 1985-02-27 1986-02-24 記録および/または再生装置 Pending JPS61199260A (ja)

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AT581/85 1985-02-27

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