JPS61195842A

JPS61195842A - 印刷機

Info

Publication number: JPS61195842A
Application number: JP61041325A
Authority: JP
Inventors: リチヤード・エル・マツクリール; ウイルフレツド・ロバート・ジエリナス; ヤコブ・ゼツト・ブローブマン
Original assignee: Harris Graphics Corp
Current assignee: Harris Graphics Corp
Priority date: 1985-02-26
Filing date: 1986-02-26
Publication date: 1986-08-30
Also published as: DE3674935D1; EP0193012A2; JPH0469546B2; US4643090A; EP0193012B1; EP0193012A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は印刷機に係り、特に印刷機の印刷胴の取付装置
の改良に関する。

従来技術汎用のオフセット印刷機は、版胴とブランケット胴から
なる印刷カップルを２つ備える印刷ユニットを有してい
る。版胴はブランケット胴と回転接触してインク像を転
写する。ブランケット胴はインク像を紙などのシートに
転写する。上記２つの印刷カップルは、それぞれシート
の表裏に同時に印刷を行うだめのものである。

周仰のように、印刷胴を換える場合や、シートが破れた
り胴に巻き付いたシした場合に印刷胴を離す、または、
非印刷位置とすることが必要となる。これを行うため、
例えば米国特許第２．８７４６３６号に開示しであるよ
うに、各印刷カップルの少くとも１つの印刷胴を、そし
て一般的には４つの印刷胴のうち３つを動かして離すよ
うにするのが普通であシ、偏心装置、ばアリング及びリ
ンクの複雑な装置を備えていた。良質の印刷を行うには
、ブランケット胴の圧力の程度を維持しなければならず
、印刷胴の位置を精密に保持する必要があった。従来の
印刷機においては、これを非常に剛直な取付機構によっ
て行っているが、これは精密な機械加工を要し、非常に
高価となる偏心ボックス及び印刷胴ベアリングハウジ／
ダを必要とした。

後述するように、そのような取付機構は印刷作業中に大
きい力が加わり、その結果、維持費が高く著しいロス時
間があった。精密な印刷胴の位置維持は、米国特許第３
．２５１１ｊ８１２号などに開示された印刷側受は支持
体または当接部材を加えることにより非常に容易になっ
た。そのような支持体は印刷胴の軸に取シ付けられるリ
ングとされておシ、そのリンクは、印刷胴が印刷位置に
あるときに隣接する印刷胴のリングと係合して回転する
ような寸法とされる。印刷胴受リングは、印刷胴間の過
度の圧力を生じないようにしながら、印刷胴間の間隔を
精密に調整する作用をなす。隣接する印刷胴を相互連結
することにより、印刷胴受リングは色整合の安定性を著
しく改良し、ブランケット胴の押圧を改良し、印刷しま
の主要な原因となる印刷版のはずみを著しく減少した。

しかし、上記の如き装置は、印刷胴間に予めかける圧力
を印刷胴受ハウジングを通してかけられるようにした剛
直な印刷胴支持体を使用していることによυ生じる問題
を完全に回避することはできない。剛直な膜受リングと
組合せた剛直な胴受支持体は、その膜受リングの偏心す
なわちずれに対して非常に敏感なので、自己破壊の生じ
る傾向がある。支持体の剛直性が増大する程、自己破壊
を生じる応力は増大する。

大きなずれ（偏心）の主要な原因は、シートが破れるこ
とにより起るシートの巻き付きである。

この巻き付きは印刷胴のジャーナル軸受、胴受す／グ及
び胴受リング面に比較的に大きな残留変形を生じる。望
ましい印刷胴受リングの予圧及びブランケット胴の押圧
を達成するために、そのような装置の胴受支持体に必要
とされる剛直性のため、激しいシートの巻付きは、胴受
す／りの分離を生じる。膜受リングは、それら相互間の
回転接触によって印刷胴の相互の位置を維持するように
なっているので、そのような分離が生じると、その機能
を果さなくなる。

発明の目的本発明は、狭止のような従来技術の問題を解消する方法
及び印刷機を提供することを目的としている。

発明の構成すなわち、本発明に係る印刷機は、複数の可動の印刷胴
と、各印刷胴にその軸方向端部に隣接して連結された一
対の当接部材と、印刷胴を支持する複数の支持部材で、
各印刷胴の当接部材を隣接する印刷胴の当接部材から離
した非印刷位置とそれら当接部材を相互に当接させる印
刷位置との間で可動の複数の支持部材と、複数のばね手
段で、印刷胴の１つと関連してそれを非印刷位置へ向け
て付勢するばね手段と、印刷胴の１つに力を加えてその
非印刷位置からばね手段の付勢力に抗して印刷位置へ動
かす起動装置と、を備え、起動装置により動かされる１
つの印刷胴以外の印刷胴は、起動装置の作動により、隣
接する印刷胴の当接部材から他の印刷胴の当接部材に直
接伝達される力によって、ばね手段の付勢力に抗してそ
の非印刷位置から印刷位置へ動かされるようにしたこと
を特徴とする。

また、本発明に係る方法は複数の印刷胴を、その印刷胴
に設けられた当接部材が相互に離れている非印刷位置と
、当接部材が相互に当接し印刷胴が印刷を行う状態の印
刷位置との間で動かす方法であって、第１の印刷胴をそ
の非印刷位置から、その印刷胴の当接部材が第２の印刷
胴の当接部材に当接する位置に動かし１次に、第１及び
第２の印刷胴をそれらの当接部材が当接した状態のまま
動かして第２印刷部材の当接部材が非印刷位置にある第
３印刷胴の当接部材に当接するように動かし、その後、
第１．第２及び第３の印刷胴を一緒に、当接部材が当接
した状態でそれらの非印刷位置から離すように動かし、
第１．第２及び第３の印刷胴が印刷位置となるようにす
る工程を有する。

発明の効果本発明は狭止の如く構成されるものでちゃ、印刷胴の動
きを、尚接部材を当接して行うるので、剛性の当接部材
の支持体を使用することがなく、従って、上述の従来技
術の問題を解消することができる。シートが印刷胴に巻
き付いた場合には、印刷胴へ予めかけられている予圧が
、それら印刷胴が起動装置の力及びばねの付勢力に抗し
て動けるようにし、巻付けにより生じる力を逃し、印刷
機への損傷を回避できる。

実施例以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき詳細に
説明する。

第１図には、本発明に係るオフセット印刷機１０が示さ
れている。この印刷機は、通常のものと同様、上部版胴
１２及び上部ブランケット胴１３を含む上方印刷ユニッ
トと、下方版胴】５及び下方ブランケット胴１６を含む
下方印刷ユニットとを備えている。印刷されるシート（
図示せず）はブランケット胴１３．１６間を第１図乃至
第３図で見て左から右へ通され、その両面に印刷が行わ
れる。上方及び下方印刷ユニットには、それぞれ、以下
に詳細に述べるインク付はローラ及び湿しローラが設け
られる。

上方版胴１２はその両端に軸１７．１８が設けられ、該
版胴はこの軸の軸線のまわりで回転するように取り付け
られる。同様に、ブランケット胴１３に軸１９、２０．
下方版胴１５に軸２１．２２．そして、下方ブランケッ
ト胴１６に軸２３．２４が設けられている。これら軸１
８．２０．２２．２４にはそれぞれ歯車２５．２６゜２
７、２８が固定され、その１つに駆動係合される駆動ユ
ニット（図示せず）によって上記版胴、ブランケット胴
が駆動される。これら歯車の溝は、当該印刷ユニットが
印刷位置にあるときも、また、非印刷位置にあるときも
相互係合するようなものとされる。

冬服１２．１３．１５．１６の両端部には前述した当接
部材としての受はリング２９が設けられており、当該印
刷ユニットが印刷位置にあるときに隣接する受はリング
が相互に係合して回転するようにされている。

第１図乃至第５図に示す実施例において、胴１２゜１３
、１６はフレーム３０に支持されている。具体的には、
下方版胴１５は、フレーム３０によって支持されたジャ
ーナル軸受３１に取シ付けられている。従って、この版
胴の中心軸線はほぼ固定位置にある。

説明を簡明にするため、１つの胴の支持装置についての
み説明するが、他の胴の支持装置もほぼ同じである。

胴間の圧力係合を行うとともに、それら胴を相互に離す
ことができるように、上方版胴１２及び上方、下方ブラ
ンケット胴１３．１６は、第１図乃至第３図に示すよう
に、その各端部がピボット式支持部材３３によって、支
持されている。第１図には右側の支持部材のみが示され
ているが、左側にも同様に支持部材が取り付けられてい
る。

具体的には下方ブランケット胴１６の軸２１．２２は、
フレーム３０にビン３４によって枢着されたピボット式
支持部材（アーム）３３に取り付けられたジャーナル軸
受３２に支持されている。同様に、上方ブランケット胴
１３はピ／３７によって枢着された支持部材３６のジャ
ーナル軸受３２によって、また、上方版胴１２はピン４
０によって枢着された支持部材３９のジャーナル軸受３
８によって支持されている。従って。

胴１２．１３．１６は相互に離れて非印刷位置となるこ
とができる。

胴を圧力係合させるため、左右の一対のシリンダユニッ
ト（図面には右の１つのみ示す）４１が設けられている
。支持部材３９の延長部４２の外端が、ピン４３によっ
てシリンダ４５のピストンロッド４４に枢着されている
。シリンダの反対側の端部は、フレーム３０に固定され
たブラケット４７にビン４６によって枢着されている。

シリンダ４５は汎用の空気圧若しくは油圧タイプのもの
であり、作動流体に適当な力を加えることにより、ピス
トンが内方に押圧されて収縮し、それにより所望の下向
の力が支持部材３９にかけられるようになっている。

胴１２．１３．１６の分離は、シリンダ装置４１の流体
圧力が減少または除去されたときに、ピボットビン３４
．３７．４０のまわシで支持部材３９．３６．３３を上
方に持ち上げるばね装置４８（第２図）によって行われ
る。調節可能の停止部材４９がばね装置４８の反対側に
設けられ、支持部材の枢動範囲を規定する。

ばね装置４８及び停止部材４９は、胴１２．１３．１６
の両側に設けられている。

より具体的には、ばね装置４８はボルト５１によってフ
レーム３０に取シ付けられた開放端を有する管状ブラケ
ット５０を有している。ブラケット５０内には圧縮ばね
５２が設けられており、支持部材３３．３６のフランジ
５３．支持部材３９の延長部Ｃに係合して上方に付勢し
ている。ばねの圧力調節は、ばねの底部に轟接するプラ
ットフォーム５６を有スる、管状ブラケットの底部に設
けられたねじ付きインサー）部材５５（第２図）によっ
て行われる。該インサート部材を回転すれば、プラット
フォーム５６の位置が変わり、ばね圧が変化する。

停止部材４９は突起５８によってフレームに取り付けら
れたチューブ５７を有する。ボルト５９がチューブ５７
を通り、そのヘッド６０が支持部材３９のフランジ５３
または延長部４２に係合する。ベルビルばね６１がヘッ
ドとチューブ５７の底部との間に設けられ、ナツト６２
がボルト５９上に螺合されてベルビルばねが圧縮される
。例えば、ばねは５００＃？ンｒの圧力とされ、支持部
材のフランジ５３によってヘラ）；”６０にかけられる
力が５００ポンドになるまで抵抗し、それより大きな力
が加わると圧縮されるようになっている。この特徴は、
ウェブが巻き付いた場合に過大な力が胴にかかるのを防
ぐ。

インク付ローラは、轟該印刷ユニットが非印刷位置にあ
るときに、上方及び下方版胴と回転接触を続けるように
することが望ましい。第３図には、そのような回転接触
の状態が示されている。下方インク付ローラは、非印刷
位置とされるときに他のローラとは異９動がされないの
で、インク付ローラは定位置に設定される。

所要数のインク付はロー２６３が、フレーム３０に枢着
されたサイドプレート６４にジャーナル軸受すれている
。インクバイブレータ６６が同じサイドプレートに取シ
付けられて、インク付ローラと接触している。インク付
ロー２６７とインクバイブレータ６８はフレーム３０に
固定のサイドプレート６９に軸受されており、インク付
ローラ６７が下方版胴１５と回転接触している。上方の
インク付ローラ６３は枢着サイト９プレート６４に軸受
されているので１版胴１２とフロート状態で係合してい
る。第３図において版胴１２とブランケット胴１３．１
６は非印刷位置にある。すなわち、シリンダ装置４１か
ら作動流体の圧力が解放され、支持部材かばね装置によ
って上方に動かされて停止部材と係合している。プレー
ト胴１２が印刷位置（第１図及び第２図）と非印刷位置
（第３図）との間を動くとき、インク付ロー２６３も同
様に動いてプレート胴１２との保合を維持する。

本発明に係る綱取付機構は、従来の偏心装置において胴
の非印刷位置への動きができるようにするために必要と
される胴相互間のずらしとは異なシ、版胴及びブランケ
ット胴をそれらの軸線が直線的著しくはほぼ直線的に整
合するように取り付けるのに特に適している。従って、
第１図乃至第３図に示した胴１２．１３．１５．１６は
その軸線がずらして示しであるが、スペースを小さくし
たり、または、印刷ユニットを一連に並べた印刷機にお
いてそれらへ接近するのを容易にするために必要な場合
には、垂直方向で整合することができる。

下方版胴１５は固定軸のまわシに回転可能とされている
が、必要ならば、胴１２．１３．１６と同様に取シ付け
、インク付はローラ６７．６８も上方のインク付はロー
ラと同様に枢動可能にできる。

第６図乃至第８図には他の実施例を示す。すなわち、こ
の実施例では胴１２．１３．１５．１６が垂直方向で並
べられておシ、また。それら胴を支持する部材も異なる
形態をされている。下方及び上方ブランケット胴１６．
１９の軸受３２．３５は、前述の支持部材としての板ば
ね７２の一端に締着具７１によって固定された軸受ボッ
クス７０に取り付けられている。

板ばねの他端は締着具７４によってブランケットクラン
プ７３にクランプされており、このクランプはスタッド
７５によりフレーム３０に固定されている。

板ばね７２は軸受ボックスを上方に付勢している。

該ボックス７０はフランジ７６を有し、該フランジは停
止部材４９と係合可能で、ブランケット胴の上方への動
きを制限する。版胴１３はブランケット胴と同じ取付部
材により取シ付けられている。

上方版胴の取付装置は、ピストンロッド４４のピ′ン４
３に枢着される延長部分７８を軸受７７が有している点
を除けば、他の取付装置と類似している。停止部材４９
は軸受の上方への動きを制限する。上方版胴の横方向で
の調節ができるように、その板ばね７２は、スタッド８
２によってフレーム３０に固定されたブラケット８１の
スロット８０に摺動可能に受は入れられるガイド７９（
第６図及び第７図）のセグメント間に固定されている。

ガイド７８に固定されたねじ部材８３はブラケット上の
プレート８４を適して伸びている。ナツト８５がプレー
ト８４の両側でねじ部材８３に取り付けられておシ、こ
のナツトを調節することによりガイド７９の位置を調節
し、それにより、版胴１２のブランケット胴１３に対す
る傾斜位置と調節する。

シリンダ４５が非作動状態にされると、板ばね７２が胴
１２．１３．１６を非印刷位置に動かし、第３図に示す
如き状態とする。このとき、当接部材としての受はリン
グ２９は分離し、軸受の延長部分７６、７８が停止部材
４９と係合する。シリンダ４５が作動されると、板ばね
の力に抗して胴１２．１３．１６を印刷位置とする。

第１図乃至第３図に示す実施例の操作を簡単に述べる。

当該印刷ユニットを印刷位置にするには、シリンダ４５
に加圧流体を供給してピストンロッドを引込み、上方版
胴の支持部材３９をピン４０のまわシで枢動する。支持
部材３９の延長部分Ｃはばね装＃Ｌ４８のばね５２を圧
縮し、上方版胴が下方に動かされ、受はリング２９がブ
ランケット胴１３の受はリングと保合する。これにより
支持部材３９が下方に枢動してばね装置４８のばね５２
を圧縮し、上方ブランケット胴の受はリング２９が下方
ブランケット胴の受はリング２９と係合する。ピストン
ロッド４４の引込みが続くと、ブランケット胴１６及び
その支持部材３３がばね５２の力に抗して下方に動かさ
れ、その受はリングが下方版胴１５の受はリング２９に
係合する。インク付はローラ６３は浮動状態で支持され
ておシ、常に上方版胴１２と係合している。下方版胴１
５は固定位置とされ、インク付はローラ６７が常に係合
されている。

ピストンロッド４４が引き込まれた状態でシリンダ４５
への作動流体の圧力を適当に保っておけば、胴は相互に
所要の圧力で押圧する。胴相互間の予圧は受はリングを
介して一つの胴から隣接する胴に伝えられるので、胴を
支持している軸受に過大な力がかかる可能性がなくなる
。シートが破断して巻き付き、それにより、シリンダ４
５の作動流体の圧力によって生じている胴相互間の押圧
力よりも大きい力が胴相互間に生じるとすると、胴は簡
単に分離してシートの巻付けを吸収し、胴間に過大な力
がかかるのを防いで胴やその支持部材が変形するのを防
ぐ。シートの巻付けを取シ除けば、胴は通常の位置に戻
り、隣接する受はリングが回転接触する。胴が強制的に
分離されてその支持部材が停止部材４９のヘッド６０に
係合すると、ベルビルばね６１がその動きを吸収して、
胴にかかる力が過大になる前にそれら胴がさらに分離す
るのを許容する。

胴を非印刷位置にするためには、シリンダ４５の作動流
体の圧力を逃し、支持部材３９への下方への力を除去す
る。それにより、支持部材３３．３６．３９はばね装置
４８のばね力により停止部材４９に係合するまで上方に
動かされ、胴は非印刷位置とされる。

非印刷位置とされても、ギア２５〜２８は相互係合し、
胴間の動力伝達は維持される。胴が所要量だけ分離す１
１ようにするため、停止部材４９は胴の支持部材が累積
的に大きく動けるように位置決めされる。

すなわち、上方ブランケット胴１３の停止部材４９は同
ブラケット胴とともに下方ブラケット胴の非印刷運動を
許容し、また、上方版胴１２の停止部材４９は同版胴の
外、上方及び下方ブランケット胴の非印刷位置への動き
を吸収しなければならない。

第６図の印刷ユニットの操作は、第１図乃至第３図に示
したものとほぼ同じであシ、板ばね７２によって胴を非
印刷位置とする点においてのみ相違している。

狭止の通シ、本発明では前述した米国特許第２．８７４
，６３４号、第３，２５６，８１２号、第Ｌ４８２，３
５５−１％第１４２３．７９２号及び第λ５６１，３５
９号と異なシ、特別に精密な偏心部材を必要とせず標準
的な軸受で胴を支持することができ、また、胴間の所望
の予圧を作り維持することができ、また、シートが胴に
巻き付いても胴及びその支持部材に変形や破壊を来すこ
とがない。重い支持部材及び精密に機械加工される偏心
部材が必要ないので、胴の取シ替えが容易にできる。フ
レーム３０はブロックとして示したが、スケルトン構造
にすることもできる。

胴１２．１３．１５．１６が非印刷位置にあるときは、
支持部材３３．３６．３９が停止部材４９と係合して、
缶胴の受はリング２９間の距離は等しくされる。シリン
ダ装置４１が作動されると、上方版胴１２を支持する支
持部材３９に下向の力が加えられる。上方版胴１２がブ
ランケット胴１３に向って動いている間は、両ブランケ
ット胴は非印刷位置に維持されている。

上方版胴１２の受はリング２９が上方ブランケット胴１
３の受はリング２９に係合するようになると、両膜１２
．１３が一緒に下方へ動かされる。そして更に、上方ブ
ランケット胴１３の受はリング２９が下方ブランケット
胴の受はリング２９に係合する位置まで下ると、３つの
胴１２．１３．１６が一緒に下方へ動かされる。

下方ブランケット胴１６の受はリング２９が下方版胴１
５の受けりンダ２９に係合する位置まで動かされると、
胴１２．１３．１６の動きは停止され、第１図及び第２
図に示す印刷位置となる。このときの下方ブランケット
１６の支持部材３３の停止部材４９からの距離は比較的
小さく、上方ブランケット胴１３の支持部材３６のそれ
はわずかに大きく、更に上方版胴１２の支持部材３６の
それは更に太きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、印刷位置にある本発明に係るオフセット印刷
機の印刷機ユニットの斜視図；第２図は、第１図の印刷
機ユニットの側面図；第３図は、同印刷機ユニットの非
印刷位置にある状態を示す側面図；第４図は、第２図の４−４線に沿って見た図；第５図は
、第２図の５−５線に沿って見た図；第６図は、他の実
施例を示す第２図に類似する図；第７図は、第６図の７−７線に沿って見た図；第８図は
、第８図の８−８線に沿って見た図；である。１２、１３．１５．１６・・・印刷胴；３３、３６．３
９．７２・・・支持部材；４８・・・ばね手段；４１・
・・起動装置。（外５名）ｌＪＦ厘Ｇ、　　１ＦＩＧ、　　２

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数の印刷胴を、その印刷胴に設けられた当接部
材が相互に離れている非印刷位置と、当接部材が相互に
当接し印刷胴が印刷を行う状態の印刷位置との間で動か
す方法において、第１の印刷胴をその非印刷位置から、
その印刷胴の当接部材が第２の印刷胴の当接部材に当接
する位置に動かし、次に、第１及び第２の印刷胴をそれ
らの当接部材が当接した状態のまま動かして第２印刷部
材の当接部材が非印刷位置にある第３印刷胴の当接部材
に当接するように動かし、その後、第１、第２及び第３
の印刷胴を一緒に、当接部材が当接した状態で、それら
の非印刷位置から離すように動かし、第１、第２及び第
３の印刷胴が印刷位置となるようにする工程を含む印刷
胴を動かす方法。
（２）上記印刷胴を動かすのに、起動装置により第１の
印刷胴に力を加えてその印刷位置に向けて動かし、その
力を第１の印刷胴の当接部材を介して第２印刷胴の当接
部材に伝えて第２の印刷胴の印刷位置への動きを起し、
第２の印刷胴の当接部材を介して第３の当接部材に上記
力を伝達して第３の印刷胴をその印刷位置に動かすよう
にした特許請求の範囲第１項に記載の方法。
（３）複数の可動の印刷胴と、各印刷胴にその軸方向端
部に隣接して連結された一対の当接部材と、印刷胴を支
持する複数の支持部材で、各印刷胴の当接部材を隣接す
る印刷胴の当接部材から離した非印刷位置とそれら当接
部材を相互に当接させる印刷位置との間で可動の複数の
支持部材と、複数のばね手段で、印刷胴の１つと関連し
てそれを非印刷位置へ向けて付勢するばね手段と、印刷
胴の１つに力を加えてその非印刷位置からばね手段の付
勢力に抗して印刷位置へ動かす起動装置と、を備え、起
動装置により動かされる１つの印刷胴以外の印刷胴は、
起動装置の作動により、隣接する印刷胴の当接部材から
他の印刷胴の当接部材に直接伝達される力によって、ば
ね手段の付勢力に抗してその非印刷位置から印刷位置へ
動かされるようにしたことを特徴とする印刷機。
（４）上記起動装置の第１の長さを通しての動きにより
上記１つの印刷胴の当接部材がそれに隣接する第２の印
刷胴の当接部材に当接するよう動かされ、同起動装置の
第２の増分長さを通しての動きにより、上記１つ及び第
２の印刷胴の当接部材が一緒に動かされて、第２の印刷
胴の当接部材が第３の印刷胴の当接部材に当接するよう
になされている特許請求の範囲第３項に記載の印刷機。
（５）非印刷位置にあるときに、上記１つの印刷胴の当
接部材が第２の印刷胴の当接部材から第１の距離だけ離
され、第２の印刷胴の当接部材が第３の印刷胴の当接部
材から、第１の距離よりも短かい第２の距離だけ離され
ている特許請求の範囲第３項に記載の印刷機。
（６）各支持部材が印刷胴の両端部分に取り付けられた
一対の枢動アームと、該アームを印刷胴の軸からずれた
軸のまわりで枢動可能に支持するピボット部材とを有し
、上記ばね手段はそれぞれ関連する印刷胴の枢動アーム
に係合可能で上記非印刷位置へ付勢する如くされている
特許請求の範囲第３項に記載の印刷機。
（７）各支持手段及びばね手段が、一端が固定され、他
方の自由端が印刷胴の両端部分に接続された一対の片持
梁式板ばねからなり、該板ばねがそれが接続されている
印刷胴を非印刷位置に弾性的に支持し、上記起動装置が
印刷胴を板ばねの弾性力に抗して動かすようにされてい
る特許請求の範囲第３項に記載の印刷機。
（８）固定印刷胴と、該胴にその両端部に隣接して設け
られた一対の当接部材とを有し、上記可動の印刷胴の１
つが起動装置の作動によってその当接部材が上記固定印
刷胴に設けられた当接部材に当接するように動かされる
如くなされた特許請求の範囲第３項に記載の印刷機。
（９）間を通される紙などのウェブに印刷を行う一対の
ブランケット胴と、該ブランケット胴の相互に離れた側
に係合できるよう設けられた上方及び下方版胴と、フレ
ームと、上記ブランケット胴及び版胴の複数の胴を軸受
する軸受と、軸受を支持する対をなすアームで、フレー
ムに対して枢動可能に取り付けられているアームと、上
記胴の少くとも１つ胴のアームに力を加えて胴相互間を
押圧して印刷位置とする手段とを有する印刷機。