JPS61193871A - 計量印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、計量データを含む印字内容をサーマルヘッド
によってラベルに印字する計量印字装置に関する。

従来の技術 −・般に、ラベルプリンタ等において印字手段としてサ
ーマルヘッドを用いることは、自由な印字パターンを得
ることができること、鮮明なバーコード印字ができるこ
と等の種々の特長を有する６　　　　　゛しかしながら
、ラベルの印字色は全体にわたって一定であるため、印
字情報の中で強調したい部分があるときには、その部分
を線で囲んだり、特に太字で印字することにより対処し
ている。このような手段によりある程度はその目的を達
成することができるものであるが、それは注意して見れ
ばわかるという程度のものであり、−［１でその部分が
わかろというものではない。

この点、多色印字を行なえば前述の目的を達成すること
は容易であるが、これでは二個以」二のす−マルヘッド
を必要とし、その印字機構の構造が複雑になってしまう
。

しかして、一つのサーマルヘッドに対して２色発色温度
特性を有するラベルを用い、サーマルヘッドの発熱素子
に対する電流の通電時間を制御することにより、強調部
分等の印字を赤色発色印字として目立つようにしたもの
が提案されている。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような方式による場合１強調部分が赤色
で印字されることになるが、その際に強調文字の輪郭が
はつきりせず、判読しにくい場合がある。

しかして５本発明は、印字情報の中に強調したい文字が
あったときその部分の印字の色を通常のものと異ならせ
て表示することができるとともに、その文字輪郭を明確
にすることができる計量印字装置を得ることを目的とす
る。

問題点を解決するための手段 本発明は、２色発色温度特性を有するラベル１を設け、
一方向に移動するラベル１に接してそのラベル１の全幅
にわたって印字する多数の発熱素子３５を備えたサーマ
ルヘッド１０を設け、サーマルヘッド１０の発熱素子３
５への通電を制御するための印字データを与える印字バ
ッファ２７゜２８を少なくとも二個設け、ラベル１に対
するサーマルヘッド１０の発熱素子３５による印字につ
き一般印字データ用の基本発色が低温で特定印字データ
用の異色発色が高温であるように設定してこれらの印字
バッファ２７．２８が選択されたときの発熱素子３５へ
の定電流の通電時間に差を付ける通電時間制御回路３７
を設け、この高温異色発色による特定文字１７の印字に
際してラベル１に与えられる発熱素子３５の熱エネルギ
ーに温度傾斜を持たせてこの温度傾斜によりにより特定
文字１７の輪郭部分１８ｂを低温基本発色させてこの特
定文字１７の縁取りをする構成を採用するものである。

作用 強調したい特定文字１７は基本発色する一般情報１３〜
１６とは異なり高温による異色発色により区別されて印
字されるが、この際、この特定文字１７の輪郭が基本発
色により印字されることとなり、この特定文字１７の判
読を明確にして目立つようにすることができ、このよう
な縁取り印字が発熱素子３５からラベル１に与えられる
熱エネルギーの通電時間の制御に基づき持たせた温度傾
斜を利用しているので、縁取り用の印字データを要せず
制御が簡単なものである。

実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、第２図に示すように、矩形状のラベル１が長尺状
の台紙２上に等間隔に貼付され、この台紙２はロール状
に巻回されてラベル供給部３に保持されている。この台
紙２はパルスモータ４で駆動されるプラテン５を経てラ
ベル剥離板６部分で屈曲され、ローラ７を経て巻取モー
タ８で駆動される巻取軸９に巻取られている。又、前記
プラテン５上にはサーマルヘッド１０が設けられている
。

更に、前記ラベル剥離板６で剥離されたラベル１は光電
的に作用するラベル検出器１１によりその前縁の通過タ
イミングを検出されるとともにその有無を検出されてい
る。

ここで、前記ラベル１に印字された内容の一例を第１図
に示す、ラベル１には、加工日、有効日。

コード、品番、１００ｇ当り（円）、内容量（ｇ）。

店名９区分、１！（これらは１例えば青色）、お値段（
円）（これは例えば赤色白抜き）等の固有情報１２が予
め印刷（プレ印刷）されている。そして、サーマルヘッ
ド１０により、品名１３９日付１４゜バーコード１５．
データ１６．「広告の品」等の特定情報１７が印字され
ることになるが、この「広告の品」とされた特定情報１
７が本実施例においては強調したい部分であり、他の印
字部分とは後述する手段によってその発色が異なる異色
発色とするものである。具体的には、このラベル１は第
３図に示すようにその表面に２層の発色層１９　ａｘ　
ｅ　１９　Ｂを備えて２色発色温度特性を有するもので
あり、上層の発色層１９ＢＫ側が黒色等の基本発色用、
下層の発色層１９Ｒ側が赤色等の強調用の異色発色用と
されている。つまり、サーマルヘッド１０の発熱素子に
対する電流を一定としたとき、ラベル１は通電時間の短
い低温時には黒色の基本発色をし、通電時間の長い高温
時には赤色の異色発色をするものである。

次に、電気回路構成について第５図により説明する。ま
ず、プリント命令やラベル検出信号により動作する印字
コントローラ２０が設けられている。又、秤２１が二つ
のＡＮＤゲート２２．２３の入力側に接続され、これら
のＡＮＤゲート２２゜２３の他方の入力側には前記コン
トローラ２０が直接又はインバータ２４を介して接続さ
れている。

これらのＡＮＤゲート２２．２３の出力側には、各々キ
ャラクタジェネレータ変換回路２５．２６を経て第一の
印字バッファ２７と第二の印字バッファ２８とが接続さ
れている。これらの印字バッファ２７．２８には、Ｘア
ドレス、Ｙアドレス。

クロックの各ラインを介して前記コントローラ２０が接
続されている。

次いで、前記第二の印字バッファ２８は、ＯＲゲート２
９を介してサーマルヘッド１０のシフトレジスタ３０に
接続されている。一方、前記第一の印字バッファ２７は
、前記印字コントローラ２０からのＣ−Ｃ０ＮＴ　（カ
ラーコントロール）とともにＡＮＤゲート３１の入力側
に接続され、このＡＮＤゲート３１は前記ＯＲゲート２
９に接続されている。

ここで、前記サーマルヘッド１０の内部構造を説明する
。まず、クロック（ＣＬ　Ｋ）により前記シフトレジス
タ３０に前記印字バッファ２７，２８のデータが１ビツ
トずつ入力され、ストローブ信号（ＳＴＢ）によりシフ
トレジスタ３０の内容は各ビット毎に並列接続されたラ
ッチ回路３２に一度に移される。このラッチ回路３２に
は多数のＡＮＤゲート３３を経て電源３４に共通接続さ
れた発熱素子３５の各々への通電を制御するＡＮＤゲー
ト３６が接続されている。これらのＡＮＤゲート３６は
イネーブル信号（ＥＮＢ）により開く。

又、前記印字コントローラ２０には通電時間制御回路と
なるタイマー３７が接続されている。このタイマー３７
はＴ□倍信号始動するものであり、Ｔ８なる時間を規制
する。このＴ２は後述するように第一の印字バッファ２
７と第二の印字バッファ２８との内容が同時に印字され
る時間である。

そして、前記タイマー３７には可変抵抗３８が接続され
、１２時間を調節可能にしている。

更に、前記印字コントローラ２０には、前記パルスモー
タ４に接続されたモータドライバー３９が接続され、こ
れにより前記ラベル１の送りが制御されている。

このような構成において、ストローブ信号ＳＴＢとイネ
ーブル信号ＥＮＢとはＴ１の立上りとＴ２の立上りとの
タイミングで各々発生する。今、Ｔ１の周期はラベル１
への異色発色印字に要する一行印字時間であるものとし
、Ｔ０毎に前記パルスモータ４は駆動されて前記ラベル
１を一行送りする。ここで、−行印字とは、文字の一行
を意味するものではなく、ドツト単位の一行を意味する
。

そして、タイマー３６によりＴ２が規制され、Ｔ１周期
は、Ｔ２なる時間と（’ｒ、−’ｒｚ）なる時間とに二
区分されている。ここで、Ｔ１出力後、Ｔ２時間後に、
タイマー３６出力は倉レベルになるものとする。

今、第一の印字バッファ２７を■メモリーと称し、第二
の印字バッファ２８を■メモリーと称して以下に印字動
作を説明する。そして、各００メモリーに記憶されてい
る内容は、Ｘアドレスが行毎のアドレスを示し、Ｙアド
レスが各行のアドレスを示すものとする。そのため、Ｘ
アドレス毎に０．１，２．・・・、Ｙ、Ｙの印字内容が
存する。

そこで、第６図のタイミングチャートに基づいて説明す
る。図示のものでは、まず、Ｎデータ０■メモリー印字
の部分から始まっている。この部分では、Ｔ１に基づ＜
ＳＴＢ信号、ＥＮＢ信号により、既にシフトレジスタ３
０に入力されていたデータに基づいて発熱素子３５への
通電が始まり、しかもＴ２が未だＬレベルであるため、
Ｃ−Ｃ０ＮＴ信号もＬレベルでのメモリーの出力はサー
マルヘッド１０に与えられないようにされている。

従って、このときには、サーマルヘッド１０へのデータ
入力は■メモリーの内容のみであり、実際に印字されて
いる内容は直前に入力されていたデータに基づくもので
ある。

そして、７２時間経過すると、シフトレジスタ３０に入
力されていた■メモリーの内容はラッチ回路３２に入力
され１発熱素子３５に通電する。

従って、このときには前回入力された■メモリーの内容
が印字される。又、Ｔ２がＨレベルであるため、Ｃ−Ｃ
０ＮＴ信号もＨレベルであり、■メモリーと■メモリー
との両方のデータがサーマルヘッド１０のシフトレジス
タ３ｏに入力される。

このようにして、Ｔ２の周期で一行送りされるラベル１
は（Ｔ□−Ｔ２）の時間と１２時間とに区分された時間
帯に、■■メモリーの合成された内容と■メモリーのみ
の内容とを交互に受は付けてそれを順次印字するように
動作する。そのため。

■メモリーに格納された一般印字データ用の内容は通電
時間がＴ２のみの短時間となって低温のため、品名１３
等は黒色の基本発色にて印字される。

一方、■メモリーの内容が「広告の品」という特定情報
１７部分のみは発熱素子３５の通電時間がＴ１と長くて
高温によるため、１２時間のみ通電される他の品名１３
等とは発色が異なり、赤色の異色発色による印字となり
、この特定情報１７は極めて明確に区別される。

上述した説明は、特定情報１７のように異色発色させる
部分を含む印字ラインでの動作であり、本実施例では、
このような異色発色させる部分を含まないバーコード部
分等の印字ラインでは、その印字時間を短縮させるもの
である。これを示すのが第６図における２番目の１ライ
ン印字部分である。即ち、０■メモリーのうち特定情報
１７用の■メモリーにはデータが格納されておらず、■
メモリーのみにデータが格納されている場合である。こ
の場合には、Ｔｔ待時間経過しなくても品名１３等の印
字に必要な時間１３分の通電がなされて、黒色の基本発
色印字の時間が経過すると、次のラインの印字のために
Ｔ１のパルスが出力される。これにより、特定情報１７
を有しない部分の印字ラインでは印字に要する時間が短
くなるため、全体としてラベル発行時間を短縮すること
ができ、ラベル発行を効率よく行なうことができる。

換言すれば１本実施例では、異色発色印字を要する印字
ラインでのみその通電時間、つまり印字時間を拡張させ
るものである。

なお、実施に当っては、可変抵抗３８を適宜調節して１
２時間を変化させる。これは、ラベル１の用紙の性質等
により適宜Ｔ１１節されるものである。

しかして、本実施例では、上述した「広告の品」という
文字の赤色強調印字につき、黒色により文字輪郭の縁取
りを行なわせるものである。これを第１図の円内に拡大
して示す。即ち、文字部分１８ａは高温異色発色により
赤色として印字するが、その輪郭部分１８ｂは低温基本
発色により黒色印字して文字部分１８ａの縁取りをする
ものである。

このような縁取り印字は発熱素子３５からラベル１へ与
える熱エネルギーをその通電時間の制御により行なわせ
ることで、その温度分布に傾斜を持たせ、この温度傾斜
を利用して行なわれる。この状態を示すのが第４図であ
る。即ち、発熱素子３５による熱エネルギーはドツト単
位で発色層１９８に側からラベル１に与えられるが、赤
色発色時には通電時間を長くしているため、そのときの
温度分布は第６図に示すように発色層１９８に側から発
色層１９Ｒ側にドツト形状よりも広がるような傾斜を持
つ特性となる。これにより、前述したように赤色印字用
の同一時間の発熱通電を受けた際。

ドツト部分（即ち、文字部分１８ａ）は所定の高温エネ
ルギーを受けて赤色発色し、このドツト周辺部分（即ち
、輪郭部分１８ｂ）は低い熱エネルギーを受けることに
なり、低温による黒色発色となって縁取りがなされるこ
とになる。つまり、ラベル１を赤色発色させるには、高
い熱エネルギーを短時間与えるようにしてもよいが、こ
の制御方式では温度分布に傾斜を有しないこととなり、
ドツト部分の赤色印字のみとなるので、本実施例では低
エネルギーによる通電時間制御方式を採用して温度分布
に傾斜を持たせるものである。このように黒色縁取りさ
れて特定情報１７が赤色印字されるので、その判読を明
確にして強調表現できる。

特に１本実施例によれば、ラベル１に対して与えられる
発熱素子３５の温度傾斜を利用しているので、縁取りの
ための印字データを要せず、制御が簡単なものである。

又１本実施例では、「広告の品」を特定情報１７として
赤色にて異色発色させるようにしたが、ラベル１上にプ
レ印刷により決められた各種印字群（固有情報１２）の
各々の項目毎に異色発色による印字を行なうかを選択か
つ選択組合せ可能として、印字させるようにしてもよい
。又、ラベル１としてプレ印刷されていないものを使用
し、加工日等の固有情報１２をも前述した方法と同様に
して異色発色させるべくサーマルヘッド１０により印字
し、品名１３等の通常データは前述の如く基本発色にて
印字させるようにしてもよい、更には１本実施例で説明
したように、「広告の品」等のように強ｌｌ印字文字を
プレ印刷されたラベル１に印字して発行する際に計量に
基づき（重量）×（単価）により算出された金額（値段
）をも異色発色により印字して目立つようにしてもよい
。特に１本実施例のように、強調メツセージが「広告の
品」の如き場合は単価を安くしているので、単価印字を
赤色の異色発色による印字とするのがより好ましい。こ
れらの異色発色による印字に際しても、その文字の縁取
りを黒色にて同様に行なわせることができる。このよう
な各種異色発色印字については、キーボード又はフラグ
設定コマンドによりフラグメモリーに品名、補助文字（
例えば、広告の品）１重量、値段の項目に赤色印字か黒
色印字かを選択するフラグ（例えば、赤＝１、黒＝Ｏ）
を各々格納しておき、印字バッファ２７，２８のメモリ
ニデータを作成する際に、この選択フラグに応じて印字
バッファ２７には黒色用データ、印字バッファ２８には
赤色用データを作るようにすればよい。

発明の効果 本発明は、上述のようにサーマルヘッドに印字データを
入力する印字バッファを複数個設けて、これらの印字バ
ッファによる入力を適宜選択することにより印字情報中
の特定情報部分の発熱素子への通電時間を簡単に変えて
異色発色により目立つように強調して印字することがで
き、この際にこの特定文字の輪郭を基本発色色にて縁取
りするので、この特定文字の判読を明確にすることがで
き、この縁取り印字が通電時間制御方式により発熱素子
に持たせた温度分布の傾斜を利用して行なわれるので、
縁取りのための印字データを要せず。

制御が簡単なものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はラベル
の平面図、第２図は一部の機構を示す側面図、第３図は
ラベルの断面図、第４図は温度分布を示す説明図、第５
図はブロック図、第６図はタイミングチャートである。 １・・・ラベル、１０・・・サーマルヘッド、１３〜１
６・・・一般情報、１７・・・特定情報、１８ａ・・・
文字部分、１８ｂ・・・輪郭部分、１９ＢＫ・・・低温
基本発色層。 １９Ｒ・・・高温異色発色層、２７．２８・・・印字バ
ッファ、３５・・・発熱素子

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２色発色温度特性を有するラベルを設け、一方向に移動
   する前記ラベルに接してそのラベルの全幅にわたつて印
   字する多数の発熱素子を備えたサーマルヘッドを設け、
   前記サーマルヘッドの前記発熱素子への通電を制御する
   ための印字データを与える印字バッファを少なくとも二
   個設け、前記ラベルに対する前記サーマルヘッドの発熱
   素子による印字につき一般印字データ用の基本発色が低
   温で特定印字データ用の異色発色が高温であるように設
   定してこれらの印字バッファが選択されたときの前記発
   熱素子への定電流の通電時間に差を付ける通電時間制御
   回路を設け、この高温異色発色による特定文字の印字に
   際して前記ラベルに与えられる発熱素子の熱エネルギー
   に温度傾斜を持たせてこの温度傾斜により前記特定文字
   の輪郭部分を低温基本発色させてこの特定文字の縁取り
   をするようにしたことを特徴とする計量印字装置。