JP2005262826A - 熱転写記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安価な構成で印画時間を短縮し、高速駆動可能な熱転写記録装置を実現することである。
【解決手段】 第1駆動モータM1と、第1駆動モータの回転駆動により搬送される記録媒体と、記録媒体の搬送速度に同期して画像データに基づいて複数の発熱素子11が選択的に通電され記録媒体上に画像を印画させるサーマルヘッド10と、を備える昇華型熱転写記録装置1において、画像データの印画ライン毎に第1駆動モータM1の回転速度を算出する回転速度算出部130と、回転速度制御部130から算出された回転速度v1に基づいて、印画ライン毎に第1駆動モータM1の回転速度を変更制御するモータ制御部170と、を備えること。
【選択図】図3

Description

本発明は、発熱素子の通電時間に応じて連続的な濃度階調が得られる熱転写記録装置に関し、詳しくは記録媒体の搬送速度制御に関する。
熱転写記録装置は、入力される画像データに応じて発熱素子を選択的に駆動して発熱させ、その熱エネルギーにより記録媒体に画像を印画するサーマルヘッドを備えている。
このような温度依存性を持つ記録媒体は、設置される環境温度の影響を受け易く、周囲温度によって発色濃度に誤差が生じる場合がある。また、画像の印画動作の進行に従い、サーマルヘッドの蓄熱作用によるサーマルヘッド自体の温度上昇に伴って印画濃度が上昇し、「印字つぶれ」や「尾引き」と呼ばれる印画不良が発生し、画質の低下を招く問題がある。高品質な画像を提供するために階調による濃淡画像を印画する場合には、このような印画不良は大きな問題となる。
このような不具合を解消する方策として、サーマルヘッドの温度を過去の印画履歴情報によって推測して発熱素子の熱量を制御する、いわゆる「履歴制御」が知られている。この制御方法は未来の温度を過去の情報に基づいて推測しているにすぎず、階調による濃淡精度を高めるにはより精度の高い温度制御が必要とされる。
従来、電気抵抗値が温度に依存して変化する発熱素子を用いて、発熱素子を印字データに基づき発熱させる発熱駆動回路と、前記発熱素子の両端の電圧変化を検知して温度を検知する温度検知回路として使用できる回路を備え、定期的に使用目的を切替えて発熱量を制御し、印字駆動シーケンスと温度検知シーケンスとを時系列で繰返しつつ印字動作を行い、温度制御の精度を高めたサーマルヘッド装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−169133号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたものは、印画駆動シーケンスと温度検知シーケンスとを時系列的に繰返し切替えて温度検出を行うため、温度検出回数を上げるほど逆に印画速度が低下する問題があり、高速駆動することができない。また、制御回路も複雑となることから、熱転写記録装置のコスト増加の要因となる問題がある。
本発明の課題は、安価な構成で印画時間を短縮し、高速駆動可能な熱転写記録装置を実現することである。
請求項1に記載の発明は、駆動モータと、前記駆動モータの回転駆動により搬送される記録媒体と、前記記録媒体の搬送速度に同期して画像データに基づいて複数の発熱素子が選択的に通電され前記記録媒体上に画像を印画させるサーマルヘッドと、を備える熱転写記録装置において、前記画像データの印画ライン毎に前記駆動モータの回転速度を算出する回転速度算出手段と、前記回転速度制御手段から算出された回転速度に基づいて、印画ライン毎に前記駆動モータの回転速度を制御するモータ制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の熱転写記録装置において、前記回転速度算出手段は、前記画像データの濃度情報に対応した通電時間に基づいて印画ライン毎の最大通電時間を算出し、算出された最大通電時間に対応した前記駆動モータの回転速度を算出することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の熱転写記録装置において、当該熱転写記録装置は、前記発熱素子の通電時間に応じて連続的な濃度階調が得られる昇華型の熱転写記録装置又は感熱記録媒体を用いた熱転写記録装置であることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、駆動モータと、駆動モータの回転駆動により搬送される記録媒体と、記録媒体の搬送速度に同期して画像データに基づいて複数の発熱素子が選択的に通電され記録媒体上に画像を印画させるサーマルヘッドと、を備える熱転写記録装置において、画像データの印画ライン毎に駆動モータの回転速度を算出する回転速度算出手段と、回転速度制御手段から算出された回転速度に基づいて、印画ライン毎に駆動モータの回転速度を制御するモータ制御手段と、を備えることにより、安価な構成で印画時間を短縮することができ、高速駆動可能な熱転写記録装置を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、回転速度算出手段は、画像データの濃度情報に対応した通電時間に基づいて印画ライン毎の最大通電時間を算出し、算出された最大通電時間に対応した駆動モータの回転速度を算出することにより、画質精度を低下させずに印画時間を短縮することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2と同様の効果を得られるのは勿論のこと、当該熱転写記録装置は、発熱素子の通電時間に応じて連続的な濃度階調が得られる昇華型の熱転写記録装置又は感熱記録媒体を用いた熱転写記録装置であることにより、高速駆動可能な昇華型の熱転写記録装置又は感熱記録媒体を用いた熱転写記録装置を提供することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の熱転写記録装置としては、発熱素子の通電時間(熱エネルギー量)に応じて連続的な濃度階調が得られる熱転写記録装置として、昇華型の熱転写記録装置や感熱記録媒体を使用する熱転写記録装置が挙げられる。本実施の形態では、昇華型の熱転写記録装置(以下、昇華型熱転写記録装置と言う。)に適用した例で説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における昇華型熱転写記録装置1の概略構成図を示す。
図1に示すように、昇華型熱転写記録装置1は、記録媒体Pの搬送方向X(副走査方向)と略直交する方向(主走査方向)に記録媒体Pの全幅にわたって配列された複数の発熱素子列を有するサーマルヘッド10と、サーマルヘッド10に対向する位置に設けられ駆動モータとしての第1駆動モータM1により回転駆動されるプラテンローラ20と、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、保護膜の順番に記録媒体Pのサイズに応じた領域に染料インク及び保護材が塗布されたインクリボン30と、インクリボン30を張設し一方向にインクリボン30を給紙する給紙ローラ31と、インクリボン30を巻き取る巻取りローラ32と、給紙ローラ31及び巻取りローラ32を回転駆動させる第2駆動モータM2とを備えている。
記録媒体Pを搬送する第1駆動モータM1と、インクリボン30を搬送する第2駆動モータM2とは、サーマルヘッド10での印画動作時に記録媒体Pとインクリボン30とが同一タイミングで搬送されなくてはならないため、同一タイミングで制御されている。なお、第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2に使用されるモータは、直流(DC)モータやステッピングモータ等の速度制御範囲が広く応答性の良いモータが用いられることが好ましい。
記録媒体Pは、サーマルヘッド10とプラテンローラ20とに挟まれる状態で、サーマルヘッド10の発熱素子の発熱タイミングに同期してインクリボン色毎に搬送方向Xに往復搬送される。この搬送時に、選択的に通電された発熱素子からインクリボン30に熱が加えられると、加熱された染料インクが記録媒体Pに浸透し、記録媒体Pに画像が印画される。印画される画像の濃度は、インクリボン30に加えられる熱エネルギー量(即ち、熱印加時間)を制御することにより細かく変化させることができる。例えば、各色1画素あたり256階調の滑らかな階調の表現が可能である。
図2に、サーマルヘッド10上に配設されている発熱素子への通電時間による印画濃度の関係を表す通電時間−濃度特性図を示す。
図2には、横軸に発熱素子への通電時間t、即ち、インクリボン30及び記録媒体Pに加えられる熱印加時間を示し、縦軸に記録媒体Pに印画される濃度Dを示す。
濃度Dは、発熱素子11への通電時間tによって決定され、通電時間−濃度特性は、インクリボンに塗布されるインクの種類や記録媒体Pの種類等によって設定されている。例えば、希望する濃度D1で印画するためには、発熱素子への通電時間がt1となるように発熱素子が通電制御される。
本実施の形態に用いられる発熱素子11は、通電されると発熱し温度上昇するものであり、温度変化に影響を受けず一定抵抗値の特性を有するものでもよく、温度変化に応じて抵抗値が変化するものでもよい。
図3に、本発明に係る昇華型熱転写記録装置1の制御ブロック図を示す。
昇華型熱転写記録装置1の制御部100は、メイン制御部110と、通電時間算出部120と、回転速度算出手段としての回転速度算出部130と、変換データ記憶部140と、データ出力部150と、通電制御部160と、モータ制御手段としてのモータ制御部170と、図示しない操作表示部を制御する操作制御部等の各種機能を制御する各種制御部とを備え、各部は通信手段としてのバス等により接続されている。各制御部は、それぞれCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えており、CPUは、ROM等に記憶されているシステムプログラム、各処理プログラム、データを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、各部の動作を制御する。
メイン制御部110は、各制御部を統括的に制御しており、昇華型熱転写記録装置1の各部の動作を集中制御する。システム全体のタイミング制御、画像データの記憶及び蓄積制御、画像データの出力、操作表示部の入出力制御、他のアプリケーションとのインターフェイス(I/F)の動作制御を行うものである。
通電時間算出部120は、入力された画像データに基づいて、ドット毎の濃度を印画させるために要する目標通電時間を、図2に示すような通電時間−濃度特性図等の相関データに基づいて算出し、目標通電時間のデータを変換データ記憶部に出力する。
回転速度算出部130は、本実施の形態を実現させるために、通電時間/回転速度の変換データテーブルを有しており、印画ライン毎に第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2の回転速度を算出する。
回転速度算出部130は、通電時間算出部120から算出された目標通電時間のデータに基づいて、印画ライン毎に、1ライン中の目標通電時間から最も長い目標通電時間である最大通電時間を検出する。そして、印画ライン毎に検出された最大通電時間は、通電時間/回転速度の変換データテーブルと参照され、第1駆動モータM1の第1回転速度v1が算出され、第1駆動モータM1の第1回転速度v1に基づいて第2駆動モータM2の第2回転速度v2が算出される。算出された印画ライン毎の第1回転速度v1及び第2回転速度v2は、変換データ記憶部140に出力される。
通電時間/回転速度の変換データテーブルは、発熱素子の通電時間と発熱素子の通電時間に発熱を一定温度まで冷却させるために通電を停止させる冷却時間との合計時間(以下、印画時間と言う。)と、印画ラインの配列間隔とに基づいて、記録媒体Pの搬送速度、即ち、第1駆動モータM1の回転速度が設定されたデータテーブルである。
変換データ記憶部140は、通電時間算出部120が算出した目標通電時間のデータと、第1回転速度v1及び第2回転速度v2とのデータが一時的に記憶されている。
データ出力部150は、変換データ記憶部140に記憶されている目標通電時間のデータを印画ライン毎に通電制御部160出力し、第1回転速度v1及び第2回転速度v2を印画ライン毎にモータ制御部170に出力する。
通電制御部160は、データ出力部150から入力された目標通電時間に基づいた通電信号Siを各発熱素子へ出力し、印画ライン毎にサーマルヘッド10に複数配設された各発熱素子11への通電制御、即ち、各発熱素子11への通電のON/OFF制御を行う。
モータ制御部170は、本実施の形態を実現させるために、データ出力部150から入力された第1回転速度v1と第2回転速度v2とに基づいた第1駆動信号Sv1、第2駆動信号Sv2を印画ライン毎に変更して第1駆動モータM1と第2駆動モータM2とに出力し、第1駆動モータM1と第2駆動モータM2とがサーマルヘッド10の発熱タイミングと同期するよう駆動制御する。
図4に、発熱素子を通電制御する通電信号Siと第1駆動モータM1の第1駆動信号Sv1とのタイムチャート例を示す。
図4(a)に従来、(b)に本発明を示す。
通電信号Siは、ONのとき発熱素子への通電を行い、OFFのとき通電を停止する。
図4(a)に示すように、従来は、第1駆動モータM1の印画動作時の第1回転速度v1は、昇華型熱転写記録装置1で発色可能な最大基準濃度(例えば、256階調)を発色させるための基準通電時間ti256と基準通電時間ti256に対応した発熱素子の冷却時間tc235とに基づいた基準印画時間t256によって算出され、印画動作時は、最大基準濃度(例えば、256階調)を発色させるための基準印画時間t256に基づいた回転速度となるように周期Aの第1駆動信号Sv1が第1駆動モータM1に出力され、一定速度で記録媒体Pが搬送されていた。
しかしながら、1ライン中の画像データの最大濃度が低い(例えば、128階調)場合、1ライン中の発熱素子への最大通電時間ti128及び冷却時間tc128による印画時間t128は、基準印画時間t256よりも短くなるが、予め設定された基準印画時間t256が経過するまで次のラインの印画動作に移ることができない。このため、高速駆動を実現することが難しいという問題があった。
そこで、図4(b)に示すように、本発明では、1ライン中の画像データの最大濃度に応じて、印画ライン毎に印画時間を変更し、第1駆動モータM1の印画動作時の第1回転速度v1を変更する。第1回転速度v1が変更されることによって、記録媒体Pの搬送速度が変更され、高速駆動可能な熱転写記録装置を実現する。
例えば、第1駆動モータM1がステッピングモータの場合、1ライン中の最大濃度が256階調のときの第1回転速度v1は、第1駆動信号Sv1が周期Aとなり、また、1ライン中の最大濃度が128階調のときの第1回転速度v1は、第1駆動信号Sv1が周期Aの1/2周期となり、256階調のときの回転速度の2倍の速度で第1駆動モータM1が回転駆動される。
第2駆動モータM2は、第1駆動モータM1の回転速度の変更に対応して、印画動作時の第2回転速度v2が変更される。第2回転速度v2が変更されることによって、インクリボン30の搬送速度が変更され、高速駆動可能な熱転写記録装置を実現する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
サーマルヘッド10による印画動作は、サーマルヘッド10に一列に配設された複数の発熱素子11が選択的に発熱され、インクリボン30が加熱されることにより行われる。サーマルヘッド10上に配設された発熱素子11の配設間隔が300dpiの場合、記録媒体Pの搬送方向X(副走査方向)の印画ラインの間隔も300dpiであるのが通常であり、この印画ラインの間隔で記録媒体P上への印画動作、即ち、サーマルヘッド10の通電制御と、記録媒体P及びインクリボン30の搬送速度制御(第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2の回転速度制御)が周期的に繰り返される。
図5に、本実施の形態における第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2の回転速度制御のフローチャートを示す。
画像データが入力されると(ステップS1)、入力された画像データは通電時間算出部120に出力される。
通電時間算出部120において、入力された画像データのドット毎の濃度値に対応した目標通電時間が算出される(ステップS2)。
ドット毎の目標通電時間が算出されると、回転速度算出部130において、印画ライン毎の最大通電時間が算出される(ステップS3)。印画ライン毎に最大通電時間に対応した第1回転速度v1及び第2回転速度v2の回転速度が算出され(ステップS4)、変換データ記憶部140に記憶される。
変換データ記憶部140に記憶された第1回転度速度v1及び第2回転速度v2が、印画ライン毎にモータ制御部170に出力される(ステップS5)。
モータ制御部170において、印画ライン毎に第1回転速度v1及び第2回転速度v2が入力されると、第1回転速度v1及び第2回転速度v2に基づいて第1駆動モータM1に第1駆動信号Sv1、第2駆動モータM2に第2駆動信号Sv2が出力され、それぞれ駆動される(ステップS6)。
1ラインの印画動作が終了したか否かが判断され(ステップS7)、1ラインの印画動作が終了していない場合、第1駆動信号Sv1及び第2駆動信号Sv2に基づいて第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2が駆動される(ステップS6に戻る)。
1ラインの印画動作が終了後(ステップS7;Yes)、次の印画ラインの有無が判定される(ステップS8)。次の印画ラインが有る場合(ステップS8;No)、次の印画ラインの印画動作に移る(ステップ5に戻る)。
次の印画ラインが無い場合(ステップS8;Yes)、プラテンローラM1及び巻取りローラM2が停止される(ステップS9)。
このように、画像データのドット毎の濃度値に対応した目標通電時間に基づいて印画ライン毎の最大通電時間を算出し、算出された最大通電時間に対応した第1駆動モータM1の第1回転速度v1を算出する回転速度算部130と、回転速度算出部130から算出された第1回転速度v1に基づいた第1駆動信号Sv1を第1駆動モータM1に出力し、印画ライン毎に第1駆動モータM1の回転速度を制御するモータ制御部170と、を備えることにより、画質精度を低下させずに印画時間を短縮することができ、また、安価な構成で印画時間を短縮することができるため、高速駆動可能な昇華型熱転写記録装置1を実現することができる。
なお、本実施の形態では昇華型熱転写記録装置の場合を説明したが、感熱記録媒体を使用する熱転写記録装置についても本発明を用いることができる。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施の形態における昇華型熱転写記録装置1の概略構成図である。 発熱素子への通電時間による印画濃度の関係を表す通電時間−濃度特性図である。 本実施の形態における昇華型熱転写記録装置1の制御ブロック図である。 発熱素子を通電制御する通電信号Siと第1駆動モータM1の第1駆動信号Sv1とのタイムチャート例である 本実施の形態における第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2の回転速度制御のフローチャートである。
符号の説明
1 昇華型熱転写記録装置
10 サーマルヘッド
11 発熱素子
20 プラテンローラ
30 インクリボン
31 給紙ローラ
32 巻取りローラ
100 昇華型熱転写記録装置の制御部
110 メイン制御部
120 通電時間算出部
130 回転速度算出部
140 変換データ記憶部
150 データ出力部
160 通電制御部
170 モータ制御部
D 濃度
M1 第1駆動モータ
M2 第2駆動モータ
t 通電時間
P 記録媒体
Si 通電信号
Sv1 第1駆動信号
Sv2 第2駆動信号
v1 第1回転速度
v2 第2回転速度
X 搬送方向

Claims (3)

  1. 駆動モータと、前記駆動モータの回転駆動により搬送される記録媒体と、前記記録媒体の搬送速度に同期して画像データに基づいて複数の発熱素子が選択的に通電され前記記録媒体上に画像を印画させるサーマルヘッドと、を備える熱転写記録装置において、
    前記画像データの印画ライン毎に前記駆動モータの回転速度を算出する回転速度算出手段と、
    前記回転速度制御手段から算出された回転速度に基づいて、印画ライン毎に前記駆動モータの回転速度を制御するモータ制御手段と、を備えることを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 請求項1に記載の熱転写記録装置において、
    前記回転速度算出手段は、前記画像データの濃度情報に対応した通電時間に基づいて印画ライン毎の最大通電時間を算出し、算出された最大通電時間に対応した前記駆動モータの回転速度を算出することを特徴とする熱転写記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載の熱転写記録装置において、
    当該熱転写記録装置は、前記発熱素子の通電時間に応じて連続的な濃度階調が得られる昇華型の熱転写記録装置又は感熱記録媒体を用いた熱転写記録装置であることを特徴とする熱転写記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137003A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Sony Corp プリンタ、印刷制御方法及びプログラム

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