JPS61191375A - スキーバインデイング - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スキーバインデイング特にランゲラタフつま
り距離スキー用のスキーバインデイングであって、スキ
ー靴の先端に配置されたフック部材と、該フック部材の
ための受容部分を備えかつスキー板に固定された支承台
と、該支承台に支承されていて少なくとも１つの係止突
起を備えたロック部材とから成っており、該ロック部材
によってフック部材が受容部分においてばね力でシラト
を防止されていて、フック部材が、滑走位置において少
なくともほぼ鉛直にスキー板上面忙向かって延びている
フック条片を有しており、受容部分が、少なくとも滑走
位置においてほぼ直角にスキー板上面に向かって延びて
いる案内条片を有していて、該案内条片がフック条片を
受容するようになっている形式のものに関する。

従来の技術 このような形式のスキーバインデイングは既に製品とし
て市場に出回っている。上記形式のスキーバインデイン
グでは支承台と受容部分とは２つの別個の構成部分、つ
まりスキー板にねじ締結された部分と、この部分に枢着
されていてフック部材が解離可能に取り付けられる部分
である。従ってスキーバインデイングのためには全部で
４つの構成部分が製作されねばならない。

ランゲラタフ用の別の公知のスキーバインデイング（ド
イツ連邦共和国特許出願公開第２９４２８０６号明細書
及び同国特許第３００２８７４号明細書）には、スキー
ヤのパインディングへの踏込み時及びリリース時に′深
くかがむことによってしか旋回させることができないハ
ンドレバーとして、ロック部材が構成されているという
欠点がある。つまりこの動作は骨が折れ、特に老人にと
っては長いランゲラタフの後でかがむことはしばしば困
難である。

オーストリア国特許第３７１０１６号明細書に開示され
たランゲラタフ用スキーバインデイングでは、フック部
材は延長された靴底によって形成されている。このスキ
ーバインデイングの欠点は、スキー靴がスキー板に固定
された支承台にスキー板長手方向で導入されねばならな
いことでおり、この動作はしばしば踏込み過程中におけ
るスキー板の滑動を引き起こすことがある。

発明の課題 ゆえに本発明の課題は、上に述べた公知のスキーバイン
デイングにおける欠点を除去すべく冒頭に述べた形式の
スキーバインデイングを改良して、受容部分ではなくフ
ック部材がランゲラタフのために必要なスキー靴の旋回
運動を可能にすることによって、構成部分の数を減じら
れたスキーバインデイング、特にランゲラタフ用のスキ
ーバインデイングを提供することである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、フック条
片が下方範囲及び上方範囲において、ゴム、プラスチッ
ク又はこれに類したもののような弾性材料から成る２つ
のウェブな用いてスキー靴晃端と結合されており、受容
部分が支承台と堅く結合されている。

発明の効果 本発明のように構成されていると、別体の受容部分及び
この受容部分のための別体のヒンジが不要になりり従っ
て構成部分の数が制限されるだけでなく、スキーバイン
デイングの構造全体が簡単になる。

実施態様 フック部材は側面図で見て方形棒の形を有していてもよ
いが、しかしながら製作上の理由から本発明の有利な実
施態様では、フック部材が側面図で見てほぼＯ形に構成
されていて、該フック部材の下側のウェブが靴底とかつ
上側のウェブがスキー靴先端と結合されている。

この場合、少なくとも下側のウェブが靴底と一体に構成
されていてもよい。このように構成されていると、靴底
への下側ウェブの接着が不要になり、この結果スキーバ
インデイングの製作が簡単化される。

ロック部材の構成に関しては種種様様な可能性があり、
例えば本発明の有利な実施態様で杖、ロック部材がほぼ
２形に構成されており、２の一方の脚が支承台によって
しっかりと保持されていて、ウェブが孫子突起を有し、
他方の脚が開放触子として構成されている。この場合に
、ロック部材の弾性的な部分範囲が、支承台に保持され
た脚とウェブとの間に延在していると有利である。この
ように構成されていると場合によっては、ロック部材を
係止位置に押圧しようとする別体のばねを省くことがで
きる。

本発明のさらに別の実施態様−では、ロック部材が２腕
レバーとして構成されていて、その一方のレバーアーム
が係止突起を有し、他方のレバーアームにばねが作用し
ており、同ロック部材が自体公知のように支承台に支承
されている。

この構成においてロック部材は自体公知のように、靴底
の下に係合する踏付は突起を有していてもよい。このよ
うに構成されていると、パインディングへの踏込み及び
パインディングからのＩＪ　ＩＪ−スが容易になる。

実施例 図面においてスキー板は符号１で、スキー靴は符号２で
示されており、スキー靴の底は符号２ａで、スキー靴の
先端は符号２ｂで示されている。スキーバインデイング
自体は６つの部分すなわち、スキー靴２に取り付けられ
たフック部材３と、このフック部材のための受容部分を
備えた支承台４と、ロック部材５とから成っている。

フック部材３は側面図で見てほぼ０形に構成されている
。このフック部材３のフック条片３ａは通常位置におい
てスキー板１の上面に向かって少なくともほぼ鉛直に延
びている。フック部＃３の下側ウェブ３ｂはゴム、プラ
スチック又はこれに類したもののような弾性材料から成
っていて、靴底２ａと結合されている。さらにフック部
材３は同様に弾性材料から成る上側ウェブ３ｄによって
スキー靴先端２ｂに接続されている。

支承台４はスキー板１の上側にねじ締結されている。支
承台４はスキー板先端に向いた区分４ａとスキー靴先端
２ｂに隣接した区分４ｂとを有しており、この場合区分
４ａは押圧ばね６を支持するために働き、この押圧ばね
６の他端部は側面図で見てｚ形のロック部材５のウェブ
５ｂに支持されていて、区分４ｂはスキー板１の上面か
ら間隔をおいている。この区分４ｂとスキー板上面との
間の中間室にはロック部材５の別の脚５ａが配置されて
いる。支承台４の受容部分は２つの側壁４０１＋　４０
２を有しており、両側壁４ｃ工、４ｃ２はスキー靴先端
２ｂに向かって広がっていて、その内側にフック条片３
ａのための案内条片４ａ１．４ｄ２を備えている。

既に述べたようにフック部材３の両つエデ、３ｂ。

３ｄは弾性材料から成っているので、スキー靴先端２ｂ
ひいてはスキー靴２は所定の角度内でスキー板１に対し
て旋回することができる。

ロック部材５もまた例えば鋼薄板又はプラスチックのよ
うな弾性材料から製作されている。

既に述べたようにロック部材５は側面図で見てｚ形に構
成されており、この場合一方の脚５ａは支承台４の区分
４ｂとスキー板上面との間で緊定されている。２のウェ
ブ５ｂは２つの係止突起５Ｃを有し、両係止突起はフッ
ク部材３のフック条片３ａに設けられた正面図で見て方
形の対応する切欠き３ｃに進入するようになっている。

下側の脚５ａとウェブ５ｂとの結合箇所の範囲において
ロック部材５は弾性的に撓むことができる。さらにロッ
ク部材５のウェブ５ｂはその固有弾性の他に既に述べた
押圧ばね６の影響をも受ける。ウェブ５ｂは、同時に押
圧ばね６のための案内をも形成する側壁５ｆによって補
強されている。ウェブ５ｂの端部には、リリース触子と
して構成された付加部５ｄが設けられていて、この付加
部５ｄには凹所５ｅが押込み成形されている。この凹所
５ｅはスキーバインデイングのリリースを目的としてス
キーストックの先端を差し込むために役立つ。

滑走位置ではスキーバインデイングは第１図に示された
位置を占めている。フック部材３のフック条片３ａはロ
ック部材５の係止突起５ｃによってスキー板１に対して
しっかりと保持される。

スキーヤがランブララフステップを行うと、スキー靴先
端２ｂひいてはスキー靴２は逆時計回り方向に旋回する
。フック条片３ａは支承台４における受容部分の案内条
片４　ｄｌ＋　４　ｄ２によってロック部材の係止突起
に助けられて保持される。フック部材３０両ウェブ３ｂ
、３ａはスキー靴の旋回によって第１図で見て逆時計回
り方向に弾性的に変形させられる。スキー靴２の旋回は
スキー靴先端２ｂが後方の案内条片４　ｄｌ＋　４４２
に接触するまで行われ得る。ランブララフステップ終了
後にスキー靴２は再び第１図に示された位置に戻る。

スキーバインデイングを開放つまりリリースしたい場合
にはスキーストックの先端がロック部材５の凹所５ｅに
差し込まれ、この結果区分５ｄひいてはウェブ５ｂが押
圧ばね６のカ及びロック部材５０弾性に抗して逆時計回
り方向に旋回され得る。この際に両係止突起５ｃはフッ
ク部材３のフック条片３ａにおける所属の切欠き３ｃか
ら抜は出し、スキー靴はフック部材３と一緒に上方に向
かって支承台４から離され得る。

再び踏み込む場合にはフック条片３ａが鉛直方向で後方
の案内条片４（１１，４ｄ２とロック部材５のウェブ５
ｂとの間に導入される。この際にウェブ５ｂは押圧ばね
６の力及びロック部材５の固有弾性に抗して幾分、つま
り両係止突起５Ｃがフック部材３のフック条片３ａの所
属の切欠き３ｃに係止するまで押し戻される。これによ
ってスキーバインデイングの滑走位置が再び得られる。

第４図の実施例ではスキー板が符号１′で、スキー靴が
符号２′で示されており、さらに符号２′ａで靴底がか
つ符号２′ｂでスキー靴２′の先端が示されている。フ
ック部材３′は側面図で見てほぼＯ形をしており、この
場合フック条片３′ａは下側のウェブ３／　ｂを介して
靴底２ｔ　、にかつ上側のウェブ３／ａを介してスキー
靴先端２′ｂに接続されている。

支承台４′は図示されていないねじを用いてスキー板１
′の上面にねじ締結されていて、正面図で見てほぼホー
ク状に構成されている。支承台４′の孔には押圧ばね６
′が支持されていて、この押圧ばねの他端部はロック部
材５′の脚５′已に支持されている。ロック部材５′は
軸Ｔを用いて支承台４′に旋回可能に支承されている。

支承台４′の受容部分は２つの側壁４／　ｃを有してい
て、両側壁はその内側にフック条片３／　ａのための案
内条片４′ｄを備えている。

第４図に示された実施例ではロック部材５′は３腕レバ
ーとして構成されていて、そのうちの１つの脚５′ａは
既に述べたように押圧ばね６を支持するため及びスキー
バインデイングを開放するために働き、スキーストック
の先端が差し込まれるＬうになった凹所５／　ｅを有し
ている。

第２の脚５’ｂは係止突起５′ｃを備え、第６の脚５’
ｇは靴底２／、の下に係合する踏付は突起として構成さ
れている。

この第４図に示されたスキーバインデイングの使用形式
は第１実施例の使用形式にほぼ相当している。第２実施
例が第１実施例と異なっている点は以下のことだけであ
る。すなわち第４図に示されたこの第２実施例では踏込
み時にロック部材５′は靴底２Ｉ　ａによってロック位
置に押圧され、ＩＪ　ＩＪ−ス時には靴底２ｔ、が踏付
は突起（脚５′ｇ）によって持ち上げられる。従って踏
込み動作並びにＩＪ　リース動作は容易である。

−もちろん本発明は図示及び記載の実施例に限例えば押
圧ばねの代わりに、押圧ばねと同じ働きをするゴムブロ
ックが支承台及びロック部材に加硫によって固定されて
いてもよい。またロック部材の固有弾性を適当に選択す
ることによって、押圧ばねの使用を省くこともできる。

本発明によるスキーバインデイングはランブララフにお
いてのみならずいわゆるツアースキーにおいても使用す
ることができるが、しかしながら後者の場合にはセーフ
ティリリースは保証でれていない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるスキーバインデイングの２つの実施
例を示すものであって、第１図は第１実施例による滑走
位置におけるスキーバインデイングを第２図の１−１線
に沿って断面した図、第２図は第１実施例によるスキー
バインデイングの上から見た平面図、第６図はフック部
材を示す正面図、第４図は第２実施例によるスキーバイ
ンデイングの鉛直縦断面図である。 １．１′・・・スキー板、２．２′・・・スキー靴、２
　ａ＋２／　ａ　、、・靴底、２ｂ　、　２’　ｂ　・
・・スキー靴先端、３゜３′・・・フック部材、３ａ、
３′ａ・・・フック条片、３ｂ、３’ｂ、３ａ、３′ａ
・・・ウェブ、３Ｃ・・・切欠き、４　、４’−・・支
承台、４ａ、４ｂ・−区分、４Ｃ１゜４　Ｃ２＋　４”
　”・側壁、４　ａｌ　１４　”２１４”Ｌ　”・案内
条片、５，５′・・・ロック条片、５　ａ＋　５”・・
・脚、５ｂ・・・ウェブ、５′ｂ・・・脚、５Ｃ９５′
Ｃ・・・係止突起、５ｄ・・・付加部（リリース触子）
、５ｅ。 ５／　ｅ・・・凹所、５’ｇ・・・脚（踏付は突起）、
６．６′・・・押圧ばね、７・・・軸

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スキーバインデイングであつて、スキー靴の先端に
   配置されたフック部材と、該フック部材のための受容部
   分を備えかつスキー板に固定された支承台と、該支承台
   に支承されていて少なくとも１つの係止突起を備えたロ
   ック部材とから成つており、該ロック部材によつてフッ
   ク部材が受容部分においてばね力でシフトを防止されて
   いて、フック部材が、滑走位置において少なくともほぼ
   鉛直にスキー板上面に向かつて延びているフック条片を
   有しており、受容部分が、少なくとも滑走位置において
   ほぼ直角にスキー板上面に向かつて延びている案内条片
   を有していて、該案内条片がフック条片を受容するよう
   になつている形式のものにおいて、フック条片（３ａ、 ３′ａ）がその下方範囲及び上方範囲において、ゴム、
   プラスチック又はこれに類したもののような弾性材料か
   ら成る２つのウエブ（３ｂ、３ｄ；３′ｂ、３′ｄ）を
   用いてスキー靴先端（２ｂ、２′ｂ）と結合されており
   、受容部分が支承台（４、４′）と堅く結合されている
   ことを特徴とするスキーバインデイング。 ２、フック部材（３、３′）が側面図で見てほぼＯ形に
   構成されていて、該フック部材の下側のウエブ（３ｂ、
   ３′ｂ）が靴底（２ａ、２′ａ）とかつ上側のウエブ（
   ３ｄ、３′ｄ）がスキー靴先端（２ｂ、２′ｂ）と結合
   されている、特許請求の範囲第１項記載のスキーバイン
   デイング。 ３、少なくとも下側のウエブ（３ｂ、３′ｂ）が靴底（
   ２ａ、２′ａ）と一体に構成されている、特許請求の範
   囲第１項又は第２項記載のスキーバインデイング。 ４、ロック部材（５）がほぼＺ形に構成されており、Ｚ
   の一方の脚（５ａ）が支承台（４）によつてしつかりと
   保持されていて、ウエブ（５ｂ）が係止突起（５ｃ）を
   有し、他方の脚がリリース触子（５ｄ）として構成され
   ている、特許請求の範囲第１項記載のスキーバインデイ
   ング。 ５、ロック部材（５）の弾性的な部分範囲が、支承台（
   ４）に保持された脚（５ａ）とウエブ（５ｂ）との間に
   延在している、特許請求の範囲第１項又は第４項記載の
   スキーバインデイング。 ６、ロック部材（５′）が２腕レバーとして構成されて
   いて、その一方のレバーアーム（５′ｂ）が係止突起（
   ５′ｃ）を有し、他方のレバーアーム（５′ａ）にばね
   （６′）が作用しており、同ロック部材（５′）が支承
   台（４′）に支承されている、特許請求の範囲第１項記
   載のスキーバインデイング。 ７、ロック部材（５′）が、靴底（２′ａ）の下に係合
   する踏付け突起（５′ｇ）を有している、特許請求の範
   囲第６項記載のスキーバインデイング。