JPS6244951B2 - - Google Patents

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JPS6244951B2
JPS6244951B2 JP54032422A JP3242279A JPS6244951B2 JP S6244951 B2 JPS6244951 B2 JP S6244951B2 JP 54032422 A JP54032422 A JP 54032422A JP 3242279 A JP3242279 A JP 3242279A JP S6244951 B2 JPS6244951 B2 JP S6244951B2
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JP
Japan
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ski
linear
support column
ski boot
lateral surface
Prior art date
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Application number
JP54032422A
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English (en)
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JPS54131436A (en
Inventor
Pieeru Josefu Saromoon Joruju
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Salomon SAS
Original Assignee
Francois Salomon et Fils SA
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Publication date
Priority claimed from FR7808342A external-priority patent/FR2420359A2/fr
Application filed by Francois Salomon et Fils SA filed Critical Francois Salomon et Fils SA
Publication of JPS54131436A publication Critical patent/JPS54131436A/ja
Publication of JPS6244951B2 publication Critical patent/JPS6244951B2/ja
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
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    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/085Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/08557Details of the release mechanism
    • A63C9/08564Details of the release mechanism using cam or slide surface
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
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    • A63C9/08535Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a mobile body or base or single jaw
    • A63C9/0855Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a mobile body or base or single jaw pivoting about a vertical axis
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    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/0805Adjustment of the toe or heel holders; Indicators therefor
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    • A63C9/085Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/08592Structure or making

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスキーに取り付けるようにしたスキー
靴安全締具に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
前方衝合体と呼ばれる公知のスキー靴安全締具
には一体構造のジヨー(顎部)が設けられ、この
ジヨー内にはスキー靴の靴底先端部が係合させら
れて保持されるようになつている。このようなジ
ヨーは2つの支持線に対して当接した状態に維持
され、それら支持線はスキー板に立設された支持
柱部材に形成され、しかもスキー板の長手方向軸
線に対して両側に配置される。ジヨーは弾性手段
の作用によりスキー板の前方に向つて押圧され、
その結果スキーヤーの足が1つの方向にねじれ力
を受けた場合やスキーヤーの足を他の方向に確実
にはずさねばならない場合に、ジヨーは2つの支
持線のうちの一方または他方の周りで回動できる
ようになつている。
この種の公知のスキー靴安全締具においては、
2つの支持線は垂直とされる。すなわち、スキー
板の上面に対して直角に延びる。しかしながら、
そのような支持線の配置の場合、スキー靴安全締
具を解放する際の解放力が増大するという点が問
題とされる。特に、そのような解放力の増大問題
はスキー靴の横方向の解放時に顕著である。
事実、スキー靴底(ソール)はジヨーの縁すな
わちソールクリツプの下に挿入されかつその挿入
支持点はすべて同一水平位置に存在しているの
で、ジヨーの縁部の下で靴底は無視できない摩擦
力を受けることになる。そのような摩擦力によ
り、解放運動に対抗する抵抗力が生じ、その結果
解放力が増大する。要するに、上述の従来のスキ
ー靴安全締具では、その安全締具としての機能が
十分に発揮されない。
〔発明の目的および構成〕
本発明の目的は、弾性手段の作用を受けるよう
になつた支持部材を特別な構造にすることにより
スキー靴安全締具の解放動作を改善することであ
る。
本発明によれば、スキー板から上方に延びるよ
うに該スキー板上に固着されるようになつた支持
柱部材を具備し、この支持柱部材には第1および
第2の横方向面が前記スキー板の長手方向軸線に
沿つて対向する態様で形成され、更に、スキー靴
の靴底の一端と係合し得るようになつたジヨー部
材を具備し、このジヨー部材には前記支持柱の第
1の横方向面と向かい合つた端面が設けられ、更
に、前記ジヨー部材の端面から一体的に延びて凹
所を形成するようになつたケーシング部材を具備
し、前記凹所は該端面によつて部分的に画定さ
れ、前記凹所には前記支持柱がその第1の横方向
面を前記ジヨー部材の端面と向かい合わせるよう
な態様で収容され、前記ジヨー部材の端面にはそ
こから突出する少なくとも2つの直線状突起部あ
るいは直線状溝部が設けられ、これら直線状突起
部あるいは直線状溝部は前記スキー板の上方の点
に向かつて上側に収斂するように該スキー板の長
手方向軸線の両側にそれぞれ配置され、前記支持
柱部材の第1の横方向面には前記直線状突起部あ
るいは直線状溝部とそれぞれ協働するようになつ
た少なくとも2つの直線状溝部あるいは直線状突
起部が形成され、前記支持柱部材の第2の横方向
面は直線状縁部によつて画定され、これら直線状
縁部は前記スキー板に向かつて下側に収斂するよ
うに該スキー板の長手方向軸線の両側にそれぞれ
配置され、更に、前記ケーシング部材に形成され
たボア内に配置されるばね要素と、このばね要素
と組み合わせられて前記支持柱部材の第2の横方
向面に弾性的に押圧されるようになつた押圧部材
とからなる弾性手段を具備し、前記ジヨー部材と
前記ケーシング部材との双方が前記弾性手段によ
つて前記支持柱部材に対して弾性的に保持され、
前記ジヨー部材に係合させられたスキー靴が横方
向運動を受けた際に前記ジヨー部材と前記ケーシ
ング部材との双方が前記直線状突起部の一方の回
りでかつ前記スキー板の長手方向軸線に対して該
一方の直線状突起部の反対側に位置した前記直線
状縁部の一方の回りで回転させられるスキー靴安
全締具が提供される。
〔実施例〕
次に、添付図面を参照して、本発明によるスキ
ー靴安全締具の実施例について説明する。
第1図ないし第9図を参照すると、本発明によ
るスキー靴安全締具の一実施例が示されており、
それはスキー靴13の前方部に対する衝合体(ア
バツトメント)を構成する。スキー靴安全締具は
本体すなわちケーシング部材1を具備し、このケ
ーシング部材1は支持柱部材2に対して可動状態
に取付けられる。すなわち、ケーシング部材1は
支持部材2に対して弾性的に衝合された状態で保
持される。支持柱部材2は基板3に対して固着さ
れ、基板3はスキー板4の上面に例えばねじ5で
もつて固定される。要するに、支持柱部材2はス
キー板4から上方に延びるようにその上に固定状
態に配置される。上述したように、ケーシング部
材1は支持柱部材2に対して弾性的に衝合された
状態で保持されるが、このような弾性的保持は弾
性手段によつて行われ、この弾性手段はピストン
形状の押圧部材6と、押圧部材6を弾性的な付勢
状態に置く圧縮ばね要素7とから構成される。要
するに、押圧部材すなわちピストン部材6は圧縮
ばね要素7の押圧力によつて支持柱部材2の前面
に当接させられた状態とされる。圧縮ばね要素7
はケーシング部材1内を軸線方向に延びて、その
前端部はケーシング部材1の前部にねじ込まれた
調整プラグ9の底部に接触させられる。ピストン
部材6はケーシング部材1の前部に形成されたボ
ア10内に収容されて、その長手方向軸線に沿つ
て摺動自在となつている。
好ましくは、ピストン部材6は回転体形状を持
つ筒状スリーブとして構成され、その後部支持面
11が支持柱部材2の前面2bに当接させられ
る。
ジヨー12はケーシング部材1と一体構造とさ
れて、該ケーシング部材1の後部を構成し、それ
によつてスキー靴13の前部が保持される。要す
るに、スキー靴13はジヨー12の2つの翼状部
分の実質的に垂直な面14,15によつて横方向
に対して保持され、一方ジヨー12の水平なフラ
ンジ部16によつて垂直方向に保持されることに
なる。
第1図および第2図から明らかなように、ケー
シング部材1の中央には凹所17が形成され、こ
の凹所17中に支持柱部材2が挿入される。凹所
17は実質的に平行6面体形状の形態を呈し、そ
れは下方に向つてすなわちスキー板4に向つて開
口している。第6図から明らかなように、凹所1
7の寸法形状については、ケーシング部材1が支
持柱部材2の周りでスキー板4の長手方向軸線の
両側に向つて回動し得るようなものとされる。凹
所17の後部内面17′すなわちジヨー12の側
に配置された面には前方に向つて突出した直線状
突起部18,19が設けられる(第3図、4図、
7図)。これら2つの直線状突起部はリブ状の形
態を呈し、しかもスキー板4の上方の点A(第5
図、7図)に向つて収斂するように配置される。
ケーシング部材1が通常の使用位置すなわち休
止位置にあるとき、2つの直線状突起部18,1
9は対応する形態を持つ直線状溝部20,21内
に配置される。直線状溝部20,21は支持柱部
材2の後面2aに形成され、しかもスキー板4の
上方の点Aに収斂するようになつている。したが
つて、2つの直線状溝部20,21内に収容され
た2つの直線状突起部18,19によつて、点A
に向つて収斂するようになつた2つの支持線X−
X′,Y−Y′が定義されることになる。直線状突
起部18,19は第10図の参照符号18′,1
9′で示すように円形断面を有し、一方直線状溝
部20,21は例えばV型断面を有する。凹所1
7の後面17′と支持柱部材2の後面2aとの間
には、直線状突起部18,19を回動運動させ得
るようになつた十分な空間が形成される。上述し
たように、ケーシング部材1は支持柱部材2の後
面2aに対して弾性手段によつて衝合状態に保持
される。また、そのような弾性手段が支持柱部材
2に対して前方に配置された圧縮ばね要素7によ
つて後方に向かつて押圧されるピストン6を具備
していることもすでに述べた。したがつて、ピス
トン6は常に支持柱部材2の前面2bに対して弾
性的な衝合状態に保持されることになるが、この
場合、前面2bは完全に平坦面とされ、しかも支
持線X−X′,Y−Y′によつて決定される平面に
平行な平面とされる。本実施例では、前面2bは
二等辺三角形の形態を呈し、その頂角は下方に置
かれた状態とされる(第8図)。なお、第8図に
おいて、二等辺三角形の頂角は参照番号23で、
またその二つの底角は参照番号24および25で
示されている。
本発明によれば、二等辺三角形の前面2bの上
側底角24と下側頂角23との間の直線状縁部3
5は支持線Y−Y′に平行であり、また上側底角
25と下側底角23との間のもう一方の直線状縁
部36は支持線X−X′に平行である。支持線X
−X′と直線状縁部36はスキー板4に垂直な長
手方向対称面a−bに対し各側に存在し、また支
持線Y−Y′と直線状縁部と35についても同じ
ことが言える。ケーシング部材1は支持柱部材2
に対しボス26により垂直方向に保持される(第
1図、2図、3図、6図、7図)。ボス26は凹
所17の後面17′から前方に隆起して、支持柱
部材2の後面2aに形成された対応窪み部27内
に収容される。
第7図から見られるように、ボス26は2つの
隆起部28,29からなり、これら隆起部28,
29はそれぞれ直線状突起部18,19に対応し
ている。隆起部28,29は直線状突起部18,
19の軸線すなわち支持線X−X′,Y−Y′に対
し直角に延び、このためボス26は全体として上
方に向かつて広がつたV字状の形態を呈する。隆
起部28,29はそれぞれ上側保持面30,31
を形成し(第7図)、それら上側保持面30,3
1はそれぞれ直線状突起部18,19の軸線に対
して直角となつている。
支持柱部材2の後面2aに形成された窪み部2
7はボス26と協働するようになつていて、そこ
には2つの上側保持面33,34が形成され、こ
れによりケーシング部材1が垂直方向に保持され
るようになつている。上側保持面33は支持線X
−X′に対して、また上側保持面34は支持線Y
−Y′に対して直角とされる。
以上に述べたようなスキー靴安全締具におい
て、スキー靴が横方向に解放される場合、ジヨー
12とケーシング部材1とからなる組立体は解放
方向に応じて支持線X−X′あるいはY−Y′の周
りで回動させられる。一方、そのような回動運動
が行われるとき、支持柱部材2の前面2bに当接
されたピストン部材6は直線状縁部35,36の
いずれか一方の周りで回動すると共に圧縮ばね要
素7に圧縮力を作用することになる。要するに、
スキー靴の横方向解放時には、ジヨー12とケー
シング部材1とからなる組立体は上述の弾性手段
(ピストン部材6および圧縮ばね要素7)の弾性
力に抗して回動させられ、その回動運動が直線状
突起部18,19に沿う支持線X−X′およびY
−Y′のいずれか一方の周りで、またピストン部
材6が作用する直線状縁部35および36に沿う
作用線のいずれか一方の周りで生じることにな
る。なお、回動運動を生じさせる支持線および作
用線は互がいにスキー板4の長手方向軸線の反対
側に位置することは言うまでもない。
第6図にはスキー靴が矢印F1の方向に右側に
横方向解放された際の状態が例示されている。こ
のような解放時には、直線状溝部20内に収容さ
れた直線状突起部18に沿う支持線X−X′の周
りで、ジヨー12とケーシング部材1とからなる
組立体が回動させられることになる。このときも
う一方の直線状突起部19は対応する直線状溝部
21から離れている。また、そのような回動運動
時には、ピストン部材6の後面11は支持柱部材
2の前面2bに形成された直線状縁部36と当接
させられる。ここで、圧縮ばね要素7によつて及
ぼされる力をPとし、この力Pの作用線に対する
回動支持線X−X′の垂直距離をdとすると、解
放力に抵抗するトルクはP×dの函数として表わ
される。なお、このようにジヨー12とケーシン
グ部材1とからなる組立体が横方向に回動させら
れる場合、支持線X−X′またはY−Y′すなわち
回動支持線の傾きによつて、ジヨー12が幾分異
なつた回動運動を行なうことに留意せねばならな
い。
スキー靴底の厚さhが異なつても衝合体がそれ
に適応できるような高さの調整については、それ
自体周知の高さ調整装置によつて行うことができ
る。例えば、そのような高さ調整はジヨー12ま
たはジヨー12の一部をケーシング部材1に対し
て変位させたり、ケーシング部材1とジヨー12
とからなる一体構造の組立体を直線状突起部1
8,19とボス26とが支持されている該ケーシ
ング部材の部分に対して変位させたり、あるいは
ケーシング部材1を支持柱部材2と共に基板3に
対して変位させたりする調整ねじを用いることに
よつて行なわれる。
第11図および第12図には支持線についての
他の実施例が示されている。第11図において、
直線状突起部18,19はV字形断面を有し、一
方それに対応する直線状溝部20,21は直線状
突起部18,19よりも一層大きく開いた形態の
V字形断面を有する。図示するように直線状突起
部18,19と直線状溝部20,21との間に空
間eおよびe1を残すことによりケーシング部材
1は支持柱部材2に対して両側のいずれの方向に
も回動し得るようになつている。一方12図に示
す変形例においては、直線状突起部18,19と
直線状溝部20,21とはすべて円形断面を有
し、それらの間に空間eを残すことにより、ケー
シング部材1が支持柱部材2に対して両側にいず
れの方向にも回動できるようになつている。
第13図および第14図には支持線の更に別の
変形例が示され、また第15図および第16図に
は作用線の変形例が示されている。これらの変形
例によれば、スキー靴安全締具が解放される場
合、圧縮ばね要素7の力が作用する腕長さd(第
6図)を変えることにより、および/またはその
力Pを変えることにより、抵抗トルクをいろいろ
変えることができる。
第13図および第14図に示す変形例では、ス
キー靴安全締具のケーシング部材1には直線状突
起部18,19の他に2つの直線状突起部、すな
わち直線状突起部18に平行な直線状突起部18
0と、直線状突起部19に平行な直線状突起部1
90とが設けられる。この追加された2つの直線
状突起部180,190は第1の直線状突起部1
8,19に対して外方に配置される。同様に、支
持柱部材2には2つの直線状溝部20,21の他
にその外方に追加の2つの直線状溝部、すなわち
直線状溝部20に平行な直線状溝部200と、直
線状溝部21に平行な直線状溝部210とが設け
られる。
第13図に示す休止位置では、ケーシング部材
1は、一方では直線状溝部20と係合する直線状
突起部18によつて形成される支持線と、他方で
は直線状溝部21と係合する直線状突起部19に
よつて形成される支持線とに沿つて、支持柱部材
2の後面2a上に衝合された状態で保持される。
このような衝合位置では、横方向に追加された各
直線状突起部180,190とそれらと組合わさ
れて追加された直線状溝部200,210との間
には空間e2が残され、これにより上述の2つの
支持線の一方の周りでケーシング部材1を回動さ
せることができる。このような構成により、スキ
ー靴安全締具についての横方向解放は2つの段階
を経て行われる(第14図)。すなわち、第1の
解放段階は例えば第6図の場合のように直線状溝
部20内の直線状突起部18を回動させることに
よつて行われ、第2の解放段階は追加の直線状突
起部180を直線状溝部200内で回動させるこ
とによつて行われる。このとき直線状突起部18
は直線状溝部20から離れる。したがつて、第1
の解放段階では、弾性トルクはP×d1の函数と
なる。ここで、d1は圧縮ばね要素7の力Pの作
用線と、追加の直線状突起部180とその対応直
線状溝部200とによつて形成される支持線との
間の距離である。
第15図および第16図には支持柱部材2の前
面2bの変形例が示されている。先の実施例で
は、直線状縁部35,36によつて形成される作
用線は支持柱部材2に対して固定された状態とな
つているが、解放時には該作用線はピストン部材
6の後面11に対して相対的に移動することにな
る。しかし、第15図および第16図に示す変形
例では、解放時に作用線が支持柱部材2上で移行
することになる。要するに、支持柱部材2の前面
2bには2つの作用面350,360がスキー板
4に垂直な長手方向対称面a−bに対して互いに
対称な間係で配置された曲面として形成され、該
曲面は支持線X−X′あるいはY−Y′に対して平
行に例えば曲線351に沿つて移動する作用線す
なわち母線によつて形成される曲面となる。この
ような構成によれば、スキー靴安全締具の解放時
には、ピストン部材6の後面11は作用線に沿つ
て支持柱部材2に対して衝合された状態で保持さ
れているが、作用線が常に支持線Y−Y′に対し
て平行に支持柱部材2の作用面350,360上
を移動するような態様に呈することになる。圧縮
ばね要素7の力Pが作用する作用線と回動支持線
との間の距離d2は解放中に変化する。この点
で、第15図および第16図の実施例は、距離d
を一定の状態に維持する第6図の実施例の場合と
異なる。
作用面350,360上では、作用線がピスト
ン部材6に対して瞬間的な相対的変位を行う場合
もあるし、また相対的変位を行わない場合もあり
得る。第13図および第14図に示す構成と第1
5図および第16図に示す構成を同時に取り入れ
ることもできる。また、支持柱部材2の前面2b
の中央に中空部分220を形成し、休止位置で
は、ピストン部材6が作用線を形成する2つの直
線状縁部35,36に対してだけ当接するように
してもよい(第8a図)。
以上に述べた本発明の種々の実施例は本発明の
説明のために例示的に挙げられたものであり、本
発明の技術的範囲から逸脱することなくそれら
種々の実施例に変更や変形を加え得ることは言う
までもない。例えば、直線状突起部を支持柱部材
側に、また直線状溝部をジヨー側に設けてもよ
い。同じことがスキー靴安全締具を垂直に保持す
る部分についてもいえる。更に、支持柱部材2の
前面2bに対して弾性的に押圧された状態で当接
させられるピストン部材6を他の弾性押圧部材、
例えばケーシング部材1に固定したピンの周りで
回転可能な部材に置き代えることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスキー靴安全締具の実施
例を示す軸線方向垂直断面図、第2図は第1図の
−線に沿う水平断面図、第3図は第1図およ
び第5図の線−線に沿う部分水平断面図であ
つて、ピストン部材を省いた部分水平断面図、第
4図は第1図および第5図の−線に沿う部分
水平断面図であつて、ピストン部材を省いた部分
水平断面図、第5図はスキー板の長手方向軸線に
沿う第1図ないし第4図の側面図、第6図は第2
図のスキー靴安全締具の横方向解放時の水平断面
図、第7図はジヨーとケーシング部材とからなる
一体構造の組立体の部分破断斜視図、第8図は支
持柱部材の前面を示す斜視図、第8a図はスキー
板に平行な平面に沿つて見た支持柱部材の部分水
平断面図であつて、その前面の変形例を示す部分
水平断面図、第9図は支持柱部材の後面を示す斜
視図、第10図ないし第12図はジヨーとケーシ
ング部材とからなる一体構造の組立体を支持柱部
材に対して支持させる支持態様について3つの変
形例を示す拡大部分水平断面図、第13図および
第14図は支持態様の他の変形例を示す部分水平
断面図であつて、第13図は休止位置での部分水
平断面図、第14図は横方向解放位置での部分水
平断面図、第15図は支持柱部材の変形例を示す
斜視図、第16図は第15図に示す支持柱部材を
有するスキー靴安全締具を横方向解放した場合の
部分水平断面図である。 1…ケーシング部材、2…支持柱部材、4…ス
キー板、6…ピストン部材、12…ジヨー、17
…凹所、a−b…長手方向対称平面、X−X′,
Y−Y′…支持線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スキー板4から上方に延びるように該スキー
    板4上に固着されるようになつた支持柱部材2を
    具備し、この支持柱部材2には第1および第2の
    横方向面2a,2bが前記スキー板4の長手方向
    軸線に沿つて対向する態様で形成され、 更に、スキー靴13の靴底の一端と係合し得る
    ようになつたジヨー部材12を具備し、このジヨ
    ー部材12には前記支持柱2の第1の横方向面2
    aと向かい合つた端面17′が設けられ、 更に、前記ジヨー部材12の端面17′から一
    体的に延びて凹所17を形成するようになつたケ
    ーシング部材1を具備し、前記凹所17は該端面
    17′によつて部分的に画定され、前記凹所17
    には前記支持柱2がその第1の横方向面2aを前
    記ジヨー部材12の端面17′と向かい合わせる
    ような態様で収容され、 前記ジヨー部材12の端面17′にはそこから
    突出する少なくとも2つの直線状突起部18,1
    9あるいは直線状溝部が設けられ、これら直線状
    突起部18,19あるいは直線状溝部は前記スキ
    ー板4の上方の点Aに向かつて上側に収斂するよ
    うに該スキー板4の長手方向軸線の両側にそれぞ
    れ配置され、 前記支持柱部材2の第1の横方向面2aには前
    記直線状突起部18,19あるいは直線状溝部と
    それぞれ協働するようになつた少なくとも2つの
    直線状溝部20,21あるいは直線状突起部が形
    成され、 前記支持柱部材2の第2の横方向面2bは直線
    状縁部35,36によつて画定され、これら直線
    状縁部35,36は前記スキー板4に向かつて下
    側に収斂するように該スキー板4の長手方向軸線
    の両側にそれぞれ配置され、 更に、前記ケーシング部材1に形成されたボア
    10内に配置されるばね要素7と、このばね要素
    7と組み合わせられて前記支持柱部材2の第2の
    横方向面2bに弾性的に押圧されるようになつた
    押圧部材6とからなる弾性手段6,7を具備し、 前記ジヨー部材12と前記ケーシング部材1と
    の双方が前記弾性手段6,7によつて前記支持柱
    部材2に対して弾性的に保持され、前記ジヨー部
    材12に係合させられたスキー靴が横方向運動を
    受けた際に前記ジヨー部材12と前記ケーシング
    部材1との双方が前記直線状突起部の一方の回り
    でかつ前記スキー板の長手方向軸線に対して該一
    方の直線状突起部の反対側に位置した前記直線状
    縁部35,36の一方の回りで回転させられるス
    キー靴安全締具。 2 特許請求の範囲第1項に記載のスキー靴安全
    締具において、前記直線状突起部18,19の一
    方が前記スキー板の長手方向軸線に対して該一方
    の直線状突起部の反対側に位置した前記直線状縁
    部35,36の一方と平行な関係になつているこ
    とを特徴とするスキー靴安全締具。 3 特許請求の範囲第2項に記載のスキー靴安全
    締具において、前記直線状突起部18,19がス
    キー靴安全締具の長手方向対称面に対して対称に
    配置されていることを特徴とするスキー靴安全締
    具。 4 特許請求の範囲第3項に記載のスキー靴安全
    締具において、前記支持柱部材2の第2の横方向
    面2bが二等辺三角形の形態を呈し、その頂角が
    下側に向けられ、該二等辺三角形の下側頂角と2
    つの上側底角との間に延びる2つの対称辺が前記
    第2の横方向面2bの直線状縁部35,36とな
    つていることを特徴とするスキー靴安全締具。 5 特許請求の範囲第4項に記載のスキー靴安全
    締具において、前記支持柱部材2の第2の横方向
    面2bが平坦面となつていることを特徴とするス
    キー靴安全締具。 6 特許請求の範囲第4項に記載のスキー靴安全
    締具において、前記支持柱部材2の第2の横方向
    面2bには中央窪み部220が設けられ、前記押
    圧部材6がその休止位置において前記支持柱部材
    2の第2の横方向面2bに対してその直線状縁部
    18,19に沿つてのみ接触するようになつてい
    ることを特徴とするスキー靴安全締具。 7 特許請求の範囲第1項に記載のスキー靴安全
    締具において、前記支持柱部材2には2つの湾曲
    側面350,360が形成され、これら湾曲側面
    350,360はそれぞれ前記第2の横方向面2
    bを画定する直線状縁部35,36を含むように
    前記スキー板の長手方向軸線の両側に配置され、
    前記湾曲側面350,360の各々は前記直線状
    縁部35,36のうちの該当するものに対して平
    行となつた母線によつて得られるような曲面であ
    ることを特徴とするスキー靴安全締具。 8 特許請求の範囲第1項に記載のスキー靴安全
    締具において、前記ジヨー部材12にはその端面
    17′から突出する二対の直線状突起部18,1
    80;19,190が設けられ、これら二対の直
    線状突起部18,180;19,190は前記ス
    キー板4の上側に収斂するように該スキー板の長
    手方向軸線の両側に配置され、前記支持柱部材2
    の第1の横方向面2aには前記直線状突起部1
    8,180;19,190を収容するようになつ
    た二対の直線状溝部20,200;21,210
    が設けられることを特徴とするスキー靴安全締
    具。
JP3242279A 1978-03-22 1979-03-22 Safety bindings for ski shoes Granted JPS54131436A (en)

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FR7808342A FR2420359A2 (fr) 1978-03-17 1978-03-22 Fixation de securite pour ski

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JPS54131436A JPS54131436A (en) 1979-10-12
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JP (1) JPS54131436A (ja)
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DE (1) DE2910508C2 (ja)

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US4260175A (en) 1981-04-07
ATA211279A (de) 1980-10-15
JPS54131436A (en) 1979-10-12
AT362694B (de) 1981-06-10
CH629106A5 (fr) 1982-04-15
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