JPS6159744B2 - - Google Patents

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JPS6159744B2
JPS6159744B2 JP51147895A JP14789576A JPS6159744B2 JP S6159744 B2 JPS6159744 B2 JP S6159744B2 JP 51147895 A JP51147895 A JP 51147895A JP 14789576 A JP14789576 A JP 14789576A JP S6159744 B2 JPS6159744 B2 JP S6159744B2
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JP
Japan
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ski
threaded rod
jaw piece
support member
jaws
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Application number
JP51147895A
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English (en)
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JPS5297823A (en
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Pieeru Josefu Saromon Joruju
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Salomon SAS
Original Assignee
Francois Salomon et Fils SA
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Filing date
Publication date
Application filed by Francois Salomon et Fils SA filed Critical Francois Salomon et Fils SA
Publication of JPS5297823A publication Critical patent/JPS5297823A/ja
Publication of JPS6159744B2 publication Critical patent/JPS6159744B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/085Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/08535Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a mobile body or base or single jaw
    • A63C9/0855Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable with a mobile body or base or single jaw pivoting about a vertical axis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/0805Adjustment of the toe or heel holders; Indicators therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/085Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with sole hold-downs, e.g. swingable
    • A63C9/08557Details of the release mechanism
    • A63C9/08564Details of the release mechanism using cam or slide surface

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスキー上面に装着されるスキー安全締
具に関する。
スキー安全締具はスキー靴の前部掛留め体と称
し既に知られており、これはスキー靴のソールの
先縁部分を掛留めて保持するために一体的成形の
一片の係合顎片として構成されている。この係合
顎片はスキーの長手中心軸線を挾んで各側に夫々
設定された2本の側方支持線に向つて接触状態を
保たれかつ弾発性部材の作用によりスキーの前方
へ向う押圧作用をうける。その結果、スキーヤー
の足が左または右方向へねじれ作用をうけるとき
前記係合顎片は左方或いは右方の各側方支持線を
軸に回動して締具を解放することができる。
〔従来の技術〕
かかる公知のスキー安全締具においては、前述
した2本の支持線は垂直であり、換言すればスキ
ー上面に対し直角である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のスキー安全締具は、上述したように、そ
の係合顎片の回動軸たる2本の側方支持線はいず
れもスキー上面に対して直角であつた。
しかしこのような構成では、締具解放の或る場
合にあつては解放に一段と苦労しなければならな
いという不都合がある。特にこれは、横方向に解
放作用が起つている過程におて締具が上下方向に
押し付けられるとき解放作用が起りにくくなる。
実際には、スキー靴ソールの先縁部分が係合顎
片下部に差し込まれるか或はソールクリツプによ
つて係合されて係合支持点が同一平面上にあると
きは、顎片の下方内部にあるソールには著しい擦
れ作用を生ずるに至り、この擦り作用は靴をはず
そうとする動きに対し抵抗を生じ、解放しにくく
なる。これは締具本来の機能が妨げるものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、前述した係合顎片の簡単な特
殊な装着により上記不都合を解消或いは軽減する
ことにある。
そのため、スキー安全締具を、スキー靴ソール
の一端を掛け留めてこれを保持する係合顎片と、
スキーに結合可能で且つスキーの長手軸方向の垂
直な対称平面の各側に設定した1対から成る側方
支持線を有する支持部材を具備し、該側方支持線
はスキーの長手方向中心軸線方向からみてその軸
線の垂直上方の1点に収斂状に交差する支持線と
して形成され、かつ該顎片は枢動可能に該支持線
上に弾発手段によつて押付けられて構成されるよ
うにした。
〔作用〕
本発明に係るスキー安全締具における係合顎片
の側方支持線を特殊な配置構成に設定したことに
より、この顎片は解放作動時に側方支持線の一方
を軸に回動するときに顎片が回動方向側、例えば
左回りなら左側が若干持ち上がるので、このこと
が横方向解放作動期間に締具に上下方向の押圧力
が作用してもスキー靴ソールに擦り作用の発生を
事実上なくした。
この結果、従来よりも摩擦による抵抗がなく、
係合顎片を回動させるための労力が少なくなつ
た。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により図面を参照し詳細に
説明する。
第1図から第3図までは、本発明の第1実施例
を示す図である。
この第1図から第3図までに示す本発明に係る
スキー安全締具は、固定ねじ2でスキー上面に固
定することのできるブロツク状本体から成る支持
部材1を含んでいる。この支持部材1は後方(図
面の左方)に向くスキー軸線に直角方向の後側横
壁面1bを有し(第3図)、この後側横壁面1b
から2個のリブ3および4が後方に向つて延び、
このリブは支持部材1と一体的に成形されるか或
は結合手段により形成されてもよい。これらのリ
ブ3,4はその先端縁部断面が丸くなつており、
即ちこれらは一定の円弧半径をもつ半円筒形支持
表面3a及び4aによつて夫々形成される。この
円筒形支持表面3a及び4aの軸線x及びyがい
わば係合顎片を支持する側方支持線を構成する。
本明細書の記載においてはこれらの側方支持線x
及びyは顎片5の理論上の回動軸をなすものとし
て説明し、その回動軸はスキーに固定された部
材、例えばブロツク状支持部材1の上に形成され
ることを理解されたい。
本発明の基本的な特徴によれば、前述した2本
の側方支持線x及びyはスキーの長手方向中心軸
線に沿いかつスキー表面上方に位する1点Aにお
いて交差状に収斂する。この2本の側方配置の支
持線x及びyはスキーの長手方向の垂直対称平面
に関して互に対称であり、この2個の側方支持線
は一点Aにおいて挾角aで交わる。またこの場合
この2本の側方支持線x及びyは、スキー軸線に
直交する一平面上にある。
係合顎片5は一体成形の塊片から成り、この塊
片にはスキー靴ソールの先縁部分が係合する前縁
部5aの上方に左右に拡がつて延びる翼部分を設
けている。
係合顎片5は、支持部材1に対面する前側横壁
面5bの表面に半円筒形支持表面3a及び4aに
対応する形状の2つの凹所6及び7を夫々有して
いる。従つてこれらの凹所6及び7は、好ましく
は支持面3a及び4aと同じ半径のほぼ半円筒形
状の長溝により構成され、又その長溝の軸線は、
スキーの長手方向直立対称平面に関して互に対称
であり両者間の角度は前記と同一の角度aであ
る。
係合顎片5上に設けた中心垂直軸9にはねじ棒
8が滑合連結されると共に、このねじ棒8はばね
10により係合顎片5を支持部材1側に向つて圧
着状態に接触保持するものである。このばね10
は、ブロツク状本体から成る支持部材1に穿設さ
れた長手方向の中空穴1aの内部に収容されるこ
の中空穴1aの端壁面13とねじ棒8の先端ねじ
部分にねじ込んだボタン11上のばね受け面14
との間に圧縮状態に保持されている。このボタン
11は前記ばね10の弾発力調整ねじとしても役
立つている。
ねじ棒8は長手方向の中空穴1aの内部を通つ
て延長され、横方向に長い細長開口12を通すこ
とにより係合顎片5に対面する支持部材1の後側
横壁面1aを突き抜けている。
従つて係合顎片5が左方向または右方向に向け
てスキー軸線と直角方向の横方向へ向つて解放す
る場合、この顎片5は左解放にあつては左側の側
方支持線xを回動軸に、又右解放にあつては側方
支持線yを回動軸に、中空穴1a内の端壁面13
とボタン11のばね受け面14の間で圧縮されて
いる圧縮ばね10の弾発力に抗して回動する。
係合顎片5を支持部材1上の半円筒形支持表面
3a及び4aに接触させて垂直状態に保持するこ
とはねじ棒によつて確保されるものであるが、こ
のねじ棒8はそれ自体支持部材1の中で垂直方向
の高さが維持できるように設けられている。
この目的のためにねじ棒8は細長開口12の中
央部において該開口の上辺20に当接しその上下
方向の高さを確保している。この場合細長開口1
2の左側及び右側方向に向つてわずかに上辺が上
昇しており、これによつて左右の方向に係合顎片
が回動したときねじ棒8は若干上方向きに上がる
動きをするようになる。またねじ棒8はその前端
にボタン11がねじれ込まれ、このボタン11の
外側円筒表面21を中空穴1aの内面で支えるよ
うにしてブロツク状本体から成る支持部材1の内
部に保持されている。
1つの変形例として、前述したブロツク状本体
1上に形成した半円筒形支持表面3a,4aと係
合顎片上の長溝6,7を逆に形成すること、即ち
支持部材1上に長溝を設けると共に係合顎片5上
に支持表面を設けるように設計することもでき
る。時にはこの顎片の高さの調整は第4図の第2
実施例に示すやり方で実現できる。この場合は、
ねじ棒8と係合顎片5との間を連結する前述した
中心垂直軸9がねじ軸16によつて置き代えられ
るが、このねじ軸16はねじ棒8の後端部に穿設
されたれじ穴17に嵌めこまれるようになつてい
る。
このねじ棒8の後端部は係合顎片5の前側横壁
面5bに穿設された垂直凹所19に受容され、そ
れによりねじ棒8に対する係合顎片の相対的な垂
直移動ができるようになつている。この場合一方
の側方支持線xについては2つのボス又はステム
20,21を直線状に整合せしめることにより又
他方の側方支持線yについても同じくボス又はス
テム22,23を直線状に整合させることにより
側方支持線xとyが得られる。第1図乃至第3図
に示す締具の場合のように、2本の側方支持線は
角度aで以つて1点Aにおいて互に交わる。これ
らボス又はステム20乃至23は、例えば球形、
円錐形、円筒形、立方形などの適宜な形態をとる
ことができる。これらは後方に向つて突出し且つ
係合顎片5の前側横壁面5bに穿設された垂直凹
所24,25,26,27の夫々に圧着係合され
るようになつている。ステムとその凹所の形態に
よつては、係合顎片を側方支持線x,yの一方に
関し回動させるや、1対のステム20,21又は
1対のステム22,23の一方の対を対応する凹
所24,25又は26,27内で相対的に変位運
動させることができる。
係合顎片の高さを調整するねじ軸16は、例え
ばサークリツプ16a或いはリベツトによつて顎
片をねじ棒8に組み合わせた後は、もはや緊密錠
止め状態となりこの顎片から抜け出すことはな
い。
第4図の第2実施例においては下方の側方支持
ボス又はステム21,23はスキー表面と平行な
同一平面上に設けられ、上方の側方支持ボス又は
ステム20,22についても同様であることは注
目すべきである。
変形例としては、支持ボス又はステム20と2
2を単一の支持体に合体させることもできる。
又他の変形例としては、係合顎片で支持ボス又
はステム20から23までを担持させかつブロツ
ク状本体1の後側横壁面1bに凹所24から26
までを穿設するようにしても良い。
第4図に示された組付け方法では顎片5の高さ
の保持は第1図から第3図までの場合と同様にね
じ棒8により確保される。
次に側方支持線x及びyを収斂交差するように
した配置関係から得られる利点を特に第5図及び
第6図を参照して説明する。スキー靴安全締具に
おいて、上下方向に対する保持作用は一般に係合
顎片の掛留め前縁部5a或いはソールクリツプに
よつて行なわれている。この係合前縁部とスキー
靴との接触部の1点をCとしよう。
公知のスキー安全締具(第5図)においては、
解放する過程で靴と係合顎片との接触点Cの運動
軌跡X―X′はスキー平面に平行である。
ここに、解放とは、スキーの軸線に対して直角
の横方向に、顎片5が本体1のリブ3または4を
軸に左方あるいは右方に回動してリブ4又は3か
ら離れることをいう(第1図乃至第3図)。
この解放時には、顎片5の左側内面又は右側内
面に向かつてスキー靴側面が作用し、顎片5は時
計方向回り又は反時計方向回りに回動すると共
に、第5図に示すように、顎片5の係合前縁部5
a(第1図)に対しスキー靴ソール先縁部分の上
表面が垂直力Fを生ずる。
この垂直力Fは、スキー靴ソール先縁部分の上
表面が係合前縁部5aに常に接触している場合に
は、たとえスキーが停止しているときにおいて
も、常に働いている。
しかし、スキー靴ソール先縁部分の上表面と係
合前縁部5a間に空隙が形成されている場合に
は、この垂直力Fは、スキーヤーの身体が走行中
に後傾姿勢にあつてスキー靴ソール先縁部分の上
表面が顎部の係合前縁部5aを押し上げたときに
も、働く。
従つて、これらの解放過程においては、スキー
靴ソール先縁部分の上表面と顎片の係合前縁部5
aとの間で相対的変位運動が生じ、このために上
記垂直力Fに摩擦係数をかけた摩擦力fが、第5
図に示すように、XからX′に向かう解放方向と
は反対方向に発生する。しかし、従来は上記摩擦
力fが抵抗になつて顎片が解放しにくいという問
題点があつた。
これに対し、本発明に係るスキー安全締具(第
6図)においては、側方支持線x及びyが傾いて
いるために接触点Cの運動軌跡は、スキー平面に
関して角度a/2だけ傾いている線Y―Y′をた
どることになる。解放の過程でスキー靴ソールの
先縁部分の上表面が係合前縁部5aに及ぼす力P
は、Y―Y′に垂直な力P1とY―Y′に沿つた力P2
とに分けられる。力P1は運動に抗した摩擦力pを
生じるが、この摩擦力pは運動方向の力P2により
十分に減殺される。
従つてこの場合は顎片5を容易に解放できる。
第7図から第11図までは本発明の第3実施例
を示す図である。第7図は水平断面図、第8図は
垂直断面図である。
この第3実施例では、係合顎片28は、ばね3
1を内包する中空穴30を有するケーシング29
と一体に形成されている。前述の第1と第2の実
施例の場合と同様に、係合顎片28は、後方向き
に突出しかつ支持部材32と一体成形の2つのリ
ブ3及び4により形成される収斂状の側方支持線
x及びy上に休止している(第7図,8図,10
図)。この支持部材32はスキーにねじ2により
固設した基板33に一体に形成されている。支持
部材32は中空穴30の内部に直立状に延び(第
8図)かつ丸みをもつ半円弧状表面を有するリブ
3及び4は、中空穴30の内端壁をなすケーシン
グ29の内端直交壁面29aに形成された対応の
交差状収斂溝6及び7の中に嵌め合わされている
(第7図)。また上記リブ3の最外側面はケーシン
グ29の側方内側壁面29cから、リブ4の最外
側面は側方内側壁面29dから、それぞれ空隙を
置いて離れている。即ち直交壁面29aを境界に
して左方が顎片28、右方がケーシング29であ
る。スキー安全締具の締付け負荷作用は、ばね3
1と軸方向のピストン34によるが、このピスト
ン34はその前端部がケーシング29の前側端部
内壁面にねじ止めされたボタン29bの穴中に滑
動可能に挿入され、その後端部にカラー35を有
している。従つてばね31はこカラー35と上記
ボタン29bの間で弾発的に圧縮されている。カ
ラー35は後端部分36のような後方延長部を有
し、この後端部分36は、例えば円錐形が好まし
く、これは支持部材32の前面に形成された凹所
37(同じく円錐形で良いが)の底部に係合して
いる。この支持部材32の水平断面の左右形状は
スキー前方に対し漸次減少し、それによつて顎片
の回転運動を容易にしている(第9図)。
第7図に示す本発明の第3実施例の機能は、右
或いは左に解放される場合に前述の第1、第2実
施例と同様に働く。例えば、第9図は、反時計方
向に回動した場合を示す図である。
この第3実施例における高低調整は顎片28に
設けたねじ42で調整されるソールクリツプ40
により行なわれる。従つて、顎片28とソールク
リツプ40間には、空隙41が形成されている。
また第3実施例の場合には、第8図から明らか
なように、前記ケーシング29の前方下面部分
は、このケーシングと顎片28により組立てられ
た全体の回動運動を妨げないような形状構造にな
つている。
実際、ケーシングの前方下面左右両先端が、締
具解放の過程でスキー表面に突き当たるおそれが
あるからである。
このように構成することにより、顎片28は例
えば反時計方向回りに回動し、容易に解放できる
(第9図)。
本発明は上記実施例に限定されず、特に靴のか
かとを掛け留めるように使用しても良い。この場
合実施例は、横方向解放に加えて垂直方向解放作
用をも保証するようにしなければならない。
第11図は第3実施例(第7図乃至第10図)
の変形例であり、側方支持線x,yを、リブ3,
4の代わりにボス又はステム50,51,52,
53により形成するようにした。
〔発明の効果〕
上記のとおり、本発明により、スキー安全締具
における係合顎片の側方支持線を特殊な配置構成
に設定したことにより、この顎片は解放作動時に
側方支持線の一方を軸に回動するときに顎片が回
動方向側、例えば左回りなら左側が若干持ち上が
るので、このことが横方向解放作動期間に締具に
上下方向の押圧力が作用してもスキー靴ソールに
擦り作用の発生を事実上なくした。
この結果、従来よりも摩擦による抵抗がなく、
係合顎片を回動させるための労力が少なくなつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスキー安全締具の第1実
施例を示す垂直断面図、第2図は第1図の線―
における水平断面図、第3図は第1図と第2図
における安全締具の概略的な分解組立斜視図、第
4図は本発明安全締具の第2実施例を示す分解組
立斜視図、第5図及び第6図は公知の安全締具と
本発明安全締具におけるスキー靴が顎部に及ぼす
垂直力の減少作用を示す比較説明図、第7図は本
発明安全締具の第3実施例を示す水平断面図、第
8図は第3実施例の垂直断面図、第9図は第3実
施例の係合顎片が反時計方向に回動した場合の
図、第10図と第11図は第3実施例の概略的な
分解組立斜視図である。 1…支持部材、1a…中空穴、1b…後側横壁
面、3,4…リブ、3a,4a…円筒形支持表
面、5…係合顎片、5a…顎片の係合前縁部、5
b…顎片の前側横壁面、6,7…凹所或は長溝、
8…ねじ棒、9…中心垂直軸、10…収容ばね、
11…ボタン、12…細長開口、16…垂直ねじ
軸、17…ねじ穴、19…凹所、21,21,2
2,25…ステム又はボス、24,25,26,
27…凹所、28…係合顎片、29…ケーシン
グ、32…支持部材、x,y…側方支持線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スキー靴ソールの前端を掛け留め可能にする
    一体成形の係合顎片5,28と、 スキー上表面に固定可能でかつ前記顎片5,2
    8の前側横壁面56,29aを支持するための支
    持部材1,32とから成り、 かつ前記顎片5,28と支持部材1,32の対
    面相互間には、スキーの長手方向中心軸線に沿う
    直立対称平面の両側に、上下方向に向く一対の側
    方支持線x,yが形成されると共にばね力に抗し
    て前記顎片5,28をスキー軸線前方向に、支持
    部材1,32に押し付けて保持されるようにした
    スキー安全締具において、 上記顎片5,28又は支持部材1,32の一方
    は上記一対の側方支持線x,yを形成する突起を
    有すると共に該顎片5,28又は支持部材1,3
    2の他方は該突起を受容する対応凹所を有し、 該一対の側方支持線xyは上記スキー長手方向
    中心軸線上方の一点に向かつて収斂するように傾
    斜して形成され、 上記顎片5,28は、上記ばね力に抗して該一
    対の側方支持線のいずれか一方の周りに、スキー
    の長手方向中心軸線に対して横方向に、回動可能
    であることを特徴とするスキー安全締具。 2 前記突起はスキー上方において相互に交差状
    に収斂する2個のリブ3,4として形成され、該
    リブの先端縁は小径の半円筒表面3a,4aを形
    成するように丸められると共に、これに対応する
    前記凹所は前記リブと同一交差角度でスキー上方
    で交差する2個の溝6,7として形成されている
    特許請求の範囲第1項記載のスキー安全締具。 3 前記係合顎片5は前記支持部材1内に配設さ
    れたばね10によりスキーの前方に向つて押圧さ
    れたねじ棒8の後端部に滑合連結され、該ねじ棒
    8は支持部材1の後側横壁面1b上に設けた横方
    向に長い細長穴1を貫通し、該貫通部において該
    ねじ棒8は前記細長孔12の中央位置上縁によつ
    て垂直上方に保持されかつ該細長孔12の両側上
    縁がわずかに上昇するように形成され、これによ
    つて前記側方支持線x,yの1方の周りを顎片5
    が回動するときねじ棒8がわずかに上昇運動し得
    るようにした特許請求の範囲第2項記載のスキー
    安全締具。 4 前記突起は、係合顎片5又は支持部材1の後
    側横壁面1bに設けた2対のステム又はボス2
    0,22,21,23によつて構成されると共に
    前記凹所は支持部材1又は係合顎片5の前側横壁
    面5bに設けた2対の上下方向に形成した長溝2
    6,24,27,25によつて形成され、前記の
    下方位置にある一方のステム又はボスの対20,
    22と上方位置にある他方のステム又はボスの対
    21,23はそれぞれスキー表面に平行な各平面
    内に含まれている特許請求の範囲第3項記載のス
    キー安全締具。 5 ねじ棒8の後端部に穿設したねじ穴17に係
    合する垂直ねじ軸16を媒介物として前記顎片5
    がねじ棒後端部に連結され、ねじ棒後端縁自体が
    該顎片5の前側横壁面5bに設けた垂直凹所19
    に係合していて、前記垂直ねじ軸16はねじ棒8
    と共に組立てられた後では顎片5から抜け出すこ
    となく該顎片5の高さが調整可能にされている特
    許請求の範囲第4項記載のスキー安全締具。 6 スキーに固定可能な基板と33と一体となつ
    た支持部材32は係合顎片28とケーシング29
    とが一体的に成形された組立体の中空穴30の内
    部に設けられると共にこの中空穴30内に収容さ
    れた弾発性部材31により前記支持部材32の前
    面を押圧する軸方向ピストン34が配置され、そ
    れにより支持部材32に対抗する該顎片28を弾
    発的に押圧するようにした特許請求の範囲第1項
    記載のスキー安全締具。 7 前記支持部材32の水平断面の左右形状は、
    顎片28と前記ケーシング29の一体的成形組立
    体の回動運動が許されるように、スキーの前方に
    向かつて減少していて、そのピストン34の後端
    36に対向する前面には、ピストン34の後端部
    分36と係合する凹所37が形成されている特許
    請求の範囲第6項記載のスキー安全締具。
JP14789576A 1975-12-11 1976-12-10 Safety ski binding Granted JPS5297823A (en)

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