JPS61190726A - デイスク装置 - Google Patents
デイスク装置Info
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- JPS61190726A JPS61190726A JP3101385A JP3101385A JPS61190726A JP S61190726 A JPS61190726 A JP S61190726A JP 3101385 A JP3101385 A JP 3101385A JP 3101385 A JP3101385 A JP 3101385A JP S61190726 A JPS61190726 A JP S61190726A
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- Japan
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- signal
- light
- disk
- differential amplifier
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、たとえば集束光を用い光ディスクに対して
情報の記録あるいは再生を行う光デイスク装置などのデ
ィスク装置に関する。
情報の記録あるいは再生を行う光デイスク装置などのデ
ィスク装置に関する。
[発明の技術的背景]
しかしながら、上記のような装置では、光学ヘッドにお
ける対物レンズのフォー力ッシングを行う場合、取付は
誤差等により適正な位置にビームが照射されないため、
フォー力ッシング用の検知信号を増幅する際に、バイア
ス電圧(オフセット電圧)を印加することにより、焦点
位置を補正するようになっている。
ける対物レンズのフォー力ッシングを行う場合、取付は
誤差等により適正な位置にビームが照射されないため、
フォー力ッシング用の検知信号を増幅する際に、バイア
ス電圧(オフセット電圧)を印加することにより、焦点
位置を補正するようになっている。
しかし、上記ような補正は、情報の記録時と再生時の最
適調整位置つまりエラーレイト(誤差発生率)が最良と
なる位置が全く同じところつまり全く同じ基準電圧であ
る場合は良いが、実際には半導体レーザ発振器自身の持
つ非点隔差、出力パワーによる出射方向の変動、あるい
は光ディスク等の種々の要因で、記録時の最適調整位置
と、再生時の最適調整位置とが異なってしまい、最良エ
ラーレートが悪化する原因となっていた。また、調整位
置からのずれ、つまり光デイスク同士のばらつきあるい
は外部環境の変化による光軸ずれ、あるいは光検出器の
位置ずれ等に対するマージン(余裕)が狭くなってしま
っていた。
適調整位置つまりエラーレイト(誤差発生率)が最良と
なる位置が全く同じところつまり全く同じ基準電圧であ
る場合は良いが、実際には半導体レーザ発振器自身の持
つ非点隔差、出力パワーによる出射方向の変動、あるい
は光ディスク等の種々の要因で、記録時の最適調整位置
と、再生時の最適調整位置とが異なってしまい、最良エ
ラーレートが悪化する原因となっていた。また、調整位
置からのずれ、つまり光デイスク同士のばらつきあるい
は外部環境の変化による光軸ずれ、あるいは光検出器の
位置ずれ等に対するマージン(余裕)が狭くなってしま
っていた。
[発明の目的]
この発明は上記事情にもとづいてなされたもので、その
目的とするところは、情報の記録時、および再生時にお
ける焦点位置をそれぞれ別々に補正することができ、エ
ラーレイトが向上し、調整位置ずれに対するマージンを
広く持つことができるディスク装置を提供することにあ
る。
目的とするところは、情報の記録時、および再生時にお
ける焦点位置をそれぞれ別々に補正することができ、エ
ラーレイトが向上し、調整位置ずれに対するマージンを
広く持つことができるディスク装置を提供することにあ
る。
し発明の概要]
この発明は、上記目的を達成するために、集束光を用い
ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行うものに
おいて、光源から発せられた光を上記ディスク上に集束
し、上記ディスクで反射した光の一部を非対称な状態で
扱き出して少なくとも2種類の信号を検出手段で検出し
、この検出した検出信号に対して情報の記録あるいは再
生時に異なった基準電圧を切換えて加え、この基準電圧
が加えられる検出信号により焦点ぼけ検出を行うように
したものである。
ディスクに対して情報の記録あるいは再生を行うものに
おいて、光源から発せられた光を上記ディスク上に集束
し、上記ディスクで反射した光の一部を非対称な状態で
扱き出して少なくとも2種類の信号を検出手段で検出し
、この検出した検出信号に対して情報の記録あるいは再
生時に異なった基準電圧を切換えて加え、この基準電圧
が加えられる検出信号により焦点ぼけ検出を行うように
したものである。
[発明の実施例コ
以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第1図は、この発明の光デイスク装置の概略構成を示す
ものである。すなわち、光ディスク1は、モータ(図示
しない)によって光学ヘッド3に対して、線速一定で回
転駆動されるようになっている。上記光ディスク1は、
たとえばガラスあるいはプラスチックスなどで円形に形
成された基板の表面に、テルルあるいはビスマスなどの
金属被膜層がドーナツ形にコーティングされている。上
記光ディスク1の裏側には、情報の記録、再生を行うた
めの光学ヘッド3が設けられている。この光学ヘッド3
は、次のように構成される。すなわち、11は半導体レ
ーザ(光源)であり、この半導体レーザ11からは発散
性のレーザ光りが発生される。この場合、情報を上記光
ディスク1の記録膜1aに書き込む(記録)に際しては
、書き込むべき情報に応じてその光強度が変調されたレ
ーザ光りが発生され、情報を光ディスク1の記録膜1a
から読み出す(再生)際には、一定の光強度を有するレ
ーザ光りが発生される。そして、半導体レーザ11から
発生された発散性のレーザ光りは、コリメータレンズ1
3によって平行光束に変換され、漏光ビームスプリッタ
14に導かれる。この偏光ビームスプリッタ14に導か
れたレーザ光りは、この偏光ビームスプリッタ14を通
過した後、1/4波長板15を通過して対物レンズ16
に入射され、この対物レンズ16によって光ディスク1
の記録膜1aに向けて集束される。ここで、対物レンズ
16は、その光軸方向および光軸と直交する方向にそれ
ぞれ移動可能に支持されており、対物レンズ16が所定
位置に位置されると、この対物レンズ16から発せられ
た集束性のレーザ光りのビームウェストが光ディスク1
の記録膜1aの表面上に投射され、最小ビームスポット
が光ディスク1の記録膜1aの表面上に形成される。こ
の状態において、対物レンズ16は合焦状態および合ト
ラック状態に保たれ、情報の書き込みおよび読み出しが
可能となる。
ものである。すなわち、光ディスク1は、モータ(図示
しない)によって光学ヘッド3に対して、線速一定で回
転駆動されるようになっている。上記光ディスク1は、
たとえばガラスあるいはプラスチックスなどで円形に形
成された基板の表面に、テルルあるいはビスマスなどの
金属被膜層がドーナツ形にコーティングされている。上
記光ディスク1の裏側には、情報の記録、再生を行うた
めの光学ヘッド3が設けられている。この光学ヘッド3
は、次のように構成される。すなわち、11は半導体レ
ーザ(光源)であり、この半導体レーザ11からは発散
性のレーザ光りが発生される。この場合、情報を上記光
ディスク1の記録膜1aに書き込む(記録)に際しては
、書き込むべき情報に応じてその光強度が変調されたレ
ーザ光りが発生され、情報を光ディスク1の記録膜1a
から読み出す(再生)際には、一定の光強度を有するレ
ーザ光りが発生される。そして、半導体レーザ11から
発生された発散性のレーザ光りは、コリメータレンズ1
3によって平行光束に変換され、漏光ビームスプリッタ
14に導かれる。この偏光ビームスプリッタ14に導か
れたレーザ光りは、この偏光ビームスプリッタ14を通
過した後、1/4波長板15を通過して対物レンズ16
に入射され、この対物レンズ16によって光ディスク1
の記録膜1aに向けて集束される。ここで、対物レンズ
16は、その光軸方向および光軸と直交する方向にそれ
ぞれ移動可能に支持されており、対物レンズ16が所定
位置に位置されると、この対物レンズ16から発せられ
た集束性のレーザ光りのビームウェストが光ディスク1
の記録膜1aの表面上に投射され、最小ビームスポット
が光ディスク1の記録膜1aの表面上に形成される。こ
の状態において、対物レンズ16は合焦状態および合ト
ラック状態に保たれ、情報の書き込みおよび読み出しが
可能となる。
また、光ディスク1の記録膜1aから反射された発散性
のレーザ光りは、合焦時には対物レンズ16によって平
行光束に変換され、再び1/4波長板15を通過して偏
光ビームスプリッタ14に戻される。レーザ光りが1/
4波長板15を往復することによって、このレーザ光り
は偏光ビームスプリッタ14を通過した際に比べて偏波
面が90度回転しており、この90度だけ偏波面が回転
したレーザ光りは、偏光ビームスプリッタ14を通過せ
ずに、この偏光ビームスプリッタ14で反射される。そ
して、偏光ビームスプリッタ14で反射したレーザ光り
はハーフミラ−17によって2系統に分けられ、その一
方(トラックずれ検出系)のレーザビームLは第1の投
射レンズ18によって第1の光検出器19上に照射され
る。この第1の光検出器19は、第1の投射レンズ18
によって結像される光を、電気信号に変換する光検出セ
ル19a、19bによって構成されている。
のレーザ光りは、合焦時には対物レンズ16によって平
行光束に変換され、再び1/4波長板15を通過して偏
光ビームスプリッタ14に戻される。レーザ光りが1/
4波長板15を往復することによって、このレーザ光り
は偏光ビームスプリッタ14を通過した際に比べて偏波
面が90度回転しており、この90度だけ偏波面が回転
したレーザ光りは、偏光ビームスプリッタ14を通過せ
ずに、この偏光ビームスプリッタ14で反射される。そ
して、偏光ビームスプリッタ14で反射したレーザ光り
はハーフミラ−17によって2系統に分けられ、その一
方(トラックずれ検出系)のレーザビームLは第1の投
射レンズ18によって第1の光検出器19上に照射され
る。この第1の光検出器19は、第1の投射レンズ18
によって結像される光を、電気信号に変換する光検出セ
ル19a、19bによって構成されている。
これらの光検出セル198.19t)によって出力され
る信号としては、それぞれγ信号、β信号が出力される
ようになっている。
る信号としては、それぞれγ信号、β信号が出力される
ようになっている。
一方、ハーフミラ−17によって分けられた他方(焦点
ぼけ検出系)のレーザビームしは、ナイフエッチ(光抜
出し部材>20によって光軸から離間した領域を通過す
る成分のみ抜出され、第2の投射レンズ21を通過した
後筒2の光検出器22上に照射される。この第2の光検
出器22は、第2の投射レンズ21によって結像される
光を、電気信号に変換する光検出セル22a、22bに
よって構成されている。これらの光検出セル22a、2
2bによって出力される信号としては、それぞれα信号
、β信号が出力されるようになっている。
ぼけ検出系)のレーザビームしは、ナイフエッチ(光抜
出し部材>20によって光軸から離間した領域を通過す
る成分のみ抜出され、第2の投射レンズ21を通過した
後筒2の光検出器22上に照射される。この第2の光検
出器22は、第2の投射レンズ21によって結像される
光を、電気信号に変換する光検出セル22a、22bに
よって構成されている。これらの光検出セル22a、2
2bによって出力される信号としては、それぞれα信号
、β信号が出力されるようになっている。
上記光学ヘッド3の出力つまり各光検出セル19a、1
9b、22a、22bの出力は、それぞれ増幅器31.
32.41.42に供給される。
9b、22a、22bの出力は、それぞれ増幅器31.
32.41.42に供給される。
上記増幅器31の出力は増幅器33を介して減算回路と
しての差動増幅器38の非反転入力端に供給される。ま
た、上記増幅器32の出力は差動増幅器34の非反転入
力端に供給され、この差動増幅器34の反転入力端には
スイッチング回路35からバイアス電圧(オフセット電
圧)が供給される。上記スイッチング回路35は図示し
ない制御回路から供給される切換信号に応じて基準信号
発生回路36あるいは基準信号発生回路37から供給さ
れる基準信号としてのバイアス電圧を出力するものであ
る。上記制御回路から供給される切換信号としては、再
生時と記録時とで異なった信号が供給されるようになっ
ている。上記基準信号発生回路36は、記録時に対物レ
ンズ16によるビームスポットが最適位置となるように
するための、基準信号としてのバイアス電圧を出力する
ものであり、上記基準信号発生回路37は再生時に対物
レンズ16によるビームスポットが最適位置となるよう
にするための、基準信号としてのバイアス電圧を出方す
るものであり、それらの値はそれぞれ装置への設定時に
セツティングされるようになっている。
しての差動増幅器38の非反転入力端に供給される。ま
た、上記増幅器32の出力は差動増幅器34の非反転入
力端に供給され、この差動増幅器34の反転入力端には
スイッチング回路35からバイアス電圧(オフセット電
圧)が供給される。上記スイッチング回路35は図示し
ない制御回路から供給される切換信号に応じて基準信号
発生回路36あるいは基準信号発生回路37から供給さ
れる基準信号としてのバイアス電圧を出力するものであ
る。上記制御回路から供給される切換信号としては、再
生時と記録時とで異なった信号が供給されるようになっ
ている。上記基準信号発生回路36は、記録時に対物レ
ンズ16によるビームスポットが最適位置となるように
するための、基準信号としてのバイアス電圧を出力する
ものであり、上記基準信号発生回路37は再生時に対物
レンズ16によるビームスポットが最適位置となるよう
にするための、基準信号としてのバイアス電圧を出方す
るものであり、それらの値はそれぞれ装置への設定時に
セツティングされるようになっている。
また、上記差動増幅器34の出力は差動増幅器38の反
転入力端に供給される。これにより、差動増幅器38は
光検出セル22aからの検出信号と、光検出セル22b
からの検出信号にオフセット電圧を加えた信号との差を
取ることにより、焦点ぼけに応じた信号を出力するもの
である。上記差動増幅器38の出力は、波形整形回路3
9で整形され、駆動回路40に供給される。この駆動回
路40は、波形整形回路39から供給される信号に応じ
て、前記対物レンズ16を光ディスク1の記録面1aに
対して垂直方向に駆動するコイル24に対応する電流を
供給することにより、対物レンズ16を駆動するもので
ある。
転入力端に供給される。これにより、差動増幅器38は
光検出セル22aからの検出信号と、光検出セル22b
からの検出信号にオフセット電圧を加えた信号との差を
取ることにより、焦点ぼけに応じた信号を出力するもの
である。上記差動増幅器38の出力は、波形整形回路3
9で整形され、駆動回路40に供給される。この駆動回
路40は、波形整形回路39から供給される信号に応じ
て、前記対物レンズ16を光ディスク1の記録面1aに
対して垂直方向に駆動するコイル24に対応する電流を
供給することにより、対物レンズ16を駆動するもので
ある。
また、上記増幅器41の出力は増幅器43を介して減算
回路としての差動増幅器46の非反転入力端に供給され
る。また、上記増幅器42の出力は差動増幅器44の非
反転入力端に供給され、この差動増幅器44の反転入力
端には基準信号発生回路45からバイアス電圧(オフセ
ット電圧)が供給される。上記基準信号発生回路45は
、記録時および再生時に対物レンズ16によるビームス
ポットが最適位置となるようにするための、基準信号と
してのバイアス電圧を出力するものであり、その値は装
置への設定時にセツティングされるようになっている。
回路としての差動増幅器46の非反転入力端に供給され
る。また、上記増幅器42の出力は差動増幅器44の非
反転入力端に供給され、この差動増幅器44の反転入力
端には基準信号発生回路45からバイアス電圧(オフセ
ット電圧)が供給される。上記基準信号発生回路45は
、記録時および再生時に対物レンズ16によるビームス
ポットが最適位置となるようにするための、基準信号と
してのバイアス電圧を出力するものであり、その値は装
置への設定時にセツティングされるようになっている。
また、上記差動増幅器44の出力は差動増幅器46の反
転入力端に供給される。これにより、差動増幅器48は
光検出セル19aからの検出信号と、光検出セル19b
からの検出信号にオフセット電圧を加えた信号との差を
取ることにより、通常のトラッキング時のトラックずれ
に応じた信号を出力するものである。上記差動増幅器4
6の出力は、波形整形回路47で整形され、駆動回路4
8に供給される。この駆動回路48は、波形整形回路4
7から供給される信号に応じて、前記対物レンズ16を
光ディスク1の記録面1aに対して水平方向に駆動する
コイル23に対応する電流を供給することにより、対物
レンズ16を駆動するものである。
転入力端に供給される。これにより、差動増幅器48は
光検出セル19aからの検出信号と、光検出セル19b
からの検出信号にオフセット電圧を加えた信号との差を
取ることにより、通常のトラッキング時のトラックずれ
に応じた信号を出力するものである。上記差動増幅器4
6の出力は、波形整形回路47で整形され、駆動回路4
8に供給される。この駆動回路48は、波形整形回路4
7から供給される信号に応じて、前記対物レンズ16を
光ディスク1の記録面1aに対して水平方向に駆動する
コイル23に対応する電流を供給することにより、対物
レンズ16を駆動するものである。
次に、このような構成において動作を説明する。
たとえば今、半導体レーザ11から発生された発散性の
レーザ光しは、コリメータレンズ13によって平行光束
に変換され、偏光ビームスプリッタ14に導かれる。こ
の偏光ビームスプリッタ14に導かれたレーザ光りは、
この偏光ビームスプリッタ14を通過した後、1/4波
長板15を通過して対物レンズ16に入射され、この対
物レンズ16によって光ディスク1の記録1111aに
向けて集束される。この状態において、情報の記録を行
う際には、強光度のレーザ光束(記録ビーム光)の照射
によって、光デイスク1上のトラックにビットが形成さ
れ、情報の再生を行う際には、弱光度のレーザ光束(再
生ビーム光)が照射される。
レーザ光しは、コリメータレンズ13によって平行光束
に変換され、偏光ビームスプリッタ14に導かれる。こ
の偏光ビームスプリッタ14に導かれたレーザ光りは、
この偏光ビームスプリッタ14を通過した後、1/4波
長板15を通過して対物レンズ16に入射され、この対
物レンズ16によって光ディスク1の記録1111aに
向けて集束される。この状態において、情報の記録を行
う際には、強光度のレーザ光束(記録ビーム光)の照射
によって、光デイスク1上のトラックにビットが形成さ
れ、情報の再生を行う際には、弱光度のレーザ光束(再
生ビーム光)が照射される。
この再生ビーム光に対する光ディスク1からの反射光は
、対物レンズ16によって平行光束に変換され、再び1
/4波長板15を通過して偏光ビームスプリッタ14に
戻される。レーザ光りが1/4波長板15を往復するこ
とによって、このレーザ光りは偏光ビームスプリッタ1
4を通過した際に比べて偏波面が90度回転しており、
この90度だけ偏波面が回転したレーザ光りは、偏光ビ
ームスプリッタ14を通過せずに、この偏光ビームスプ
リッタ14で反射される。そして、偏光ビームスプリッ
タ14で反射したレーザ光りはハーフミラ−17によっ
て2系統に分けられ、その一方(トラックずれ検出系)
のレーザビームLは第1の投射レンズ18によって第1
の光検出器19上に照射される。一方、ハーフミラ−1
7によって分けられた他方(焦点ぼけ検出系)のレーザ
ビームしは、ナイフエッチ(光扱出し部材)20によっ
て光軸から離間した領域を通過する成分のみ抜出され、
第2の投射レンズ21を通過した後 “第2の光
検出器22上に照射される。したがって、光検出セル2
2a、22b、19a、19bから照射光に応じた信号
が出力され、それらの信号がそれぞれ増幅器31.32
.41.42に供給される。
、対物レンズ16によって平行光束に変換され、再び1
/4波長板15を通過して偏光ビームスプリッタ14に
戻される。レーザ光りが1/4波長板15を往復するこ
とによって、このレーザ光りは偏光ビームスプリッタ1
4を通過した際に比べて偏波面が90度回転しており、
この90度だけ偏波面が回転したレーザ光りは、偏光ビ
ームスプリッタ14を通過せずに、この偏光ビームスプ
リッタ14で反射される。そして、偏光ビームスプリッ
タ14で反射したレーザ光りはハーフミラ−17によっ
て2系統に分けられ、その一方(トラックずれ検出系)
のレーザビームLは第1の投射レンズ18によって第1
の光検出器19上に照射される。一方、ハーフミラ−1
7によって分けられた他方(焦点ぼけ検出系)のレーザ
ビームしは、ナイフエッチ(光扱出し部材)20によっ
て光軸から離間した領域を通過する成分のみ抜出され、
第2の投射レンズ21を通過した後 “第2の光
検出器22上に照射される。したがって、光検出セル2
2a、22b、19a、19bから照射光に応じた信号
が出力され、それらの信号がそれぞれ増幅器31.32
.41.42に供給される。
このような状態において、情報の記録時におけるフォー
力ツシング動作について説明する。すなわち、上記増幅
器31からの信号は増幅器33で増幅され差動増幅器3
8に供給される。また、増幅器32からの出力は差動増
幅器34に供給される。このとき、スイッチング回路3
5には図示しない制御回路から記録に対する切換信号が
供給されている。このため、スイッチング回路35は基
準信号発生回路36からの基準信号としてのバイアス電
圧を差動増幅器34に供給している。これにより、差動
増幅器34は増幅器32から供給される信号にバイアス
電圧を加えた信号を差動増幅器38に出力する。したが
って、差動増幅器38は光検出セル22aからの検出信
号と、光検出セル22bからの検出信号にバイアス電圧
(オフセット電圧)を加えた信号この差を取ることによ
り得られる、焦点ぼけに応じた信号を波形整形回路39
を介して駆動回路4に出力する。これにより、駆動回路
40は波形整形回路39からの信号に応じてコイル24
に所定の電流を供給し、対物レンズ16を垂直方向に駆
動して、記録時におけるフォー力ツシングを行う。この
結果、記録時における対物レンズ16によるビームスポ
ットが、対物レンズ16の機構的位置ずれが生じていた
としても、上記バイアス電圧により補正することにより
、最適位置とすることができる。
力ツシング動作について説明する。すなわち、上記増幅
器31からの信号は増幅器33で増幅され差動増幅器3
8に供給される。また、増幅器32からの出力は差動増
幅器34に供給される。このとき、スイッチング回路3
5には図示しない制御回路から記録に対する切換信号が
供給されている。このため、スイッチング回路35は基
準信号発生回路36からの基準信号としてのバイアス電
圧を差動増幅器34に供給している。これにより、差動
増幅器34は増幅器32から供給される信号にバイアス
電圧を加えた信号を差動増幅器38に出力する。したが
って、差動増幅器38は光検出セル22aからの検出信
号と、光検出セル22bからの検出信号にバイアス電圧
(オフセット電圧)を加えた信号この差を取ることによ
り得られる、焦点ぼけに応じた信号を波形整形回路39
を介して駆動回路4に出力する。これにより、駆動回路
40は波形整形回路39からの信号に応じてコイル24
に所定の電流を供給し、対物レンズ16を垂直方向に駆
動して、記録時におけるフォー力ツシングを行う。この
結果、記録時における対物レンズ16によるビームスポ
ットが、対物レンズ16の機構的位置ずれが生じていた
としても、上記バイアス電圧により補正することにより
、最適位置とすることができる。
また、情報の再生時におけるフォー力ッシング動作につ
いて説明する。すなわち、上記増幅器31からの信号は
増幅器33で増幅され差動増幅器38に供給される。ま
た、増幅器32からの出力は差動増幅器34に供給され
る。このとき、スイッチング回路35には図示しない副
部回路から再生に対する切換信号が供給されている。こ
のため、スイッチング回路35は基準信号発生回路37
からの基準信号としてのバイアス電圧を差動増幅器34
に供給している。これにより、差動増幅器34は増幅器
32から供給される信号にバイアス電圧を加えた信号を
差動増幅器38に出力する。したがって、差動増幅器3
8は光検出セル22aからの検出信号と、光検出セル2
2bからの検出信号にバイアス電圧(オフセット電圧)
を加えた信号との差を取ることにより得られる、焦点ぼ
けに応じた信号を波形整形回路39を介して駆動回路4
0に出力する。これにより、駆動回路40は波形整形回
路39からの信号に応じてコイル24に所定の電流を供
給し、対物レンズ16を垂直方向に駆動して、再生時に
おけるフォー力ツシングを行う。この結果、再生時にお
ける対物レンズ16によるビームスポットが、対物レン
ズ16の機構的位置ずれが生じていたとしても、上記バ
イアス電圧により補正することにより、最適位置とする
ことができる。
いて説明する。すなわち、上記増幅器31からの信号は
増幅器33で増幅され差動増幅器38に供給される。ま
た、増幅器32からの出力は差動増幅器34に供給され
る。このとき、スイッチング回路35には図示しない副
部回路から再生に対する切換信号が供給されている。こ
のため、スイッチング回路35は基準信号発生回路37
からの基準信号としてのバイアス電圧を差動増幅器34
に供給している。これにより、差動増幅器34は増幅器
32から供給される信号にバイアス電圧を加えた信号を
差動増幅器38に出力する。したがって、差動増幅器3
8は光検出セル22aからの検出信号と、光検出セル2
2bからの検出信号にバイアス電圧(オフセット電圧)
を加えた信号との差を取ることにより得られる、焦点ぼ
けに応じた信号を波形整形回路39を介して駆動回路4
0に出力する。これにより、駆動回路40は波形整形回
路39からの信号に応じてコイル24に所定の電流を供
給し、対物レンズ16を垂直方向に駆動して、再生時に
おけるフォー力ツシングを行う。この結果、再生時にお
ける対物レンズ16によるビームスポットが、対物レン
ズ16の機構的位置ずれが生じていたとしても、上記バ
イアス電圧により補正することにより、最適位置とする
ことができる。
ついで、トラッキング動作について説明する。
すなわち、上記増幅器41からの信号は増幅器43で増
幅され差動増幅器46に供給される。また、増幅器32
からの出力は差動増幅器44に供給される。このとき、
基準信号発生回路45からの基準信号としてのバイアス
電圧が差動増幅器44に供給されている。これにより、
差動増幅器44は増幅器42から供給される信号にバイ
アス電圧を加えた信号を差動増幅器46に出力する。し
たがって、差動増幅器46は光検出セル19aからの検
出信号と、光検出セル19bからの検出信号にバイアス
電圧(オフセット電圧)を加えた信号との差を取ること
により得られる信号を波形整形回路47を介して駆動回
路48に出力する。これにより、駆動回路48は波形整
形回路47からの信号に応じてコイル23に所定の電流
を供給し、対物レンズ16を水平方向に駆動して、トラ
ッキングを行う。
幅され差動増幅器46に供給される。また、増幅器32
からの出力は差動増幅器44に供給される。このとき、
基準信号発生回路45からの基準信号としてのバイアス
電圧が差動増幅器44に供給されている。これにより、
差動増幅器44は増幅器42から供給される信号にバイ
アス電圧を加えた信号を差動増幅器46に出力する。し
たがって、差動増幅器46は光検出セル19aからの検
出信号と、光検出セル19bからの検出信号にバイアス
電圧(オフセット電圧)を加えた信号との差を取ること
により得られる信号を波形整形回路47を介して駆動回
路48に出力する。これにより、駆動回路48は波形整
形回路47からの信号に応じてコイル23に所定の電流
を供給し、対物レンズ16を水平方向に駆動して、トラ
ッキングを行う。
上記したように、情報の記録時、再生時にそれぞれ別々
の最適調整位置に対物レンズによる焦点位置を変更する
ことができ、またエラーレイトが最良の位冒に設定する
ことができ、調整位置ずれに対するマージンも広く取る
ことができる。
の最適調整位置に対物レンズによる焦点位置を変更する
ことができ、またエラーレイトが最良の位冒に設定する
ことができ、調整位置ずれに対するマージンも広く取る
ことができる。
なお、前記実施例では、2つの光検出セルからの検出信
号のうち一方の信号にオフセット電圧を加えた場合につ
いて説明したが、これに限らず、第2図に示すように、
2つの光検出セルからの検出信号の差を差動増幅器50
で取ってから、差動増幅器51でスイッチング回路35
から供給されるオフセット電圧を加えるようにしても良
い。また、光検出器が2つの光検出セルで構成される場
合について説明したが、これに限らず、他の構造の光検
出器を用いても同様に実施できる。たとえば、第3図に
示すような、光検出器60として4つの光検出セル60
a、60b、60c、60dを用いた非点収差法であっ
ても良い。この場合、光検出セル60a、60dからの
検出信号を加えた信号がα信号となり増幅器31に供給
され、光検出セル60b、60cからの検出信号を加え
た信号がβ信号となり増幅器32に供給されるようにな
っている。
号のうち一方の信号にオフセット電圧を加えた場合につ
いて説明したが、これに限らず、第2図に示すように、
2つの光検出セルからの検出信号の差を差動増幅器50
で取ってから、差動増幅器51でスイッチング回路35
から供給されるオフセット電圧を加えるようにしても良
い。また、光検出器が2つの光検出セルで構成される場
合について説明したが、これに限らず、他の構造の光検
出器を用いても同様に実施できる。たとえば、第3図に
示すような、光検出器60として4つの光検出セル60
a、60b、60c、60dを用いた非点収差法であっ
ても良い。この場合、光検出セル60a、60dからの
検出信号を加えた信号がα信号となり増幅器31に供給
され、光検出セル60b、60cからの検出信号を加え
た信号がβ信号となり増幅器32に供給されるようにな
っている。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、情報の記録時、
および再生時における焦点位置をそれぞれ別々に補正す
ることができ、エラーレイトが向上し、調整位置ずれに
対するマージンを広く持つことができるディスク装置を
提供できる。
および再生時における焦点位置をそれぞれ別々に補正す
ることができ、エラーレイトが向上し、調整位置ずれに
対するマージンを広く持つことができるディスク装置を
提供できる。
第1図はこの発明の一実施例を示すディスク装置の構成
を概略的に示す図であり、第2図および第3図は他の実
施例における構成例を示す図である。 1・・・光ディスク(ディスク)、3・・・光学ヘッド
、11・・・光源(半導体レーザ)、16・・・対物レ
ンズ、22・・・第2の光検出器、22a、22b・・
・光検出セル、31.32・・・増幅器、33.34.
38・・・差動増幅器、35・・・スイッチング回路、
36.37・・・基準信号発生回路、39・・・波形整
形回路、40・・・駆動回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2 図 第3図
を概略的に示す図であり、第2図および第3図は他の実
施例における構成例を示す図である。 1・・・光ディスク(ディスク)、3・・・光学ヘッド
、11・・・光源(半導体レーザ)、16・・・対物レ
ンズ、22・・・第2の光検出器、22a、22b・・
・光検出セル、31.32・・・増幅器、33.34.
38・・・差動増幅器、35・・・スイッチング回路、
36.37・・・基準信号発生回路、39・・・波形整
形回路、40・・・駆動回路。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2 図 第3図
Claims (3)
- (1)集束光を用いディスクに対して情報の記録あるい
は再生を行うディスク装置において、光源と、この光源
から発せられた光を前記ディスク上に集束するための集
束手段と、上記ディスクで反射した光の一部を非対称な
状態で抜き出して少なくとも2種類の信号を検出する検
出手段と、この検出手段で検出した検出信号に対して情
報の記録あるいは再生時に異なつた基準電圧を切換えて
加える手段と、この手段により基準電圧が加えられる検
出信号により焦点ぼけ検出を行う焦点ぼけ検出手段とを
具備したことを特徴とするディスク装置。 - (2)前記印加手段が、前記検出した検出信号の一方に
対して基準電圧を加えることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のディスク装置。 - (3)前記印加手段が、前記検出した検出信号の差信号
に対して基準電圧を加えることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のディスク装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3101385A JPS61190726A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | デイスク装置 |
US06/829,954 US4755980A (en) | 1985-02-19 | 1986-02-18 | Optical disk and recording/reproducing device for optical disk |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3101385A JPS61190726A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | デイスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61190726A true JPS61190726A (ja) | 1986-08-25 |
Family
ID=12319660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3101385A Pending JPS61190726A (ja) | 1985-02-19 | 1985-02-19 | デイスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61190726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01251328A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-06 | Canon Inc | 光学的情報記録再生装置 |
-
1985
- 1985-02-19 JP JP3101385A patent/JPS61190726A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01251328A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-06 | Canon Inc | 光学的情報記録再生装置 |
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