JPH05274681A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH05274681A
JPH05274681A JP6648392A JP6648392A JPH05274681A JP H05274681 A JPH05274681 A JP H05274681A JP 6648392 A JP6648392 A JP 6648392A JP 6648392 A JP6648392 A JP 6648392A JP H05274681 A JPH05274681 A JP H05274681A
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JP
Japan
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signal
differential amplifier
circuit
output signal
level
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JP6648392A
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English (en)
Inventor
Akihiko Doi
昭彦 土肥
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品のばらつきや温度等の外部環境によら
ず、正確にレベル検知が行え、この結果、フォーカスは
ずれ検知やゲインコントロールを正確に行える光ディス
ク装置を提供する。 【構成】 ピーク検出回路61とレベル補正回路62
は、それぞれエミッタフォロワ63、67を備えてい
る。また、レベル補正回路62は、差動増幅器70を備
えている。ピーク検出回路61の出力信号は、エミッタ
フォロワ63の電圧降下のためVin−VD となる。差同
増幅器70の非反転入力端子にはVin−VD の信号が入
力される。また、エミッタフォロワ67の電圧降下のた
め、差動増幅器70の反転入力端子にはVin−2VD
信号が入力される。したがって、差動増幅器70の出力
信号はVinとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば光学ヘッド内の半
導体レーザより出力されるレーザ光によって光ディスク
に情報を記録したり、光ディスクに記録されている情報
を読出す光ディスク装置が種々開発されている。
【0003】このような光ディスク装置では、再生用信
号から光ディスクの反射率を表す信号をピーク検波等に
よりレベル検知を行って生成し、この信号をもとにして
フォーカスのはずれ検知や各種信号(例えば、再生用信
号、フォーカスサーボ用信号、トラッキングサーボ用信
号)のゲインを切り換えたり、ゲインコントロールを行
う基準信号として使用している。
【0004】図5は、このレベル検知回路の構成を示す
回路図である。このレベル検知回路は、ダイオード10
1、コンデンサ102、抵抗103、バッファアンプ1
04を有している。
【0005】光検知セルの出力信号が入力されると、ダ
イオード101とコンデンサ102によりピーク検波が
行われ、バッファアンプ104を介して信号が出力さ
れ、この出力信号がフォーカスのはずれ検知等に使用さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示す
回路では、ダイオードの電圧降下がVD であるので、入
力信号の電圧レベルがVinであると、出力信号の電圧レ
ベルはVin−VD となる。このVD は個々の部品として
のダイオードによってばらつき、また温度等の外部環境
によって変化する特性を有し、このため誤差を生じ、フ
ォーカスのはずれ検知やゲインコントロールが正確に行
えないという問題があった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、部品のばらつきや
温度等の外部環境によらず、光ディスクの反射率を表す
信号のレベル検知が正確に行える光ディスク装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、情報が記録された光ディスクの前記情
報を読取る光ディスク装置において、前記光ディスクに
光を照射する照射手段と、前記光ディスクから反射され
た反射光を検出する検出手段と、前記反射光のピークを
検出するピーク検出手段と、前記ピーク検出手段の出力
信号のレベルを補正して、前記ピーク検出手段の入力信
号と略同レベルの電圧を出力するレベル補正手段とを有
するレベル補正手段と、を具備する光ディスク装置であ
る。
【0009】
【作用】本発明では、レベル補正手段によりピーク検出
手段の出力信号のレベルを補正して、入力信号とほぼ同
レベルの電圧を出力する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0011】図1は、この発明の光ディスク装置の概略
構成を示すものである。すなわち、光ディスク1は、モ
−タ(図示しない)によって光学ヘッド3に対して、線
速一定または、回転数一定で回転駆動されるようになっ
ている。この光ディスク1は、例えばガラスあるいはプ
ラスチックスなどで円形に形成された基板の表面に、テ
ルルあるいはビスマスなどの金属被膜層がド−ナツ形に
コ−ティングされている。光ディスク1の裏側には、情
報の記録、再生を行うための光学ヘッド3が設けられて
いる。この光学ヘッド3は、次のように構成されてい
る。すなわち、11は半導体レ−ザ(光源)であり、こ
の半導体レ−ザ11からは発散性のレ−ザ光Lが発生さ
れる。この場合、情報を光ディスク1の記録膜1aに書
き込む(記録)に際しては、書き込むべき情報に応じて
その光強度が変調されたレ−ザ光Lが発生され、情報を
光ディスク1の記録膜1aから読み出す(再生)際に
は、一定の光強度を有するレ−ザ光Lが発生される。
【0012】そして、半導体レ−ザ11から発生された
発散性のレ−ザ光Lは、コリメ−タレンズ13によって
平行光束に変換され、偏光ビ−ムスプリッタ14に導か
れる。この偏光ビ−ムスプリッタ14に導かれたレ−ザ
光Lは、この偏光ビ−ムスプリッタ14を通過した後、
1/4波長板15を通過して対物レンズ16に入射さ
れ、この対物レンズ16によって光ディスク1の記録膜
1aに向けて集束される。ここで、対物レンズ16は、
その光軸方向および光軸と直交する方向にそれぞれ移動
可能に支持されており、対物レンズ16が所定位置に位
置されると、この対物レンズ16から発せられた集束性
のレ−ザ光Lのビ−ムウエストが光ディスク1の記録膜
1aの表面上に投射され、最小ビ−ムスポットが光ディ
スク1の記録膜1aの表面上に形成される。この状態に
おいて、対物レンズ16は合焦状態および合トラック状
態に保たれ、情報の書き込みおよび読み出しが可能とな
る。
【0013】また、光ディスク1の記録膜1aから反射
された発散性のレ−ザ光Lは、合焦時には対物レンズ1
6によって平行光束に変換され、再び1/4波長板15
を通過して偏光ビ−ムスプリッタ14に戻される。レ−
ザ光Lが1/4波長板15を往復することによって、こ
のレ−ザ光Lは偏光ビ−ムスプリッタ14を通過した際
に比べて偏波面が90度回転しており、この90度だけ
偏波面が回転したレ−ザ光Lは、偏光ビ−ムスプリッタ
14を通過せずに、この偏光ビ−ムスプリッタ14で反
射される。そして、偏光ビ−ムスプリッタ14で反射し
たレ−ザ光Lはハ−フミラ−17によって2系統に分け
られ、その一方(トラックずれ検出系)のレ−ザビ−ム
Lは第1の投射レンズ18によって第1の光検出器19
上に照射される。この第1の光検出器19は、第1の投
射レンズ18によって結像される光を、電気信号に変換
する光検出セル19a、19bによって構成されてい
る。これらの光検出セル19a、19bによって出力さ
れる信号としては、それぞれγ信号、δ信号が出力され
るようになっている。
【0014】一方、ハ−フミラ−17によって分けられ
た他方(焦点ぼけ検出系)のレ−ザビ−ムLは、ナイフ
エッヂ(光抜出し部材)20によって光軸から離間した
領域を通過する成分のみ抜出され、第2の投射レンズ2
1を通過した後第2の光検出器22上に照射される。こ
の第2の光検出22は、第2の投射レンズ21によって
結像される光を、電気信号に変換する光検出セル22
a、22bによって構成されている。これらの光検出セ
ル22a、22bによって出力される信号としては、そ
れぞれα信号、β信号が出力されるようになっている。
【0015】光学ヘッド3の出力つまり各光検出セル1
9a、19b、22a、22bの出力は、それぞれ増幅
器31、32、41、42に供給される。上記増幅器3
1の出力は増幅器33を介して減算回路としての差動増
幅器38の非反転入力端子に供給される。また、上記増
幅器32の出力は差動増幅器34の非反転入力端子に供
給され、この差動増幅器34の反転入力端子にはスイッ
チング回路35からバイアス電圧(オフセット電圧)が
供給される。スイッチング回路35は図示しない制御回
路から供給される切換信号に応じて基準信号発生回路3
6あるいは基準信号発生回路37から供給される基準信
号としてバイアス電圧を出力するものである。制御回路
から供給される切換信号としては、再生時と記録時とで
異なった信号が供給されるようになっている。基準信号
発生回路36は、記録時に対物レンズ16によるビ−ム
スポットが最適位置となるようにするための、基準信号
としてのバイアス電圧を出力するものであり、基準信号
発生回路37は再生時に対物レンズ16によるビ−ムス
ポットが最適位置となるようにするための、基準信号と
してのバイアス電圧を出力するものであり、それらの値
はそれぞれ装置への設定時にセッティングされるように
なっている。
【0016】また、差動増幅器34の出力は差動増幅器
38の反転入力端に供給される。これにより、差動増幅
器38は光検出セル22aからの検出信号と、光検出セ
ル22bからの検出信号にオフセット電圧を加えた信号
との差を取ることにより、焦点ぼけに応じた信号を出力
するものである。差動増幅器38の出力は、波形整形回
路39で整形され、駆動回路40に供給される。この駆
動回路40は、波形整形回路39から供給される信号に
応じて、対物レンズ16を光ディスク1の記録面1aに
対して垂直方向に駆動するコイル24に対応する電流を
供給することにより、対物レンズ16を駆動するもので
ある。
【0017】また、増幅器41の出力は増幅器43を介
して減算回路としての差動増幅器46の非反転入力端子
に供給される。また、上記増幅器42の出力は差動増幅
器44の非反転入力端子に供給され、この差動増幅器4
4の反転入力端子には基準信号発生回路45からバイア
ス電圧(オフセット電圧)が供給される。基準信号発生
回路45は、記録時および再生時に対物レンズ16によ
るビ−ムスポットが最適位置となるようにするための、
基準信号としてのバイアス電圧を出力するものであり、
その値は装置への設定時にセッティングされるようにな
っている。
【0018】また、差動増幅器44の出力は差動増幅器
46の反転入力端子に供給される。これにより、差動増
幅器48は光検出セル19aからの検出信号と、光検出
セル19bからの検出信号にオフセット電圧を加えた信
号との差を取ることにより、通常のトラッキング時のト
ラックずれに応じた信号を出力するものである。差動増
幅器46の出力は、波形整形回路47で整形され、駆動
回路48に供給される。この駆動回路48は、波形整形
回路47から供給される信号に応じて、対物レンズ16
を光ディスク1の記録面1aに対して水平方向に駆動す
るコイル23に対応する電流を供給することにより、対
物レンズ16を駆動するものである。
【0019】次に、このような構成において動作を説明
する。たとえば今、半導体レ−ザ11から発生された発
散性のレ−ザ光Lは、コリメ−タレンズ13によって平
行光束に変換され、偏光ビ−ムスプリッタ14に導かれ
る。この偏光ビ−ムスプリッタ14に導かれたレ−ザ光
Lは、この偏光ビ−ムスプリッタ14を通過した後、1
/4波長板15を通過して対物レンズ16に入射され、
この対物レンズ16によって光ディスク1の記録膜1a
に向けて集束される。この状態において、情報の記録を
行う際には、強光度のレ−ザ光束(記録ビ−ム光)の照
射によって、光ディスク1上のトラックにピットが形成
され、情報の再生を行う際には、弱光度のレ−ザ光束
(再生ビ−ム光)が照射される。この再生ビ−ム光に対
する光ディスク1からの反射光は、対物レンズ16によ
って平行光束に変換され、再び1/4波長板15を通過
して偏光ビ−ムスプリッタ14に戻される。レ−ザ光L
が1/4波長板15を往復することによって、このレ−
ザ光Lは偏光ビ−ムスプリッタ14を通過した際に比べ
て偏波面が90度回転しており、この90度だけ偏波面
が回転したレ−ザ光Lは、偏光ビ−ムスプリッタ14を
通過せずに、この偏光ビ−ムスプリッタ14で反射され
る。そして、偏光ビ−ムスプリッタ14で反射したレ−
ザ光Lはハ−フミラ−17によって2系統に分けられ、
その一方(トラックずれ検出系)のレ−ザビ−ムLは第
1の投射レンズ18によって第1の光検出器19上に照
射される。一方、ハ−フミラ−17によって分けられた
他方(焦点ぼけ検出系)のレ−ザビ−ムLは、ナイフエ
ッヂ(光抜出し部材)20によって光軸から離間した領
域を通過する成分のみ抜出され、第2の投射レンズ21
を通過した後第2の光検出器22上に照射される。した
がって、光検出セル22a、22b、19a、19bか
ら照射光に応じた信号が出力され、それらの信号がそれ
ぞれ増幅器31、32、41、42に供給される。
【0020】このような状態において、情報の記録時に
おけるフォ−カッシング動作について説明する。すなわ
ち、上記増幅器31からの信号は増幅器33で増幅され
差動増幅器38に供給される。また、増幅器32からの
出力は差動増幅器34に供給される。このとき、スイッ
チング回路35には図示しない制御回路から記録に対す
る切換信号が供給されている。このため、スイッチング
回路35は基準信号発生回路36からの基準信号として
のバイアス電圧を差動増幅器34に供給している。これ
により、差動増幅器34は増幅器32から供給される信
号にバイアス電圧を加えた信号を差動増幅器38に出力
する。したがって、差動増幅器38は光検出セル22a
からの検出信号と、光検出セル22bからの検出信号に
バイアス電圧(オフセット電圧)を加えた信号との差を
取ることにより得られる、焦点ぼけに応じた信号を波形
整形回路39を介して駆動回路4に出力する。これによ
り、駆動回路40は波形整形回路39からの信号に応じ
てコイル24に所定の電流を供給し、対物レンズ16を
垂直方向に駆動して、記録時におけるフォ−カッシング
を行う。この結果、記録時における対物レンズ16によ
るビ−ムスポットが、対物レンズ16の機構的位置ずれ
が生じていたとしても、上記バイアス電圧により補正す
ることにより、最適位置とすることができる。
【0021】また、情報の再生時におけるフォ−カッシ
ング動作について説明する。すなわち、増幅器31から
の信号は増幅器33で増幅され差動増幅器38に供給さ
れる。また、増幅器32からの出力は差動増幅器34に
供給される。このとき、スイッチング回路35には図示
しない制御回路から再生に対する切換信号が供給されて
いる。このため、スイッチング回路35は基準信号発生
回路37からの基準信号としてのバイアス電圧を差動増
幅器34に供給している。これにより、差動増幅器34
は増幅器32から供給される信号にバイアス電圧を加え
た信号を差動増幅器38に出力する。したがって、差動
増幅器38は光検出セル22aからの検出信号と、光検
出セル22bからの検出信号にバイアス電圧(オフセッ
ト電圧)を加えた信号との差を取ることにより得られ
る、焦点ぼけに応じた信号を波形整形回路39を介して
駆動回路40に出力する。これにより、駆動回路40は
波形整形回路39からの信号に応じてコイル24に所定
の電流を供給し、対物レンズ16を垂直方向に駆動し
て、再生時におけるフォ−カッシングを行う。この結
果、再生時における対物レンズ16によるビ−ムスポッ
トが、対物レンズ16の機構的位置ずれが生じていたと
しても、上記バイアス電圧により補正することにより、
最適位置とすることができる。
【0022】ついで、トラッキング動作について説明す
る。すなわち、上記増幅器41からの信号は増幅器43
で増幅され差動増幅器46に供給される。また、増幅器
32からの出力は差動増幅器44に供給される。この
時、基準信号発生回路45からの基準信号としてのバイ
アス電圧が差動増幅器44に供給されている。これによ
り、差動増幅器44は増幅器42から供給される信号に
バイアス電圧を加えた信号を差動増幅器46に出力す
る。したがって、差動増幅器46は光検出セル19aか
らの検出信号と、光検出セル19bからの検出信号にバ
イアス電圧(オフセット電圧)を加えた信号との差を取
ることにより得られる信号を波形整形回路47を介して
駆動回路48に出力する。これにより、駆動回路48は
波形整形回路47からの信号に応じてコイル23に所定
の電流を供給し、対物レンズ16を水平方向に駆動し
て、トラッキングを行う。
【0023】図2は、この光ディスク装置の情報再生回
路を示すブロック図である。
【0024】この情報再生回路は、光検出セル19a、
19bにそれぞれ接続される電流電圧変換器(I−V変
換器)51、52、加算器53、2値化回路54、デー
タ復調回路55、レベル検出回路56、A/Dコンバー
タ57を有している。
【0025】すなわち、この情報再生回路は、図1の光
検出セル19a、19bに接続されるもので、図1には
示されていない。
【0026】電流電圧変換器51、52は、それぞれ光
検出セル19a、19bの出力電流を電圧に変換する。
加算器53は、電流電圧変換器51、52の出力電圧を
加算する。2値化回路54は、加算器53の出力信号を
2値化する。データ復調回路55は、2値化回路54の
出力信号を復調してデータを再生する。
【0027】レベル検出回路56は、加算器53の出力
信号のピークを検知して、メディア(光ディスク)の反
射光量を示す信号を生成する。A/Dコンバータ57
は、レベル検出回路56の出力信号をディジタル信号に
変換し、図示しないCPUに送る。CPUは、この信号
からフォーカシングのはずれやメディアの反射率の検知
を行い、フォーカス異常を検出したり、メディアの反射
率を認識することにより、信号処理系のゲインを切り換
えたりする。
【0028】図3は、レベル検知回路56を示すもの
で、このレベル検知回路56は、ピーク検出回路61と
レベル補正回路62を有している。
【0029】ピーク検出回路61は、エミッタフォロワ
63、定電流源64、コンデンサ65、抵抗66を有し
ている。
【0030】レベル補正回路62は、エミッタフォロワ
67、定電流源68、抵抗69、71、差動増幅器70
を有している。
【0031】定電流源64は、一定電流Ia を流すもの
で、エミッタフォロワ63と定電流源64で構成される
回路は、ダイオードと等価である。そして、エミッタフ
ォロワ63、定電流源64、コンデンサ65により、入
力信号のピーク検波が行われる。
【0032】定電流源68は、一定電流Ib を流すもの
で、エミッタフォロワ67と定電流源68で構成される
回路は、ダイオードと等価である。
【0033】差動増幅器70は、入力信号を増幅する。
【0034】エミッタフォロワ63、67の電圧降下は
D であるので、ピーク検出回路61の出力信号の電圧
レベルはVin−VD となる。この信号は、そのまま差動
増幅器70の非反転入力端子に入力される。また、ピー
ク検出回路61の出力信号は、エミッタフォロワ67を
介して差動増幅器70の反転入力端子に入力される。前
述したように、エミッタフォロワ67の電圧降下はVD
であるので、差動増幅器70の反転入力端子の入力電圧
のレベルはVin−2VD となり、差動増幅器70の出力
信号はVinとなる。
【0035】したがって、レベル検知回路56によりレ
ベルの検知を行っても、その出力信号は加算器53の出
力信号とほぼ同レベルとなり、従来のようにダイオード
による降下電圧VD を含んだ出力信号Vin−VD を出力
する場合に比べて、この降下電圧VD を含まないので、
部品のばらつきや温度等の外部環境の変化にかかわら
ず、正確にメディアの反射光量を示す信号を生成するこ
とができるので、安定的にフォーカスはずれ検知等を行
うことが可能になる。
【0036】図4は、レベル検知回路56の他の実施例
を示すものである。
【0037】ピーク検出回路61aは、バッファアンプ
81、ダイオード82、コンデンサ65a、抵抗66a
を有している。
【0038】レベル補正回路62aは、バッファアンプ
83、ダイオード84、差動増幅器70a、抵抗69
a、71aを有している。
【0039】レベル検出回路61aにおいては、ダイオ
ード82とコンデンサ65aによってピーク検波が行わ
れるが、ダイオード82の電圧降下VD により、その出
力信号の電圧レベルはVin−VD となる。
【0040】また、レベル補正回路62aにおいて、差
動増幅器70aの非反転入力端子にはVin−VD の信号
が入力され、反転入力端子にはダイオード84の電圧降
下VD のため、Vin−2VD の信号が入力される。
【0041】したがって、前述した実施例と同様に、レ
ベル補正回路62aの出力信号はVinとなる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、部
品のばらつきや温度等の外部環境によらず、光ディスク
の反射率を表す信号のレベル検知が正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ディスク装置の概略
構成図
【図2】情報再生回路の構成を示すブロック図
【図3】レベル検知回路の構成を示す回路図
【図4】レベル検知回路の他の構成を示す回路図
【図5】従来のレベル検知回路の構成を示す回路図
【符号の説明】
1………光ディスク 3………光学ヘッド 11………光源(半導体レ−ザ) 16………対物レンズ 19a、19b…光検出器 56………レベル検知回路 61、61a………ピーク検出回路 62、62a………レベル補正回路 63、67………エミッタフォロワ 64、68………定電流源 65、65a………コンデンサ 70、70a………差動増幅器 82、84………ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報が記録された光ディスクの前記情報
    を読取る光ディスク装置において、 前記光ディスクに光を照射する照射手段と、 前記光ディスクから反射された反射光を検出する検出手
    段と、 前記反射光のピークを検出するピーク検出手段と、 前記ピーク検出手段の出力信号のレベルを補正して、前
    記ピーク検出手段の入力信号と略同レベルの電圧を出力
    するレベル補正手段とを有するレベル補正手段と、 を具備する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ピーク検出手段は、 前記検出手段の出力信号が入力される第1のエミッタフ
    ォロワと、 前記エミッタフォロワに接続されたコンデンサと、 を有し、 前記レベル補正手段は、 前記ピーク検出手段の出力信号が入力される第2のエミ
    ッフォロワと、 前記エミッタフォロワの出力信号と前記ピーク検出手段
    の出力信号が入力される差動増幅器と、 を有する請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ピーク検出手段は、 前記検出手段の出力信号が入力される第1のダイオード
    と、 前記ダイオードに接続されたコンデンサと、 を有し、 前記レベル補正手段は、 前記ピーク検出手段の出力信号が入力される第2のダイ
    オードと、 前記第2のダイオードの出力信号と前記ピーク検出手段
    の出力信号が入力される差動増幅器と、 を有する請求項1記載の光ディスク装置。
JP6648392A 1992-03-25 1992-03-25 光ディスク装置 Withdrawn JPH05274681A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6648392A JPH05274681A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 光ディスク装置

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JP6648392A JPH05274681A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 光ディスク装置

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JPH05274681A true JPH05274681A (ja) 1993-10-22

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