JP2597560B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2597560B2
JP2597560B2 JP61311530A JP31153086A JP2597560B2 JP 2597560 B2 JP2597560 B2 JP 2597560B2 JP 61311530 A JP61311530 A JP 61311530A JP 31153086 A JP31153086 A JP 31153086A JP 2597560 B2 JP2597560 B2 JP 2597560B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば集束光を用い光ディスクに対し
て情報の記録あるいは再生を行う光ディスク装置などの
情報処理装置に関する。
(従来の技術) 近年、多量に発生する文書などの画像情報を2次元的
な光走査により光電変換し、この光電変換された画像情
報を画像記録装置に記録し、あるいはそれを必要に応じ
て検索、再生し、ハードコピーあるいはソフトコピーと
して再生出力し得る画像情報ファイル装置における画像
記録装置として最近、光ディスク装置(情報処理装置)
が用いられている。
従来、このような光ディスク装置にあっては、スパイ
ラル状に情報を記録する光ディスクが用いられ、この光
ディスクの半径方向にリニアモータで直線移動する光学
ヘッドにより情報の記録あるいは再生が行われるように
なっている。
このような装置では、光学ヘッドにおける対物レンズ
のフォーカッシングあるいはトラッキングを行う場合、
取付け誤差等により適正な位置にビームが照射されな
い。このため、フォーカッシング用の2種類の検出信号
の差を取り、その信号差に応じた電流を対物レンズ駆動
用のボイスコイルに流すことにより、対物レンズを合焦
点位置に駆動するようになっている。
また、トラッキング用の2種類の検出信号の差を取
り、それらの信号差に応じた電流を対物レンズ駆動用の
コイルに流すことにより、対物レンズを正しいトラック
位置に駆動するようになっている。
この場合、フォーカッシング制御、トラッキング制御
を行う際、それらが記録時、再生時に光ディスクからの
反射信号の検出レベルが異なった場合に対しても、安定
に動作させるために、駆動信号を正規化する割算器(2
つの検出信号の差信号を和信号で割ったもの)が用いら
れている。また、検出器の感度誤差、取付け位置による
誤差などの物理的誤差を補正するために、オフセット補
正電圧を駆動信号に加えるようになっている。
しかしながら、上記のような装置では、記録中の2つ
の検出信号が、再生中の検出信号の数倍に及ぶことがあ
る。このため、2つの検出信号の差信号はあまり影響を
受けないが、和信号は同じように数倍になる。これによ
り、和信号が電源電圧に飽和しないように利得を設定す
ると、再生時に和信号が小さくなりすぎて、割算器の割
算結果が不安定になる恐れがあってた。また、このよう
な条件でも安定に動作する割算器は高価なものであっ
た。
したがって、記録時に検出光量が再生時よりも非常に
大きくなったときに備えて、割算器のダイナミックレン
ジを大きくとらなければならなかった。このため、その
割算器に高い演算精度が要求され、扱いにくく、また価
格も高くいなるという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、扱いにくく、高価な部品を用いるこ
となく、安定かつ正確なフォーカッシング、トラッキン
グを行うことができる情報処理装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の情報処理装置は、集束光を用い記録媒体に
対して情報の記録あるいは再生を行う情報処理装置にお
いて、光源と、この光源から発せられた光を上記記録媒
体上に集束するための集束手段と、上記記録媒体からの
光を用いて少なくとも2種類の電流信号を検出する検出
手段と、上記記録媒体に対して情報の記録時は第1の増
幅率で、かつ再生時は上記第1の増幅率よりも大きな第
2の増幅率で、上記検出手段による上記少なくとも2種
類の検出電流信号を電圧信号に変換して増幅する増幅手
段と、この材幅手段で増幅された少なくとも2種類の検
出電圧信号の差信号を得る第1の演算手段と、上記増幅
手段で少なくとも2種類の検出電圧信号の和信号を得る
第2の演算手段と、上記第1の演算手段で得られる差信
号を、上記第2の演算手段で得られた和信号で演算して
正規化信号を得る第3の演算手段と、この第3の演算手
段により得られた正規化信号を基に上記集束手段を制御
する手段とから構成されている。
(作用) この発明は、集束光を用い記録媒体に対して情報の記
録あるいは再生を行う情報処理装置において、光源から
発せられた光を上記記録媒体上に集束手段で集束し、上
記記録媒体からの光を用いて少なくとも2種類の電流信
号を検出手段で検出し、上記記録媒体に対して情報の記
録時は第1の増幅率で、かつ再生時は上記第1の増幅率
よりも大きな第2の増幅率で、上記検出手段による上記
少なくとも2種類の検出電流信号を電圧信号に変換して
増幅手段で増幅し、増幅された少なくとも2種類の検出
電圧信号の差信号を第1の演算手段で得、上記増幅手段
で増幅された少なくとも2種類の検出電圧信号の和信号
を第2の演算手段で得、上記第1演算手段で得られる差
信号を、上記第2の演算手段で得られた和信号で演算し
て得られる正規化信号を基に上記集束手段を制御するよ
うにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明
する。
第1図および第2図は、この発明の情報処理装置たと
えば光ディスク装置の概略構成を示すものである。すな
わち、光ディスク(記録媒体)1は、モータ(図示しな
い)によって光学ヘッド3に対して、線速一定で回転駆
動されるようになっている。上記光ディスク1は、たと
えばガラスあるいはプラスチックなどで円形に形成され
た基板の表面に、テルルあるいはビスマスなどの金属被
膜層がドーナツ形にコーティングされている。
上記光ディスク1裏側には、情報の記録、再生を行う
ための光学ヘッド3が設けられいる。この光学ヘッド3
は、次のように構成される。すなわち、11は半導体レー
ザ(光源)であり、この半導体レーザ11からは発散性の
レーザ光Lが発生される。この場合、情報を上記光ディ
スク1の記録膜1aに書き込む(記録)に際しては、書き
込むべき情報に応じてその光強度が変調されたレーザ光
Lが発生され、情報を光ディスク1の記録膜1aから読み
出す(再生)際には、一定の光強度を有するレーザ光L
が発生される。
そして、半導体レーザ11から発生された発散性のレー
ザ光Lは、コリメータレンズ13によって平行光束に変換
され、偏光ビームスプリッタ14に導かれる。この偏光ビ
ームスプリッタ14に導かれたレーザ光Lは、この偏光ビ
ームスプリッタ14を通過した後、1/4波長板15を通過し
て対物レンズ16に入射され、この対物レンズ16によって
光ディスク1の記録膜1aに向けて集束される。
ここで、対物レンズ16は、その光軸方向および光軸と
直交する方向にそれぞれ移動可能に支持されており、対
物レンズ16が所定位置に位置されると、この対物レンズ
16か発せられた集束性のレーザ光Lのビームウエストが
光ディスク1の記録膜1aの表面上に投射され、最小ビー
ムスポットが光ディスク1の記録膜1aの表面上に形成さ
れる。この状態において、対物レンズ16は合焦状態およ
び合トラック状態に保たれ、情報の書き込みおよび読み
出しが可能となる。
また、光ディスク1の記録膜1aから反射された発散性
のレーザ光Lは、合焦時には対物レンズ16によって平行
光束に変換され、再び1/4波長板15を通過して偏光ビー
ムスプリッタ14に戻される。レーザ光Lが1/4波長板15
を往復することによって、このレーザ光Lは偏光ビーム
スプリッタ14を通過した際に比べて偏波面が90度回転し
ており、この90度だけ偏波面が回転したレーザ光Lは、
偏光ビームスプリッタ14を通過せずに、この偏光ビーム
スプリッタ14で反射される。
そして、偏光ビームスプリッタ14で反射したレーザ光
Lはハーフミラー17によって2系統に分けられ、その一
方(トラックずれ検出系)のレーザ光Lは第1の投射レ
ンズ18によって第1の光検出器19上に照射される。
この第1の光検出器19は、第1の投射レンズ18によっ
て結像される光を、電気信号に変換する光検出セル19a,
19bによって構成されている。これらの光検出セル19a,1
9bによって出力される信号としては、それぞれγ信号、
δ信号が出力されるようになっている。
一方、ハーフミラー17によって分けられた他方(焦点
ぼけ検出系)のレーザビームLは、ナイフエッヂ(光抜
出し部材)20によって光軸から離間した領域を通過する
成分のみ抜出され、第2の投射レンズ21を通過した後第
2の光検出器22上に照射される。
この第2の光検出器22は、第2の投射レンズ21によっ
て結像される光を、電気信号に変換する光検出セル22a,
22bによって構成されている。これらの光検出セル22a,2
2bによって出力される信号としては、それぞれα信号、
β信号が出力されるようになっている。
上記光学ヘッド3の出力のうち光検出セル19a、19bの
出力は、トラックングずれ補正用および再生信号用に用
いられるようになっている。また、光検出セル22a、22b
の出力は、フォーカッシング(焦点ぼけ)補正用に用い
られるようになっている。
また、光検出セル22a、22bの出力は、それぞれ増幅回
路31、32に供給される。
上記増幅回路31、32は、上記光検出セル22a、22bから
供給される信号を後述するCPU70から供給される記録中
を示す信号が供給されているか否かに応じて異なった増
幅率で増幅した信号を出力するものである。上記増幅回
路31は、差動増幅器51、この差動増幅器51の出力端と反
転入力端との間に設けられた抵抗52、53の直列回路、お
よび抵抗53に並列に設けられたアナログスイッチ54によ
って構成されている。上記差動増幅器51の非反転入力端
は接地されている。
上記増幅回路32は、差動増幅器55、この差動増幅器55
の出力端と反転入力端との間の設けられた抵抗56、57の
直列回路、および抵抗57に並列に設けられたアナログス
イッチ58によって構成されている。上記差動増幅器55の
非反転入力端は接地されている。
また、上記アナログスイッチ54、58は、上記CPU70か
らの記録中を示す信号aによってオン−オフされるよう
になっている。たとえば、アナログスイッチ54、58がオ
ンされた場合、対応する増幅回路31,32の増幅率は小さ
なものとなり、アナログスイッチ54、58がオフされた場
合、対応する増幅回路31、32の増幅率は大きなものとな
っている。
上記増幅回路31の出力は減算回路としての差動増幅器
33の非反転入力端に供給され、この差動幅器33の反転入
力端には上記増幅回路32の出力が供給される。また、上
記増幅回路31、32の出力は加算回路として加算器34の入
力端に供給される。上記差動増幅器33の出力および加算
器34の出力は正規化回路35に供給される。
この正規化回路35は割算器(除算回路)によって構成
され、差動増幅器33から供給される信号を加算器34から
供給される加算信号で除算するものである。たとえば、
差信号「α−β」を加算信号「α+β」で除算すること
により、正規化信号「α−β/α+β」つまり焦点ぼけ
検出信号が得られるようになっている。これにより、記
録時、再生時のように、上記光検出器の検出レベルがレ
ーザ光Lの強度の違いにより異なっている場合でも、常
に所定の検出レベルの信号が得られるようになってい
る。
上記正規化回路35の出力は加算器36の一端に供給さ
れ、この加算器36の他端には基準信号発生回路37から基
準信号が供給されている。上記基準信号発生回路37は、
対物レンズ16によるビームスポット(フォーカス位置)
が最適位置となるようにするための、基準信号としての
バイアス電圧(オフセット補正電圧)Δxを出力するも
のであり、その値は装置への設定時にセッテングされる
ようになっている。
上記加算器36は、正規化回路35からの焦点ぼけ検出信
号に基準信号発生回路37から供給されるフォーカス位置
のずれに対応したオフセット補正電圧を加えるものであ
る。上記加算器36の出力は位相補償回路38に供給され
る。この位相補償回路38は、加算器36から供給される信
号の位相が補償され、駆動回路39に供給される。この駆
動回路39は、位相補償回路38から供給される信号に応じ
て、前期対物レンズ16を光ディスク1の記録面1aに対し
て垂直方向に駆動するコイル24に対する電流を供給する
ことにより、対物レンズ16を駆動して焦点ぼけの補正
(フォーカス位置の補正)を行うものである。
また、上記光検出セル19a、19bの出力は、それぞれ増
幅回路41、42に供給される。
これらの増幅回路41、42は、上記光検出セル19a、19b
から供給される信号を後述するCPU70から供給される記
録中を示す信号aが供給されているか否かに応じて異な
った増幅率で増幅した信号を出力するものである。上記
増幅回路41は、差動増幅器61、この差動増幅器61の出力
端と反転入力端との間に設けられた抵抗62、63の直列回
路、および抵抗63に並列に設けられたアナログスイッチ
64によって構成されている。上記差動増幅器61の非反転
入力端は接地されている。
上記増幅回路42は、差動増幅器65、この差動増幅器65
の出力端と反転入力端との間に設けられた抵抗66、67の
直列回路、および抵抗67に並列に設けられたアナログス
イッチ68によって構成されている。上記差動増幅器65の
非反転入力端は接地されている。
また、上記アナログスイッチ64、68は、上記CPU70か
らの記録中を示す信号によってオン−オフされるように
なっている。たとえば、アナログスイッチ64、68がオン
された場合、対応する増幅回路41、42の増幅率は小さな
ものとなり、アナログスイッチ64、68がオフされた場
合、対応する増幅回路41、42増幅率は大きなものとなっ
ている。
上記増幅回路41の出力は減算回路としての差動増幅器
43非反転入力端に供給され、この差動増幅器43の反転入
力端には上記増幅回路42の出力が供給される。また、上
記増幅回路41、42の出力は加算回路としての加算器44の
入力端に供給される。上記差動増幅器43の出力および加
算器44の出力は正規化回路45に供給される。
この正規化回路45は割算器(除算回路)によって構成
され、差動増幅器43から供給される信号を加算器44から
供給される加算信号で除算するものである。たとえば、
差信号「γ−δ」を加算信号「γ+δ」で除算すること
により、正規化信号「γ−δ/γ+δ」つまりトラッキ
ングずれ検出信号が得られるようになっている。これに
より、記録時、再生時のように、上記光検出器の検出レ
ベルがレーザ光Lの強度の違いにより異なっている場合
でも、常に所定の検出レベルの信号が得られるようにな
っている。
上記正規化回路45の出力は加算器46の一端に供給さ
れ、この加算器46の他端には基準信号発生回路47から基
準信号が供給されている。上記基準信号発生回路47は、
対物レンズ16によるビームスポット(トラッキング位
置)が最適位置となるようにするための、基準信号とし
てのバイアス電圧(オフセット補正電圧)Δyを出力す
るものであり、その値は装置への設定時にセッテングさ
れるようになっている。
上記加算器46は、正規化回路45からのトラッキングず
れ検出信号に基準信号発生回路37から供給したトラッキ
ング位置のずれに対応したオフセット補正電圧を加える
ものである。上記加算器46の出力は位相補償回路48に供
給される。この位相補償回路48は、加算器46から供給さ
れる信号の位相が補償され、駆動回路49に供給される。
この駆動回路49は、位相補償回路48から供給される信号
に応じて、前記対物レンズ16を光ディスク1の記録面1a
に対して水平方向に駆動するコイル23に対応する電流を
供給することにより、対物レンズ16を駆動してトラッキ
ングずれの補正を行うものである。
また、CPU70は全体を制御するものであり、図示しな
い外部機器から供給される記録信号に応じて記録中を示
す信号aと記録データbとを記録用光量設定部71に出力
し、あるいは再生信号に応じて制御信号cを再生用光量
設定部72に出力するものである。
上記再生用光量設定部72は、再生時にCPU70から供給
される制御信号cに応じてNPN型トランジスタ73のベー
スに駆動信号を出力するものである。このトランジスタ
73のコレクタは抵抗74を介して接地されている。上記ト
ランジスタ73は再生用光量設定部72か供給される駆動信
号に応じて電流増幅を行なうものである。この結果、ト
ランジスタ73の電流増幅により、半導体レーザ11に電流
が流れ、半導体レーザ11による再生ビーム光が光ディス
ク1に照射されるようになっている。
また、上記記録用光量設定部71は、記録時にCPU70か
ら供給される記録中を示す信号aと記録データbとに応
じてFET(電界効果トランジスタ)75のゲートにオン−
オフする制御信号を出力するものである。このFET75の
ソースは接地されている。このFET75のドレインと上記
トランジスタ73のコレクタとは共通に抵抗76、前期半導
体レーザ11および抵抗77を順に関して電源(Vcc)に接
続されている。上記FET75は記録用光量設定部71から供
給される制御信号に応じてオンし、所定の電流が半導体
レーザ11に流れるようになっている。
また、上記のCPU70から出力される記録中を示す信号
aは、上記増幅回路31、32、41、42内の各アナログスイ
ッツ54、58、64、68に供給されるようになっている。
次に、このような構成において動作を説明する。たと
えば今、CPU70はまず、制御信号cを再生用光量設定部7
2に出力する。すると、再生用光量設定部72は供給され
る制御信号cに応じた駆動信号をトランジスタ73のベー
スに出力する。これにより、トランジスタ73は、その駆
動信号に応じて電源増幅を行う。この結果、半導体レー
ザ11から(連続的な)弱光度のレーザ光束が発生され
る。
また、CPU70は、図示しない外部機器から供給される
記録中を示す信号aと記録データに応じた変調信号b
を、記録用光量設定部72に出力する。すると、記録用光
量設定部71は変調信号に対応した制御信号をFTE75に出
力する。これにより、FET75は供給される制御信号に応
じて断続的にオン−オフする。したがって、半導体レー
ザ11に断続的に高電流が流れ、半導体レーザ11から断続
的な強光度のレーザ光束が発生される。この結果、半導
体レーザ11から強光度のレーザ光束(記録ビーム光)と
弱光度のレーザ光束(再生ビーム光)が発せられる。
このレーザ光Lは、コリメータレンズ13によって平行
光束に変換され、偏光ビームスプリッタ14に導かれる。
この偏光ビームスプリッタ14に導かれたレーザ光Lは、
この偏光ビームスプリッタ14を通過した後、1/4波長板1
5を通過して対物レンズ16に入射され、この対物レンズ1
6によって光ディスク1の記録膜1aに向けて集束され
る。
この状態において、情報の記録を行う際には、強光度
のレーザ光束(記録ビーム光)の照射によって、光ディ
スク1上のトラックにピットが形成され、情報の再生を
行う際には、弱光度のレーザ光束(再生ビーム光)が照
射される。この再生ビーム光に対する光ディスク1から
の反射光は、対物レンズ16によって平行光束に変換さ
れ、再び1/4波長板15を通過して偏光ビームスプリッタ1
4に戻される。レーザ光Lが1/4波長板15を往復すること
によって、このレーザ光Lは偏光ビームスプリッタ14を
通過した際に比べて偏波面が90度回転しており、この90
度だけ偏波面が回転したレーザ光Lは、偏光ビームスプ
リッタ14を通過せずに、この偏光ビームスプリッタ14で
反射される。
そして、偏光ビームスプリッタ14で反射したレーザ光
Lはハーフミラー17によって2系統に分けられ、その一
方(トラックずれ検出系)のレーザビームLは第1の投
射レンズ18によって第1の光検出器19上に照射される。
一方、ハーフミラー17によって分けられた他方(焦点ぼ
け検出系)のレーザ光Lは、ナイフエッヂ(光抜出し部
材)20によって光軸から離関した領域を通過する成分の
み抜出され、第2の投射レンズ21を通過した後第2の光
検出器22上に照射される。したがって、光検出セル22
a、22b、19a、19bから照射光に応じた信号が出力され、
それらの信号がそれぞれ増幅回路31、32、41、42に供給
される。この場合、上記CPU70からの記録中を示す信号
aによりアナログスイッチ54、58、64、68がオンしてい
るため、対応する増幅回路31、32、41、42の増幅率は小
さくなっている。
このような状態において、フォーカッシング動作につ
いて説明する。すなわち、上記増幅回路31、32からの信
号は差動増幅器33、加算器34に供給される。すると、差
動増幅器33は光検出セル22aからの検出信号と、光検出
セル22bからの検出信号との差を取ることにより得られ
る信号(α−β)を正規化回路35に出力する。また、加
算器34は光検出セル22aからの検出信号と、光検出セル2
2bからの検出信号との和を取ることにより得られる信号
(α+β)を正規化回路35に出力する。これにより、正
規化回路35は、差動増幅器33から供給される差信号を、
加算器34から供給される和信号で除算することにより得
られる正規化信号(α−β/α+β)つまり焦点ぼけ検
出信号が加算器36に供給される。
したがって、加算器34は正規化回路35からの焦点ぼけ
検出信号にバイアス電圧(オフセット補正電圧)Δxを
加えた信号「(α−β/α+β)+Δx」を位相補償回
路35に出力する。そして、上記信号は位相補償回路35で
位相補償され駆動回路39に供給される。これにより、駆
動回路39は位相補償回路38からの信号に応じてコイル24
に所定の信号を供給し、対物レンズ16を垂直方向に駆動
して、フォーカッシングを行う。この結果、対物レンズ
16によるビームスポットを、対物レンズ16の機構的位置
ずれが生じていたとしても、上記バイアス電圧により補
正することにより、フォーカス位置に対する最適位置と
することができる。
また、トラッキング動作について説明する。すなわ
ち、上記増幅回路41、42からの信号は差動増幅器43、加
算器44に供給される。すると、差動増幅器43は光検出セ
ル19aからの検出信号と、光検出セル19bからの検出信号
との差を取ることにより得られる信号(γ−δ)を正規
化回路45に出力する。また、加算器44は光検出セル19a
からの検出信号と、光検出セル19bからの検出信号との
和を取ることにより得られる信号(γ+δ)を正規化回
路45に出力する。これにより、正規化回路45は、差動増
幅器43から供給される差信号を加算器44から供給される
和信号で除算することにより得られる正規化信号(γ−
δ/γ+δ)つまりトラックずれ検出信号が加算器46に
供給される。
したがって、加算器44は正規化回路45からのトラック
ずれ検出信号にバイアス電圧(オフセット補正電圧)Δ
yを加えた信号「(γ−δ/γ+δ)+Δy」を位相補
償回路45に出力する。そして、上記信号は位相補償回路
45で位相補償され駆動回路49に供給される。これによ
り、駆動回路49は位相補償回路48からの信号に応じてコ
イル23に所定の電流を供給し、対物レンズ16を垂直方向
に駆動して、トラッキングを行う。この結果、対物レン
ズ16によるビームスポットを、対物レンズ16の機構的位
置ずれが生じていたとしても、上記バイアス電圧により
補正することにより、トラッキング位置に対する最適位
置とすることができる。
したがって、記録時、再生時のように検出レベルが違
う場合であっても、オフセット補正電圧ΔxあるいはΔ
yの物理的意味が変動せずに、一定に保つことができ、
安定な制御を行うことができる。これにより、正確なフ
ォーカッシング、トラッキングを行うことができる。
また、上記記録動作時以外は上述したように、半導体
レーザ11に低電流が供給されている。この結果、記録ビ
ーム光が発生されている時以外は、半導体レーザ11から
弱光度のレーザ光(再生ビーム光)Lが発せられる。こ
のレーザ光Lは、記録ビーム光の場合と同様に光ディス
ク11に照射される。この再生ビーム光に対する光ディス
ク11からの反射光は、対物レンズ18によって平行光束に
変換され、λ/4板17を介して偏光ビームスプリッタ16に
導かれる。このとき、偏光ビームスプリッタ16に導かれ
たレーザ光Lは、λ/4板17を往復しており、偏光ビーム
スプリッタ16で反射された際に比べて偏波面が90度回転
している。これにより、そのレーザ光Lは、偏光ビーム
スプリッタ16で反射されずに通過する。偏光ビームスプ
リッタ16を通過したレーザ光束Lは、集光レンズ20を介
して第2の光検出器22に照射される。したがって、光検
出セル22a,22bから照射光に応じた信号が再生信号とし
て出力され、それらの信号がそれぞれ増幅回路31、32に
供給される。
次に、情報の再生について説明する。すなわち、CPU3
7は、制御信号cを再生用光量設定部72に出力する。す
ると、半導体レーザ11から連続的な弱光度のレーザ光L
が発生される。この結果、上記記録時の再生ビーム光が
発せられた場合と同様に動作し、光検出セル22a、22b、
19a、19bの出力がそれぞれ増幅回路31、32、41、42に供
給される。この場合、上記CPU70からの記録中を示す信
号aが出力されていないため、アナログスイッチ54、5
8、64、68がオフしてあり、対応する増幅回路31、32、4
1、42の増幅率あ大きくなっている。
これにより、上記増幅回路31、32からの出力によりフ
ォーカッシングが行われ、上記増幅回路41、42からの出
力によりトラッキング等が行われるとともに、図示しな
い2値化回路により2値化されることにより、データの
読取り(再生)が行われる。
上記したように、半導体レーザから発せられたレーザ
光を対物レンズを用いて光ディスク上に集束し、上記光
ディスクで反射した光を用いて少なくとも2種類の信号
を検出し、この検出した検出信号を、上記情報の記録
時、小さな増幅率で増幅し、再生時、大きな増幅率で増
幅し、この増幅した増幅信号を正規化し、この正規化
後、基準電圧を加え、この基準電圧が加えられる検出信
号により上記対物レンズを駆動するようにしたものであ
る。すなわち、記録時と再生時で増幅回路の増幅率を変
更することにより、検出信号を増幅した値があまり変化
しないようにし、割算器の動作点がほぼ一定となるよう
にしたものである。
すなわち、増幅回路31、32、41、42の利得が、「記録
/再生=1/A」であるとすると、正規化回路35、41の出
力が「(記録中)=α−β/α+β」、「(再生中)=
(α/A−β/A)/(α/A+β/A)=α−β/α+β」と
なり、(記録中)=(再生中)となるようにしたもので
ある。
これにより、割算器のダイナミックレンジを大きくと
る必要がなく、その割算器に高い演算精度が要求されな
くなる。このため、扱いにくく、高価な割算器を用いる
ことなく、安定かつ正確なフォーカッシング、トラッキ
ングを行いことができる。
なお、前記実施例では、焦点ぼけの検出をナイフエッ
ジを用いた場合について説明したが、これに限らず、非
点収差法にいより焦点ぼけに対する検出信号を得るよう
にしても良い。また、光検出器が2つの光検出セルで構
成される場合について説明したが、これに限らず、他の
構造の光検出器を用いても同様に実施できる。
また、正規化回路に割算器を用いて、差信号を和信号
で除算していたが、入力信号の変動量があらかじめ予測
できる場合は、和信号のかわりの外部からの信号で除算
するようにしても良い。さらに、入力信号の変動量が段
階的に変化する場合は、割算器の替わりにアッテネータ
を等を用いて、サーボゲインを段階的に変化させるよう
にしても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、扱いにくく、
高価な部品を用いることなく、安定かつ正確なフォーカ
ッシング、トラッキングを行うことができる情報処理装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図および
第2図は光ディスク装置の構成を概略的に示す図であ
る。 1……光ディスク(記録媒体)、3……光学ヘッド、11
……半導体レーザ(光源)、16……対物レンズ、19、22
……光検出器、19a、19b、22a,22b……光検出セル、2
3、24……コイル、31、32、41、42……増幅回路(増幅
手段)、33、43……差動増幅器、34、44……加算器、3
5、45……正規化回路、36、46……加算器、37、47……
基準信号発生回路、38、48……位相補償回路、39、49…
…駆動回路、54、58、64、68……アナログスイッチ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集束光を用い記録媒体に対して情報の記録
    あるいは再生を行う情報処理装置において、 光源と、 この光源から発せられた光を上記記録媒体上に集束する
    ための集束手段と、 上記記録媒体からの光を用いて少なくとも2種類の電流
    信号を検出する検出手段と、 上記記録媒体に対して情報の記録時は第1の増幅率で、
    かつ再生時は上記第1の増幅率よりも大きな第2の増幅
    率で、上記検出手段による上記少なくとも2種類の検出
    電流信号を電圧信号に変換して増幅する増幅手段と、 この増幅手段で増幅された少なくとも2種類の検出電圧
    信号の差信号を得る第1の演算手段と、 上記増幅手段で増幅された少なくとも2種類の検出電圧
    信号の和信号を得る第2の演算手段と、 上記第1の演算手段で得られる差信号を、上記第2の演
    算手段で得られた和信号で演算して正規化信号を得る第
    3の演算手段と、 この第3の演算手段により得られた正規化信号を基に上
    記集束手段を制御する手段と、 を具備したことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】検出手段による検出が、焦点ぼけ検出ある
    いはトラッキングずれ検出であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】第3の演算手段による正規化後、基準電圧
    を加え、この基準電圧が加えられた検出信号により上記
    集束手段を駆動するようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】基準電圧が、オフセット補正電圧であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の情報処理装
    置。
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DE3743884C2 (de) 1994-04-28
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