JPH0689453A - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JPH0689453A
JPH0689453A JP4266510A JP26651092A JPH0689453A JP H0689453 A JPH0689453 A JP H0689453A JP 4266510 A JP4266510 A JP 4266510A JP 26651092 A JP26651092 A JP 26651092A JP H0689453 A JPH0689453 A JP H0689453A
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JP
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laser diode
output
photodiode
laser
circuit
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JP4266510A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Nakazawa
徹二 中沢
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザダイオードの温度を正確に検出する。 【構成】 レーザダイオード1が記録のために発生する
レーザ光と逆方向に発生するレーザ光を、ホトダイオー
ド13で受光する。このホトダイオード13に、バイア
ス回路30により充分大きな電流を供給し、その順方向
電圧VFが温度に比例して変化するようにする。そし
て、このホトダイオード13の順方向電圧VFを、基準
電圧発生回路66が出力する基準電圧と温度検出回路6
0の演算増幅器65で比較し、その出力に対応して駆動
回路20を構成するPNPトランジスタ21を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光磁気デイスク
にオーディオデータを記録する場合に用いて好適な光デ
ィスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、光磁気ディスクにデジタルオーデ
ィオデータを記録するミニディスク装置が商品化されつ
つある。光磁気ディスクにオーディオデータを記録する
場合、レーザダイオードより発生したレーザ光を光磁気
ディスクに照射するとともに、記録データに対応する磁
界が光磁気ディスクに印加される。光磁気ディスクは、
レーザ光の照射によりキューリ点温度以上に達したと
き、印加されている磁界が転写される。このようにし
て、データが記録される。
【0003】ところで、レーザダイオードの出力パワー
は周囲の温度に影響される。このため、従来、レーザダ
イオードを駆動する回路素子を配置したプリント基板上
に温度検出素子を配置し、この温度検出素子により検出
した温度に対応して、レーザダイオードを駆動するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、このよ
うに、プリント基板上に温度検出素子を配置して温度を
検出するようにしているため、レーザダイオードの温度
を正確に検出することが困難である課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、レーザダイオードの温度を正確に検出する
ことができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク記録
装置は、光ディスクとしての光磁気ディスク8に情報を
記録するためのレーザ光を発生するレーザダイオード1
と、レーザダイオード1が、光磁気ディスク8に情報を
記録するためにレーザ光を発生するとき、そのレーザ光
と逆方向に発生するレーザ光を受光するホトダイオード
13と、ホトダイオード13の出力を所定の基準値と比
較して、レーザダイオード1の基準動作温度に対する誤
差信号を出力する温度検出回路60と、温度検出回路6
0の出力に対応して発光パワーを制御するようにレーザ
ダイオード1を駆動する駆動回路20とを備えることを
特徴とする。
【0007】この光ディスク記録装置は、温度検出回路
60の出力が予め設定された所定の基準値より大きくな
ったとき、レーザダイオード1の発光を停止させる制御
回路としてのCPU71をさらに設けることができる。
【0008】この光ディスク記録装置は、レーザダイオ
ード1が、光磁気ディスク8に情報を記録するために発
生したレーザ光の一部を、光磁気ディスク8に照射され
る前に受光する第2のホトダイオード5と、第2のホト
ダイオード5の出力からレーザダイオード1の発光パワ
ーに対応する信号を出力する強度検出回路40と、温度
検出回路60の出力と強度検出回路40の出力とを合成
する合成回路としての抵抗43,54とをさらに設け、
抵抗43と54により合成された出力に対応して駆動回
路20でレーザダイオード1を駆動させるようにするこ
とができる。
【0009】さらに、温度検出回路60の出力が予め設
定された所定の基準値より大きくなったとき、所定の表
示を行なう表示部75をさらに設けることができる。
【0010】
【作用】上記構成の光ディスク記録装置においては、レ
ーザダイオード1が光磁気ディスク8に情報を記録する
ために発生するレーザ光と逆方向に発生するレーザ光
が、ホトダイオード13により受光される。そして、こ
のホトダイオード13の出力に対応して、レーザダイオ
ード1の動作温度が検出され、その検出結果に対応し
て、レーザダイオード1の発光パワーが制御される。従
って、レーザダイオード1を、その動作温度に対応して
正確に制御することが可能となる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の光磁気ディスク装置の光学
系の構成例を示す図である。光磁気ディスク8の下方に
は、光ヘッド14が配置されている。この光ヘッド14
は、レーザダイオード1を有しており、このレーザダイ
オード1により、光磁気ディスク8に情報を記録または
再生するためのレーザ光が発生されるようになされてい
る。このレーザ光は、グレーティング2により実質的に
3本のレーザ光に分割された後、コリメータレンズ3に
入射され、平行光とされ、さらにビームスプリッタ4に
入射されるようになされている。ビームスプリッタ4に
入射されたレーザ光は、その一部が面4aで反射され、
ホトダイオード5に入射されるとともに、残りのレーザ
光が面4aを透過して、立上ミラー6に入射され、そこ
で反射されて紙面と垂直な方向に偏向され、対物レンズ
7を介して光磁気ディスク8に照射されるようになされ
ている。
【0012】光磁気ディスク8により反射されたレーザ
光は、対物レンズ7、立上ミラー6を介してビームスプ
リッタ4に入射される。ビームスプリッタ4に入射され
たレーザ光は、面4aと面4bで反射され、ウォラスト
ンプリズム9に入射される。ウォラストンプリズム9
は、入射された3本のレーザ光を、それぞれさらに3本
のレーザ光に分割し、合計9本のレーザ光とする。この
レーザ光は、コリメータレンズ10により再び集束光に
戻された後、レーザ光に非点収差を与えるシリンドリカ
ルレンズと集光レンズを備えたマルチレンズ11を介し
て、ホトダイオード12に入射されるようになされてい
る。
【0013】レーザダイオード1は、以上のようにして
光磁気ディスク8に情報を記録再生するためのレーザ光
を発生するとともに、その逆方向にもレーザ光を発生す
る。このレーザ光が、レーザダイオード1の近傍に配置
されているホトダイオード13により受光されるように
なされている。
【0014】以上のようにして構成されている光ヘッド
14に対向して、磁気ヘッド15が、光磁気ディスク8
を介して反対側に配置されている。
【0015】次に、その動作について説明する。記録モ
ードが指令されたとき、レーザダイオード1はレーザ光
を発生する。このレーザ光はグレーティング2に入射さ
れ、実質的に3本のレーザ光に分割される。この3本の
レーザ光は、コリメータレンズ3に入射され、発散光か
ら平行光に変換される。コリメータレンズ3より出射さ
れた3本のレーザ光は、ビームスプリッタ4の面4aに
入射され、そこで一部のレーザ光が反射されてホトダイ
オード5に入射される。これにより、レーザダイオード
1より出射した記録または再生のためのレーザ光の強度
が、ホトダイオード5によりモニタできるようになって
いる。
【0016】コリメータレンズ3より出射された残りの
レーザ光は、ビームスプリッタ4の面4aを透過し、立
上ミラー6に入射され、そこで紙面と垂直な方向に反射
され、対物レンズ7に入射される。対物レンズ7は、入
射されたレーザ光を光磁気ディスク8に集束照射させ
る。光磁気ディスク8には3本のレーザ光が照射される
ため、光磁気ディスク8上には3つの光スポットが形成
されることになる。そのうちの1つの光スポットは、光
磁気ディスク8上のトラックの中央をトレースするよう
に配置され、その光スポットの左右に配置された残りの
2つの光スポットは、それぞれトラックの左側のエッジ
と右側のエッジをトレースするように配置されている。
これにより、所謂、3スポット法によるトラッキングが
なされるようになっている。
【0017】光磁気ディスク8により反射されたレーザ
光は、対物レンズ7、立上ミラー6を介してビームスプ
リッタ4に入射される。ビームスプリッタ4に入射され
たレーザ光は、その面4aと4bで反射され、ウォラス
トンプリズム9に入射される。ウォラストンプリズム9
は、入射されたレーザ光をさらに3本のレーザ光に分割
する。その結果、ウォラストンプリズム9は合計9本の
レーザ光を出射することになる。
【0018】コリメータレンズ10は、ウォラストンプ
リズム9より入射されたレーザ光を集束光に変換する。
コリメータレンズ10より出射されたレーザ光は、マル
チレンズ11により非点収差が与えられた後、ホトダイ
オード12に入射される。ホトダイオード12は、入射
される9本のレーザ光の所定のものを受光するように、
複数の領域に分割されており、その出力を演算すること
により、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信
号が生成される。そして、このエラー信号に対応して、
対物レンズ7が図示せぬアクチュエータにより駆動さ
れ、フォーカス制御とトラッキング制御が行われる。
【0019】一方、磁気ヘッド15には、記録データに
対応する信号が供給されており、磁気ヘッド15は記録
データに対応する磁界を光磁気ディスク8に印加する。
その結果、光磁気ディスク8にはレーザ光が照射され、
キューリ点温度以上に上昇した領域に、印加された磁界
に対応する垂直磁界が記録されることになる。
【0020】図2は、レーザダイオード1の駆動系の構
成例を示している。同図に示すように、レーザダイオー
ド1のアノードには、エミッタに抵抗22を介して電圧
源Vccが接続され、ベースに抵抗23が接続されている
PNPトランジスタ21のコレクタが接続されている。
レーザダイオード1のカソードは、接地されている。こ
のPNPトランジスタ21により駆動回路20が構成さ
れている。
【0021】レーザダイオード1が出射する記録または
再生用のレーザ光と逆方向に発生されるレーザ光を受光
するホトダイオード13のカソードは、接地されてお
り、そのアノードは、抵抗31を介して所定の電圧源V
ccに接続されている。バイアス回路30を構成する抵抗
31を介して、ホトダイオード13には、レーザダイオ
ード1が記録または再生のために出射するレーザ光のパ
ワーの変化に実質的に影響されない程度の充分な大きさ
の電流が流されるようになっている。これにより、ホト
ダイオード13の順方向電圧VFは、略周囲の温度に比
例して変化する電圧となる。このホトダイオード13
は、レーザダイオード1の近傍に配置されているため、
その検出する温度は、レーザダイオード1の温度に正確
に対応したものとなる。
【0022】抵抗31とホトダイオード13のアノード
の接続点は、温度検出回路60を構成する演算増幅器6
5の反転入力端子に、抵抗61を介して接続されてい
る。その出力端子と反転入力端子とに帰還抵抗62が接
続されている演算増幅器65の非反転入力端子には、抵
抗64を介して基準電圧発生回路66が出力する基準電
圧が供給されているとともに、抵抗63を介してバイア
ス電圧(1/2)Vccが供給されている。
【0023】温度検出回路60の演算増幅器65の出力
は、比較回路73に供給され、基準電圧発生回路74が
出力する基準電圧と比較された後、その比較結果がCP
U71に供給されるようになされている。また、演算増
幅器65の出力は、スイッチ81の接点Rと抵抗54を
介して、強度検出回路40の出力と合成され、駆動信号
生成回路50を構成する演算増幅器51の非反転入力端
子に供給されるようになされている。
【0024】強度検出回路40においては、ホトダイオ
ード5のカソードが電圧源Vccに接続されているととも
に、そのアノードが抵抗41を介して所定の電圧源(1
/2)Vccに接続されている。そして、ホトダイオード
5と抵抗41の接続点より出力された信号が、増幅器4
2により増幅された後、抵抗43を介して出力され、抵
抗54を介して入力される信号と合成されるようになさ
れている。即ち、抵抗43と54は、合成回路を構成し
ている。
【0025】出力端子と反転入力端子に帰還抵抗52が
接続された演算増幅器51の反転入力端子には、CPU
71が出力し、D/A変換器72によりD/A変換され
た基準電圧が、抵抗53を介して供給されるようになさ
れている。CPU71は、表示部75に対して所定の表
示を行なわせるようになされている。
【0026】次に、その動作について説明する。記録モ
ードが指令されたとき、CPU71は所定の基準値を発
生する。この基準値は、D/A変換器72によりD/A
変換された後、抵抗53を介して駆動信号生成回路50
の演算増幅器51の反転入力端子に供給される。演算増
幅器51の非反転入力端子には、抵抗43と54を介し
て入力される信号が合成され、供給されている。差動増
幅器を構成する演算増幅器51は、両入力端子に供給さ
れる信号の誤差を演算し、その誤差に対応する信号を、
抵抗23を介してPNPトランジスタ21のベースに供
給する。これにより、抵抗22、PNPトランジスタ2
1、レーザダイオード1の経路で電流が流れ、レーザダ
イオード1がレーザ光を発生する。
【0027】このレーザ光が上述したようにして、光磁
気ディスク8に照射されるとともに、その一部の光がホ
トダイオード5により受光される。ホトダイオード5
は、レーザ光が入射されないとき、電流を流さないが、
レーザ光が入射されたとき、そのレーザ光の強度に対応
する電流を出力する。その結果、抵抗41の電圧降下
は、レーザ光の強度が大きくなる程大きな値となる。こ
の抵抗41に発生する電圧降下の変化が、増幅器42で
増幅された後、抵抗43を介して駆動信号生成回路50
の非反転入力端子に供給される。
【0028】差動増幅器として機能する演算増幅器51
は、抵抗43を介して入力される信号と抵抗53を介し
て入力される基準信号との差を演算し、駆動信号を生成
する。即ち、演算増幅器51は、ホトダイオード5がよ
り強い光を受けたとき、大きなレベルの信号を出力し、
ホトダイオード5が受けるレーザ光の強度が小さくなっ
たとき、その出力も小さくなる。
【0029】演算増幅器51の出力する駆動信号が供給
される駆動回路20においては、レーザダイオード1が
PNPトランジスタ21により駆動されるようになされ
ている。PNPトランジスタ21は、演算増幅器51の
出力する駆動信号のレベルが小さくなったとき(ホトダ
イオード5が受ける光の強度が小さくなったとき)、よ
り大きな電流をレーザダイオード1に供給し、演算増幅
器51の出力する駆動信号のレベルが大きくなったとき
(ホトダイオード5が受ける光の強度が大きくなったと
き)、レーザダイオード1に供給する電流を小さくす
る。このようにして、レーザダイオード1が出力するレ
ーザ光の強度が、CPU71が出力する基準値に対応す
る値になるようにサーボがかかることになる。
【0030】レーザダイオード1が記録(または再生)
のために発生するレーザ光と反対方向に出射するレーザ
光が、ホトダイオード13により受光される。上述した
ように、このホトダイオード13には、バイアス回路3
0を構成する抵抗31を介して、充分大きな電流が供給
されている。これにより、ホトダイオード13の順方向
電圧VFは、レーザダイオード1が出射するレーザ光の
記録時、あるいは再生時におけるレベル変化に殆んど影
響されずに、温度に比例して変化する電圧となる。即
ち、周囲の温度が(レーザダイオード1の温度が)高く
なると、ホトダイオード13の順方向電圧VFも大きく
なり、温度が低くなると、電圧VFも小さくなる。
【0031】このホトダイオード13の順方向電圧は、
抵抗61を介して演算増幅器65の反転入力端子に供給
されている。演算増幅器65の非反転入力端子には、基
準電圧発生回路66が出力する基準電圧が抵抗64を介
して入力されている。差動増幅器を構成する演算増幅器
65は、両入力の差を演算する。即ち、その出力は、ホ
トダイオード13の順方向電圧VFが大きくなったとき
(温度が高くなったとき)、小さくなり、電圧VFが小
さくなったとき(温度が低くなったとき)、大きくな
る。
【0032】尚、演算増幅器65の非反転入力端子に
は、抵抗63を介してバイアス電圧(1/2)Vccが供
給されている。これにより、演算増幅器65の出力は、
基準電圧発生回路66が出力する基準電圧と、ホトダイ
オード13の電圧VFが等しいとき、(1/2)Vccと
なるように調整されている。即ち、演算増幅器65の出
力は、(1/2)Vccを基準(中心)として、基準電圧
発生回路66が出力する基準電圧と、ホトダイオード1
3の電圧VFの差に対応する信号を出力することにな
る。
【0033】スイッチ81は、記録モード時、CPU7
1により接点R側に切り換えられている。従って、演算
増幅器65の出力がスイッチ81の接点Rおよび抵抗5
4を介して、強度検出回路40の出力と合成され、駆動
信号生成回路50の演算増幅器51の非反転入力端子に
供給される。
【0034】上述したように、この演算増幅器51の反
転入力端子には、CPU71より、D/A変換器72、
抵抗53を介して所定の基準電圧が供給されている。差
動増幅器を構成する演算増幅器51は、両入力の差を出
力するので、演算増幅器51の出力は、温度検出回路6
0を構成する演算増幅器65の出力が大きくなったとき
(温度が低くなったとき)、大きくなり、演算増幅器6
5の出力が小さくなったとき(温度が高くなったと
き)、小さくなる。その結果、レーザダイオード1の駆
動電流は、温度が高くなったとき小さくなるように、P
NPトランジスタ21により制御され、温度が低くなっ
たとき、逆に大きくなるように制御される。
【0035】その結果、図3に示すように、周囲の温度
Taが高くなった場合、レーザダイオード1を駆動する
電流が小さくなるように制御されるため、レーザダイオ
ード1が出力するレーザ光の強度は、温度変化に拘らず
一定となる。これにより、光磁気ディスク8上の温度
は、キューリ点温度Tcのまま略一定となる。
【0036】温度検出回路60を構成する演算増幅器6
5の出力はまた、比較回路73に供給され、基準電圧発
生回路74が出力する基準電圧と比較される。比較回路
73は、演算増幅器65の出力が、基準電圧発生回路7
4の発生する基準電圧より小さくなったとき(レーザダ
イオード1の温度が、基準電圧発生回路74の基準電圧
で規定する基準温度より高くなったとき)、検出信号を
出力する。CPU71は、比較回路73の出力よりレー
ザダイオード1の温度が基準温度より高くなったことを
検出したとき、D/A変換器72に出力する基準値を
(1/2)Vccに変更する。
【0037】これにより、D/A変換器72および抵抗
53を介して、演算増幅器51の反転入力端子に供給さ
れる電圧が、抵抗43と54による合成出力とほぼ等し
くなり、演算増幅器51の出力電圧がほぼ零となる。そ
の結果、PNPトランジスタ21がオフし、レーザダイ
オード1の発光が停止される。従って、レーザダイオー
ド1が、温度が異常に高くなった状況で使用され、破壊
することが防止される。また、必要以上に強い強度のレ
ーザ光が光磁気ディスク8に照射され、光磁気ディスク
8が損傷を受けるようなことが防止される。
【0038】また、このときCPU71は表示部75を
制御し、温度が予め設定した基準値以上に上昇したの
で、レーザダイオード1をオフしたことを表示させる。
これにより、使用者は、保護回路が正しく動作したこと
を知ることができる。
【0039】次に、再生モード時においては、CPU7
1はスイッチ81を接点P側に切り換えさせる。その結
果、駆動信号生成回路50の演算増幅器51の非反転入
力端子には、スイッチ81の接点Pと抵抗54を介して
バイアス電圧(1/2)Vccが供給される。その結果、
駆動信号生成回路50は、このバイアス電圧(1/2)
Vccを基準(中心)として、強度検出回路40の出力に
対応して、レーザダイオード1の発光パワーが一定にな
るように制御することになる。
【0040】以上、本発明を光磁気ディスク装置に応用
した場合を例として説明したが、本発明は、その他の光
ディスクに情報を記録する場合にも応用することが可能
である。
【0041】
【発明の効果】以上の如く請求項1に記載の光ディスク
記録装置によれば、レーザダイオードが情報を記録する
ために発生するレーザ光と逆方向に発生するレーザ光を
ホトダイオードで受光し、レーザダイオードの動作温度
を検出するようにしたので、レーザダイオードの温度を
正確に検出することが可能となる。
【0042】請求項2に記載の光ディスク記録装置によ
れば、温度検出回路の出力が基準値より大きくなったと
き、レーザダイオードの発光を停止させるようにしたの
で、レーザダイオードや光ディスクの損傷を防止するこ
とができる。
【0043】また、請求項3に記載の光ディスク記録装
置によれば、温度検出回路の出力と強度検出回路の出力
とを合成して、レーザダイオードの発光パワーを制御す
るようにしたので、レーザダイオードの発光パワーを常
に一定の値に制御することが可能となる。
【0044】さらに、請求項4に記載の光ディスク記録
装置によれば、温度検出回路の出力が基準値より大きく
なったとき、所定の表示を行なうようにしたので、使用
者に使用環境を変更するなど、必要な措置を購じさせる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク記録装置を応用した光磁気
ディスク装置の光学系の実施例を示す図である。
【図2】図1のレーザダイオード1の駆動系の構成を示
すブロック図である。
【図3】図2の実施例の動作を説明する特性図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード 4 ビームスプリッタ 5 ホトダイオード 6 立上ミラー 7 対物レンズ 12,13 ホトダイオード 14 光ヘッド 15 磁気ヘッド 20 駆動回路 30 バイアス回路 40 強度検出回路 50 駆動信号生成回路 60 温度検出回路 71 CPU 73 比較回路 75 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに情報を記録するためのレー
    ザ光を発生するレーザダイオードと、 前記レーザダイオードが、前記光ディスクに情報を記録
    するためにレーザ光を発生するとき、そのレーザ光と逆
    方向に発生するレーザ光を受光するホトダイオードと、 前記ホトダイオードの出力を所定の基準値と比較して、
    前記レーザダイオードの基準動作温度に対する誤差信号
    を出力する温度検出回路と、 前記温度検出回路の出力に対応して発光パワーを制御す
    るように前記レーザダイオードを駆動する駆動回路とを
    備えることを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検出回路の出力が予め設定され
    た所定の基準値より大きくなったとき、前記レーザダイ
    オードの発光を停止させる制御回路をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 前記レーザダイオードが、前記光ディス
    クに情報を記録するために発生したレーザ光の一部を、
    前記光ディスクに照射される前に受光する第2のホトダ
    イオードと、 前記第2のホトダイオードの出力から前記レーザダイオ
    ードの発光パワーに対応する信号を出力する強度検出回
    路と、 前記温度検出回路の出力と前記強度検出回路の出力とを
    合成する合成回路と、 をさらに備え、 前記駆動回路は、前記合成回路の出力に対応して前記レ
    ーザダイオードを駆動することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の光ディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 前記温度検出回路の出力が予め設定され
    た所定の基準値より大きくなったとき、所定の表示を行
    なう表示部をさらに備えることを特徴とする請求項1,
    2または3に記載の光ディスク記録装置。
JP4266510A 1992-09-09 1992-09-09 光ディスク記録装置 Pending JPH0689453A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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