JPS6119010Y2 - - Google Patents

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JPS6119010Y2
JPS6119010Y2 JP3859181U JP3859181U JPS6119010Y2 JP S6119010 Y2 JPS6119010 Y2 JP S6119010Y2 JP 3859181 U JP3859181 U JP 3859181U JP 3859181 U JP3859181 U JP 3859181U JP S6119010 Y2 JPS6119010 Y2 JP S6119010Y2
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JP
Japan
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metal foil
adhesive
roofing material
mastic layer
adhesive mastic
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JP3859181U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な屋根材に関するものである。
屋根材として金属箔を用いることは知られてい
るが、厚みの厚いものを用いると高価であり、し
かも施工が煩雑なために、充分に汎用されるに至
つてないのが実状である。
そこで近時、薄い金属箔の裏面に、不織布、加
硫ゴムシート、末加硫ゴムシートの如き補強材を
貼り合せたものが提案され、これは経済性と汎用
性とを具備するものとされている。
しかしてかかる補強タイプの金属箔からなる屋
根材は、下地面に、接着剤にて貼り付けられるも
のであるが、補強材が下地面の凹凸を充分に吸収
せず、充分な接着強度が得られないという欠点を
有する。
特にかかる接着強度不足による欠点は、屋根材
が折り曲げられて貼り付けられるコーナー部など
において殊に浮き又は剥がれという現象を招くも
のである。
本考案はかかる従来技術の欠点を解決した新規
な金属箔の屋根材を提供するものであつて、以下
図面を用いて具体的に説明する。
第1図及び第2図において、1は銅、アルミニ
ウム、ステンレス、鉄などの金属からなる箔で、
該箔1は25〜500μmの厚みを有するものであ
る。また金属箔は、表面の平滑性及び施工時の損
傷防止の点から硬質系の金属から選択される。
2は上記金属箔1の片面に接着剤層(図示省
略)を介して設けてなる発泡体フイルム(又はシ
ート)で、該フイルム2(厚さは150〜2000μm
が好ましい)はブチルゴム、エチレン−プロピレ
ン−ジエン共重合体などのゴム類を約1.5〜8倍
に発泡加硫してなるものである。
しかして、該フイルム2は、50%圧縮硬さが少
なくとも50g/cm2、好ましくは70〜500g/cm2
範囲にあるものを選択することが必要であり、50
g/cm2以下では柔らかすぎて自己支持性に欠ける
と共に施工後に屋根材が変形したりするので好ま
しくないものである。
3は該フイルム(又はシート2)の表面に設け
けてなる粘着性マスチツク層で、該層3はそれ自
体で充分な防水能を有するゴム及び/又は合成樹
脂類を主体とする粘着性マスチツク物質から構成
される。該層3は引張強さが少くとも2g/cm2
好ましくは3〜10g/cm2で且つ180度引き剥がし
接着力が2Kg/25mm幅以上有することが必要であ
り、これ以下であると折り曲げた金属箔の復元力
に抗しきれなかつたり、風圧を受けたりすると浮
きや剥がれが生ずるので使用できないものであ
る。
本考案の屋根材は、金属箔1と特定の発泡体フ
イルム2(又はシート)と粘着性マスチツク層3
とが、この順序で貼り合されるものであるが、図
示する如く、金属箔1の一辺から発泡体フイルム
2と粘着性マスチツク層3との複合部分を約30〜
60mmの長さで突出Aさせておくと共に、突出部分
Aに相対する一辺の金属箔1の端部をマスチツク
層3の端面に折り返して折り曲げ部Bを形成する
ことは望ましいことである。
上記突出部分Aは、本考案の屋根材を屋根下地
に葺設するとき、次に重ね合される屋根材との水
密性を高める役目をし、折り曲げ部Bは葺設後の
屋根の外観を美麗にする効果がある。
なお突出部分Aの発泡体フイルム2の表面に、
前記マスチツク層2を構成するのに用いた粘着性
マスチツク物質を塗設しておくと、屋根材相互の
水密性を向上させることができるので好ましいも
のである。
本考案の屋根材は以上のように構成されている
ので、発泡体フイルム(又はシート)の緩衝作用
により、粘着性マスチツク層は下地の凹凸を吸収
して下地面に塗布された接着剤を介して強固に接
着するという特徴を有する。また発泡体フイルム
(又はシート)は貼り付け後に下地に起生する
種々の好ましくない挙動例えば亀裂を吸収して金
属箔への伝達を遮断する効果と、断熱効果とを発
揮し、粘着性マスチツク層は万一金属箔が損傷し
ても充分に水を遮断する効果も発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実例を示す断斜図、第2図は
第1図の側面図である。 1……金属箔、2……発泡体フイルム(又はシ
ート)、3……粘着性マスチツク層、A……突出
部分、B……折り曲げ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属箔と、50%圧縮硬さが少なくとも50g/
    cm2である発泡体フイルム(又はシート)と、引
    張強さが少なくとも2Kg/cm2で且つ180度引き
    剥がし接着力が2Kg/25mm幅以上である粘着性
    マスチツク層とが、この順序で貼り合されてい
    る屋根材。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の屋根材
    において、発泡体フイルム(又はシート)と粘
    着性マスチツク層との複合部分が金属箔の一辺
    から突出したもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項記載の屋根材
    において、金属箔の一辺が粘着性マスチツク層
    面に折り曲げられたもの。
JP3859181U 1981-03-18 1981-03-18 Expired JPS6119010Y2 (ja)

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JP3859181U JPS6119010Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18

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JPS57151730U JPS57151730U (ja) 1982-09-24
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JP4046410B2 (ja) * 1998-04-30 2008-02-13 東海アルミ箔株式会社 建造物屋上の防水改修方法

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JPS57151730U (ja) 1982-09-24

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