JP3467119B2 - 出隅用または入隅用プレハブ仕上防水材 - Google Patents

出隅用または入隅用プレハブ仕上防水材

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JP3467119B2 JP12900395A JP12900395A JP3467119B2 JP 3467119 B2 JP3467119 B2 JP 3467119B2 JP 12900395 A JP12900395 A JP 12900395A JP 12900395 A JP12900395 A JP 12900395A JP 3467119 B2 JP3467119 B2 JP 3467119B2
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常雄 田島
隆良 今井
包定 朽木
徹 小島
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田島ルーフィング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出隅、入隅部用プレハ
ブ仕上防水材に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】出隅、入隅部に防水層を形成す
るのは施工が非常に厄介なため、多大の労力と時間を要
し、かつ熟練度の高い技術を要する。しかも切り貼りで
施工するため連通箇所が発生しやすく、漏水の発生頻度
が極めて高い部位である。
【0003】これに対応するものとして、シート防水の
場合出隅部や入隅部の形状に成型した出隅、入隅部用パ
ッチ材があるが、出隅部や入隅部の形状は施工現場によ
って種々様々で画一的でないため下地を調整する必要が
生じる。
【0004】また下地への接着が接着材によるためオー
プンタイムを必要とし手間がかかる。さらに下地調整し
ても完全な直線や平面は得られないのでどうしても下地
へのなじみが悪い部分が発生し、浮きが生ずる場合があ
り水密的に好ましくない。
【0005】それでもシート防水の場合は前記問題点は
あるにしろ一応出隅部用あるいは入隅部用に成型された
パッチがあるが、アスファルト防水、特に熱工法による
アスファルト防水に使用できるパッチは全くなかった。
【0006】そこで、本発明者等は、熱可塑性合成樹脂
よりなる独立気泡型発泡体層、自己粘着性を有する粘着
材層(自着層)および剥離層よりなる出隅、入隅用部材
を特願平3−334360号として出願した。このもの
は実際の現場では多少のシワは発生するが、比較的良好
に納っている。しかし、この上に仕上げのアスファルト
防水材を施工しなければならず、従来のアスファルト防
水よりは改善の兆しはあるものの未だ満足のいくものと
は言い難い。そのため1つの工程で容易かつ確実に仕上
がるアスファルト防水熱工法用の出隅、入隅部用プレハ
ブ防水材が切望されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アス
ファルト防水熱工法の出隅、入隅部防水工事に適したプ
レハブ化された仕上げ防水材を提供することにある。
【0008】本発明の1つは、(A)耐候性アスファル
トルーフィング層、(B)全ての方向に対して塑性変形
を伴いながら少なくとも50%以上の伸張性を有する合
成樹脂フィルムの一面に自己粘着層を設けてなる伸張性
防水シート、とからなる出隅用または入隅用プレハブ仕
上防水材において、(C)該防水材を出隅部または入隅
部に当てがったとき、出隅部または入隅部の立ち上り面
と床面との交叉部分にその形状がほゞ対応する面取部材
が、前記伸張性防水シートの自己粘着層に接着されてお
り、かつ、前記耐候性アスファルトルーフィング層と前
記伸張性防水シートは、前記面取部材周辺より立ち上り
部側に当る部分は一体に積層されているが、前記面取部
材周辺より床面側に当る部分は前記耐候性アスファルト
ルーフィング層と前記伸張性防水シートは接着されてい
ないものであることを特徴とする出隅用または入隅用プ
レハブ仕上防水材に関する。
【0009】本発明の他の1つは、施工したときの立ち
上り部上端部に相当する部分を除き、前記耐候性アスフ
ァルトルーフィング層の寸法が常に前記伸張性防水シー
トの寸法より小さいものである請求項記載の出隅用ま
たは入隅用プレハブ仕上防水材に関する。
【0010】この面取部材は、断面台形あるいは直角三
角形の棒状体であることができ、その材質は、合成樹脂
または天然、合成ゴム、それらの発泡体、金属、木材、
セラミックス、コンクリートなどであることができる
が、発泡体が軽量であり、最も好ましい。
【0011】前記耐候性アスファルトルーフィング層と
前記伸張性防水シートは、前記面取部材周辺より立ち上
り部側に当る部分は一体に積層されているが、前記面取
部材周辺より床面側に当る部分は前記耐候性アスファル
トルーフィング層と前記伸張性防水シートは接着されて
いないものとすることができる。
【0012】本発明の出隅用または入隅用プレハブ仕上
防水材は、つぎつぎに他の防水材を接続して施工して行
く必要がある。そのため、施工したときの立ち上り部上
端部に相当する部分を除き、前記耐候性アスファルトル
ーフィング層の寸法は常に前記伸張性防水シートの寸法
より小さいものとし、他の防水材が本発明の防水材と水
密的に接着しやすいようにすることが好ましい。
【0013】なんとなれば、耐候性アスファルトルーフ
ィングは通常その表面が鉱物粒層であるため、自己粘着
層による接着は不可能であり、鉱物粒層の上に接着する
ためには、鉱物粒層とのぬれを向上させるために液状接
着材、好ましくは溶融アスファルトによる接着が必要だ
からである。もっとも溶融アスファルトを用いて接着す
るのであれば、本発明において耐候性アスファルト層の
寸法を伸張性防水シートの寸法より小さくしておく必要
はない。
【0014】本発明における前記自己粘着層が露出して
いる部分には当然のことながら、剥離層を設けておくこ
とが好ましい。剥離層としてもっとも代表的なものは剥
離紙である。
【0015】耐候性アスファルトルーフィング層は、前
記鉱物粒層で代表される耐候性層のほか金属箔層あるい
は耐候性合成樹脂層などの耐候性層を表面に有するアス
ファルトルーフィングであれば、何んでも使用できる。
【0016】前記金属箔層としては、アルミニウム箔や
銅箔を挙げることができ、耐候性合成樹脂としては、ポ
リオレフィン類、ポリエステル類、ポリアミド類、アク
リル系樹脂などを挙げることができる。
【0017】本発明で使用する伸張性防水シートは、
開平6−344512号公報(特願平5−165253
号明細書)に記載したとおり、全ての方向に対して塑性
変形を伴いながら少なくとも50%以上の伸張性を有す
る合成樹脂フィルムの片面に自己粘着層を設けたもので
ある。
【0018】前記自己粘着層の層内には、全ての方向に
対して50%以上の伸張性を有する編組布を介在させる
と、合成樹脂フィルムが薄いものでも変形させたとき切
れることがないので好ましい。なお、この編組布も塑性
変形を伴いながら伸長するものであることが好ましい。
使用材料としては、ナイロン、綿などを挙げることがで
きる。
【0019】前記合成樹脂フィルムは、ポリエチレンと
ワックスを主成分とするものであり、ポリエチレン40
〜60wt%、ワックス60〜40wt%よりなる組成
物特にポリエチレン50wt%、ワックス50wt%の
ものが好ましく、必要に応じてポリイソブチレンを併用
することができる。合成樹脂フィルムの厚みは、通常5
0〜500μ程度のものを使用し、50〜200μ程度
が好ましい。
【0020】粘着層は、防水シートの接着を達成できる
ものであれば、特に制限はないが、たとえば、次のよう
な組成物を用いることができる。 組成物(その一) SBS(スチレン・ブタジエン・スチレン・ブロック共重合体) 20重量部 石油樹脂(粘着付与剤) 10重量部 アスファルト 40重量部 プロセスオイル 30重量部 組成物(その二) 天然ゴム 10重量部 水添ロジン 1重量部 アスファルト 80重量部 プロセスオイル 9重量部 粘着層は、通常0.1mm〜2mm、好ましくは0.3
mm〜1.0mmの厚みで設ける。
【0021】剥離層は剥離紙が一般的であるがこれに限
定されるものではなく、目的を達成できるものならなん
でもかまわない。
【0022】〔入隅用プレハブ防水仕上材の製造例〕本
発明の入隅用プレハブ仕上防水材の製法について以下に
説明する。
【0023】まず、耐候性アスファルトルーフィング2
の裏面に自己粘着層およびその上に剥離層(たとえば剥
離紙)を設けたものを図1の形状に切りとり、剥離層を
自分の方に向けて作業台上に置き、剥離層のみ図1中の
破線で示す個所をカットする。なお、図1中の数字は、
1例として参考までに製品の大きさの寸法(mm)を示
すものである。
【0024】一方、自己粘着層上に剥離層を設けた伸張
性防水シート3を図2の形状に切断し、剥離層のみ図2
中の破線で示す個所をカットする。図2の数字は図1と
同主旨である。
【0025】図1の耐候性アスファルトルーフィングの
図中aで示す領域aの部分の剥離層をはがし、図2のよ
うにカットした伸張性シートを該シートの剥離層が手前
になるようにして耐候性アスファルトルーフィング上の
所定位置に重ねて接着する(図3参照)。ついでb領域
の剥離紙をはがして、さらに伸張性シートを接着する。
これにより、耐候性アスファルトルーフィングと伸張性
シートは、耐候性アスファルトルーフィングのa領域と
b領域の部分で耐候性アスファルトルーフィングと接着
しているが、耐候性アスファルトルーフィングの領域
c、d、e、fには剥離層が依然存在している。このよ
うにして積層された材料を耐候性表面を上面として図示
したのが図4である。
【0026】図5は、図4に示す積層材料を用いて入隅
部用プレハブ仕上げ防水材を製造するために用いる製作
台1の斜視図である。この製作台の上面コーナーの傾斜
面は、本発明の面取部材の形状に対応している。
【0027】図4に示す積層材料を耐候性アスファルト
ルーフィング層2が製作台1に接するようにして、図6
に示すように製作台1上に載せ、積層材料を製作台1の
傾斜面(ニ)、(ホ)と上面(ハ)に押しつける。
【0028】積層材料への切り込み線が重なり合い、防
水が不完全になり勝ちな個所に対して水密性を確保する
ため、該部分の伸張性防水シートの剥離層を除去し、そ
の自己粘着面を使用して、片面に自着層を設けた補強ア
スファルト防水片4、4′を自着層面を手前に向けて図
7に示すように該部分に接着させる。
【0029】前記補強アスファルト防水片は、積層材料
に切り込みがある部分の防水を完全にするためであるか
ら、先に使用した補強アスファルト防水片よりも1廻り
大きい同様のシートをさらにもう一枚貼り重ねることが
好ましい(図7では2枚の補強アスファルト防水片を
4、4′で表示した。)。また、プレハブ仕上防水材と
しての作業性や製品の品質の面から、この補強アスファ
ルト防水片は伸張性のあるアスファルト材料で形成され
ていることが好ましい。
【0030】図8に示す面取部材7,7を製作台1の面
(ニ)、(ホ)に対応する個所の伸張性防水シートおよ
び補強アスファルト防水片上に接着する。面取部材7,
7の接着にあたっては、前記(ニ)と(ホ)に対応する
個所の伸張性防水シートの剥離層i、jをはがし、伸張
性防水シートの自己粘着層を利用して面取部材を接着す
る。
【0031】最後に、製品を製作台1よりおろすと、図
9に示すような本発明の入隅部用プレハブ仕上防水材を
得ることができる。
【0032】〔出隅用プレハブ仕上防水材の製造例〕つ
ぎに、本発明の出隅用プレハブ防水材の製法について説
明する。
【0033】耐候性アスファルトルーフィングの裏面に
自己粘着性層およびその上に剥離層を設けたものを、図
10に示すように、1つは図10Aで示す形状に切断
し、他の1つは図10Bに示す形状に切断する。たゞ
し、図10Aに示す耐候性アスファルトルーフィング2
について都合上、これを領域n、o、p、qの4つに分
けて説明する。図10Aの裏側は耐候性アスファルトル
ーフィングである以上、通常は鉱物粒層が存在するが、
領域oの部分のみは鉱物粒層を設けないかまたは自己粘
着性層と親和性のあるプラスチックフィルム層としてお
く。図中の破線は、剥離層のみをこの破線に沿って切断
してあることを示している。また図10Aの6は切り込
みである。2つの耐候性アスファルトルーフィング2,
2′を図11のように組み合せるために必要な切り込み
である。図10Bの耐候性アスファルトルーフィング
2′は図10Bの裏側にあたる面は、すべて耐候性層で
ある。図10Bの表側は破線に示す個所が剥離層のみ切
り込みが設けられており、これにより領域r、s、t、
uに分けられている。
【0034】耐候性アスファルトルーフィング2′の領
域rの部分の剥離層を削がし、耐候性アスファルトルー
フィング2(図10Aのもの)と耐候性アスファルトル
ーフィング2′(図10Bのもの)とを、図11に示す
要領で重ね合せ、両者を領域oと領域rの部分のみを接
着した状態の一枚のシートとする。図11中の点線は下
側の耐候性アスファルトルーフィングの輪廓を示す。
【0035】伸張性防水シートは、図12A、Bに示す
ような形状に切り取る。図12においても剥離層が表側
にくるように置き、破線に沿って剥離層のみを切り込ん
でおく。これにより図12Aの伸張性防水シート3は領
域v、w、xに区分でき、図12Bの伸張性防水シート
3′は領域y、z、αに区分できる。
【0036】ついで、耐候性アスファルトルーフィング
2,2′を接着して一枚のシート状になった図11のも
のの上に図12Bの伸張性防水シート3′を接着する
が、そのためにはまず、耐候性アスファルトルーフィン
グの領域oと領域sの剥離層を剥がし、図12Bの伸張
性防水シート3′(表側に剥離層がくるように)を図1
3のように重ねて接着する。ついで耐候性アスファルト
ルーフィングの領域nの剥離層を削がし、ここに図12
Bに示す伸張性防水シート3を重ねて接着する。
【0037】前記工程で得られた積層材を裏がえすと図
14に示す形状となる。
【0038】これを入隅部の形状に合う形で組み立てる
のに使用する製作台8の形状は図15に示すとおりであ
る。
【0039】前記製作台8の上に図14に示す積層材
を、耐候性面が製作台に接するようにして製作台8に載
せ、製作台の形状に合うように押しつける(図16参
照)。
【0040】入隅部用プレハブ仕上防水材の製造のとき
に用いたと同様の補強アスファルト防水片9を同様の方
法で接着する(図17参照)。領域zとwの剥離層をは
がして、面取部材7,7を接着する。
【0041】ついで、剥離層のwとzの領域をはがし、
それぞれの個所に図8に示す面取部材7,7を接着する
(図17参照)。
【0042】でき上った出隅用プレハブ仕上防水材の外
形は図18に示す。
【0043】〔入隅用プレハブ仕上防水材の施工例〕図
9に示す入隅用プレハブ仕上防水材を例えば屋上の防水
に使用する場合は、入隅用プレハブ仕上防水材の裏面の
剥離層における領域gと領域hの剥離層をはがし、屋上
の立ち上り部11,11に入隅用プレハブ仕上防水材を
接着する。接着に当っては、一面づつ剥離紙をはがして
は接着し、コーナーが浮かないように、ステッチャーロ
ーラ13により入念に押さえつける。ついで剥離層の領
域kと領域mを剥がして入隅用プレハブ仕上防水材を屋
上床面12にはりつける。
【0044】ついで、耐候性アスファルトルーフィング
層の領域e、fの部分とc、dの部分を図20のように
持ち上げ、14の個所に溶融アスファルトを塗りつけ
る。つぎに前記領域e、f、c、dの剥離層を剥がし、
形状を整えながら伸張性防水シート上に接着し、耐候性
層が鉱物粒層のときは、この面に溶融アスファルトを塗
って接着し、図21のように施工する。
【0045】〔出隅用プレハブ仕上防水材の施工例〕図
18に示す出隅用プレハブ仕上防水材を出隅部に載置
し、一面づつ、例えば領域yの剥離層を剥がしてまず屋
上立ち上り部11に接着し、ついで領域vの剥離層を剥
がして屋上立ち上り部11に接着する。コーナーが浮か
ないようステッチャーローラー13で充分押える。
【0046】耐候性アスファルトルーフィングの領域
t、uおよびp、qの部分をまくり上げ(図23参
照)、図23の14に相当する部分に溶融アスファルト
14をハケ塗りし、一方、前記領域t、u、p、qの剥
離層をはがし、耐候性アスファルトルーフィング2,
2′を伸張性防水シート3,3′に接着する。耐候性ア
スファルトルーフィングの鉱物粒層上に重ね合せて接着
する必要がある部分については溶融アスファルトを用い
て接着し、その他の部分はそれぞれの自己粘着層により
接着する。かくして、図24に示すように出隅部への出
隅用プレハブ仕上防水材の施工が完了する。この上に、
普通のアスファルト防水を行うのは勿論である。出入隅
部の延長にある立上り一般部は、本出願人の先願特願平
7−91819号明細書に示すような立上り部用プレハ
ブ防水材を用いるのが最も好ましい。また、3、3′の
面に対しては溶融アスファルトも良好に接着するので熱
アスファルト防水で施工しても良い。一方、平面部(床
面)についても平面部の3、3′に接続して熱アスファ
ルト防水で施工しても良いし、自着型アスファルト防水
で施工することもできる。もしくは第1層目を自着型ア
スファルト防水工法、第2層目をアスファルト防水熱工
法のいわゆる冷熱工法で施工しても良い。
【0047】
【効果】本発明の出隅、入隅用プレハブ化仕上防水材の
提供により、熟練工でなくても屋上の出隅、入隅部の防
水工事が迅速かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】入隅用プレハブ仕上防水材を製造するための最
初の工程である耐候性アスファルトルーフィングの切断
形状および剥離層への切り込み線(破線で示す)の設け
方の一例を示す平面図である。
【図2】前記耐候性アスファルトルーフィングと積層す
るための伸張性防水シートの形状および剥離層への切り
込み線(破線で示す)の設け方の一例を示す平面図であ
る。
【図3】前記耐候性アスファルトルーフィングと伸張性
防水シートの積層工程を示す平面図である。
【図4】図3により得られた積層材料を、耐候性アスフ
ァルトルーフィングの側からみたときの平面図である。
【図5】前記積層材料を用いて、入隅用プレハブ防水材
を製造するための製作台の斜視図である。
【図6】前記積層材料を製作台に載せて折りまげてゆく
過程を示す斜視図である。
【図7】積層材料を折り曲げた上に補強アスファルト防
水片を接着した状態を示す斜視図である。
【図8】本発明で用いる面取部材の形状の1例を示す斜
視図である。
【図9】本発明の入隅用プレハブ防水材の1例を示す斜
視図である。
【図10】出隅用プレハブ仕上防水材を製造するために
必要な2枚の耐候性アスファルトルーフィングのそれぞ
れの切断形状および剥離層への切り込み線(破線で示
す)の設け方を示すための図面であり、Aは一方の耐候
性アスファルトルーフィングの平面図であり、Bは他方
の耐候性アスファルトルーフィングの平面図である。
【図11】前記図10Aの耐候性アスファルトルーフィ
ングと図10Bの耐候性アスファルトルーフィングとを
一部分を接着して一体化したときの平面図である。
【図12】前記図10、図11の耐候性アスファルトル
ーフィングと組合せて用いる2枚の伸張性防水シートの
それぞれの切断形状および剥離層への切り込み線(破線
で示す)の設け方を示すための図面であり、Aは一方の
伸張性防水シートの平面図であり、Bは他方の伸張性防
水シートの平面図である。
【図13】図11に示す2枚組みの耐候性アスファルト
ルーフィングの上に図12Bの伸張性防水シートを積層
接着した状態を示す。
【図14】図13のものに、さらに図12Aの伸張性防
水シートを積層接着した積層材料の形状を、耐候性層を
こちら側に向けたときの平面図である。
【図15】出隅用プレハブ仕上防水材を図14の積層材
料を用いて製造するときに用いる製作台の斜視図であ
る。
【図16】図14に示す積層材料を図15の製作台に載
置し、成形している状態を示す斜視図である。
【図17】図16にひきつづいて積層材料を折り曲げ、
中心角部に補強アスファルト防水片を接着し、ついで面
取部材を接着しようとしている状態を示す斜視図であ
る。
【図18】図17で工程を経て完成した出隅用プレハブ
仕上防水材の耐候性面からみた斜視図である。
【図19】入隅部に入隅用プレハブ仕上防水材をあてて
施工している態様を示す斜視図である。
【図20】前記施工の中間工程を示す斜視図である。
【図21】施工が完成した入隅部の様子を示す斜視図で
ある。
【図22】出隅部に出隅用プレハブ仕上防水材をあてて
施工している態様を示す斜視図である。
【図23】前記施工の中間工程を示す斜視図である。
【図24】施工が完成した出隅部の様子を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 製作台 2 耐候性アスファルトルーフィング 2′ 耐候性アスファルトルーフィング 3 伸張性防水シート 3′ 伸張性防水シート 4 補強アスファルト防水片 4′ 補強アスファルト防水片 5 剥離層 6 切り込み 7 面取部材 8 製作台 9 補強アスファルト防水片 9′ 補強アスファルト防水片 11 屋上立ち上り部 12 屋上床面 13 ステッチャーローラ 14 溶融アスファルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 徹 東京都足立区小台1丁目3番1号 田島 ルーフィング株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−344512(JP,A) 特開 平7−62806(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 11/00 E04D 11/02 E04D 5/00 E04D 5/02 E04D 5/06 E04D 5/10 E04D 5/12 E04D 5/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)耐候性アスファルトルーフィング
    層、(B)全ての方向に対して塑性変形を伴いながら少
    なくとも50%以上の伸張性を有する合成樹脂フィルム
    の一面に自己粘着層を設けてなる伸張性防水シート、と
    からなる出隅用または入隅用プレハブ仕上防水材におい
    て、(C)該防水材を出隅部または入隅部に当てがった
    とき、出隅部または入隅部の立ち上り面と床面との交叉
    部分にその形状がほゞ対応する面取部材が、前記伸張性
    防水シートの自己粘着層に接着されており、かつ、前記
    耐候性アスファルトルーフィング層と前記伸張性防水シ
    ートは、前記面取部材周辺より立ち上り部側に当る部分
    は一体に積層されているが、前記面取部材周辺より床面
    側に当る部分は前記耐候性アスファルトルーフィング層
    と前記伸張性防水シートは接着されていないものである
    ことを特徴とする出隅用または入隅用プレハブ仕上防水
    材。
  2. 【請求項2】 施工したときの立ち上り部上端部に相当
    する部分を除き、前記耐候性アスファルトルーフィング
    層の寸法が常に前記伸張性防水シートの寸法より小さい
    ものである請求項記載の出隅用または入隅用プレハブ
    仕上防水材。
JP12900395A 1995-04-28 1995-04-28 出隅用または入隅用プレハブ仕上防水材 Expired - Fee Related JP3467119B2 (ja)

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