JPH0233537Y2 - - Google Patents

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JPH0233537Y2
JPH0233537Y2 JP1983111683U JP11168383U JPH0233537Y2 JP H0233537 Y2 JPH0233537 Y2 JP H0233537Y2 JP 1983111683 U JP1983111683 U JP 1983111683U JP 11168383 U JP11168383 U JP 11168383U JP H0233537 Y2 JPH0233537 Y2 JP H0233537Y2
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JP
Japan
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sheet
layer
waterproof
tapes
adhesive layer
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JP1983111683U
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JPS6019615U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシート防水構造の改良に関するもので
ある。
コンクリート屋根の防水施工においては、コン
クリート面上に未加硫状ゴム層と水密シート層
(例えば、プラスチツクシート)とからなる防水
層を施すことがある。
この場合、飛来物等の荷重からの保護、あるい
は防水層剥離工事での水密シートの切断防止のた
めに、水密シートをネツト状補強芯体の添着によ
り補強することが公知である。しかしながら、通
常のネツト状補強芯体においては、補強芯材の交
叉箇所を熱融着あるいは接着剤により結合してあ
り、製作費がかさみ高価である。一方補強芯材の
交叉箇所をフリーとしたものにおいては、ある芯
材に作用した張力を他の芯材に伝達できず、その
ある芯材のみでその張力を支えなければならない
ので、補強材として有効に機能させ難い。
本考案の目的は、縦横芯材の交叉箇所がフリー
の芯体であつても、表面の水密シートを、飛来荷
重あるいは剥離作業力、張力から有効に補強でき
るシート防水構造を提供することにある。
本考案に係るシート防水構造は、表面フイル
ム、巾が1.5mm〜5mmの耐水性テープを縦横に滑
り可能に交叉させてなるシート並びに粘着層を順
次に有することを特徴とする構成である。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図A並びに第1図B(第1図Aにおける点
線枠内の拡大図)において、1は被防水面、例え
ばコンクリート屋根のコンクリート面であり、必
要に応じ接着剤2を塗布することができる。3は
必要に応じて設ける下層であり、加硫ゴムシート
又はプラスチツクシート31の片面に粘着層32
例えば非加硫状ゴム層を設けた通常の防水シート
を敷きつめたものを使用できる。30はこの防水
シート層の接合部を示し、いわゆるラツプ接合が
用いられている。この防水シートの粘着面にはシ
ートの敷きつめ時に空気を抱き込むことのないよ
うに網状物を設けることもできる。4は本考案に
より構成せる上層を示し、粘着層41、例えば非
加硫ゴム層と柔軟性シート42と表面フイルム例
えばプラスチツクフイルム43とから構成してあ
る。
上記柔軟性シート42には耐水性テープ(42
1,…は縦方向テープ、422,…は横方向テー
プ)を織成したもの、あるいは第2図に示すよう
に耐水性テープを縦方向421,…並びに横方向
422,…に配し、これらを積層したものを用い
ている。耐水性テープには巾が1.5mm〜5mmの延
伸プラスチツクテープ(例えば、延伸倍率1.5〜
5.0倍のポリエチレンまたはポリプロピレンテー
プ)を使用してあり、そのテープ本数は通常2.5
〜50本/インチである。延伸プラスチツクテープ
に代え、ガラスクロス又はプラスチツク繊維クロ
スのテープを使用することもできる。
上記の表面フイルム43には、ポリエチレンフ
イルム、ポリプロピレンフイルム等を使用出来、
上記柔軟性シート42と同材質のプラスチツクを
用いることが望ましい。
上記粘着層41は、当然常温で感圧接着性を有
するが、特に、圧縮変形率が25℃で10以上のもの
を使用することが望ましい。
上記柔軟性シート42と表面フイルム43との
厚さの総計Aと粘着層41の厚さBとの間には、
通常、A/B≧1/1.5の関係があり、A+Bは
0.5〜4.0mmとすることが望ましい。
上記の上層4の施工には、通常、柔軟性シート
42とプラスチツクフイルム43と粘着層41と
を予め積層したものを、下層3上に粘着層41を
接触させて敷きつめ、而るのち、積層シート上を
ロールで転圧する方法をもちいる。このように予
め形成した積層体を用いる代りに、現場におい
て、粘着シート(前述した非加硫状ゴムのシー
ト)、柔軟性シート、プラスチツクフイルムを順
次に敷きつめるようにしてもよい。
上層4を施工したのちは、第1図Aに示すよう
にモルタル5を打設することもできる。
上記のロール転圧により、粘着層41が耐水性
テープ421,422の交叉箇所、並びに耐水性
テープと表面フイルムとの間に圧入され縦横耐水
テープの交叉箇所が粘着結合されると共に、この
結合体が表面フイルム43に粘着一体化される。
従つて、防水層の表面に載置荷重が作用しても、
或いは防水層の剥離工事時においても、縦横交叉
耐水性テープの全体に荷重乃至は引張力を分担さ
せ得、それだけ表面フイルムに荷重乃至は引張力
が作用するのを減じ得るから、表面フイルムの破
断をよく防止でき、縦横交叉耐水性テープを補強
芯体として有効に作用させ得る。
本考案において、耐水性テープの巾を1.5mm〜
5mmとした理由は、5mm以上では交又部への粘着
剤の圧入が困難であり、1.5mm以下では打込み本
数を増大する必要があり、織物としての製造速度
が低下し、コスト高になるからである。
上述した通り、本考案に係るシート防水構造に
よれば、耐水性テープを単に縦横に交叉させたも
のでも、補強芯体として有効に使用でき、その補
強芯体の低廉さのために、防水材料費を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案に係るシート防水構造を示す
説明図、第1図Bは第1図Aにおける点線枠内を
示す拡大説明図、第2図は本考案において使用す
る柔軟性シートの一例を示す上面説明図である。 図において、3は下層の防水シート層、41は
粘着層、42は柔軟性シート、43はプラスチツ
クフイルムである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面フイルム、巾が1.5mm〜5mmの耐水性テー
    プを縦横に滑り可能に交叉させてなるシート並び
    に粘着層を順次に有することを特徴とするシート
    防水構造。
JP11168383U 1983-07-18 1983-07-18 シ−ト防水構造 Granted JPS6019615U (ja)

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JP11168383U JPS6019615U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 シ−ト防水構造

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JP11168383U JPS6019615U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 シ−ト防水構造

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Publication Number Publication Date
JPS6019615U JPS6019615U (ja) 1985-02-09
JPH0233537Y2 true JPH0233537Y2 (ja) 1990-09-10

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ID=30259206

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JP11168383U Granted JPS6019615U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 シ−ト防水構造

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53133929A (en) * 1977-04-26 1978-11-22 Kinsei Kogyo Waterrproof sheet having rubber sheet as substrate
JPS5636820B2 (ja) * 1976-04-06 1981-08-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636820U (ja) * 1979-08-29 1981-04-08

Patent Citations (2)

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JPS53133929A (en) * 1977-04-26 1978-11-22 Kinsei Kogyo Waterrproof sheet having rubber sheet as substrate

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JPS6019615U (ja) 1985-02-09

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