JPS61189110A

JPS61189110A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPS61189110A
Application number: JP60027042A
Authority: JP
Inventors: 中川　正裕
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-02-14
Filing date: 1985-02-14
Publication date: 1986-08-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、密閉容器内に絶縁媒体と共に母線、断路器、
しゃ断器等が収納された三相−指形ガス絶縁開閉装置に
関するものであって、特に機器の配置接続に改良を施し
たものである。

［発明の技術的背景］大都市周辺とか臨海地区に設置される変電所或いは開閉
所においては、用地の入手難とか塩害対策上の理由で、
変電所とか開閉所を構成する電気機器を、Ｓ　Ｆ６ガス
等の絶縁性及び消弧性に非常に優れた絶縁媒体で密１］
シたガス絶縁開閉装置が使用される。ぞして、この種の
ガス絶縁開閉装置は、しゃ断器或いは断路器その他の所
要機器を立体的に配置し、各機器相互間の間隔を狭め、
敷地面積の大幅な縮小を図る様にしているため、気中絶
縁方式の開閉装置に比べて、著しく小型に構成すること
ができる。また近年、自然及び住宅との環境調和を考え
、建屋内及び大都市での地下室内への建設が増加する傾
向にある。ぞこで、構成機器を合理的に配置し、据付面
積或いは据付容積を最小限に縮小することによりガス絶
縁開閉装置を含めた建設費用の低廉化が要求されている
。ぞのため三相の通電導体を一つの容器に収納した三相
−指形のガス絶縁開閉装置が採用される様になった。

この様な三相−指形ガス絶縁開閉装置の一般的な構成を
第３図の単線結線図、及び第４図の断面図によって説明
する。即ち、第３図は複母線方式−回線分の単線結線図
を示すもので、主母線ＢＵ８１、ＢＵＳ２には、それぞ
れ断路器ＤＳ１、ＤＢＰが配設され、この断路器ＤＳ１
、ＤＳ２１Ｊ、しゃ断器ＣＢに接続されている。さらに
、しゃ断器ＣＢは、計器用変流器ＣＴ、線路用断路器Ｄ
Ｓ３を介して、線路用接地装置ＥＳ、計器用変圧器ＰＴ
及びケーブル接続部Ｃ１−（に接続されている。

この様な単線結線図にもとづ〈従来の三相−指形ガス絶
縁開閉装置としては、第４図に示すような構成が知られ
ている。即ち、据付は面に対して垂直に配設されたし一
断器１には、据付は面に対して平行に上部口出し端子２
、及び下部口出し端子３が設けられている。この下部口
出し端子３には１字形をした接続母線４が接続され、さ
らに接続母線４の下方には断路器５，６と一体に構成さ
れた主母線７，８がそれぞれ配設され、内部の通電導体
により電気的に接続されている。また、しゃ断器１の上
部口出し端子２には計器用変流器９、断路器１０、接地
装置１１及び接続母線１２を介して計器用変圧器１３及
びケーブル接続部１４が接続されている。

［背景技術の問題点］しかしながら、以上の様に構成された従来の三相−指形
ガス絶縁開閉装置においては、各機器を操作する為の操
作機構は、従来各機器毎に適宜設けられるか、或いは、
一括して見やすい位置に並べられるかしているが、前者
の場合には、操作機構が各所に突出してスペースの無駄
を形成する上、配置箇所に応じて機器毎に操作機構の配
置方向が違う等して、操作・点検がし難い欠点があり、
また、後者の場合には、各操作機構を必然的に視線の高
さに合せる為、操作機構の配置列が水平方向に長尺にな
り、これも無駄なスペースを生ずる原因となる。更に、
特に後者の場合には、各機器と操作機構とが離れた位置
に配置される為、各機器に対応する操作機構の誤認によ
る操作ミス等を生じ易い。

ところで、最近では、地価の高騰等により、増々発変電
所用のスペースが限られている為、狭いスペースに複数
のガス絶縁開閉装置を並べて配置することにより、一層
の装置の集約化が推進されている。

この様な装置の集約化に当たって、例えば第５図の平面
図に示す様に複数のガス絶縁開閉ＭＡ＠をより近接配置
する方法が取られている。

第５図に示す様な近接配置を取る場合において、各機器
の操作機構を従来の様に各機器毎に適宜設けると、母線
方向においてはほとんど操作者が入り込むスペースがな
い為、同方向に操作機構を設けることができない。従っ
て、各機器の操作機構−５＝を設けるスペースはかなり限定され、その配置構成は難
しい。この為、各機器の操作機構をまとめて水平方向に
並べる構成を取ることが考えられるが、この構成とした
場合、前述の様にスペースを大きく要する為、ガス絶縁
開閉装置を近接配置した意味が半減してしまう。

［発明の目的］本発明は、上述の如き従来技術の欠点を解消する為に提
案されたものであり、その目的は、各機器の操作機構の
配置構成に改良を施でことにより、無駄なスペースを極
力省いて、しかも、操作・点検作業を容易にし、操作ミ
スを生じることもない様なガス絶縁開閉装置を提供する
ことである。

［発明の概要］本発明によるガス絶縁開閉装置は、複数の機器の操作機
構を、各機器の対応位置に母線と直交づ−る同一方向に
配置し、且つ少なくとも２個以上の操作機構を上下方向
に並べて配置する構成としたことにより、ガス絶縁開閉装置を設置する上での無駄なスペ−スを省
き、しかも操作・点検作業を容易にしたものである。

［発明の実施例］以上説明した様な本発明にＪ：るガス絶縁開閉装置の一
実施例を第１図及び第２図を用いて具体的に説明する。

第１図において、しゃ断器２０は、絶縁性ガスを封入し
たその容器の軸線が据付は面に対して垂直になる様に配
設されている。し＋５断器２０の同一側面には、上下方
向に第１、第２、及び第３の口出し端子部２１．２２．
２３が設けられ、ｊＶ＋　２者２１．２２は、夫々断路
器２４．２５と一体になった主ｆｆ１線２６．２７に接
続され、第３の口出し端子部２３は、断路器２８、接地
装置２９を介してケーブル接続部３０及び計器用変圧器
３１に接続されている。

なお、図示しない計器用変流器は、しゃ断器２０内部に
設置されている。

そして、しゃ断器２０、断路器２４，２５．２８、及び
接地装置２９の各操作機構２０ａ、２４ａ、２５ａ、２
８ａ、２９ａは、各機器に対応する位置に夫々主母線２
６．２７と直交する方向に配置されている。これらのう
ち、接地装置２９の操作機構２９ａと、断路器２４．２
５の操作機構２４、ａ、２５ａの３個は、上下方向に一
列に配置されている。

この様に構成されたガス絶縁開閉装置においては、各操
作機構の配置方向を全て主母線に対して直交する方向と
し、且つ上下方向の空間を有効利用している為、第２図
の平面図に示す如く、各操作機構はガス絶縁開閉装置の
側面にコンパクトにまとめられている。従って、特に複
数のガス絶縁開閉装置を近接配置する場合、ガス絶縁開
閉装置間の空きスペースに操作機構を配置する形となり
、ガス絶縁開閉装置全体の設置スペースを大幅に縮小で
きる。また、本実施例では特に、接地装置２９と断路器
２４．２５の３個の操作機構２９ａ。

２４ａ、２５ａを上下方向に配置する構成を取っている
為、従来の様に水平方向に並べていた場合に比べて、大
幅な省スペースが可能である。そして、操作機構の配置
方向を同一にした為、操作・点検も容易に行える。更に
、各機器に対応する位置にその操作機構を夫々取付けて
いる為、操作機構を一括して配設した場合の様に、操作
ＩＮ構の誤認による操作ミス等もなくなり、より信頼性
の高い操作を行える。

なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではな（
、例えば、しゃ断器の口出し部の構成は適宜選択可能で
あり、機器を上下２段構成どして、２個の操作機構を」
１下方向に配置するだけでも充分な効果が得られる。更
に、機器を４個以上上下配置する際には、主母線に直交
する両方向に夫々の操作機構を複数個ずつ上下に配置す
ればより効果的である。

［発明の効果コ以上述べた様に、本発明によれば、各機器の操作機構の
構成に簡単な改良を施したことにより、特に、複数のガ
ス絶縁開閉装置を並べて配置する場合において、ガス絶
縁開閉装置間のスペースを有効利用して操作機構を配置
してガス絶縁開閉装置全体の設置スペースを大幅に縮小
し、しかも、操作機構の操作・点検作業が容易で、操作
ミスの恐れもない様な優れたガス絶縁開閉装置を提供で
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明のガス絶縁開閉装置の一実施
例を示す正面図と平面図、第３図は複母線方式−回線弁
の単線結線図、第４図は第３図の単線結線図にもとづ〈
従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す断面図、第５図は
複数のガス絶縁開閉装置を並べて配置した構成例を示づ
平面図である。１・・・しゃ断器、２・・・上部口出し端子、３・・・
下部口出し端子、４・・・接続母線、５，６・・・断路
器、７゜８・・・主母線、９・・・計器用変流器、１０
・・・断路器、１１・・・接地装置、１２・・・接続母
線、１３・・・計器用変圧器、１４・・・ケーブル接続
部、２０・・・しゃ断器、２０ａ・・・しゃ断器の操作
機構、２１〜２３・・・口出し端子部、２４，２５．２
８・・・断路器、２４ａ。２５ａ、２８ａ・・・断路器の操作機構、２６．２７・
・・主母線、２９・・・接地装置、２９ａ・・・接地装
置の操作機構、３０・・・ケーブル接続部、３１・・・
ｈ１器用変圧器。出願人　株式会社　封蓋　　１、代理人　弁理士　木内光殉、′）第１図Ｚ（ＪＱ第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）絶縁性ガスを封入した容器内に各相の通電導体が
収納された主母線を、同様にして絶縁性ガスを封入した
容器内に開閉部を収納した断路器、しゃ断器を介して、
ケーブル接続部まで、ガス絶縁を保持して接続するガス
絶縁開閉装置において、複数の機器の操作機構を、各機
器の対応位置に母線と直交する同一方向に配置し、且つ
少なくとも２個以上の操作機構を上下方向に並べて配置
する構成としたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
（２）しゃ断器が、同一側面の上下方向に主母線側の第
１、第２の口出し端子部と、ケーブル側の第３の口出し
端子部とを有し、前者２個の口出し端子部には、主母線
と一体化した断路器を接続し、後者の口出し端子部には
、ケーブル側の断路器及び接地装置を接続し、これら各
機器の操作機構の少なくとも２個が母線の同一側におい
て上下方向に並べて配置されたものである特許請求の範
囲第１項記載のガス絶縁開閉装置。