JPH0787637A - ガス絶縁複合開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁複合開閉装置

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JPH0787637A
JPH0787637A JP5183535A JP18353593A JPH0787637A JP H0787637 A JPH0787637 A JP H0787637A JP 5183535 A JP5183535 A JP 5183535A JP 18353593 A JP18353593 A JP 18353593A JP H0787637 A JPH0787637 A JP H0787637A
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tank
circuit breaker
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JP5183535A
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Tomoyuki Kurita
知之 栗田
Takashi Kimura
喬 木村
Hiroshi Tanae
博 田苗
Yuji Goto
裕司 後藤
Tomoji Yamaho
知司 山舗
Tetsuhiko Yokoi
哲彦 横井
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Tohoku Electric Power Co Inc
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Electric Power Co Inc
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス絶縁複合開閉装置において、主母線の停
止回数を減少し、保守点検の容易化、据え付け面積の縮
小化および回線の増設の容易化をする。 【構成】 水平に配置した遮断部21aの一方の電極部
に、水平に配置した断路器22a,22bと、2重母線
に接続する端子部29a,29bを備えた6本のブッシ
ング30a,30bとを直列に接続し、他方の電極部
に、水平に配置した断路器22cと、架空送電線に端子
部29cを備えた3本のブッシング30cとを直列に接
続する。また、この断路器22cとブッシング30cと
の間に接地開閉器24と避雷器25と計器用変圧器26
を並列に接続して全三相一括に絶縁ガスと共にタンク内
に収納配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複母線方式の変電所、開
閉所等に使用されるガス絶縁複合開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は一般的な複母線方式一回線分の単
線結線図を示し、1は遮断器、2aは主母線3a用の断
路器、2bは主母線3b用の断路器、2cは送電線3c
用の断路器、4は接地開閉器、5は避雷器、6は計器用
変圧器である。図3は図2に示した単線結線図に対応す
る気中絶縁機器による構成の従来例である。
【0003】図3において、遮断器11は開閉動作する
軸方向が水平になるよう配置されたガス絶縁方式の遮断
器である。この遮断器11の両端に接続された架空電線
のうち片側の架空電線は2本に分岐して、その各々が母
線側の断路器12a,12bを介して2系統の主母線1
3a,13bに接続されている。また、遮断器11の反
対側に接続された架空電線は、送電線13c用の断路器
12cと接地開閉器14を介して気中絶縁方式の架空送
電線13cに接続される。前記接地開閉器14と架空送
電線13cとを接続する架空電線は分岐して避雷器1
5、計器用変圧器16に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の気中絶縁機器の構成においては、断路器12a,1
2b,12cおよび、接地開閉器14の接触部等が気中
に暴露されているため、大気雰囲気、設置環境等の外部
環境の影響を受け易く、点検周期が短いため、主母線1
3a,13bの切替、停止等の煩雑な作業が必要とな
り、電力の安定供給の観点からもマイナス要因となって
いた。また、気中の絶縁距離を確保するために、機器の
据え付け面積が広くなり、操作装置等の構成機器の配置
も広範囲にわたるため、保守が不便であるという欠点が
あった。
【0005】この欠点を克服するものとして、主母線お
よび送電線を絶縁ガスを封入した容器内に三相一括に配
設する場合があるが、こうした場合は回線間を接続する
際に高精度な接続調整が必要であり、施工期間が長く、
回線の増設,機器の交換対応が容易でないという欠点と
タンク大形化,三相短絡時のタンク内圧上昇の問題があ
った。そこで、この発明は、ガス絶縁複合開閉装置にお
いて、主母線の停止回数を減少し、保守点検の容易化、
据え付け面積の縮小化および施工期間の短縮、回線の増
設の容易化をするようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明においては、絶
縁ガスを封入し水平に配置した遮断器のタンク内に、こ
のタンクの軸方向に開閉動作する可動側電極部、及び固
定側電極部を備える遮断部を各相毎に収納配置し、前記
可動側、固定側のいずれか一方の電極部から導出して、
前記遮断器のタンク上部の2ヶ所の口出し部のいずれか
一方の口出し部より導出して2つに分岐する導体に、開
閉動作の軸方向が水平になるよう配置した2台の母線用
の断路器と、気中絶縁方式の2系統の主母線に接続する
ための端子部をその先端に備えたブッシングとを各々直
列に接続する。また、前記遮断部の他方の電極部に接続
し、前記口出し部とは別の口出し部より導出する導体
に、開閉動作の軸方向が水平になるよう配置した線路用
の断路器を接続し、この断路器から4方に分岐した導体
に各々接地開閉器と避雷器と計器用変圧器と気中絶縁方
式の架空送電線に接続するための端子部をその先端に備
えたブッシングとを並列に接続する。
【0007】
【作用】上記のように構成された、この発明のガス絶縁
複合開閉装置においては、断路器,接地開閉器等の構成
機器を絶縁ガスと共にタンク内に収納配置することによ
り、大気雰囲気、設置環境等の外部環境の影響を受ける
部分が非常に少なくなったこと、及び構造の簡素化によ
る部品点数の減少等で信頼度を大幅に向上させて、保守
点検周期を長期化することによって、主母線の切替、停
止等の煩雑な作業回数を減少することができる。また、
ガス化による機器の据え付け面積のコンパクト化が可能
となり、操作装置等の構成機器の配置も比較的集中化で
きるため、保守が容易となる。
【0008】主母線、及び送電線の引き込み部に端子部
を先端に備えたブッシングを使用しているため、従来の
架空電線を使用した主母線、及び送電線から直接受電す
ることができ、施工期間が短縮され、回線の増設が容易
となる。また、本発明によれば、遮断器を開閉動作の軸
方向が水平になるよう配置しているので、機器全体の高
さ、及び重心が低くなり、耐震性,環境調和性が向上で
き、各相分離形であるため、機器交換が相毎に対応で
き、タンクの大形化,三相短絡時のタンク内圧上昇の問
題も解決できる。
【0009】かつ遮断器は、単体のタンク形ガス遮断器
と駆動エネルギー,開閉特性,2ヶ所の口出し部がタン
クの上部に配設していること等が共通であるため、タン
クを含めた部品の共通化を行うことができる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明のガス絶縁複合開閉装置の
一例を示す。本実施例において、遮断器21は開閉動作
する軸方向が水平になるよう配置されており、遮断器2
1内の遮断部21aの両端に接続された2導体27a,
27bとともに遮断器21のタンク内に収納配置され
る。
【0011】一方の導体27aは遮断器21のタンク上
部の口出し部28aより導出され、開閉動作の軸方向が
水平になるよう配置された断路器22a,22bと電気
的に並列に接続される。断路器22a,22bは他方、
端子部29a,29bをその先端に備えたブッシング3
0a,30bとを介して気中絶縁方式の2系統の主母線
に接続される。また、前記遮断部21aの他方の電極部
に接続し、遮断器21のタンク部の口出し部28bより
導出する導体27bは、開閉動作の軸方向が水平になる
よう配置された断路器22cと、端子部29cをその先
端に備えたブッシング30cとを介して気中絶縁方式の
架空送電線に接続される。
【0012】前記のブッシング30cと線路用の断路器
22cとを接続する導体31は途中で3方に分岐して、
その各々が接地開閉器24と避雷器25と計器用変圧器
26に接続される。
【0013】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、断
路器,接地開閉器等の構成機器を絶縁ガスと共にタンク
内に収納配置するので、大気雰囲気、設置環境等の外部
環境の影響を受ける部分が非常に少なくなり、また構造
の簡素化による部品点数の減少等で信頼度が大幅に向上
し、保守点検周期を長期化することができる。よって主
母線の切替、停止等の煩雑な作業回数を減少することが
でき、電力の安定供給に貢献する。また、ガス化による
機器の据え付け面積のコンパクト化が可能となり、操作
装置等の構成機器の配置も比較的集中化できるため、保
守が容易となる。
【0014】本発明のガス絶縁複合開閉装置において
は、主母線、及び送電線の引き込み部にブッシングを使
用しているため、従来の架空電線を使用した主母線、及
び送電線から直接接続することができ、施工期間が短縮
され、回線の増設が容易となる。また、本発明によれ
ば、遮断器、及び母線用、線路用の断路器をそれぞれ開
閉動作の軸方向が水平になるよう配置するので、機器全
体の高さ、及び重心が低くなり、耐震性,環境調和性が
向上でき、各相分離形であるため、機器交換が相毎に対
応でき、タンクの大形化,三相短絡時のタンク内圧上昇
の問題も解決できる。
【0015】特に遮断器においては、単体のタンク形ガ
ス遮断器と駆動エネルギー,開閉動作,2ヶ所の口出し
部がタンクの上部に配設していること等が共通であるた
め、タンクを含めた部品の共通化を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガス絶縁複合開閉装置の一例を示す
図である。
【図2】一般的な複母線方式一回線分の単線結線図であ
る。
【図3】図2の単線結線図に対応する気中絶縁機器によ
る構成の従来例を示す図である。
【符号の説明】
21 遮断器 21a 遮断部 22a,22b,22c 断路器 24 接地開閉器 25 避雷器 26 計器用変圧器 27,27a,27b 導体 28a,28b 口出し部 29a,29b,29c 端子部 30a,30b,30c ブッシング 31 導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 裕司 愛知県西春日井郡西枇杷島町芳野町3丁目 1番地 株式会社高岳製作所名古屋事業所 内 (72)発明者 山舗 知司 愛知県西春日井郡西枇杷島町芳野町3丁目 1番地 株式会社高岳製作所名古屋事業所 内 (72)発明者 横井 哲彦 愛知県西春日井郡西枇杷島町芳野町3丁目 1番地 株式会社高岳製作所名古屋事業所 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスを封入し水平に配置された遮断
    器のタンク内各相毎に収納配置され、このタンクの軸方
    向に開閉動作する可動側電極部、及び固定側電極部を備
    える遮断部と、 前記可動側、固定側のいずれか一方の電極部に接続され
    2つに分岐する、前記遮断器のタンク上部の2ヶ所の口
    出し部のいずれか一方より導出され2つに分岐する導体
    と、気中絶縁方式の2系統の主母線に接続するための端
    子部をその先端に備えた2本のブッシングとの間に直列
    に各々接続された、開閉動作の軸方向が水平になるよう
    配置された2台の母線用の断路器と、 前記遮断部の他方の電極部に接続され前記口出し部とは
    別の口出し部より導出された導体と、気中絶縁方式の架
    空送電線に接続するための端子部をその先端に備えたブ
    ッシングとの間に直列に接続された、開閉動作の軸方向
    が水平になるよう配置された線路用の断路器と、 前記気中絶縁方式の架空送電線に接続するための端子部
    をその先端に備えたブッシングと線路用の断路器とを接
    続する導体より分岐して接続された接地開閉器、避雷器
    および計器用変圧器と、 を備える各相分離型のガス絶縁複合開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104078849A (zh) * 2014-07-25 2014-10-01 国家电网公司 避雷器安装支架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104078849A (zh) * 2014-07-25 2014-10-01 国家电网公司 避雷器安装支架

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