JPS60213207A

JPS60213207A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPS60213207A
Application number: JP59068470A
Authority: JP
Inventors: 藤原　治雄; 榊原　高明; 吉田　民憲
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-04-06
Filing date: 1984-04-06
Publication date: 1985-10-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明はＳＦ６ガス等の絶縁性ガスを使用したガス絶縁
開閉装置に関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

大都市周辺とか臨海地区に設置される変電所或いは開閉
所においては、用地の入手難、塩害対策上の理由で、変
電所や開閉所を構成する電気機器を、ＳＦ６ガス等の絶
縁媒体で密封したガス絶縁開閉装置が使用される。そし
て、この種のガス絶縁開閉装置は、都市部における電力
需要の増加に伴ない、増々高電圧、大容散化されてきて
おり、一層の小形化と信頼性の向上並びに保守の簡素化
が要求されている。その為、しゃ断器或いは断路器その
他の所要機器を立体的に配置し、各機器相互間の間隔を
狭め敷地面積の大幅な縮小を計る様にしている。

この様なガス絶縁開閉装置の一般的な構成を第１図の単
線結線図及び第２図、第３図の配置図によって説明する
。

第１図は複母線方式−回線分の単線結線図を示すもので
、主母線ＢＵＳＩ　、　ＢＵＳ２にはそれぞれ断路器Ｄ
ＳＩ　、　０８２が配設され、それらがしゃ断器ＣＢに
接続される。このしゃ断器ＣＢが計器用変流器ＧＴ、線
路用断路器ＤＳ３を介して線路用接地装置ＥＳ、計器用
変圧器ＰＴ及びケーブル接続部ＣＨに接続されている。

この様な単線結線図における一般的な配置構成例として
、第２図に示す様なものが知られている。即ち、しゃ断
器１は据付面に対して垂直に配設され、このしゃ断器１
には据付面に対して平行に上部口出し端子２及び下部口
出し端子３が設けられている。一方、据付面上に水平に
配置固定された主母線４，５はそれぞれ断路器６．７を
介してし中断器１の下部口出し端子３に接続されている
。し中断器１の上部口出し端子２は計器用変流器９．断
路器８．接地装置１０及び接続母線Ｊ１を介して計器用
変圧器１２及びケーブル接続部１３に接続されている。

上記の様な従来のガス絶縁開閉装置においては、ケーブ
ル接続部１３を配設する際、主母線４．５を避ける必要
があるため、接続母線１２の軸長を長くしなければなら
ず据付面積が大きくなりがちであった。また、全体の構
成が上下２層配置となるため機器の高さ寸法ＨＪが大き
くなり、耐震性を保持するためには上層部の機器を強固
な支持架台で支持しなければならず、多数の資材を必要
とし、その取付作業も多くの労力を必要としていた。さ
らに、機器の保守点検を行なう際、上層部では転落など
の危険を伴ない、望−ましいものではなかった。

一方、第３図は第１図の単線結線図における他の構成例
を示す。据付面上に水平に配置されたしゃ断器１には、
その容器軸方向の両端部に１」出し端子２，３が設けら
れている。口出し端子２は計器用変流器９．断路器８．
接地装置１０及び接続母線１ノを介して計器用変圧器ノ
２及びケーブル接続部１３に接続されている。

また、口出し端子３には主母線用断路器６，７が接続さ
ノシ、この主母線用断路器６，７の下方ＶＣは据（＝Ｊ
而面に水平に固定された主母線４，５が配設され、それ
ぞれ断路器６．７ＶＣ接続されている。

この様な構成のガス絶縁開閉装置においても、しゃ断器
ｌの両側に他の機器を配置しているため、構成全体の長
さ寸法Ｌ）が大きくなるため、据付ス４−スが大きくな
る欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記の様な欠点を解消するためになされたも
ので、支持架台を大幅に低減あるいは小形化すると共に
据付ス４−スを縮小して安価で耐震性のすぐれたガス絶
縁開閉装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

かかる目的を達成するために本発明のガス絶縁開閉装置
では、容器内部に配設されるしゃ断部を、その動作軸が
容器軸に対して直交するように配置し、このしゃ断部か
ら導出する通電導体を容器側面あるいは容器軸方向に任
意に設けられた２つ以上の口出し端子から導出される構
成とすることにより、しゃ断器及びこれに接続される主
母線及びケーブル接続部などを効率良く配置したもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下、第１図の単線結線図における本発明の−・実施例
を第４図に基づいて具体的に説明する。

本実施例において、しゃ断器２１はその絶縁性ガスを封
入した容器２２の軸が据付面に対し垂直になるように配
置されており、その容器２２内部に収納される接離自在
の固定側及び可動側電極を有するしゃ断部２３はその動
作軸がしゃ断器容器２２の軸線に対して直角になるよう
にしゃ断器容器２２の下方に配置され、しゃ断部２３の
両端からは通電導体２４．２５が導出されている。しゃ
断器容器２２の外側面下方のしゃ断部動作方向延長部に
はしゃ断部２３の操作装置２６が取付けられており、シ
ゃ断部２３はこの操作装置２６により操作される。しゃ
断部２３から導出される２つの通電導体２４゜２５のう
ち操作装置２６側から導出されている通電導体２４ｍは
、しゃ断器容器２２の内部にその中心軸をしゃ断器容器
２２の軸線と平行になるように配設された計器用変流器
２７を介してしゃ断器容器２２の軸方向上部に設けられ
た口出し端子部２８から導出している。この口出し端子
部２８から導出された通電導体２４ｈは断路器３１及び
接地装置３２を介してブッシング３３の中心導体に接続
されている。また、この断路器３１にはその容器軸方向
に計器用変圧器３４が配設されている。しゃ断部２３か
ら導出されているもう一方の通電導体２５は、しゃ断器
容器２２の内部で２つに分岐されている。

この分岐された通電導体２５ａ、２５ｂは、しゃ断器容
器２２の同一外側面に、この容器２２の軸方向に沿って
互いに位置をずらして設けられた２つの口出し端子部２
９．３０から導出されている。この口出し端子部２９．
３０には、断路器３７．３８と１体化され、かつしゃ断
器容器２２の軸線と平行な平面上に配置された主母線３
５．３６がそれぞれ接続されている。

一方、前記各口出し端子部２Ｂ、２９．３０には夫々ガ
ス区画可能な絶縁スペーサが配置され、しゃ断器容器２
２と断路器３１の容器並びに主母線３５．３６内をガス
区画して気密を保持させている。

この様な構成を有する本実施例のガス絶縁開閉装置にお
いては、しゃ断器２１に主母線３５゜３６及び断路器３
ノを口出し端子部２Ｂ、２９゜３０を介して接続し、ま
た断路器３１にブッシング３３及び計器用変圧器３４を
直接接続し、かつ計器用変流器２７をしゃ断器容器２２
の内部に収納したことにより、接続母線を用いることな
く効率良く配置できる。また、主母線３５゜３６はしゃ
断器２１により支持され、さらに断路器３１．ブッシン
グ３３及び計器用変圧器３４はしゃ断器２１により支持
出来るため、それぞれの支持架台は不要となり安定度の
高いものとなっている。

なお、本発明は第４図の実施例に限定されるものでなく
、第５図及び第６図に示す様な構成を採用することもで
きる。

第５図においてしゃ断器２１は、その容器２２の軸線が
据付面に対して垂直になるように据付面上に配置され、
その容器２２の軸線に沿りた同一外側面に２つの口出し
端子部２９゜３０が上下に設けられている。この口出し
端子部２９．３０からは動作軸をしゃ断器容器２２の軸
線と直交するように配置されたしゃ断部２３の一端から
導出されている通電導体２５が、し中断器容器２２内部
で２つに分岐され、この分岐された通電導体２５ａ、２
５ｂがそれぞれ導出している。また、この口出し端子部
２９゜３０には、それぞれ断路器３’１．３ｇと１体化
され、その容器軸がしゃ断器容器２２の軸線と平行な平
面に配置された主母線３５．３６に接続されている。し
ゃ断器容器２２の口出し端子部３０が設けられた側面の
しゃ断器容器軸を挟んだ反対側の側面には操作装置２６
が設けられ、肇ヤ断部２３はこの操作装置２６により操
作される。しゃ断部２３の操作装置２６側から導出され
る通電導体２４＆はしゃ断器容器２２の内部に配設され
た計器用変流器２７を介して、し中断器容器２２ｖＣ設
けられた操作装置２６と同一側面の上方に設けられた口
出し端子部２８から導出している。この口出し端子部２
８は、断路器３ノ及び接地装置３２を介して断路器３ノ
及び接地装置３２を同−容２非に配設したケーブル接続
部３９を接続しており、また、このケーブル接続部３９
はその容器軸方向上部に計器用変圧器３４が接続され、
支持架台４０により支持さノｔている。

第５図に示す様な構成のガス絶縁開閉装置においても、
第４図の実施例と同様に接続母線を用いずに効率良く配
置でき、さらに本実施例では主母線３５．３６はしゃ断
器２ノにより支持され、ケーブル接続部３９及び計器用
変圧器３４は支持架台４０で支持されるため安定度の高
いものとなり、また支持架台も簡易なものとなっている
。

第６図は複母線方式の母線連絡用ガス絶縁開閉装置に適
した構成で、しゃ断器２１はその容器２２の軸線を垂直
にして据付面上に配置されている。しゃ断器容器２２の
内部には動作軸をしゃ断器容器２２の軸線を直交するよ
うにしや断部２３が配置され、しゃ断器容器２２の側面
にはしゃ断部２３を操作する操作装置２６が配設されて
いる。しゃ断部２３の両端から導出する通電導体のうち
操作装置２６ｇｌｌ１から導出する通電導体２４は、し
ゃ断器容器２２の内部でその容器軸線と平行に配置され
たのち、しゃ断器容器２２内部に中心軸をしゃ断部２３
の動作軸と平行に配置された計器用変流器２７を介して
、しゃ断器容器２２の操作装置２６が設けられた側面の
容器軸を挟んだ反対側の側面の容器上方に設けられた口
出し端子部２９から導出している。しゃ断部２３から導
出されるもう一方の通電導体２５は、しゃ断器容器２２
に設けられた口出し端子部Ｚ９と同一側面の下方に設け
られた口出し端子部３０から導出している。この口出し
端子部２９．３０には、それぞれ断路器３７．３８と１
体化され、その容器軸線がし中断器容器２２の軸線と平
行な平面に配置された主母線３５．３６が接続されてい
る。

この様な構成のガス絶縁開閉装置においては、計器用変
流器２７をしゃ断器容器２２内部へ配設したため、接続
母線がなくなり、最少限の機器で（１り成できるので据
付面積が大幅に縮小される。

そして以上の各実施例においては、使用するしゃ断器の
容器内部に収納されているしゃ断部を、特にその動作軸
がしゃ断器容器軸と直交するように配置したため、通電
導体の配置及び計器用変流器等の収納がしゃ断器容器内
部で容易に行なえ、しゃ断器に接続される主母線、断路
器等の機器が効率配置できるので接続母線が不要となり
、機器全体の高さ寸法Ｈ２及び長さ寸法Ｌ２が縮小され
る。さらに構成される機器で各機器を支持しているので
、支持架台が不要あるいは大幅に削減できる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば機器全体の高さが低く、
耐震性や保守点検時の作業性に優れ、しかも据付面積の
小さいガス絶縁開閉装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は変電所の一回線分の単線結線図、第２図及び第
３図社それぞれ第１図に示した単線結線図における従来
のガス絶縁開閉装置の配置構成図、第４図は本発明の一
実施例を示す配置構成図、第５図及び第６図は本発明の
夫々他の実施例を示す配置構成図である。１・・・しゃ断器、２，３・・・口出し端子、２１・・
・しゃ断器、２２・・・しゃ断器容器、２３・・・しゃ
断部、２４．２５・・・通電導体、２６・・・操作装置
、２７・・・計器用変流器、２Ｂ、２９．３０・・・口
出し端子部、３１・・・断路器、３２・・・接地装置、
３３・・・プ、シング、３４・・・計器用変圧器、３５
゜３６・・・主母線、３７．３８・・・断路器、３９・
・・ケーブル接続部、４ｏ・・・支持架台。出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図第２図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　絶縁性ガスを封入した容器内部に収納される接
離自在に動作される固定側及び可動側電極を有するしゃ
断部をその動作軸が前記容器軸と直交するように配置さ
れ、このしゃ断部の両端から導出する通電導体の少なく
とも一方は前記容器内部で容器軸に平行に配置され、こ
れらの通電導体は少なくとも一個が前記容器の側面に設
けられた２つ以上の口出し端子部により他の機器と接続
される構成のしゃ断器として形成されるとともに一方の
導体は変流器を介して前記口出し端子部から導出される
ように形成し、このしゃ断器を据付面上に容器軸が垂直
になるように配置し、前記しゃ断器容器の側面に設けら
れた口出し端子部には主母線接続し、この主母線はその
容器軸が前記しゃ断器の容器軸と平行な平面上に直交し
て置かれる様に配置したことを特徴とするガス絶縁開閉
装置。
（２）シゃ断部の両端から導出する通電導体の一方がし
ゃ断器容器内部で２つに分岐され、この通電導体がしゃ
断器容器の側面に設けられた２つの口出し端子部からそ
れぞれ導出されている特許請求の範囲第１項記載のガス
絶縁開閉装置。
（３）　断路器、接地装置を接続収納した外部引出し部
容器が、し中断器の容器軸方向の口出し端子部を介して
配置されている特許請求の範囲第１項記載のガス犯縁開
閉装置。
（４）断路器、接地装置を接続収納した外部引出し部容
器が、しゃ断器の容器軸と直交する方向に配置された口
出し端子部を介して配置されている特許請求の範囲第１
項記載のガス絶縁開閉装置。