JPS61188875A - 高周波誘導炉の屋根型電極 - Google Patents

高周波誘導炉の屋根型電極

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JPS61188875A
JPS61188875A JP2881285A JP2881285A JPS61188875A JP S61188875 A JPS61188875 A JP S61188875A JP 2881285 A JP2881285 A JP 2881285A JP 2881285 A JP2881285 A JP 2881285A JP S61188875 A JPS61188875 A JP S61188875A
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JP
Japan
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electrode
frequency induction
induction furnace
type electrode
high frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP2881285A
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English (en)
Inventor
南出 彰三
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は高周波誘導炉の屋根型電極に関する。
〈従来技術〉 例えば集積回路等をエポキシ系の樹脂で封止する場合、
タブレットと呼ばれる円柱状に打錠されたモールディン
グコンパウンドを高周波誘導炉で予熱し、これをトラン
スファー・モールド金型に投入、加熱しながらプランジ
ャーで押圧・成型する方法がとられている。予熱用の高
周波誘導炉は第1図に示すような電極構造を有している
。即ち2本の平行な回転ローラーからなる回転ローラー
型電極1を下部電極とし、その上に、それを覆う形で屋
根型の上部電極2が設けられている。被加熱体である円
柱形のタブレット3は下部電極である回転ローラー型電
極1の上にのせ、その電極1の回転を通じて回転させな
がら、高周波電力電源4より屋根型の上部電極2と回転
ローラー型電極lの間に高周波電力を供給して加熱する
。被加熱体を回転させるのはもちろん、全体をできるだ
け均一に加熱するためである。しかし、電極間に誘電体
(今の場合、被加熱体であるタブレット3)が存在する
と、電束線の分布は誘電体に引き込まれる傾向を示すの
で、被加熱体の両端部の電束線密度は中央部より大きく
なる。従って被加熱体の回転によってもその長手方向に
は加熱の不均一が生じ両端部は中央部より高温になり、
より軟性が増す。
このようにして予熱されたタブレット3を第2図に示す
ような上型5と下型6よりなるトランスファーモールド
金型に入れ(同図(a))、プランジャー7で押圧する
と、タブレット3はその上下両端部が中央部より早く変
形しく同TI!J(bl)、中央部のまわりに空気8が
取り込まれる。この取り込まれた空気は、変形したタブ
レット上部が上型内壁と密着しているために、プランジ
ャー7と上型内壁間の間隙を通って外部に解放されるこ
となく、プランジャー7をさらに押し下げる(同図(C
))とそのまま気泡となって成型体にボイドを形成し、
不良成型の原因となる。
〈発明の目的〉 本発明は、成型材料を従来技術による高周波誘導炉によ
りて予備加熱することに伴う、プラスチック成型過程の
上記のような欠点を解消するため、被加熱体の中央部を
、両端部より高温に加熱することのできる高周波誘導炉
の電極を提供することにある。
〈発明の構成〉 上記の目的を達成するため、本発明による電極は、屋根
型の電極であって、その電極板の、棟方向に平行な方向
の断面が、下方中央部に頂点を有する逆山型形状をなし
ていることを特徴としている。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第3
図は本発明実施例による電極構造を示す斜視図であり、
第4図は第3図における断面線A−Aにそった電極板の
断面図である。
本実施例による電極3aもその外観は第1図に示した従
来の高周波誘導炉に用いられている上部屋根型電極2と
同じであって、この電極3aを第1図の屋根型電極2に
置換する。
ところで、本実施例による電極3aは、第3図に示した
ように、その断面が下方中央部に頂点を有する逆山型を
しているので、下部の回転ローラー型電極1との間に生
ずる電束線は、第5図に示すように、その密度が中央部
で最も大きく両端に行く程小さくなる。従って、被加熱
体端部の電束線引き込み傾向を考慮しても、端部におけ
る電束密度を中央部より充分に小さくすることができ、
被加熱体端部の温度を中央部の温度より低く保つよう加
熱することができる。
このような電極構造を有する高周波誘導炉で加熱したタ
ブレフトを、第6図に示すように、第2図に示したのと
同じトランスファーモールド金型を用いて成型すると、
プランジャー7に押圧されたタブレットは中央部の方が
両端部より軟化度が大きくなっているので、中央部が先
に変形をしてモールドの内壁に接し、上下両端部に空間
8 a +8bが形成される(同図(b))。さらにプ
ランジャー7を押し下げると、上部の空間8aは、プラ
ンジャー7と上型5の僅かな間隙を通って、また、下部
の空間8bは上型5と下型6の間の間隙を通って共に外
部に解放され、成型体の中に空気が取り込まれることは
ない(同図(C))。
く効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、被加
熱体であるタブレット状の成型材料の中央部よりより高
温に加熱できるので、最終成型体の中に空気が取り込ま
れ、ボイドが生じることがなくなり、不良品の生じるお
それがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の屋根型電極を有する高周波誘導炉の構成
図である。第2図は第1図に示した高周波誘導炉によっ
て加熱された成型材料の成型過程を説明する図である。 第3図は本発明実施例による屋根型電極の構造を示す斜
視図である。第4図は第3図の線A−Aに沿った断面図
である。第5図は上記実施例の電極によって形成される
電束線の分布を示す図である。第6図は上記実施例の電
極を用いた高周波誘導炉で加熱した成型材料の成型過程
を示す図である。 1−・回転ローラー型電極 2.3a・−屋根型電極 3−・被加熱体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸が互に平行な2個の回転ローラーよりなる回転ロ
    ーラー型電極を下部電極とし、棟方向が上記回転型ロー
    ラーの回転軸に平行で上記回転ローラー型を覆うよう配
    設された屋根型電極を上部電極とする高周波誘導炉の上
    記屋根型電極であって、棟方向に平行なその断面が、下
    方中央部に頂点を有する逆山型を形成するよう構成され
    ていることを特徴とする、高周波誘導炉の屋根型電極。
JP2881285A 1985-02-15 1985-02-15 高周波誘導炉の屋根型電極 Pending JPS61188875A (ja)

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JP2881285A JPS61188875A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 高周波誘導炉の屋根型電極

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JPS61188875A true JPS61188875A (ja) 1986-08-22

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ID=12258819

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JP2881285A Pending JPS61188875A (ja) 1985-02-15 1985-02-15 高周波誘導炉の屋根型電極

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