JPS6118677A - 巻取り紙輪転印刷機における着籍用折り畳みのための紙折り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、巻取り紙輪転印刷機におげろ書籍用折り畳み
のための紙折り装置であって、１つの縦折りフォーマと
、複数の引込みローラと、１つの横裁ち装置と、所謂第
３折り装置と、この第３折り装置と紙折り装置胴との間
の搬送ベルト機構とを有する形式のものに関する。

従来の技術 上記形式を有する紙折り装置は例えばドイツ連邦共和国
特許出願公告第２５１２３６８号及び特許出願公開第２
７２３３５８号の各明細書で公知である。

またフランス国特許第３８６０口１号明細書によれは摺
動可能な紙折り装置が公知である。

更にドイツ連邦共和国特許出願公告 第２１０７５９５号明細書によれば周期を以って制御さ
れる折り丁分岐装置か公知である。

ノングルサイズの版胴を備えた輪転印刷機において非集
合の８ページ書籍用折り製品を２丁作るために、又は所
謂ダブルサイズの印刷機においてやはり非集合の８ペー
ジ書籍用折り製品を４丁作るためには従来、２つの紙折
り機構プラス２つの所謂「第３折り」装置が又はダブル
サイズの印刷機においては４つの「第３折り」装置が必
要であった。

発明の課題 本発明は前記公知例を出発点として、折り性能を制限す
る必要なしに紙折り機構にかかる経費を減少せしめるこ
とである。

課題を解決するための手段 上記の課題は本発明によれば、縦ミシン刷り又は溝形成
装置と選択的に交換可能な縦裁ち装置が配設されており
、また針及び折り刃胴が配設されており、この針及び折
り刃胴が折りフラツプ用と協働し、この折りフラツプ用
と協働すべきくわえ胴が配設されており、また異なる平
面上に相上下して配置された２つの所謂第３折り装置が
配設されており、上方の平面上に配置された第３折り装
置は摺動不能であり、下方の平面上に配置された第３折
り装置は水平にかつ折りフラツプ用の回転軸線に対して
平行に摺動可能かつ係止可能に配設されており、折りフ
ラツプ用と上方の第３折り装置及びくわえ胴と下方の第
３折り装置の間にそれぞれ１つの搬送ベルト機構が配設
されていることによって解決された。

実施例 図示されていない印刷機構において巻取り紙が公知方法
で印刷されている。この印刷機構はシングルサイズ（２
版板）又はダブルサイズ　。

（４版板）の版胴を有している。この複数の巻取り紙又
は少なくとも１枚の巻取り紙１が紙折り装置２に供給さ
れる。この紙折り装置２によれば、シングルサイズの直
径の版胴を備えた印刷機構の場合に、全幅の巻取り紙ご
とにＡ：２丁×８ページ又はＢ°１丁×１６ページの折
り製品（どちらも非集合）が選択的に製造可能である。

またダブルサイズの版胴を備えた印刷機構においては当
該紙折り装置２によれば、ｃ’：’４丁×８ページ、Ｄ
゛２丁×１６ページ、Ｅ：集合された１丁×３２ページ
の折り製品が製造可能である。この場合のページとは例
えば３１５＋＋＋ｉＸ　２４１　ｍｍの大きさの書籍ペ
ージを意味する。

以下には１枚の全幅巻取り紙のための紙折りプロセスを
説明する。

折り種類Ａ＝・２丁×８ページが選択された場合、全幅
の巻取１７紙１がターニングバ一台３からターニングパ
ー５と紙案内胴とによって、そのサイドフレーム４と６
の間の所定の位置から引き出され、そして１つの縦折り
フォーマγと２つの駆動されないフォーマ折り胴１０と
の所は通らずに通過せしめられる。続いて巻取り紙１は
、駆動される縦ミ／ン刷り又は溝付は装置１１に交換す
ることも可能である縦裁ち装置９内に案内され、その後
で横ミシン刷り装置１２ど駆動される第２の引込みロー
ラ１３とを通って、紙裁ち胴１４と針及び折り刃胴１６
（以下には折り刃胴１６と略称する）との間に走入する
。この紙裁ち胴１４は２４胴として形成され従って、互
いに直径方向で向い合う２つの紙裁ち刃１９を保持して
いる。折り刃胴１６は％胴であり、その周方向で均一に
分配配置されたそれぞれ６つの、制御される針機構２２
と制御される折り刃２３とを有している。印刷機構に所
謂ダブルサイズの版胴が用いられている場合この折り刃
胴１６は付〃Ω的に重ね胴として形成されている。この
折り刃胴１６とは、制御可能な折りフラップ対２６を４
対備えた％折りフラップ胴２４が協働している。この折
りフラップ胴２４には更に付カロ的に、４つの制御可能
な折り刃２７も配設可能である。各折りフラップ対２６
は右と左の折りフラップ１５．２０に分けられ、従って
この各折りフラップは胴母線の半分の長さである。左の
折りフラップ１５と右の折りフラップ２０とは全て互い
に独自に制御可能でかつ選択的に停止可能である。この
制＠によって折り種類への場合には、左イσ１ｊの折り
フラップ１５が常に、左側の折り下流から第１の搬送ベ
ルト機構３２への折り丁引渡しのために、また右側の折
りフラップ２０は常に右側の折り下流からくわえ胴２８
への折り丁引渡しのために開かれるようになっている。

折りフランツ０胴２４の下側には、この胴と協働するろ
／′２くゎえ胴２８が配置されている。このくわえ胴２
８は６対の制御可能なくわえ部材列３１を自しがっ、付
卯的に制御可能な折り７ラツプ２９を有し得る。連続し
て位置する２つの搬送ベルト機構３２．３３（第１及び
第２）によって、折りフラップ胴２４から折り丁が第１
の所謂「第３折り装置３６」へ送られ、この装置３６に
よって縦折りが行なわれる。第１の搬送ベルト機構３２
は、折りフラップ胴２４の周速に相応する搬送速度なり
、って作動する。第２の搬送ベルト機構３３は、第１の
折りフランジ胴２４の周速よりも著しく低い、例えば５
０％低い搬送速度を有する。

折りフラップ胴２４かも第１のベルト機構３２への折り
丁引渡し個所の近くには、折り丁の周期に合せて制御可
能なそれ自体公知の折り丁分岐装置３４が配設されてい
る。この折り丁分岐装置３４は停止可能である。この折
り丁分岐装置３４が作動されると、該装置３４にょって
折り丁か１つおきに上側の搬送ベルト機構３２．３３に
送られる。またくわえ胴２８からは２つの互いに直接に
続く（第ろ、第４の）搬送ベルト機構３７，３８か、縦
折りのための第２の所謂［−第３折り装置３９」まで延
ひている。

この第３の搬送ベルト機構３７は、くわえ胴２８の周速
に相応する搬送速度で走行する。第４の搬送ベルト機構
３８はくわえ胴２８の周速よりも著しく小さな、例えば
５０饅小さな搬送速度を有する。この第４の搬送ベルト
機構３８は下側の第３折り装置３９に固定されており一
緒に摺動せしめられる。

第１の第３折り装置３６と第２の第３折り装置３９とは
２つの相異なる高さの−Ｆ′面に配設されている。

第１の第５折り装置３６はほぼ折りフラップ胴２４の高
さに位置している。この装置３６の搬出ベルト機構４１
は折りフラップ胴２４０回転軸線に対して平行に位置し
ている。この第１の第３折り装置３６は摺動不能であり
、縦裁ち装置９内で裁断された巻取り紙１の左側の巻取
り紙部分９を処理する。

上側の第３折り装置３６の搬出ベルト機構４１の下側で
かつ該機構４１から左側にずれて第２の（下側）第３折
り装置３９が配設されている。

上側の第３折り装置３６は、そ”の折り線と左側の巻取
り紙部分１７の中央線とが同じ直線上に位置するように
位置決めされている。

下側の第３折り装置３９は折り種類への場合は、その折
り線と右側の巻取り紙部分１８の中央線とが同じ直線上
に位置するように位置決めされる。そしてこの位置で下
側の第３折り装置は ３９に係止される。右側の巻取り紙部分１８は折り、種
類Ａの場合は停止されている。

折り種類が１Ｂ」に切換えられると、下側の第３折り装
置３９が折りフランプ胴２４０回転軸線に対する平行線
に沿って、上側と下側の第ろ折り装置３６．３９の各折
り線が１本の共通の鉛直平面上に位置するまで摺動され
る。この位置で下側の第３折り装置３′９が係止される
。

折丁分岐機構３４が作動せしめられ、折り丁が１つおき
に上側の搬送ベルト機構３２．３３に送られる。

上記の上側と下側の第３折り装置３６．３９は従来公知
の構造である。この両装置３６．３９は前記折り丁が更
に折られて製造された折り製品を所属の搬出ベルト機構
４１又は４２上に排出する。

製造種類Ａ（巻取り紙ごとに２丁×８ページ）において
は縦裁ち装置９が作動され、また両方の第ろ折り装置３
６．３９がそれぞれ該装置に配属された処理されるべき
巻取り紙部分１γ。

１８の中央線に整合される。即ち下側の第３折り装置３
９が、両方の仮想折り線の間にそれぞれ巻取り紙幅の半
分の寸法に当る所定の間隔が形成されるように摺動され
、続いて固定される。

また公知方法の制御によって、左側の折りフラップ１５
は第１の搬送ベルト機構３２に折り丁を引渡し、また各
右側の折りフラップ２０はくわえ胴２８のくわえ部材列
３１に折り丁を引渡し、該折り丁はそこから第３及び第
４の搬送ベルト機構３７．３８に引渡される。この第４
の搬送ベルト機構３８は、１度横折りされている折り丁
を下側の第３折り装置３９に送り、そこで当該の下側の
折り下流の各折り丁に所定の第１の縦折りが行なわれ、
それによって形成された完成折り製品は搬出ベルト機構
４２上に排出される。その完成折り製品は第４Ａ図に示
された形状を有する。また折りフラップ胴２４がもはや
はり１度横折りされた折り丁（上述のように）が第１の
搬送ベルト機構３２に、またここから第２の搬送ベルト
機構３３に引き渡されろ。

第２の搬送ベルト機構３３は、その１回横折りされた折
り丁を上側の第３折り装置３６に搬送し、そこで上側の
折り下流の各折り丁に所定の第１の縦折りが行なわれ、
それによって所望の８ページの折り製品が作られ搬出ベ
ルト機構４１上に排出される。

製造種類Ｂ（巻取り紙ごとに１丁×１６ページ）におい
ては縦裁ち装置９が縦ミシン刷り又は溝付は装置１１に
交換される。また下側の第の垂直平面上に位置するよう
に摺動せしめられる。巻取り紙１は縦折りフォーマ７の
側方を通過するのでなく該フォーマ７の上を走行せしめ
られろ。そして折り刃２３は、各折り丁が折りフラップ
胴２４の左側の折りフラップ１５に引渡されるように制
御される。右側の折りフラップ２０は停止される。左側
の折り７ランノ１５が製造種類への時と同様に制両され
る。また各搬送ベルト機構３２．３３，３７．：ｉｓを
介しての搬送及υ・各第３折り装置３６．３９内での処
理も同様である。縦折りフォーマ１及びフォーマ折り機
構１０によって縦折りされて裁断されたか又はされてい
ない巻取り紙１は引込みローラ８によって引張られ、続
いて縦ミシン刷り又は溝付は装置１１内でミンン刷り又
は溝付けられ、続いて紙裁ち胴１４の各紙裁ち刃１９（
（よって１度縦折りされた折り丁に裁断される。そして
制御可能な針機構２２が、針及び折り刃胴１６上の各折
り丁を針で刺［７留める。制御された折り刃２３が第１
の横折りのために各折り丁を、第１の折りフラップ胴２
４の左側の折りフラン７°１５内に押し入れる。この左
側の各折りフラップ１５は、その第１と第３の折りフラ
ップ１５が折り丁を第１の搬送ベルト機構３２にいまだ
第２と第４の左側折りフラップ１５が折り丁をくわえ胴
２８に引渡すように制御される。

そしてこの場合折り丁分岐機構３４は選択的に以下のよ
うな各作業位置にもたらされ得る；１、到来する折り丁
の周期に合せて折り丁分岐機構３４が折りフラップ胴２
４に接触・離動される。これによって１つごとの折り丁
が第１の搬送ベルト機構３２に引渡される。

そして残りの折り丁はくわえ胴２８に引き渡される。

■：折り丁分岐機構３４が連続的に折フランプ胴２４に
接触せしめられる。これによって全ての折り丁が第１の
搬送ベルト機構３２に引き渡される。

■：折り丁分岐機構３４が連続的に折りフラツプ用２４
から離されている。これによって全ての折り丁がくわえ
胴２８と延いては第３の搬送ベルト機構３７に引き渡さ
れる。

上側の搬送ベルト機構３２．３３によって各折り丁は上
側の第３折り装置３６に搬送され、そこ′コ゛第３の折
り、即ち第２の縦折りを与えられて完成製品となる。こ
の折り種類Ｂにおいては第２と第４の搬送ベルト機構３
３．３８が、第１と第３の搬送ベルト機構３２．３７の
搬送速度の約５０％の速度で作動する。

くわえ胴２８の制御された各くわえ部材列３１によって
、折り丁分岐機構３４の後で折りフラップ胴２４上に残
されている各折り丁がくわえられて、くわえ胴２８上に
受取られ続いて第３の搬送ベルト機構３γに引き渡され
る。この折り丁は該機構３７によって更に、第３の機構
３γの搬送速度の５０％の速度で作動する第４の搬送ベ
ルト機構３８に引渡される。この第４の搬送ベルト機構
３８によって折り丁は下側の第３の折り装置３９内に送
られ、そこで該折り丁に第３の折り、即ち第２の縦折り
が与えられ完成した折り製品ができる。

折り丁分岐機構３４の前記の作業位置１．Ｈにおいては
４つの搬送ベルト機構３２．３３．３７．３８が、その
都度の折り７ランフ０胴２４の周速（、（相応する同一
の搬送速度で運転される。

発明の効果 本発明によ牙１は特に、折り胴とそれに所属する機械部
拐及び、駆動装置の数が節約されるたけでなく、ターニ
ングバー、紙案内ｌ１ｌＩＬ］も節約される。更に部分
的には紙運動路も知くされる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例を示すものであって、第１図は
本発明による紙折り装置をサイドフレームなしに示した
略示側面図、第２図は第３折り装置を上から見て示した
略示図、第３図は第１図の■−■線で見た平面図、第４
Ａ図、第４１３図、第４Ｃ図は製造可能な書籍用折り製
品の例をそれぞれ示した略示図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、巻取り紙輪転印刷機における書籍用折り畳みのため
   の紙折り装置であって、１つの縦折りフォーマと、複数
   の引込みローラと、１つの横裁ち装置と、所謂第３折り
   装置と、この第３折り装置と紙折り装置胴との間の搬送
   ベルト機構とを有する形式のものにおいて、縦ミシン刷
   り又は溝形成装置（１１）と選択的に交換可能な縦裁ち
   装置（９）が配設されており、また針及び折り刃胴（１
   ６）が配設されており、この針及び折り刃胴（１６）が
   折りフラップ胴（２４）と協働し、この折りフラップ胴
   （２４）と協働すべきくわえ胴 （２８）が配設されており、また異なる平面上に相上下
   して配置された２つの所謂第３折り装置（３６；３９）
   が配設されており、上方の平面上に配置された第３折り
   装置（３６）は摺動不能であり、下方の平面上に配置さ
   れた第３折り装置（３９）は水平にかつ折りフラップ胴
   （２４）の回転軸線に対して平行に摺動可能かつ係止可
   能に配設されており、折りフラップ胴（２４）と上方の
   第３折り装置（３６）及びくわえ胴（２８）と下方の第
   ３折り装置の間にそれぞれ１つの搬送ベルト機構（３２
   、３３；３７、３８）が配設されていることを特徴とす
   る、巻取り紙輪転印刷機における書籍用折り畳みのため
   の紙折り装置。 ２、折りフラップ機構（２６）を備えた折りフラップ胴
   （２４）に、分割されて該胴の半分の長さを有する左側
   及び右側の折りフラップ（１５、２０）が配設されてお
   り、この左側（１５）と右側（２０）の各折りフラップ
   が互いに独自に制御可能なように配置されている、特許
   請求の範囲第１項記載の紙折り装置。 ３、それぞれの搬送機構（３２、３３；３７、３８）が
   ２つの搬送ベルト機構（３２、３３；３７、３８）を有
   し、それぞれの第１の搬送ベルト機構（３２；３７）が
   折りフラップ胴（２４）の周速と同じ速度を有し、また
   第３折り装置（３６；３９）内に走入する第２の搬送ベ
   ルト機構（３３；３８）がそれぞれの前記搬送ベルト機
   構（３２；３７）よりも著しく小さな搬送速度を有して
   いる、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の紙折り装
   置。 ４、折りフラップ胴（２４）と上方の第１搬送ベルト機
   構（３２）との間に、制御可能かつ遮断可能な折り丁分
   岐機構（３４）が配設されている、特許請求の範囲第１
   項から第３項までのいずれか１項記載の紙折り装置。 ５、折りフラップ胴（２４）が集合胴として形成されて
   いる、特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか
   １項記載の紙折り装置。