JPS6118388B2 - - Google Patents
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- JPS6118388B2 JPS6118388B2 JP56206352A JP20635281A JPS6118388B2 JP S6118388 B2 JPS6118388 B2 JP S6118388B2 JP 56206352 A JP56206352 A JP 56206352A JP 20635281 A JP20635281 A JP 20635281A JP S6118388 B2 JPS6118388 B2 JP S6118388B2
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- 230000014509 gene expression Effects 0.000 claims description 5
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
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Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の属する分野の説明
本発明は、画像の拡大・縮小処理方法、特に
投影法を用いた上でハードウエア化が容易にし
て演算処理量の少く変換画像の画像歪を少なく
した画像の拡大・縮小処理方法に関するもので
ある。
投影法を用いた上でハードウエア化が容易にし
て演算処理量の少く変換画像の画像歪を少なく
した画像の拡大・縮小処理方法に関するもので
ある。
(2) 従来の技術の説明
従来、この種の画像の拡大・縮小方法には画
像歪の少ない方法として投影法があつたが、投
影法は、原画像の上に変換画像を重ねて、変換
画像の着目画素中に占める黒あるいは白の面積
比率をみて着目画素の値を決定する方法で、着
目画素内に含まれる原画像の個数が一定でな
く、原画像の画素が着目画素に占める面積を
個々に算出するため演算処理量が大となり、ま
たそのハードウエア化は困難であるといつた欠
点があつた。また着目画素を原画像の座標系中
に位置させ、その位置に従つて着目画素の値を
決定する方法として9分割法が提案されてい
る。9分割法の座標を第1図に示す。第1図に
おいてDは着目画素である。P,Q,R,Sは
着目画素をとり囲むような原画像の4個の画素
である。α及びβは9個の領域を決定するため
の設定値である。t及びuは画素Dの位置を示
す値である。9分割法では、領域の分割のねら
いがP,Q,R,Sの画素についてそれが黒で
あつた場合、黒画素の影響する領域を広げてか
すれを防ぐことにあつたため、変換画像では黒
部分の面積が広がるといつた欠点があつた。ま
た9分割法においてP,Q,R,Sの画素が着
目画素に占める面積によつて、それらの画素の
持つ影響を表わしそれによつて領域を決定した
のではないため、P,Q,R,Sの画素をもつ
正確な影響を反映させた領域の分割にはなら
ず、従つて得られた変換画像も画像歪の多いも
のとなるといつた欠点があつた。
像歪の少ない方法として投影法があつたが、投
影法は、原画像の上に変換画像を重ねて、変換
画像の着目画素中に占める黒あるいは白の面積
比率をみて着目画素の値を決定する方法で、着
目画素内に含まれる原画像の個数が一定でな
く、原画像の画素が着目画素に占める面積を
個々に算出するため演算処理量が大となり、ま
たそのハードウエア化は困難であるといつた欠
点があつた。また着目画素を原画像の座標系中
に位置させ、その位置に従つて着目画素の値を
決定する方法として9分割法が提案されてい
る。9分割法の座標を第1図に示す。第1図に
おいてDは着目画素である。P,Q,R,Sは
着目画素をとり囲むような原画像の4個の画素
である。α及びβは9個の領域を決定するため
の設定値である。t及びuは画素Dの位置を示
す値である。9分割法では、領域の分割のねら
いがP,Q,R,Sの画素についてそれが黒で
あつた場合、黒画素の影響する領域を広げてか
すれを防ぐことにあつたため、変換画像では黒
部分の面積が広がるといつた欠点があつた。ま
た9分割法においてP,Q,R,Sの画素が着
目画素に占める面積によつて、それらの画素の
持つ影響を表わしそれによつて領域を決定した
のではないため、P,Q,R,Sの画素をもつ
正確な影響を反映させた領域の分割にはなら
ず、従つて得られた変換画像も画像歪の多いも
のとなるといつた欠点があつた。
(3) 発明の目的
本発明は、これらの欠点を除去するため、着
目画素は原画像に位置させたときに周囲にある
4個の画素により決定することとしてハードウ
エア化を容易にし、かつその4個の画素の中か
ら最近接画素をもとめて、その最近接画素との
位置関係による判別式を最近接画素が着目画素
に占める面積比から決定したことによつて原画
像画素が着目画素に与える影響を忠実に反映さ
せることを特徴とし、より画像歪の少ない変換
画像を得られるようにしたもので、以下図面に
ついて詳細に説明する。
目画素は原画像に位置させたときに周囲にある
4個の画素により決定することとしてハードウ
エア化を容易にし、かつその4個の画素の中か
ら最近接画素をもとめて、その最近接画素との
位置関係による判別式を最近接画素が着目画素
に占める面積比から決定したことによつて原画
像画素が着目画素に与える影響を忠実に反映さ
せることを特徴とし、より画像歪の少ない変換
画像を得られるようにしたもので、以下図面に
ついて詳細に説明する。
(4) 発明の構成および作用の説明
第2図は、変換画像中の着目画素が原画像の
どの位置に対応するかを座標変換により求め、
原画像に位置させた例を示す。図中1は着目画
素の輪郭線、2は原画像の3×3の画素群であ
り、Dは着目画素の中心、P,Q,R,Sは着
目画素をとり囲む原画像の画素の中心を示す。
3は斜線で囲つた領域で画素Pが着目画素に占
める領域を示す。又原画像の画素間隔は画素の
大きさと等しくここでは2×bとし、変換画像
の画素の間隔も同様に2×aとする。画素の最
近接画素はPである。着目画素の面積をSDと
し、最近接画素Pが着目画素に占める領域3の
面積をSPとする。着目画素Dの値はその中の
黒の面積が1/2を越えるなら黒、それに足らな
い場合は白と決定する。今SPの値は{x−(a
+b)}{y−(a+b)}で与えられ、SPの値
がSDの1/2を越えるならば、着目画素D内のS
P以外の部分の値にかかわらず、着目画素Dの
値IDはPの値と同じになる。これを条件式化
すると(1)式となる。(x,y)が(1)式を満たし
ている時にはID=Pとする。
どの位置に対応するかを座標変換により求め、
原画像に位置させた例を示す。図中1は着目画
素の輪郭線、2は原画像の3×3の画素群であ
り、Dは着目画素の中心、P,Q,R,Sは着
目画素をとり囲む原画像の画素の中心を示す。
3は斜線で囲つた領域で画素Pが着目画素に占
める領域を示す。又原画像の画素間隔は画素の
大きさと等しくここでは2×bとし、変換画像
の画素の間隔も同様に2×aとする。画素の最
近接画素はPである。着目画素の面積をSDと
し、最近接画素Pが着目画素に占める領域3の
面積をSPとする。着目画素Dの値はその中の
黒の面積が1/2を越えるなら黒、それに足らな
い場合は白と決定する。今SPの値は{x−(a
+b)}{y−(a+b)}で与えられ、SPの値
がSDの1/2を越えるならば、着目画素D内のS
P以外の部分の値にかかわらず、着目画素Dの
値IDはPの値と同じになる。これを条件式化
すると(1)式となる。(x,y)が(1)式を満たし
ている時にはID=Pとする。
{x−(a+b)}{y−(a+b)}≧2a2 …(1)
第3図は原画像の拡大の例であつてこの場合も
第1図の場合と同様である。第4図は縮小の場合
で着目画素がP,Q,R,Sの4画素だけでなく
その外側の画素にも及んだ例である。
第1図の場合と同様である。第4図は縮小の場合
で着目画素がP,Q,R,Sの4画素だけでなく
その外側の画素にも及んだ例である。
第3図の様な形態になる場合は、倍率を1/2倍
以上と限つた場合にはあり得ないため問題となら
ない。また倍率を最小1/3倍と限つた場合には、
最近接画素Pの占める面積SPは他のどの画素の
占める面積よりも大であるため着目画素に与える
影響は最近接画素Pにおいて最大となり、従つて
着目画素の値をPによつて与えても差しつかえな
い。又一般にこのような拡大・縮小の範囲は1/2
倍から2倍に限定してそれ以下あるいはそれ以上
の倍率の場合は処理を複数回くり返して行なう。
従つて一般的な使用法に従つて倍率を1/2倍以上
に限定すれば、たとえ第4図の様な場合が起きて
も、判別式(1)の有効性は失なわれず、そのまま適
用しても差しつかえない。なお拡大の場合はこの
様な問題はない。
以上と限つた場合にはあり得ないため問題となら
ない。また倍率を最小1/3倍と限つた場合には、
最近接画素Pの占める面積SPは他のどの画素の
占める面積よりも大であるため着目画素に与える
影響は最近接画素Pにおいて最大となり、従つて
着目画素の値をPによつて与えても差しつかえな
い。又一般にこのような拡大・縮小の範囲は1/2
倍から2倍に限定してそれ以下あるいはそれ以上
の倍率の場合は処理を複数回くり返して行なう。
従つて一般的な使用法に従つて倍率を1/2倍以上
に限定すれば、たとえ第4図の様な場合が起きて
も、判別式(1)の有効性は失なわれず、そのまま適
用しても差しつかえない。なお拡大の場合はこの
様な問題はない。
第5図は、本発明の判別式による境界線を原画
像上に示した例であつて図中、4は境界線を示す
点線、5,6,7,8,9,10,11,12は
P,Q,R,Sで囲まれる領域を判別式によつて
分割して得られた8個の分割領域、13は境界線
を示す実線である。点線4は(1)式による境界線で
あつて、双曲線の一部であり、対称性を考慮する
と、P,Q,R,Sそれぞれに対応して4箇所に
存在する。実線13は点線4の頂点にひいた接線
であり点線4と同じく対称性を考慮して4箇所に
存在する。
像上に示した例であつて図中、4は境界線を示す
点線、5,6,7,8,9,10,11,12は
P,Q,R,Sで囲まれる領域を判別式によつて
分割して得られた8個の分割領域、13は境界線
を示す実線である。点線4は(1)式による境界線で
あつて、双曲線の一部であり、対称性を考慮する
と、P,Q,R,Sそれぞれに対応して4箇所に
存在する。実線13は点線4の頂点にひいた接線
であり点線4と同じく対称性を考慮して4箇所に
存在する。
判別式(1)の頂点における接線の式は実線13の
式である。これを次式に示す。
式である。これを次式に示す。
x+y≦2(1−√2)a+2b …(2)
この式の右辺は、a,bが与えられた時点で求
めておけばあとは定数として扱うことができる。
左辺は和のみの簡単な演算式である。ここで8箇
の領域のうち判別式(1)または判別式(2)を満たす領
域は5,6,7,8の領域である。
めておけばあとは定数として扱うことができる。
左辺は和のみの簡単な演算式である。ここで8箇
の領域のうち判別式(1)または判別式(2)を満たす領
域は5,6,7,8の領域である。
第6図は着目画素が領域9に存在した時の着目
画素の値を決める論理例であつて領域9ではPの
占める面積が着目画素の1/2以下であることに着
目して、Q,R,Sの3画素がともに1なら着目
画素Dは1であり、Q,R,Sの3画素がともに
0なら着目画素Dは0となることを特徴としてお
り、第6図を論理式化すると次式であらわされ
る。
画素の値を決める論理例であつて領域9ではPの
占める面積が着目画素の1/2以下であることに着
目して、Q,R,Sの3画素がともに1なら着目
画素Dは1であり、Q,R,Sの3画素がともに
0なら着目画素Dは0となることを特徴としてお
り、第6図を論理式化すると次式であらわされ
る。
ID=〔IP〓(IQUIRUIS)〕U(IQ〓IR〓IS)
…(3) (3)式でID,IP,IQ,IR,ISは画素D,P,
Q,R,Sの値であつて0か1かをとる。
…(3) (3)式でID,IP,IQ,IR,ISは画素D,P,
Q,R,Sの値であつて0か1かをとる。
第7図は対称性を考慮して得た5,6,7,
8,9,10,11,12の8個の領域における
論理式をまとめて示したものである。
8,9,10,11,12の8個の領域における
論理式をまとめて示したものである。
第4図及び第7図に従つて本発明の実施例を説
明するが、第8図は当該一実施例ブロツク図を示
す。図中の符号14は着目画素Dの座標移動処理
部、15はP,Q,R,S選定部、16は象限判
別部であつて着目画素Dの位置する象限を判別す
るもの、17は領域決定部であつて判別式にもと
づいて領域を決定するもの、18は原画像メモリ
読出し部、19は着目画素決定論理部、20は変
換画素メモリ書込部を表わしている。
明するが、第8図は当該一実施例ブロツク図を示
す。図中の符号14は着目画素Dの座標移動処理
部、15はP,Q,R,S選定部、16は象限判
別部であつて着目画素Dの位置する象限を判別す
るもの、17は領域決定部であつて判別式にもと
づいて領域を決定するもの、18は原画像メモリ
読出し部、19は着目画素決定論理部、20は変
換画素メモリ書込部を表わしている。
処理は例えばラスター走査等のような一定のき
まりに従つて順に着目画素Dを決定しそれをくり
返すことによつて行なう。今着目画素が与えられ
た時、着目画素の座標を処理部14によつて移動
する。そして原画像に対応させて原画像の座標系
中の相当する座標に着目画素を位置させ着目画素
を取りかこむような原画像中の4画素を位置させ
着目画素を取りかこむような原画像中の4画素
P,Q,R,Sを座標変換する選定部15によつ
て選定する。そして該P,Q,R,Sのなかから
着目画素に最近接である1個の画素を求める処理
が判別部16によつて行なわれる。次いでその画
素を原点として新しく座標系を構成し、着目画素
の新座標(x,y)を得てこの(x,y)の値を
判別式(1)により判別し、その結果により領域5,
6,7,8,9,10,11,12のいずれの領
域に属するかを決定部17によつて決定する。論
理部19では、該P,Q,R,Sの画素の値と
(x,y)の値とを第7図の論理式に適用し、着
目画素の値IDを決定する。ここで論理部19は
論理式と等価な論理回路によつて容易に構成でき
る。決定された着目画素の値IDは処理部14に
よつて与えられるアドレスにしたがつて、書込み
部20によつて変換画像メモリに書込まれる。
まりに従つて順に着目画素Dを決定しそれをくり
返すことによつて行なう。今着目画素が与えられ
た時、着目画素の座標を処理部14によつて移動
する。そして原画像に対応させて原画像の座標系
中の相当する座標に着目画素を位置させ着目画素
を取りかこむような原画像中の4画素を位置させ
着目画素を取りかこむような原画像中の4画素
P,Q,R,Sを座標変換する選定部15によつ
て選定する。そして該P,Q,R,Sのなかから
着目画素に最近接である1個の画素を求める処理
が判別部16によつて行なわれる。次いでその画
素を原点として新しく座標系を構成し、着目画素
の新座標(x,y)を得てこの(x,y)の値を
判別式(1)により判別し、その結果により領域5,
6,7,8,9,10,11,12のいずれの領
域に属するかを決定部17によつて決定する。論
理部19では、該P,Q,R,Sの画素の値と
(x,y)の値とを第7図の論理式に適用し、着
目画素の値IDを決定する。ここで論理部19は
論理式と等価な論理回路によつて容易に構成でき
る。決定された着目画素の値IDは処理部14に
よつて与えられるアドレスにしたがつて、書込み
部20によつて変換画像メモリに書込まれる。
このような構成になつているから領域判別後の
IDの値の決定は論理式を論理回路にすることに
よつてハードウエア化することができる。また最
近接画素が着目画素に占める面積比から決定した
ことによつて原画像の画素が着目画素に与える影
響を忠実に反映した変換画像が得られる。次に判
別式(1)のかわりに判別式(2)を用いた場合は拡大・
縮小の倍率が与えられれば、判別式の右辺を計算
してそれを比較器に設定しておいて、着目画素が
与えられたときに加算器を用いてxとyの和を算
出し、その結果を比較器に与えて判別を行なうよ
うにする。従つて判別式の左辺が簡単な加算のみ
の演算で行なえその効果としては判別式の演算の
ために必要な回路を加算器と比較器のみで構成で
きハードウエアが簡単化される。また一回の比較
は加算のみで行なうため、全体の演算処理量を削
減できる。
IDの値の決定は論理式を論理回路にすることに
よつてハードウエア化することができる。また最
近接画素が着目画素に占める面積比から決定した
ことによつて原画像の画素が着目画素に与える影
響を忠実に反映した変換画像が得られる。次に判
別式(1)のかわりに判別式(2)を用いた場合は拡大・
縮小の倍率が与えられれば、判別式の右辺を計算
してそれを比較器に設定しておいて、着目画素が
与えられたときに加算器を用いてxとyの和を算
出し、その結果を比較器に与えて判別を行なうよ
うにする。従つて判別式の左辺が簡単な加算のみ
の演算で行なえその効果としては判別式の演算の
ために必要な回路を加算器と比較器のみで構成で
きハードウエアが簡単化される。また一回の比較
は加算のみで行なうため、全体の演算処理量を削
減できる。
以上述べたように、本実施例で用いた判別式以
外にも例えば近接する原画像の画素の密度が着目
画素に与える影響の大小を判別する判別式のよう
に、近接する原画像の画素が着目画素に与える影
響の大小を判別する判別式でも同様の効果が得ら
れることが容易に類推できる。
外にも例えば近接する原画像の画素の密度が着目
画素に与える影響の大小を判別する判別式のよう
に、近接する原画像の画素が着目画素に与える影
響の大小を判別する判別式でも同様の効果が得ら
れることが容易に類推できる。
(5) 効果の説明
以上説明したように、本発明によれば、ハー
ドウエア化が容易であり画像全体の変換処理に
要する時間を大幅に削減できるという利点があ
る。さらに、原画像の画素が着目画素に与える
影響を忠実に反映するような判別式を用いてい
ることから、適当な論理式と組みあわせること
によつて変換歪の少ない優れた画質の変換画像
が得られるという利点がある。更に本発明の応
用分野としてはフアクシミリにより入力された
画像の拡大・縮小を行なう文書編集システムの
外に、異なつた分解能を持つ画像端末どうしの
異機種間通信などにおいて短時間で変換処理が
可能であるという理由から有効である。
ドウエア化が容易であり画像全体の変換処理に
要する時間を大幅に削減できるという利点があ
る。さらに、原画像の画素が着目画素に与える
影響を忠実に反映するような判別式を用いてい
ることから、適当な論理式と組みあわせること
によつて変換歪の少ない優れた画質の変換画像
が得られるという利点がある。更に本発明の応
用分野としてはフアクシミリにより入力された
画像の拡大・縮小を行なう文書編集システムの
外に、異なつた分解能を持つ画像端末どうしの
異機種間通信などにおいて短時間で変換処理が
可能であるという理由から有効である。
第1図は9分割法の座標を説明する説明図、第
2図は縮小の場合の原画像の画素群と着目画素と
の重畳図、第3図は拡大の場合の原画像の画素群
と着目画素との重畳図、第4図は縮小の場合で着
目画素が原画像の9個の画素に及んだ場合の重畳
図、第5図は原画像上の境界線を説明する説明
図、第6図は「9」の領域におけるIDの論理の
一例を示す説明図、第7図はIDの論理表を表わ
す説明図、第8図は本発明の一実施例構成を示
す。 1……着目画素の輪郭線、2……原画像の3×
3の画素群、3……画素Pの占める領域、4……
境界線、5ないし12……分割領域、13……境
界線、D……着目画素の中心、P,Q,R,S…
…原画像の画素の中心、14……着目画素Dの座
標移動処理部、15……PQRS選定部、16……
象限判別部、17……領域決定部、18……原画
像メモリ読出し部、19……着目画素決定論理
部、20……変換画像メモリ書込部。
2図は縮小の場合の原画像の画素群と着目画素と
の重畳図、第3図は拡大の場合の原画像の画素群
と着目画素との重畳図、第4図は縮小の場合で着
目画素が原画像の9個の画素に及んだ場合の重畳
図、第5図は原画像上の境界線を説明する説明
図、第6図は「9」の領域におけるIDの論理の
一例を示す説明図、第7図はIDの論理表を表わ
す説明図、第8図は本発明の一実施例構成を示
す。 1……着目画素の輪郭線、2……原画像の3×
3の画素群、3……画素Pの占める領域、4……
境界線、5ないし12……分割領域、13……境
界線、D……着目画素の中心、P,Q,R,S…
…原画像の画素の中心、14……着目画素Dの座
標移動処理部、15……PQRS選定部、16……
象限判別部、17……領域決定部、18……原画
像メモリ読出し部、19……着目画素決定論理
部、20……変換画像メモリ書込部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入力された白黒2値のデイジタル画像の原画
像の大きさを2倍以下の拡大あるいは1/2倍以上
の縮小を行つた変換画像を得る画像の拡大・縮小
処理方法において、変換画像中の着目画素につい
て当該着目画素の座標を原画像に対応させ原画像
の座標系中の相当する座標に着目画素を位置させ
る座標移動処理部、着目画素を取りかこむような
原画像中の4個の画素のなかから原画像の単位メ
ツシユを構成する着目画素に最近接である1画素
を求める象限判別部、当該得られた最近接画素と
着目画素との位置関係が変数として与えられ当該
最近接画素が当該着目画素上に占めている面積が
大部分であるかどうかを判断する判別式を用いて
判別を行う領域決定部、当該判別式を満たしてい
る場合には着目画素の値を最近接画素の値によつ
て与えかつ当該判別式を満たしていない場合には
最近接画素を含む単位メツシユを構成する4個の
画素の値にもとづいて決定する着目画素決定論理
部をそなえ、変換画像中の着目画素のデイジタル
値を上記着目画素決定論理部からの出力によつて
決定する処理をくり返し、変換画像を生成するよ
うにしたことを特徴とする画像の拡大・縮小処理
方法。 2 前記特許請求の範囲1において最近接画素が
着目画素上に占める面積が大部分となるための上
記判別式として下記条件式(1)を用いることを特徴
とする画像の拡大・縮小処理方法。 {x−(a+b)}{y−(a+b)}≧2a2 −(1) (但し、最近傍画素を原点として着目画素の位
置を(x,y)とする。 aは変換画像のメツシユ間隔の1/2, bは原画像のメツシユ間隔の1/2)。 3 前記特許請求の範囲1において、最近接画素
が着目画素上に占める面積が大部分となるための
上記判別式として下記条件式(2)を用いることを特
徴とする画像の拡大・縮小処理方法。 x+y≦2(1−√2)a+2b −(2) (但し、最近傍画素を原点として着目画素の位
置を(x,y)とする。 aは変換画像のメツシユ間隔の1/2, bは原画像のメツシユ間隔の1/2)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56206352A JPS58106949A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 画像の拡大・縮小処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56206352A JPS58106949A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 画像の拡大・縮小処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58106949A JPS58106949A (ja) | 1983-06-25 |
JPS6118388B2 true JPS6118388B2 (ja) | 1986-05-12 |
Family
ID=16521884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56206352A Granted JPS58106949A (ja) | 1981-12-21 | 1981-12-21 | 画像の拡大・縮小処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58106949A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022871A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-05 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 拡大・縮小方法及び装置 |
JPS62278681A (ja) * | 1986-05-27 | 1987-12-03 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | 画像縮小装置 |
-
1981
- 1981-12-21 JP JP56206352A patent/JPS58106949A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58106949A (ja) | 1983-06-25 |
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