JPS61181964A - 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬 - Google Patents

人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬

Info

Publication number
JPS61181964A
JPS61181964A JP60020983A JP2098385A JPS61181964A JP S61181964 A JPS61181964 A JP S61181964A JP 60020983 A JP60020983 A JP 60020983A JP 2098385 A JP2098385 A JP 2098385A JP S61181964 A JPS61181964 A JP S61181964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monoclonal antibody
cells
chain
plasminogen activator
amino acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60020983A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2610808B2 (ja
Inventor
Sukeyuki Saino
才野 佑之
Takeshi Doi
武 土肥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP60020983A priority Critical patent/JP2610808B2/ja
Priority to DE8686101395T priority patent/DE3663030D1/de
Priority to EP86101395A priority patent/EP0190711B1/en
Priority to CA000501129A priority patent/CA1293459C/en
Priority to ES551704A priority patent/ES8800725A1/es
Publication of JPS61181964A publication Critical patent/JPS61181964A/ja
Priority to ES557082A priority patent/ES8707565A1/es
Application granted granted Critical
Publication of JP2610808B2 publication Critical patent/JP2610808B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒト正常組織由来細胞の細胞培養液より採取
した組織型プラスミノーゲンアクチベーター(以下、t
−PAと略称する)に対して特異性を有する新規なモノ
クロナル抗体およびその使用に関する。
(従来の技術) リンパ球細胞と哺乳動物(たとえば、マウスやラット)
に由来する骨髄腫細胞との間の融合は、試験管内におい
て増殖し、複製可能な雑種細胞を産み出すこと(Koh
ler and Milstein、 Nature 
256+495−497頁、 1975年)を可能にし
た。このような雑種細胞は、予め決った特異性のある均
一な抗体(モノクロナル抗体)を分泌するという特質を
有することから、種々のホルモン、蛋白質等に対するモ
ノクロナル抗体を産生ずる雑種細胞を作製し、それらに
より産生されたモノクロナル抗体を種々の研究に利用す
る試みがなされてきた。
(E、 Dale 5ervier et al、、 
C11nical ChemistryVol、27.
 Na11.1797〜1806.1981) 、 し
かし、ヒト正常細胞由来のt−PAに対するモノクロナ
ル抗体については、いかなる知見もなかった。
プラスミノーゲンアクチベーターとしては今日、尿また
は培養腎細胞から分離精製されたウロキナーゼ、および
ストレプトコッキより採取されるストレプトキナーゼが
血栓溶解側として実用に供されている。
しかし、これらはフィブリンに対する親和性の点で劣る
ので、治療に際し必要な効果を得るには大量に投与する
場合が多く、内出血等の副作用が発現することが知られ
ている。すなわち、これらによって循環血液中で生成さ
れるプラスミンは、血中のプラスミンインヒビタ−と結
合して速やかに失活するため、治療効果をあげるために
は、これらを大量に投与して、血中のプラスミンインヒ
ビタ−の量を上回るプラスミンを生成する必要がある。
しかし、大量のプラスミンが生成されるとフィブリノー
ゲンを分解して、出血傾向という副作用を引き起すこと
になる。これに対しフィブリンに親和性が高く、フィブ
リン上でプラスミンを生成することができれば、循環血
液中のプラスミンインヒビタ−の影響を受けることなく
、少量でフィブリンを分解することができ、循環血液中
のフィブリノーゲンを分解する作用も弱くなる。かかる
実情からフィブリン親和性が高く、少量でかつ血栓溶解
活性が高く、副作用の少ない血栓溶解剤が望まれている
一方、近年フィブリン親和性の高いプラスミノーゲンア
クチベーターが大黒色腫細胞培養液より分離精製されて
いる(特開昭57−28009号公報参照)。しかしな
がら、これは腫瘍細胞を原料とするものであるから、抗
原性、発癌性に問題があり、実用に供し得ないものであ
る。
これに対して、最近、ヒト正常組織由来の細胞培養液よ
り、下記の性質を有するt−PAが見出され、分離精製
された(特開昭59−51220号)。
a)分子量: 63.000±10.000b)等電点
ニア、0〜8.5 C)フィブリンに対する親和性:あり d)コンカナバリンAに対する親和性:ありe)至適p
H:1〜9.5 f)抗ウロキナーゼ特異抗体と反応しないt−PAの大
きな利点は、フィブリンに対する親和性が極めて高く、
また、ヒト正常細胞培養液より分離したものであるから
、上述した各種プラスミノーゲンアクチベーターの種々
欠点を有しない副作用の少ない血栓溶解剤となり得るこ
とである。
また、大黒色腫細胞由来のプラスミノーゲンアクチベー
ターでは、人血清アルブミン添加による安定化効果がな
い (Thromb Haemostas+ 48巻3
号、294〜296頁、 1982年)のに対して、t
−PAでは安定化効果があり、長期保存、凍結乾燥によ
る失活がないなど、大黒色腫細胞由来のプラスミノーゲ
ンアクチベーターとは種々の異なる性質を有するもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点) t−PAの取得法としては、適当な生育培体中で大の正
常組織由来細胞、たとえば、人胎児の腎、腸、肺、心臓
、輸尿管、皮膚、包皮および全胎児由来の細胞、人の胎
盤由来の細胞あるいは人の腎、腸、肺、甲状腺、心臓、
輸尿管、皮膚由来の細胞等を用いた組織培養液、特に好
ましくは、人胎児の腎、肺および包皮由来の細胞を用い
た組織培養液を、蛋白質化学において通常使用される方
法、たとえば、担体による吸着法、イオン交換法、分別
沈澱法、ゲル濾過法、電気泳動法、各種アフイニテイク
ロマトグラフイーを組み合わせることにより精製する方
法等を挙げることができる。しかし、培養液中のt−P
Aは微量であり、また、通常使用される各種クロマト法
では、t−PAとの特異的結合も弱く、高純度のt−P
Aを取得することは困難であり、加えて回収率も満足の
いくものではなかった。故に、高純度のt−PAを高回
収率で取得する特異的精製法の開発が望まれている。
一方、血栓症等の治療に際して、t−PAの作用機構の
研究、血中レベルの確認等の手段として、t−PAO高
感度検出法の開発が望まれている。
現在、t−PAの測定法としては、メラノーマ由来のプ
ラスミノーゲンアクチベーターを抗原として調製したモ
ノクロナル抗体を用いる方法が報告され(特開昭59−
5121号参照)、また、t−PAのポリクロナル抗体
を用いるサンドウィッチ酵素免疫測定法(ELISA)
によるキットが市販されている( Biopoo1社製
+  Biopool   t −P AELISA 
 kit)。しかしながら、これらの方法は、t−PA
に対する特異性が劣るため、感度、精度の面で満足なも
のでな(、改良が望まれている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、これらの問題点を克服するため鋭意研究
を重ねた結果、細胞融合によりt−PAに対して特異性
を有するモノクロナル抗体を取得することに成功し、こ
のモノクロナル抗体を用いれば、1段階で高純度高収率
にt−PAを精製できることを見出し、本発明を成すに
至った。また、該モノクロナル抗体は免疫定量等に用い
ることができ、かつ保存した雑種細胞を培養すれば、い
つでも均一な該モノクロナル抗体を大量に取得できるな
ど工業的に非常に有用である。
すなわち、本発明は、ヒト正常組織由来細胞の細胞培養
液より採取したt−PAに対して特異性を有するモノク
ロナル抗体およびその使用に関するものである。
本発明により得られるモノクロナル抗体は、t−PAの
線維素溶解活性発現部位およびフィブリン親和性部位に
は結合しない性質を有するものであるが、本発明と同様
の方法により、異なる抗原決定部位に対する反応性を有
するモノクロナル抗体が得られる。
すなわち、(1)線維素溶解活性発現部位に特異的に結
合するモノクロナル抗体(抗体が結合するとプラスミノ
ーゲンアクチベーターの線維素溶解活性が消失するが、
フィブリン親和性は保持している) 、(2)フィブリ
ン親和性部位に特異的に結合するモノクロナル抗体(抗
体が結合するとプラスミノーゲンアクチベーターのフィ
ブリン親和性が消失するが、線維素溶解活性を保持して
いる)、(3)上記(1) (21以外の抗原決定部位
に結合するモノクロナル抗体(抗体が結合しても線維素
溶解活性およびフィブリン親和性になんら影響を示さな
い)が得られる。
上記のような異なる抗原決定基に対し、特異的に結合す
るモノクロナル抗体を組合せて使用することにより、よ
り感度の高いt−PAの測定方法が提供される。
以下、細胞融合方法について具体的に説明を加える。
(a)  抗体産生細胞の調製 抗体産生細胞の調製は、常法に準じて行えばよい。すな
わち、抗原であるt−PAで動物を免疫し、その動物の
抗体産生細胞を取得する方法によればよい。
動物としては、マウス、ラット、ウサギ、モルモット、
ヒツジ、ウマ、ウシなどが例示され、抗体産生細胞とし
ては肺細胞、リンパ節細胞、末梢血管細胞などが使用さ
れる。
(b)  骨髄腫細胞の調整 細胞融合方法において使用される骨髄腫細胞には特に限
定はなく、多くのマウス、ラット、ウサギ、ヒトなどの
動物の細胞株が適用できる。使用する細胞株は、好まし
くは薬剤抵抗性のものであって、未融合の骨髄腫細胞が
選択培地で生存できず、雑種細胞のみが増殖するように
すべきである。
最も普通に用いられるものは、8−アザグアニン抵抗性
の細胞株で、これはヒポキサンチン・グアニン・ホスホ
リボシル・トランスフェラーゼを欠損し、ヒポキサンチ
ン−アミノプリテン−チミジン(HAT)培地中では生
育できない性質を有する。また、使用する細胞株は、い
わゆる「非分泌型」のものであることが好ましい。たと
えば、マウス骨髄腫株5P−1またはマウス骨髄腫株M
OPC−21由来のPs/X63−Ag 8 U 1 
 (PIU 1)、P 3/ X63  A g・6・
5・3、P3/NSI  l−Ag4−1、Sp210
−Ag14、ラット骨髄腫細胞210・RCY3・Ag
l・2・3などが好適に用いることができる。
(C)  細胞融合 通常、イーグル最小基本培地(MEM) 、ロズウエル
・パーク・メモリアル・インステイチュート(RPMI
)1640培地などの培地中で1〜5×107個の骨髄
腫細胞と抗体産生細胞1〜5X10”個を混合(混合比
は通常1:4〜1:10)、細胞融合が行われる。融合
促進剤としては、平均分子量が1.000〜6,000
のポリエチレングリコール(PEG)が好ましいが、他
にウィルスなども使用できる。PEGの使用濃度は通常
30〜50%である。
(d)  雑種細胞の選択的増殖 細胞融合を終えた細胞は、lO〜20%ウシ胎児血清含
有RP M I 1640培地などで適当に希釈し、マ
イクロタイタープレートに10’〜106程度に植えつ
ける。各ウェルに選択培地(たとえば、HAT培地)を
加え、以後適当に選択培地の交換を行ない、培養する。
骨髄腫細胞として8−アザグアニン抵抗性株を用いれば
、未融合の骨髄腫細胞は、HAT培地中では10日目ぐ
らいまでに全部死滅し、また、抗体産生細胞は正常細胞
であるから、インビトロ(in  vitro)では長
時間生育できない。したがって、培養10〜14日ぐら
いから生育してくるものはすべて雑種細胞である。
(el  抗体産生雑種細胞の検索 雑種細胞のスクリーニングは常法によればよく、特に限
定はない。たとえば、雑種細胞の増殖したウェルの上清
の一部を採取し、t−PAと反応させたのち、酵素、ラ
ジオアイソトープケイ光物質、発光物質で標識した第2
抗体との反応によって標識量を測定し、抗ヒト組織型プ
ラスミノーゲンアクチベーターの存在を検定することが
できる。
ff)  クローニング 各ウェル中には2種以上の雑種細胞が生育している可能
性があるので、限界希釈法などによりクローニングを行
ない、モノクロナル抗体産生雑種細胞を取得する。
(沿 抗体取得 最も純粋なモノクロナル抗体は、所望の雑種細胞を10
%程度のウシ胎児血清を含むRPM11640培地など
の適当な培養液で培養し、その培養上清液から得ること
ができる。
一方、さらに大量の抗体を取得するためには、骨髄腫細
胞の由来動物と同系の動物にプリスタン(2,6,10
,14−テトラメチルペンタデカン)などの鉱物油を腹
腔内投与し、その後、雑種細胞を投与することにより、
インビボ(in vivo )でM種細胞を大量に増殖
させればよい。この場合、10〜18日位で腹水腫瘍を
形成し、血清および腹水中に高濃度の抗体が生ずる。
(h)  モノクロナル抗体の精製 腹水からの抗ヒトMi織型プラスミノーゲンアクチベー
ターモノクロナル抗体の精製は、通常の血清からの抗体
の回収方法に準じた方法、たとえば、Hudsonら(
Practcal Immunology、 Blac
kwell Sci。
Pub、、 1976年)を適用することができる。
抗原物質として精製したt−PAの力価測定は、次の方
法で行なった(以下の実験についても同様)。
95%凝固フィブリノーゲン(プラスミノーゲン含量約
50カゼイン単位/g凝固蒼白)を原料として作製した
寒天前フィブリン平板を用い、ウロキナーゼを標準品と
するプレート法で測定した。t−PA温溶液、1%ゼラ
チン、0.1M塩塩化ナトリン台よび0.1%窒化ナト
リウムを含む0.067Mトリス塩酸緩衝液(pH8,
0)で希釈し、フィブリン平板上でl0IU/mlのウ
ロキナーゼと同じ溶解窓を示す本発明に用いるプラスミ
ノーゲンアクチベーター溶液の濃度をIOU/mlとし
た。
本発明によれば、人正常細胞由来のt−PAに対して特
異性があることを特徴とするモノクロナル抗体が雑種細
胞系によって提供される。
か(して得られた抗ヒト組織型プラスミノーゲンアクチ
ベーターモノクロナル抗体は、不溶性担体と化学的に結
合することにより、t−PA精製に利用することができ
る。すなわち、カラムに充填された該不溶性担体とt−
PAを含む人正常細胞由来培養液またはこれらの粗精製
溶液を接触せしめることにより、t−PAは該不溶性担
体に固定されてカラムに保持される。次に、pH5〜9
の洗浄液で該不溶性担体を洗浄して未吸着不純物質を除
去し、続いて溶離液にて該不溶性担体から吸着ムたt−
PAを溶離せしめる。ここで用いられる不溶性担体、不
溶性担体と抗ヒ)m織型プラスミノーゲンアクチベータ
ーモノクロナル抗体との結合方法、溶離液等は、通常の
アフィニティークロマトグラフィーに用いられるものな
らどのようなものでも適用することができる。
(発明の効果) 本発明の抗体を用いれば、人正常細胞由来培養液または
これらの粗精製t−PA溶液中に含まれる不純物を1段
階で容易に分離除去することができ、極めて高い純度の
t−PAを高回収率で取得することができる。
さらに、該不溶性担体はt−PAを脱着せしめたのち、
洗浄液で洗浄するだけで何回でも使用することができる
ので、t−PA精製工程に簡便さを与えることができる
など多くの利点を有し、工業的に極めて有用である。ま
た、本発明における抗ヒト組織型プラスミノーゲンアク
チベーターモノクロナル抗体の異なる利用方法としては
、臨床等におけるt−PAの免疫定量が挙げられる。t
−PAの血中での作用機構の研究など、凝固線溶系の解
析に該モノクロナル抗体を導入することにより、感度の
高い微量定量が可能になる。
(実施例) 実施例1 抗原の精製 大胎児腎組織培養液41に硫安を300 g / lの
割合で加え、4℃下−晩装置する。生じた沈澱を濾過で
集め、1M塩化ナトリウムを含む1Mロダンアンモニウ
ム溶液で溶解する。得られた溶解液は液量400m1.
 t −P Aの活性は21U/ml、比活性は10 
U/A z s。であった。これをフェニールセファロ
ースカラム(I X 10cm)に吸着させた後、エチ
レングリコールを50%程度まで濃度勾配法で増加させ
、t−PAを溶出する。溶出液は液量150m1. t
 −P Aの活性は52U/ml比活性は250 U 
/ A z *。であった。
この溶出液は0.1%ツイン80を含む生理食塩水で透
析し、抗つロキナーゼIg−Gセファロースカラムを通
過させた後、アルギニンセファロースカラム(1,5×
10cm )に連続的に吸着させる。0.1%ツイン8
0を含む0.5M塩化ナトリウム溶液で充分洗浄後、0
.1%ツイン80を含む0.5Mアルギニン溶液でt−
PAを溶出する。この溶液は、液量52m1、t−PA
の活性は98U/ml、比活性は3200U / A 
zooであった。
これを凍結乾燥で濃縮後、1.5M塩化ナトリウム、0
.1Mアルギニン、0.1M  EDTAおよび0.1
%ツイン80を含む0.01Mリン酸緩衝液(pH7,
0)で平衡化したセファデックスG−1500カラム(
1,5×100cm )でゲル濾過して活性のある部分
を集める。得られた溶液は液量15mL t −P A
の活性は270U/ml、比活性は12500U/ A
tl1゜であった。
マウスの免疫 上述の如く精製したt−PA100μgをフロイント・
コンプリート・アジュバントに乳濁化させ、マウスB 
A L B / c♂群の皮下に2週間の間隔をあけて
3回投与し、免疫を行なった。これらのマウスの中で、
t−PAに対する血清抗体価が最も高いマウスにt−P
A100μgを腹腔内注射し、免疫を完了した。
細胞融合 最終免疫の3日後にマウスを殺し、肺臓を取り出し、細
断した後5.ステンレスメツシユで圧迫、濾過し、イー
グルズ・ミニマム・エッセンシャル・メディウム(M 
E M)に浮遊させ、肺臓細胞浮遊液を得た。この牌細
胞とマウス骨髄腫細胞5p−1をそれぞれ血清を含有し
ないMEMで3回洗浄し1.牌細胞と5P−1とを10
=1で混合して遠心後(800回転、5分)沈澱を軽く
ほぐし、44%ポリエチレングリコール2000/M 
E M溶液1mlを徐々に加え、37℃温水中で1分間
遠心管をゆっくり回転させて細胞融合を行なった。1分
後MEM1mlを加えてゆっくり回転させ、さらに毎分
2mlの割合でMEMを添加し、計10m1とした後、
1000回転、5分間遠心して上清を除去した。この細
胞沈澱物を10%ウシ胎児血清含有ロズウエル・パーク
・メモルアル・インステイチュート(RPMr)164
0培地に5P−1が1×106個/mlになるように懸
濁し、96ウエルマイクロプレート(ヌンク社製)に0
.1mlずつ植えつけた。
1日後、HAT (ヒポキサンチンI Xl0−’M。
アミノプリテン4 Xl0−’M、チミジン1.6X1
0−’M)を含んだRP M I 1640−10%F
C3培地(HAT培地)を各ウェルに0.1mlずつ添
加し、その後、3〜4日毎に1/2fをHAT培地で交
換して、HAT選択を進めた。雑種細胞は7日月ぐらら
いくつかのウェルで生育が認められ、10〜14日後に
はほぼ全ウェルで雑種細胞が増殖した。
抗体産生細胞の検索 雑種細胞が増殖した穴の培養液を分取し、Enzyme
Linked immnosorbent assay
  (E L I S A)によりt−PAに対する抗
体産生雑種細胞を調べた。
EL I SAは Jean−Luc Guesdon
(J、Histochem。
cytochem、 27.1131.1979)のビ
チオン−アビジン系を用いた。96六マイクロプレート
にt−PAを0.05μg/100μl/穴分注し、2
5℃で18時間静置して、t−PAを固相に吸着させた
。リン酸緩衝食塩水(PBS)200μlで3回洗浄し
た後、0.5%牛血清アルブミンを含むPBS200μ
lを加え、0℃で一晩静置し、各穴の未吸着部分をブロ
ックした。
次いで、検体である培養液を100116/穴を入れ、
37℃で2時間反応させた。0.05%トリトンX−1
00を含むPBSで3回洗浄後、ビチオン化−ヤギ抗マ
ウスIgC,(EYラボラトリ−社製)100μm/穴
を加え、37℃で1時間反応させた。
洗浄後、ワサビパルオキシダーゼ−アビジン(EYラボ
ラトリ−社製)100μl/穴を加え、1時間後PBS
−1−リドンで洗浄した後、0.001%過酸化水素、
 0.15+ng/ml  Azino−bis(3−
ethylbenzothiazoline −6,6
−5ulfonic acid)(牛丼化学薬品社製)
の0.1Mクエン酸−水酸化ナトリウム緩衝液(pH4
,0)を加え、波長414nmでの吸光度を測定した。
検体中、t−PAに対する抗体が存在した穴にのみ発色
が見られる。
t−PAに対する単一抗体産生細胞のクローニング ELISAで陽性を示したマイクロプレートの穴の雑種
細胞を取り出し、細胞の数を測定した。
10%ウシ胎児血清添加RP M I 1640培地で
希釈し、マイクロトレイに0.5個/穴の割に接種した
。マイクロトレイは前日、マウスの腹腔細胞をfeed
ercellとして2X105個/ml接種、培養した
ものを用いた。培地を交換しながら、約2週間注意深く
培養を続け、雑種細胞のコロニー形成を待った。
雑種細胞が増殖し、コロニーの出現した穴の抗体産生量
をEL I SAで測定し、陽性を示した雑種細胞を再
度クローニングした。
抗体産生能の高いクローン細胞X−21およびX−23
が得られた。
in  vivoによるt−PAに対する単一抗体の作
製 7週令以上のBALB/C系マウスにPr1stan(
アルドリッチ社製) 0.5mlを腹腔内投与し、1週
間以上経過した後、in vivoで培養、増殖させた
雑種細胞(X−21)  L〜9X10’個/マウスを
腹腔内接種した。雑種細胞(X−21)を接種した1週
間後から、マウスの体重は急激に増加し、10〜15日
にピークに達した。体重がピークの前後にマウスをエー
テル麻酔下に層殺し、腹水を採取した。これを3.00
Orpm  10分間遠心分離し、5〜15m1/匹の
モノクロナル抗体含を腹水を得た。
実施例2 モノクロナル抗体の精製 実施例1で得られた腹水10m1から、Hudsonら
(Practical immunology Bla
ckwell Sci、 Pub、。
1976年)の方法に準じてモノクロナル抗体を精製し
た。
まず、腹水10m1に飽和硫酸アンモニウム溶液10m
1 (50%飽和)を加え、4℃下−晩装置する。生じ
た沈澱を遠心分離し、0.01Mリン酸緩衝液(pH8
)5mlで溶解し、100量倍の同緩衝液に一晩透析し
た。透析後10,000回転、5分間遠心分離して上澄
み液を分取した。このサンプルを充分量の0.01Mリ
ン酸緩衝液(pH8)で平衡化しておいたDEAE ト
ヨバール650Mカラム(東洋曹達社製)20m lに
かけ、At、。が0.02以下になるまで0.01Mト
リス緩衝液(p H8)で洗浄した後、当該溶液から0
.2M  N a Clを含む0.01M )リス緩衝
液(pH8)まで直線的に濃度を変え、該モノクロナル
抗体を分画溶出した。モノクロナル抗体分画はEIAに
よる抗体活性および5DS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動法により決定し、続いて、リン酸緩衝食塩水で平
衡化したセファデックスG−200カラム(ファルマシ
ア社製)を用いて分画溶出し、X−21モノクロナル抗
体106mgを得た。
実施例3 モノクロナル抗体の物理化学的性質 以下の物性は、実施例2で精製したモノクロナル抗体(
X−21)を用いて測定した。
a)分子量:  150.000±5.0005〜10
%の濃度勾配ゲルによる5DS−ポリアクリルアミドゲ
ルスラブ電気泳動をLaemmliの緩衝液系を用いて
行ない、再クローン性抗体の分子量を推定した。分子量
マーカーはBio Rad社の5DS−PAGE標準分
子量マーカー(High) (ミオシン200に、  
β−ガラクトシダーゼ116.25 K。
ホスフオリラーゼ892.5 K、ウシ血清アルブミン
66.2 K、オボアルブミン45K)を用いた。
b)IgGサブクラス: IgG1 1 /15Mリン酸緩衝食塩液(pH7,2)にアガロ
ースを1%加え、煮沸溶解後スライドグラスに5mlの
せて固化した。直径3Illfflの穴を3mm間隔で
開け、各穴に腹水化に成功した融合細胞の培養液または
ヤギで作製したマウス抗体に対する抗血清(抗マウスI
g)の各種類を15μ!入れた。スライドグラスを湿潤
箱に入れ、室温で18時間静置し、培養液と抗マウスI
gを入れた2大間に抗原抗体反応による沈降線の形成を
観察した。
C)等電点:  pl=6.7〜7.0LKB−カラム
等電点電気泳動装置を用い、1■程度の部分精製した再
クローン性抗体を添加し、pH3,5〜9.5のアンホ
ラインキャリア:アンホライト(LKB社製)存在下で
4℃、定電圧700V、40〜60時間通電し、定常状
態となったところで、1mlずつ分画した。水冷下でp
H測定後、280nn+−の吸光度とt−PAに対する
特異的抗体の検出を再クローン抗体のスクリーニング法
を利用して測定した。結果を第1図に示す。
d)抗原との結合部位: フィブリン親和性部位および線維素溶解活性発現部位以
外の抗原決定基 実施例1および2と同様にして製造したX−21モノク
ロナル抗体およびX−23モノクロナル抗体を用い、t
−PAと抗原抗体反応させた後、フィブリンプレート法
で残有する線維素溶解活性を測定した。結果を表1に示
す。
表1 X−21X−23 残存活性(%)    100     25上記の抗
原抗体反応液をり、L、Heeneらの方法に準じて作
製したフィブリンセファロースカラム(Thromb、
 Res、 2137〜154(1973) )に付し
、0.3Mアルギニン・塩酸を加えた生理食塩液に溶出
させ、溶出液の線維素溶解活性をフィブリンプレート法
にて測定した。結果を表2に示す。
表2 線維素溶解活性(%) 溶出液 t−PA単独 t−PA−X−21t−PA−
X−2通過画分  20      23      
 86溶出画分  80      77      
 14e) アミノ酸配列(N末端) 配列解析はEdman分解(Edman et al、
、EuropeanJ、Biochem、、 1.80
.1967年)に基いて行なった。
サンプルを気相プロティンシーケンサ−(Applie
dBiosys tems社製、 Model 470
 A)のカートリッジに導入し、予め作成したプログラ
ムを用いて自動的にcoupling、 cleava
geおよびconversion反応を行なった。得ら
れたPTH(フェニルチオヒダントイン)−アミノ酸を
アセトニトリル/ HZ O/TFA ()リフルオロ
酢酸) =33/6710.02 (v/V/V)に溶
解し、逆相高圧液体クロマトグラフ(カラム:4.6φ
X 30cm、センシュー科学製5EQ−4)に注入し
、その保持時間を標準PTH−アミノ酸の保持時間と比
較することによって各PTH−アミノ酸を同定した。
得られたアミノ酸配列は下記のとおりである。
L鎖:Asp−Phe−Val−Met−Thr−Gi
n−3er−Pro−Ala−Thr−Leu−3er
−Val−Thr−Pro−Gly−Asp−Arg−
Val−3er−Leu−3er−Cys−Arg−A
la−3er−Gin−X  −’   1ie−Se
t−Asp−Tyr−Leu−His−Trp−Tyr
−Gin−Gin−Lys−(Gly)H鎖:Asp−
Val−Gln−Leu−Gln−Glu−3er−G
ly−Pro−Asp−Leu−Val−Lys−Pr
o−Se r−Gl n−3e r−Leu−3e r
−Leu−Thr −Cy″5−Thr−Va 1−T
hr−Gl y−Ty r −(Se t) −11e
−Thr−X  −Gly−Tyr(式中、括弧は推定
残基、Xは未同定残基を表わす。)f)各種プラスミノ
ーゲンアクチベーターとの交叉反応性 ヒト尿由来ウロキナーゼおよびブタ心臓抽出プラスミノ
ーゲンアクチベーターとの反応性をELISA(ビチオ
ン−アビジン系)により調べた。
x−21モノクロナル抗体はt−PAのみと結合し、そ
の他のウロキナーゼ、ブタ心臓抽出プラスミノーゲンア
クチベーターとは反応しなかった。
実施例4 免疫吸着クロマトグラフィーによるt−PAの精製 人胎児腎細胞培養液51に硫酸アンモニウム300 g
 / lを加え、4℃で一晩放置する。生じた沈澱を遠
心分離し、0.1%ツイン80を含む生理食塩水で溶解
する。得られた溶解液は、液量480m1、活性35U
/mlであった。この粗精製液を限外濾過で約50倍に
濃縮した後、0.01%ツイン80.1M塩化ナトリウ
ムを含む0.02M )リス塩酸緩衝液で洗浄したX−
21モノクロナル抗体結合セファロース4B(抗体3n
+g/ml担体)カラムに、濃縮液5mlを通した。未
吸着分を洗浄除去後、カラムに吸着保持されたt−PA
を、50%エチレングリコール、0.01%ツイン80
を含む0.1Mグリシン・塩酸(pH2,5)で溶出し
た。溶出した分画の吸光度A211゜とt−’PA活性
の関係を第2図に示した。
粗精製液と溶出分画の性質は表3のとおりであつた。
表3 サンプル   活性(U/ml)  回収率(%)粗精
製液    7800      100溶出分画  
  6500      83実施例5 モノクロナル抗体を用いたEL I SAによるt−P
Aの定量 実施例1および2にしたがって製造したモノクロナル抗
体X−21およびX−23を用いて、ELISA用試薬
を調製した。
(1)西洋ワサビパーオキシダーゼ(HRP)[識モノ
クロナル抗体−Fab’ の作製S、Yoshitak
eらの方法(J、Biochem、 92.1413〜
1424.1982)に準じて、モノクロナル抗体X−
23I gG 30mgをペプシン消化し、セファデッ
クスG−100を用いゲル濾過して、F (ab’)z
分画を分取した。得られたF (ab’)zの緩衝液溶
液にβ−メルカプトエチルアミンを加え、37℃で2時
間還元処理した後、セファデックスG−25を用いて分
画し、Fab”を採取した。マレイミド化HRPとFa
b’ を混合し、4℃で200時間反応せた後、0.1
Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH6,5)で平衡化した
セファクリルS−200を用いて精製し、280nmお
よび403nmの吸光度を測定し、吸収極大部分の分画
を分取した。
+2)ELISA測定系 9測定子底マイクロプレートの各ウェルに0.05M炭
酸ナトリウム(pH9,6)に溶解したモノクロナル抗
体X−21を200μβずつ添加した。25℃で3時間
湿潤箱でインキュベートし、溶液を捨てた後、0.05
%ツイン20を含むPBS溶液を各ウェルに注ぎ、数分
間振盪洗浄し、溶液を捨てた。t−PAを0.1%BS
Aを含むPBS/ツイン溶液で希釈し、200μEずつ
各ウェルに注加し、25℃で16時間反応させた。先と
同様にPBS/ツイン溶液で洗浄した後、HRP標識モ
ノクロナル抗体X−23−Fab’ のPBS/ツイン
希釈溶液を200μ!添加し、25℃で3時間反応させ
た後、溶液を捨てた。洗浄後、酵素基質として、0.0
1%過酸化水素、0−フェニレンジアミン(0,4mg
/ml)を含むクエン酸リン酸ナトリウム緩衝液(p 
H5,0) 200μlを添加し、25℃で30分間反
応させた。4.5M硫酸50μ!を加え、反応を停止さ
せた後、492nmの吸光度を測定した。
(3)測定系の感度 各種濃度のt −P A (0,04〜0.00125
 U/ml)を用い、10回測定した平均値で検量線を
作成した。
結果を第3図に示す。
この結果から、本測定系を用いれば、t−PA(LOO
2U/mlまでは定量可能である。
実施例6 ヒト血液中のt−PAの定量 実施例5で調製したELISAにより、人血液中のt−
PAの定量を行なった。検体はBergsdarfらの
方法(Tron+b、 Haemost、 50.74
0〜744.1983)に準じて調製した。クエン酸加
採血した血液を遠心分離(3000rpm、 15分)
して得た血漿25ttlに、1M酢酸ナトリウム緩衝液
(p H3,9)25μlを加え、室温で1時間放置す
る。0.1Mリン酸水素二ナトリウム−0,4N水酸化
ナトリウム水溶液を50μ!加え中和した後、0.1%
BSAを含むPBS/ツイン溶液400μlを加え20
倍希釈液とし、検体とした。健常人22名より採血し、
t−PAの定量を行なった。結果を第4図に示す。
この結果から、健常人血液中のt−PAは、平均0.2
22±0.011(S D) U/ml (8,88m
g/ml)であった。
【図面の簡単な説明】
第1図はx−21モノクロナル抗体の等電点電気泳動結
果と抗体活性の相関を示した図表、第2図はx−21モ
ノクロナル抗体を用いた免疫吸着クロマトパターンであ
り、各溶出骨画く横軸)の吸光度(A28゜)とt−P
A活性の相関を示した図表、第3図はX−21モノクロ
ナル抗体を用いたELISAによる検量線の図表、第4
図は健常人血液中のt−PAO量を測定した結果を示す
図表である。 〉容出分画 第3図 し−PA   Aス  度  (qろnl)手続補正書 昭和6a年3月13日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人の正常組織由来細胞の細胞培養液より採取した
    組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対する下記の
    性質を有するモノクロナル抗体。 a)分子量:150,000±5,000 b)IgGサブクラス:IgG1 c)等電点:6.7〜7.0 d)抗原との結合部位:フイブリン親和性部位および線
    維素溶解活性発現部位以外の抗原決定基 e)L鎖およびH鎖可変領域N末端アミノ酸配列 L鎖:【アミノ酸配列があります】 H鎖:【アミノ酸配列があります】 (式中、括弧は推定残基、Xは未同定残基を表わす。)
  2. (2)免疫吸着クロマトグラフイーによる人正常細胞由
    来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターの精製に当
    り、人の正常組織由来細胞の細胞培養液より採取した組
    織型プラスミノーゲンアクチベーターに対する下記の性
    質を有するモノクロナル抗体を使用することを特徴とす
    る精製法。 a)分子量:150,000±5,000 b)IgGサブクラス:IgG1 c)等電点:6.7〜7.0 d)抗原との結合部位:フイブリン親和性部位および線
    維素溶解活性発現部位以外の抗原決定基 e)L鎖およびH鎖可変領域N末端アミノ酸配列 L鎖:【アミノ酸配列があります】 H鎖:【アミノ酸配列があります】 (式中、括弧は推定残基、Xは未同定残基を表わす。)
  3. (3)人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチ
    ベーターの検出に当り、人の正常組織由来細胞の細胞培
    養液より採取した組織型プラスミノーゲンアクチベータ
    ーに対する下記の性質を有するモノクロナル抗体を使用
    することを特徴とする検出法。 a)分子量:150,000±5,000 b)IgGサブクラス:IgG1 c)等電点:6.7〜7.0 d)抗原との結合部位:フイブリン親和性部位および線
    維素溶解活性発現部位以外の抗原決定基 e)L鎖およびH鎖可変領域N末端アミノ酸配列 L鎖:【アミノ酸配列があります】 H鎖:【アミノ酸配列があります】 (式中、括弧は推定残基、Xは未同定残基を表わす。)
JP60020983A 1985-02-07 1985-02-07 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬 Expired - Lifetime JP2610808B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60020983A JP2610808B2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬
DE8686101395T DE3663030D1 (en) 1985-02-07 1986-02-04 Monoclonal antibodies to tissue plasminogen activator derived from human normal cells
EP86101395A EP0190711B1 (en) 1985-02-07 1986-02-04 Monoclonal antibodies to tissue plasminogen activator derived from human normal cells
CA000501129A CA1293459C (en) 1985-02-07 1986-02-05 Monoclonal antibodies to tissue plasminogen activator derived from humannormal cells
ES551704A ES8800725A1 (es) 1985-02-07 1986-02-06 Un procedimiento para producir un anticuerpo monoclonal
ES557082A ES8707565A1 (es) 1985-02-07 1986-09-26 Un procedimiento para producir un anticuerpo monoclonal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60020983A JP2610808B2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61181964A true JPS61181964A (ja) 1986-08-14
JP2610808B2 JP2610808B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=12042386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60020983A Expired - Lifetime JP2610808B2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2610808B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01112157A (ja) * 1987-07-10 1989-04-28 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd 組織プラスミノーゲンアクチベーター活性の測定法,測定具及び測定用キット
JPH022936A (ja) * 1988-06-14 1990-01-08 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 組織型プラスミノーゲン活性化因子の測定方法及びその測定試薬キット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595121A (ja) * 1982-06-11 1984-01-12 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト モノクロナル抗体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595121A (ja) * 1982-06-11 1984-01-12 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト モノクロナル抗体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01112157A (ja) * 1987-07-10 1989-04-28 Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd 組織プラスミノーゲンアクチベーター活性の測定法,測定具及び測定用キット
JPH0588783B2 (ja) * 1987-07-10 1993-12-24 Yamanouchi Pharma Co Ltd
JPH022936A (ja) * 1988-06-14 1990-01-08 Snow Brand Milk Prod Co Ltd 組織型プラスミノーゲン活性化因子の測定方法及びその測定試薬キット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2610808B2 (ja) 1997-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0419574B1 (en) Monoclonal antibodies to the light chain region of human factor xii and methods of preparing and using the same
US4696895A (en) Monoclonal anti-protein C antibody, its preparation and use thereof
JP2559537B2 (ja) プロテインcに対するモノクローナル抗体
US5444156A (en) Monoclonal antibodies to human plasma prekallikrein
EP0455707B1 (en) BLOOD-COAGULATION FACTOR BETAXIIa MONOCLONAL ANTIBODY AND IMMUNOASSAY
EP0190711B1 (en) Monoclonal antibodies to tissue plasminogen activator derived from human normal cells
EP0210029B1 (en) Monoclonal antibodies to human plasma prekallikrein and methods of preparing and using same
JPH09176199A (ja) 抗ファクターXa・ティシュファクターパスウェイインヒビター複合体モノクローナル抗体及びその使用
JPS61181964A (ja) 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対するモノクロナル抗体を用いる免疫学的測定試薬
FI86255C (fi) Monoklonal antiurokinase-antikropp, den innehaollande matris och biokemiska testpackningar, i vilka den anvaendes.
JPH058679B2 (ja)
JPH0644876B2 (ja) 抗トロンビン・アンチトロンビン3複合体モノクローナル抗体、及びその製造方法、並びにそれを用いるトロンビン・アンチトロンビン3複合体の免疫定量法、及びそれを用いるトロンビン・アンチトロンビン3複合体の精製方法
Nolli et al. A monoclonal antibody that recognizes the receptor binding region of human urokinase plasminogen activator
JPH09235300A (ja) ヒトtimp−3及び抗ヒトtimp−3モノクローナル抗体並びにその用途
IE911285A1 (en) Monoclonal antibodies against PP4, processes for the¹preparation thereof and the use thereof
JPH0548119B2 (ja)
JPS61183299A (ja) 人正常細胞由来の組織型プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−に対する新規なモノクロナル抗体およびそれによる精製法ならびに検出法
JPH0534353A (ja) ヒト92kDaゼラチナーゼの免疫学的定量法
JPH0614768A (ja) trk癌原遺伝子タンパク質に結合するモノクローナル抗体
JPH02492A (ja) 新規なモノクローナル抗体
JP2837030B2 (ja) 抗ヒトプラスミン−α▲下2▼−プラスミンインヒビター複合体特異抗体及び免疫学的測定方法
JPH0575394B2 (ja)
JPH0260267B2 (ja)
JP2001321167A (ja) モノクローナル抗体
JPS61172900A (ja) 人正常細胞由来の新規組織型プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−に対するモノクロナル抗体

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term