JPS61183299A - 人正常細胞由来の組織型プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−に対する新規なモノクロナル抗体およびそれによる精製法ならびに検出法 - Google Patents

人正常細胞由来の組織型プラスミノ−ゲンアクチベ−タ−に対する新規なモノクロナル抗体およびそれによる精製法ならびに検出法

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JPS61183299A
JPS61183299A JP60021862A JP2186285A JPS61183299A JP S61183299 A JPS61183299 A JP S61183299A JP 60021862 A JP60021862 A JP 60021862A JP 2186285 A JP2186285 A JP 2186285A JP S61183299 A JPS61183299 A JP S61183299A
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chain
cells
amino acid
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plasminogen activator
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JP60021862A
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English (en)
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Sukeyuki Saino
才野 佑之
Takeshi Doi
武 土肥
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Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
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  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)′ 本発明は、ヒト正常組織由来細胞の細胞培養液より採取
した組織型プラスミノーゲンアクチベータ−(以下、t
−PAと略称する)に対して特異性を有する新規なモノ
クロナル抗体およびその使用に関する。
(従来の技術) リンパ球細胞と咄乳動物(たとえば、マウスやラット)
に由来する骨髄腫細胞との間の融合は、試験管内におい
て増殖し、複製可能な雑種細胞を産み出すこと(Koh
ler and旧1stein、 Nature 25
6+495−497頁、 1975年)を可能にした。
このような9(t、種細胞は、予め決った特異性のある
均一な抗体(モノクロナル抗体)を分泌するという特質
を有することから、種々のホルモン、蛋白質等に対する
モノクロナル抗体を産生ずる雑種細胞を作製し、それら
により産生されたモノクロナル抗体を種々の研究に利用
する試みがなされてきた。
(B、 Dale 5ervier et al、、 
C11nical ChemistryVol、27.
 No、11.1797〜1806.198]) 、 
しかし、ヒト正常細胞由来のt−PAに対するモノクロ
ナル抗体については、いかなる知見もなかった。
ブラスミノ−ゲンアクチヘーターとしては今日、尿また
は培養腎細胞から分離精製されたウロキナーゼ、および
ストシブ1〜コツキより採取されるストレプトキナーゼ
が血栓溶解剤として実用に供されている。
しかし、これらはフィブリンに対する親和性の点で劣る
ので、治療に際し必要な効果を得るには大量に投与する
場合が多く、内出血等の副作用が発現することが知られ
ている。すなわち、これらによって循環血液中で生成さ
れるプラスミンは、血中のプラスミンインヒビタ−と結
合して速やかに失活するため、治療効果をあげるために
は、これらを大量に投与して、血中のプラスミンインヒ
ビタ−の量を上回るプラスミンを生成する必要がある。
しかし、大量のプラスミンが生成されるとフィブリノー
ゲンを分解して、出血傾向という副作用を引き起すこと
になる。これに対しフィブリンに親和性が高く、フィブ
リン上でプラスミンを生成することができれば、循環血
液中のプラスミンインヒビタ−の影響を受けることなく
、少量でフィブリンを分解することができ、循環血液中
のフィブリノーゲンを分解する作用も弱くなる。かかる
実情からフィブリン親和性が高く、少量でかつ血栓)容
解活性が高く、副作用の少ない血栓溶解剤が望まれてい
る。
一方、近年フィブリン親和性の高いブラスミノ−ゲンア
クチヘーターが大黒色腫細胞培養液より分離精製されて
いる(特開昭57−28009号公報参照)。しかしな
がら、これは腫瘍細胞を原料とするものであるから、抗
原性、発癌性に問題があり、実用に供し得ないものであ
る。
これに対して、最近、ヒト正常組織由来の細胞培養液よ
り、下記の性質を有するt−PAが見出され、分離精製
された(特開昭59−51220号)。
a)分子量:  63,000 ±10,000b)等
電点;7.0〜8.5 C)フィブリンに対する親和性:あり d)コンカナバリンAに対する親和性:ありe)至適p
 H: 7〜9.5 f)抗ウロキナーゼ特異抗体と反応しないt−PAの大
きな利点は、フィブリンに対する親和性が極めて高く、
また、ヒト正常細胞培#液より分離したものであるから
、」二連した各種プラスミノ−ゲンアクチヘーターの種
々欠点を有しない副作用の少ない血栓溶解剤となり得る
ことである。
また、大黒色腫細胞由来のプラスミノーゲンアクチヘー
ターでは、人血清アルブミン添加による安定化効果がな
い (Thromb Ilaemostas、 48t
’3号、294〜296頁、 1982年)のに対して
、t−PAでは安定化効果があり、長期保存、凍結乾燥
による失活がないなど、大黒色腫細胞由来のプラスミノ
−ゲンアクチヘータ−とは種々の異なる性質を有するも
のである。
(発明が解決しようとする問題点) t−PAの取得法としては、適当な生育培体中で人の正
常rU IN由来細胞、たとえば、人胎児の腎、腸、肺
、心臓、輸尿管、皮膚、包皮および全胎児由来の細胞、
人の胎盤由来の細胞あるいは人の腎、腸、肺、甲状腺、
心臓、輸尿管、皮膚由来の細胞等を用いたMi織培養液
、特に好ましくは、人胎児の腎、肺および包皮由来の細
胞を用いた組織培養液を、蛋白質化学において通常使用
される方法、たとえば、担体による吸着法、イオン交換
法、分別沈l殿法、ケル濾過法、電気泳動法、各種アフ
イニテイクロマトグラフイ−を組み合わせることにより
精製する方法等を挙げることができる。しかし、培養液
中のt−PAは微量であり、また、jm常使用される各
種クロマト法では、t−PAとの特異的結合も弱く、高
純度のt−PAを取得することば回動であり、加えて回
収率も満足のいくものではなかった。故に、高純度の1
.−PAを高回収率で取得する特異的精製法の開発が望
まれている。
一方、血栓症等の治療に際して、t−PAの作用機構の
研究、血中レヘルの確認等の手段として、t−pへの高
感度検出法の開発が望まれている。
現在、t−PAの測定法としては、メラノーマ由来のプ
ラスミノ−ゲンアクチヘーターを抗原としで調製したモ
ノクロナル抗体を用いる方法が報告され(特開昭59−
5121号参照)、また、t=PAのポリクロナル抗体
を用いるサンドウィッチ酵素免疫測定法(EL[SA)
によるキットが市販されている( Biopoo1社製
、  Biopool   t −P AELISA 
 kit)。しかしながら、これらの方法は、t−PA
に対する特異性が劣るため、感度、精度の面で満足なも
のでなく、改良が望まれている。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者らは、これらの問題点を克服するためa意研究
を重ねた結果、細胞融合によりt−PAに対して特異性
を有するモノクロナル抗体を取得することに成功し、こ
のモノクロナル抗体を用いれば、1段階で高純度高収率
にt−PAを精製できることを見出し、本発明を成すに
至った。また、該モノクロナル抗体は免疫定量等に用い
ることができ、かつ保存した雑種細胞を培養すれば、い
つでも均一な該モノクロナル抗体を大量に取得できるな
ど工業的に非常に有用である。
すなわち、本発明は、ヒト正常組織由来細胞の細胞培養
液より採取したt−PAに対して特異性を有するモノク
ロナル抗体およびその使用に関す】0 るものである。
本発明により得られるモノクロナル抗体は、t−PAの
フィブリン親和性部位に特異的に結合する性質を有する
ものであるが、本発明と同様の方法により、異なる抗原
決定部位に対する反応性を有するモノクロナル抗体が得
られる。
すなわち、(1)線維素溶解活性発現部位に4′1.異
的に結合するモノクロナル抗体(抗体が結合するとブラ
スミノーケンアクチヘーターの綿維素ン容解ン占性が消
失するが、フィブリン親和性は保持している)、(2)
フィブリン親和性部位に特異的に結合するモノクロナル
抗体(抗体が結合するとプラスミノ−ケンアクチヘータ
−のフィブリン親和性が消失するが、綿糾素溶解活性を
保持ビている)、(3)上記[11f2+]ソ外の抗原
決定部位に結合するモノクロナル抗体(抗体が結合して
も綿維素溶解活性およびフィブリン親和性になんら影響
を示さない)が得られる。
上記のような異なる抗原決定基に対し、特異的に結合す
るモノクロナル抗体を組合せて使用することにより、よ
り感度の高いt−PAの測定方法が提供される。
以下、細胞融合方法について具体的に説明を加える。
(a+  抗体産生細胞の調製 抗体産生細胞の調製は、常法に準じて行えばよい。すな
わち、抗原であるt−PAで動物を免疫し、その動物の
抗体産生細胞を取得する方法によればよい。
動物としては、マウス、ラット、ウサギ、モルモツI・
、ヒツジ、ウマ、ウシなどが例示され、抗体産生細胞と
しては肺細胞、リンパ節細胞、末梢血管細胞などが使用
される。
fbl  骨髄腫細胞の調整 細胞融合方法において使用される骨髄腫細胞には特に限
定はなく、多くのマウス、ラット、ウサギ、ヒトなどの
動物の細胞株が適用できる。使用する細胞株は、好まし
くは薬剤抵抗性のものであって、未融合の骨髄腫細胞が
選択培地で生存できず、雑種細胞のみが増夕16するよ
うにずべきである。
最も91mに用いられるものは、8−アザグアニン抵抗
性の細胞株で、これはヒボキサンチン・グアニン・ホス
ホリポシル・トランスフェラーゼを欠損し、ヒボキザン
チンーアミノプリテンーチミジン(HAT)培地中では
生育できない性質を有する。また、使用する細胞株は、
いわゆる「非分泌型」のものであることが好ましい。た
とえば、マウス骨髄腫株5P−1またはマウス骨髄腫株
MOPC−21由来のP3/X63−Ag8U1  (
PzUl)、P 3/ X63  A g・6・5・3
、P3/NSI  T−Ag、kl、Sp210−Ag
14、ラット骨髄腫細胞210・RCY3・Agl ・
2・3などが好適に用いることができる。
(C1細胞融合 通常、イーグル最小基本培地(MEM) 、ロズウエル
・パーク・メモリアル・インステイチュート(R)) 
M T ) 1640培地などの培地中で1〜5×10
7個の骨髄腫細胞と抗体産生細胞1〜5X]O”個を混
合(混合比は通常1:4〜1:10)、細胞融答が行わ
れる。融合促進剤としては、平均分子量が1 、000
〜6,000のポリエチレングリコール(PEG)が好
ましいが、他にウィルスなども使用できる。PEGの使
用濃度はjM常30〜50%である。
fdl  雑種細胞の選択的増殖 細胞融合を終えた細胞は、10〜20%ウシ胎児血清含
有RP M I 1640培地などで適当に希釈し、マ
イクロプレートに105〜106程度に植えつける。
各ウェルに選択培地(たとえば、■■AT培地)を加え
、以後適当に選択培地の交換を行ない、培養する。骨髄
腫細胞として8−アザグアニン抵抗性株を用いれば、未
融合の骨髄腫細胞は、HAT培地中では10日目ぐらい
までに全部死滅し、また、抗体産生細胞は正常細胞であ
るから、インビトロ(i n  v i t r o)
では長時間生育できない。
したがって、培養10〜14日ぐらいから生育してくる
ものはすべて雑種細胞である。
tel  抗体産生雑種細胞の検索 雑種細胞のスクリーニングは常法によればよく、特に限
定はない。たとえば、雑種細胞の増殖したウェルの−1
−清の−・部を採取し、t−P Aと反応させたのち、
酵素、ラジオアイソト−プケイ光物質、発光物質で標識
した第2抗体との反応に3Lつで標識量を測定し、抗ヒ
I−組織型プラスミノーゲンアクチヘータ−の存在を検
定することができる。
(「)りlコーニング 各ウェル中には2種以上の雑種細胞が生育している可能
性があるので、限界希釈法などによりクローニングを行
ない、モノクロナル抗体産生雑種細胞を取得する。
IK)  抗体取得 最も純粋なモノクロナル抗体は、所望の雑種細胞を10
%程度のウシ胎児血清を含むRP M I 1640培
地などの適当な培養液で培養し、その培養り清液から得
ることができる。
一方、さらに大量の抗体を取得するためには、骨髄腫細
胞の由来動物と同系の動物にプリスタン(2,6,10
,14−テトラメチルペンタデカン)などの鉱物油を腹
腔内投すし、その後、雑種細胞を投与するごとにより、
インビボ(in vivo )で雑種細胞を大量に増殖
さセればよい。この場合、10〜18日位で腹水腫瘍を
形成し、血清および)復水中に高濃度の抗体が生ずる。
(hl  モノクロナル抗体の精製 腹水からの抗ヒl−11t IN型プラスミノーゲンア
クチヘ−ターモノクロナル抗体の精製は、通常の血清か
らの抗体の回収方法に準じた方法、たとえば、Iju 
d s o nら (Practcal Immuno
logy+ Black+vell Sci。
Pub、、 1976年)を適用することができる。
抗原物質として精製したt−PAO力価測定は、次の方
法で行なった(以下の実験についても同様)。
95%凝固フィブリノーゲン(プラスミノーゲン含量約
50カセイン単位/ g ?Jl固蛋白)を原料として
作製した寒天力lフィブリン平板を用い、ウロキナーゼ
を標準品とするブレート法で測定した。L−PA熔液を
、0.5%ウシ血清アルブミン、0.1塩化す1−リウ
ムおよび0.1%窒化ナトリウムを含む0.05Mへロ
ナール酸緩衝液(p H7,8)で希釈し、フィブリン
平板上でl0IU/mlのウロキナーゼと同じ溶解窓を
示す本発明に用いるプラスミノーゲンアクチヘータ=ン
容ン1女の7農度を100/mlとした。
本発明によれば、人正常細胞由来のt−PAに対して特
異性があることを特徴とするモノクロナル抗体が雑種細
胞系によって提供される。
かくして得られた抗ヒト組織型プラスミノーゲンアクチ
ヘークーモノクロナル抗体は、不溶性担体と化学的に結
合する免疫吸着クロマトグラフィーに付すごとにより、
t−PAt#製に利用することができる。すなわち、カ
ラムに充填された該不溶性担体とt−PAを含む人正常
細胞由来培養液またはこれらの粗精製溶液を接触ゼしめ
ることにより、t −1) Aは該不溶性担体に固定さ
れてカラムに保持される。次に、pH5〜9の洗浄液で
該不溶性担体を洗浄して未吸着不純物質を除去し、続い
て溶離液にて該不溶性担体から吸着したt−PAを溶離
ゼしめる。ここで用いられる不溶性担体、不溶性担体と
抗ヒト組織型プラスミノ−ゲンアクチヘーターモノクロ
ナル抗体との結合方法、溶離液等は、通常のアフィニテ
ィークロマトグラフィーに用いられるものならどのよう
なものでも通用することができる。
(発明の効果) 本発明の抗体を用いれば、人正常細胞由来培養液またば
これらの和積製t −P A溶液中に含まれる不純物を
1段階で容易に分離除去することができ、極めて高い純
度のt−PAを高回収率で取得することができる。
さらに、該不溶性担体はt−PAを脱着せしめたのち、
洗浄液で洗浄するだけで何回でも使用することができる
ので、t −P A精製工程に簡便さを与えることがで
きるなど多くの利点を有し、工業的に極めて有用である
。また、本発明心こおける抗ヒト組織型プラスミノーゲ
ンアクチヘーターモノクロナル抗体の異なる利用方法と
しては、臨床等におけるt−PAの免疫定量が挙げられ
る。t〜PAの血中での作用機構の研究など、凝固線溶
系の解析に該モノクロナル抗体を導入することにより1
.感度の高い微量定量が可能になる。
(実施例) 実施例1 抗原の精製 人胎児腎糾織培養液4pに硫安を300g/nの割合で
加え、4℃下−晩装置する。生じた沈澱を濾過で集め、
1M塩化ナトリウムを含む1Mロダンアンモニウム溶液
で溶解する。得られた溶解液は液量400m1. t 
−P Aの活性は2ITJ/ml、比活性は1.OU 
/ A 280であった。これをフェニールセファロー
スカラム(I X 10cm)に吸着させた後、エチレ
ングリコールを50%程度まで濃度勾配法で増加させ、
t−PAを溶出する。溶出液は液量150m1、t−P
Aの活性は521J/ml、比活性ば250 U / 
A 2 Roであった。
この溶出液は0.1%ツイン80を含む生理食塩水で透
析し、抗つロキナーゼIg−Gセファロースカラムを1
M過させた後、アルギニンセファロースカラム(1,5
X]Ocm )に連続的に吸着させる。0.1%ツイン
80を含む0.5M塩化ナトリウム溶液で充分洗浄後、
0.1%ツイン80を含む0.5Mアルギニン?容液で
t−PAをン容出する。この?容ン夜は、液量52m1
、t−PAの活性は9FIU/ml、比活性は3200
tJ / A zeoであった。
これを凍結乾燥で凍縮後、1.5M塩化ナトリウム、0
.1Mアルギニン、0.1M  EDTΔおよび0.1
%ツイン80を含む0.01 Mリン酸緩衝’/& (
p H7,0)で平衡化したセファデックスG−150
のカラム(1,5X100cm )でケル濾過して活性
のある部分を集める。得られた?容液は?夜間15m1
、I−P Aの活性は270U/ml、比活性は125
00 U / A 2110であった。
マウスの免疫 上述の如く精製したt−PA100μgをフロイント・
コンプリー1・・アジュバントに乳濁化させ、マウスB
 A L B / c♂群の皮下に2週間の間隔をあけ
て3回投与し、免疫を行なった。これらのマウスの中で
、t、−PAに対する血清抗体価が最も高いマウスにt
−pA100μgを静脈内注射し、免疫を完了した。
細胞融合 最終免疫の3日後にマウスを殺し、肺臓を取り出し、細
断した後、ナイロンメツシュで圧迫、濾過し、イーグル
ス・ミニマム・エツセンシャル・メディウム(MEM)
に浮遊させ、牌臓細胞浮遊液を得た。この肺細胞とマウ
ス骨髄腫細胞5P−1をそれぞれ血清を含有しないME
Mで3回洗浄し、肺細胞と5P−1とを10=1で混合
して遠心後(800回転、5分)沈澱を軽くはくし、4
4%ポリエチレングリコール2000/ M E M溶
液1mlを徐々に加え、37°C湛水中で1分間遠心管
をゆっくり回転させて細胞融合を行なった。1分後MB
M1mlを加えてゆっくり回転させ、さらに毎分2ml
の割合でMEMを添加し、計10m1とした後、100
0回転、5分間遠心して上清を除去した。この細胞沈澱
物を10%ウシ胎児血清含有ロズウエル・パーク・メモ
ルアル・インステイチュート(RPMI)1640培地
に5P−1がlXl06個/mlになるように懸濁し、
96ウエルマイクロプレート (ヌンク社製)に0.1
mlずつ植えつけた。
1日後、HAT(ヒボキサンチンlXl0−’M、アミ
ノプリテン4 Xl0−7M、チミジン1.6 X 1
0−5M)を含んだRP M T 164(1−10%
FC3培地(HAT培地)を各ウェルに0.1m1.ず
つ添加し、その後、3〜4日毎に1/2量をHA T培
地で交換して、HA T 3択を進めた。雑種細胞は7
日月ぐららいくつかのウェルで生育が認められ、10〜
14日後にはほぼ全ウェルで雑種細胞が増殖した。
抗体産生細胞の検索 雑種細胞が増殖した穴の培養液を分取し、Enzyme
Linked immnosorbent assay
  (E L I S A)によりt−PAに対する抗
体産生雑種細胞を調べた。
EL I SAは Jean−Luc Guesdon
(J、Histochem。
cytochem、 27.113L 1979)のビ
チオン−アビジン系を用いた。96穴マイクロプレート
にt−PAを0.05μg /100 μl/l/性分
、25°Cで18時間静置して、t−PAを固相に吸着
させた。リン酸緩衝食塩水(PBS)200μlで3回
洗浄した後、0.5%生血清アルブミンを含むPBS2
00μlを加え、0℃で一晩静置し、各穴の未吸着部分
をブlコックした。
次いで、検体である培養液を100μ7!/穴を入れ、
37℃で2時間反応させた。0.05%l□ ’J L
 7X100を含むP 13 Sで3回洗浄後、ヒチオ
ン化−ヤキ抗マウスTgG(EYラボラトリ−社製)]
00xノア!/穴を加え、37℃で1時間反応さ−ロだ
ン先ン’lIi&、ワリーヒパーオキシダービーアヒ゛
シン(EYラポラlリ−社製)1007!g/穴を加え
、1時間後P B S −1−リドンで洗浄し、0.0
01%過酸化水素、 0.15mg/ml  Azin
o−his(3−ethylbenzot旧azoli
ne −6、6−5ulfonic acid)(平井
化学薬品社製)の0.1Mクエン酸−水酸化ナトリウム
緩1!i液(pH4,0)を加え、波長414nmでの
吸光度を測定した。検体中、t−PAに対する抗体が存
在した穴にのみ発色が見られる。
t −P Aに対する単一抗体産生細胞のクローニング ELISAで陽性を示したマイクロプレー1・の穴の雑
種細胞を取り出し、細胞の数を測定した。
10%ウシ胎児而清添加RPM11640培地で希釈し
、マイクロプレー1〜に0.5個/穴の割に接種した。
マイクロプレートは前日、マウスの腹腔細胞をfeed
er cell として2×105個/m+接種、培養
したものを用いた。培地を交換しながら、約2週間注意
深く培養を続け、雑種細胞のコ1コニー形成を待った。
雑種細胞が増殖し、コロニーの出現した穴の抗体産生量
をELISAで測定し、陽性を示した雑種細胞を再度ク
ローニングした。
抗体産生能の高いクローン細胞X−21およびX−23
が得られた。
in  vivoによるt−PAに対する単一抗体の作
製 7週令以りのB A L B / C,系マウスにプリ
スタン(アルトリンチ礼製) 0.5mlを腹腔内投与
し、1週間以上経過した後、inνivoで培養、増殖
させた雑種細胞(X−23)1〜9×10′1個/マウ
スを腹腔内接種した。雑種細胞(X−23)を接種した
1週間後から、マウスの体重は急激に増加し、10〜1
5日にピークに達した。体重がピークの前後にマウスを
エーテル麻酔下に層殺し、腹水を採取した。これを3,
000rpm  10分間遠心分離し、5〜15m1.
/匹のモノクロナル抗体含有腹水を得た。
実施例2 モノクロナル抗体の精製 実施例1で得られた腹水10m1から、II u d 
s o nら(Practical immunolo
gy Blackwell Sci、 Pub、+19
76年)の方法に準してモノクロナル抗体を精製した。
まず、腹水10m1に飽和硫酸アンモニウム溶液5ml
 (1/3%飽和)を加え、4℃下−晩装置する。
生じた沈澱を遠心分離し、O,01Mリン酸緩衝液(p
 H8) lomlで溶解し、100量倍の同緩衝液に
一晩透析した。透析後10 、000回転、5分間遠心
分離して上澄み液を分取した。このザンブルを充分量の
0.01Mリン酸緩衝液(pH8)で平衡化しておいた
DEAE )コパール650Mカラム(東洋曹達社製)
 20m1にかけ、Azs。が0.02以下になるまで
0.01M+−リス緩衝液(pH8)で洗浄した後、当
該溶液から0.2M  N a Cβを含む0.01M
 )リス緩衝液(pH8)まで直線的に濃度を変え、該
モノクロナル抗体を分画溶出した。モノクロナル抗体分
画はEIAによる抗体活性およびS OS −ポリアク
リルアミドゲル電気泳動法により決定し、続いて、リン
酸緩衝食塩水で平衡化したセファデックスG−200カ
ラム(ファルマシア社製)を用いて分画溶出し、X−2
3モノクロナル抗体73mgを得た。
実施例3 モノクロナル抗体の物理化学的性質 以下の物性は、実施例2で精製したモノクロナル抗体(
X−23)を用いて測定した。
a)分子量:  1.53,000±5,0005〜1
0%の濃度勾配ゲルによる5DS−ポリアクリルアミド
ゲルスラブ電気泳動をLaemmliの緩衝液系を用い
て行ない、モノクロナル抗体の分子量を推定した。分子
量マーカーは旧。Rad社ノ5DS−PAGE標準分子
量マーカー(lligh) (ミオシン200 K 、
  β−ガラクトシダーゼ116.25 K。
ボスフオリラーゼ892.5 K、ウシ面清アルブミン
66.2 K、オボアルブミン45K)を用いた。
b)IgGザブクラス:IgG] 1 /15Mリン酸緩衝食塩液(pH7,2)にアガ「
J−スを1%加え、煮沸溶解後スライドグラスに5ml
のせて固化した。直径3mmの穴を3mm間隔で開け、
各穴に腹水化に成功した雑種細胞の培養液またはヤギで
作製したマウス抗体に対する抗血清(抗マウスTg)の
各種類を15μl入れた。スライドグラスを湿潤箱に入
れ、室温で18時間静置し、培養液と抗マうスTgを入
れた2穴間に抗原抗体反応による沈降線の形成を観察し
た。
C)等電点:pT=6.6〜6.9 T、、 K B−カラ1、等重点電気泳動装置を用い、
1■程度の部分精製したモノクロナル抗体を添加し、p
H3,5〜9.5のアンボラインキャリア:アンホライ
1−(1,1<B社製)存在下で4℃、定電圧700V
、40〜60時間通電し、定常状態となったところで、
1mlずつ分画した。水冷下でp H測定後、280n
mの吸光度とt−PAに対する特異的抗体の検出をモノ
クロナル抗体のスクリーニング法を利用して測定した。
結果を第1図に示す。
d)抗原との結合部位:フィブリン親和性部位実施例1
および2と同様にして製造したX−21モノクロナル抗
体およびX−23モノクロナル抗体を用い、t−PAと
抗原抗体反応させた後、フィブリンプレート法で残存す
る線維素溶解活性を測定した。結果を表1に示す。
表1 X−21X−23 残存活性(%)    100     25」二記の
抗原抗体反応液をり、Il、Heeneらの方法に準じ
て作製したフィブリンセファロースカラム(Throm
b、 Res、−g 137〜154(1973) )
に付し、0.3Mアルギニン・塩酸を加えた生理食塩液
に溶出させ、溶出液の線維素溶解活性をフィブリンプレ
ート法にて測定した。結果を表2に示す。
表2 線維素溶解活性(%) ?容出ン&   t”Pへ単独   t、 −p八−X
 −21,t−PA−X−23通過画分  20   
   23   ’     86溶出画分  80 
     77       14e) アミノ酸配列
(N末端) 配列解析ばEdman分解(Edman et al、
、1EuropeanJ、Biochem、、 L F
H’l、 ]9967年に基いて行なった。
検体を気相プロティンシーケンサ−(AppliedB
iosystems社製、 Model 470 A)
のカー1−リッジに導入し、予め作成したプログラムを
用いて自動的にcoupling、、cleavage
およびconversion反応を行なった。得られた
PTT((フェニルチオヒダントイン)−アミノ酸をア
セトニトリル/ tl 20 /TFA  日・リフル
オロ酢酸) −33/6710.02 (V/V/V)
に溶解し、逆相高圧液体クロマトグラフ(カラム=4.
6φX 30cm、センシュー科学製5EQ−4)に注
入し、その保持時間を標i1i p TH−アミノ酸の
保持時間と比較することによって各P T I(−アミ
ノ酸を同定した。
得られたアミノ酸配列は下記のとおりである。
17鎖:Asp−1] ]e−Lys−Met−Thr
−Gin3er−Pro−3er−3er−Met−T
yr−Ala−5er−1、、eu−Gl y−Glu
−Arg−Va 1−Thr−T I e −Thr−
Cys−Lys−Ala−3er−Gln−Asp =
H鎖:  (Pca) −I I e−Gln−LCa
−Va l−Gln−3er−Gly−Pro−Glu
−Leu−T+ys−Lys−Pro −Gly−Gl
u−Thr−Va l−1,ys−11e−3er−(
式中、括弧ジオ推定残基、Xば未同定残基、Pcaはピ
ロリドンカルボン酸を表わす。) f)各種プラスミノーゲンアクチヘーターとの交叉反応
性 ヒト尿由来つロキナーゼおよびCo1e E、R等の方
法に準じて調製した( J、Biol、Chem、 2
52 3729−3737 1977)ブタ心臓抽出プ
ラスミノーゲンアンクチベーターとの反応性をELIS
A(ビチオン−アビジン系)により調べた。X−21モ
ノクロナル抗体はt−PAのみと結合し、その他のウロ
キナーゼ、ブタ心臓抽出プラスミノーゲンアクチベータ
−とは反応しなかった。
実施例4 免疫吸着クロマトグラフィーによるt−PAの精製 人胎児腎細胞培養液5!!に硫酸アンモニラl、311
0 g / 7!を加え、4℃で一晩放置する。生した
沈澱を遠心分離し、0.1%ツイン80.1M塩化すト
リウムを含む0.02M+−リス塩酸緩衝液で熔解透析
する。得られた熔解液は、液堅480m1 、活性35
LJ/mlであった。この粗精製液を限外2!f過で約
50倍に濃縮した後、0.O1%ツ・イン80.1M塩
化すI・リウJ、を含む0.02M +・リス塩酸緩衝
液で洗浄したX−23モノクロナル抗体結合セファロー
ス4B(抗体3mg/印1担体)カラムに、濃縮液5m
lをiff!した。未吸着分を洗浄除去後、カラムに吸
着保持されたt−PAを、50%エチレングリニ1−)
し、0.01%ツイン80を含む0.1Mグリシン・塩
酸(p If2.5)で溶出した。溶出した分画の吸光
度A2ROとt−PA活性の関係を第2図に示した。
粗精製液と溶出分画の性質は表3のとおりであった。
表3 サンプル   活性(U/ml)  回収率(%)オ■
精製液    7800      100溶出分画 
   7700      98実施例5 モノクロナル抗体を用いたELTSAによるt−PAの
定量 実施例1および2にしたがって製造したモノクロナル抗
体X−21およびX−23を用いて、ELFSA用試薬
を調製した。
(])]西洋ワサビパーオキシダーセ)−TRP)標識
モノクロナル抗体−Fab’ の作製S、Yoshit
ake らの方法(,1,Biochem、 、Q2.
1413〜1424.1982)に準じて、モノクロナ
ル抗体X−231gG 30mgをペプシン消化し、セ
ファデックスG−100を用いゲル濾過して、F (a
b’)z分画を分取した。得られたF(ab’)zの緩
衝液溶液にβ−メルカプ1−エチルアミンを加え、37
℃で2時間還元処理した後、セファデックスG−25を
用いて分画し、Fab“]5mgを採取した。マレイミ
ド化TI RP l0mgとF”ab’ を混合し、4
°Cで20時間反応させた後、0.1Mリン酸ナトリウ
ム緩衝液(pH6,5)で平衡化したセファクリルS−
200を用いて精製し、280nmおよび403nmの
吸光度を測定し、吸収極大部分の分画を分取した。
+21  E L I S A測定系 96穴平底マイクロプレートの各ウェルに0.05M炭
酸ナトリウム(pH9,6)に溶解したモノクロナル抗
体X−21を200μβずつ添加した。25°Cで3時
間湿潤箱でインキュベートし、溶液を捨てた後、0.0
5%ツイン20を含むPBS溶液を各ウェルに注ぎ、数
分間振盪洗浄し、溶液を捨てた。t−PAを0.1%B
SAを含むPBS/ツイン溶液で希釈し、200μβず
つ各ウェルに注加し、25゛Cで16時間反応さゼ”だ
。先と同様にPBS/ツイン溶液で洗浄した後、HRP
標識モノクロナル抗体X−23−Fab″ のPBS/
ツイン希釈を容ン夜を200μl添加し、25℃で3時
間反応させた後、溶液を捨てた。洗浄後、酵素基質とし
て、0.01%過酸化水素、O−フェニレンジアミン(
0,4mg/ml)を含むりエン酸リン酸ナトリウム緩
衝液(p +−15,0) 200μlを添加し、25
゛Cで30分間反応させた。4.5M硫酸50μβを加
え、反応を停止にさせた後、492nmの吸光度を測定
した。
(3)測定系の感度 各種濃度のt−P A (0,04〜0.001250
/m+)を用い、10回測定した平均値で検量線を作成
した。
結果を第3図に示す。
この結果から、本測定系を用いれば、t−PAO,00
2U/mlまでは定量可能である。
実施例6 ヒト血液中のt−PAの定量 実施例5で調製したEL T SAにより、人血液中の
t−PAの定量を行なった。検体はBergsdarf
らの方法(Tromb、 llaemost、 5Q+
 740〜744.1983)に準じて調製した。クエ
ン酸加採血した血液を遠心分離(3000rpm、 1
5分)して得た血、漿25メツβに、1M酢酸ナトリウ
ム緩衝液(p H3,9)25μlを加え、室温で1時
間放置する。0.1Mリン酸酸水素ナナトリウム−0,
4N水酸化1〜リウム水?6 t&を50μρ加え中和
した後、0.1%BSAを含むPBS/ツイン溶液40
0μβを加え20倍希釈液とし、検体とした。健常人2
2名より採血し、t−PAの定量を行なった。結果を第
4図に示す。
この結果から、健常人血液中のt−PAは、平均0.2
22±0.011(S D) TJ/ml (8,88
mg/ml)であった。   □
【図面の簡単な説明】
第1図はX−23モノクロナル抗体の等電点電気泳動結
果と抗体活性の相関を示した図表、第2図はX−23モ
ノクロナル抗体を用いた免疫吸着クロマトパターンであ
り、各溶出分画(横軸)の吸光度(A2+10)とt−
PA活性の相関を示した図表、第3図はX−23モノク
ロナル抗体を用いたELTSAによる検量線の図表、第
4図は健常人血液中のt−PAの量を測定した結果を示
す図表である。 溶出分画 t −PA 18度   (U/rJ)第4図 手続補正書 1右利60年3月14日 一許庁長官 志賀 学 殿 1 事件の表示 %願昭60−21862号 発明の名称 人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチベータ
ーに対する新規なモノクロナル抗体およびそれによる′
nI製法ならびに検出床 補正をする者 事件との関係・特許出願人 興和株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)人の正常組織由来細胞の細胞培養液より採取した
    組織型プラスミノーゲンアクチベーターに対する下記の
    性質を有するモノクロナル抗体。 a)分子量:153,000±5,000 b)IgGサブクラス:IgG1 c)等電点:6.6〜6.9 d)抗原との結合部位:フィブリン親和性部位 e)L鎖およびH鎖可変領域N末端アミノ酸配列 L鎖:【アミノ酸配列があります】 H鎖:【アミノ酸配列があります】 (式中、括弧は推定残基、Xは未同定残基、Pcaはピ
    ロリドンカルボン酸を表わす。)
  2. (2)免疫吸着クロマトグラフィーによる人正常細胞由
    来の組織型プラスミノーゲンアクチベーターの精製に当
    り、人の正常組織由来細胞の細胞培養液より採取した組
    織型プラスミノーゲンアクチベーターに対する下記の性
    質を有するモノクロナル抗体を使用することを特徴とす
    る精製法。 a)分子量:153,000±5,000 b)IgGサブクラス:IgG1 c)等電点:6.6〜6.9 d)抗原との結合部位:フィブリン親和性部位 e)L鎖およびH鎖可変領域N末端アミノ酸配列 L鎖:【アミノ酸配列があります】 H鎖:【アミノ酸配列があります】 (式中、括弧は推定残基、Xは未同定残基、Pcaはピ
    ロリドンカルボン酸を表わす。)
  3. (3)人正常細胞由来の組織型プラスミノーゲンアクチ
    ベーターの検出に当り、人の正常組織由来細胞の細胞培
    養液より採取した組織型プラスミノーゲンアクチベータ
    ーに対する下記の性質を有するモノクロナル抗体を使用
    することを特徴とする検出法。 a)分子量:153,000±5,000 b)IgGサブクラス:IgG1 c)等電点:6.6〜6.9 d)抗原との結合部位:フィブリン親和性部位 e)L鎖およびH鎖可変領域N末端アミノ酸配列 L鎖:【アミノ酸配列があります】 H鎖:【アミノ酸配列があります】 (式中、括弧は推定残基、Xは未同定残基、Pcaはピ
    ロリドンカルボン酸を表わす。)
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CA000501129A CA1293459C (en) 1985-02-07 1986-02-05 Monoclonal antibodies to tissue plasminogen activator derived from humannormal cells
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