JPS61176379A

JPS61176379A - 形態変化玩具

Info

Publication number: JPS61176379A
Application number: JP1479485A
Authority: JP
Inventors: 光仁大野
Original assignee: Takara Co Ltd
Current assignee: Takara Co Ltd
Priority date: 1985-01-29
Filing date: 1985-01-29
Publication date: 1986-08-08
Also published as: JPH0315474B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】変化する形態変化玩具に関する。

（従来技術）最近、形態が変化する玩具として種々のものが提案実施
されている。しかしながら、従来の７ものは変化の対象
が動物、乗物等のように、人間とは異なるものが多かっ
た。

（発明の技術的課８）この発明は上記事情に鑑み、ジェット機が人間とほとん
ど同じ肉体的構造を有するサイボーグに形態変化する形
態変化玩具を提案することをその技術的課題とする。

（課題を解決するための手段）上記課題を解決するため、この発明に係る形態変化玩具
は、（発明の作用、効果）この発明は上述のように構成されているから、胴体部の
両側にサイボーグの腕部を没入させておき、主翼を展開
し、下脚部を折畳むことによって、玩具の上面にはジェ
ット機の機首と胴体と胴体後部とが設けられ、全体がジ
ェット機として構成される。次に、主翼を上方に折り、
胴体部の両側からサイボーグの腕部を出し、胸板部材を
回動させて上記胴体部の下面上に重ね、さらに下脚部を
展開して玩具を立てると、ジェット機状態で下側になっ
ていた胴体部下面にはサイボーグの胴体前面が、胴体前
部にはサイボーグの頭部が、胴体後部にはサイボーグの
脚部がそれぞれ現れるので、全体をサイボーグに形態変
化させることができる。

（実施例）以下、図面によってこの発明の実施の一例について説明
する。

図において符号Ａは形態変化玩具を示す。この玩具Ａは
第１図のジェット機から第６図のサイボーグに形態変化
するもので、次のような部材から構成されている。

まず、第２図及び第３図に示すように、胴体部１は両側
が開口した箱形に形成され、その上面にはジェット機の
胴体上面１ａが形成され、下面は平面状に形成され、ま
た、主翼２がヒンジ部３を介して上方に折畳み可能に設
けられている。胴体部１の内部にはサイボーグの腕部４
が出没自在に収容されている。該腕部４は肩部４ａと一
ヒ腕部４ｂと下腕部４Ｃとから構成され、上腕部４ｂは
部分５において肩部４ａに回動可能に軸受され、上腕部
４ｂと下腕部４Ｃとは可撓性部材６を介して折曲げ自在
に連結されている。肩部４ａの上下には軸７が突出形成
され、該軸７は胴体部１の内壁に開口方向に形成された
長溝８に嵌合されている。これにより、上記腕部４は上
腕部４ｂと下腕部４ｃとを折曲げ、肩部４ａを内側に摺
動させることにより胴体部１の内部に没入させ、反対に
、肩部４ａを外側に摺動させることにより胴体部１の外
側に引出すことができる。

また、胴体前部の上部にはジェット機の機首９がヒンジ
部１１を介して上方に折曲げ可能に設けられ、該ヒンジ
部１１の下方にはサイボーグの頭部１０が設けられ、そ
の基面は軸１３によって胴体部ｌの前面に回動自在に軸
支されている。なお、上記頭部１０の顔面１０ａの後背
部１０ｂにはジェット機の機首９の一部が形成されてい
る。

次に、胴体部１の後部にはサイボーグの腰部１４が形成
され、該腰部１４には上脚部１５が設けられ、該上脚部
１５の先端にはジェット機の胴体後部を兼用する下脚部
１６が上方に折畳み自在に設けられている。上脚部１５
はそれぞれ上記胴体部１の腰部１４に回動自在に設けら
れ、また、下脚部１６も軸部１７を介して上方に回動し
て折畳み自在に形成されている。下脚部１６はジェット
機の胴体後部を構成し、垂直尾翼１８が１８０度回動自
在に、水平尾翼１９が９０度折曲げ自在に設けられ、折
畳み時には上脚部１５と重なり状態となり、前記ジェッ
ト機の胴体上面に接続する。

さらに、胴体部１の下面後部には上記上脚部１５の下部
にヒンジ部２０が設けられ、該ヒンジ部２０にサイボー
グの胴体前面を形成する胸板部材２１が回動自在に軸受
されている。そして、該胸板部材２１の外側面にはサイ
ボーグの胸、腹の凹凸模様２１ａが形成され、回動時に
は上記胴体の下面上に重なって、胴体前面が外側に現わ
れる。

次に、上記玩具Ａを第１図のジェット機状態から第６図
のサイボーグ状態に変化させるときは、また第４図のよ
うに、機首９を胴体部１上部に折曲げ、主翼２を垂直に
折曲げ、さらに下脚部１６を後方に折曲げるとともに、
第５図のように、垂直尾翼１８を１８０度、水平尾翼１
９を９０度折曲げる。そして、頭部１０を反転させてサ
イボーグの顔面を胴体部ｌの下部に向け、胴体部１内に
没入された腕部４を胴体部１の外方に引出す、これによ
って第６図に示すようなサイボーグに形態を変化させる
ことができる。しかも、このサイボーグは腕４、頭部１
０及び脚部１５．１６をそれぞれ自由に動かすことがで
きる。

なお、サイボーグ状態からジェット機状態に形態を変化
させるときは、上記各構成部材を上述と逆に動かせばよ
い。

上述のように、ジェット機状態においては、胴体部１は
主翼２の下部に隠れるほか、サイボーグの腕部４は胴体
部ｌ内に没入され、さらに胸板部材２１は反転すること
によって下脚部１６を覆うから、外部には下脚部１６も
胴体前面も外部に現われない。その上、頭部１ｏは元の
状態に戻すことにより、顔面は機首９の裏側となり、そ
の反対側は機首９の一部として構成されているので、頭
部１０と機機首９は一体的に構成される。したがって、
外観が自然である。そして、各部を折曲げ、展開するこ
とにより、ジェット機が外部からは全く見えなかったサ
イボーグに変化し、しかも頭部１ｏ、腕部４、脚部を自
由に動かすことができるので、その意外性は非常に大き
い。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る形態変化玩具Ａのジェット機形
状における斜視図、第２図は上記玩具を上からみた要部
の分解斜視図、第３図は上記玩具を下からみた要部の分
解斜視図、第４図及び第５図は上記玩具の形態変化の過
程を示す斜視図であり、第６図は上記玩具のサイボーグ
形状における斜視図である。符号Ａ・・・形態変化玩具、１・・・胴体部、２・・・
主翼、４・・・腕部、９・・・機首、１０・・・頭部、
１４・・・腰部、１５・・・上脚部、１６・・・下脚部
、１８・・・垂直尾翼、１９・・・水平尾翼特許出願人　　　　　株式会社　タ　カ　ラ代理人　　
弁理士　　瀬　　川　　幹　　夫第　　３　　図第　　４　　図ｑ第５図第　　６　　図 Δ

Claims

【特許請求の範囲】下記構成の胴体部を備えることを特徴とする形態変化玩
具。（イ）胴体部の両側にはサイボーグの腕部が出没自在に
設けられていること。（ロ）胴体部の上面にはジェット機の胴体上面が形成さ
れているとともに主翼部が上方に折畳み可能に設けられ
ていること。（ハ）胴体前部の上部にはジェット機の機首が設けられ
、その下部にはサイボーグの頭部が設けられていること
。（ニ）胴体後部にはサイボーグの上脚部が設けられ、該
上脚部の先端にはジェット機の胴体後部を兼用する下脚
部が上方に折畳み自在に設けられ、該下脚部は折畳み時
に胴体部に接続すること。（ホ）胴体後部には上記上脚部の下部にサイボーグの胴
体前面を形成する胸板部材が上記胴体の下面上に回動自
在に設けられていること。