JPH0517119Y2 - - Google Patents
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- JPH0517119Y2 JPH0517119Y2 JP1986118226U JP11822686U JPH0517119Y2 JP H0517119 Y2 JPH0517119 Y2 JP H0517119Y2 JP 1986118226 U JP1986118226 U JP 1986118226U JP 11822686 U JP11822686 U JP 11822686U JP H0517119 Y2 JPH0517119 Y2 JP H0517119Y2
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- head
- storage member
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- hollow part
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- Prior art date
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- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 claims description 19
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 claims description 14
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 5
- 210000001699 lower leg Anatomy 0.000 description 12
- 241001466538 Gymnogyps Species 0.000 description 9
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 2
- 210000003323 beak Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の属する技術分野]
この考案は、変形ロボツト玩具において、形
状・外観の異なる二つの頭部を備え、選択的に置
換して一つの頭部のみを胴部から突出した状態に
保つようにした変形ロボツトの頭部置換装置に関
するものである。
状・外観の異なる二つの頭部を備え、選択的に置
換して一つの頭部のみを胴部から突出した状態に
保つようにした変形ロボツトの頭部置換装置に関
するものである。
[従来技術とその欠点]
従来の変形ロボツト玩具においては、各構成部
分の折畳又は展開などにより形態を変化させた後
の形態に整合する形状・外観を有する頭部に変化
させるには、正面と背面に異なる顔面形状又は模
様を備えた一つの頭部を回転自在に取付け、変形
後の形態に対応して頭部を回転して用いていた。
しかし、一つの頭部を回転により顔面形状等を変
化させる場合は、使用しない顔面形状等が完全に
見えないように取付けることは容易でなく、比較
的容易に見えないようにする場合は、例えば一方
は丸く、他方が細長いように、極端に異なる形状
を備えた頭部とすることができない。
分の折畳又は展開などにより形態を変化させた後
の形態に整合する形状・外観を有する頭部に変化
させるには、正面と背面に異なる顔面形状又は模
様を備えた一つの頭部を回転自在に取付け、変形
後の形態に対応して頭部を回転して用いていた。
しかし、一つの頭部を回転により顔面形状等を変
化させる場合は、使用しない顔面形状等が完全に
見えないように取付けることは容易でなく、比較
的容易に見えないようにする場合は、例えば一方
は丸く、他方が細長いように、極端に異なる形状
を備えた頭部とすることができない。
そこで、極端に異なる形態を備えた二つの頭部
を、胴部に対して着脱自在に形成し、変化形態に
応じて交換して取付けるようにした変形ロボツト
玩具が知られているが、使用していない頭部を紛
失し易く、変形ロボツト玩具として最も重要な部
分が欠けるため、遊戯意欲が失われてしまうとい
う欠点があつた。
を、胴部に対して着脱自在に形成し、変化形態に
応じて交換して取付けるようにした変形ロボツト
玩具が知られているが、使用していない頭部を紛
失し易く、変形ロボツト玩具として最も重要な部
分が欠けるため、遊戯意欲が失われてしまうとい
う欠点があつた。
[この考案の目的]
この考案は、上記の点に鑑み、形状・外観が異
なる二つの頭部を備えて、変化後の形態に応じて
一つの頭部を用いる変形ロボツト玩具において、
二つの頭部の胴部に対する取付け構造を工夫する
ことにより、極端に異なる形状等を有する頭部の
具備が可能で、かつ、不使用中の頭部の紛失のお
それがなく、また、簡単な操作により置換して希
望の頭部を胴部に露出させ、不使用の頭部を外側
から全く見えないように収納できるようにした頭
部置換装置を提供することを目的とする。
なる二つの頭部を備えて、変化後の形態に応じて
一つの頭部を用いる変形ロボツト玩具において、
二つの頭部の胴部に対する取付け構造を工夫する
ことにより、極端に異なる形状等を有する頭部の
具備が可能で、かつ、不使用中の頭部の紛失のお
それがなく、また、簡単な操作により置換して希
望の頭部を胴部に露出させ、不使用の頭部を外側
から全く見えないように収納できるようにした頭
部置換装置を提供することを目的とする。
[目的達成手段]
上記目的を達成するため、この考案は、第1に
胴部に上面に開口する中空部を設けて、胴部の上
部にその中空部の前側又は後側において一方の頭
部を回転により胴部上面に突出し、又は中空部内
に没入可能に取付け、第2に前記中空部に、前面
又は後面に開口する収納空間を有し、上端部に他
方の頭部を回転により収納空間から出没自在に取
付けた収納部材を中空部の上面開口より出没自在
に取付けて構成した。
胴部に上面に開口する中空部を設けて、胴部の上
部にその中空部の前側又は後側において一方の頭
部を回転により胴部上面に突出し、又は中空部内
に没入可能に取付け、第2に前記中空部に、前面
又は後面に開口する収納空間を有し、上端部に他
方の頭部を回転により収納空間から出没自在に取
付けた収納部材を中空部の上面開口より出没自在
に取付けて構成した。
[この考案の実施例]
次に、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。
する。
図示の実施例は、第1図に示すようなロボツト
の形態から、各構成部分の展開・折畳により、第
2図に示すようなコンドルの形態に変化するよう
に構成した変形ロボツト玩具において、その呈示
する形態に応じて、胴部からのロボツトの頭部6
及びコンドルの頭部41のいずれか一方を突出さ
せ、他方を胴部内に収納して外から見えないよう
にしたものである。
の形態から、各構成部分の展開・折畳により、第
2図に示すようなコンドルの形態に変化するよう
に構成した変形ロボツト玩具において、その呈示
する形態に応じて、胴部からのロボツトの頭部6
及びコンドルの頭部41のいずれか一方を突出さ
せ、他方を胴部内に収納して外から見えないよう
にしたものである。
より詳細な構成を、第3図以下の図面に基いて
説明する。
説明する。
1は胴部であり、中央部分に上面及び正面に開
口する中空部2を有している。正面開口部に胸板
3を嵌合し、かつ、胸板の下端に貫通したピン4
を胴部1の左右側部に設けた孔5に差し込むこと
により、胸板3がピン4を中心に第4図に示す状
態と第5図に示す状態との間を揺動して中空部2
の上面開口幅を大きくしたり、胴部正面を閉じた
りすることができるようにしてある。そして、胸
板3の上端部と第一の頭部であるロボツトの頭部
6の下側前端部に設けた筒部7,8にピン9を水
平に挿通することによりヒンジを構成して、頭部
6がピン9を中心に回転自在に取付けられてい
る。つまり、ロボツトの頭部6は胴部1の上部で
あつて、中空部の上面開口の前側に水平軸回りに
回転して第4図に示すように上方に突出させ、又
は、第6図に示すように中空部2内に収納しうる
ように取付けられている。
口する中空部2を有している。正面開口部に胸板
3を嵌合し、かつ、胸板の下端に貫通したピン4
を胴部1の左右側部に設けた孔5に差し込むこと
により、胸板3がピン4を中心に第4図に示す状
態と第5図に示す状態との間を揺動して中空部2
の上面開口幅を大きくしたり、胴部正面を閉じた
りすることができるようにしてある。そして、胸
板3の上端部と第一の頭部であるロボツトの頭部
6の下側前端部に設けた筒部7,8にピン9を水
平に挿通することによりヒンジを構成して、頭部
6がピン9を中心に回転自在に取付けられてい
る。つまり、ロボツトの頭部6は胴部1の上部で
あつて、中空部の上面開口の前側に水平軸回りに
回転して第4図に示すように上方に突出させ、又
は、第6図に示すように中空部2内に収納しうる
ように取付けられている。
胴部1の左右両側面の上部には、腕部10の付
根が軸11により回転自在に取付けられている。
腕部10は第3図に左側の腕部について示すよう
に、上腕部10aに、二分割された部材10b1,
10b2を突合せ接着してなる下腕部10bを一定
範囲で摺動可能に嵌合し、下腕部10bの下端に
手部12を着脱自在に装着してなつている。
根が軸11により回転自在に取付けられている。
腕部10は第3図に左側の腕部について示すよう
に、上腕部10aに、二分割された部材10b1,
10b2を突合せ接着してなる下腕部10bを一定
範囲で摺動可能に嵌合し、下腕部10bの下端に
手部12を着脱自在に装着してなつている。
また、胴部1の背面上部の左右両側には、二枚
の板13,14をその一端において軸15により
回転自在に結合して、重ね合せて短縮し、又は第
3図に示すように伸長することができるようにし
たコンドルの羽部16が、基端において軸17に
より回転自在に取付けられている。
の板13,14をその一端において軸15により
回転自在に結合して、重ね合せて短縮し、又は第
3図に示すように伸長することができるようにし
たコンドルの羽部16が、基端において軸17に
より回転自在に取付けられている。
さらに、胴部1の下部には中空部2から胴部の
下面まで貫通する左右二つの孔18が形成してあ
り、各孔18に下方からロボツトの脚部を構成す
る上腿部19が摺動自在に挿通され、中空部2内
に突出した両上腿部の上端に、中空部2内に上下
方向に摺動自在に嵌合した収納部材20の下端部
が固着されている。各上腿部19の下端部には後
方突出部21が設けられ、その下端部は下腿部2
2の上部二股部23の間に嵌合されるとともに、
下腿部の上端部の孔24と上腿部の下端部の孔2
5とに軸26を貫通し固定することにより、下腿
部22が上腿部の下端部前面と、上腿部の中間部
前面とにそれぞれ止められる範囲において回転自
在に取付けられ、また、各下腿部22の下部二股
部27の間に足部28の後部が嵌合されるととも
に、これらに設けてある孔29,30に軸31を
貫通することにより、足部28が軸31回りに回
転自在に取付けられている。
下面まで貫通する左右二つの孔18が形成してあ
り、各孔18に下方からロボツトの脚部を構成す
る上腿部19が摺動自在に挿通され、中空部2内
に突出した両上腿部の上端に、中空部2内に上下
方向に摺動自在に嵌合した収納部材20の下端部
が固着されている。各上腿部19の下端部には後
方突出部21が設けられ、その下端部は下腿部2
2の上部二股部23の間に嵌合されるとともに、
下腿部の上端部の孔24と上腿部の下端部の孔2
5とに軸26を貫通し固定することにより、下腿
部22が上腿部の下端部前面と、上腿部の中間部
前面とにそれぞれ止められる範囲において回転自
在に取付けられ、また、各下腿部22の下部二股
部27の間に足部28の後部が嵌合されるととも
に、これらに設けてある孔29,30に軸31を
貫通することにより、足部28が軸31回りに回
転自在に取付けられている。
32は脚に装着された装飾部材であり、左右両
側の側面板33を背面板34により左右両下腿部
22の外側面間距離と等間隔に隔てて接続してな
り、側面板間に、両下腿部22を収容する収容空
間35を形成している。そして、装飾部材32は
両側面板33の間に上腿部19の下端部及び下腿
部を嵌合させ、側面板の一端に形成してある孔3
6と上腿部19の後方突出部21に形成してある
孔37に軸38を貫通することにより、上腿部1
9に対して軸38回りに回転自在に取付けられて
いる。
側の側面板33を背面板34により左右両下腿部
22の外側面間距離と等間隔に隔てて接続してな
り、側面板間に、両下腿部22を収容する収容空
間35を形成している。そして、装飾部材32は
両側面板33の間に上腿部19の下端部及び下腿
部を嵌合させ、側面板の一端に形成してある孔3
6と上腿部19の後方突出部21に形成してある
孔37に軸38を貫通することにより、上腿部1
9に対して軸38回りに回転自在に取付けられて
いる。
前記収納部材20は上方開口コ字形に形成され
て、左右の立上り部39の間に、頭部収納空間4
0を有しており、立上り部39の上端部の間に第
二の頭部であるコンドルの頭部41がその首に固
着してある筒42に立上り部39に固着した軸4
3により回転自在に支持してある。つまり、収納
部材20の上端部にはコンドルの頭部41が水平
軸回りに回転自在に取付けてあり、頭部はこれを
回転することにより、第3図に示してあるように
上方に突出させ、又は第4図に示すように収納空
間40内に収納することができる。
て、左右の立上り部39の間に、頭部収納空間4
0を有しており、立上り部39の上端部の間に第
二の頭部であるコンドルの頭部41がその首に固
着してある筒42に立上り部39に固着した軸4
3により回転自在に支持してある。つまり、収納
部材20の上端部にはコンドルの頭部41が水平
軸回りに回転自在に取付けてあり、頭部はこれを
回転することにより、第3図に示してあるように
上方に突出させ、又は第4図に示すように収納空
間40内に収納することができる。
ところで、脚部19,22,28,32を胴部
1に対して下方に、収納部材の底面が中空部2の
底面に止められるまで移動したときは、収納部材
20は筒部42又は軸43が第4図に示すように
中空部2の上面開口よりわずかに下方に存する状
態で収納部材の全部が胴部1内に収納され、ま
た、脚部の上腿部19が胴部1の下面より下方に
延出して露見されるのに対して、脚部を収納部材
20に突設してあるストツパ44が腕部10の軸
11に当つて係止されるまで上方に移動したとき
は第5図及び第6図に示すように頭部41の筒部
42の一部が中空部2の上面開口より外部に突出
するとともに、脚部の上腿部19が胴部1内に収
納されて外側から見えなくなる。
1に対して下方に、収納部材の底面が中空部2の
底面に止められるまで移動したときは、収納部材
20は筒部42又は軸43が第4図に示すように
中空部2の上面開口よりわずかに下方に存する状
態で収納部材の全部が胴部1内に収納され、ま
た、脚部の上腿部19が胴部1の下面より下方に
延出して露見されるのに対して、脚部を収納部材
20に突設してあるストツパ44が腕部10の軸
11に当つて係止されるまで上方に移動したとき
は第5図及び第6図に示すように頭部41の筒部
42の一部が中空部2の上面開口より外部に突出
するとともに、脚部の上腿部19が胴部1内に収
納されて外側から見えなくなる。
上記構成により、コンドルの頭部41を収納部
材20の収納空間40内に収納した状態で脚部を
下方に引いて、収納部材20及び頭部41を第4
図のように胴部1の中空部2内に収納隠蔽すると
ともに、脚部の上腿部19を胴部1の下方に露出
させ、また、ロボツトの頭部6を上方に突出させ
るとともに、頭部の下部で中空部2の上面開口を
閉塞し、腕部10は下腕部10bを下方に引いて
伸長し、先端に手部12を取付け、また、下腿部
22を回転して上腿部19の下方延長上に伸長さ
せ、足部28を下腿部22に対して直角前方に向
くように回転し、さらに、装飾部材32で両下腿
部22の外側面を覆うように嵌合させることによ
り、第1図に示すようにロボツトの形態が備えら
れ、装飾部材32の下端面及び足部28の下端面
を床面に当接させて、直立状態に置くことができ
る。
材20の収納空間40内に収納した状態で脚部を
下方に引いて、収納部材20及び頭部41を第4
図のように胴部1の中空部2内に収納隠蔽すると
ともに、脚部の上腿部19を胴部1の下方に露出
させ、また、ロボツトの頭部6を上方に突出させ
るとともに、頭部の下部で中空部2の上面開口を
閉塞し、腕部10は下腕部10bを下方に引いて
伸長し、先端に手部12を取付け、また、下腿部
22を回転して上腿部19の下方延長上に伸長さ
せ、足部28を下腿部22に対して直角前方に向
くように回転し、さらに、装飾部材32で両下腿
部22の外側面を覆うように嵌合させることによ
り、第1図に示すようにロボツトの形態が備えら
れ、装飾部材32の下端面及び足部28の下端面
を床面に当接させて、直立状態に置くことができ
る。
このとき、第4図に示すように、ロボツトの頭
部6の下面が収納部材20の上端面及び/又は筒
部42に受け止められているため、中に収納され
ているコンドルの頭部41が台となつて、ロボツ
トの頭部6が安定して保持されている。
部6の下面が収納部材20の上端面及び/又は筒
部42に受け止められているため、中に収納され
ているコンドルの頭部41が台となつて、ロボツ
トの頭部6が安定して保持されている。
次に、ロボツトの頭部6と胸板3とを第5図に
示すように矢印A1方向、すなわち前方に回転し
て中空部2を上面及び前面に開口させるととも
に、脚部を上方に押して収納部材20を上方に移
動させ、収納空間40を外側に開放させる。これ
により、コンドルの頭部41の軸43を中心とし
た矢印A2方向の回転が可能となり、長いくちば
しを有している頭部もロボツトの頭部6に邪魔さ
れずに回転して、第6図に示すように、中空部2
の外側上方に突出させることができる。
示すように矢印A1方向、すなわち前方に回転し
て中空部2を上面及び前面に開口させるととも
に、脚部を上方に押して収納部材20を上方に移
動させ、収納空間40を外側に開放させる。これ
により、コンドルの頭部41の軸43を中心とし
た矢印A2方向の回転が可能となり、長いくちば
しを有している頭部もロボツトの頭部6に邪魔さ
れずに回転して、第6図に示すように、中空部2
の外側上方に突出させることができる。
また、ロボツトの頭部6は第5図矢印A3方向
にすなわち内側に回転するとともに、胸板3を第
5図の場合と逆方向に回転して復帰することによ
り、第6図に示すように、中空部2内に収納し
て、外側から見えないようにすることができる。
にすなわち内側に回転するとともに、胸板3を第
5図の場合と逆方向に回転して復帰することによ
り、第6図に示すように、中空部2内に収納し
て、外側から見えないようにすることができる。
続いて、腕部10を短縮するとともに、手部1
2を取外し、羽部16を展開して伸長し、脚部の
下腿部22を軸26中心に前方に回転し、足部2
8を軸31中心に前方に回転すると、第2図に示
すように、羽を広げ、両足で着地したコンドルの
形態が得られる。
2を取外し、羽部16を展開して伸長し、脚部の
下腿部22を軸26中心に前方に回転し、足部2
8を軸31中心に前方に回転すると、第2図に示
すように、羽を広げ、両足で着地したコンドルの
形態が得られる。
[この考案の効果]
第二の頭部を収納部材の収納空間に収納して収
納部材を胴部の中空部内に没入するとともに、胸
板を開け、第一の頭部を外側に回転して胸板を再
び閉じることにより、第二の頭部を胴部上面に突
出させた状態に保持することができ、また、胸板
を開け、上腿部を介して収納部材を上方に移動さ
せて第二の頭部を回転して収納部材から上方に突
出させるとともに、第一の頭部を内側に回転させ
て胸板を閉じることにより収納部材に収納するこ
とができる。従つて、玩具の形態の変化に応じて
二つの頭部のうちいずれか一方の頭部を外部に露
出させ、他方の不要な頭部を胴部内に完全に隠蔽
することができる。そして、とくに第二の頭部が
鳥の頭のように長い場合にも、胸板を開け、収納
部材を上方に移動させて第二の頭部を回転して突
出させるから、中空部からの出没が容易にでき
る。また、二つの頭部は常に胴部に具備されてい
るので、不使用中の頭部を紛失するおそれがな
く、さらに、頭部の回転と収納部材の摺動により
簡単な操作によつて二つの頭部を容易に置換する
ことができる。
納部材を胴部の中空部内に没入するとともに、胸
板を開け、第一の頭部を外側に回転して胸板を再
び閉じることにより、第二の頭部を胴部上面に突
出させた状態に保持することができ、また、胸板
を開け、上腿部を介して収納部材を上方に移動さ
せて第二の頭部を回転して収納部材から上方に突
出させるとともに、第一の頭部を内側に回転させ
て胸板を閉じることにより収納部材に収納するこ
とができる。従つて、玩具の形態の変化に応じて
二つの頭部のうちいずれか一方の頭部を外部に露
出させ、他方の不要な頭部を胴部内に完全に隠蔽
することができる。そして、とくに第二の頭部が
鳥の頭のように長い場合にも、胸板を開け、収納
部材を上方に移動させて第二の頭部を回転して突
出させるから、中空部からの出没が容易にでき
る。また、二つの頭部は常に胴部に具備されてい
るので、不使用中の頭部を紛失するおそれがな
く、さらに、頭部の回転と収納部材の摺動により
簡単な操作によつて二つの頭部を容易に置換する
ことができる。
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第1図はロボツトの形態における斜視図、第2図
は他の形態に変形した後の斜視図、第3図は分解
斜視図、第4図ないし第6図は二つの頭部の置換
手順を示す断面図、第7図は第1図のものの背面
図である。第8図より第12図は第1図の形態か
ら第2図の形態に変形させる過程を示すものであ
り、第8図は第一の頭部を前方に倒した状態を示
す斜視図、第9図は収納部材を摺動し、かつ第二
の頭部を回転して出した状態を示す斜視図、第1
0図は第一の頭部を後方に回転して収納した状態
及び下腿部と足部を前方に回転した状態を示す斜
視図、第11図は第10図のものを上方より見た
斜視図、第12図は羽根を拡げて床面上に立たせ
た状態を後部上方より見た斜視図である。 1……胴部、2……中空部、3……胸板、6…
…第一の頭部、10……腕部、19……脚部の上
腿部、20……収納部材、22……脚部の下腿
部、28……足部、40……収納空間、41……
第二の頭部。
第1図はロボツトの形態における斜視図、第2図
は他の形態に変形した後の斜視図、第3図は分解
斜視図、第4図ないし第6図は二つの頭部の置換
手順を示す断面図、第7図は第1図のものの背面
図である。第8図より第12図は第1図の形態か
ら第2図の形態に変形させる過程を示すものであ
り、第8図は第一の頭部を前方に倒した状態を示
す斜視図、第9図は収納部材を摺動し、かつ第二
の頭部を回転して出した状態を示す斜視図、第1
0図は第一の頭部を後方に回転して収納した状態
及び下腿部と足部を前方に回転した状態を示す斜
視図、第11図は第10図のものを上方より見た
斜視図、第12図は羽根を拡げて床面上に立たせ
た状態を後部上方より見た斜視図である。 1……胴部、2……中空部、3……胸板、6…
…第一の頭部、10……腕部、19……脚部の上
腿部、20……収納部材、22……脚部の下腿
部、28……足部、40……収納空間、41……
第二の頭部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 胴部内に胴部の上面及び正面に開口する中空
部を設けるとともに、正面開口部の下辺にその
正面開口部を開閉する胸板を枢着し、その胸板
の上端部に第一の頭部をその下側前端部におい
て水平軸回りに回転自在に取付け、 (ロ) 前記胴部の下部に前記中空部から胴部の下面
まで貫通する孔を設けてその孔に脚部を構成す
る上腿部を摺動自在に挿通し、前記中空部内に
おける前記上腿部の上端に上方開口コ字形であ
つて左右の立上がり部の間に頭部収納空間を有
して、前記上腿部を最下位置まで移動した時に
前記中空部内に没入される収納部材を固着し、
その収納部材の前記立上がり部の上端部の間に
第二の頭部を水平軸回りに回転自在に取付けて
なり、 (ハ) 前記胸板を開放し、かつ、第一の頭部を外側
に回転した状態では、前記第二の頭部を前記収
納部材の頭部収納空間に収納された位置と、前
記収納部材から上方に突出された位置の間を回
転可能であり、 前記第二の頭部を前記収納部材内に収納し、
かつ、前記上腿部を最下位置に移動した状態で
前記第一の頭部を外側に突出した状態の前記胸
板を閉じたときは、第一の頭部の下面が前記収
納部材又は第二の頭部に支持され、 前記上腿部を上方に移動し、かつ、前記第二
の頭部を上方に突出させた状態で、前記第一の
頭部を内側に回転した状態の前記胸板を閉じた
時は、前記第一の頭部が前記収納部材の頭部収
納空間に収納されること、 を特徴とする変形ロボツト玩具の頭部置換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986118226U JPH0517119Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986118226U JPH0517119Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6322986U JPS6322986U (ja) | 1988-02-15 |
JPH0517119Y2 true JPH0517119Y2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=31004482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986118226U Expired - Lifetime JPH0517119Y2 (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0517119Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3863502B2 (ja) * | 2003-05-19 | 2006-12-27 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | 形態変形玩具 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0241037Y2 (ja) * | 1984-10-31 | 1990-10-31 | ||
JPH0316714Y2 (ja) * | 1984-12-26 | 1991-04-10 | ||
JPH0316713Y2 (ja) * | 1984-12-27 | 1991-04-10 |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP1986118226U patent/JPH0517119Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6322986U (ja) | 1988-02-15 |
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