JPS61175039A - フエノ−ル樹脂積層板の製造法 - Google Patents
フエノ−ル樹脂積層板の製造法Info
- Publication number
- JPS61175039A JPS61175039A JP60017521A JP1752185A JPS61175039A JP S61175039 A JPS61175039 A JP S61175039A JP 60017521 A JP60017521 A JP 60017521A JP 1752185 A JP1752185 A JP 1752185A JP S61175039 A JPS61175039 A JP S61175039A
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- Japan
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- phenolic resin
- tung oil
- acid
- oil
- modified phenolic
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/032—Organic insulating material consisting of one material
- H05K1/0326—Organic insulating material consisting of one material containing O
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、フェノール樹脂積層板の製造法に関する。
従来の技術
フェノール樹脂積層板あるいはその銅張り積増板には、
従来桐油変性のフェノール樹脂が広く用いられている。
従来桐油変性のフェノール樹脂が広く用いられている。
桐油は、共役二重結付を有しフェノール類との反応性が
優れているため、その変性フェノール樹脂を用いること
により、優れた電気性能および打抜加工性を有する積層
板が得られる。しかし桐油は価格が大幅に変動し易く、
安定した原料確保が困難な欠点がある。
優れているため、その変性フェノール樹脂を用いること
により、優れた電気性能および打抜加工性を有する積層
板が得られる。しかし桐油は価格が大幅に変動し易く、
安定した原料確保が困難な欠点がある。
一方、オイチシカ油は、桐油に比べ価格的に安定した原
料であり、桐油の主成分α−エレオステアリン酸と同様
の共役トリエン構造を有するα−リカン酸を主成分とす
るため、桐油とよく似た反応性を示す。
料であり、桐油の主成分α−エレオステアリン酸と同様
の共役トリエン構造を有するα−リカン酸を主成分とす
るため、桐油とよく似た反応性を示す。
発明が解決しようとする問題点
しかし、α−リカン酸は、α−エレオステアリン酸と異
なり、分子鎖中にケト基を有する。
なり、分子鎖中にケト基を有する。
また、オイチシカ油は、桐油に比べ飽和脂肪酸の含有量
が多い。さらに、粘度が高いなど物理的、化学的性質に
相違点がある。例えば、オイチシカ油変性フェノール樹
脂は、桐油変性フェノール樹脂に比べ耐酸性、耐アルカ
リ性、耐溶剤性が劣る欠点がある。従って、これを使用
した積層板あるいは銅張り積層板が、例えばプリント回
路製造工程の何等かのトラブルで高温、高濃度の酸液、
アルカリ液または有機溶剤に長時間接したとき、その表
面が変色または肌荒れをおこす惧れがある。
が多い。さらに、粘度が高いなど物理的、化学的性質に
相違点がある。例えば、オイチシカ油変性フェノール樹
脂は、桐油変性フェノール樹脂に比べ耐酸性、耐アルカ
リ性、耐溶剤性が劣る欠点がある。従って、これを使用
した積層板あるいは銅張り積層板が、例えばプリント回
路製造工程の何等かのトラブルで高温、高濃度の酸液、
アルカリ液または有機溶剤に長時間接したとき、その表
面が変色または肌荒れをおこす惧れがある。
本発明は、オイチシカ油変性フェノール樹脂を用いた積
層板において、上述の欠点を除去するもので、電気性能
、打抜加工性、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性ともに
優れた積層板あるいは金属箔張り積層板を提供すること
を目的とする０ 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、オイチシカ油変
性フェノール樹脂含浸基材層の表面に桐油変性フェノー
ル樹脂含浸基材層を配置して積層成形することを特徴と
する。
層板において、上述の欠点を除去するもので、電気性能
、打抜加工性、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性ともに
優れた積層板あるいは金属箔張り積層板を提供すること
を目的とする０ 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、オイチシカ油変
性フェノール樹脂含浸基材層の表面に桐油変性フェノー
ル樹脂含浸基材層を配置して積層成形することを特徴と
する。
作用
本発明による積層板は、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤
性に優れた桐油変性フェノール樹脂含浸基材を表面に配
置しているので、オイチシ力油変性フェノール樹脂の有
している前記欠点を排除しながら、他の優れた特性を発
揮できる。
性に優れた桐油変性フェノール樹脂含浸基材を表面に配
置しているので、オイチシ力油変性フェノール樹脂の有
している前記欠点を排除しながら、他の優れた特性を発
揮できる。
実施例
本発明に用いるオイチシカ油変性フェノール樹脂は、石
炭酸、クレゾール、キシレノール、ブチルフェノール、
オクチルフェノール、ノニルフェノール、カシューナツ
トオイル、ウルシオール、レゾルシンナフトール、ノボ
ラック１ビスフエノールＡ１ビスフエノールＦ ｆｊ
ト（７） フェノール類とオイチシカ油を塩酸、硫酸、
燐酸ｆ、ｒど（Ｄ無機酸、）ルエンスルフオン酸、キシ
レンスルフォン酸などの有機酸あるいはルイス酸などの
酸性触媒存在下で反応させた後、更にアンモニア、ヘキ
サメチレンテトラ之ン、エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメ
チルアミン、トリエチルアミンなどの塩基性触媒存在下
でホルマリン、バラホルムアルデヒドなどのホルムアル
デヒド類を反応して得られる０ また、桐油変性フェノール樹脂は、桐油を上述のオイチ
シカ油の場会と同様の方法で反応させて得ることができ
る０ 本発明に用いる基材としては、リンター紙、クラフト紙
などの繊維素系原紙、綿布、ガラス布、ガラス不織布、
付成繊緋布、その不織布などがある。繊維素系原紙の場
曾、予め水溶性のフェノール樹脂初期縮付物、メラミン
樹脂初期締付物を含浸したものを用いることも可能であ
る０ 本発明を図面によって説明すると、第１図において、オ
イチシカ油変性フェノール樹脂含浸基材層１の両表面に
桐油変性フェノール樹脂含浸基材層２．２を配置構成し
、これを金属鏡面板に挾んで加熱加圧して積層板を得る
〇また、第２図は、本発明の他の例で、オイチシカ油変
性フェノール樹脂含浸基材層１の両表面に桐油変性フェ
ノール樹脂含浸基材層２．２を配置し、さらにその片側
表面に金属箔３を配置構成し、これを同様に金属鏡面板
に挾んで加熱加圧して金属箔張り積層板を得る。なお、
金属箔３に、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤性の優れた接着
剤を塗布したものを用い積層成形するときは、金属箔側
の桐油変性フェノール樹脂含浸基材層２は省略してもよ
い。
炭酸、クレゾール、キシレノール、ブチルフェノール、
オクチルフェノール、ノニルフェノール、カシューナツ
トオイル、ウルシオール、レゾルシンナフトール、ノボ
ラック１ビスフエノールＡ１ビスフエノールＦ ｆｊ
ト（７） フェノール類とオイチシカ油を塩酸、硫酸、
燐酸ｆ、ｒど（Ｄ無機酸、）ルエンスルフオン酸、キシ
レンスルフォン酸などの有機酸あるいはルイス酸などの
酸性触媒存在下で反応させた後、更にアンモニア、ヘキ
サメチレンテトラ之ン、エチレンジアミン、ジエチレン
トリアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメ
チルアミン、トリエチルアミンなどの塩基性触媒存在下
でホルマリン、バラホルムアルデヒドなどのホルムアル
デヒド類を反応して得られる０ また、桐油変性フェノール樹脂は、桐油を上述のオイチ
シカ油の場会と同様の方法で反応させて得ることができ
る０ 本発明に用いる基材としては、リンター紙、クラフト紙
などの繊維素系原紙、綿布、ガラス布、ガラス不織布、
付成繊緋布、その不織布などがある。繊維素系原紙の場
曾、予め水溶性のフェノール樹脂初期縮付物、メラミン
樹脂初期締付物を含浸したものを用いることも可能であ
る０ 本発明を図面によって説明すると、第１図において、オ
イチシカ油変性フェノール樹脂含浸基材層１の両表面に
桐油変性フェノール樹脂含浸基材層２．２を配置構成し
、これを金属鏡面板に挾んで加熱加圧して積層板を得る
〇また、第２図は、本発明の他の例で、オイチシカ油変
性フェノール樹脂含浸基材層１の両表面に桐油変性フェ
ノール樹脂含浸基材層２．２を配置し、さらにその片側
表面に金属箔３を配置構成し、これを同様に金属鏡面板
に挾んで加熱加圧して金属箔張り積層板を得る。なお、
金属箔３に、耐酸、耐アルカリ、耐溶剤性の優れた接着
剤を塗布したものを用い積層成形するときは、金属箔側
の桐油変性フェノール樹脂含浸基材層２は省略してもよ
い。
実施例１
石炭酸５３０２、オイチシカ油４７０９． ノくラド
ルエンスルフォン５１０．６ｔｋ混合り、、、９５〜１
００℃にて１２０分間反応させた後、更に、 トリエチ
ルアミン２２ｆ、８５％バラホルムアルデヒド２４５ｔ
を加え、９０〜９５℃にて６時間反応した後、メタノー
ルを加えて希釈し５０％濃ス 度のオイチシカ油変性フェノール樹脂ワニＶを得た。
ルエンスルフォン５１０．６ｔｋ混合り、、、９５〜１
００℃にて１２０分間反応させた後、更に、 トリエチ
ルアミン２２ｆ、８５％バラホルムアルデヒド２４５ｔ
を加え、９０〜９５℃にて６時間反応した後、メタノー
ルを加えて希釈し５０％濃ス 度のオイチシカ油変性フェノール樹脂ワニＶを得た。
別に、曾底クレゾール（メタクレゾール６０％、パラク
レゾール４０％）５８０Ｆ、桐油４２０ｔ１パラトルエ
ンスルフオンＨｏ、 ｓ ｙ 全加工、４時間反応した
０減圧下脱水した後、トルエン／メタノール＝５０１５
０溶剤を加え希釈し５０ス ％＃度の桐油変性フェノール樹脂ワニＶを得た。
レゾール４０％）５８０Ｆ、桐油４２０ｔ１パラトルエ
ンスルフオンＨｏ、 ｓ ｙ 全加工、４時間反応した
０減圧下脱水した後、トルエン／メタノール＝５０１５
０溶剤を加え希釈し５０ス ％＃度の桐油変性フェノール樹脂ワニＶを得た。
予め水溶性フェノール樹脂初期縮合物で下塗りを施した
クラフト紙に、上記オイチシカ油変性フェノール樹脂ワ
ニスを含浸乾燥して塗工紙（以下塗工紙Ｉという）を得
た。
クラフト紙に、上記オイチシカ油変性フェノール樹脂ワ
ニスを含浸乾燥して塗工紙（以下塗工紙Ｉという）を得
た。
別に、上記と同一の下塗り処理クラフト紙に、上記桐油
変性フェノール樹脂ワニスを含浸乾燥して塗工紙（以下
塗工紙■おいう）を得た。
変性フェノール樹脂ワニスを含浸乾燥して塗工紙（以下
塗工紙■おいう）を得た。
塗工紙Ｉを６プライ積層した両表面に塗工紙■を各１ゾ
ライを重ね曾わせ、更にその片側最表面に３５．μ銅箔
を配置した後、これをステンレス鏡面板の間に挾み、温
度１６０℃、圧力１００Ｋｇ ｆ／−にて５５分間加熱
加圧して１．６ ｍ厚さの銅張り積層板（以下本発明品
という）を得た。
ライを重ね曾わせ、更にその片側最表面に３５．μ銅箔
を配置した後、これをステンレス鏡面板の間に挾み、温
度１６０℃、圧力１００Ｋｇ ｆ／−にて５５分間加熱
加圧して１．６ ｍ厚さの銅張り積層板（以下本発明品
という）を得た。
比較例１
比較のため、塗工紙■のみを８プライを重ね合わせてそ
の片側に実施例１と同一の３５ｍμ銅箔を配置し、実施
例１と同一条件にて積層成形して１．６薗厚さの銅張９
積層板（以下比較品という）を得た。
の片側に実施例１と同一の３５ｍμ銅箔を配置し、実施
例１と同一条件にて積層成形して１．６薗厚さの銅張９
積層板（以下比較品という）を得た。
得られた各銅張り積層板の性能比較を第１表第１表
発明の効果
上述の如く、本発明は、耐隈性、耐アルカリ性、耐溶剤
性が優れた桐油変性フェノール樹脂の層を表面に配置構
成しているので、高温、高濃度、長時間の過酷な条件に
積層板が接触しても変色、肌荒れなどの劣化を防止する
ことができる。そして、オイチシカ油変性フェノール樹
脂を用いながら、電気絶縁性、打抜加工性等その他の特
性は十分保持している点、その工業的価値は極めて大な
るものである。
性が優れた桐油変性フェノール樹脂の層を表面に配置構
成しているので、高温、高濃度、長時間の過酷な条件に
積層板が接触しても変色、肌荒れなどの劣化を防止する
ことができる。そして、オイチシカ油変性フェノール樹
脂を用いながら、電気絶縁性、打抜加工性等その他の特
性は十分保持している点、その工業的価値は極めて大な
るものである。
第１図は本発明による積層板の層構成を示す断面、第２
図は同他の例を示す断面図である。 １はオイテシカ油変性フェノール樹脂含浸基材層、２．
２は桐油変性フェノール樹脂含浸基材層
図は同他の例を示す断面図である。 １はオイテシカ油変性フェノール樹脂含浸基材層、２．
２は桐油変性フェノール樹脂含浸基材層
Claims (1)
- オイチシカ油変性フェノール樹脂含浸基材層の表面に桐
油変性フェノール樹脂含浸基材層を配置して積層成形す
ることを特徴とする積層板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60017521A JPS61175039A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | フエノ−ル樹脂積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60017521A JPS61175039A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | フエノ−ル樹脂積層板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61175039A true JPS61175039A (ja) | 1986-08-06 |
| JPH0464858B2 JPH0464858B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=11946254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60017521A Granted JPS61175039A (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 | フエノ−ル樹脂積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61175039A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04168043A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-16 | Hitachi Chem Co Ltd | 熱硬化性樹脂積層板の製造法 |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP60017521A patent/JPS61175039A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04168043A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-06-16 | Hitachi Chem Co Ltd | 熱硬化性樹脂積層板の製造法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0464858B2 (ja) | 1992-10-16 |
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