JPS6117494Y2 - - Google Patents

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JPS6117494Y2
JPS6117494Y2 JP1981185407U JP18540781U JPS6117494Y2 JP S6117494 Y2 JPS6117494 Y2 JP S6117494Y2 JP 1981185407 U JP1981185407 U JP 1981185407U JP 18540781 U JP18540781 U JP 18540781U JP S6117494 Y2 JPS6117494 Y2 JP S6117494Y2
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JP
Japan
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card
metal case
verification
semiconductor chip
verification card
Prior art date
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JP1981185407U
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JPS5890450U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は外部から入力される数字または符号な
どの暗号コードによつて個人または団体を識別し
且つ入力信号を記憶しまた入力信号をカード内部
の半導体装置で処理してその内容を記憶し、また
は入力信号に応じた出力信号を発信するキヤツシ
ユカードなどの照合カードの改良に関する。
この種の照合カードにおいてはマイクロプロセ
ツサーや不揮発性メモリー等が応用され、そられ
に用いられる半導体チツプは多くの場合、MOS
型構造のものが用いられる。しかしMOS型横造
の半導体チツプは静電気によつて破壊されやすい
欠点があに、従つて、例えば照合カードを衣類に
対して摩擦する等の動作によつて、内部に在る半
導体装置が破壊し、使用し得ないものになる欠点
があつた。
本考案は照合カードに関する上記の問題点を解
決するものであつて、それ故本考案の目的は内部
に収められた半導体チツプが静電気破壊を起すこ
とがないようにした照合カードを提供することで
ある。
上記目的を達成するため、本考案による照合カ
ードの特徴は、半導体チツプの所定の電極端子か
らの各引出線はそれぞれ抵抗を備えると共に非直
線性の半導体素子を介してメタルケースに接続さ
れ、この照合カードの動作時は各引出線は単独回
路と同様に作用するが、静電気による過大な電圧
が負荷されるとそれをメタルケースに導通するこ
とである。
次に図面を参照のもとに本考案の実施例につい
て説明する。第1図と第2図は照合カードの一例
を示すものであつて、照合カードはプラスチツク
材料等で作られたカード基板10と、カード基板
の適当な位置に形成された窓11内に収められ且
つ銅板などの導通性材料からなるメタルケース1
2、メタルケース12内に収められた一または複
数の半導体チツプおよびそれに関連した部材を含
む。図示の例では窓11およびメタルケース12
は長方形であるが、その形状は適当な形であつて
よいことは言うまでもない。また、メタルケース
12としては全体が金属で構成されていることが
好ましいが、底板のみが金属であつて周囲の壁が
セラミツクまたは陶磁器などの非金属で作られた
ものも同じ役割を果し得るので、これらもここで
いうメタルケース12に含まれる。
第3図は本考案の照合カードの一例を示すもの
であつて、この実施例ではメタルケース12内に
二つの半導体チツプSが含まれ、その一つはマイ
クロプロセツサとして用いられ、カード所有者の
正当性を確認し、トランザクシヨン処理に使われ
るデータとプログラムを偽造から保護する役割を
果し、他方はメモリーとして用いられる。図示の
照合カードでは、第2図に示すように照合カード
基板の表裏両面はカバーフイルム13,14で被
われている。そして第3図に見られるように、半
導体チツプの8つの電極端子からの引出線15の
各々が外部からの信号入出力端子の接触を受ける
ようになつており、各引出線15が在る位置にお
ける表面のカバーフイルム13には前記端子が引
出線15に接触するための孔16が形成されてい
る。信号入出力端子は孔16を貫通して引出線に
接触するようにしてもよいが、また周知のように
孔16に引出線と一体の部分を埋設み、その部分
に前記端子を接触するようにしてもよい。
メタルケース12の内部は仕切られて、適当な
位置に半導体チツプSが配置され、且つ該チツプ
は電導ペーストによりメタルケースの底板上に固
定される。各引出線15は例えば銅箔などの薄板
からなり、ポリイミドフイルムのような絶縁材料
を介してメタルケースの所定部分に取付けられ
る。
本考案による照合カードの特徴は、、第3図お
よび第4図に示すように、半導体チツプSの所定
の電極端子からの各引出線15はそれぞれ抵抗1
7を備え、且つ非直線性の半導体素子18を介し
てメタルケース12に接続されていることであ
る。この抵抗17は電圧を下げて上記の素子18
を保護するためのものであつて、好ましくは100
Ω〜10KΩの抵抗値を有する。なお、ここでいう
非直線性の半導体素子とは或る設定電圧までは僅
かな電流しか流れないが上記設定電圧を越えると
急激に電流が流れる性質を有する半導体素子のこ
とであつて、その素子18としては、好ましくは
ツエナーダイオードが用いられる。通常、照合カ
ードの動作用電圧としては5Vの電圧が用いられ
るので、それより1〜2V程度高い電圧が設定電
圧として用いられるのが好ましい。
第4図においては本考案の特徴を明瞭に示すた
め、抵抗17および半導体素子18は各引出線1
5に個別的に付属するものとして示されている
が、通常は第3図および第5図に示すように、各
抵抗17は抵抗アレー19にまとめられ、且つ各
半導体素子18も単一の複合素子20に集められ
ている。なお、特定の引出線、例えば第4図の
GNDの位置の引出線15aには抵抗17および
素子18を設ける必要がなく、直接メタルケース
12に接続されて常に接地されている。また、
Vcc、Vppのラインには抵抗は設ける必要がな
い。なお、図中、CLOCKは半導体装置の動作を
制御する信号、5Vは半導体装置の電源、24Vはメ
モリー内容の書き込みの電源、EXTRAは予備端
子である。
非直線性の半導体素子18には、ツエナーダイ
オードをはじめ、ユニジヤンクシヨントランジス
タなどのトリガ素子、ダイアツク、等々があり、
第6図はそのような素子18の若干のものの特性
を示したものであつて、図中、Aはツエナーダイ
オード、Bはトリガ素子、Cはダイアツクであ
る。図示のように、いずれも設定電圧Voまでは
僅かな電流しか流れないが、それを越えると急激
に電流が流れる特性を有する。
照合カード1を動作するため該カードが所定位
置に置かれると、測定ヘツドが下降し且つそれと
共に信号入出力端子(図示せず)がカバーフイル
ムの孔16の位置において対応の引出線15に接
触し、各引出線15に約10MA〜100mAの動作電
流が流れる。その負荷電圧は素子18の設定電圧
より小さいので素子18を介してメタルケース1
2に流れる電流は僅かであり、従つて各引出線1
5はそれぞれ単独回路として作用する。
それ故、この照合カードは適切に動作してその
役割を果すが、摩擦等によつて照合カードに静電
気が生じても、その電圧が素子18の設定電圧を
越えるメタルケース12に導通するので、静電気
をメタルケース全体で吸収するため、その影響を
強く受けることがなく、静電気によつて照合カー
ドに含まれる半導体チツプが破壊されることがな
い。また各半導体素子はそれぞれの抵抗によつて
急激な電圧の負荷が避けられ、破壊しないように
保護されている。
従つて、本考案はとくに静電気破壊を起し易い
MOS型構造の半導体チツプを含む照合カードに
適用すれば極めて有用性の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が関連する照合カードの平面
図、第2図はその照合カードの側面図、第3図は
本考案の照合カードの一例の要部の平面図、第4
図はその配線を図式的に示した図、第5図は他の
配線例を示す図、そして第6図は本考案で用いら
れる非直線性の半導体素子の若干素子の若干例の
特性図である。 図中、1……照合カード、12……メタルケー
ス、15……引出線、17……抵抗、18……非
直線性の半導体素子、S……半導体チツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 暗号コードによつて個人または団体を識別し
    たり入力信号に応じた出力信号を発信する等の
    役割を果す照合カードであつて前記カードの適
    宜位置に在るメタルケース内に収められた半導
    体チツプを含む照合カードにおいて、前記半導
    体チツプの所定の電極端子からの各引出線は特
    定のものを除いては抵抗を備えると共にそれぞ
    れ非直線性の半導体素子を介して前記メタルケ
    ースに接続されていることを特徴とする照合カ
    ード。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の照合
    カードにおいて、前記非直線性の半導体素子は
    ツエナーダイオードである照合カード。
JP1981185407U 1981-12-11 1981-12-11 照合カ−ド Granted JPS5890450U (ja)

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JP1981185407U JPS5890450U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 照合カ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS5890450U JPS5890450U (ja) 1983-06-18
JPS6117494Y2 true JPS6117494Y2 (ja) 1986-05-28

Family

ID=29986428

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JP1981185407U Granted JPS5890450U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 照合カ−ド

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5189392A (ja) * 1975-02-03 1976-08-05
JPS536491A (en) * 1976-07-01 1978-01-20 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Frothing compositon
JPS56157590A (en) * 1980-04-04 1981-12-04 Flonic Sa Memory card

Family Cites Families (2)

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JPS5124192Y2 (ja) * 1971-04-26 1976-06-21
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JPS5890450U (ja) 1983-06-18

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