JPH054059Y2 - - Google Patents

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JPH054059Y2
JPH054059Y2 JP1985043686U JP4368685U JPH054059Y2 JP H054059 Y2 JPH054059 Y2 JP H054059Y2 JP 1985043686 U JP1985043686 U JP 1985043686U JP 4368685 U JP4368685 U JP 4368685U JP H054059 Y2 JPH054059 Y2 JP H054059Y2
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conductive member
information card
conductive
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は外部から入力される数字または符号な
どの暗号コードによつて個人または団体を識別し
もしくは入力信号を記憶し、または入力信号をカ
ード内部の半導体装置で処理してその内容を記憶
し、または入力信号に応じた出力信号を発信する
などの役割を果たす情報カード(インフオメーシ
ヨンカード)の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の情報カードにおいては各種のマ
イクロプロセツサーや不揮発性メモリー等が応用
され、それらに用いられる半導体チツプは多くの
場合、MOS型構造のものである。しかしながれ
らMOS型構造の半導体チツプは静電気によつて
容易に破壊される欠点があり、従つて情報カード
を、例えば衣類に対し摩擦する等の動作によつ
て、その内部に収められた半導体装置が破壊し、
使用し得ないものになる欠点があつた。それを解
決するため、各チツプの電極端子を共通接続し、
入出力接触子との接触の際に回路基板の貫通孔を
通して接触子の先端を挿入し、共通接続を消滅す
ることが行なわれた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、そのような従来の情報カードで
は、接触子が挿入される回路基板に孔にごみなど
の異物が入ると、交信を妨げられる事態を生じ、
信頼性が阻害されるという問題点があつた。
本考案の目的は上記問題点を解消することであ
つて、それ故各チツプの電極端子を共通接続する
と共に、ごみなどにより動作を阻害されることが
ない情報カードを提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案による情報カードでは信号入出力接触子
が挿入される回路基板の各孔の周囲が環状の導電
性部材で縁どりされ、各導電性部材を半導体チツ
プの電極端子に接続し、且つ孔を塞ぐように弾性
的に備えられた導通材を介して各導電性部材をチ
ツプ収納ケースに接続して共通接続している。接
触子の先端に在る絶縁性の突出部が基板の孔に挿
入されると、その突出部が導通材を押下げて導電
性部材から話、同時に前記突出部より一段後の接
触子の大径部が導電性部材に接触して交信を行な
う。
(前記手段の作用) 従つて、入出力接触子の接触を受けない時には
チツプの各電極端子はそれぞれの引出線、導電性
部材および導通材をかいして収納ケースに共通に
接続されると共に、接触子による交信の際は接触
子の先端の突出部の挿入で共通接続を断ち、同時
に回路基板の孔を縁どりする導電性部材に接触子
の部分が接触して交信が行われる。そのため基板
の孔にごみが入つていても交信は適切に行なわれ
る。
(実施例) 次に図面を参照のもとに本考案の実施例につい
て説明する。第7図および第8図は本考案が関連
する情報カードの一例を示すものであつて、情報
カード1はカード基板10と、カード基板の適当
な位置に形成された窓11内に収められたモジユ
ール、即ちチツプ収納ケース12、および収納ケ
ース内に収められた一または複数の半導体チツプ
Sおよびそれに関連した部材から成つている。カ
ード基板10は従来と同様にプラスチツク材料等
で作られ、且つ収納ケース12は銅板などのよう
に導電性にすぐれた材料で構成されるが、ケース
12としては底板のみが導体であつて周囲の壁が
セラミツクまたは陶磁器などの非金属で作られた
ものも同じ役割を果し得る。図示の例では窓11
およびケース12は長方形に形成されているが、
その形状は、円形、その他適当な形であつてよ
い。
第9図に示すように、一例では収納ケース12
内に二つの半導体チツプSが装着され、一方はマ
イクロプロセツサとして、他方はメモリーとして
用いられている。なお、所望によりカード基板1
0の表裏両はカバーフイムル13,14で被覆さ
れる。また、図示の例では半導体チツプの8つの
電極端子15からの引出線16の各々が外部から
の接触子17と接触するようになつている。この
場合、表面のカバーフイルム13には接触子17
の先端が通過する孔が形成されている。
この情報カードでは第1図および第2図に示す
ように、収納ケース12の表面に回路基板18が
取付けられ、基板18には接触子17の先端が挿
入される適当数の孔19が形成されている。そし
て各孔19は環状の導電性部材20で縁どりさ
れ、従つて孔19の内周および上下両面は導電性
部材20で被われている。各引出線16が対応の
導電性部材20に接続される。なお、各電極端子
15からの引出線16はポリイミドフイルムなど
の絶縁材料21を介して収納ケース12に設けら
れる。
孔19に取付けられた導電性部材20は下側か
ら孔19を塞ぐように弾性的に備えられた導通材
22を介してケース12に電気的に接続され、従
つて各電極端子15は共通接続される。導通材2
2は第1図に示すように、好ましくはそれ身体が
板ばねのような弾性材で作られ、その板ばねによ
つて導電性部材20とメタルケース12が導通さ
れる。
接触子17の先端は第4図に示すように、先端
の突出部24とそれより一段後の大径部25から
なり。該突出部は絶縁材で形成される。交信の際
は第2図に示すように、突出部24が孔19に突
入して導通材22を導電性部材20から離し、且
つ導体からなる大径部25が部材20に接触して
チツプSとの間で交信が行なわれる。
上記の実施例では導通材22は板ばねで作られ
ているが、他の形態として第3図に示すように、
導通材22はスプリングのような導体からなる弾
性体23によつて支持されてもよく、この場合、
部材20は導通材22および弾性体23を介して
収納ケース12に導通される。また、所望によ
り、第5図に示すように、導通材22を支持する
弾性体は導電性のあるゴム23′であつてもよい。
さらに、孔19内へのごみの浸入を防ぐため、
第6図に示すように、接触子17との接触を受け
ない際は孔19内に、即ち19を縁どる導電性部
材20内にゆるくはめ込まれる絶縁材26を設け
てもよく、この絶縁材26は導通材22に固定さ
れる。従つて、接触子の突出部24の挿入により
絶縁材26が孔19から抜け出るように押下げら
れると、導通材22は導電性部材20から離れ、
且つ接触子17が離れる導通材22の弾力により
絶縁材26は再び孔19内に挿入される。
(考案の効果) 従つて本考案によれば、半導体チツプの各電極
端子は共通接続されているので静電気破壊を防ぐ
ことができ、且つ共通接続を切断する際に接触子
の先端が挿入される回路基板の孔にごみなどが入
つても該孔を縁どる部材が接触子に接触して交信
を行なうため、動作を阻害されることがなく、信
頼性の高いものになつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すものであつて
第9図の線A−A断面図、第2図は交信時の状態
を示す同断面図、第3図は他の実施例を示す同様
な断面図、第4図はこの情報カードに用いられる
信号入出力接触子の斜視図、第5図および第6図
はそれぞれさらに他の実施例を示す第1図に類似
の断面図、第7図は情報カードの平面図、第8図
は情報カードの側面図、そして第9図はモジユー
ルの平面図である。 図中、12……収納ケース、15……電極端
子、16……引出線、17……接触子、18……
回路基板、19……貫通孔、20……導電性部
材、22……導通材、24……突出部、25……
大径部、26……絶縁材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 暗号コードによつて個人または団体を識別し
    または入力信号に応じた出力信号を発信する等
    の役割を果たす情報カードであつて、前記カー
    ドはその窓内に設置された収納ケースと、前記
    収納ケース内に収められた半導体チツプと、前
    記収納ケースの表面を被い且つ信号入出力接触
    子の挿入を受ける貫通孔がある回路基板を含む
    情報カードにおいて、各前記孔の両面を含む周
    囲は引出線により前記チツプの電極端子に接続
    された環状の導電性部材せ縁どりされ、前記孔
    を塞ぐように弾性的に備えられた導通材を介し
    て各前記導電性部材が前記収納ケースに導通す
    ることにより各電極端子は共通接続され、信号
    入出力接触子の先端に在る絶縁性の突出部によ
    り前記導通材が押されると前記導通材が前記導
    電性部材から離れて前記共通接続が消減し且つ
    同時に前記突出部より一段後の前記接触子の大
    径部が前記導電性部材に接触して交信すること
    を特徴とする情報カード。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の情報
    カードにおいて、前記孔内には前記導通材に取
    り付けられた絶縁材がゆるくはめ込まれ、前記
    導通材は前記絶縁材を介して前記突出部により
    押されるようになつている情報カード。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の情報
    カードにおいて、前記導通材は板ばねである情
    報カード。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の情報
    カードにおいて、前記導通材は前記導電性部材
    に衝合するように電導性の弾性体の一端に取付
    られている導体である情報カード。
JP1985043686U 1985-03-26 1985-03-26 Expired - Lifetime JPH054059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985043686U JPH054059Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985043686U JPH054059Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26

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Publication Number Publication Date
JPS61160567U JPS61160567U (ja) 1986-10-04
JPH054059Y2 true JPH054059Y2 (ja) 1993-02-01

Family

ID=30555583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985043686U Expired - Lifetime JPH054059Y2 (ja) 1985-03-26 1985-03-26

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JP (1) JPH054059Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850457Y2 (ja) * 1981-11-29 1983-11-17 征一郎 相合 照合カ−ド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61160567U (ja) 1986-10-04

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