JPS61174242A - 架橋ポリオレフイン連続気泡体 - Google Patents
架橋ポリオレフイン連続気泡体Info
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- JPS61174242A JPS61174242A JP1430085A JP1430085A JPS61174242A JP S61174242 A JPS61174242 A JP S61174242A JP 1430085 A JP1430085 A JP 1430085A JP 1430085 A JP1430085 A JP 1430085A JP S61174242 A JPS61174242 A JP S61174242A
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- JP
- Japan
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- ethylene
- foam
- open
- parts
- copolymer
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、洗浄用スポンジボール材料として好適な架橋
ポリオレフィン連続気泡体に関し、さらに詳しくは、熱
交換器や復水器等の伝熱面を洗浄し、その伝熱効果を向
上させるために用いる洗浄用スポンジボール材料として
特に好適な架橋ポリオレフィン連続気泡体に関する。
ポリオレフィン連続気泡体に関し、さらに詳しくは、熱
交換器や復水器等の伝熱面を洗浄し、その伝熱効果を向
上させるために用いる洗浄用スポンジボール材料として
特に好適な架橋ポリオレフィン連続気泡体に関する。
従来の技術
従来よジ、原子力発電所、火力発電所などにおいて冷却
水として海水を使用する復水器や熱交換器をはじめとし
て、一般的熱変換器も含め、その伝熱面を洗浄し、その
伝熱効果を向上させるために、洗浄用スポンジボールが
使用されている。
水として海水を使用する復水器や熱交換器をはじめとし
て、一般的熱変換器も含め、その伝熱面を洗浄し、その
伝熱効果を向上させるために、洗浄用スポンジボールが
使用されている。
このような洗浄用ホールとしては、天然ゴム全発泡させ
た連続気泡を有するスポンジボールが一般に使用されて
いる。しかし、天然ゴムを素材とするスポンジボールは
、耐摩耗性に劣り、スポンジボールの径より細い管内を
流されているうちに表面が摩耗し、長期間の使用に耐え
られないという欠点がある。
た連続気泡を有するスポンジボールが一般に使用されて
いる。しかし、天然ゴムを素材とするスポンジボールは
、耐摩耗性に劣り、スポンジボールの径より細い管内を
流されているうちに表面が摩耗し、長期間の使用に耐え
られないという欠点がある。
発明が解決しようとす求問題点
従って、本発明の目的は、前記した従来の天然ゴムスポ
ンジでは達成できなかった優れた耐摩耗性、ゴム弾性及
び洗浄用ボールに適した比重を有するスポンジボール材
料として好適な架。
ンジでは達成できなかった優れた耐摩耗性、ゴム弾性及
び洗浄用ボールに適した比重を有するスポンジボール材
料として好適な架。
橋ポリオレフィン連続気泡体を提供することにある。
問題点を解決するための手段
本発明に係る架橋ポリオレフィン連続気泡体は、エチレ
ン−プロピレンコポリマー又はエチレン−プロピレンタ
ーポリマ−60〜sag量部(以下、単に“部″と表示
する)と、エチレン−酢酸ビニル共重合体40〜20部
と、無機化合物の粉本40〜80部を含有する組成物の
架橋発泡体を機械的に押圧して気泡を連通化せしめてな
るものであり、上記特定範囲の組成物の連続気泡体でお
るために洗浄用スポンジボール材料と[2て極めて優れ
ている。
ン−プロピレンコポリマー又はエチレン−プロピレンタ
ーポリマ−60〜sag量部(以下、単に“部″と表示
する)と、エチレン−酢酸ビニル共重合体40〜20部
と、無機化合物の粉本40〜80部を含有する組成物の
架橋発泡体を機械的に押圧して気泡を連通化せしめてな
るものであり、上記特定範囲の組成物の連続気泡体でお
るために洗浄用スポンジボール材料と[2て極めて優れ
ている。
発明の態様及び作用
本発明において便用されるエチレン−プロピレンコポリ
マーは、エチレントフロピレンのみによって合成され、
分子内に二重結合を持っていないものである1、一方、
エチレン−プロピレンターポリマーは、エチレンとプロ
ピレンの共重合体に第三成分として二重結合を持つ不飽
和化合物を導入したもので、第三成分としてジシクロペ
ンタジェン、エチリデンノルボルネン等のジエン単量体
を使用したものである。そして、これらの樹脂の原料ゴ
ムムーニー粘度t41L’++4+ 100℃)は30
〜50の範囲内が好捷り、い。
マーは、エチレントフロピレンのみによって合成され、
分子内に二重結合を持っていないものである1、一方、
エチレン−プロピレンターポリマーは、エチレンとプロ
ピレンの共重合体に第三成分として二重結合を持つ不飽
和化合物を導入したもので、第三成分としてジシクロペ
ンタジェン、エチリデンノルボルネン等のジエン単量体
を使用したものである。そして、これらの樹脂の原料ゴ
ムムーニー粘度t41L’++4+ 100℃)は30
〜50の範囲内が好捷り、い。
本発明において便用されるエチレン−酢酸ビニル共重合
体は、MF、R(メルトフローレイト)1.0〜3.0
、酢酸ビニル含有量15〜25重量係の範囲内のものが
好ましい。
体は、MF、R(メルトフローレイト)1.0〜3.0
、酢酸ビニル含有量15〜25重量係の範囲内のものが
好ましい。
上記二成分の組成割合は、エチレン−プロピレンコポリ
マー又はエチレン−プロピレンターポリマー60〜80
部、特に好捷しくけ65〜75部、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体40.〜20部、特に好1しくは35〜25
部である。
マー又はエチレン−プロピレンターポリマー60〜80
部、特に好捷しくけ65〜75部、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体40.〜20部、特に好1しくは35〜25
部である。
エチレン−7°ロピレンコボリマー又はエチレン−プロ
ピレンターポリマーの組成割合が80部を超えると、形
成された気泡体に機械的押圧゛を加えても連続気泡体は
得られず、また過度に機械的抑圧を何層も加えると、気
泡体の形状が犬きく変形してし−まり。この現象につい
ての理由は明らかではないが、該樹脂の粘性が強く、機
械的抑圧が加えられても気泡の薄膜が容易には破壊され
ず、また無理に破壊しようとして過度の機械的押圧を加
えると気泡構造の骨格が変形してしまうためと推測され
る。一方、上記樹脂の組成割合が60部未満であると、
気泡体のゴム弾性が不足し、低発抱倍率の場合には気泡
体の圧縮強度が藁すぎてスポンジボールの径よpaい管
内を通すことができず、また高発泡倍率の場合には圧縮
時の回復力が持続できず、スポンジホールでもって管内
面をこすることによる洗浄効果が持続できない。
ピレンターポリマーの組成割合が80部を超えると、形
成された気泡体に機械的押圧゛を加えても連続気泡体は
得られず、また過度に機械的抑圧を何層も加えると、気
泡体の形状が犬きく変形してし−まり。この現象につい
ての理由は明らかではないが、該樹脂の粘性が強く、機
械的抑圧が加えられても気泡の薄膜が容易には破壊され
ず、また無理に破壊しようとして過度の機械的押圧を加
えると気泡構造の骨格が変形してしまうためと推測され
る。一方、上記樹脂の組成割合が60部未満であると、
気泡体のゴム弾性が不足し、低発抱倍率の場合には気泡
体の圧縮強度が藁すぎてスポンジボールの径よpaい管
内を通すことができず、また高発泡倍率の場合には圧縮
時の回復力が持続できず、スポンジホールでもって管内
面をこすることによる洗浄効果が持続できない。
上記の現象及び得られる気泡体の外観等を考慮すると、
エチレン−プロピレンコポリマー又はエチレン−プロピ
レンターポリマーの樹脂成分に占める組成割合は、65
〜75部の範囲が特に好捷しい。
エチレン−プロピレンコポリマー又はエチレン−プロピ
レンターポリマーの樹脂成分に占める組成割合は、65
〜75部の範囲が特に好捷しい。
洗浄用゛スポンジボールの一つの物性としては、その機
能上、水中に容易に沈降するものであることが要求され
る。このため、本発明においては、比重2.0以上の無
機化合物の粉本を前記した樹脂成分100部当り40〜
80部加える。
能上、水中に容易に沈降するものであることが要求され
る。このため、本発明においては、比重2.0以上の無
機化合物の粉本を前記した樹脂成分100部当り40〜
80部加える。
ここでいう無機化合物としては、硫酸バリウム、硫酸マ
グネシウム、硫酸カルシウム等の硫酸塩、炭酸カルシウ
ム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩、酸化
カルシウム、酸化マグネシウム等の金属酸化物、タルク
、マイカ、クレー、ケイ礫土等のケイ酸塩などがある。
グネシウム、硫酸カルシウム等の硫酸塩、炭酸カルシウ
ム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩、酸化
カルシウム、酸化マグネシウム等の金属酸化物、タルク
、マイカ、クレー、ケイ礫土等のケイ酸塩などがある。
本発明においては、必賛に応じて発泡助剤、架橋剤、あ
るいはスポンジボールの親水性の向上を目的として、エ
ステル系滑剤、界面活性剤、親水性物質等を、本発明の
効果を損なわない範囲で添加することができる。
るいはスポンジボールの親水性の向上を目的として、エ
ステル系滑剤、界面活性剤、親水性物質等を、本発明の
効果を損なわない範囲で添加することができる。
次に、本発明の架橋ポリオレフィン連続気泡体の製造方
法について説明する。
法について説明する。
前記シたエチレン−プロピレンコポリマー又はエチレン
−プロピレンターポリマーと、エチレン−酢酸ビニル共
重合体と、痺機化合物の粉本とからなる混合物に、周知
の発泡剤、発泡助剤及び架橋剤を添加混練して得られた
発泡性架橋性組成物音、押圧して密閉系金型に充填し、
加圧下に加熱温度120〜160℃、加熱時間20〜7
0分の条件で加熱整形する。これによってゲル分率0ヂ
、発泡倍率1〜3倍の発泡性架橋性組成物が得られる。
−プロピレンターポリマーと、エチレン−酢酸ビニル共
重合体と、痺機化合物の粉本とからなる混合物に、周知
の発泡剤、発泡助剤及び架橋剤を添加混練して得られた
発泡性架橋性組成物音、押圧して密閉系金型に充填し、
加圧下に加熱温度120〜160℃、加熱時間20〜7
0分の条件で加熱整形する。これによってゲル分率0ヂ
、発泡倍率1〜3倍の発泡性架橋性組成物が得られる。
次いで、このようにして整形した発泡性架橋性組成物ヲ
、常圧下にて密閉系でない直方体型などの所望の形状の
型内に入れ、ローゼ合金、ウッド合金等を用いるメタル
バス、オイルバス、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、亜
硝酸カリウム等の塩の184又は2種以上の溶融塩を用
いる塩浴中、窒素気流中で、または直方体型がその外壁
に加熱用熱媒体導管(熱媒ニスチーム等)が設けられて
なるものでその中で、あるいは伸張可能な鉄板等によυ
隋われた状態で、所定時間加熱した後、冷却して発泡体
を得る。加熱温度は使用するポリオレフィンの種類に応
じて145〜210℃、好捷しくは160〜190℃で
あり、加熱時間は10〜90分、好ましくは15〜40
分である。このようにして、機械的抑圧を与えることに
よって容易に破壊しうる気膜分有する発泡体が得られる
。
、常圧下にて密閉系でない直方体型などの所望の形状の
型内に入れ、ローゼ合金、ウッド合金等を用いるメタル
バス、オイルバス、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、亜
硝酸カリウム等の塩の184又は2種以上の溶融塩を用
いる塩浴中、窒素気流中で、または直方体型がその外壁
に加熱用熱媒体導管(熱媒ニスチーム等)が設けられて
なるものでその中で、あるいは伸張可能な鉄板等によυ
隋われた状態で、所定時間加熱した後、冷却して発泡体
を得る。加熱温度は使用するポリオレフィンの種類に応
じて145〜210℃、好捷しくは160〜190℃で
あり、加熱時間は10〜90分、好ましくは15〜40
分である。このようにして、機械的抑圧を与えることに
よって容易に破壊しうる気膜分有する発泡体が得られる
。
″また、本発明では、上記発泡・架橋工程における加熱
を二段階に分けて行なうことができ、これにより発泡架
橋条件が緩慢となる。
を二段階に分けて行なうことができ、これにより発泡架
橋条件が緩慢となる。
すなわち、発泡・架橋工程全二段階に分けて行なうこと
の目的は、発泡性架橋性組成物の均質加熱、即ち上記組
成物の厚さ方向における加熱の不均質性をなくすことに
あり、これによって、部分的な発泡ムラの出現による表
面亀裂や、巻き込み現象、あるいはガス抜は現象が生ず
ることもなく、得られる発泡体の発泡倍率は20倍程度
まで、捷だ厚さは70謔程度まで調整することが可能で
ある。したがって、□この二段階発泡・架橋工程は、厚
さが厚い最終気泡体を得る場合、及び高発泡倍率例えば
発泡倍率が10倍以上の気泡体を得る場合に特に有効で
ある。
の目的は、発泡性架橋性組成物の均質加熱、即ち上記組
成物の厚さ方向における加熱の不均質性をなくすことに
あり、これによって、部分的な発泡ムラの出現による表
面亀裂や、巻き込み現象、あるいはガス抜は現象が生ず
ることもなく、得られる発泡体の発泡倍率は20倍程度
まで、捷だ厚さは70謔程度まで調整することが可能で
ある。したがって、□この二段階発泡・架橋工程は、厚
さが厚い最終気泡体を得る場合、及び高発泡倍率例えば
発泡倍率が10倍以上の気泡体を得る場合に特に有効で
ある。
該二段階発泡・架橋工程は、具体、的には前述の方法に
よって整形された発泡性架橋性組成物を、第1次発泡・
架橋工程において145〜180℃の範囲の温度に設定
された窒素気流中、メタルバス中等前述の加熱方法にて
5〜60分、好ましくは10〜45分加熱した後、中間
体killり出し、ついでこれを密閉系で々い所望の形
状の型内に入れ、170〜210℃の範Hの温度に設定
された窒素気流中、メタルバス中等前述の加熱方法にて
5〜50分、好ましくは15〜40分加熱した後、冷却
してより低密度の発泡体を得る。
よって整形された発泡性架橋性組成物を、第1次発泡・
架橋工程において145〜180℃の範囲の温度に設定
された窒素気流中、メタルバス中等前述の加熱方法にて
5〜60分、好ましくは10〜45分加熱した後、中間
体killり出し、ついでこれを密閉系で々い所望の形
状の型内に入れ、170〜210℃の範Hの温度に設定
された窒素気流中、メタルバス中等前述の加熱方法にて
5〜50分、好ましくは15〜40分加熱した後、冷却
してより低密度の発泡体を得る。
上記第1次発泡・架橋工程においては、好ましくは発泡
剤の5〜70嘱が分解するようにする。
剤の5〜70嘱が分解するようにする。
発泡剤の分解率が高すぎると2段に分けた意味がなく、
前述した効果が得られない。
前述した効果が得られない。
本発明においては、使用する組成物の物性の改良あるい
は価格の低下を目的として、架橋結合に著し、い悪影響
を与えカい配合剤(充填剤)、例えばカーボンブラック
、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネ
シウム、酸化ケイ累等の全綱酸化物、炭酸マグネシウム
、炭酸カルシウム等の炭酸塩、あるいはパルプ等の繊維
物質、捷たは各種染料、顔料並びに螢光物質、その他常
用のゴム配合剤等全会費に応じて添加することができる
。
は価格の低下を目的として、架橋結合に著し、い悪影響
を与えカい配合剤(充填剤)、例えばカーボンブラック
、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化マグネ
シウム、酸化ケイ累等の全綱酸化物、炭酸マグネシウム
、炭酸カルシウム等の炭酸塩、あるいはパルプ等の繊維
物質、捷たは各種染料、顔料並びに螢光物質、その他常
用のゴム配合剤等全会費に応じて添加することができる
。
以上のようにして得られた気泡体は、ついで例えば等速
二本ロール等により圧縮変形を加えることによって、気
泡膜は破壊され、気泡は連通化される。
二本ロール等により圧縮変形を加えることによって、気
泡膜は破壊され、気泡は連通化される。
得られた連続気泡体は、適当な方法によりボール状に成
形することにより、優れた洗浄効果を長期間持続できる
洗浄用スポンジボールが得られる。
形することにより、優れた洗浄効果を長期間持続できる
洗浄用スポンジボールが得られる。
実施例
以下、実施例を示して本発明について具体的に説明する
。
。
実施例 1
エチレン−プロピレンコポリマー(商品名=JSRFP
I + 、原料ゴムムーニー粘度M、LI+4(10
0℃)40.比重0,86 、日本合成ゴム株式会社
製)70重量部と、エチレン−酢酸ビニル共重合体(商
品名:ユカロンーエバX−501゜酢酸ビニル含有率2
0 % 、 kf、FR2,0、三菱油化株式会社製)
30部、アゾジカルボンアミド(商品名:ビニホールA
C≠5O5)5部、活性亜鉛華0.15部、ジクミルパ
ーオキサイド1.7部、硫酸バリウム60部、エステル
系滑剤(商品名;リケマール5−1oo 、理研ビタミ
ン株式会社製)5部からなる組成物を80℃のミキシン
グロールにて練和し、130℃に加熱されたプレス内の
金型f 230 X 230 X 22圏 )に練和物
を充填し、25分間加圧下(50″Jilで加熱し、+
ll+ 発泡性架橋性組成物を整形した。該発泡性架橋性組成物
のゲル分率はOtI、発泡倍率は1.1倍であった。
I + 、原料ゴムムーニー粘度M、LI+4(10
0℃)40.比重0,86 、日本合成ゴム株式会社
製)70重量部と、エチレン−酢酸ビニル共重合体(商
品名:ユカロンーエバX−501゜酢酸ビニル含有率2
0 % 、 kf、FR2,0、三菱油化株式会社製)
30部、アゾジカルボンアミド(商品名:ビニホールA
C≠5O5)5部、活性亜鉛華0.15部、ジクミルパ
ーオキサイド1.7部、硫酸バリウム60部、エステル
系滑剤(商品名;リケマール5−1oo 、理研ビタミ
ン株式会社製)5部からなる組成物を80℃のミキシン
グロールにて練和し、130℃に加熱されたプレス内の
金型f 230 X 230 X 22圏 )に練和物
を充填し、25分間加圧下(50″Jilで加熱し、+
ll+ 発泡性架橋性組成物を整形した。該発泡性架橋性組成物
のゲル分率はOtI、発泡倍率は1.1倍であった。
次いで、得られた整形物を170℃のメタルパス中で2
5分間加熱し、発泡剤が30911分解した第1次中間
発泡体ヲ取り出し、さらに密閉系でない金型(390x
390 x 45m )に入れ、180℃のメタルパ
ス中で40分間加熱し、残存発泡剤を完全に分解させ、
発泡体を得た。得られた発泡体を冷却後、ロール間隔4
Bに設定した等速二本ロールの間を10回、つぎにロー
ル間隔2waに設定して20回通過させ、気泡膜を破壊
させ、気泡の連通化を行なった。得られた連通後の気泡
体は、厚さ45閣、見掛は密度0.21f/cA 、連
続気泡率100チであり、ゴム弾性を有し、外観上も特
に好ましいものであった。
5分間加熱し、発泡剤が30911分解した第1次中間
発泡体ヲ取り出し、さらに密閉系でない金型(390x
390 x 45m )に入れ、180℃のメタルパ
ス中で40分間加熱し、残存発泡剤を完全に分解させ、
発泡体を得た。得られた発泡体を冷却後、ロール間隔4
Bに設定した等速二本ロールの間を10回、つぎにロー
ル間隔2waに設定して20回通過させ、気泡膜を破壊
させ、気泡の連通化を行なった。得られた連通後の気泡
体は、厚さ45閣、見掛は密度0.21f/cA 、連
続気泡率100チであり、ゴム弾性を有し、外観上も特
に好ましいものであった。
実施例2及び3
実施例Iにおいて、配合処方を変えた以外は実施例1と
同じ条件で連続気泡体を製造した。
同じ条件で連続気泡体を製造した。
これらの配合処方及び結果全第1表に示す。
比較例1及び2
実施例1の方法において、配合処方を変えた以外は同じ
条件で行なった。これらの配合処方及び結果を第1表に
示す。
条件で行なった。これらの配合処方及び結果を第1表に
示す。
(以下余白)
第 1 表
++)EpM:エチレン−プロピレンコポリマー、商品
名JSREPII、日本合成ゴム(株)製なお、本発明
でいう連続気泡率の測定は、Ram1nqton p
ariser法 (ASTM D 1940 −6
2 T)に準じて測定し、下記計算式によって決定し
た。
名JSREPII、日本合成ゴム(株)製なお、本発明
でいう連続気泡率の測定は、Ram1nqton p
ariser法 (ASTM D 1940 −6
2 T)に準じて測定し、下記計算式によって決定し
た。
× 100
6−VR
ここで、稲はサンプル体積、VRは樹脂分体積(=サン
プル重量W8/樹脂の密度)、△Vは容積変化である。
プル重量W8/樹脂の密度)、△Vは容積変化である。
なお、参考のために記載すれば、ASTM D +94
0−62 T による計算式は(Vs−△V)/V8
である。
0−62 T による計算式は(Vs−△V)/V8
である。
マタ、エチレン−プロピレンコポリマー又はエチレン−
プロピレンターポリマーの原料ゴムムーニー粘度ML+
+4(100℃)の測定は、JIS K 6300
の方法によるものである。
プロピレンターポリマーの原料ゴムムーニー粘度ML+
+4(100℃)の測定は、JIS K 6300
の方法によるものである。
発明の効果
以上のように、本発明に係る架橋ポリオレフィン連続気
泡体は、潰れた耐摩耗性、ゴム弾性及び洗浄用ポールに
適した比重ヲ廟している1、このため、本発明の架橋ポ
リオレフィン連続気泡体全加工して得られる洗浄用スポ
ンジボールは、優れた洗浄効果を長期間持続できるもの
である。
泡体は、潰れた耐摩耗性、ゴム弾性及び洗浄用ポールに
適した比重ヲ廟している1、このため、本発明の架橋ポ
リオレフィン連続気泡体全加工して得られる洗浄用スポ
ンジボールは、優れた洗浄効果を長期間持続できるもの
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、エチレン−プロピレンコポリマー又はエチレン−プ
ロピレンターポリマー60〜80重量部と、エチレン酢
酸ビニル共重合体40〜20重量部と、無機化合物の粉
末40〜80重量部を含有する組成物の架橋発泡体を機
械的に押圧して気泡を連通化せしめてなる洗浄用スポン
ジボール材料として好適な架橋ポリオレフイン連続気泡
体。 2、エチレン−プロピレンコポリマー又はエチレン−プ
ロピレンターポリマーの原料ゴムムーニー粘度ML_1
_+_4(100℃)が30〜50の範囲内である特許
請求の範囲第1項記載の架橋ポリオレフイン連続気泡体
。 3、エチレン−酢酸ビニル共重合体がMFR1.0〜3
.0、酢酸ビニル含有量15〜25重量%の範囲内のも
のである特許請求の範囲第1項記載の架橋ポリオレフイ
ン連続気泡体。 4、無機化合物が硫酸バリウムである特許請求の範囲第
1項記載の架橋ポリオレフイン連続気泡体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1430085A JPS61174242A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 架橋ポリオレフイン連続気泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1430085A JPS61174242A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 架橋ポリオレフイン連続気泡体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61174242A true JPS61174242A (ja) | 1986-08-05 |
JPH0513176B2 JPH0513176B2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=11857242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1430085A Granted JPS61174242A (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 架橋ポリオレフイン連続気泡体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61174242A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017002957A1 (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-05 | 日東電工株式会社 | エチレン・プロピレン・ジエンゴム発泡体およびシール材 |
JP2017014499A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 日東電工株式会社 | エチレン・プロピレン・ジエンゴム発泡体およびシール材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5463172A (en) * | 1977-10-31 | 1979-05-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | Preparation of open-cell polyolefin foam |
JPS56121739A (en) * | 1980-03-03 | 1981-09-24 | Sanwa Kako Kk | Manufacture of cross-linked polyolefin continuous foamed body |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP1430085A patent/JPS61174242A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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WO2017002957A1 (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-05 | 日東電工株式会社 | エチレン・プロピレン・ジエンゴム発泡体およびシール材 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513176B2 (ja) | 1993-02-19 |
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