JPS61172234A - 光記録媒体 - Google Patents
光記録媒体Info
- Publication number
- JPS61172234A JPS61172234A JP60011853A JP1185385A JPS61172234A JP S61172234 A JPS61172234 A JP S61172234A JP 60011853 A JP60011853 A JP 60011853A JP 1185385 A JP1185385 A JP 1185385A JP S61172234 A JPS61172234 A JP S61172234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical recording
- composite film
- metal
- recording layer
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光記録媒体に関する。
近年、大容量メモリの一つとして光ディスクの商品化、
開発が活発である。その中でも書替え可能な光磁気ディ
スクの実用化研究が精力的に行われている。第8回日本
応用磁気学会学術講演概要集(1984゜11)の22
4ページには光磁気ディスクの最新の例が示されている
。それを第6図(a)、 (b)、 (c) 、 (a
に示す、100はポリメチルメタクリレート(以下PM
MAと略す)基板、101け’rb’p6c(、光磁気
記録層、1o2はs 6 o2.108はZfiSであ
る。光磁気記録層は両面もしくは片面から誘電体により
保護された構造になっている。これにより、光磁気記録
層が大気にさらされている場合に比べ光磁気記録層の寿
命は大幅に長くなる。現在の技術レベルで寿命は4〜6
年である。
開発が活発である。その中でも書替え可能な光磁気ディ
スクの実用化研究が精力的に行われている。第8回日本
応用磁気学会学術講演概要集(1984゜11)の22
4ページには光磁気ディスクの最新の例が示されている
。それを第6図(a)、 (b)、 (c) 、 (a
に示す、100はポリメチルメタクリレート(以下PM
MAと略す)基板、101け’rb’p6c(、光磁気
記録層、1o2はs 6 o2.108はZfiSであ
る。光磁気記録層は両面もしくは片面から誘電体により
保護された構造になっている。これにより、光磁気記録
層が大気にさらされている場合に比べ光磁気記録層の寿
命は大幅に長くなる。現在の技術レベルで寿命は4〜6
年である。
しかし前述の従来技術では光磁気記録層の寿命が実用化
には不充分であるという問題点を有する。
には不充分であるという問題点を有する。
実用化のためには10年以上の寿命が必要である。
第6図の従来例の加速試験(45℃、90%)では、次
のような結果であった。
のような結果であった。
(cL) :数時間でC/N 、 B K R(ピット
エラーレート)が劣化した。
エラーレート)が劣化した。
(b) : 100〜200時間でC/N 、 B R
Rが劣化した。
Rが劣化した。
(c) 、 (a :数10〜100時間でクラックが
発生した。
発生した。
C/N 、 B Fi Rの劣化は5io2膜による酸
fヒ。
fヒ。
ピンホールの発生が原因である。PMMA、ポリカーボ
ネート(以下PCと略す)、エポキシ等の樹脂基板とS
i O2、ZrLS 、S i3N4.A、7N等のセ
ラミック材は熱膨張係数が異なり、またセラミック材は
柔軟性に欠けるため温度変化が大きいとクラック、ピン
ホールが発生する。同様の理由によりディスクが反って
もクラック、ピンボールが発生する。
ネート(以下PCと略す)、エポキシ等の樹脂基板とS
i O2、ZrLS 、S i3N4.A、7N等のセ
ラミック材は熱膨張係数が異なり、またセラミック材は
柔軟性に欠けるため温度変化が大きいとクラック、ピン
ホールが発生する。同様の理由によりディスクが反って
もクラック、ピンボールが発生する。
更に前述の従来技術では両面はり合せ構造を採用できな
い。なぜなら、樹脂基板とセラミック材は密着性が悪く
膜が剥離し易いからである。両面はり合せ構造が採用で
きないときはエアーサンドインチ構造を用いるが、とれ
ではコストアップにならざる全得ない。
い。なぜなら、樹脂基板とセラミック材は密着性が悪く
膜が剥離し易いからである。両面はり合せ構造が採用で
きないときはエアーサンドインチ構造を用いるが、とれ
ではコストアップにならざる全得ない。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、ピンホール、クラックが発生せ
ず、C/N、BERも劣化しない長寿命で安価な光記録
媒体を提供することであるゆ〔問題点を解決するだめの
手段〕 本発明になる光記録媒体は、光照射により光学特性もし
くは幾何学的形状の変化する光記録層と樹脂基板との間
に有機物−金属複合膜を有することを特徴とする。
の目的とするところは、ピンホール、クラックが発生せ
ず、C/N、BERも劣化しない長寿命で安価な光記録
媒体を提供することであるゆ〔問題点を解決するだめの
手段〕 本発明になる光記録媒体は、光照射により光学特性もし
くは幾何学的形状の変化する光記録層と樹脂基板との間
に有機物−金属複合膜を有することを特徴とする。
共蒸着、同時スパッタにより有機物−金属複合膜を作成
すると、複合膜の屈折率は5i3N4.A7N、Zn8
等のセラミック材とほとんど同一となる。しかも有機物
としての性質を有しているため樹脂基板との密着性は非
常に良い、また柔軟性を有しているためクラック、ピン
ホールは発生しない、更に酸素を含む有機物においても
、酸素の結合力が強く光記録層への拡散は少ない。
すると、複合膜の屈折率は5i3N4.A7N、Zn8
等のセラミック材とほとんど同一となる。しかも有機物
としての性質を有しているため樹脂基板との密着性は非
常に良い、また柔軟性を有しているためクラック、ピン
ホールは発生しない、更に酸素を含む有機物においても
、酸素の結合力が強く光記録層への拡散は少ない。
〔実施例1〕
第1図に本発明の一具体例を示す、1はPC基板、2は
TbFeCo光磁気記録層1100n。
TbFeCo光磁気記録層1100n。
8は有機物−金属複合膜で、この例ではポリテトラフル
オルエチレン(以下テフロンと略t)−A!複合膜90
n mである。4はAA保護膜1100nである。第
2図はテフロン−へ!複合膜の複素屈折率を示す。横軸
は複合膜中での金属の体積比率、縦軸は複合膜の複素屈
折率の実部neと虚部keである。体積比率が0のとき
はテフロンの複素屈折率1゜87− i、oに等しく、
体積比率が1のときは八!の複素屈折率2゜O−j、7
.1に等しい。体積比率が25%のところで複素屈折率
は2.0− i。0トナル、 コ(7)値1jH870
,5j3N4.A、gM、ZnS等のセラミック材とほ
とんど同じ値である。
オルエチレン(以下テフロンと略t)−A!複合膜90
n mである。4はAA保護膜1100nである。第
2図はテフロン−へ!複合膜の複素屈折率を示す。横軸
は複合膜中での金属の体積比率、縦軸は複合膜の複素屈
折率の実部neと虚部keである。体積比率が0のとき
はテフロンの複素屈折率1゜87− i、oに等しく、
体積比率が1のときは八!の複素屈折率2゜O−j、7
.1に等しい。体積比率が25%のところで複素屈折率
は2.0− i。0トナル、 コ(7)値1jH870
,5j3N4.A、gM、ZnS等のセラミック材とほ
とんど同じ値である。
この屈折率は基板の屈折率1.59よりも大きく、磁気
光学回転角をエンハンスメントすることができる。3は
25%Anの複合膜である。このテフロン−A、p複合
膜はI’C基板との密着性が大変良く、加速試験をして
もクラック、ピンホールは全く発生しなかった。第8.
4図は本具体例になる光磁気ディスクの加速試験結果で
ある。第8図はC/N変化量、第4図はBERの結果で
ある。 C,X 。
光学回転角をエンハンスメントすることができる。3は
25%Anの複合膜である。このテフロン−A、p複合
膜はI’C基板との密着性が大変良く、加速試験をして
もクラック、ピンホールは全く発生しなかった。第8.
4図は本具体例になる光磁気ディスクの加速試験結果で
ある。第8図はC/N変化量、第4図はBERの結果で
ある。 C,X 。
BERの劣化はほとんど無く、寿命はl(1年以上であ
る。
る。
〔実施例2〕
第5図は本発明の他の具体例である。5はpc基板、6
は25%AAのテフロン−Ak複合膜70nm、7はτ
b’Fe光磁気記録@15 n m 、 8は5%A7
のテア ロア −A A複合膜30nm、9はA1反射
膜40 n mである。この構造では大きなエンハンス
メント効果が得られる一方、クラック、ピンホールの発
生もな(、C/N、BEiRの劣化もない。
は25%AAのテフロン−Ak複合膜70nm、7はτ
b’Fe光磁気記録@15 n m 、 8は5%A7
のテア ロア −A A複合膜30nm、9はA1反射
膜40 n mである。この構造では大きなエンハンス
メント効果が得られる一方、クラック、ピンホールの発
生もな(、C/N、BEiRの劣化もない。
本発明の第1の効果は、樹脂基板を用いてもクラック、
ピンホールの発生が無(、C/1(、BBRの劣化も無
い寿命10年以上の光ディスクが可能となることである
。
ピンホールの発生が無(、C/1(、BBRの劣化も無
い寿命10年以上の光ディスクが可能となることである
。
第2の効果は両面はり合せ構造を採用できることから、
光ディスクが安価に製造できることである。
光ディスクが安価に製造できることである。
第8の効果は第1.第2の効果から派生するものである
、即ち、樹脂基板が使えることから製造コストを大幅に
低減できることである。SZ○2、sz○、AAN 、
S z3N4.znS等のセラミック材を用いるときに
はガラス基板を使用せざるを得ないが、ガラス基板のコ
ストは樹脂基板の数倍だからである。
、即ち、樹脂基板が使えることから製造コストを大幅に
低減できることである。SZ○2、sz○、AAN 、
S z3N4.znS等のセラミック材を用いるときに
はガラス基板を使用せざるを得ないが、ガラス基板のコ
ストは樹脂基板の数倍だからである。
本発明は前述の実施例に限定されることなく。
幾多の変更を加え得ることは勿論である。実施例では光
磁気記録媒体について述べたが、穴明は記録媒体、バブ
ル形成記録媒体、相変態記録媒体に対しても適用できる
。有機物−金属複合膜はガラスとの密着性も良く、技術
的にはガラス基板上に成膜することは何ら問題ない、複
合膜の有機物としては、テフロンの他にPC、PMMA
、エポキシ等も可能である。金属としては、A7の他
に2n、8b、工rg Au a A(1+ See
C” D M17等が可能である。
磁気記録媒体について述べたが、穴明は記録媒体、バブ
ル形成記録媒体、相変態記録媒体に対しても適用できる
。有機物−金属複合膜はガラスとの密着性も良く、技術
的にはガラス基板上に成膜することは何ら問題ない、複
合膜の有機物としては、テフロンの他にPC、PMMA
、エポキシ等も可能である。金属としては、A7の他
に2n、8b、工rg Au a A(1+ See
C” D M17等が可能である。
いずれの金属でも50%以下で屈折率2゜0以上を得る
ことができる。また有機物を複数、金属を複数としても
よい。
ことができる。また有機物を複数、金属を複数としても
よい。
以上述べた如く、本発明により長寿命で安価な光記録媒
体が可能となり、光記録媒体の普及に大きく貢献するも
のである。
体が可能となり、光記録媒体の普及に大きく貢献するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一具体例を示す断面図。
第2図は複合膜中の金属の体積比率に対する複合膜の複
素屈折率を示す図。 第8図は≠の加速試験結果を示す図。 第4図はEl!!Rの加速試験結果を示す図。 第5図は本発明の他の具体例を示す断面図。 第6図(α) 、 (b) 、 (c) 、 (力は従
来の光磁気ディスクの構造を示す断面図。 1、、、Fc基板 2・・@Tjb’EgCQ光磁気記録層8・−・25
%l#のテフロン−A)複合膜4・・・A7保膜膜 5・・・PC基板 6・・・26%八!へテフロン−Ak複合膜7・・・T
bF、光磁気記録層 8・・・25%AAのテフロン−A!複合1[9・・φ
A!反射膜 100・・PMMA基板 101 佛e T b F e Co光磁気記録層10
2・・Sゼ02 108・・znS 以 上
素屈折率を示す図。 第8図は≠の加速試験結果を示す図。 第4図はEl!!Rの加速試験結果を示す図。 第5図は本発明の他の具体例を示す断面図。 第6図(α) 、 (b) 、 (c) 、 (力は従
来の光磁気ディスクの構造を示す断面図。 1、、、Fc基板 2・・@Tjb’EgCQ光磁気記録層8・−・25
%l#のテフロン−A)複合膜4・・・A7保膜膜 5・・・PC基板 6・・・26%八!へテフロン−Ak複合膜7・・・T
bF、光磁気記録層 8・・・25%AAのテフロン−A!複合1[9・・φ
A!反射膜 100・・PMMA基板 101 佛e T b F e Co光磁気記録層10
2・・Sゼ02 108・・znS 以 上
Claims (4)
- (1)光照射により光学特性もしくは幾何学的形状の変
化する光記録層と樹脂基板との間に有機物−金属複合膜
を有することを特徴とする光記録媒体。 - (2)前記樹脂基板がポリカーボネート、ポリメチルメ
タクリレート、エポキシのうちいずれか1つであること
と、前記有機物がポリテトラフルオルエチレン、ポリカ
ーボネート、ポリメチルメタクリレート、エポキシの1
種以上を含むことと、前記金属がAl、Zn、Sb、I
r、Au、Ag、Se、Cu、Mgの1種以上を含むこ
とと、前記有機物−金属複合膜中での金属の体積比率が
50%以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の光記録媒体。 - (3)前記光記録層が光磁気記録層であることと、前記
樹脂基板がポリカーボネート、ポリメチルメタクリレー
ト、エポキシのうちいずれか1つであることと、前記有
機物がポリテトラフルオルエチレン、ポリカーボネート
、ポリメチルメタクリレート、エポキシの1種以上を含
むことと、前記金属がAl、Zn、Sb、Ir、Au、
Ag、Se、Cu、Mgの1種以上を含むことと、前記
有機物−金属複合膜中での金属の体積比率が50%以下
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光
記録媒体。 - (4)前記有機物−金属複合膜中での金属の体積比率が
50%以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の光記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60011853A JPS61172234A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60011853A JPS61172234A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 光記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61172234A true JPS61172234A (ja) | 1986-08-02 |
Family
ID=11789280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60011853A Pending JPS61172234A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61172234A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0337445A2 (en) * | 1988-04-13 | 1989-10-18 | Hitachi, Ltd. | Laminar structure comprising organic material and inorganic material, methods for producing it and its use |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP60011853A patent/JPS61172234A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0337445A2 (en) * | 1988-04-13 | 1989-10-18 | Hitachi, Ltd. | Laminar structure comprising organic material and inorganic material, methods for producing it and its use |
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