JPS61171623A - 自動車のクラツチ制御装置 - Google Patents

自動車のクラツチ制御装置

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Publication number
JPS61171623A
JPS61171623A JP60010739A JP1073985A JPS61171623A JP S61171623 A JPS61171623 A JP S61171623A JP 60010739 A JP60010739 A JP 60010739A JP 1073985 A JP1073985 A JP 1073985A JP S61171623 A JPS61171623 A JP S61171623A
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JP
Japan
Prior art keywords
clutch
speed
engine
flag
disengaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP60010739A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sawa
研司 沢
Kazutoshi Nobumoto
信本 和俊
Hideji Hiruta
昼田 秀司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS61171623A publication Critical patent/JPS61171623A/ja
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に
設けられたクラッチの接続動作を自動的に制御する自動
車のクラッチ制御装置に関するものである。
(従来技術) 従来より、運転者が高度なりラッチ操作技術を要求され
ることなく、自動車の発進に際しての動力伝達をスムー
ズに行なえるようにし、また、クラッチ構成部材特に摩
擦要素の寿命の長期化を図ることを意図して、クラッチ
の接続動作をエンジンの作動状態に応じて適切なものと
すべく自動的に制御する試みが種々なされている。かか
るクラッチの自動制御における制御態様の一つとして、
特開昭59−103062号公報に示されたようなもの
がある。
上記公報記載のものにおいては、クラッチの接続を開始
する条件として、エンジン回転数がアイドル回転数より
所定分大きくなった時点で行なうようにしたものがある
。すなわち、例えばアイドル回転数は通常800rpm
前後とされるが、例壷 えばアイドル回転数が1100Orpになたらクラッチ
の接続を開始するようなものが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものでは、エンジンの状態に
よっては、クラッチが切断されない、換言すれば、クラ
ッチを切断すべき状態であるにもかかわらず、運転者の
意志に反してクラッチの接続がなされてしまう、という
事態を生じるおそれがある。この点を詳述すると、例え
ばエンジンの冷機時には、いわゆるアイドルアップがな
されて、アイドル回転数が1500〜2000rpmと
いうような非常に大きい値とされる場合を生じる。した
がって、このアイドルアップがなされた状態でのアイド
ル回転数が、前述したクラッチ接続開始条件となるエン
ジン回転数(前述した通り例えば101000rpより
大きいと、クラッチの切断が全くなされないままに放置
されてしまうことになる。
勿論、このような事態を回避すべく、クラッチの接続が
開始されるエンジン回転数として、アイドルアップされ
たときのアイドル回転数(エンジン回転数)よりも高く
設定しておくことも考えられるが、この場合は、エンジ
ン回転数がかなり高くなった時点でクラッチの接続が開
始されるので、常に急発進がなされて、ゆっくりした発
進を行なうことが不可能になる他、クラッチの損傷(摩
耗)もはげしくなってしまうことになる。特   1に
、このような現象は、エンジン回転数に応じてクラッチ
の係合量を制御するような形式のものにおいて顕著とな
る。
したがって、本発明の目的は、エンジン回転数がアイド
ル回転数よりも所定分大きくなった時点でクラッチの接
続を開始するようにしたものにおいて、アイドル回転数
の変化に対応して、クラッチの接続を最適設定し得るよ
うにした自動車のクラッチ制御装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては、クラッチの接続が開始
されるエンジン回転数を設定する条件の基礎となるアイ
ドル回転数を、アイドル運転時とみなせる運転領域での
エンジン回転数として設定するようにしである。すなわ
ち、アイドル運転領域である条件として、■アクセルペ
ダルの踏込みが0すなわちアクセル開度が0であること
、 (のエンジン回転数の変化率がほぼ0であること、すな
わちエンジン回転数が上昇、下降していない状態にある
こと、 Q)クラッチが切断されていること、 という3つの条件を設定して、この3つの条件を全て満
たした運転状態でのエンジン回転数を、クラッチ接続開
始のための基本計算値となるアイドル回転数に設定する
ようにしである。
このような構成とすることにより、たとえアイドルアッ
プされた状態でも、このアイドルアップされた状態をア
イドル回転数として設定して、エンジン回転数がこのア
イドルアップ時のエンジン回転数よりも所定分大きくな
った時点ではじめてクラッチの接続が開始されることに
なる。具体的には、第1図に示すように、 エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設けられた
クラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
タと、 エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 エンジン回転数がアイドル回転数より所定分大きくなっ
たときに、前記アクチュエータを制御して前記クラッチ
の接続を開始させる制御手段と。
アクセルペダルの操作量を検出するアクセル検出手段と
、 エンジン回転数の変化率を検出する変化率検出手段と、 クラッチが切断されているか否かを検出するクラッチ切
断検出手段 前記アクセル検出手段、変化率検出手段、クラッチ切断
検出手段からの出力を受け、アクセル開度がOでエンジ
ン回転数の変化率がほぼOでかつクラッチが切断されて
いるときのエンジン回転数を、前記アイドル回転数とし
て設定するアイドル回転数設定手段と、 を備えた構成としである。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する。
全体の概要を示す第2図において、lはエンジンで、こ
のエンジンlの出力(出力軸1aの回転)は、摩擦式の
クラッチ2.前進5段とされた歯車式の変速機3.デフ
ァレンシャルギア4を介して、駆動輪5へ伝達されるよ
うになっており、エンジンlから駆動輪5までの動力伝
達機構がエンジン駆動系を構成している。
前記クラッチ2は、第3図に示すように、エンジン出力
軸1aと変速機入力軸3aとの間に介設されるもので、
この出力軸1aから入力軸3aへの動力伝達を選択的に
継続する継続操作部材としてのクラッチレバ−6を有す
る。すなわち、クラッチレバ−6の下端部が第3図左方
へ移動させられると接続状態とされ、逆に右方へ移動さ
せられると切断状態とされる。このようなりラッチレバ
ー6は、連結機構7を介して、ダイヤプラム式のアクチ
ュエータ8に連結され、このアクチュエータ8の負圧室
8aに負圧が導入されたときに前述した切断状態とされ
、また負圧室8aに大気が導入されたときに前述した接
続状態とされる。
上記アクチュエータ8の負圧室8aに対する負1″6°
゛′”*%ty>−78”1”taic、−thzn 
  。
2つづつのエアコントロールバルブACV@1.   
  ′ACV−2とバキュームコントロールバルブVC
V・l、VCV・2が接続されている。また、実施例で
は、負圧源として負圧ポンプ9で発生させた負圧を利用
するようにしてあり、このため、モータlOにより負圧
ポンプ9を駆動して、これにより発生した負圧をチェッ
ク弁12を介してバキュームタンク11に供給して、こ
のバキュームタンク11内に常に所定以上の大きさの負
圧が存在するようにしである。上記各バルブはそれぞれ
電磁式とされているが、ACV@1.ACV・2、VC
V−2はそれぞれ2ポ一ト式の開閉弁とされる一方、残
るVCv・1は、3ポ一ト式の切換弁とされている。そ
して、VCV・1、vCv・2は互いに並列に負圧室8
aとバキュームタンク11との間に接続され、ACV・
lはvCv・lを介して負圧室8aに接続され、ACV
・2はVCV・1、VCV・2と並列に負圧室8aに接
続されている。
上記各バルブACV−1,ACV−2、vCv−1,V
CV−2は、ソ(7)ON (励磁)、0FF(消磁)
の切換態に応じて、クラッチ2の接続速度(負圧室8a
への大気導入速度)および切断速度(負圧室8aへの負
圧導入速度)を、それぞれ「早い」、「標準」、「遅い
」の3段階に切換える他、「ホールド」状態と、を切換
えるものとなっている。この点を分脱すると1次のとお
りである。
■クラッチ接続(遅い) 全テ+7) t< ルブACV@1.ACV−2、VC
V・1.VCV・2、がOFFされた第3図の状態であ
る。このときは、大気がACV@1.VCV・1を介し
て負圧室8aに導入されるが、vCv・1の通路抵抗が
大きいため、その大気導入がゆっくりと行われることに
なる。
■クラッチ接続(標準) ACV−1,ACV−2をONL、他の2つの/<)L
/ブvcv−1,VCV−2をOFFした状態である。
このときは、大気がACV・2より負圧室8aに導入さ
れるが、このときの通路抵抗はVCV@lを通る上記■
のときよりも小さいものである。
■クラッチ接続(早い) ACV−2のみをONした状態である。このときは、負
圧変8aへの大気の導入が、ACV・2を介して、また
ACV・lとvCV・1とを介しての両方から行われ、
大気導入速度が最も早くされる。
■クラツチ切断(遅い) vCv・1のみをONL、た状態である。このときは、
負圧室8aへの負圧導入が、vCv・1のみを介して行
われるが、このVCV−1の通路抵抗が大きいため、負
圧導入はゆっくりと行われる。
■クラッチ切断(標準) ACV−1とVCV−2とをONL、残りの2ツノバル
ブACV@2とVCV@1.!:をOFFした状態であ
る。このと5は、負圧室8aへの負圧の導入がvCv・
2を介してのみ行われるが、このときの通路抵抗は、v
Cv・lを通る上記■の場合よりも小さいものである。
(Φクラッチ切断(早い) VCV−1,VCV−2をONL、残りの2っのバルブ
ACV・1とACV・2とを0FFI、た状態である。
このときは、負圧室8aへの負圧の導入が、VCV−1
とvCv・2との両方から行われ、この負圧導入が最も
早くされる。
■クラッチホールド ACV・lのみをONした状態である。このときは、負
圧室8aが、大気ともまたバキュームタンク11とも遮
断された密閉状態とされる。
第2図、第3図中13は制御ユニー/ トで、この制御
ユニット13には、各センサあるいはスイッチ14〜2
0からの信号が入力され、またこの制御ユニツ)13か
らは、前記4つのバルブACV・1、ACV−2、vc
v@1.VCV−2に対して出力されるようになってい
る。上記センサあるいはスイッチ14〜20のうち、ス
イッチ14は、変速機出力軸3bの回転数すなわち車速
が所定値以上となったときにONする車速スイッチで 
  1ある。センサ15は、エンジン出力軸1aの回転
数すなわちエンジン回転数を検出するものである。セン
サ16は、クラッチ出力軸2aすなわち変速機入力軸3
aの回転数を検出するものである。スイッチ17は、ク
ラッチ2が切断されているか否かを検出するもので、ク
ラッチ2が実際に切断されているときにONとされるも
のである。
センサ18は、変速機3の変速信号すなわち、ニュート
ラル、1速、2速、3速、4速、5速、す八−スのいず
れにあるかを検出するものである。スイッチ19は、変
速機2の変速操作を行うシフトレバ−21に設けられて
、シフト(変速)する際に運転者により接触あるいは握
り操作をされることによりONとされる、いわゆるノブ
スイッチである。スイッチ20は、アクセルペダル22
が踏込まれたときにONとされるもの、すなわち発進の
意志があるとみなせるようなアクセル開度以上となった
ことを検出するものである。
制御ユニット13は、例えばマイクロコンピュータによ
って構成され、以下その制御内容について第4図〜第1
θ図のフローチャートに基づいて説明する。先ず、第4
図に示すように、ステップSlにおいてシステム全体の
イニシャライズがなされた後、ステップS2において、
センサあるいはスイッチ14〜20からの信号(データ
)が入力、処理された後、ステップS3においてクラッ
チ2の自動制御がなされる。
上記ステップS3におけるクラッチ2の制御全体を第5
図に示しであるが、この第5図においては、エンジンl
の運転状態に応じて、クラッチ2の接続、切断、ホール
ドの切換えの他、断続の速さを切換えるため、4種類の
フラグE、J、D、Bを用いるようにしである。これ等
4種類のフラグのうち、フラグEは、クラッチ2の切断
の速さを切換えるためのものである(第6図)。フラグ
Jは、クラッチ2の切断後、所定の条件下においては、
応答性確保のため、クラッチ2を所定時間高速で接続方
向に作動させるためのものであり、一種のタイマ機能を
有する(第7図、第8図)。
フラグDは、クラッチ2の接続速さを切換えるたまのも
のである(第10図)。フラグBは、クラッチ2の接続
とホールド(半クラツチ形成〕とを切換えるためのもの
である。
上記各フラグE、JDBについては後に詳述することと
して、先ず第5図に示す全体の制御について説明する。
先ず、ステップ511において、変速機3の変速位置が
読込まれた後、ステップS12においてこの変速位置が
ニュートラルであるか否か判別される。そして、変速位
置がニュートラルでないと判別されたときは、ステップ
S13でノブスイッチ19の作動状態が読込まれた後、
ステップ514においてこのノブスイッチ19がONか
否かが判別され、ノブスイッチ19がONでないときす
なわち変速が行なわれようとしていないときは、ステッ
プS24へ移行する。
前記ステップ512で変速位置がニュートラルであると
判別された場合およびステップ514でノブスイッチ1
9がONされていると判別された場合は、クラッチ2を
切断すべき領域であるとして、ステップS15へ移行し
て、クラッチ切断スイッチ17の作動状態が読込まれる
0次いで、ステップ516において、クラッチ切断スイ
ッチ17がONされているか否かが判別され、ONでな
いときすなわちクラッチ2が実際に切断されていないと
きは、クラッチ2をχ際に切断すべく、ステップ517
へ移行する。このステップ517では、後述するように
、クラッチ2の切断速さを設定するフラグEの設定(0
、lまたは2)を行なった後、このフラグEの値がステ
ップ318で判別されて、フラグEがOのときは「遅く
」、フラグEが1のときは「標準」で、さらにフラグE
が2のときは「早く」クラッチ2が切断される(ステッ
プ519.S20あるいは321)、そして、実際にク
ラッチ2が切断された後は、再び* ga ;C? −
/ 7’ S”6 tMf″8.7? −/ 7’ S
 22 T   。
後述するフラグJの設定を行なった後、ステップS23
でクラッチ2がホールド(ステップS16.522を経
るルートの場合は切断状態でのホールドとなる)。
一方、前記ステップS24では、クラッチ出力軸2aの
回転数Ncが読込まれた後、ステップS25で、このク
ラッチ出力軸回転数Ncの変化率dNc/dtが演算さ
れる。次いで、ステップS26において、この変化率d
Nc/dtに対して所定の係数kが乗算されたものに対
してNcが加算された値が、アイドル回転数Niよりも
大きいか否かが判別される。すなわち、このステップS
26での判別は、クラッチ2を接続すべき1つの条件を
満たすような運転状態となったか否かをクラッチ出力軸
回転数(dNc/dtの代りにエンジン回転数の変化率
dNe/dtを用いても同じ)を1つのパラメータとし
てみるためのものである。このステップ526において
、Ni<kmdNc/dt+Ncでないと判別されたと
きは、ステップ528へ移行する。このステップ528
では、アクセルスイッチ20の作動状態が読込まれ、こ
の後ステップ529でこのアクセルスイッチ20がON
であるか否かすなわちアクセルが自動車の走行を要求し
ているような開度状態であるか否かが判別される。そし
て、アクセルスイッチ20がONでないと判別されたと
きは、車速が小さくかつ低下していく過程であるので、
ステップ515へ移行して、前述したクラッチ2の切断
のための制御へと移行される。
また、前記ステップS26でN1ck・dNc/dt+
Ncであると判別された場合、およびNi <k* d
Nc /dt+NcではないがステップS29でアクセ
ルスイッチ20がONされていると判別されたときは、
それぞれ、ステップS27へ移行する。このようなステ
ップS27を経るルートは、クラッチ2の接続がなされ
ていく(半クラッチを含む)ものであり、このステップ
S27では1.後述するフラグJが0であるか否か判別
され、フラグJがOでないときは、ステップS32へ移
行して、後述するフラグDの設定(0,1または2以上
)がなされる、そして、フラグDがOのときは「遅く」
、またフラグDが1のときは「標準」で、さらにフラグ
Dが2以上のときは「早く」クラッチ2が接続される。
一方、@記ステップS27でフラグJがOであると判別
されたときは、ステップS30で後述するようにフラグ
Bの設定(0かFF)がなされた後、ステップS31に
おいてこのフラグBの値が判別される。そして、フラグ
BがOであればステップS32以降の処理がなされ、ま
たフラグBがOでないとき(FFであるとき)は、ステ
ップS23へ移行してクラッチ2をホールドする(ステ
ップ331から523のルートは、半クラツチ状態での
ホールドとなる)。
さて次に、前記フラグE、J、D、Bについて1個々に
分脱していくこととする。
■フラグEについて(第6図) 先ず、ステップ541で変速機3の変速位置が読込まれ
、次のステップS42での判別によって、この変速位置
が高速変速位置となる4速または5速であると判別され
たときは、ステップS43でフラグEが2にセットされ
る。また、ステップS42で4速または5速ではないと
判別されたときは、ステップ344において中速位置で
ある2速または3速であるか否か判別され、2速または
3速であると判別されたときはステップ545において
フラグEが1にセットされる。そして、ステップS44
で2速または3速ではないと判別されたとき、すなわち
l速、ニュートラルまたはリバースであるときは、ステ
ップ346においてフラグEが0にセットされる。この
ようにして、変速位置が高速変速位置になるほど、クラ
ッチ2の切断が早くされる(第5図ステップS18.S
19.520.521参照)。
■フラグJについて(第7図、第8図)フラグJは、ク
ラッチ2の切断後、再びクラッチ2を接続していく際に
、応答遅れを見込んで、接続応答性確保等のため設定さ
れるもの、換言すれば、クラッチ2の接続方向への作動
をあらかじ1>Wr’1jilkteLf*<BCIR
13’rkt66(1)M、 ;−t7)   。
接続方向への作動を時間のパラメータとして設定   
゛するようにしである。このため、クラッチ2を接続方
向へ作動させておいた方が好ましい運転条件を満たすほ
どJの大きさくタイマ時間)を大きくするようにしであ
る。具体的には、車速がある程度以上のとき(ステップ
553.353)、7クセル開度が所定以上のとき(ス
テップS55.556)、変速位置が中速あるいは高速
位置であるとき(ステップ558.559)、エンジン
回転数が極めて大きいとき(ステップ561.562)
の4つの条件をみるようにしである。すなわち、ステッ
プS51で基本のJをα3として設定した後、車速スイ
ッチ14がONのときはα4を加算しくステップ554
)、またアクセルスイッチ20がONであればα5を加
算しくステップ557)、さらに変速位置が高速位置で
あればα6を加算(ステップ360)L、これに加えて
、車速が極めて大きいとき(アイドル回転数Niに所定
の設定回転数ηを加算した値よりもエンジン回転数Ne
が大きいとき)は、フラグJの値を最大(クラッチ2が
完全に接続されるまで一半クラッチを形成しない)に設
定(ステップ563)するようにしである、そして、こ
のフラグJ(タイマ値)は、第8図の例えば1m5ec
毎の割込処理により、第7図で設定されたJの値を、ス
テップ571と72の処理によって、順次カウントダウ
ンしていくようにしである。
したがって、第5図の全体制御において、ステップS2
7の判別によりこのJが0でない(カウントダウンされ
ていない〕ときは、このJで設定された時間だけ優先的
に、クラッチ2のホールドを行なうことなくすなわち半
クラッチを形成することなくクラッチ2が接続されるこ
とになるが、エンジン回転数Neが極めて大きいときは
、途中で半クラッチが形成されることなく、クラッチ2
が完全に接続される。勿論、第7図に示すフラグJの設
定条件からして、発進時のようなときは、このフラグJ
の設定時間が短い(クラッチ2の遊びをつめる程度)た
め、比較的短時間の間に、ステップS27からステップ
530へのルートを経るようになる。
■フラグDについて(第1θ図) クラッチ2の接続早さを決定するもので、DがOのとき
は「遅く」、Dが1のときは「標準」で、Dが2以上の
ときは「早く」クラッチ2を接続することを意味する。
先ず、ステップ5ioiにおいて、フラグJがOである
か否かが判別され、フラグJが0で4−1ときすなわち
ステップSにおいてフラグDが2にセットされる。また
、このフラグDの設定条件としては、エンジン回転数N
eの変化率dNe/dtが所定値β以上のとき(ステッ
プ3103.5104)、車速が所定以上のとき(ステ
ップ3106.3107)、変速位置が中、高速位置に
あるとき(ステップ3109.5ilo)を設定しであ
る。すなわち、フラグJがOでめ6ときは、ステップ3
102においてフラグDをOにセットした後、エンジン
回転数変化率dNe/dtが所定値β以上のとき、車速
スイッチ14がONのとき、3速、4速または5速のと
きは、それぞれDに「1」が加算される(ステップ51
05.5108.5lit)、このようにして、dNe
/dt>β、車速スイッチ14がON、中、高速変速位
置のいずれか1つであればフラグDが1に、またいずれ
か2つ以上を満たせばフラグDが2以上にセットされる
ことになり、いずれの条件をも満たさない場合にフラグ
DがOのままにセットされることになる。
■フラグBについて(第9図) 先ず、ステップ581.82で順次エンジン回転数Ne
とクラッチ出力軸回転数Ncとが読込まれ、ステップ3
83において、Ne >Ncであるか否かが判別される
。そして、Ne >Ncであれば、ステップ384でフ
ラグGがFFにセットされ、またNe >Ncでなけれ
ばフラグGがOにセットされる。
次いで、ステップS86において、変数HがOにリセッ
トされた後、ステップ387〜592にお5゛て・この
変数Hが適宜加算されて0゛<・すな    1わち、
車速が所定以上であればα1が加算され(ステップ38
7、S88.389)、変速位置が3速、4速または5
速であればα?が加算される(ステップS90.591
.592)。
この後は、ステップ393において、エンジン回転数の
変化率dNe/dtが演算された後、ステップS94で
上記α1、α2の上乗せ処理が適宜なされた後の変数H
に対して、上記変化率dNe / d tが加算されて
、最終的な変数Hが演算される。そして、ステップS9
5において、H>0であるか否かが判別され、H>0で
あればステップS96でフラグエが0にセットされ、ま
たH〉0でなければこのフラグ■がFFにセットされる
。この後は、ステップ598において、上記両フラグG
とIとの排他的論理和(エクスクル−シブオア)が演算
されて、この演算結果がフラグBとされる。すなわち、
フラグGと工とが共に0あるいはFFであればフラグB
がOとされ、この両フラグGと工とのいずれか一方がO
で他方がFFのときは、フラグBがFFとされる。
なお、シフトダウン時には、シフトアップ時とは逆に、
エンジン回転数の変化率が正の所定値以上となったとき
に半クラツチ状態と5される。したかって、この場合は
、:iSG図のフラグBの設定の際、ステップS94で
設定されるH+dNe/dtのHが負の値となるべく、
ステップS89あるいは92でのα1、α2 (共に正
)の設定を、−α1、−α2となるようにすればよい、
具体的には、例えばフラグYを新たに設定して、ステッ
プS85の直後にフラグYを1とする一方、ステップ3
84の直後にフラグYを−1として設定して、ステップ
S89あるいはS92でのHの設定の際に、Y×α1あ
るいはYXα2とするようにしてα1、α2の正負を切
換えるすればよい。
さて次に、本発明の特徴部分となるアイドル回転数の設
定(第5図ステップS26で、第7図ステップS62の
アイドル回転数Niにも関連)について、第11図のフ
ローチャートに基づいて説明するが、このフローチャー
トにおける制御は、例えばステップS25の直後あるい
はステップS26の直前において行なうようにすればよ
い。勿″論、このフローチャートは、前述したアイドル
運転領域とみなせ53つの条件を満たして時点でのエン
ジン回転数Neをアイドル回転数N+ として設定する
ものである。すなわち。
■アクセルスイッチ20がOFFされているとき(ステ
ップ5121.5122)、 9)エンジン回転数の変化率dNe/dtがほぼ0であ
るとき(ステップ5123.5124)、■クラッチ切
断スイッチ17がON(クラッチ2が切断)されている
とき(ステップ5125.5の3つの条件を満たしてい
る場合に、ステップ5127で読込まれたエンジン回転
数Neが、ステップ3128においてアイドル回転数N
iに設定される。
したがって、クラッチ接続開始条件となるエンジン回転
数がアイドル回転数よりも所定分大きいか否かの判別(
第5図ステップ526)の基礎となるアイドル回転数N
iは、上記3つの条件■、■、■を満たした時点でのエ
ンジン回転数Neとされる。これにより、アイドルアッ
プされているようなときは、このアイドルアップされた
状態でのエンジン回転数Neがアイドル回転数Niとさ
れるため、アイドル運転領域となったときには確実にク
ラッチ2の切断が行なわれて、運転者の意志に反してク
ラッチ2が接続すなわち不用意に発進されてしまう、と
いうような事態が確実に回避される。
以上実施例について説明してか、制御ユニット13をマ
イクロコンピュータで構成する場合はアナログ式あるい
はデジタル式のいずれであってもよい。
(発明の効果〕 本発明は以上述べたことから明らかなように、アイドル
運転領域において確実にクラッチが切断され、運転者の
意志に反して発進等が行なわれる事態を確実に回避する
ことができる。
また、アイドルアップ状態に応じてクラッチの接続が開
始されるエンジン回転数が適切に設定さ  11れるの
で、急発進という事態を極力避けつつ上記クラッチの切
断を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体ブロック図。 第2図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第3図はクラッチ部分を示す構成図。 1114図〜第11図は本発明に制御例を示すフローチ
ャート。 第11図はクラッチの接続状態を、エンジン回転数とク
ラッチ出力軸回転数とアクセル開度との関係で示すグラ
フ。 l:エンジン 2:クラッチ 3:変速機 8:アクチュエータ 13:制御ユニット 15:センサ(エンジン回転数) 、17:クラッチ切断スイッチ 20:アクセルスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設け
    られたクラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
    タと、 エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 エンジン回転数がアイドル回転数より所定分大きくなっ
    たときに、前記アクチュエータを制御して前記クラッチ
    の接続を開始させる制御手段と、アクセルペダルの操作
    量を検出するアクセル検出手段と、 エンジン回転数の変化率を検出する変化率検出手段と、 クラッチが切断されているか否かを検出するクラッチ切
    断検出手段と、 前記アクセル検出手段、変化率検出手段、クラッチ切断
    検出手段からの出力を受け、アクセル開度が0でエンジ
    ン回転数の変化率がほぼ0でかつクラッチが切断されて
    いるときのエンジン回転数を、前記アイドル回転数とし
    て設定するアイドル回転数設定手段と、 を備えていることを特徴とする自動車のクラッチ制御装
    置。
JP60010739A 1985-01-25 1985-01-25 自動車のクラツチ制御装置 Pending JPS61171623A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62255248A (ja) * 1986-04-30 1987-11-07 Daikin Seisakusho:Kk クラツチの制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62255248A (ja) * 1986-04-30 1987-11-07 Daikin Seisakusho:Kk クラツチの制御方法

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