JPS61171620A - 自動車のクラッチ制御装置 - Google Patents

自動車のクラッチ制御装置

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JPS61171620A
JPS61171620A JP60010736A JP1073685A JPS61171620A JP S61171620 A JPS61171620 A JP S61171620A JP 60010736 A JP60010736 A JP 60010736A JP 1073685 A JP1073685 A JP 1073685A JP S61171620 A JPS61171620 A JP S61171620A
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clutch
speed
flag
connection
engine
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Kazutoshi Nobumoto
信本 和俊
Hideji Hiruta
昼田 秀司
Kenji Sawa
研司 沢
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に
設けられたクラッチの接続動作を自動的に制御する自動
車のクラッチ制御装置に関するものである。
(従来技術) 従来より、運転者が高度なりラッチ操作技術を要求され
ることなく、自動車の発進に際しての動力伝達をスムー
ズに行なえるようにし、また、クラッチ構成部材特に摩
擦要素の寿命の長期化を図ることを意図して、クラッチ
の接続動作をエンジンの作動状態に応じて適切なものと
すべく目動的に制御する試みが種々なされている。かか
るクラッチの目動制御における制御態様の一つとして、
本出願人により先に提案された、特開昭57−1825
30号公報に示されたようなものがある。
上記公報記載のものにおいては、所定のアクチュエータ
によってクラッチレバ−等のクラッチの断続操作部材を
作動させるようにし、このアクチュエータを制御して、
例えば自動車の発進に際して、クラッチの接続動作開始
時からエンジン回転数が下降し始めるまで、すなわちエ
ンジン回転数がピーク値を越えるまでは、断続操作部材
を徐々にクラッチ接続方向(クラッチの接続状態が強固
になる方向)に作動させ、エンジン回転数がピーク値を
越えて下降し始めると、すなわちエンジン回転数が所定
の負の変化率を示し始めると、断続操作部材のクラッチ
接続方向への作動を一時的に停止させていわゆる半クラ
ツチ状態で保持し、その後、再びエンジン回転数が上昇
し始めると断続操作部材をさらにクラッチ接続方向に作
動させて、クラッチを完全な接続状態にするものとなっ
ている。このように、クラッチの接続動作をエンジンの
作動状態に応じて自動的に制御することにより、自動車
の発進時等において、エンジン回転数が過度に低下して
エンストを生じることを回避することができると共に、
クラッチの焼付きが生じる事態をも確実に防止でき、ク
ラッチの接続動作を円滑に行なわせることができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述のように、エンジンの作動状態に応じた
所定の制御特性にしたがって、クラッチを自動制御する
ようにしたものにおいては、クラッチの接続開始がなさ
れるのは、あらかじめ定ゎ、□ケラ、2.□オ□1.工
。、6o〜  〈前提、として、エンジン回転数の変化
率が正となったときすなわちエンジン回転数が上、昇し
たときとされている。
しかしながら、常に上述のような条件でクラッチの接続
を開始するようにすると、アクセルペダルの踏込みから
実際にエンジン回転数が上昇するまではかなりの時間的
遅れがあり、この遅れ分だけ、クラッチが完全に接続さ
れるまでの時間がかなり長くなって、加速応答性、接続
フィーリング上好ましくないものとなる。
したがって、本発明の目的は、クラッチ接続を極力速や
かに行なえるようにした自動車のクラッチ制御装置を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては、あらかじめ定められた
クラッチ接続条件を満たしている限り、エンジン回転数
が上昇していなくとも、アクセルペダルが踏込まれてい
る限り、クラッチを所定時間接続方向へ作動させるよう
にしである。すなわち、アクセルペダルを踏込んでいる
限り、やがてエンジン回転数が上昇するであろうことを
見込んで、クラッチ接続をあらかじめ行なうようにして
、少なくともこのあらかじめ行なうクラッチの接続動作
分だけクラッチが完全に接続されるまでの時間が短くな
るようにしである。具体的には、第1図に示すように、
エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設けられた
クラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
タと、 あらかじめ定められたクラッチ接続条件が満たされたか
否かを検出する接続条件検出手段と、エンジン回転数の
正の変化率を検出する変化率検出手段と、 前記接続条件検出手段および前記変化率検出手段からの
出力を受け、前記接続条件を満たしかつエンジン回転数
の変化率が正のとき、前記断続操作部材をクラッチ接続
方向へ作動させる基本接続制御手段と、 アクセルペダルの踏込みを検出するアクセル検出手段と
、 前記接続条件検出手段および前記アクセル検出手段から
の出力を受け、アクセルペダルが踏込まれているときは
、前記接続条件を満たしている限り、前記エンジン回転
数の変化率にかかわりなく前記断続操作部材をクラッチ
接続方向へ所定時間作動させる接続条件補正手段と、 を憐えた構成としである。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する。
全体の概要を示す第2図において、1はエンジンで、こ
のエンジンlの出力(出力軸1aの回転)は、摩擦式の
クラッチ2)前進5段とされた歯車式の変速機3、デフ
ァレンシャルギア4を介して、駆動輪5へ伝達されるよ
うになっており、エンジンlから駆動輪5までの動力伝
達機構がエンジン駆動系を構成している。
前記クラッチ2は、第3図に示すように、エンジン出力
軸1aと変速機入力軸3aとの間に介設されるもので、
この出力軸1aから入力軸3aへの動力伝達を選択的に
継続する継続操作部材としてのクラッチレバ−6を有す
る。すなわち、クラッチレバ−6の下端部が第3図左方
へ移動させられると接続状態とされ、逆に右方へ移動さ
せられると切断状態とされる。このようなりラッチレバ
ー6は、連結機構7を介して、ダイヤフラム式のアクチ
ュエータ8に連結され、このアクチュエータ8の負圧室
8aに負圧が導入されたときに前述した切断状態とされ
、また負圧室8aに大気が導入されたときに前述した接
続状態とされる。
上記アクチュエータ8の負圧室8aに対する負圧あるい
は大気の導入を制御するため、それぞれ2つづつのエア
コントロールバルブACV・1、ACV・2とバキュー
ムコントロールバルブVCV・1、vCv・2が接続さ
れている。また、実施例では、負圧源として負圧ポンプ
9で発生させた負圧を利用するようにしてあり、このた
め、モータ10により負圧ポンプ9を駆動して、これに
   11より発生した負圧をチェック弁12を介して
バキュームタンク11に供給して、このバキュームタン
ク11内に常に所定以上の大きさの負圧が存在するよう
にしである。上記各バルブはそれぞれ電磁式とされてい
るが、ACV@1.ACV・2)vCv・2はそれぞれ
2ポ一ト式の開閉弁とされる一方、残るvcv@iは、
3ポ一ト式の切換弁とされている。そして、vCv・1
.VCV・2は互いに並列に負圧室8aとバキュームタ
ンク11との間に接続され、ACV@1はVCV・1を
介して負圧室8aに接続され、ACV−2はVCV・l
、VCV・2と並列に負圧室8aに接続されている。
上記各/< /L/ブACV−1、ACV−2)VCV
・i、vcv・2は、そのON(励磁)、0FF(消磁
)の切換態に応じて、クラッチ2の接続速度(負圧室8
aへの大気導入速度)および切断速度(負圧室8aへの
負圧導入速度)を、それぞれ「早い」、「標準」、「遅
い」の3段階に切換える他、「ホールド」状態と、を切
換えるものとなっている。この点を分脱すると、次のと
おりである。
■クラッチ接続(遅い) 全てのバルブACv111、ACV−2)VCVφ1.
VCV・2)がOFFされた第3図の状態であル、コツ
トきは、大気がACV−1,VCVΦ1を介して負圧室
8aに導入されるが、vCV・lの通路抵抗が大きいた
め、その大気導入がゆっくりと行われることになる。
■クラッチ接続(標準) ACV・1.ACV拳2をONし、他の2つの/<JL
/ブvcv−i、VCV、2をOFFした状態である。
このときは、大気がACV@2より負圧室8aに導入さ
れるが、このときの通路抵抗はVCV・lを通る上記(
pのときよりも小さいものである。
■クラッチ接続(早い) ACV−2のみをONt、た状態である。このときは、
負圧変8aへの大気の導入が、ACVΦ2を介して、ま
たACV・lとVCvφ1とを介しての両方から行われ
、大気導入速度が最も早くされる。
■クラッチ切断(遅い) VCV・lのみをONI、た状態である。このときは、
負圧室8aへの負圧導入が、VCV・1のみを介して行
われるが、このVCV・lの通路抵抗が大きいため、負
圧導入はゆっくりと行われる。
φ)クラッチ切断(標準) ACV−1とVCV−2とをONI、、残りの2つ(7
) /< ルブACV−2とVCV@lとl0FFした
状態である。このときは、負圧室8aへの負圧の導入が
vCv・2を介してのみ行われるが、このときの通路抵
抗は、vCv・lを通る上記■の場合よりも小さいもの
である。
(Φクラッチ切断(早い) VCV−1,VCV−2をONL、、残りの2つのパル
プACV・lとACV・2とをOFF[、た状態である
。このときは、負圧室8aへの負圧の導入が、vcv−
tとvCv・2との両方から行われ、この負圧導入が最
も早くされる。
■クラッチホールド ACVφlのみをONI、た状態である。このときは、
負圧室8aが、大気ともまたバキュームタンクifとも
遮断された密閉状態とされる。
第2図、第3図中13は制御ユニットで、この制御ユニ
ット13には、各センサあるいはスイッチ14〜20か
らの信号が入力され、またこの制御二二ッ)13からは
、前記4つのバルブACV−1,ACV−2)vcv@
t、VCV−2に対して出力されるようになっている。
上記センサあるいはスイッチ14〜20のうち、スイッ
チ14は、変速機出力軸3bの回転数すなわち車速が所
定値以上となったときにONする車速スイッチである。
センサ15は、エンジン出力軸1aの回転数すなわちエ
ンジン回転数を検出するものである。センサ16は、ク
ラッチ出力軸2aすなわち変速機入力軸3aの回転数を
検出するものである。スイッチ17は、クラッチ2が切
断されてい6 b゛6 h e’II! ai t 6
 % f)M 、 95−/ + 2 tr< ’i(
II <   。
切断されているときにONとされるものである。
センサ18は、変速機3の変速信号すなわち、ニュート
ラル、l速、2速、3速、4速、5速、リバースのいず
れにあるかを検出するものである。スイッチ19は、変
速機2の変速操作を行うンフトレバー21に設けられて
、シフト(変速)する際に運転者により接触あるいは握
り操作をされることによりONとされる、いわゆるノブ
スイッチである。スイッチ20は、アクセルペダル22
が所定以上(例えば105以上)の開度となったときに
ONとされるもの、すなわち発進の意志があるとみなせ
るようなアクセル開度以上となったことを検出するもの
である。
制御ユニツ、ト13は、例えばマイクロコンピュータに
よって構成され、以下その制御内容について第4図〜第
1θ図のフローチャートに基づいて説明する。先ず、第
4図に示すように、ステップ31においてシステム全体
のイニシャライズがなされた後、ステップS2において
、センサあるいはスイッチ14〜20からの信号(デー
タ)が入力、処理された後、ステップS3においてクラ
ッチ2の自動制御がなされる。
上記ステップS3におけるクラッチ2の制御全体を第5
図に示しであるが、この第5図においては、エンジンl
の運転状態に応じて、クラッチ2の接続、切断、ホール
ドの切換えの他、断続の速さを切換えるため、4種類の
フラグE、J、D、Bを用いるようにしである。これ等
4種類のフラグのうち、フラグEは、クラッチ2の切断
の速さを切換えるためのものである(第6図)、フラグ
Jは、クラッチ2の切断後、所定の条件下においては、
応答性確保のため、クラッチ2を所定時間高速で接続方
向に作動させるためのものであり、一種のタイマ機能を
有する(第7図、第8図)。
フラグDは、クラッチ2の接続速さを切換えるためのも
のである(第1θ図)、フラグBは、クラッチ2の接続
とホールド(半クラツチ形成)とを切換えるためのもの
である。
上記各フラグE、JOBについては後に詳述することと
して、先ず第5図に示す全体の制御について説明する。
先ず、ステップSllにおいて、変速a3の変速位置が
読込まれた後、ステップ312においてこの変速位置が
ニュートラルであるか否か判別される。そして、変速位
置がニュートラルでないと判別されたときは、ステップ
S13でノブスイッチ19の作動状態が読込まれた後、
ステップ314においてこのノブスイッチ19がONか
否かが判別され、ノブスイッチ19がONでないときす
なわち変速が行なわれようとしていないときは、ステッ
プS24へ移行する。
前記ステップ312で変速位置がニュートラルであると
判別された場合およびステップ314でノブスイッチ1
9がONされていると判別された場合は、クラッチ2を
切断すべき領域であるとして、ステップ515へ移行し
て、クラッチ切断スイッチ17の作動状態が読込まれる
0次いで、ステップ516において、クラッチ切断スイ
ッチ17がONされているか否かが判別され、ONでな
いときすなわちクラッチ2が実際に切断されていないと
きは、クラッチ2を実際に切断すべく、ステップS17
へ移行する。このステップ317では、後述するように
、クラッチ2の切断速さを設定するフラグEの設定(0
、lまたは2)を行なった後、このフラグEの値がステ
ップ318で判別されて、フラグEが0のときは「遅く
」、フラグEが1のときは「標準」で、さらにフラグE
が2のときは「早く」クラッチ2が切断される(ステッ
プ519,520あるいは321)、そして、実際にク
ラッチ2が切断された後は、再び前記ステップ516を
経た後、ステップS22で   5)後述するフラグJ
の設定を行なった後、ステップS23でクラッチ2がホ
ールド(ステップS16.322を経るルートの場合は
切断状態でのホールドとなる)。
一方、前記ステップ324では、クラッチ出力軸2aの
回転数Ncが読込まれた後、ステップS25で、このク
ラッチ出力軸回転数Ncの変化率dNc/dtが演算さ
れる0次いで、ステップS26において、この変化率d
Nc/dtに対して所定の係数kが乗算されたものに対
してNcが加算された値が、アイドル回転数Niよりも
大きいか否かが判別される。すなわち、このステップS
26での判別は、クラッチ2を接続すべき1つの条件を
満たすような運転状態となったか否かをクラッチ出力軸
回転数(エンジン回転数でも同じ)を1つのパラメータ
としてみるためのものである。このステップ326にお
いて、Ni<k@dNc/dt+Ncでないと判別され
たときは、ステップ528へ移行する。このステップ5
28では、アクセルスイッチ20の作動状態が読込まれ
、この後ステップS29でこのアクセルスイッチ20が
ONであるか否かすなわちアクセルが自動車の走行を要
求しているような開度状態であるか否かが判別される。
そして、アクセルスイッチ20がONでないと判別され
たときは、車速が小さくかつ低下していく過程であるの
で、ステップ515へ移行して、前述したクラッチ2の
切断のための制御へと移行される。
また、前記ステップ32BでN1ck拳dNc/dt+
Ncであると判別された場合、およびNi <k @d
Nc / d t +NaではないがステップS29で
アクセルスイッチ20がONされていると判別されたと
きは、それぞれ、ステップ327へ移行する。このステ
ップ527では、後述するフラグJが0であるか否か判
別され、フラグJが0でないときは、ステップ332へ
移行して、後述するフラグDの設定(0、lまたは2以
上)がなされる、そして、フラグDが0のときは「遅く
」、またフラグDが1のときは「標準」で、さらにフラ
グDが2以上のときは「早く」クラッチ2が接続される
一方、前記ステップ327でフラグJがOであると判別
されたときは、ステップS30で後述するようにフラグ
Bの設定(OかFF)がなされた後、ステップS31に
おいてこのフラグBの値が判別される。そして、フラグ
Bが0であればステップ332以降の処理がなされ、ま
たフラグBが0でないとき(FFであるとS)は、ステ
ップ323へ移行してクラッチ2をホールドする(ステ
ップ531から323のルートは、半クラツチ状態での
ホールドとなる)。
さて次に、前記フラグE、J、D、Bについて、個々に
分脱していくこととする。
■フラグEについて(第6図) 先ず、ステップ341で変速機3の変速位置が読込まれ
、次のステップ342での判別によって、この変速位置
が高速変速位置となる4速または5速であると判別され
たときは、ステップS43でフラグEが2にセットされ
る。また、ステップ342で4速または5速ではないと
判別されたときは、ステップ344において中速位置で
ある2速または3速であるか否か判別され、2速または
3速であると判別されたときはステップ545において
フラグEが1にセットされる。そして、ステップS44
で2速または3速ではないと判別されたとき、すなわち
l速、ニュートラルまたはリバースであるときは、ステ
ップS46においてフラグEがOにセットされる。この
ようにして、変速位置が高速変速位置になるほど、クラ
ッチ2の切断が早くされる(第5図ステップ318、S
19.320.521参照)。
■フラグJについて(第7図、第8図)フラグJは、ク
ラッチ2の切断後、再びクラッチ2を接続していく際に
、応答遅れを見込んで、接続応答性確保等のため設定さ
れるもの、換言すれば、クラッチ2の接続方向への作動
をあらかじめ所定量だけ早くおこなおうとするもので、
この接続方向への作動を時間のパラメータとして設定す
るようにしである。このため、クラッチ2を接続方向へ
作動させておいた方が好ましい運転条件   −を満た
すほどJの大きさくタイマ時間)を大きくするようにし
である。具体的には、車速がある程度以上のとき(ステ
ップ353.553)、アクセル開度が所定以上のとき
(ステップ355.556)、変速位置が中速あるいは
高速位置であるとき(ステップ358.559)の3つ
の条件をみるようにしである。すなわち、ステップ35
1で基本のJをα3として設定した後、車速スイッチ1
4がONのときはα4を加算しくステップ554)、ま
たアクセルスイッチ20がONであればα5を加算しく
ステップ557)、さらに変速位置が高速位置であれば
α6を加算(ステップ560)するようにしである、そ
して、このフラグJ(タイマ値)は、第8図の例えば1
m5ec毎の割込処理により、第7図で設定されたJの
値を、ステップS71と72の処理によって、順次カウ
ントダウンしてい(ようにしである。
したがって、第5図の全体制御において、ステップS2
7の判別によりこのJが0でない(カウントダウンされ
ていない)ときは、このJで設定された時間だけ債先的
に、クラッチ2のホールドを行なうことなくすなわち半
クラッチを形成することなくクラッチ2が接続されるこ
とになる。
勿論、第7図に示すフラグJの設定条件からして1発進
時のようなときは、このフラグJの設定時間が短い(ク
ラッチ2の遊びをつめる程度)ため、比較的短時間の間
に、ステップ327からステップ530へのルートを経
るようになる。
勿論、上述したアクセルスイッチ20がONしていると
きに加算されるα5が、本発明における「アクセルペダ
ルが踏込まれた際のクラッチ接続」となるものであり、
この点を第11図を参照しつつ説明する。この第11図
において、(a)はエンジン回転数とクラッチ出力軸回
転数との関係を示してあり、また(b)はクラッチ係含
量の変化を、ざらに(C)はアクセル開度の変化を示し
ている。この第11図からも明らかなように、フラグJ
を設定しない場合すなわちクラッチの接続をあらかじめ
行なわない場合であって本発明による補正を行なわない
場合は、クラッチ接続条件を満たしていても、エンジン
回転数の変化率が正となる(エンジン回転数が上昇する
)t2時点にならないと、クラッチ2の接続が開始され
ないことになる。これに対して、本発明にあっては、フ
ラグJを設定して、アクセルペダル22が踏込まれてい
るときは、このフラグJにα5という時間を設定して、
クラッチ2の接続条件を満たしている限り、上記t2よ
りもTだけ早いt1時点でクラッチ2の接続が開始され
ることになる。このよな補正を行なう結果、クラッチ2
が完全に接続されるまでの時間が短くなる他、エンジン
回転数のピーク値も小さくされることになる。なお、こ
のフラグJで設定された時間の間は、クラッチ2の接続
速度を最大(「早い」)となるようにしである(後述す
るフラグDの説明参照)。
■フラグDについて(第10図) フラグDは、クラッチ2の接続早さを決定するもので、
Dが0のときは「遅く」、Dが1のときは「標準」で、
Dが2以上のときは「早く」クラッチ2を接続すること
を意味する。先ず、ステップ5IOIにおいて、フラグ
Jが0であるか否かが判別され、フラグJが0で/J%
1ときすなわは、クラッチ2の接続を早くすべく、無条
件にステップ5l12においてフラグDが2にセットさ
れる。また、このフラグDの設定条件としては、エンジ
ン回転数Neの変化率dNe/dtが所定値β以上のと
き(ステップ5103.5IO4)、車速が所定以上の
とき(ステップ5106.3107)、変速位置が中、
高速位置にあるとき(ステップ5109、S L I 
O)を設定しである。すなわち、フラグJが0でめると
きは、ステップ5102においてフラグDを0にセット
した後、エンジン回転数変化率dNe/dtが所定値β
以上のとき、車速スイッチ14がONのとき、3速、4
速または5速のときは、それぞれDにrlJが加算され
る(ステップ5105.3108.5111)、このよ
うにして、dNe/dt〉β、車速スイッチ14がON
、中、高速変速&!1olz’fh″′”j ’?’ 
h if 75 f D””1゛″′  (たいずれか
2つ以上を満たせばフラグDが2以上にセットされるこ
とになり、いずれの条件をも満たさない場合に7ラグD
が0のままにセットされることになる。
■フラグBについて(第9図) 先ず、ステップS81.82で順次エンジン回転数Ne
とクラッチ出力軸回転数Ncとが読込まれ、ステップS
83において、Ne>Ncであるか否かが判別される。
そして、Ne>Ncであれば、ステップS84でフラグ
GがFFにセットされ、またNe >Ncでなければフ
ラグGがOにセットされる。
次いで、ステップ586において、変数Hが0にリセッ
トされた後、ステップ387〜S92において、この変
数Hが適宜加算されていく、すなわち、車速が所定以上
であればα1が加算され(ステップ387、S88.3
89)、変速位置が3速、4速または5速であればα2
が加算される(ステップS90.391.592)。
この後は、ステップS93において、エンジン回転数の
変化率dNe/dtが演算された後、ステップS94で
上記α1、α2の上乗せ処理が適宜なされた後の変数H
に対して、上記変化率dNe / d tが加算されて
、最終的な変数Hが演算される。そして、ステップS9
5において、H>0であるか否かが判別され、H>0で
あればステー。
プS96でフラグIが0にセットされ、またH〉0でな
ければこのフラグIがFFにセットされる。この後は、
ステップ398において、上記両フラグGと工との排他
的論理和(エクスクル−シブオア)が演算されて、この
演算結果が2ラグBとされる。すなわち、フラグGと工
とが共にOあるいはFFであればフラグBがOとされ、
この両フラグGとIとのいずれか一方が0で他方がFF
のときは、フラグBがFFとされる。
なお、シフトダウン時には、シフトアップ時とは逆に、
エンジン回転数の変化率が正の所定値以上となったとき
に半クラツチ状態とされる。したがって、この場合は、
第9図のフラグBの設定の際、ステップS94で設定さ
れるH+dNe/dEのHが負の値となるべく、ステッ
プS89あるいは92でのα1、α2 (共に正)の設
定を、−α1、−α2となるようにすればよい、具体的
には、例えばフラグYを新たに設定して、ステップS8
5の直後にフラグYを1とする一方、ステップS84の
直後にフラグYを−1として設定して、ステップ589
あるいは392でのHの設定の際に、Y×α1あるいは
Y×α2とするようにしてα1、α2の正負を切換える
すればよい。
以上実施例について説明してか、制御ユニット13をマ
イクロコンピュータで構成する場合はアナログ式あるい
はデジタル式のいずれであってもよい。
(発明の効果) 本発明は以−り述べたことから明らかなように、クラッ
チの接続を極力早く行なうことが可能になって、加速応
答性向上の上でまた接続フィーリング向上の上で好まし
いものが得られる。また、クラッチ接続の際のエンジン
回転数のピーク値も小さくされるので、クラッチの焼付
き防止等の観点からも好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体ブロック図。 第2図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第3図はクラッチ部分を示す構成図。 第4図〜第1θ図は本発明に制御例を示すフローチャー
ト。 第11図はクラッチの接続状態を、エンジン回転数とク
ラッチ出力軸回転数とアクセル開度との関係で示すグラ
フ。 1:エンジン 2:クラッチ 3:変速機 8:アクチュエータ 13:制御ユニット 15:センサ(エンジン回転数) 20:アクセルスイッチ 22:アクセルペダル l 第2丙 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設け
    られたクラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
    タと、 あらかじめ定められたクラッチ接続条件が満たされたか
    否かを検出する接続条件検出手段と、エンジン回転数の
    正の変化率を検出する変化率検出手段と、 前記接続条件検出手段および前記変化率検出手段からの
    出力を受け、前記接続条件を満たしかつエンジン回転数
    の変化率が正のとき、前記アクチュエータを制御して前
    記断続操作部材をクラッチ接続方向へ作動させる基本接
    続制御手段と、アクセルペダルの踏込みを検出するアク
    セル検出手段と、 前記接続条件検出手段および前記アクセル検出手段から
    の出力を受け、アクセルペダルが踏込まれているときは
    、前記接続条件を満たしている限り、前記エンジン回転
    数の変化率にかかわりなく前記断続操作部材をクラッチ
    接続方向へ所定時間作動させる接続条件補正手段と、 を備えていることを特徴とする自動車のクラッチ制御装
    置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記接続条件補
    正手段は、クラッチの接続を最も早いクラッチ接続速度
    で行なうようにした自動車のクラッチ制御装置。
JP60010736A 1985-01-25 1985-01-25 自動車のクラッチ制御装置 Granted JPS61171620A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5171058A (en) * 1989-06-30 1992-12-15 Mazda Motor Corporation Collision energy absorbing structure for a vehicle side body
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JP2007237984A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Mazda Motor Corp 自動車の側部構造

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