JPS61171621A - 自動車のクラツチ制御装置 - Google Patents
自動車のクラツチ制御装置Info
- Publication number
- JPS61171621A JPS61171621A JP60010737A JP1073785A JPS61171621A JP S61171621 A JPS61171621 A JP S61171621A JP 60010737 A JP60010737 A JP 60010737A JP 1073785 A JP1073785 A JP 1073785A JP S61171621 A JPS61171621 A JP S61171621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- connection
- speed
- flag
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンのw力軸と変速機の入力軸との間に
設けられたクラッチの接続動作を自動的に制御する自動
車のクラッチ制御装置に関するものである。
設けられたクラッチの接続動作を自動的に制御する自動
車のクラッチ制御装置に関するものである。
(従来技術)
従来より、運転者が高度なりラッチ操作技術を要求され
ることなく、自動車の発進に際しての動力伝達をスムー
ズに行なえるようにし、また、クラッチ構成部材特に摩
擦要素の寿命の長期化を図ることを意図して、クラッチ
の接続動作をエンジンの作動状態に応じて適切なものと
すべく自動的に制御する試みが種々なされている。かか
るクラッチの自動制御における制御態様の一つとして、
本出願人により先に提案された、特開昭57−1825
30号公報に示されたようなものがある。
ることなく、自動車の発進に際しての動力伝達をスムー
ズに行なえるようにし、また、クラッチ構成部材特に摩
擦要素の寿命の長期化を図ることを意図して、クラッチ
の接続動作をエンジンの作動状態に応じて適切なものと
すべく自動的に制御する試みが種々なされている。かか
るクラッチの自動制御における制御態様の一つとして、
本出願人により先に提案された、特開昭57−1825
30号公報に示されたようなものがある。
ト記公報記載のものにおいては、所定の7クチユエータ
によってクラッチレバ−等のクラッチの断続操作部材を
作動させるようにし、このアクチュエータを制御して、
例えば自動車の発進に際して、クラッチの接続動作開始
時からエンジン回転数が下降し始めるまで、すなわちエ
ンジン回転数がピーク値を越えるまでは、断続操作部材
を徐々にクラッチ接続方向(クラッチの接続状態が強固
になる方向)に作動させ、エンジン回転数がピーク値を
越えて下降し始めると、すなわちエンジン回転数が所定
の負の変化率を示し始めると、断続操作部材のクラッチ
接続方向への作動を一時的に停止させていわゆる半クラ
ツチ状態で保持し、その後、再びエンジン回転数が上昇
し始めると断続操作部材をさらにクラッチ接続方向に作
動させて、クラッチを完全な接続状態にするものとなっ
ている。このように、クラッチの接続動作をエンジンの
作動状態に応じて自動的に制御することにより、自動車
の発進時等において、エンジン回転数が過度に低下して
エンストを生じることを回避することができると共に、
クラッチの焼付き令−;;;≠#が生じる事態をも確実
に防止でき、クラッチの接続動作を円滑に行なわせるこ
とができる・
イ(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述のように、エンジンの作動状態に応じた
所定の制御特性にしたがって、クラッチを自動制御する
ようにしたものにおいては、クラッチの接続開始がなさ
れるのは、あらかじめ足められたクラッチ接続条件を満
たしていることを前提として、エンジン回転数の変化率
が正となったときすなわちエンジン回転数が上昇したと
きとされている。
によってクラッチレバ−等のクラッチの断続操作部材を
作動させるようにし、このアクチュエータを制御して、
例えば自動車の発進に際して、クラッチの接続動作開始
時からエンジン回転数が下降し始めるまで、すなわちエ
ンジン回転数がピーク値を越えるまでは、断続操作部材
を徐々にクラッチ接続方向(クラッチの接続状態が強固
になる方向)に作動させ、エンジン回転数がピーク値を
越えて下降し始めると、すなわちエンジン回転数が所定
の負の変化率を示し始めると、断続操作部材のクラッチ
接続方向への作動を一時的に停止させていわゆる半クラ
ツチ状態で保持し、その後、再びエンジン回転数が上昇
し始めると断続操作部材をさらにクラッチ接続方向に作
動させて、クラッチを完全な接続状態にするものとなっ
ている。このように、クラッチの接続動作をエンジンの
作動状態に応じて自動的に制御することにより、自動車
の発進時等において、エンジン回転数が過度に低下して
エンストを生じることを回避することができると共に、
クラッチの焼付き令−;;;≠#が生じる事態をも確実
に防止でき、クラッチの接続動作を円滑に行なわせるこ
とができる・
イ(発明が解決しようとする問題点) ところで、上述のように、エンジンの作動状態に応じた
所定の制御特性にしたがって、クラッチを自動制御する
ようにしたものにおいては、クラッチの接続開始がなさ
れるのは、あらかじめ足められたクラッチ接続条件を満
たしていることを前提として、エンジン回転数の変化率
が正となったときすなわちエンジン回転数が上昇したと
きとされている。
しかしながら、常に上述のような条件でクラッチの接続
を開始するようにすると、アクセルペダルの踏込みから
実際にエンジン回転数が上昇するまではかなりの時間的
遅れがあり、この遅れ分だけ、クラッチが完全に接続さ
れるまでの時間がかなり長くなって、加速応答性、接続
フィーリング上好ましくないものとなる。
を開始するようにすると、アクセルペダルの踏込みから
実際にエンジン回転数が上昇するまではかなりの時間的
遅れがあり、この遅れ分だけ、クラッチが完全に接続さ
れるまでの時間がかなり長くなって、加速応答性、接続
フィーリング上好ましくないものとなる。
したがって、本発明の目的は、クラッチ接続を極力速や
かに行なえるようにした自動車のクラッチ制御装置を提
供することにある。
かに行なえるようにした自動車のクラッチ制御装置を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を達
成するため、本発明にあっては、あらかじめ定められた
クラッチ接続条件を満たしている限り、エンジン回転数
が上昇していな(とも、アクセルペダルが踏込まれてい
る限り、クラッチを所定時間接続方向へ作動させるよう
にしである。すなわち、アクセルペダルを踏込んでいる
限り、やがてエンジン回転数が上昇するであろうことを
見込んで、クラッチ接続をあらかじめ行なうようにして
、少なくともこのあらかじめ行なうクラッチの接続動作
分だけクラッチが完全に接続されるまでの時間が短くな
るようにしである。そして、本発明にあっては、上記あ
らかじめ行うクラッチの接続時間(所定時間)を、走行
状態に応じて最も好ましいものに設定すべく、当該走行
状態に応じて設定するようにしである。具体的には、第
1図に示すように、 エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設けられた
クラッチと。
成するため、本発明にあっては、あらかじめ定められた
クラッチ接続条件を満たしている限り、エンジン回転数
が上昇していな(とも、アクセルペダルが踏込まれてい
る限り、クラッチを所定時間接続方向へ作動させるよう
にしである。すなわち、アクセルペダルを踏込んでいる
限り、やがてエンジン回転数が上昇するであろうことを
見込んで、クラッチ接続をあらかじめ行なうようにして
、少なくともこのあらかじめ行なうクラッチの接続動作
分だけクラッチが完全に接続されるまでの時間が短くな
るようにしである。そして、本発明にあっては、上記あ
らかじめ行うクラッチの接続時間(所定時間)を、走行
状態に応じて最も好ましいものに設定すべく、当該走行
状態に応じて設定するようにしである。具体的には、第
1図に示すように、 エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設けられた
クラッチと。
前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
タと、 あらかじめ定められたクラッチ接続条件が満たされたか
否かを検出する接続条件検出手段と、エンジン回転数の
正の変化率を検出する変化率検出手段と、 前記接続条件検出手段および前記変化率検出手段からの
出力を受け、前記接続条件を満たしかつエンジン回転数
の変化率が正のとき、前記断続操作部材をクラッチ接続
方向へ作動させる基本接続制御手段と、 アクセルペダルの踏込みを検出するアクセル検出手段と
、 前記接続条件検出手段および前記アクセル検出手段から
の出力を受け、アクセルペダルが踏込まれているときは
、前記ta#jN条件を満たしている限り、前記エンジ
ン回転数の変化率にかかわりなく前記断続操作部材をク
ラッチ接続方向へ所定時間作動させる接続条件補正手段
と、 自動車の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 前記走行状態検出手段からの出力を受け、前記所定時間
を、自動車の走行状態に応じて設定する所定時間設定手
段と、 を備えた構成としである。
タと、 あらかじめ定められたクラッチ接続条件が満たされたか
否かを検出する接続条件検出手段と、エンジン回転数の
正の変化率を検出する変化率検出手段と、 前記接続条件検出手段および前記変化率検出手段からの
出力を受け、前記接続条件を満たしかつエンジン回転数
の変化率が正のとき、前記断続操作部材をクラッチ接続
方向へ作動させる基本接続制御手段と、 アクセルペダルの踏込みを検出するアクセル検出手段と
、 前記接続条件検出手段および前記アクセル検出手段から
の出力を受け、アクセルペダルが踏込まれているときは
、前記ta#jN条件を満たしている限り、前記エンジ
ン回転数の変化率にかかわりなく前記断続操作部材をク
ラッチ接続方向へ所定時間作動させる接続条件補正手段
と、 自動車の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 前記走行状態検出手段からの出力を受け、前記所定時間
を、自動車の走行状態に応じて設定する所定時間設定手
段と、 を備えた構成としである。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付した図面に基いて説明する。
全体の概要を示す第2図において、1はエンジンで、こ
のエンジンlの出力(出力軸1aの回転〕は、摩擦式の
クラッチ2)前進5段とされた歯車式の変速機3、デフ
ァレンシャルギア4を介して、駆動輪5へ伝達されるよ
うになっており、エンジンlから駆動輪5までの動力伝
達機構がエンジン駆動系を構成している。
のエンジンlの出力(出力軸1aの回転〕は、摩擦式の
クラッチ2)前進5段とされた歯車式の変速機3、デフ
ァレンシャルギア4を介して、駆動輪5へ伝達されるよ
うになっており、エンジンlから駆動輪5までの動力伝
達機構がエンジン駆動系を構成している。
前記クラッチ2は、第3図に示すように、エンジン出力
軸1aと変速機入力軸3aとの間に介設されるもので、
この出力軸1aから人力軸3aへの動力伝達を選択的に
継続する継続操作部材としてのクラッチレバ−6を有す
る。すなわち、クラッチレバ−6の下端部が第3図左方
へ移動させられると接続状態とされ、逆に右方へ移動さ
せられると切断状態とされる。このようなりう・チレ
叡バー6は、連結機構7を介して、ダイヤプラム
式のアクチュエータ8に連結され、このアクチュエータ
8の負圧室8aに負圧が導入されたときに前述した切断
状態とされ、また負圧室8aに大気が導入されたときに
前述した接続状態とされる。
軸1aと変速機入力軸3aとの間に介設されるもので、
この出力軸1aから人力軸3aへの動力伝達を選択的に
継続する継続操作部材としてのクラッチレバ−6を有す
る。すなわち、クラッチレバ−6の下端部が第3図左方
へ移動させられると接続状態とされ、逆に右方へ移動さ
せられると切断状態とされる。このようなりう・チレ
叡バー6は、連結機構7を介して、ダイヤプラム
式のアクチュエータ8に連結され、このアクチュエータ
8の負圧室8aに負圧が導入されたときに前述した切断
状態とされ、また負圧室8aに大気が導入されたときに
前述した接続状態とされる。
上記アクチュエータ8の負圧室8aに対する負圧あるい
は大気の導入を制御するため、それぞれ2つづつのエア
コントロールバルブACV・1゜ACV−2,!:バキ
ュームコントロールバルフvCV−1,VCV・2が接
続されている。また、実施例では、負圧源として負圧ポ
ンプ9で発生させた負圧を利用するようにしてあり、こ
のため、モータlOにより負圧ポンプ9を駆動して、こ
れにより発生した負圧をチェック弁12を介してバキュ
ームタンク11に供給して、このバキュームタンク11
内に常に所定以上の大きさの負圧が存在するようにしで
ある。上記各バルブはそれぞれ電磁式とされているが、
ACV・1、ACV・2)VCV・2はそれぞれ2ボ一
ト式の開閉弁とされる一方、残るVCV・lは、3ポ一
ト式の切換弁とされている。そして、VCV−1,VC
V・2は互いに並列に負圧室8aとバキュームタンク1
1との間に接続され、ACV・1はVCV・lを介して
負圧室8aに接続され、ACV−2はVCV@l、VC
V−2と並列に負圧室8aに接続されている。
は大気の導入を制御するため、それぞれ2つづつのエア
コントロールバルブACV・1゜ACV−2,!:バキ
ュームコントロールバルフvCV−1,VCV・2が接
続されている。また、実施例では、負圧源として負圧ポ
ンプ9で発生させた負圧を利用するようにしてあり、こ
のため、モータlOにより負圧ポンプ9を駆動して、こ
れにより発生した負圧をチェック弁12を介してバキュ
ームタンク11に供給して、このバキュームタンク11
内に常に所定以上の大きさの負圧が存在するようにしで
ある。上記各バルブはそれぞれ電磁式とされているが、
ACV・1、ACV・2)VCV・2はそれぞれ2ボ一
ト式の開閉弁とされる一方、残るVCV・lは、3ポ一
ト式の切換弁とされている。そして、VCV−1,VC
V・2は互いに並列に負圧室8aとバキュームタンク1
1との間に接続され、ACV・1はVCV・lを介して
負圧室8aに接続され、ACV−2はVCV@l、VC
V−2と並列に負圧室8aに接続されている。
上記各バルブACV−1,ACV−2)VCV、1.V
CV−2は、そのON(励磁)、0FF(消磁)の切換
態に応じて、クラッチ2の接続速度(負圧室8aへの大
気導入速度)および切断速度(負圧室8aへの負圧導入
速度)を、それぞれ「早い」、「標準」、「遅い」の3
段階に切換える他、「ホールド」状態と、を切換えるも
のとなっている。この点を分脱すると、次のとおりであ
る。
CV−2は、そのON(励磁)、0FF(消磁)の切換
態に応じて、クラッチ2の接続速度(負圧室8aへの大
気導入速度)および切断速度(負圧室8aへの負圧導入
速度)を、それぞれ「早い」、「標準」、「遅い」の3
段階に切換える他、「ホールド」状態と、を切換えるも
のとなっている。この点を分脱すると、次のとおりであ
る。
■クラッチ接続(遅い)
全テノバルブACV−1,ACV−2)VCV・1、V
CV・2)がOFFされた第3図の状態である。このと
きは、大気がACV@1.VCV・1を介して負圧室8
aに導入されるが、VCV・lの通路抵抗が大きいため
、その大気導入がゆっくりと行われることになる。
CV・2)がOFFされた第3図の状態である。このと
きは、大気がACV@1.VCV・1を介して負圧室8
aに導入されるが、VCV・lの通路抵抗が大きいため
、その大気導入がゆっくりと行われることになる。
俊)クラッチ接続(標準)
ACV−1,ACV−2をONL、他の2つの/</L
/ブVCV−1,VCV−2を0FFtJ状態である。
/ブVCV−1,VCV−2を0FFtJ状態である。
このときは、大気がACV・2より負圧室8aに導入さ
れるが、このときの通路抵抗はVCV−1を通る上記(
1)のときよりも小さいものである。
れるが、このときの通路抵抗はVCV−1を通る上記(
1)のときよりも小さいものである。
(1)クラッチ接続(早い)
ACV−2のみをONした状態である。このときは、負
圧変8aへの大気の導入が、ACV・2を介して、また
ACV@lとvcv・lとを介しての両方から行われ、
大気導入速度が最も早くされる。
圧変8aへの大気の導入が、ACV・2を介して、また
ACV@lとvcv・lとを介しての両方から行われ、
大気導入速度が最も早くされる。
(9)クラッチ切断(遅い)
VCV−1のみをONした状態である。このときは、負
圧室8aへの負圧導入が、VCV−1のみを介して行わ
れるが、このVCV@1の通路抵抗が大きいため、負圧
導入はゆっくりと行われる。
圧室8aへの負圧導入が、VCV−1のみを介して行わ
れるが、このVCV@1の通路抵抗が大きいため、負圧
導入はゆっくりと行われる。
■クラッチ切断(標準)
ACV−1とVCV−2とをONL、残りの2つのバル
ブACV・2とVCV・lとをOFFした状態である。
ブACV・2とVCV・lとをOFFした状態である。
このときは、負圧室8aへの負圧の導入がvCv・2を
介してのみ行われるが、このときの通路抵抗は、vcv
@iを通る上記■の場合よりも小さいものである。
介してのみ行われるが、このときの通路抵抗は、vcv
@iを通る上記■の場合よりも小さいものである。
■クラツチ切断(早い)
VCV−1,VCV−2をONI、、残りの2つのバル
ブACV・lとACV・2とを0FFI、た状態である
。このときは、負圧室8aへの負圧の導入が、vCv・
lとvcv・2との両方から行われ、この負圧導入が最
も早くされる。
ブACV・lとACV・2とを0FFI、た状態である
。このときは、負圧室8aへの負圧の導入が、vCv・
lとvcv・2との両方から行われ、この負圧導入が最
も早くされる。
■クラッチホールド
ACVφ1のみをONI、た状態である。このときは、
負圧室8aが、大気ともまたバキュームタンクllとも
遮断された密閉状態とされる。
負圧室8aが、大気ともまたバキュームタンクllとも
遮断された密閉状態とされる。
122・“3■”3はI“°′)′″″。0 イ制
御ユニット13には、各センサあるいはスイッチ14〜
20からの信号が入力され、またこの制御ユニッ)13
からは、前記4つのバルブACV−l、ACV−2)V
CV−1、VCV・2に対して出力されるようになって
いる。上記センサあるいはスイッチ14〜20のうち、
スイッチ14は、変速機出力軸3bの回転数すなわち車
速が所定値以上となったときにONする車速スイッチで
ある。センサ15は、エンジン出力軸1aの回転数すな
わちエンジン回転数を検出するものである。センサ16
は、クラッチ出力軸2aすなわち変速機入力軸3aの回
転数を検出するものである。スイッチ17は、クラッチ
2が切断されているか杏かを検出するもので、クラッチ
2が実際に切断されているときにONとされるものであ
る。
御ユニット13には、各センサあるいはスイッチ14〜
20からの信号が入力され、またこの制御ユニッ)13
からは、前記4つのバルブACV−l、ACV−2)V
CV−1、VCV・2に対して出力されるようになって
いる。上記センサあるいはスイッチ14〜20のうち、
スイッチ14は、変速機出力軸3bの回転数すなわち車
速が所定値以上となったときにONする車速スイッチで
ある。センサ15は、エンジン出力軸1aの回転数すな
わちエンジン回転数を検出するものである。センサ16
は、クラッチ出力軸2aすなわち変速機入力軸3aの回
転数を検出するものである。スイッチ17は、クラッチ
2が切断されているか杏かを検出するもので、クラッチ
2が実際に切断されているときにONとされるものであ
る。
センサ18は、変速機3の変速信号すなわち、ニュート
ラル、l速、2速、3速、4速、5速、リバースのいず
れにあるかを検出するものである。スイッチ19は、変
速機2の変速操作を行うシフトレバ−21に設けられて
、シフト(変速)する際に運転者により接触あるいは握
り操作をされることによりONとされる、いわゆるノブ
スインチである。スイ・ンチ2oは、アクセルペダル2
2が所定以上(例えば105以上)の開度となったとき
にONとされるもの、すなわち発進の意志があるメみな
せるようなアクセル開度以上となったことを検出するも
のである。
ラル、l速、2速、3速、4速、5速、リバースのいず
れにあるかを検出するものである。スイッチ19は、変
速機2の変速操作を行うシフトレバ−21に設けられて
、シフト(変速)する際に運転者により接触あるいは握
り操作をされることによりONとされる、いわゆるノブ
スインチである。スイ・ンチ2oは、アクセルペダル2
2が所定以上(例えば105以上)の開度となったとき
にONとされるもの、すなわち発進の意志があるメみな
せるようなアクセル開度以上となったことを検出するも
のである。
制御二二ッ)13は、例えばマイクロコンピュータによ
って構成され、以下その制御内容について第4図〜第1
θ図のフローチャートに基づいて説明する。先ず、第4
図に示すように、ステップSlにおいてシステム全体の
イニシャライズがなされた後、ステップS2において、
センサあるいはスイッチ14〜20からの信号(データ
)が入力、処理された後、ステップS3においてクラッ
チ2の自動制御がなされる。
って構成され、以下その制御内容について第4図〜第1
θ図のフローチャートに基づいて説明する。先ず、第4
図に示すように、ステップSlにおいてシステム全体の
イニシャライズがなされた後、ステップS2において、
センサあるいはスイッチ14〜20からの信号(データ
)が入力、処理された後、ステップS3においてクラッ
チ2の自動制御がなされる。
上記ステップS3におけるクラッチ2の制御全体を第5
図に示しであるが、この第5図においては、エンジンl
の運転状態に応じて、クラッチ2の接続、切断、ホール
ドの切換えの他、断続の速さを切換えるため、4種類の
フラグE、J、D、Bを用いるようにしである。これ等
4種類のフラグのうち、フラグEは、クラッチ2の切断
の速さを切換えるためのものである(第6図)、フラグ
Jは、クラッチ2の切断後、所定の条件下においては、
応答性確保のため、クラッチ2を所定時間高速で接続方
向に作動させるためのものであり、一種のタイマ機能を
有する(第7図、第8図)。
図に示しであるが、この第5図においては、エンジンl
の運転状態に応じて、クラッチ2の接続、切断、ホール
ドの切換えの他、断続の速さを切換えるため、4種類の
フラグE、J、D、Bを用いるようにしである。これ等
4種類のフラグのうち、フラグEは、クラッチ2の切断
の速さを切換えるためのものである(第6図)、フラグ
Jは、クラッチ2の切断後、所定の条件下においては、
応答性確保のため、クラッチ2を所定時間高速で接続方
向に作動させるためのものであり、一種のタイマ機能を
有する(第7図、第8図)。
フラグDは、クラッチ2の接続速さを切換えるたまのも
のである(第10図)、フラグBは、クラッチ2の接続
とホールド(半クラツチ形成)とを切換えるためのもの
である。
のである(第10図)、フラグBは、クラッチ2の接続
とホールド(半クラツチ形成)とを切換えるためのもの
である。
上記各フラグE、JDBについては後に詳述することと
して、先ず第5図に示す全体の制御について説明する。
して、先ず第5図に示す全体の制御について説明する。
先ず、ステップSllにおいて、変速機3の変速位置が
読込まれた後、ステラ7’S l 2においてこの変速
位置がニュートラルであるか否か判別される。そして、
変速位置がニュートラルでないと判別されたときは、ス
テップS13でノブスイッチ19の作動状態が読込まれ
た後、ステップ514においてこのノブスイッチ19が
ONか否かが判別され、ノブスイッチ19がONでない
ときすなわち変速が行なわれようとしていないときは、
ステップS24へ移行する。
読込まれた後、ステラ7’S l 2においてこの変速
位置がニュートラルであるか否か判別される。そして、
変速位置がニュートラルでないと判別されたときは、ス
テップS13でノブスイッチ19の作動状態が読込まれ
た後、ステップ514においてこのノブスイッチ19が
ONか否かが判別され、ノブスイッチ19がONでない
ときすなわち変速が行なわれようとしていないときは、
ステップS24へ移行する。
前記ステップS12で変速位置がニュートラルであると
判別された場合およびステップ514でノブスイッチ1
9がONされていると判別された場合は、クラッチ2を
切断すべき領域であるとして、ステップ515へ移行し
て、クラッチ切断スイッチ17の作動状態が読込まれる
0次いで、ステップ516において、クラッチ切断スイ
ッチ17がONされているか否かが判別され、ONでな
いときすなわちクラッチ2が実際に切断されていないと
きは、クラッチ2を実際に切断すべく、ステップS17
へ移行する。このステップ317では、後述するように
、クラッチ2の切断速さを設定するフラグEの設定(0
、lまたは2)を行なった後、このフラグEの値がステ
ップ518で判別されて、フラグEがOのときは「遅<
」、フラグEが1のときは「標準」で、さらにフラグE
が2のときは「早く」クラッチ2が切断される(ステッ
プ519,320あるいは521)。そして、χ際にク
ラッチ2が切断された後は、再び前記ステップ316を
経た後、ステップS22で後述するフラグJの設定を行
なった後、ステップ323でクラッチ2がホールド(ス
テップS16、S22を経るルートの場合は切断状態で
のホールドとなる)。
判別された場合およびステップ514でノブスイッチ1
9がONされていると判別された場合は、クラッチ2を
切断すべき領域であるとして、ステップ515へ移行し
て、クラッチ切断スイッチ17の作動状態が読込まれる
0次いで、ステップ516において、クラッチ切断スイ
ッチ17がONされているか否かが判別され、ONでな
いときすなわちクラッチ2が実際に切断されていないと
きは、クラッチ2を実際に切断すべく、ステップS17
へ移行する。このステップ317では、後述するように
、クラッチ2の切断速さを設定するフラグEの設定(0
、lまたは2)を行なった後、このフラグEの値がステ
ップ518で判別されて、フラグEがOのときは「遅<
」、フラグEが1のときは「標準」で、さらにフラグE
が2のときは「早く」クラッチ2が切断される(ステッ
プ519,320あるいは521)。そして、χ際にク
ラッチ2が切断された後は、再び前記ステップ316を
経た後、ステップS22で後述するフラグJの設定を行
なった後、ステップ323でクラッチ2がホールド(ス
テップS16、S22を経るルートの場合は切断状態で
のホールドとなる)。
一方、前記ステップ324では、クラッチ出力軸2aの
回転数Ncが読込まれた後、ステップS25で、このク
ラッチ出力軸回転数Ncの変化率dNc/dtが演算さ
れる1次いで、ステップ526において、この変化率d
Nc/dtに対して所定の係数kが乗算されたものに対
してNcが加算された値が、アイドル回転数Niよりも
大きいか否かが判別される。すなわち、このステップS
26での判別は、クラッチ2を接続すべき1つの条件を
満たすような運転状態となったか否かをクラッチ出力軸
回転数(エンジン回転数でも同じ)を1つのパラメータ
としてみるためのものである。このステップ326にお
いて、N1ck・dNc/dt+Ncでないと判別され
たときは、ステップ328へ移行する。このステップ3
28では、アクセルスイッチ20の作動状態が読込まれ
、この後ステップ329でこのアクセルスイッチ20が
ONであるか否かすなわちアクセルが自動車の走行を要
求しているような開・度状態であるか否かが判別される
。そし−C′、アクセルスイッチ20がONでないと判
別されたときは、車速が小さくかつ低下していく過程で
あるので、ステップ515へ移行して、前述したクラッ
チ2の切断のための制御へと移行される。
回転数Ncが読込まれた後、ステップS25で、このク
ラッチ出力軸回転数Ncの変化率dNc/dtが演算さ
れる1次いで、ステップ526において、この変化率d
Nc/dtに対して所定の係数kが乗算されたものに対
してNcが加算された値が、アイドル回転数Niよりも
大きいか否かが判別される。すなわち、このステップS
26での判別は、クラッチ2を接続すべき1つの条件を
満たすような運転状態となったか否かをクラッチ出力軸
回転数(エンジン回転数でも同じ)を1つのパラメータ
としてみるためのものである。このステップ326にお
いて、N1ck・dNc/dt+Ncでないと判別され
たときは、ステップ328へ移行する。このステップ3
28では、アクセルスイッチ20の作動状態が読込まれ
、この後ステップ329でこのアクセルスイッチ20が
ONであるか否かすなわちアクセルが自動車の走行を要
求しているような開・度状態であるか否かが判別される
。そし−C′、アクセルスイッチ20がONでないと判
別されたときは、車速が小さくかつ低下していく過程で
あるので、ステップ515へ移行して、前述したクラッ
チ2の切断のための制御へと移行される。
また、前記ステップS26でN1ck・dNc/dt+
Ncであると判別された場合、およびNi <k II
dNc / d t +Na ”’Qはないがステップ
S29でアクセルスイッチ20がONされていると判別
されたときは、それぞれ、ステップ527へ移行する。
Ncであると判別された場合、およびNi <k II
dNc / d t +Na ”’Qはないがステップ
S29でアクセルスイッチ20がONされていると判別
されたときは、それぞれ、ステップ527へ移行する。
このステップS27では、後述するフラグJがOである
か否か判別され、フラグJが0でないときは、ステップ
S32へ移行して、後述するフラグDの設定(O21ま
たは2以上)がなされる。そして、フラグDが0のとき
は「遅く」、またフラグDが1のときは「標準」で、さ
らにフラグDが2以上のときは「早く」クラッチ2が接
続される。
か否か判別され、フラグJが0でないときは、ステップ
S32へ移行して、後述するフラグDの設定(O21ま
たは2以上)がなされる。そして、フラグDが0のとき
は「遅く」、またフラグDが1のときは「標準」で、さ
らにフラグDが2以上のときは「早く」クラッチ2が接
続される。
一方、前記ステップ327でフラグJが0であると判別
されたときは、ステップ330で後述するようにフラグ
Bの設定(0かFF)がなされた後、ステップ531に
おいてこのフラグBの値が判別される。そして、フラグ
Bが0であればステップS32以降の処理がなされ、ま
たフラグBがOでないとき(FFであるとき)は、ステ
ップS23へ移行してクラッチ2をホールドする(ステ
ップS31から523のルートは、半クラツチ状態での
ホールドとなる)。
されたときは、ステップ330で後述するようにフラグ
Bの設定(0かFF)がなされた後、ステップ531に
おいてこのフラグBの値が判別される。そして、フラグ
Bが0であればステップS32以降の処理がなされ、ま
たフラグBがOでないとき(FFであるとき)は、ステ
ップS23へ移行してクラッチ2をホールドする(ステ
ップS31から523のルートは、半クラツチ状態での
ホールドとなる)。
さて次に、前記フラグE、J、D、Bについて、個々に
分脱していくこととする。
分脱していくこととする。
■フラグEについて(第6図)
先ず、ステップS41で変速機3の変速位置が読込まれ
、次のステップ342での判別によって、この変速位置
が高速変速位置となる4速または5速であると判別され
たときは、ステップS43でフラグEが2にセットされ
る。また、ステップS42で4速または5速ではないと
判別された 嘘ときは、ステップ544において中
速位置である2速または3速であるか否か判別され、2
連または3速であると判別されたときはスオップ545
においてフラグEが1にセットされる。そして、ステッ
プS44で2速または3速ではないと判別されたとき、
すなわちl速、ニュートラルまたはリバースであるとき
は、ステップS46においてフラグEが0にセットされ
る。このようにして、変速位置が高速変速位置になるほ
ど、クラッチ2の切断が早くされる(第5図ステップS
18、S19.320.321参照)。
、次のステップ342での判別によって、この変速位置
が高速変速位置となる4速または5速であると判別され
たときは、ステップS43でフラグEが2にセットされ
る。また、ステップS42で4速または5速ではないと
判別された 嘘ときは、ステップ544において中
速位置である2速または3速であるか否か判別され、2
連または3速であると判別されたときはスオップ545
においてフラグEが1にセットされる。そして、ステッ
プS44で2速または3速ではないと判別されたとき、
すなわちl速、ニュートラルまたはリバースであるとき
は、ステップS46においてフラグEが0にセットされ
る。このようにして、変速位置が高速変速位置になるほ
ど、クラッチ2の切断が早くされる(第5図ステップS
18、S19.320.321参照)。
(リフラグJについて(第7図、第8図)フラグJは、
クラッチ2の切断後、再びクラッチ2を接続していく際
に、応答遅れを見込んで、接続応答性確保等のため設定
されるもの、換言すれば、クラッチ2の接続方向への作
動をあらかじめ所定量だけ早くおこなおうとするもので
、この接続方向への作動を時間のパラメータとして設定
するようにしである。このため、クラッチ2を接続方向
へ作動させておいた方が好ましい運転条件を満たすほど
Jの大きさくタイマ時間)を大きくするようにしである
。具体的には、車速がある程度以上のとき(ステップS
53.553)、アクセル開度が所定以上のとき(ステ
ップS55.556)、変速位置が中速あるいは高速位
置であるとき(ステップ358.559)の3つの条件
をみるようにしである。すなわち、ステップ551で基
本のJをα3として設定した後、車速スイッチ14がO
Nのときはα4を加算しくステップ5549、またアク
セルスイッチ20がONであればα5を加算しくステッ
プ557)、さらに変速位置が高速位置であればα6を
加算(ステップ560)するようにしである、そして、
このフラグJ(タイマ値)は、第8図の例えば1m5e
c毎の割込処理により、第7図で設定されたJの値を、
ステップ371と72の処理によって、順次カウントダ
ウンしていくようにしである。
クラッチ2の切断後、再びクラッチ2を接続していく際
に、応答遅れを見込んで、接続応答性確保等のため設定
されるもの、換言すれば、クラッチ2の接続方向への作
動をあらかじめ所定量だけ早くおこなおうとするもので
、この接続方向への作動を時間のパラメータとして設定
するようにしである。このため、クラッチ2を接続方向
へ作動させておいた方が好ましい運転条件を満たすほど
Jの大きさくタイマ時間)を大きくするようにしである
。具体的には、車速がある程度以上のとき(ステップS
53.553)、アクセル開度が所定以上のとき(ステ
ップS55.556)、変速位置が中速あるいは高速位
置であるとき(ステップ358.559)の3つの条件
をみるようにしである。すなわち、ステップ551で基
本のJをα3として設定した後、車速スイッチ14がO
Nのときはα4を加算しくステップ5549、またアク
セルスイッチ20がONであればα5を加算しくステッ
プ557)、さらに変速位置が高速位置であればα6を
加算(ステップ560)するようにしである、そして、
このフラグJ(タイマ値)は、第8図の例えば1m5e
c毎の割込処理により、第7図で設定されたJの値を、
ステップ371と72の処理によって、順次カウントダ
ウンしていくようにしである。
したがって、第5図の全体制御において、ステップ32
7の判別によりこのJが0でない(カウントダウンされ
ていない)ときは、このJで設定された時間だけ優先的
に、クラッチ2のホールドを行なうことなくすなわち半
クラッチを形成することなくクラッチ2が接続されるこ
とになる。
7の判別によりこのJが0でない(カウントダウンされ
ていない)ときは、このJで設定された時間だけ優先的
に、クラッチ2のホールドを行なうことなくすなわち半
クラッチを形成することなくクラッチ2が接続されるこ
とになる。
勿論、第7図に示すフラグJの設定条件からして、発進
時のようなときは、このフラグJの設定時間が短い(ク
ラッチ2の遊びをつめる程度)ため、比較的短時間の間
に、ステップ327からステップS30へのルートを経
るようになる。
時のようなときは、このフラグJの設定時間が短い(ク
ラッチ2の遊びをつめる程度)ため、比較的短時間の間
に、ステップ327からステップS30へのルートを経
るようになる。
Q)フラグDについて(第10図)
フラグDは、クラッチ2の接続早さを決定するもので、
DがOのときは「遅く」、Dが1のときは「標準」で、
Dが2以上のときは「早く」クラッチ2を接続すること
を意味する。先ず、ステップ5IOIにおいて、フラグ
JがOであるか否かが判別され、フラグJが0で4%)
ときすなわは、クラッチ2の接続を早くすべく、無条件
にステップ3112においてフラグDが2にセットされ
る。また、このフラグDの設定条件としては、エンジン
回転数Neの変化率dNe/dtが所定値β以上のとき
(ステップ5103.5104)、車速が所定以上のと
き(ステップ5106.5107)、変速位置が中、高
速位置にあるとき(ステップ5109、S 110)を
設定しである。すなわち、フラグJがOでJ′)6とき
は、ステップ5102においてフラグDをOにセットし
た後、エンジン回転数変化率dNe/dtが所定値β以
上のとき、車速スイッチ14がONのとき、3速、4速
または5速のときは、それぞれDにrlJが加算される
(ステップ5105.5IO8,5tti)、このよう
にして、dNe/dt〉β、車速スイッチ14がON、
中、高速変速位置のいずれか1つであればフラグDが1
に、またいずれか2つ以上を満たせばフラグDが2以上
にセットされることになり、いずれの条件をも満たさな
い場合にフラグDがOのままにセ=1 )されることに
なる。
DがOのときは「遅く」、Dが1のときは「標準」で、
Dが2以上のときは「早く」クラッチ2を接続すること
を意味する。先ず、ステップ5IOIにおいて、フラグ
JがOであるか否かが判別され、フラグJが0で4%)
ときすなわは、クラッチ2の接続を早くすべく、無条件
にステップ3112においてフラグDが2にセットされ
る。また、このフラグDの設定条件としては、エンジン
回転数Neの変化率dNe/dtが所定値β以上のとき
(ステップ5103.5104)、車速が所定以上のと
き(ステップ5106.5107)、変速位置が中、高
速位置にあるとき(ステップ5109、S 110)を
設定しである。すなわち、フラグJがOでJ′)6とき
は、ステップ5102においてフラグDをOにセットし
た後、エンジン回転数変化率dNe/dtが所定値β以
上のとき、車速スイッチ14がONのとき、3速、4速
または5速のときは、それぞれDにrlJが加算される
(ステップ5105.5IO8,5tti)、このよう
にして、dNe/dt〉β、車速スイッチ14がON、
中、高速変速位置のいずれか1つであればフラグDが1
に、またいずれか2つ以上を満たせばフラグDが2以上
にセットされることになり、いずれの条件をも満たさな
い場合にフラグDがOのままにセ=1 )されることに
なる。
■フラグBについて(第9図)
先ず、ステップ581.82で順次エンジン回I″i
* N e k ’)、:y y f tfl″″00
ゞc&7’ajEiAt @れ、ステップS83に
おいて、Ne>Ncであるか否かが判別される。そして
、Ne >Ncであれば、ステップ584でフラグGが
FFにセットされ、またNe >Ncでなければフラグ
GがOにセットされる。
* N e k ’)、:y y f tfl″″00
ゞc&7’ajEiAt @れ、ステップS83に
おいて、Ne>Ncであるか否かが判別される。そして
、Ne >Ncであれば、ステップ584でフラグGが
FFにセットされ、またNe >Ncでなければフラグ
GがOにセットされる。
次いで、ステップS86において、変数HがOにリセッ
トされた後、ステップ387〜S92において、この変
数Hが適宜加算されていく、すなわち、車速が所定以上
であればα1が加算され(ステップS87、S88.5
89)、変速位置が3速、4速または5速であればα2
が加算される(ステップS90.S91.592)。
トされた後、ステップ387〜S92において、この変
数Hが適宜加算されていく、すなわち、車速が所定以上
であればα1が加算され(ステップS87、S88.5
89)、変速位置が3速、4速または5速であればα2
が加算される(ステップS90.S91.592)。
この後は、ステップ393において、エンジン回転数の
変化率dNe/dtが演算された後、ステップS94で
上記α1、α2の上乗せ処理が適宜なされた後の変数H
に対して、上記変化率dNe / d tが加算されて
、最終的な変数Hが演算される。そして、ステップ39
5において、H>0であるか否かが判別され、H>Oで
あればステップ396でフラグIが0にセットされ、ま
たH〉0でなければこのフラグ■がFFにセットされる
。この後は、ステップS98において、上記両フラグG
とIとの排他的論理和(エクスクル−シブオア)が演算
されて、この演算結果がフラグBとされる。すなわち、
フラグGと工とが共にOあるいはFFであればフラグB
が0とされ、この両フラグGと工とのいずれか一方がO
で他方がFFのときは、フラグBがFFとされる。
変化率dNe/dtが演算された後、ステップS94で
上記α1、α2の上乗せ処理が適宜なされた後の変数H
に対して、上記変化率dNe / d tが加算されて
、最終的な変数Hが演算される。そして、ステップ39
5において、H>0であるか否かが判別され、H>Oで
あればステップ396でフラグIが0にセットされ、ま
たH〉0でなければこのフラグ■がFFにセットされる
。この後は、ステップS98において、上記両フラグG
とIとの排他的論理和(エクスクル−シブオア)が演算
されて、この演算結果がフラグBとされる。すなわち、
フラグGと工とが共にOあるいはFFであればフラグB
が0とされ、この両フラグGと工とのいずれか一方がO
で他方がFFのときは、フラグBがFFとされる。
なお、シフトダウン時には、シフトアップ時とは逆に、
エンジン回転数の変化率が正の所定値以上となったとき
に半クラツチ状態とされる。したがって、この場合は、
第9図のフラグBの設定の際、ステップ394で設定さ
れるH+dNe/dtのHが負の値となるべく、ステッ
プS89あるいは92でのα1、α2 (共に正)の設
定を、−αl、−α2となるようにすればよい。具体的
には、例えばフラグYを新たに設定して、ステップS8
5の直後にフラグYを1とする一方、ステップS84の
直後にフラグYを−1として設定して、ステップS89
あるいは392でのHの設定の際に、Y×α1あるいは
Y×α2とするようにしてα1、α2の正負を切換える
すればよい。
エンジン回転数の変化率が正の所定値以上となったとき
に半クラツチ状態とされる。したがって、この場合は、
第9図のフラグBの設定の際、ステップ394で設定さ
れるH+dNe/dtのHが負の値となるべく、ステッ
プS89あるいは92でのα1、α2 (共に正)の設
定を、−αl、−α2となるようにすればよい。具体的
には、例えばフラグYを新たに設定して、ステップS8
5の直後にフラグYを1とする一方、ステップS84の
直後にフラグYを−1として設定して、ステップS89
あるいは392でのHの設定の際に、Y×α1あるいは
Y×α2とするようにしてα1、α2の正負を切換える
すればよい。
ここで、クラッチ2の接続について、この接続に関連し
たフラグJと共に詳述すると、クラッチ切断条件として
は、実施例では、変速位置がニュートラルでかつノブス
イッチ19がONされているときとしであるが(ステッ
プS12.514参照)、この切断条件でないとき、す
なわち接続条件を満たしているときは、エンジン回転数
(実施例ではクラッチ出力軸回転数としてみているース
テップ326の説明参照)の変化率あるいはアクセルス
イッチ20の作動状態(ステップ529)をみてクラッ
チ2の接続(半クラツチ形成を含む)がなされることに
なる。そして、この接続開始の際、前述したフラグJの
設定により、このフラグJが設定された所定時間につい
ては、半クラッチを形成することなくクラッチ2の接続
が行われることになる(ステップ330、S31をバイ
パスする)、この点を第11図を参照しつつ説明すると
、この第11図において、(a)はエンジン回転数とク
ラッチ出力軸回転数との関係を示してあり、また(b)
はクラッチ係含量の変化を、さらに(C)はアクセル開
度の変化を示している。この第11図からも明らかなよ
うに、フラグJを設定しない場合すなわちクラッチの接
続をあらかじめ行なわない場合であって本発明による補
正を行なわない場合は、クラッチ接続条件を満たしてい
ても、エンジン回転数の変化率が正となる(エンジン回
転数が上昇する)t2時点にならないと、クラッチ2の
接続が開始されないことになる。これに対して、本発明
にあっては、フラグJを設定して、アクセルペダル22
が踏込まれているときは、このフラグJにα5という時
間を設定して、クラッチ2の接続条件を満たしている限
り、上記t2よりもTだけ早いt1時点でクラッチ2の
接続が開始されることになる。このような補正を行なう
結果、クラッチ2が完全に接続されるまでの時間が短く
なる他、エンジン回転数のピーク値も小さくされること
になる。そして、本発明1あ°ては・上記所定時間は・
走行状態ゝ応じ 〈て変更されることになるが、こ
の走行状態として、実施例では、アクセル操作量(ステ
ップ557)の他、車i(ステップ554)および変速
位置(ステップ560)をみるようにしである、すなわ
ち、車速か大きいとき、および変速位置が高速変速位置
のときには、フラグJで設定される所定時間(第11図
T)を長くするようにしである。したがって、発進時の
ようなときは、フラグJで設定された所定時間が短いの
で、クラッチ2の接続が全体的にゆっくりと行われて、
大きなエネルギを吸収しつつかつエンストを防止しつつ
滑らかな発進が確保される一方、車速が大きいときや、
高速位置のようなときには、すみやかにクラッチ2が接
続されて、加速応答性や変速フィーリングの優れたもの
となり、また不必要なりラッチの滑りもなくなってその
寿命を長期化する上でも好ましいものとなる。また、シ
フトダウン時(例えば4速→3速への変速)においては
、第12図に示すように、エンジン回転数がすみやかに
低下されて、エンジンブレーキの効きも良くなる。なお
、このフラグJで設定された時間の間は、クラッチ2の
接続速度を最大(「早い」)となるようにしである(フ
ラグDの説明をも参照)、また、所定時間の設定は、例
えば車速、アクセル開度に応じてリニアに変化させるよ
うにしてもよく、また各変速位置毎に異ならせるように
してもよい。
たフラグJと共に詳述すると、クラッチ切断条件として
は、実施例では、変速位置がニュートラルでかつノブス
イッチ19がONされているときとしであるが(ステッ
プS12.514参照)、この切断条件でないとき、す
なわち接続条件を満たしているときは、エンジン回転数
(実施例ではクラッチ出力軸回転数としてみているース
テップ326の説明参照)の変化率あるいはアクセルス
イッチ20の作動状態(ステップ529)をみてクラッ
チ2の接続(半クラツチ形成を含む)がなされることに
なる。そして、この接続開始の際、前述したフラグJの
設定により、このフラグJが設定された所定時間につい
ては、半クラッチを形成することなくクラッチ2の接続
が行われることになる(ステップ330、S31をバイ
パスする)、この点を第11図を参照しつつ説明すると
、この第11図において、(a)はエンジン回転数とク
ラッチ出力軸回転数との関係を示してあり、また(b)
はクラッチ係含量の変化を、さらに(C)はアクセル開
度の変化を示している。この第11図からも明らかなよ
うに、フラグJを設定しない場合すなわちクラッチの接
続をあらかじめ行なわない場合であって本発明による補
正を行なわない場合は、クラッチ接続条件を満たしてい
ても、エンジン回転数の変化率が正となる(エンジン回
転数が上昇する)t2時点にならないと、クラッチ2の
接続が開始されないことになる。これに対して、本発明
にあっては、フラグJを設定して、アクセルペダル22
が踏込まれているときは、このフラグJにα5という時
間を設定して、クラッチ2の接続条件を満たしている限
り、上記t2よりもTだけ早いt1時点でクラッチ2の
接続が開始されることになる。このような補正を行なう
結果、クラッチ2が完全に接続されるまでの時間が短く
なる他、エンジン回転数のピーク値も小さくされること
になる。そして、本発明1あ°ては・上記所定時間は・
走行状態ゝ応じ 〈て変更されることになるが、こ
の走行状態として、実施例では、アクセル操作量(ステ
ップ557)の他、車i(ステップ554)および変速
位置(ステップ560)をみるようにしである、すなわ
ち、車速か大きいとき、および変速位置が高速変速位置
のときには、フラグJで設定される所定時間(第11図
T)を長くするようにしである。したがって、発進時の
ようなときは、フラグJで設定された所定時間が短いの
で、クラッチ2の接続が全体的にゆっくりと行われて、
大きなエネルギを吸収しつつかつエンストを防止しつつ
滑らかな発進が確保される一方、車速が大きいときや、
高速位置のようなときには、すみやかにクラッチ2が接
続されて、加速応答性や変速フィーリングの優れたもの
となり、また不必要なりラッチの滑りもなくなってその
寿命を長期化する上でも好ましいものとなる。また、シ
フトダウン時(例えば4速→3速への変速)においては
、第12図に示すように、エンジン回転数がすみやかに
低下されて、エンジンブレーキの効きも良くなる。なお
、このフラグJで設定された時間の間は、クラッチ2の
接続速度を最大(「早い」)となるようにしである(フ
ラグDの説明をも参照)、また、所定時間の設定は、例
えば車速、アクセル開度に応じてリニアに変化させるよ
うにしてもよく、また各変速位置毎に異ならせるように
してもよい。
以上実施例について説明してか、制御ユニット13をマ
イクロコンピュータで構成する場合はアナログ式あるい
はデジタル式のいずれであってもよい。
イクロコンピュータで構成する場合はアナログ式あるい
はデジタル式のいずれであってもよい。
(発明の効果)
本発明は以上述べたことから明らかなように、クラッチ
の接続を極力早く行なうことが可能になって、加速応答
性向上の上でまた接続フィーリング向トの上で好ましい
ものが得られる。また、クラッチ接続の際のエンジン回
転数のピーク値も小さくされるので、クラッチの焼付き
防止等の観点からも好ましいものとなる。
の接続を極力早く行なうことが可能になって、加速応答
性向上の上でまた接続フィーリング向トの上で好ましい
ものが得られる。また、クラッチ接続の際のエンジン回
転数のピーク値も小さくされるので、クラッチの焼付き
防止等の観点からも好ましいものとなる。
特に、本発明にあっていは、このクラッチの接続早さを
自動車の走行状態に応じて設定するようにしたので、ク
ラッチの接続をこの走行状態に応じた最適なものとする
ことかで・きる。
自動車の走行状態に応じて設定するようにしたので、ク
ラッチの接続をこの走行状態に応じた最適なものとする
ことかで・きる。
第1図は本発明の全体ブロック図。
第2図は本発明の一実施例を示す全体系統図。
第3図はクラッチ部分を示す構成図。
第4図〜第10図は本発明に制御例を示すフローチャー
ト。 第11図、第12図はクラッチの接続状態を、エンジン
回転数とクラッチ出力軸回転数とアクセル開度との関係
で示すグラフ。 l:エンジン 2:クラッチ 3:変速機 8:アクチュエータ 13:制御ユニット 14:スイッチ(車速) 15:センサ(エンジン回転数) 18:センサ(変速位置) 20:アクセルスイッチ 22:アクセルペダル 第2図 第7図 第9図 [
ト。 第11図、第12図はクラッチの接続状態を、エンジン
回転数とクラッチ出力軸回転数とアクセル開度との関係
で示すグラフ。 l:エンジン 2:クラッチ 3:変速機 8:アクチュエータ 13:制御ユニット 14:スイッチ(車速) 15:センサ(エンジン回転数) 18:センサ(変速位置) 20:アクセルスイッチ 22:アクセルペダル 第2図 第7図 第9図 [
Claims (2)
- (1)エンジンの出力軸と変速機の入力軸との間に設け
られたクラッチと、 前記クラッチの断続操作部材を作動させるアクチュエー
タと、 あらかじめ定められたクラッチ接続条件が満たされたか
否かを検出する接続条件検出手段と、エンジン回転数の
正の変化率を検出する変化率検出手段と、 前記接続条件検出手段および前記変化率検出手段からの
出力を受け、前記接続条件を満たしかつエンジン回転数
の変化率が正のとき、前記アクチュエータを制御して前
記断続操作部材をクラッチ接続方向へ作動させる基本接
続制御手段と、アクセルペダルの踏込みを検出するアク
セル検出手段と、 前記接続条件検出手段および前記アクセル検出手段から
の出力を受け、アクセルペダルが踏込まれているときは
、前記接続条件を満たしている限り、前記エンジン回転
数の変化率にかかわりなく前記断続操作部材をクラッチ
接続方向へ所定時間作動させる接続条件補正手段と、 自動車の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 前記走行状態検出手段からの出力を受け、前記所定時間
を、自動車の走行状態に応じて設定する所定時間設定手
段と、 を備えていることを特徴とする自動車のクラッチ制御装
置。 - (2)特許請求の範囲第1項において、前記接続条件補
正手段は、クラッチの接続を最も早いクラッチ接続速度
で行なうようにしたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010737A JPS61171621A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010737A JPS61171621A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61171621A true JPS61171621A (ja) | 1986-08-02 |
Family
ID=11758605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60010737A Pending JPS61171621A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 自動車のクラツチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61171621A (ja) |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP60010737A patent/JPS61171621A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3430272B2 (ja) | 自動変速機のロックアップ制御装置 | |
JPH10292862A (ja) | 締結要素の制御装置 | |
JPS62103232A (ja) | クラツチ制御装置 | |
JPS61171621A (ja) | 自動車のクラツチ制御装置 | |
JP3323428B2 (ja) | スロットル制御装置 | |
JPH11230327A (ja) | 車両の駆動制御装置 | |
JPS61171620A (ja) | 自動車のクラッチ制御装置 | |
JP2006105318A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
US5842952A (en) | Control device for releasing an exhaust brake and engaging a lockup clutch simultaneously during a downshift | |
JP3206346B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
JPH0155693B2 (ja) | ||
JP2806142B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御方法 | |
JPH11193732A (ja) | アイドル回転数制御装置を備えた車両 | |
JPS61171623A (ja) | 自動車のクラツチ制御装置 | |
US12030388B2 (en) | Regenerative braking torque control system for launch clutch opening | |
JPS61171619A (ja) | 自動車のクラッチ制御装置 | |
JP2004150465A (ja) | 自動変速機の制御装置 | |
JP3142171B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御方法 | |
JPH0623027B2 (ja) | 自動車のクラツチ制御装置 | |
JPS61171622A (ja) | 自動車のクラツチ制御装置 | |
JP2023103718A (ja) | 車両の制御装置 | |
JP2001208193A (ja) | トルクコンバータのスリップ制御装置 | |
JPH02195027A (ja) | 乾式クラッチの制御装置 | |
JPH05187542A (ja) | 車両用自動変速機の制御装置 | |
JPS59208229A (ja) | クラツチ駆動制御装置 |