JP2007237984A - 自動車の側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面衝突時にドアトリム下部が車室内側へ移動することによって乗員の腰部を支持する自動車の側部構造の実現。
【解決手段】アウタパネル31及びインナパネル32、これらの間で昇降するウインドウガラス25、当該ウインドウガラスと前記アウタパネルとの間に配置されたインパクトバー35、前記インナパネルの車室内側を覆うように取り付られるドアトリム33を有するサイドドア6と、車体側面視で前記サイドドアと重複するように車室内に配置された座席13と、を備えた自動車の側部構造であって、車外側の一端部37aを前記インパクトバーに結合し、当該一端部から前記ウインドウガラスの全閉位置における最下端部の下方を回り込むように車内側に延び、車内側の他端部37bが前記ドアトリムの車外側に対面するように立ち上がる衝撃伝達部材37を設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、側面衝突時にサイドドアのドアトリムを変位させて乗員への影響を緩和する自動車の側部構造に関する。
従来の車体構造として、特許文献1には、フロントサイドドア内のインパクトバーに衝撃吸収材を取り付け、側面衝突時に衝撃吸収材が車室内側に移動すると共に、ドアインナパネルに形成された開口を介してドアトリムを車内側に押し出すような構造が記載されている。
特開平06−191275号公報
上記従来の構造は、側面衝突時にドアトリムを介して衝撃吸収材を乗員に弾性当接させることで乗員に加わる衝撃を緩和するものであるが、インパクトバーの変形に伴い衝撃吸収材が車室内側に移動し、更にドアインナパネルの開口部を通じて車室内側に移動し最終的にドアトリムを押し出すものであるため、ドアトリムを乗員に当接させて支持するまでの移動量が大きく時間を要することから、この点で改善の余地がある。
また、従来の構造として、図7(a)に示すように、フロントサイドドア101内部における乗員の腰部近傍に衝撃吸収材102を配設した構造がある。しかし、この構造では、衝撃吸収材102がアームレスト部103下方に配置されるため、その配置スペース分だけドアポケット104の容積を縮小せざるを得ないという不都合がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、側面衝突時にドアトリム下部が車室内側へ移動することによって乗員の腰部を支持する自動車の側部構造を実現することである。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る第1の形態は、アウタパネル及びインナパネル、これらの間で昇降するウインドウガラス、当該ウインドウガラスと前記アウタパネルとの間に配置されたインパクトバー、前記インナパネルの車室内側を覆うように取り付られるドアトリムを有するサイドドアと、車体側面視で前記サイドドアと重複するように車室内に配置された座席と、を備えた自動車の側部構造であって、車外側の一端部を前記インパクトバーに結合し、当該一端部から前記ウインドウガラスの全閉位置における最下端部の下方を回り込むように車内側に延び、車内側の他端部が前記ドアトリムの車外側に対面するように立ち上がる衝撃伝達部材を設けた。
この第1の形態によれば、側面衝突時に車室内側に向かってインパクトバーが変形すると同時に、衝撃伝達部材がドアトリムを車室内側に移動させるので、従来の衝撃吸収材のように衝撃吸収材がドアインナパネルの開口部を介して移動してドアトリムを押し出すのを待たずに、乗員の腰部にドアトリムを移動、当接させて支持することができる。
また、衝撃伝達部材が車外側の一端部からウインドウガラスの最下端部との干渉を避けるように下方に回り込んで車内側に延びているため、ウインドウガラスの昇降動作を阻害することがない。また、衝撃伝達部材でも衝撃の一部を吸収するため、側面衝突時の衝撃を緩和しつつドアトリムを介して乗員を支持できる。
また、第2の形態では、前記インナパネルは、車体側面視で前記衝撃伝達部材と重複する部分が車内側に膨出し、当該衝撃伝達部材を収容する収容部を形成している。この形態よれば、衝撃伝達部材の車内側部分は車室内に近いことが望ましい一方で、インナパネルより車内側に水滴等が侵入しないようにシール性を確保することが必要である。そこで、インナパネルにおける衝撃伝達部材の車内側部分に対応する部分を車内側に膨出させて衝撃伝達部材を収容する収容部を形成し、これらの要求を両立することができる。
また、第3の形態では、前記インナパネルは、樹脂製のドアモジュールプレートを金属製のパネル枠部に結合して構成されており、前記ドアモジュールプレートに前記収容部が形成されている。この形態によれば、ドアモジュールが樹脂成形できるので衝撃伝達部材の収容部を成形する際の自由度を拡大できる。
また、第4の形態では、前記衝撃伝達部材の車内側の他端部は、前記ドアトリムの下方に設けられたドアポケットと車体側面視で重複する位置に配設されている。この形態によれば、乗員の腰部に近いドアポケットを介して上記乗員の支持効果を発揮することができ、更に、ドアポケットの変形により側面衝突時の衝撃を吸収しつつ乗員を支持できる。
本発明によれば、側面衝突時にドアトリム下部が車室内側へ移動することによって乗員の腰部を支持し、乗員への影響を緩和することができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る第1の実施形態の自動車の側部構造としてフロントサイドドア内部及び車室内を透視して示す車幅方向から見た側面図である。図2は、第1の実施形態の自動車の側部構造としてフロントサイドドア内部及び車室内を車体前方から見た断面図である。図3は、フロントサイドドア内部の詳細構成を示す断面図である。図4は、本実施形態の衝撃伝達部材を備えたフロントサイドドアによる側面衝突時の挙動変化を示す断面図である。
図1乃至図4に示すように、車体側部には、センターピラー3を挟んで車体前方側及び後方側の夫々に、車室内外を連通するようにフロント開口部1F及びリヤ開口部1Rが形成されている。
フロント開口部1Fは、前縁部がフロントピラー2、後縁部がセンターピラー3、上縁部がルーフサイドレール4、下縁部がサイドシル5で画定されている。また、リヤ開口部1Rは、前縁部がセンターピラー3、後縁部がリヤピラー(不図示)、上縁部がルーフサイドレール4、下縁部がサイドシル5で画定されている。尚、センターピラーがない車体構造もある。
フロント開口部1Fの前縁部には、略水平に回動して当該フロント開口部1Fを開閉するようにヒンジを介してフロントサイドア6の前端部が結合されている。
サイドシル5は車室内の床面を構成するフロアパネル7の車幅方向の側縁部に沿って車体前後方向に延びている。
また、サイドシル5の表面は、乗降時の乗員の靴底による擦れ等から保護するカバー部材5d及びスカッフプレート8で覆われている。カバー部材5d及びスカッフプレート8は、クリップ等によりサイドシル5の表面に取り付けられている。
また、ルーフサイドレール4は車室内の天井部分を構成するルーフパネル9の側縁部に沿って車体前後方向に延びている。また、センターピラー3にはシートベルト10及びベルト巻取り機構(不図示)が配設される。
ルーフサイドレール4は、鋼材からなるアウタパネル及びインナパネルの各側縁のフランジ部を接合して所望の強度を確保した閉断面部材を構成している。
サイドシル5は、鋼材からなるアウタパネル5a、インナパネル5b及び両パネル間に配設される補強鋼板5cの上下のフランジ部を接合して所望の強度を確保した閉断面部材を構成している。
フロアパネル7の車室内側表面には遮音効果のある布製のフロアマット11が敷き詰められている。また、ルーフパネル9の車室内側表面は防音効果のある樹脂製のトップシーリング12で覆われている。
また、フロアパネル7上には、フロントサイドドア6の閉成状態でドアの車室内側面(ドアトリム)に近接し、車幅方向から見て(車体側面視で)フロントサイドドアと重複する位置にフロントシート13が配置されている。
フロントシート13は、フロアパネル7から突出して形成されたシートマウント14に取り付けらるシートレール15と、スライドレバー16aによりシートレール15にスライド可能に保持されて乗員Hが着座するシートクッション16と、リクライニングレバー17aによりシートクッション16後端部に車体前後方向に傾動(リクライニング)可能に軸支された背もたれ部17と、背もたれ部17の上端部に配設されるヘッドレスト18と、を有する。
本実施形態の車体側部構造はフロアパネル7の車幅方向の中央部Lを中心として略対称に構成されており、互いに隣接して運転席及び助手席となるフロントシート13が配設される。
車室内のフロントシート前方には、計器類やスイッチ類が配置されるインストルメントパネル19やステアリングハンドル20、足元にはペダル類21が配設されている。
<ドアの内部構造>
フロントサイドドア6は、車幅方向に沿って、最も外側に位置するアウタパネル31と、アウタパネル31より車室内側に位置するインナパネル32と、インナパネル32の車室内側を覆うドアトリム33と、で構成される。
アウタパネル31及びインナパネル32は鋼板からなり、両パネルの間に空間を形成するように互いの側縁部及び下縁部が溶接等で接合され、上縁部にはドアガラス25が昇降可能にスリット状の開口部が形成されている。
アウタパネル31の車室内側表面には、鉛直方向の略中央付近で車体前後方向に延びる補強鋼材34が溶接等で接合され、更に、この補強鋼材34の下方には車体前後方向に延びるインパクトバー35が溶接等で接合されている。インパクトバー35は補強鋼材34と共に、側面衝突時等においてフロントサイドドア6に印加される衝撃を受容する機能を有する。
アウタパネル31には、車外からフロントサイドドア6の開閉操作を行うドアアウタハンドル36が配設されている。
インナパネル32は、その上端部32a及び下端部32bが所定の強度を有する鋼材で構成され、これら上端部32a及び下端部32bを外枠部として樹脂製のパネル部材32cをボルト等で連結した、所謂ドアモジュールとして構成されている。
インナパネル32の上端部32a及び下端部32bとパネル部材32cとは、水滴等がインナパネル32の車室内側に侵入しないようシールされた状態で連結される。
尚、インナパネル32を全て鋼材で構成してもよいが、インナパネル32をドアモジュールとして構成すると、ドアトリム33との間に配設される部品のレイアウトに応じてパネル部材32cの形状のみを決定し成形できるという利点がある。
ドアトリム33は樹脂製であり、車室内の内装材の一部を構成している。アウタパネル31とインナパネル32との間の空間にはドアガラス25やドアガラス25を昇降させるウインドレギュレータ26等が配設される。
ドアトリム33の車室内側表面には、車内からフロントサイドドア6の開閉操作を行うドアインナハンドル27やドアロック(不図示)、アームレスト部33aが設けられている。
アームレスト部33aは、車室内側に膨出するようにドアトリム33の鉛直方向の略中央付近で車体前後方向に延びている。更に、ドアトリム33のアームレスト部33aの後下方には車室内側に膨出して収納用の空間部を形成するドアポケット33bが形成されている。更に、ドアポケット33bの前方にはドアトリム33にスピーカを取り付けるための円形のスピーカグリル33cが配設されている。
ドアトリム33の車室外側の表面(インナパネル32の車室内側)には、フロントサイドドア6内部のドアトリム33の上端部から中段付近にかけて、発泡スチロール製の衝撃吸収材38が取り付けられている。衝撃吸収材38は、側面衝突時にドアトリム33を介して乗員の肩部付近に弾性当接し、サイドドア6が車室内側に変位することで乗員に与える衝撃を緩和する。尚、衝撃吸収材38は、ドアトリム33の車外側の表面のほか、インナパネル32を挟むようにインナパネル32の車外側にも設けた構成としてもよい。
サイドドア6内部には、アウタパネル31のインパクトバー35からインナパネル32に亘って延びる衝撃伝達部材37が配設されている。衝撃伝達部材37は、インパクトバー35に溶接等で接合された車外側の一端部37aと、この一端部37aから下方に延び、ドアガラス25の全閉位置における最下端部25aの下方を回り込むように湾曲して車内側に延びる湾曲部37cと、この湾曲部37cからドアトリム33の車外側の表面に対面して立ち上がる車内側の他端部37bとを有し、車体前方から見て略U字状の形状を有している。衝撃伝達部材37は鋼板で構成され、少なくとも1つ(本実施形態では、車体前後方向に隣接して2つ)設けられている。
インナパネル32のパネル部材32cは、車幅方向から見て衝撃伝達部材37と重複する部分が車内側に膨出し、衝撃伝達部材37の他端部37bを収容する収容部32dを形成している。衝撃伝達部材37の他端部37bは、ドアトリム33の下方に設けられたドアポケット33bと車幅方向から見て重複する位置に配設される。
尚、サイドドア6の上縁部に形成されたスリット状の開口部から侵入した水滴は、アウタパネル31とインナパネル32との間の空間においてドアガラス25の車外側及び車内側の各表面に沿って下方に落下し、サイドドア6の下縁部に形成された水抜き孔39を介して外部に排出される。水抜き孔39は、アウタパネル31及びインナパネル32の各下縁部の接合部分の近傍に形成される。
図4は、本実施形態の衝撃伝達部材を備えたフロントサイドドアによる側面衝突時の挙動変化を示しており、側面衝突時の衝撃によって車室内側に向かってアウタパネル31及びインパクトバー35が変形し、この変形に伴って衝撃伝達部材37がドアトリム33(特に、アームレスト部33aより下方)を車室内側に移動させる。これにより、インパクトバー35が変形すると同時に衝撃伝達部材37を介して乗員の腰部にドアトリム33を移動、当接させて支持することができる。
また、衝撃伝達部材37は車外側の一端部37aからドアガラス25の最下端部25aとの干渉を避けるように下方に回り込んで車内側に延びている。このため、ドアガラスの昇降動作を阻害することがない。また、衝撃伝達部材37でも衝撃の一部を吸収するため、側面衝突時の衝撃を緩和しつつドアトリム33を介して乗員を支持できる。
また、衝撃伝達部材37の他端部37b(車内側の立設部分)は車室内に近いことが望ましい一方で、インナパネル32より車内側に水滴等が侵入しないようにシール性を確保することが必要である。そこで、インナパネル32における衝撃伝達部材37の車内側の立設部分に対応するパネル部材32cを車内側に膨出させて形成し、衝撃伝達部材37を収容する収容部32dを形成することで、これらの要求を両立することができる。
また、インナパネル32をドアモジュールとして構成することで、パネル部材32cのみを樹脂成形できるので衝撃伝達部材37の収容部32dを成形する際の自由度を拡大できる。
また、乗員の腰部に近いドアポケット33bを介して乗員を支持するすることができる。更に、ドアポケット33bの変形により側面衝突時の衝撃を吸収しつつ乗員を支持できる。
また、図7(b)に示すように、衝撃伝達部材37の他端部37bは、ドアトリム33下方のドアポケット33bと車体側面視で重複する位置に配設されているので、図7(b)に示すように、ドアポケット33bの容積を縮小することもなくなる。
[第2の実施形態]
図5は、第2の実施形態の衝撃伝達部材を示す要部断面図である。
上述したように、衝撃伝達部材37の他端部37b(車内側の立設部分)は車室内に近いことが望ましい。このため、第2の実施形態では、図5のように、衝撃伝達部材37をドアガラス25の最下端部25aの下方を回り込み、更にインナパネル32(パネル部材32c)を貫通してドアポケット33b近傍のドアトリム33まで延設している。ここで、インナパネル32より車内側に水滴等が侵入しないようにシール性を確保することが必要であるため、衝撃伝達部材37がインナパネル32(パネル部材32c)を貫通する箇所にゴムやラバー製のシール部材42を装着している。
その他の構成については、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
[変形例]
図6は、第1の実施形態の変形例の衝撃伝達部材を示す要部断面図である。
図6に示す変形例では、衝撃伝達部材37の他端部37b(車内側の立設部分)の車外側並びにこれに隣接するインナパネル32の車内側に衝撃吸収材40、41を取り付けて、衝撃伝達部材37に衝撃吸収性を加えている。
尚、上記衝撃吸収材40,41はいずれか一方のみでもよい。また、上記変形例は、第2の実施形態の構成にも適用できる。
その他の構成については、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
上記変形例の衝撃伝達部材によれば、側面衝突時に乗員の腰部を支持し、且つ衝撃に対する緩衝材としても利用できる。
尚、本実施形態では運転席や助手席のフロントサイドドア内部に衝撃伝達部材を配置した構成について説明したが、後部座席のリヤサイドドアに配置した場合でも適用可能である。
本発明に係る第1の実施形態の自動車の側部構造としてフロントサイドドア内部及び車室内を透視して示す車幅方向から見た側面図である。 第1の実施形態の自動車の側部構造としてフロントサイドドア内部及び車室内を車体前方から見た断面図である。 フロントサイドドア内部の詳細構成を示す断面図である。 本実施形態の衝撃伝達部材を備えたフロントサイドドアによる側面衝突時の挙動変化を示す断面図である。 第2の実施形態の衝撃伝達部材を示す要部断面図である。 第1の実施形態の変形例の衝撃伝達部材を示す要部断面図である。 従来と本発明のフロントサイドドアの構造を比較して示す図である。
符号の説明
1F フロント開口部
1R リヤ開口部
2 フロントピラー
3 センターピラー
4 ルーフサイドレール
5 サイドシル
6 フロントサイドドア
7 フロアパネル
8 スカッフプレート
9 ルーフパネル
10 シートベルト
11 フロアマット
12 トップシーリング
13 フロントシート
14 シートマウント
15 シートレール
16 シートクッション
17 背もたれ部
18 ヘッドレスト
19 インストルメントパネル
20 ステアリングハンドル
21 ペダル類
22,42 エアバッグ装置
23,43 エアバッグ
24,44 インフレータ
25 ドアガラス
26 ウインドレギュレータ
27 ドアインナハンドル
31 アウタパネル
32 インナパネル
33 ドアトリム
34 補強鋼材
35 インパクトバー
36 ドアアウタハンドル
37 衝撃伝達部材
38,40,41 衝撃吸収材
39 水抜き孔
H 乗員

Claims (4)

  1. アウタパネル及びインナパネル、これらの間で昇降するウインドウガラス、当該ウインドウガラスと前記アウタパネルとの間に配置されたインパクトバー、前記インナパネルの車室内側を覆うように取り付られるドアトリムを有するサイドドアと、車体側面視で前記サイドドアと重複するように車室内に配置された座席と、を備えた自動車の側部構造であって、
    車外側の一端部を前記インパクトバーに結合し、当該一端部から前記ウインドウガラスの全閉位置における最下端部の下方を回り込むように車内側に延び、車内側の他端部が前記ドアトリムの車外側に対面するように立ち上がる衝撃伝達部材を設けたことを特徴とする自動車の側部構造。
  2. 前記インナパネルは、車体側面視で前記衝撃伝達部材と重複する部分が車内側に膨出し、当該衝撃伝達部材を収容する収容部を形成していることを特徴とする請求項1に記載の自動車の側部構造。
  3. 前記インナパネルは、樹脂製のドアモジュールプレートを金属製のパネル枠部に結合して構成されており、
    前記ドアモジュールプレートに前記収容部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の自動車の側部構造。
  4. 前記衝撃伝達部材の車内側の他端部は、前記ドアトリムの下方に設けられたドアポケットと車体側面視で重複する位置に配設されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の自動車の側部構造。
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