JPH10305730A - 自動車ドアのサイドインパクト補強構造 - Google Patents
自動車ドアのサイドインパクト補強構造Info
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- JPH10305730A JPH10305730A JP9363627A JP36362797A JPH10305730A JP H10305730 A JPH10305730 A JP H10305730A JP 9363627 A JP9363627 A JP 9363627A JP 36362797 A JP36362797 A JP 36362797A JP H10305730 A JPH10305730 A JP H10305730A
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- Japan
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- reinforcing member
- door
- impact
- panel
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
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- B60J5/0423—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires characterised by position in the lower door structure
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の側面衝突時にインパクトバーに加わ
る衝撃力をドア全体に均等に分散させ得る自動車ドアの
サイドインパクト補強構造を提供する。 【解決手段】 ドアインナーパネルとドアアウターパネ
ル間の上下部分に設置され、それぞれ胸部と骨盤部を保
護するため、一定断面形状に折曲された上部補強部材
と、両端が支持板により支持される棒形状のインパクト
バーとから構成された一般の構成において、前記ドアイ
ンナーパネルとドアアウターパネルの下部内面に沿って
前記インパクトバーを覆う状態に折曲構成され、所定間
隔に縦方向に配置される多数の鋼板帯形状の縦方向補強
部材と、前記各縦方向補強部材の内面の中央に垂直に溶
接される多数の内側補強部材と、前記縦方向補強部材の
上端部から上側に延長形成されて前記上部補強部材に溶
接される上部補助補強部材とから構成される。
る衝撃力をドア全体に均等に分散させ得る自動車ドアの
サイドインパクト補強構造を提供する。 【解決手段】 ドアインナーパネルとドアアウターパネ
ル間の上下部分に設置され、それぞれ胸部と骨盤部を保
護するため、一定断面形状に折曲された上部補強部材
と、両端が支持板により支持される棒形状のインパクト
バーとから構成された一般の構成において、前記ドアイ
ンナーパネルとドアアウターパネルの下部内面に沿って
前記インパクトバーを覆う状態に折曲構成され、所定間
隔に縦方向に配置される多数の鋼板帯形状の縦方向補強
部材と、前記各縦方向補強部材の内面の中央に垂直に溶
接される多数の内側補強部材と、前記縦方向補強部材の
上端部から上側に延長形成されて前記上部補強部材に溶
接される上部補助補強部材とから構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車ドアのサイド
インパクト補強構造に関するもので、より詳しくは自動
車の側面衝突事故時に備えるため、ドアインパクトバー
とドアインナーパネル間に複数の縦・横方向補強部材を
設置して、側面衝突時にドアに作用する横方向及び縦方
向衝撃に十分に耐えるようにした自動車ドアのサイドイ
ンパクト補強構造に関するものである。
インパクト補強構造に関するもので、より詳しくは自動
車の側面衝突事故時に備えるため、ドアインパクトバー
とドアインナーパネル間に複数の縦・横方向補強部材を
設置して、側面衝突時にドアに作用する横方向及び縦方
向衝撃に十分に耐えるようにした自動車ドアのサイドイ
ンパクト補強構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車衝突事故は人間が自動車文明を発
展させた以来享受してきた便宜性の対価であるため、多
くの人々が、衝突事故時、乗客の死亡と傷害を技術的に
減少させるため多くの努力を注いできた。
展させた以来享受してきた便宜性の対価であるため、多
くの人々が、衝突事故時、乗客の死亡と傷害を技術的に
減少させるため多くの努力を注いできた。
【0003】しかし、これまで開発、適用された衝突安
全対策の内容を調べると、主に乗用車の正面衝突時の乗
客傷害を減少させることに重点を置いてきたことが分か
り、これは、衝突事故のうち、最も頻繁に発生し乗客に
最も致命的な傷害を多く与える事故が正面衝突事故であ
った事実に起因するものである。
全対策の内容を調べると、主に乗用車の正面衝突時の乗
客傷害を減少させることに重点を置いてきたことが分か
り、これは、衝突事故のうち、最も頻繁に発生し乗客に
最も致命的な傷害を多く与える事故が正面衝突事故であ
った事実に起因するものである。
【0004】勿論側面衝突に対する安全のためにも多少
の努力を注いできたが、正面衝突に対する安全対策に比
べると、その成果が少なかったので、乗用車衝突事故に
よる死亡者のうち、側面衝突事故による死亡者の比率が
毎年増加してきた。
の努力を注いできたが、正面衝突に対する安全対策に比
べると、その成果が少なかったので、乗用車衝突事故に
よる死亡者のうち、側面衝突事故による死亡者の比率が
毎年増加してきた。
【0005】これに対し、米国の国家道路交通安全局
(NHTSA)は、毎年増加する側面衝突事故時の乗客
死亡と傷害を減少させるため、数年にわたる研究結果、
側面衝突安全性能に関するより強化された法規を発表し
た。この法規は国内の自動車安全基準と同じものであ
る。
(NHTSA)は、毎年増加する側面衝突事故時の乗客
死亡と傷害を減少させるため、数年にわたる研究結果、
側面衝突安全性能に関するより強化された法規を発表し
た。この法規は国内の自動車安全基準と同じものであ
る。
【0006】自動車設計者らはこれに対応するため、ド
アの内部にインパクトバーという補強材を付加し、近来
には曲げ剛性が高く、製作性に優れ、重量の軽い高張力
鋼パイプ形状の部材を適用している。
アの内部にインパクトバーという補強材を付加し、近来
には曲げ剛性が高く、製作性に優れ、重量の軽い高張力
鋼パイプ形状の部材を適用している。
【0007】この法規の施行により乗客の傷害を減らす
ことができたが、正面衝突時の乗客傷害の減少速度に比
べて遥かにおそく、側面衝突時の乗客傷害率は毎年増加
してきた。
ことができたが、正面衝突時の乗客傷害の減少速度に比
べて遥かにおそく、側面衝突時の乗客傷害率は毎年増加
してきた。
【0008】このような側面衝突に備えたインパクトバ
ーを一般的な車両を例として示すと次のようである。
ーを一般的な車両を例として示すと次のようである。
【0009】添付図面の図1及び図2に示すように、乗
客の胸部と骨盤部を保護するため、ドアインナーパネル
11とドアアウターパネル12間の上下部分にそれぞれ
鉄板を一定断面形状に折曲させてドアアウターパネル1
2に溶接させた上部補強部13と、両端が支持板14、
15により支持される環棒形状のインパクトバー16と
から構成されている。
客の胸部と骨盤部を保護するため、ドアインナーパネル
11とドアアウターパネル12間の上下部分にそれぞれ
鉄板を一定断面形状に折曲させてドアアウターパネル1
2に溶接させた上部補強部13と、両端が支持板14、
15により支持される環棒形状のインパクトバー16と
から構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の側面衝突に備えたドアの構造において、イン
パクトバー16は支持板14、15により両端部だけ支
持されるように構成されているので、衝撃が均等に分散
されなく両端に局部的に集中されて、弱い衝撃にも大き
い変形を起こす問題点があり、これにより車両の破損度
が大きくなることは勿論、搭乗客の傷害値が増加して車
両の安全度に信頼性の低下を招くものであった。
うな従来の側面衝突に備えたドアの構造において、イン
パクトバー16は支持板14、15により両端部だけ支
持されるように構成されているので、衝撃が均等に分散
されなく両端に局部的に集中されて、弱い衝撃にも大き
い変形を起こす問題点があり、これにより車両の破損度
が大きくなることは勿論、搭乗客の傷害値が増加して車
両の安全度に信頼性の低下を招くものであった。
【0011】本発明は前記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的は自動車の側面衝突時にインパク
トバーに加わる衝撃力をドア全体に均等に分散させ得る
自動車ドアのサイドインパクト補強構造を提供すること
にある。
れたもので、その目的は自動車の側面衝突時にインパク
トバーに加わる衝撃力をドア全体に均等に分散させ得る
自動車ドアのサイドインパクト補強構造を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような本発明の目的
を達成するため、自動車ドアのサイドインパクト補強構
造は、ドアインナーパネルとドアアウターパネル間の上
下部分に設置され、それぞれ胸部と骨盤部を保護するた
め、一定断面形状に折曲された上部補強部材と、両端が
支持板により支持される棒形状のインパクトバーとから
構成された一般の構成において、前記ドアインナーパネ
ルとドアアウターパネルの下部内面に沿って前記インパ
クトバーを覆う状態に折曲構成され、所定間隔に縦方向
に配置される複数の鋼板帯形状の縦方向補強部材と、前
記各縦方向補強部材の内面の中央に垂直に溶接される複
数の内側補強部材と、前記縦方向補強部材の上端部から
上側に延長形成されて前記上部補強部材に溶接される上
部補助補強部材とから構成されることを特徴とする。
を達成するため、自動車ドアのサイドインパクト補強構
造は、ドアインナーパネルとドアアウターパネル間の上
下部分に設置され、それぞれ胸部と骨盤部を保護するた
め、一定断面形状に折曲された上部補強部材と、両端が
支持板により支持される棒形状のインパクトバーとから
構成された一般の構成において、前記ドアインナーパネ
ルとドアアウターパネルの下部内面に沿って前記インパ
クトバーを覆う状態に折曲構成され、所定間隔に縦方向
に配置される複数の鋼板帯形状の縦方向補強部材と、前
記各縦方向補強部材の内面の中央に垂直に溶接される複
数の内側補強部材と、前記縦方向補強部材の上端部から
上側に延長形成されて前記上部補強部材に溶接される上
部補助補強部材とから構成されることを特徴とする。
【0013】また、前記縦方向補強部材は、前記ドアイ
ンナーパネルの内面と密接した状態に結合されるよう所
定形状に折曲される底部と、前記底部の内側端に一体に
連結構成される直立状態の内側部と、前記底部の外側端
に一体に連結構成される外側部と、前記外側部の任意の
位置に構成され、インパクトバーを収容し支持するため
の半円形の凹込部とを結合して構成されることを特徴と
する。
ンナーパネルの内面と密接した状態に結合されるよう所
定形状に折曲される底部と、前記底部の内側端に一体に
連結構成される直立状態の内側部と、前記底部の外側端
に一体に連結構成される外側部と、前記外側部の任意の
位置に構成され、インパクトバーを収容し支持するため
の半円形の凹込部とを結合して構成されることを特徴と
する。
【0014】さらに、内側補強部材は、前記縦方向補強
部材の内面と密接した状態に結合されるよう両側面及び
底面がそれぞれ縦方向補強部材の内外側部及び底部の断
面形状と一致するように構成される本体と、横方向の外
部衝撃に対し塑性変形による衝撃吸収機能を有するよ
う、前記本体に上方に開放されるように形成された緩衝
空間部とから構成されることを特徴とする。
部材の内面と密接した状態に結合されるよう両側面及び
底面がそれぞれ縦方向補強部材の内外側部及び底部の断
面形状と一致するように構成される本体と、横方向の外
部衝撃に対し塑性変形による衝撃吸収機能を有するよ
う、前記本体に上方に開放されるように形成された緩衝
空間部とから構成されることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図3は本発明による自動車ドアの
サイドインパクト補強構造の構成を示すドアの側面図、
図4は本発明による自動車ドアのサイドインパクト補強
構造の構成を示す部分断面斜視図、図5は本発明による
自動車ドアのサイドインパクト補強構造の構成を示す一
部分解斜視図である。
サイドインパクト補強構造の構成を示すドアの側面図、
図4は本発明による自動車ドアのサイドインパクト補強
構造の構成を示す部分断面斜視図、図5は本発明による
自動車ドアのサイドインパクト補強構造の構成を示す一
部分解斜視図である。
【0016】これら図面に示すように、ドアインナーパ
ネル21とドアアウターパネル22間の上下部分に、そ
れぞれ胸部と骨盤部を保護するため、一定断面形状に折
曲された上部補強部材23と、両端が支持板24、25
により支持される棒形状のインパクトバー26とから構
成された一般の構成において、前記ドアインナーパネル
21とドアアウターパネル22の下部内面に沿って前記
インパクトバー26を覆う状態に折曲構成され、所定間
隔に縦方向に配置される複数の鋼板帯形状の縦方向補強
部材28と、前記各縦方向補強部材28の内面の中央に
垂直に溶接される複数の内側補強部材29と、前記縦方
向補強部材28の上端部から上側に延長形成されて前記
上部補強部材23に溶接される上部補助補強部材31と
から構成されるものである。
ネル21とドアアウターパネル22間の上下部分に、そ
れぞれ胸部と骨盤部を保護するため、一定断面形状に折
曲された上部補強部材23と、両端が支持板24、25
により支持される棒形状のインパクトバー26とから構
成された一般の構成において、前記ドアインナーパネル
21とドアアウターパネル22の下部内面に沿って前記
インパクトバー26を覆う状態に折曲構成され、所定間
隔に縦方向に配置される複数の鋼板帯形状の縦方向補強
部材28と、前記各縦方向補強部材28の内面の中央に
垂直に溶接される複数の内側補強部材29と、前記縦方
向補強部材28の上端部から上側に延長形成されて前記
上部補強部材23に溶接される上部補助補強部材31と
から構成されるものである。
【0017】前記縦方向補強部材28は、前記ドアイン
ナーパネル21の内面と密接した状態に結合されるよう
所定形状に折曲される底部28aと、前記底部28aの
内側端に一体に連結構成される直立状態の内側部28b
と、前記底部28aの外側端に一体に連結構成される外
側部28cと、前記外側部28cの任意の位置に構成さ
れ、インパクトバー26を収容し支持するための半円形
の凹込部28dとを結合して構成されたものである。
ナーパネル21の内面と密接した状態に結合されるよう
所定形状に折曲される底部28aと、前記底部28aの
内側端に一体に連結構成される直立状態の内側部28b
と、前記底部28aの外側端に一体に連結構成される外
側部28cと、前記外側部28cの任意の位置に構成さ
れ、インパクトバー26を収容し支持するための半円形
の凹込部28dとを結合して構成されたものである。
【0018】又、内側補強部材29は前記縦方向補強部
材28の内面と密接した状態に結合されるよう両側面及
び底面がそれぞれ縦方向補強部材28の内外側部28
b、28c及び底部28aの断面形状と一致するように
構成される本体29aと、横方向の外部衝撃に対し塑性
変形による衝撃吸収機能を有するよう、前記本体29a
に上方に開放されるように形成された緩衝空間部29b
とから構成される。
材28の内面と密接した状態に結合されるよう両側面及
び底面がそれぞれ縦方向補強部材28の内外側部28
b、28c及び底部28aの断面形状と一致するように
構成される本体29aと、横方向の外部衝撃に対し塑性
変形による衝撃吸収機能を有するよう、前記本体29a
に上方に開放されるように形成された緩衝空間部29b
とから構成される。
【0019】このように構成される本発明の作用を図3
乃至図5に基づいて詳細に説明すると次のようである。
先ず、図3乃至図5に示すように、車両が側面衝突して
ドアアウターパネル22が室内側に衝撃を受けると、そ
の衝撃エネルギーは上部補強部材23とインパクトバー
26に同時に伝達され、インパクトバー26に伝達され
た衝撃は両端の支持板24、25、複数の縦方向補強部
材28及び内側補強部材29にそれぞれ分散されて伝達
される。この際に、内側補強部材29の緩衝空間部29
bは内側補強部材29の外側部が内側に収縮し得る余裕
空間を付与して、ドアアウターパネル22から伝達され
る衝撃を低減させる緩衝機能を有するので、ドアインナ
ーパネル21への衝撃を急速に減らし得るものである。
乃至図5に基づいて詳細に説明すると次のようである。
先ず、図3乃至図5に示すように、車両が側面衝突して
ドアアウターパネル22が室内側に衝撃を受けると、そ
の衝撃エネルギーは上部補強部材23とインパクトバー
26に同時に伝達され、インパクトバー26に伝達され
た衝撃は両端の支持板24、25、複数の縦方向補強部
材28及び内側補強部材29にそれぞれ分散されて伝達
される。この際に、内側補強部材29の緩衝空間部29
bは内側補強部材29の外側部が内側に収縮し得る余裕
空間を付与して、ドアアウターパネル22から伝達され
る衝撃を低減させる緩衝機能を有するので、ドアインナ
ーパネル21への衝撃を急速に減らし得るものである。
【0020】上部補強部材23に伝達された衝撃エネル
ギーはこれに溶着された複数の上部補助補強部材31に
同時に伝達されてドア全体にわたって均等に分散される
もので、その衝撃がたとえ局部に作用する衝撃であって
も、衝撃エネルギーが室内側に伝達されながら幅広く分
散されて大きく消滅されるので、側面衝撃を大幅減らす
ことになる。
ギーはこれに溶着された複数の上部補助補強部材31に
同時に伝達されてドア全体にわたって均等に分散される
もので、その衝撃がたとえ局部に作用する衝撃であって
も、衝撃エネルギーが室内側に伝達されながら幅広く分
散されて大きく消滅されるので、側面衝撃を大幅減らす
ことになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、局部的
に作用するドアの側面衝突により室内側に進行する衝撃
エネルギーをドア全体にわたって均等に分散させるよう
に構成されるので、側面衝撃によるドアの変形を大きく
減らし得る効果があり、衝撃エネルギーの吸収率も向上
して、乗客傷害値を減少させ、車両の安全性を一層向上
させ得る効果がある。
に作用するドアの側面衝突により室内側に進行する衝撃
エネルギーをドア全体にわたって均等に分散させるよう
に構成されるので、側面衝撃によるドアの変形を大きく
減らし得る効果があり、衝撃エネルギーの吸収率も向上
して、乗客傷害値を減少させ、車両の安全性を一層向上
させ得る効果がある。
【図1】従来の自動車ドアのサイドインパクト補強構造
を示すドアの側面図である。
を示すドアの側面図である。
【図2】従来の自動車ドアのサイドインパクト補強構造
を示す図1のA−A線断面図である。
を示す図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明による自動車ドアのサイドインパクト補
強構造の構成を示すドアの側面図である。
強構造の構成を示すドアの側面図である。
【図4】本発明による自動車ドアのサイドインパクト補
強構造の構成を示すドアの部分断面斜視図である。
強構造の構成を示すドアの部分断面斜視図である。
【図5】本発明による自動車ドアのサイドインパクト補
強構造の構成を示すドアの分解斜視図である。
強構造の構成を示すドアの分解斜視図である。
21 ドアインナーパネル 22 ドアアウターパネル 23 上部補強部材 24、25 支持板 26 インパクトバー 28 縦方向補強部材 28a 縦方向補強部材の底部 28b 縦方向補強部材の内側部 28c 縦方向補強部材の外側部 29 内側補強部材 29a 内側補強部材の本体 29b 内側補強部材の緩衝空間部
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアインナーパネルとドアアウターパネ
ル間の上下部分に、それぞれ胸部と骨盤部を保護するた
め、一定断面形状に折曲された上部補強部材と、両端が
支持板により支持される棒形状のインパクトバーとから
構成された自動車ドアのサイドインパクト補強構造にお
いて、 前記ドアインナーパネルとドアアウターパネルの下部内
面に沿って前記インパクトバーを覆う状態に、所定間隔
に縦方向に配置される複数の鋼板帯形状の縦方向補強部
材と、 前記各縦方向補強部材の内面の中央に垂直に溶接される
複数の内側補強部材と、 前記縦方向補強部材の上端部から上側に延長形成されて
前記上部補強部材に溶接される上部補助補強部材とから
構成されることを特徴とする自動車ドアのサイドインパ
クト補強構造。 - 【請求項2】 前記縦方向補強部材は、前記ドアインナ
ーパネルの内面と密接した状態に結合されるよう所定形
状に折曲される底部と、前記底部の内側端に一体に連結
構成される直立状態の内側部と、前記底部の外側端に一
体に連結構成される外側部と、前記外側部の任意の位置
に構成され、インパクトバーを収容し支持するための半
円形の凹込部とを結合して構成されることを特徴とする
請求項1記載の自動車ドアのサイドインパクト補強構
造。 - 【請求項3】 内側補強部材は、前記縦方向補強部材の
内面と密接した状態に結合されるよう両側面及び底面が
それぞれ縦方向補強部材の内外側部及び底部の断面形状
と一致するように構成される本体と、横方向の外部衝撃
に対し塑性変形による衝撃吸収機能を有するよう、前記
本体に上方に開放されるように形成された緩衝空間部と
から構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の
自動車ドアのサイドインパクト補強構造。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1996/66440 | 1996-12-16 | ||
KR1019960066440A KR100196412B1 (en) | 1996-12-16 | 1996-12-16 | Door side impact structure |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305730A true JPH10305730A (ja) | 1998-11-17 |
JP3047172B2 JP3047172B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=19488244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9363627A Expired - Fee Related JP3047172B2 (ja) | 1996-12-16 | 1997-12-16 | 自動車ドアのサイドインパクト補強構造 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6039387A (ja) |
JP (1) | JP3047172B2 (ja) |
KR (1) | KR100196412B1 (ja) |
DE (1) | DE19755935B4 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE19954292C2 (de) * | 1999-11-11 | 2003-04-24 | Porsche Ag | Fahrzeug |
US6575525B2 (en) * | 2001-01-12 | 2003-06-10 | Daimlerchrysler Corporation | Reinforced door frame for a motor vehicle |
DE10120935A1 (de) * | 2001-04-27 | 2002-10-31 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Seitenaufprallträger und Kraftfahrzeugtür |
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